SSブログ

(8) スミ入れと調整 [ノストロモ号 製作記]

今回は胴体パーツのスミ入れからです。
他のパーツと同様にスミ入れしていきますが、上側にはブラックとジャーマングレーを3:7に混合したエナメル塗料でスミ入れしてみました。
上側を明るい感じに持って行きたかったのですが、じぇんじぇん効果が出ていません(+_+)
パネルラインはちゃんと出ているようなので、まあ良しとして一晩乾燥時間を置きます。
ところで、両脇のエンジンと胴体の後ろにある3つのノズルには、まだスミ入れしていません。
エナメル塗料は食いつきが悪いので、手で持っただけで落ちていってしまうので、持てる部分を残しておく事でスミ入れした部分に触れないように工夫しています。
本体のスミ入れが終わってからトップコートをしますが、この部分はその後に手を加える予定です。
補助エンジン?大気圏用?のエンジンは昨日スミ入れして置きましたので完全に乾燥していました。
ふき取り後、フラットアース(明るい茶色)を更にスミ入れしました。
ほんの少し茶色が入る事でリアル感に差が出ているのですが、上の写真でわかるでしょうか?

さて、胴体が乾燥するまで前のレポートでも中途半端に手を付けていたシリンダーのパーツを製作します。
プラパーツなので簡単に考えていたのですが、とんでもなく手の掛かるパーツでした。
バリや押し出しピン跡、オマケにモールドが流れてしまってメカらしさは微塵もありません。
仕方が無いので削ったり彫りなおしたりして本来の姿にしてあげました。
時間がもったいないので、隙間をパテの代わりに瞬間接着剤で埋めています。
ついでに他のプラパーツにもスミ入れを行い、細かいアンテナ以外は部品が揃いました。
次は胴体パーツのふき取りと、全体の色調の調整です。
エンジン部分と同様に雨だれを表現しつつ、ふき取りました。

ふき取りに強弱をつけて立体感も出るようにしてみました。
これで主要パーツのスミ入れがほぼ完了しましたので、フラットアースにて軽くスミ入れを追加した後、更にサンディブラウンをカル~ク吹きつけて置きます。
サビと砂埃の表現なのですが、あまり極端にすると巨大感がなくなるので程々にしておきます。
ちなみにこの処理、X-Wing等の小さい機体には有効で、リアル感がグッと増します。
次に、全体に水性のツヤ消しクリアを吹いてトップコートします。
エナメル塗料は食いつきが悪いので、手で持つ度に落ちていくので保護するのが主な目的ですが、一段明るさが増しますし、全体の色調が整って統一感も出ます。
次に、細かい部分に手を加えていきます。
トップコートする前はティッシュの上に置いたりして気を使っていたのですが、角の部分等は塗装が落ちてしまっている部分がありますので筆塗りでリタッチして置きます。
また、シャドーの甘い部分(パイプの裏など)に再度ブラックを吹きつけ、全体としての光と影を調整しました。
更に各種のエンジンの噴射口にはメタルブラックをドライブラシしてメリハリを付けました。
これで全体の調整がほぼ完了しました。
下地に何層もグレーを重ねた事で、単にブラックでスミ入れしただけでは得られない、使い込まれた感じがうまく表現できたと思いますがどうでしょうか?
次回は手に持つために残したエンジンノズルのスミ入れと、出来れば組み立てまでいきたいと思います。

人気ブログランキングへ参加しています。
よろしかったら↓下記のリンクをワンクリックお願いしますm(__)m
人気blogランキング


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。