主屋の内装 [サツキとメイの家 製作記]
主屋の内装や小物を製作しました。
サツキとメイの家には、8畳の和室が二つあります。
インストでは、主屋と呼んばれる部屋ですけど、生活の中心である茶の間はあんなに狭いのに、これだけ大きな部屋が用意されています。
この家は昭和10年頃、とある資産家が家族の養療のために建てた別荘との事です。
そのため、病人がゆっくり寝ていられる部屋がメインとなっているんですね(^_^;)
それから25年もの間、最低限のメンテナンスをされて放置されていたところに草壁家が引っ越してきたらしいです。
さて、そのメインとなる部屋を製作しようと思いますが、その前に、前回製作したお父さんにメガネを追加してあげました。
リード線から1本取り出した銅線を、0.2ミリの真鍮線に巻いて製作したものです。
1円玉の厚みより小さいのですが、フィギュアに取り付けてみると一応めがねに見えてくれると思います(^_^*)
やっぱりお父さんはめがねをかけていないと雰囲気が出ませんので、追加工作してよかったです(^^♪
ちょっと脱線しましたけど、主屋の製作です(^_^;)
既に洋間に接着してしまった主屋の一部でしたが、ちょっと加工が必要になりました。
A 障子はキットのままの厚みで接着してしまったので、光が透過しにくいです。
表面を薄く剥がして、厚みを薄くしました(^_^*)
これで電飾の光も透過してくれると思います。
B 洋間へと続く廊下が抜けていませんでしたので、カットして廊下を作りました。
主屋の外にある渡り廊下から続く床と繋がる構造になります。
C ズラリと並ぶ障子戸は、全て閉まっている状態ですと内部が全くみえましぇん(+_+)
ここは模型としての見栄えも考慮して、一部を開状態にカットしました。
もうひとつの部屋も開けようかと思ったのですが、ズラリと並んだ障子戸を美しく感じたの
で、あえて残してみました(^_^*)←日本建築の美だね
窓やふすまを追加していきます。
A 渡り廊下の先には、丸い小窓が開いており、そこへ障子戸が付きます。
この窓がキットでは再現されていなかったので、劇中に合わせて改造しました。
B 玄関側の壁は壁になっていますので、塗装で表現しました。
E 中央に丸い小窓がありますので、こちらも開口しています。
サツキが開けて遊んだ障子も付いていますので、後ほど追加します(^_^*)
F 内部の壁をカットして、ふすまが開いている状態にしました。
とってもシンプルなデザインのふすまですけど、昔のふすまってみんなこうでした(^_^;)
上の壁には欄間が付いていますので、透明プラ板にカッターで線を彫ってスミ入れした
ものをはめ込んであります。
C 窓やふすま、それから畳の床も追加して、和室らしくなってきた様子です。
本当に昭和初期頃の風情ある日本家屋なんですねぇ(^^♪
押入れを追加します。
反対側の壁にある押入れなどを製作しました。
A 茶の間へと続く引き戸は、パソコンで印刷したものを貼り付けて再現しました。
そのとなりには押入れがあります。
戸袋も付いているので収納は万全ですね(^_^;)
B 奥の部屋には、ちょっとした板の間がありますので一段高くなった床を作りました。
筆を上手く走らせて、木目を付けて塗装してあります。
C 奥の間の押入れになります。
これらはキットには用意されていないものですので、全てプラ板を組み立てて塗装した
ものです。
D 奥の部屋の押入れには、セトモノを詰めていた木箱がしまってある事にしました(^^♪
木箱はバルサ材をカットして、木のぬくもりを表現してみました。
本当は天袋の仕切りがあるので、この高さのものは見えないはずですけど、模型とし
て楽しめると思い、この様な構造にしています。
E 茶の間へと続く引き戸がある部屋の押入れです。
こちらはサツキとメイの布団を、2組収納しました。
おとうさんの布団は、この下にある設定です(^_^*)
ティッシュを丸めてやわらかい感じに仕上げてみました。
枕の色は、女の子らしい色にしましたけど、後でアニメを見直したら全員若草色でした
ので、この後で塗りなおしています(+_+)
玄関側の窓には、障子を追加しました。
この窓は人見?客見?良くわかりませんけど、左右に開く障子が付いています。
引っ越してすぐにサツキとメイが開け閉めしてはしゃいでいましたね(^^♪
裏側から、やはり印刷した障子戸を貼り付け、戸が移動するための燦を追加しました。
あ。この画像では、押入れや床の間が仕上がっていますので、主屋の構造がよくわかると思いますヽ(^。^)ノ
部屋の構造が仕上がったので、小物を追加して行きます。
