上面穴の加工 [FM 144ファルコン 製作記]
くちばしの根元と、上面の穴を加工しました。
くちばしの付け根ですが、ちょっと気になるところを加工しています(^_^;)

A 1/72と同様、くちばしと円盤部分は一体化されていますが、本当はここは
段差では無くスキマがあります。
B このパーツも一体成型されていますが、本当は別パーツで下にスキマが無く
てはいけません。
円盤分部はPカッター、精密ドライバー、カッターの背中などで切り込みを入れて行きました(^_^;)
あまりやり過ぎると汚くなるので、無理に彫り込まずに、別パーツに見えれば十分だと思います。
また、三角パーツは削り取ってしまいました(^^♪

パイプはプロップでも残っていますので、モールドを付けつつ削り取っています(^^♪
もちろん、反対側も同じ加工をして、三角パーツをプラ板で再現しました。

細い伸ばしランナーで線を付けてありますが、実際にはちょっとした段差です(^_^;)
元のパーツがタミヤ1/35MMシリーズ、sdkfz222か223らしいのですが、このスケールでオーバーな段差を付けるよりも、伸ばしランナーでディテールを付けるアレンジにしてみました(^_^;)
画像左側の3本のパイプは、キットのディテールが小ぶりだったので、伸ばしランナーに置き換えました。
また、右の画像では、作り直したパーツの取り付け位置の違いも再現しています。
っていうか、本当はここはパイプではなく段差なので、変な取り付け方になっちゃってます(^_^*)
続いて、上面穴メカの加工です。
ファルコンには、大きく3つの穴が開いていますが、そこからメカが見えていてメチャクチャカッコイイです(^^♪
キットでも素晴らしい精度で再現されていますが、穴のフチはプラの厚みが目立ってしまい、切り欠きも入っていません。
スケールを考えれば十分なクォリティなのですが、やはり気になるところは手を入れたくなる、悲しい習性を持っているみたいです(-_-;)
という事で、3つの穴のフチをディテールアップしてみました。
マズは左後ろの穴。キットの状態です。

切り欠きのモールドが入っていますが、抜けていなくてただの直線になっていますね(+_+)
それに、プラの厚みがモロに見えてしまうので、まずはうすうす攻撃して、切り欠きを作ってみました。

うすうす攻撃には、Pカッターを使ってカンナかけしています(^^♪
コツは表からナナメに見ながら少しずつ削って行く事で、気をつけて作業すれば削り過ぎや厚みが揃わない事もそうありませんヽ(^。^)ノ
画像では、更に切り欠きの分部をうすうす攻撃しています。
切り欠きを入れた分部だけ断面が深くなるので、厚みが出てしまうと不自然なのです(-_-;)
ちょっとした事なのですが、厚みをそろえるだけで格段に精度が良くなりますので、オススメの加工ですヽ(^。^)ノ
加工が終了しました。

A キットのモールドは大き過ぎるので、プラペーパーで余分な段差を
埋めてしまいました。
B この位置に、下まで抜けていない切り欠きがあるので追加しています。
C ところどころ、装甲の合わせ目から下が抜けている分部があるので
開口してみました。
D 装甲の合わせ目にもスキマがある部分があるので、エッチングソー
で、切り込みを入れています。
続いて、右前の穴の加工です。
実際にどうやって加工しているのか、ダイジェストにしてみました(^^♪

A まずはPカッターでカンナかけして、うすうす攻撃です。
横スレスレから見ても、奥まではほとんど見えませんので、そんなに角度
を付けて削る必要はありません。
B ここでプロップと穴の形が違っている事に気付きました(^_^;)
画像矢印部分は、線の様に折れ角があると思います。
ちょうど塗装が違っている分部なので見落とすところでした(-_-;)あぶねー
C 切り欠きを入れて、その裏側もうすうす攻撃しました。
画像の矢印部分は下まで抜けていない切り欠きです。
うっかり裏まで貫通させてしまったので、裏からプラペーパーを貼って
ごまかしてあります(^_^;)
最後に、軽くヤスってプラのとがりを取り、歯ブラシで掃除をしてから流し込み接着剤を塗ります(^^♪
これで余分なプラが溶けて、成型品みたいに滑らかな仕上がりになりますヽ(^。^)ノ
最後は右の後ろの穴です。

