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ベース クレーンとフィギュア [CA6 1/48TIE FIGHTER 製作記]

今回はクレーンの製作、フィギュアと作業台の製作です。

タイはクレーンで吊り下げる構造にしましたので、支持アームの部分を作ります(^^♪
クレーン クロー.jpg
カニのハサミの様に、タイの腕を挟む装置を作りました。
こちらも多角形を基調にデザインしています(^_^*)
2ミリのプラ板2枚を張り合わせて厚みを出しましたが、この部分は構造的に頑丈な素材で出来ている必要があります。
硬い金属を表現するために、エッジは丸みを持たせてみました。
また、タイのアームの形状に合わせて、内側はBの様に切り込みを入れてあります(^^♪
ここは何度も挟んで削りを繰り返し、入念にすり合わせをしました(-_-;)

クロー部分は、ただ挟むだけではタイの重量で脱落してしまいます(+_+)
磁石でホールド.jpg
これまた100均のマグネットピアスを使って、先端に磁石を埋め込みました(^^♪
みみたぶを挟んでも離れない、協力な磁石ですので、ガッチリとホールドされてタイを余裕で支持してくれますヽ(^。^)ノ
タイが無い状態でもディスプレイできる様に、クロー部分は開閉可能となっています。
開閉可能に.jpg
基部も多角形で箱組みして、金属線を通して可動するようにしました(^^♪
これで自由にタイを取り外す事が可能となりました。
って、別に取り外す事なんて無いんですけどね(;一_一)←やってみたかっただけ

アームを取り付ける、移動基部を製作します。
移動基部.jpg
レールの上を移動する構造にしました(^^♪
やはり基部も多角形のデザインで統一しています(^_^*)
レールにちょうどハマる様に、3ミリの角棒で釣り下がる構造にしています。
トラスでつなぎ、レールを邪魔しない範囲でメカを詰め込みました(^_^;)
塗装した状態です。
基部の塗装.jpg
出来るだけモノトーンにしたかったので、初めはグレーのみで塗装したのですが、やはり工場には黄色の工作機械が似合いますので、塗装し直しました(^_^*)
また、多角形のカバーはプラ板一枚だったので、強度的に不安があったので、適当なディテールを追加して変形強度を上げています(^^♪

レールは市販のドアモールドを使うつもりだったのですが、ディテールが納得出来なかったので、結局プラ板で自作しています(-_-;)
レール.jpg
レールはプラ板を組み合わて製作していますが、3ミリのプラ棒へ0.3ミリのプラ板を貼り付けたものへガイド板を貼り付けてあります。
つまり、移動基部の受け部分より、0.3ミリの余裕が出来ているので、スムーズにレール上を移動出来る様にしているワケですね(^^♪
トラスへY字のサポートを取り付け、このレールを天井から吊り下げましたが、奥はオペレータールームのひさし部分へ接着しています。
実は、ひさし部分の横幅は、このレールの寸法で製作して置きました(^_^*)

クレーン自体は、移動基部へクロー部分を取り付けて完成です。
クレーン完成.jpg
クロー部分はシリンダーで上下移動も可能としました。
実は、タイファイターの搭乗口は、上のハッチからなのか、後ろが開いて乗り込むのかハッキリしておりません(+_+)←当社調べ
パイロットは、オペレータールームの前にある板から乗り込みますが、このシリンダーを下げれば上から乗り込む事になり、シリンダーを上げれば後ろから乗り込む事になります。
どちらの搭乗口からでも乗り込める構造にする事で、どちらかを明確に決め付けない設定としました(^_^;)
シリンダーは、ブルーのエネルギーチューブの電飾に使った透明パイプを使いました(^^♪
Aの細いパイプには、アルミテープを貼り、チューブをBの様にたるませて取り付け、油圧シリンダーの様に見せかけています。
基本的にファントムグレーで塗装しましたが、クロー部分には明るいグレーで軽くグラデーションを入れました。
これによって、とても頑丈で硬い金属で出来ているように見える効果を狙っています(^^♪
鯛を釣ってみました(^_^*)
鯛を釣る.jpg
今回は上から搭乗する高さで固定してみました(^_^*)
オペレーターが見えなくなっちゃうもので(^^ゞ

タイが釣り下がる事で、ベースの全体像が見えてきました。
ここから小物のの製作へと突入します(^^♪
まずはフィギュアの製作です。
フィギュア.jpg
タミヤの1/48ドイツ兵から製作しました。
画像Aの様に、帽子の形状を整え、手足のポーズ変えをしています。
将校は服のモールドを削り落とし、帝国軍の軍服らしく成型しました(^^♪
画像Bの様に、作業員もポーズ替えをしていますが、服は動きやすい作業着にしています。
服の塗装ですが、将校はフィールドグレーと深い緑色なので、階級の低い作業員は薄い緑になるようにエッググリーンにしてみました(^_^*)
ちなみに、一番左側はキットに付属のフィギュアです。
一応塗装してみましたけど、同じ1/48なのに明らかにデカイですよね(^_^;)

