SSブログ

サトラレ [DVDをみた]


[あらすじ]
”サトラレ”とは、生まれつき思っている事や考えている事が、思念波のように他人に伝わってしまう人間の事である。
その人達はIQ180をを越え、天才として社会に貢献するという国家的財産にまで認定されているのである。
しかし、”サトラレ”本人にその事を知られると、自殺者まで出てきてしまう恐れがあるため、常に特能保全委員会という国家組織が24時間体制で密かに管理していた。
そんな”サトラレ”7号の主人公は、幼い頃に飛行機事故で両親を失い、それ以来唯一の身寄りである祖母に育てられた。
彼が育っている町全体は”サトラレ”認定都市に指定され、公共施設の充実や税金の軽減などが計られていた。
ある日、外科医を目指していた彼の元へ、保全委員会より一人の女性が派遣されてくるが…

[感想]
まずは「サトラレ」の設定が面白いと思いましたが、原作はマンガです。
自分の思っていることが周囲に筒抜けだったら?、その反対に他人の考えていることが全てわかったら自分はどう思うんだろう?
人は誰でもズルイところや醜いところもあるし、いいところもあります。
そういう他人のピュアな感情に全て接することになったら、きっと他人事とは思えないでしょうね。
初めはコミカルな感じでしたが、ラブ・ストーリーになってきて最後は家族愛と、人間をテーマにした暖かい感動の映画でした。
キャスティングも良かったです。
安藤政信くんも鈴木京香さんも寺尾聰氏も八千草薫さんも他の人も、邦画には珍しくキャラに特徴があって良かったです。
特に良かったと思うのが、八千草薫さんでした。本当に良いおばあちゃんで、孫を愛する気持ちがひしひしと伝わってきます。
邦画全てにいえる事なのですが、展開が早いのでちょっと目が回りますし、話のテンポが一定していないので振り回される部分もあります。
その辺がちょっと残念ではありますが、全体としては良い映画だと思います。
おばあちゃん子の方は気をつけて見て下さい。(^_^;)なくよー


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

STEP 9 終了C26の元パーツ ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。