A 床の間には掛け軸が飾られていますので、劇中からキャプチャーして印刷しました。
縁側の先には踏み台がありますので、プラ板で箱組みして自作しています。
B 踏み台はこの位置に置きました。
昔は柱時計のネジを巻いたり(毎日巻かないと止まるのだ)電球を交換したり、戸袋から
モノを出し入れするために、どの家にも踏み台がありました(^_^*)
C 床の間の様子です。
掛け軸の前にはちょっとした机が描かれていたので追加しました。
また、隅に掛け軸が入っていたと思われる箱が立てかけてありましたので追加していま
す。
部屋のスミには、ゴミ箱も置きました。
これはティッシュを丸めて自作したものです(^_^*)
サツキの勉強机を製作します。
A サツキの勉強机は、正座して使う純和風のものです(^_^*)
机はプラ板で組み立て、奥には電気スタンド、本を数冊、なぜかこけし、鉛筆立てを並べました。
手前には赤い本を一冊、お母さんへの手紙と鉛筆、そして筆箱を並べて、出来るだけ劇中に描かれた様子そのままを再現してみました。
また、ティッシュを丸めて作った座布団も置いてみます(^_^*)
昔の座布団は、なぜかエンジ色のものが多かったので、劇中で見かけた白い座布団とは変えてみました。
サツキの机は、この位置になります。
なぜこんなに広い部屋の一角にしたのかは謎です(-_-;)
この部屋は、みんなで川の字になって寝る部屋なので、みんなの近くが良かったのでしょう(^^♪
これで主屋の内装は、ほぼ仕上がりました。
相変わらず細かい製作ばかりなので、ちょっとペースが落ち始めています(^_^*)
今回製作した部屋がどのくらいのサイズかというと…
一円玉がちょうど収まる広さです(^_^;)
こんなに小さくても、デジカメで撮影すると鉛筆1本まで判別できるので気が抜けません(>_<)
デザインナイフで鋭角に切り抜いた部分でも、拡大するとボコボコなんですね(^_^;)
でも、この部屋もアニメで描かれた様子を出来るだけ再現する事が出来たと思うので、ちょっと満足しました。
やっぱりジブリアニメを再現していく工作は楽しいなー(^^♪
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サツキとメイの家には、8畳の和室が二つあります。
インストでは、主屋と呼んばれる部屋ですけど、生活の中心である茶の間はあんなに狭いのに、これだけ大きな部屋が用意されています。
この家は昭和10年頃、とある資産家が家族の養療のために建てた別荘との事です。
そのため、病人がゆっくり寝ていられる部屋がメインとなっているんですね(^_^;)
それから25年もの間、最低限のメンテナンスをされて放置されていたところに草壁家が引っ越してきたらしいです。
さて、そのメインとなる部屋を製作しようと思いますが、その前に、前回製作したお父さんにメガネを追加してあげました。
リード線から1本取り出した銅線を、0.2ミリの真鍮線に巻いて製作したものです。
1円玉の厚みより小さいのですが、フィギュアに取り付けてみると一応めがねに見えてくれると思います(^_^*)
やっぱりお父さんはめがねをかけていないと雰囲気が出ませんので、追加工作してよかったです(^^♪
ちょっと脱線しましたけど、主屋の製作です(^_^;)
既に洋間に接着してしまった主屋の一部でしたが、ちょっと加工が必要になりました。
A 障子はキットのままの厚みで接着してしまったので、光が透過しにくいです。
表面を薄く剥がして、厚みを薄くしました(^_^*)
これで電飾の光も透過してくれると思います。
B 洋間へと続く廊下が抜けていませんでしたので、カットして廊下を作りました。
主屋の外にある渡り廊下から続く床と繋がる構造になります。
C ズラリと並ぶ障子戸は、全て閉まっている状態ですと内部が全くみえましぇん(+_+)
ここは模型としての見栄えも考慮して、一部を開状態にカットしました。
もうひとつの部屋も開けようかと思ったのですが、ズラリと並んだ障子戸を美しく感じたの
で、あえて残してみました(^_^*)←日本建築の美だね
窓やふすまを追加していきます。
A 渡り廊下の先には、丸い小窓が開いており、そこへ障子戸が付きます。
この窓がキットでは再現されていなかったので、劇中に合わせて改造しました。
B 玄関側の壁は壁になっていますので、塗装で表現しました。
E 中央に丸い小窓がありますので、こちらも開口しています。
サツキが開けて遊んだ障子も付いていますので、後ほど追加します(^_^*)
F 内部の壁をカットして、ふすまが開いている状態にしました。