続いて、作業台を製作しました。
ボツ作業台.jpg
マズは戦車のグリル部分を使って網目の床を作り、Aの様に銅線のハンダ付けで手摺りを付けました(^^♪
んで、最初の予定では反重力で浮いて移動する作業車を作るつもりでした。
わざわざBの様な反重力コイルまで自作して、パンタグラフや配線まで仕上がっていました(^_^;)
でも、反重力で浮き上がるなら、パンタグラフは必要無いという事に気付き、ボツとなりました。
せっかく作ったのですが、現実的では無い仮想メカですので、ここはアッサリ切り捨て、普通のやぐら形式に変更となりました(+_+)
新・作業台.jpg
床部分だけはそのまま使い、溶接作業の高さまである高所作業台を製作しました(^^♪
エバーグリーンのL型プラ棒を使ってアングルを組んでいます。
作業台まではハシゴで登るというレトロさです(^_^*)
なお、この作業台を置く位置は、溶接の光の位置を決めるのに重要ですので、床の裏に磁石を仕込み、作業台にも磁石を付ける事で、いつも決まった位置に固定できる様にしました。
塗装後、作業台の上にも小物を置いています。
小物の配置.jpg
取り外したか、これから取り付ける部品、計測機器、それと圧縮ボンベ(画像A)をくくりつけました(^^♪
ボンベの色は、赤い方はアセチレンの色にしてみました。
もう1本が酸素なら黒になるべきですが、そこまで合わせてしまうと人間世界のにほひがしてきます(^_^*)
窒素でも、炭酸ガスでもない、灰緑色にして異世界の配色にしてみました(^^♪
また、溶接棒の先端には、チップLEDを取り付けました。
アーム部分は真鍮線で、それ自体が電線の役目となっています。
フィギュアに持たせて、作業台に配置してみました。
溶接工の完成.jpg
配線は0.26ミリのラッピングワイヤーを使用して、作業台のアングルの裏を通してコネクタへと繋がっています(^^♪
ボンベまでの配線はダミーで、足元から作業台のスリットの間を通り、配線を逃がしています。
作業台の足元には、タイヤを模した円形の磁石を取り付けました。
先程工作した、床の裏の磁石によって、いつも決まった位置に置く事ができます(^^♪

製作記も終盤を迎えてきました(^_^;)
次回で最終回になるかも知れません(^^♪
よろしくでーすヽ(^。^)ノ

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コメント(4) 

コメント 4

ピコ

スターウォーズの世界に多角形構造やハシゴは何度も登場しているので違和感ゼロですねぇ・・・というより、世界感そのモノな仕上がり^^

そしてCAを拝見してて配線がどうなっているのか不明だった溶接のLEDも合点がいきました^^

次回最終回・・・不規則点滅の配線図なんかもお見せ頂けたらと、ちょっとリクエスト^^;

by ピコ (2011-05-30 22:38) 

コクイ

やっぱり、改めて説明されて作品の凄さが再確認出来ますねぇ~!!
妄想→計画→アイデア→発想→こだわり→カチッと製作→スキッと塗装→ピカッと電飾=タイ釣り名人!!ですか・・・^^(爆

細部にこんな工夫とアイデアがって楽しくも、ほほっ~と見させて気軽にもらえる事に、まずは感謝ですね!!

自分のアイデアなんか出し惜しみされない所や分かり易い説明が多くのファンを魅了される所なんでしょうね~!!

次回、電飾編ですか・・益々楽しみにしております!!

by コクイ (2011-05-31 14:34) 

どろぼうひげ

ピコ さん、こんばんは(^^♪
ありがとうございますm(__)m
SWは異世界の話ですから、人間世界の道具を置くのは出来るだけ避けたいところでした(^_^;)
誌面では説明し切れていない部分を、こうしてブログで解説できるのが嬉しいです(^^♪
だいぶ省略している部分もあるのですが(^_^*)
溶接回路はキッチリ説明して置きたいと思っていますヽ(^。^)ノ

by どろぼうひげ (2011-05-31 19:25) 

どろぼうひげ

コクイさん、こんばんは(^^♪
ありがとうございますm(__)m
実際はそんなにスムーズに仕上がっているワケではありませんけどね(^_^*)
自分で全て製作するのは、辛くもあり楽しくもありました(^^♪
製作記では、予定している事は出来るだけ出し惜しみはしないように心がけています
目的があって、そのためにこんな作業をしていますというスタイルじゃないと、読んでいる人には謎だらけですから(^_^;)

by どろぼうひげ (2011-05-31 19:34) 

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