ここはなぜか、キットでは切り欠きが全く再現されていません(-_-;)忘れちゃった?
プロップの画像を見ながら、同じような位置に切り欠きを追加してみました。
矢印分部は、下まで抜けている部分があったので再現してみました。
別に、そこまで再現しなくても良いような気がしますが、気付いてしまったものは仕方ありません(^_^;)
さて、今度はくちばし分部にある丸い穴です(^^♪
プロップには、丸穴の周辺に四角いくぼみがあるのですが、キットではスルーされちゃってます(+_+)
四角いくぼみを再現してみるワケですが、もしかしたら製作者のお役に立つかも知れないので、これもダイジェストでご紹介してみますね(^_^;)

A まず、カッターで四角の切り込みを入れます。
そんなに力を入れる必要は無くて、スジを付ける程度で十分です。
B Pカッターでちょっとだけ彫ります。
あまり深く造型してしまうと、余計リアル感がなくなります。
C 今度はエッジをカッターの刃先でカンナかけして、段差をクッキリさ
せて行きます。
ここでクォリティが決まるので、慎重に作業して下さい。
D 最後に軽くペーパーを当ててから掃除して、流し込み接着剤で
余分なカスやデコボコを溶かして均してしまいます。
これで完成ですヽ(^。^)ノ

うーん。ちょっと汚くて参考にならないかなぁ(;一_一)
でも、この四角があると穴メカが映えますので、加工してみてよかったと思います。
でも、こんな加工までしなくても、スケールを考えればキットのままで十分なんですけどね(^_^;)
最後に、丸穴のうすうす攻撃を加えました。

A キットの状態です。
やはりプラの厚みが気になります(+_+)
B 平型の彫刻刀でカンナかけしてうすうす攻撃です。
画像では置いて撮影していますが、表面側から様子を見ながら
削るのがコツだと思います(^^♪
ちなみに、この丸穴にはPカッターの刃が大きくて入りません。
C 仕上がりましたヽ(^。^)ノ
元の画像と比べると、精密感がグッと良くなっていると思います。
穴メカ用の穴の加工だけで、随分と手を入れてしまいました(+_+)
本当はこんなに手を入れるつもりは無かったんですが、すでに作り始めている方々の様子を見ると、自分もハードル上げないといけないなーなんて思っちゃいます(^_^;)
今回は作例とは違って締め切りがありませんから、マイペースでじっくり取り組んでみたいと思っています。
グズでドジでノロマなカメ製作になりますが、よろしくお願いしますm(__)m
昨日一日のアクセス数が、過去最高の4,307を記録しました(-_-;)すげー
総アクセス数は183万を突破しています。
月並みですが、応援ありがとうございますm(__)m
ご期待に添えられる様に頑張りますので、これからもよろしくお願い致しまーすヽ(^。^)ノ
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くちばしの付け根ですが、ちょっと気になるところを加工しています(^_^;)

A 1/72と同様、くちばしと円盤部分は一体化されていますが、本当はここは
段差では無くスキマがあります。
B このパーツも一体成型されていますが、本当は別パーツで下にスキマが無く
てはいけません。
円盤分部はPカッター、精密ドライバー、カッターの背中などで切り込みを入れて行きました(^_^;)
あまりやり過ぎると汚くなるので、無理に彫り込まずに、別パーツに見えれば十分だと思います。
また、三角パーツは削り取ってしまいました(^^♪

パイプはプロップでも残っていますので、モールドを付けつつ削り取っています(^^♪
もちろん、反対側も同じ加工をして、三角パーツをプラ板で再現しました。

細い伸ばしランナーで線を付けてありますが、実際にはちょっとした段差です(^_^;)
元のパーツがタミヤ1/35MMシリーズ、sdkfz222か223らしいのですが、このスケールでオーバーな段差を付けるよりも、伸ばしランナーでディテールを付けるアレンジにしてみました(^_^;)
画像左側の3本のパイプは、キットのディテールが小ぶりだったので、伸ばしランナーに置き換えました。
また、右の画像では、作り直したパーツの取り付け位置の違いも再現しています。
っていうか、本当はここはパイプではなく段差なので、変な取り付け方になっちゃってます(^_^*)
続いて、上面穴メカの加工です。
ファルコンには、大きく3つの穴が開いていますが、そこからメカが見えていてメチャクチャカッコイイです(^^♪
キットでも素晴らしい精度で再現されていますが、穴のフチはプラの厚みが目立ってしまい、切り欠きも入っていません。
スケールを考えれば十分なクォリティなのですが、やはり気になるところは手を入れたくなる、悲しい習性を持っているみたいです(-_-;)
という事で、3つの穴のフチをディテールアップしてみました。
マズは左後ろの穴。キットの状態です。