とってもシンプルなデザインのふすまですけど、昔のふすまってみんなこうでした(^_^;)
上の壁には欄間が付いていますので、透明プラ板にカッターで線を彫ってスミ入れした
ものをはめ込んであります。
C 窓やふすま、それから畳の床も追加して、和室らしくなってきた様子です。
本当に昭和初期頃の風情ある日本家屋なんですねぇ(^^♪
押入れを追加します。
反対側の壁にある押入れなどを製作しました。
A 茶の間へと続く引き戸は、パソコンで印刷したものを貼り付けて再現しました。
そのとなりには押入れがあります。
戸袋も付いているので収納は万全ですね(^_^;)
B 奥の部屋には、ちょっとした板の間がありますので一段高くなった床を作りました。
筆を上手く走らせて、木目を付けて塗装してあります。
C 奥の間の押入れになります。
これらはキットには用意されていないものですので、全てプラ板を組み立てて塗装した
ものです。
D 奥の部屋の押入れには、セトモノを詰めていた木箱がしまってある事にしました(^^♪
木箱はバルサ材をカットして、木のぬくもりを表現してみました。
本当は天袋の仕切りがあるので、この高さのものは見えないはずですけど、模型とし
て楽しめると思い、この様な構造にしています。
E 茶の間へと続く引き戸がある部屋の押入れです。
こちらはサツキとメイの布団を、2組収納しました。
おとうさんの布団は、この下にある設定です(^_^*)
ティッシュを丸めてやわらかい感じに仕上げてみました。
枕の色は、女の子らしい色にしましたけど、後でアニメを見直したら全員若草色でした
ので、この後で塗りなおしています(+_+)
玄関側の窓には、障子を追加しました。
この窓は人見?客見?良くわかりませんけど、左右に開く障子が付いています。
引っ越してすぐにサツキとメイが開け閉めしてはしゃいでいましたね(^^♪
裏側から、やはり印刷した障子戸を貼り付け、戸が移動するための燦を追加しました。
あ。この画像では、押入れや床の間が仕上がっていますので、主屋の構造がよくわかると思いますヽ(^。^)ノ
部屋の構造が仕上がったので、小物を追加して行きます。
A 床の間には掛け軸が飾られていますので、劇中からキャプチャーして印刷しました。
縁側の先には踏み台がありますので、プラ板で箱組みして自作しています。
B 踏み台はこの位置に置きました。
昔は柱時計のネジを巻いたり(毎日巻かないと止まるのだ)電球を交換したり、戸袋から
モノを出し入れするために、どの家にも踏み台がありました(^_^*)
C 床の間の様子です。
掛け軸の前にはちょっとした机が描かれていたので追加しました。
また、隅に掛け軸が入っていたと思われる箱が立てかけてありましたので追加していま
す。
部屋のスミには、ゴミ箱も置きました。
これはティッシュを丸めて自作したものです(^_^*)
サツキの勉強机を製作します。
A サツキの勉強机は、正座して使う純和風のものです(^_^*)
机はプラ板で組み立て、奥には電気スタンド、本を数冊、なぜかこけし、鉛筆立てを並べました。
手前には赤い本を一冊、お母さんへの手紙と鉛筆、そして筆箱を並べて、出来るだけ劇中に描かれた様子そのままを再現してみました。
また、ティッシュを丸めて作った座布団も置いてみます(^_^*)
昔の座布団は、なぜかエンジ色のものが多かったので、劇中で見かけた白い座布団とは変えてみました。
サツキの机は、この位置になります。
なぜこんなに広い部屋の一角にしたのかは謎です(-_-;)
この部屋は、みんなで川の字になって寝る部屋なので、みんなの近くが良かったのでしょう(^^♪
これで主屋の内装は、ほぼ仕上がりました。
相変わらず細かい製作ばかりなので、ちょっとペースが落ち始めています(^_^*)
今回製作した部屋がどのくらいのサイズかというと…
一円玉がちょうど収まる広さです(^_^;)
こんなに小さくても、デジカメで撮影すると鉛筆1本まで判別できるので気が抜けません(>_<)
デザインナイフで鋭角に切り抜いた部分でも、拡大するとボコボコなんですね(^_^;)
でも、この部屋もアニメで描かれた様子を出来るだけ再現する事が出来たと思うので、ちょっと満足しました。
やっぱりジブリアニメを再現していく工作は楽しいなー(^^♪
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1日1回、応援のワンクリックをぜひお願いしますm(__)m
2012-02-23 23:53
コメント(15)
ひえぇぇ~~~小っさ過ぎ!!
