段差の修正 [フジミ SPINNER 製作記]
側面の変な段差を修正しました。
球体の加工にも着手しています。
キットの側面には、球体との接続部分に変な段差があります(+_+)
ここは色々なサイトでも指摘されている部分ですが、キットでは元となった車種が違うとか(^_^;)
いい加減な事は書けないので控えますが、確かに真っ直ぐなラインの方がスマートだと思います。
キットのまま組み立てると、こんな状態になります(;一_一)
A 上のタイヤカバーからのラインに段差が出来てしまっています。
ヒーロータイプと呼ばれているプロップには段差がありませんので、修正したいと
思います。
B 下のラインも変な段差が出来ています(+_+)
こちらも直線の方が断然カッコイイので修正します。
C カバーと車体の間に空間が出来ていますが、ここは塞いでしまった方が良いと判断
しました。
マズは段差を消し、ディテールを再現して行きます。
A 下の段差は削り取り、平面を出しました。
B スリットの位置が下に移動してしまうので、ちょっとだけ低くなった面が必要になります。
下の段差の一部をカットして、一段低い位置にプラ板を貼りました。
キットのフィンのモールドは、この面の高さまで削り取ってしまい、一段低い平面を作り
ます。
C プラ板の細切りでフィンを再現して行きました(^_^;)
プロップではもっと細かいフィンになっていますが、同じ角度で同じ間隔に貼り付けるの
が難しいので数はテキトーです。
でも、一段低くした事により、フィンに深さが出ましたので密度はアップしていると思いま
す(^_^*)
D スキマが出来ていた部分まで下の段差を延長します。
裏から見るとプラ板1枚になってしまうので、プラ板の箱組みで肉厚を加えました。
ちなみに、パーツの一部が折れてしまったのが写っていますね(^_^*)
折れたパーツは、いくら探しても見付からなかったので、シブシブプラ板でリカバリー
しました(-_-;)←余計な手間が増えてがっくし
E 新しい段差は、0.3ミリのプラ板に0.5ミリのプラ板を貼り付けて再現しました。
キットのディテールの上からカバーしてしまう事になります(^^♪
フィンが付く部分は大幅に移動していますので、フィンに合わせてカットしています。
段差を修正したあと、仮組みした状態です。
これで上下の段差がスッキリと繋がりましたヽ(^。^)ノ
同様の加工を、反対側にも行っています(あたりまえだよね)
製作した段差カバーは、極薄のプラ板だけになってしまうので、まだ車体には接着していません。
いつの間にかまた壊してしまう事故を防ぐためです(^_^*)←もう懲りている
接着したら、上の段差と車体とのスキマも塞ぎたいと思っています。
続いて、球体のディテールの修正に着手しました。
キットの状態は、ヒーロータイプとは違うディテールになっています。
球体には、スリット状の長方形が張り付いた様なディテールとなっていますが、ここは長方形に一段へこんだディテールになっているみたいです。
また、パネルラインも入っていないので、スジ彫りを加える必要もありますね(^_^;)
まず、不要なスリットのディテールを全て削り取りました。
金属の半丸ヤスリでガシガシ削って、ペーパーで仕上げました(^^♪
こういった曲面を削り出す場合は、半丸のヤスリが使いやすいです。
スリットが無くなるまで削ったら抜けてしまうのではないかとヒヤヒヤしましたが、0.3ミリ厚くらいでギリギリセーフでした(^_^*)
ちなみに、下半分にはモールドが一切入っていないので、削り出し作業をしなくて済みました(^_^;)
余談ですが、無心で削り出し作業に集中していたら、うっかり中央モニターを壊してしまいました(-_-;)
接着が剥がれただけでしたので、ついでにモニター横に付けた変なメカへのファイバーを引き直しています。
ちょっと光が弱くて不満があった部分でしたので、本数も増やして明るい光点に改良しています(^^♪
原因は判っていて、接着に使った流し込み接着剤が、アルミテープを伝って染み込み、ファイバーを溶かしてしまっていた模様です。
今度は瞬着を使ったので、綺麗に発光してくれました(^^♪
あ、ちょっと脱線しました(^_^;)すみません
せっかくツルツルの玉ようかんになった球体に、ディテールを加えます。
A 球体に幅7ミリのスジ彫りを加え、長方形にカットしました。
前輪のダボを支えるための受け口は、強度確保のために出来るだけ残してあります。
開口した部分に、丸みを付けた0.3ミリのプラ板を貼りました。
マウスパッドの上で、金属棒をつかってコロコロ転がしてあげると均一な曲がりクセを付けられます(^_^)b