切り欠きのモールドが入っていますが、抜けていなくてただの直線になっていますね(+_+)
それに、プラの厚みがモロに見えてしまうので、まずはうすうす攻撃して、切り欠きを作ってみました。

うすうす攻撃には、Pカッターを使ってカンナかけしています(^^♪
コツは表からナナメに見ながら少しずつ削って行く事で、気をつけて作業すれば削り過ぎや厚みが揃わない事もそうありませんヽ(^。^)ノ
画像では、更に切り欠きの分部をうすうす攻撃しています。
切り欠きを入れた分部だけ断面が深くなるので、厚みが出てしまうと不自然なのです(-_-;)
ちょっとした事なのですが、厚みをそろえるだけで格段に精度が良くなりますので、オススメの加工ですヽ(^。^)ノ
加工が終了しました。

A キットのモールドは大き過ぎるので、プラペーパーで余分な段差を
埋めてしまいました。
B この位置に、下まで抜けていない切り欠きがあるので追加しています。
C ところどころ、装甲の合わせ目から下が抜けている分部があるので
開口してみました。
D 装甲の合わせ目にもスキマがある部分があるので、エッチングソー
で、切り込みを入れています。
続いて、右前の穴の加工です。
実際にどうやって加工しているのか、ダイジェストにしてみました(^^♪

A まずはPカッターでカンナかけして、うすうす攻撃です。
横スレスレから見ても、奥まではほとんど見えませんので、そんなに角度
を付けて削る必要はありません。
B ここでプロップと穴の形が違っている事に気付きました(^_^;)
画像矢印部分は、線の様に折れ角があると思います。
ちょうど塗装が違っている分部なので見落とすところでした(-_-;)あぶねー
C 切り欠きを入れて、その裏側もうすうす攻撃しました。
画像の矢印部分は下まで抜けていない切り欠きです。
うっかり裏まで貫通させてしまったので、裏からプラペーパーを貼って
ごまかしてあります(^_^;)
最後に、軽くヤスってプラのとがりを取り、歯ブラシで掃除をしてから流し込み接着剤を塗ります(^^♪
これで余分なプラが溶けて、成型品みたいに滑らかな仕上がりになりますヽ(^。^)ノ
最後は右の後ろの穴です。

ここはなぜか、キットでは切り欠きが全く再現されていません(-_-;)忘れちゃった?
プロップの画像を見ながら、同じような位置に切り欠きを追加してみました。
矢印分部は、下まで抜けている部分があったので再現してみました。
別に、そこまで再現しなくても良いような気がしますが、気付いてしまったものは仕方ありません(^_^;)
さて、今度はくちばし分部にある丸い穴です(^^♪
プロップには、丸穴の周辺に四角いくぼみがあるのですが、キットではスルーされちゃってます(+_+)
四角いくぼみを再現してみるワケですが、もしかしたら製作者のお役に立つかも知れないので、これもダイジェストでご紹介してみますね(^_^;)

A まず、カッターで四角の切り込みを入れます。
そんなに力を入れる必要は無くて、スジを付ける程度で十分です。
B Pカッターでちょっとだけ彫ります。
あまり深く造型してしまうと、余計リアル感がなくなります。
C 今度はエッジをカッターの刃先でカンナかけして、段差をクッキリさ
せて行きます。
ここでクォリティが決まるので、慎重に作業して下さい。
D 最後に軽くペーパーを当ててから掃除して、流し込み接着剤で
余分なカスやデコボコを溶かして均してしまいます。
これで完成ですヽ(^。^)ノ

うーん。ちょっと汚くて参考にならないかなぁ(;一_一)
でも、この四角があると穴メカが映えますので、加工してみてよかったと思います。
でも、こんな加工までしなくても、スケールを考えればキットのままで十分なんですけどね(^_^;)
最後に、丸穴のうすうす攻撃を加えました。