by ぴろんちょ (2012-02-23 23:57)
ぴろんちょ さん、こんばんは(^^♪
全長5センチ程度の部屋を何日も掛けていじっていますからねぇ(^_^*)
でも、メッチャ楽しいです(^^♪
by どろぼうひげ (2012-02-24 00:05)
めがねを?・・・・(@_@。
作ることが脅威のチャレンジ!!
作ったことがナノ職人の証ですね~♪
2階には・・・まっくろクロ助も登場か??
たのしみ~!!
by SOL (2012-02-24 01:13)
あくまでキットのいいところを生かしてつくり製作姿勢にいつも感心させられます
by よっしーみ (2012-02-24 12:19)
ななな、なんじゃこの小ささは^^;
作業中、気を抜いたらパーツなんて即無くなっちゃいそうですね><
いや~、ほんと毎回驚かされます^^
by ピコ (2012-02-24 16:57)
思わず一円玉を出して来て、確認してしまいました(^^;
人間、これだけ小さくなれたら環境問題も解決ですねー。
あ、でも昆虫に食べられて滅んじゃうか…
by chandler2001 (2012-02-24 18:27)
SOL さん、こんにちは(^^♪
前回はトンボのめがね(シャレじゃないよ)を0.5ミリで作りましたけど、それでもオーバースケールだったので、今回は0.2ミリです(^_^*)
まっくろくろすけ…作れるかなぁ(;一_一)
by どろぼうひげ (2012-02-25 09:08)
よっしーみさん、こんにちは(^^♪
大変良く考証されたキットですので、重箱のスミMODEで手を加えています(^_^;)
劇中の再現が楽しくて(^^♪
by どろぼうひげ (2012-02-25 09:10)
ピコ さん、こんにちは(^^♪
せったく自作したパーツも落としたら最後。もう見付からないですね(+_+)
小さくても雰囲気を壊さないように頑張りますヽ(^。^)ノ
by どろぼうひげ (2012-02-25 09:13)
chandler2001 さん、こんにちは(^^♪
アリエッティより小さいので、エネルギーも食料問題も一気に解決ですねヽ(^。^)ノ
でも、昆虫から借り暮らしはイヤだなぁ(;一_一)
by どろぼうひげ (2012-02-25 09:14)
電飾王子はナノ王子にも変身可能か(^ ^)
最後の写真がすごく面白いです!!!
そんな八畳間いっぱいの一円玉作ってみるのも面白いかも。
by ヤタ (2012-02-25 11:26)
こんばんは。
いやはやグーチョキパン店でも細かさには感動しておりましたが、これはその上を行きますねー。
老眼の私としては虫眼鏡持参で覗きに行かなければ・・・特にお風呂を~(^_^;)←変態です。
by Grasser (2012-02-25 19:16)
ヤタさん、こんばんは(^^♪
そう、ナノ王子なの(^_^*)←かなり恥ずかしい
そんなに大きな1円玉では、原始時代のお金みたいですね(^_^;)
500円玉になったら更に大きいね(;一_一)
by どろぼうひげ (2012-02-25 22:44)
Grasser さん、こんばんは(^^♪
グーチョキパン店では出来なかった事を、今回の製作に活かしたいと思っています(^_^;)
お風呂はみんな楽しみにしているみたいですね(^_^*)もーえっち!
by どろぼうひげ (2012-02-25 22:46)
コメント
by お名前(必須) (2012-11-24 15:00)