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(10) ベース [ノストロモ号 製作記]

前回、塩ビの板をベースにしたのは何と言っても丈夫だからなのですが、どうも重すぎます。
この後、紙粘土で岩石を造型するのですが、山の中身を発砲スチロールにして軽量化しても予想される総重量は7Kgにもなってしまいます。
しかも、硬過ぎて粘土固定用のビスを打つのも一苦労ですし、専用の接着剤も必要です。
悩んだ末、塩ビ版をあきらめて別の素材を使う事にしました。
当初、木板にするつもりでホームセンターに行ったのですが、木枠付きのホワイトボードを見つけました。
これなら鉄板なので強度的にも大丈夫そうです。
サイズの良い物が無くて60cm×40cm(木枠含む)になりますが、これを使って製作してみようと思います。
塩ビの時と同様にレイアウトをスケッチして写します。岩山の配置も同じ様に右手前にプレート、左奥は岩山としました。

ところで、地表の状態ですが、ALIEN2になったら様子が全く違っています。
ノストロモ号が着陸したのが57年前とはいえ、開拓が始まったのはわずか20年前のはずです。劇中では雨まで降っていますので大気改質後に侵食が猛烈に進んだのでしょうか?
今回はノストロモ号が着陸した時を作りますので、岩がゴロゴロの地表になります。
ALIEN2のLV426の方が作って面白そうですけどね。(^_^;)
さて、まずは粘土の固定用に等間隔にステンレスのビスを打ち込んでいきます。
ステンレスは高価ですが、サビませんので後からサビが滲んでくる事がありません。(以前鉄の針金を使って失敗しました)

なお、足が付くであろう位置は平面にしたいので粘土を少ししか盛りませんから、そのような箇所にビスは不要となります。
ベースの裏は隙間が空いてしまうのでいくら鉄板といえ、たるみが出ない様に木製の棒を接着して裏打ちしておきます。
次は打ち込んだステンレス・ビスを芯にして、紙粘土をランダムに盛り付けて行きます。
紙粘土だけで岩石らしさを表現するのは無理かと思っていましたが、実物の石を押し付ける事でうまく表現できました。

岩山のところは、中に発砲スチロールや手持ちの箱などを入れて内部に空間を作り、軽量化しておきます。
木枠の部分はワザとはみ出させておいて、後から垂直に削り取る予定で、映画のシーンを切り取った様な効果を狙っています。
ちなみに、岩山はもう少し高くしようと思ったのですが、その分重くなってしまいますし、本体が隠れてしまうのでこの程度で止めました。
これを風通しの良い日陰で乾燥させますが、大きいのでベッドの下に隠して置きました(^_^)
さて、ベースの乾燥を待つ間、アンテナ類を製作します。
特徴的な船首部分のアンテナは、やはり設計図と違っていたので可能な限り同じ雰囲気になるように加工しました。
モールドが潰れている部分もあるので、プラ板や延ばしランナーでメカを追加してディテールアップもしています。
本体と同様に塗装後、スミ入れしてトップコートを施し、以前製作したパラボラ型アンテナ類と合わせて取り付けます。
次回は残りのアンテナ類を取り付け、いよいよノストロモ号が完成する予定です。


 
 
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