A キットの状態です。
やはりプラの厚みが気になります(+_+)
B 平型の彫刻刀でカンナかけしてうすうす攻撃です。
画像では置いて撮影していますが、表面側から様子を見ながら
削るのがコツだと思います(^^♪
ちなみに、この丸穴にはPカッターの刃が大きくて入りません。
C 仕上がりましたヽ(^。^)ノ
元の画像と比べると、精密感がグッと良くなっていると思います。
穴メカ用の穴の加工だけで、随分と手を入れてしまいました(+_+)
本当はこんなに手を入れるつもりは無かったんですが、すでに作り始めている方々の様子を見ると、自分もハードル上げないといけないなーなんて思っちゃいます(^_^;)
今回は作例とは違って締め切りがありませんから、マイペースでじっくり取り組んでみたいと思っています。
グズでドジでノロマなカメ製作になりますが、よろしくお願いしますm(__)m
昨日一日のアクセス数が、過去最高の4,307を記録しました(-_-;)すげー
総アクセス数は183万を突破しています。
月並みですが、応援ありがとうございますm(__)m
ご期待に添えられる様に頑張りますので、これからもよろしくお願い致しまーすヽ(^。^)ノ
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2010-05-18 22:34
nice!(0)
コメント(12)
このスケールでここまで手を加えていくとは・・・とても真似できないっす、というかしたくても技術がありません。僕は素組みで精一杯です。やはりこういう細かい所はルーペのお世話になるんでしょうか?
by シズトン (2010-05-18 22:51)
自分のはもう完成してしまったので「今さら真似できない」って事でじっくりと拝見させていただきます!!・・・っていうか真似したくてもできませんが・・・ほほほ
by たつまる (2010-05-18 23:10)
>ちょうど塗装が違っている分部なので見落とすところでした(-_-;)あぶねー
えっ(><)
てっ、手遅れか・・・
by ヤタ (2010-05-18 23:55)
丁度制作箇所なので為になります(^O^)…って切り欠き部分は既に完了しました(笑)、くちばし部分と円盤部分の境目は見落としてたので早速やってみます(^O^) そうそう、自分は大人になったらロータスヨーロッパを買う予定でした(笑)
by ひこいち (2010-05-19 02:37)
プロップの、コの字切りかき、抜けてない状態もあったんですね
抜けてる、抜けてない、それを徹底再現…
('~`;)スゴッ
やっぱりまたこの言葉が多用されそうです
MACK
by MACK (2010-05-19 02:55)
やっぱり、凄く手を入れられて工作箇所も分かりやすいです。
ダイジェスト版・・参考になります・・途中の作業が見れる事は大変嬉しいです!
特に、私みたいな素人にはありがたいです、手間かかると思いますが、今後もたまにお願い致します!!
≫総アクセス数は183万を突破・・・
スゴッ!!やっぱりお人柄と作例の楽しさや凄さが出ている証拠ですね!
これからも、マイペースで続けて頂けるようお願いします!!
by コクイ (2010-05-19 11:36)
シズトン さん、こんばんは(^^♪
ホント。このスケールなら、ここまで手を入れなくても十分だと思います(^_^;)
細かい作業は、もちろん老眼鏡をかけて頑張っています(^^♪
by どろぼうひげ (2010-05-19 21:05)
たつまる さん、こんばんは(^^♪
えっ!?この前電飾していたのに、もう完成したんですかー(*^。^*)
あとで行ってみますね ホーホッホッホ
by どろぼうひげ (2010-05-19 21:07)
ヤタ さん、こんばんは(^^♪
ちょうど2重パイプもあって、見えにくい場所なんですよ(-_-;)
合っているのか、イマイチ自信が無いので、キャベツ太郎さんの公式回答を待ちましょう(^_^;)
by どろぼうひげ (2010-05-19 21:09)
ひこいち さん、こんばんは(^^♪
円盤外周の切り欠きだけでも、再現してあって助かりますよねヽ(^。^)ノ
くちばしと円盤の境目は、今回とっても期待していた分部だけに、残念です。
スーパーカーは、本気で買うつもりでしたね(^_^;)←小遣い500円で
by どろぼうひげ (2010-05-19 21:12)
MACKさん、こんばんは(^^♪
切り欠きは精密感をアップする工作ですので、絶対に外せませんね(^_^;)
今はネットに資料がたくさんあるので助かります(^^♪
by どろぼうひげ (2010-05-19 21:14)
コクイ さん、こんばんは(^^♪
おぉっダイジェストにコメントがつくと嬉しいですヽ(^。^)ノ
このブログは製作のお助けがテーマですので、お役に立てる事が最大の喜びです(^^♪
これからも頑張りますので、応援してくださいねヽ(^。^)ノ
by どろぼうひげ (2010-05-19 21:17)