段差はごく僅かですので、微妙な深さを調整しながら貼り付けてあります。
頂点にも、ちょっとしたディテールをつけたプラ板を貼り付けました(^^♪
前後方向にもスジ彫りを加えてあります。
こちらはコンパスを使って、球体のエッジ部分から等間隔の線を引き、それに合わせてビニールテープを貼り付けてガイドを作って、0.3ミリのラインチゼルで彫りました。
ちなみに、追加したスジ彫りやエッジの部分は、軽くヤスって鋭角さを取ってあげています。
そうしないと、キットの他の部分に比べてタイト過ぎて違和感が出てしまうからです(^_^;)
偉そうに言っちゃいますけど、カッチリしたモールドが必ず良いわけではなく、全体のまとまりも大切な要素だと思います(^^♪
んで、まだ左側の上半球しか仕上がっていません(^_^*)
残りの部分も頑張って仕上げたいと思います(^^♪
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球体の加工にも着手しています。
キットの側面には、球体との接続部分に変な段差があります(+_+)
ここは色々なサイトでも指摘されている部分ですが、キットでは元となった車種が違うとか(^_^;)
いい加減な事は書けないので控えますが、確かに真っ直ぐなラインの方がスマートだと思います。
キットのまま組み立てると、こんな状態になります(;一_一)
A 上のタイヤカバーからのラインに段差が出来てしまっています。
ヒーロータイプと呼ばれているプロップには段差がありませんので、修正したいと
思います。
B 下のラインも変な段差が出来ています(+_+)
こちらも直線の方が断然カッコイイので修正します。
C カバーと車体の間に空間が出来ていますが、ここは塞いでしまった方が良いと判断
しました。
マズは段差を消し、ディテールを再現して行きます。
A 下の段差は削り取り、平面を出しました。
B スリットの位置が下に移動してしまうので、ちょっとだけ低くなった面が必要になります。
下の段差の一部をカットして、一段低い位置にプラ板を貼りました。
キットのフィンのモールドは、この面の高さまで削り取ってしまい、一段低い平面を作り
ます。
C プラ板の細切りでフィンを再現して行きました(^_^;)
プロップではもっと細かいフィンになっていますが、同じ角度で同じ間隔に貼り付けるの
が難しいので数はテキトーです。
でも、一段低くした事により、フィンに深さが出ましたので密度はアップしていると思いま
す(^_^*)
D スキマが出来ていた部分まで下の段差を延長します。
裏から見るとプラ板1枚になってしまうので、プラ板の箱組みで肉厚を加えました。
ちなみに、パーツの一部が折れてしまったのが写っていますね(^_^*)
折れたパーツは、いくら探しても見付からなかったので、シブシブプラ板でリカバリー
しました(-_-;)←余計な手間が増えてがっくし
E 新しい段差は、0.3ミリのプラ板に0.5ミリのプラ板を貼り付けて再現しました。
キットのディテールの上からカバーしてしまう事になります(^^♪
フィンが付く部分は大幅に移動していますので、フィンに合わせてカットしています。
段差を修正したあと、仮組みした状態です。
これで上下の段差がスッキリと繋がりましたヽ(^。^)ノ
同様の加工を、反対側にも行っています(あたりまえだよね)
製作した段差カバーは、極薄のプラ板だけになってしまうので、まだ車体には接着していません。
いつの間にかまた壊してしまう事故を防ぐためです(^_^*)←もう懲りている
接着したら、上の段差と車体とのスキマも塞ぎたいと思っています。
続いて、球体のディテールの修正に着手しました。
キットの状態は、ヒーロータイプとは違うディテールになっています。
球体には、スリット状の長方形が張り付いた様なディテールとなっていますが、ここは長方形に一段へこんだディテールになっているみたいです。
また、パネルラインも入っていないので、スジ彫りを加える必要もありますね(^_^;)
まず、不要なスリットのディテールを全て削り取りました。
金属の半丸ヤスリでガシガシ削って、ペーパーで仕上げました(^^♪
こういった曲面を削り出す場合は、半丸のヤスリが使いやすいです。
スリットが無くなるまで削ったら抜けてしまうのではないかとヒヤヒヤしましたが、0.3ミリ厚くらいでギリギリセーフでした(^_^*)
ちなみに、下半分にはモールドが一切入っていないので、削り出し作業をしなくて済みました(^_^;)
余談ですが、無心で削り出し作業に集中していたら、うっかり中央モニターを壊してしまいました(-_-;)
接着が剥がれただけでしたので、ついでにモニター横に付けた変なメカへのファイバーを引き直しています。
ちょっと光が弱くて不満があった部分でしたので、本数も増やして明るい光点に改良しています(^^♪
原因は判っていて、接着に使った流し込み接着剤が、アルミテープを伝って染み込み、ファイバーを溶かしてしまっていた模様です。
今度は瞬着を使ったので、綺麗に発光してくれました(^^♪
あ、ちょっと脱線しました(^_^;)すみません
せっかくツルツルの玉ようかんになった球体に、ディテールを加えます。
A 球体に幅7ミリのスジ彫りを加え、長方形にカットしました。
前輪のダボを支えるための受け口は、強度確保のために出来るだけ残してあります。
開口した部分に、丸みを付けた0.3ミリのプラ板を貼りました。
マウスパッドの上で、金属棒をつかってコロコロ転がしてあげると均一な曲がりクセを付けられます(^_^)b
段差はごく僅かですので、微妙な深さを調整しながら貼り付けてあります。
頂点にも、ちょっとしたディテールをつけたプラ板を貼り付けました(^^♪
前後方向にもスジ彫りを加えてあります。
こちらはコンパスを使って、球体のエッジ部分から等間隔の線を引き、それに合わせてビニールテープを貼り付けてガイドを作って、0.3ミリのラインチゼルで彫りました。
ちなみに、追加したスジ彫りやエッジの部分は、軽くヤスって鋭角さを取ってあげています。
そうしないと、キットの他の部分に比べてタイト過ぎて違和感が出てしまうからです(^_^;)
偉そうに言っちゃいますけど、カッチリしたモールドが必ず良いわけではなく、全体のまとまりも大切な要素だと思います(^^♪
んで、まだ左側の上半球しか仕上がっていません(^_^*)
残りの部分も頑張って仕上げたいと思います(^^♪
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2012-06-21 23:00
コメント(6)
こんばんわ。
タイヤの注文方法の件
ブログに詳細載せときましたので
参考にして下さい。
by kita777p (2012-06-22 00:39)
段差はまぁフジミの設計ミスです(汗)メーカーが参考にしたのは博物館にある実物大ののスピナーですが、あれの元は映画冒頭で釣られてるフライングタイプなので、変形するとバッチリの形状になる機体なんです。映画を見ないで作ってるようなので、カバーが収まった飛行形態がどうなるか知らなかったのでしょう。う~む
by まっき~ (2012-06-22 13:13)
設計ミスなんだ~^^;
しかし流石ナイスリカバリーですね!
で、球体部分の工作(特にスジ彫り)は本当に苦手なので勉強になります^^
特に薄いプラ板の綺麗な曲げ方なんてその場で真似出来てしまって大助かり!
あえてのシャープさを削いで全体のバランスを、というのも為になりました^^
by ピコ (2012-06-22 22:30)
kita777p さん、こんにちは(^^♪
注文の方法、ありがとうございますm(__)m
参考にさせて頂きますね(^^)/
by どろぼうひげ (2012-06-23 15:11)
まっき~さん、こんにちは(^^♪
詳しい情報をありがとうございますm(__)m
フジミさんは、実物大の方を元にキット化してしまったのですね(-_-;)
みんなが欲しがっているのは、ヒーロータイプなのですが、リサーチが足りなかったのかな?
スターウォーズなどでも良くありますが、商品として作る側と、趣味として作る側では思い入れが違う事が良くありますよね(^_^;)
今まで待ち望んだスピナーが、キット化されただけでもありがたいと思っていますが、どうせ立体化するならもうちょっと頑張って欲しかったです(-_-;)
版権の範囲が国内だけかも知れませんが、世界中のファンが欲しがるキットに仕上げて欲しかったですね(^_^;)
by どろぼうひげ (2012-06-23 15:21)
ピコ さん、こんにちは(^^♪
ちょっと残念でしたが、今までリリースするのが難しかったスピナーをキット化してくれただけでもありがたいです(^^)/
不満なところは治せば良いですもん(^_^*)
スジ彫りやプラ板の加工は、いつも何気にやっている事でテクニックと呼べる程の事でもありませんが、お役に立てたなら紹介してみて良かったです(^^♪
偉そうに全体のバランスとか言ってますけど、プロの方の作品では当たり前のように配慮されている部分ですね(^_^*)
ボクも色々な展示会で、実物を見る度に勉強させて頂いています(^^♪
by どろぼうひげ (2012-06-23 15:29)