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各部の改修 [Viper Mk.2 製作記]

各部に手を加えながら組み立てて行きます。

翼端灯は劇中ではあまり目立ちませんが、一応発光しているみたいです(^_^;)
翼端灯.jpg
A キットのレンズ部分を切り取り、内部にファイバーを通すための溝を彫りました。
B ファイバーは1ミリ径のものを使用しました。
  急な角度で曲げると、そこから光が漏れてしまいますので、内部では自然なテンション
  で曲げながら翼端まで通しています。
C 主翼は上下貼り合せで、おかげでファイバーを通すのが楽なのですが、内部に補強が
  全く無いのでペコペコとへこみます(+_+)
  100均のパテを入れて、仮組みしてギュッと押し付け、補強を作りました。

エンジンブロックに出来る隙間を修正して置きます。
合わせ目とスキマ.jpg
エンジンブロックは、立体パズルの様に複雑に組み合わさります。
出来るだけ合わせ目が出ない様にパーツ分割されていて、ナルホドと思わせるのですが、ちょっぴり修正が必要になります。
A ここは合わせ目になるのでパーツは分割されていても良いのですが、微妙な段差が
  出来てしまいます。
  接着してから削り合わせて段差を無くし、ラインもスジ彫りし直しました。
B ここは合わせ目が出来て良いところなのか、イマイチわかりませんけど、ワリと目立つ
  スキマが出来ます(-_-;)
  エンジン部分は取り外し可能にしておいて、PICマイコンのプログラム変更やバイザー
  光の調節が出来るようにして置きたかったので、接着したくありません。
  プラ板を追加してスキマを塞ぎ、パテも使って自然な合わせ目に見える様に成型して
  置きました。

機体は左右貼り合せなので、合わせ目消しが必要になります。
開口と塞ぎ.jpg
A キット付属のスタンドを刺すための穴が開口されていましたので、プラ板をハメてから
  ペーパーを掛けて消してしまいます。
B 姿勢制御のノズルがアチコチに開いていますが、このキットでは全てデカールで表現
  する事になっています。
  穴が開いていた方がノズルらしくなりますけど、今回はピンバイスで彫ってへこんだ穴
  を作るだけにして置きました。
  後からデカールを貼りますが、中央がくぼんだディテールとなります。
C 機体は左右貼り合せですので、接着してから合わせ目を消しています。
  このキットはプラが柔らかいので、内部で合わせ目にプラ板を貼って裏打ちしてから成
  型しています。
  補強しておかないと、せっかく成型しても後からパックリ割れていたなんて事になります

エンジンにディテールを加えました。
エンジンディテール.jpg
ノズル内部はとても細かいディテールが入っていて、そのままでも充分です(^^♪
今回は発光させるので中央に穴を開けましたが、LEDの光がそこだけ強くなってしまってしまいます。
そこで、戦闘機のエッチングパーツを貼り付けて、直接の光を遮断してしまいました(^_^;)
ディテールとしても見映えが良くなるし、噴射口全体が光ってくれる様になったので結果オーライです。
ただ、遮った分、光が弱くなってしまうので、LEDは強力なものを用意する必要があります。

エンジンにLEDを仕込みます。
エンジンの電飾.jpg
エンジン内部にLEDの光を反射させるリフレクターを作りたいので、自作してみました。
A ローソク型の電球です。
  おわん型の原型が欲しかったので、熱にも強い電球を使いました。
B 0.5ミリのプラ板でヒートプレスしました。
  このくらいのパーツなら、ターボライター(ススが出ない)の火で炙れば充分プレスできま
  す(^^♪
C 必要な部分だけカットします。
  エンジン内部の径に合わせて、プラ板にサークルカッターで穴を開け、それにハメて
  カット位置をマーキングしています。
D 今回使用するLEDは、1個に白色LEDが3つ入っている特殊なものを使いました。
  LED3つ分の光となりますので、ヘタすると雷神より明るいです(^_^;)
E LEDの足は4本なので、リフレクターの底に穴を4つ開けました。
F 内部には、アルミテープを貼って光を反射させます。
G LEDは、足だけ出して内部に納まりました(^^♪
  ただ、アルミテープも電気を通しますので、足の周辺だはアルミテープを剥がしてあり
  ます。
H 光を分散させるために、表面に曇らせた透明プラ板を貼りました。
  噴射口に開いた穴から、角度によってはLEDが直接見えてしまうのを防ぐためです。
I 噴射の光はPICマイコンで高速点滅させました。
  普通に点滅していてもつまらないので、点滅の周期が変化する様にプログラミング
  しています。
  ただ、今回使ったLEDが特殊だったので、PICのポート出力では力不足で直接ドライ
  ブできません(+_+)
  そのため、トランジスタで直接12Vをスイッチングして、LEDへ電圧を与えています。

エンジン発光の図。
エンジン発光.jpg
充分に遮光のブラックを吹いたハズだったのに、パーツが透けてしまいました(+_+)
それだけLEDの光が強力なんですね。
このくらい強い光じゃないと、パーツの小さな開口部から充分な光が出てこなかったです(^_^;)

着陸脚の格納部にも手を入れました。
足格納内.jpg
A 逆さまにしてまで内部を見る事は無いと思いますが、キットのままではカラッポですので
  ジャンクパーツを適当に貼り付けてデッチアップしました。
B 扉は軽く薄々攻撃しましたけど、取り付け基部が取れてしまいそうだったので程々にして
  います(^_^*)
  内側には、伸ばしランナーで補強のフレームを作ってみました。
  完成したら、じぇんじぇん見えなかったけどね(;一_一)ふっ

着陸脚も手を加えています。
足のディテール.jpg
キットの脚は、少ないパーツ数で劇中のディテールをとても良く再現していますが、合いがメチャクチャでした(+_+)
かなり削ったり盛ったりして、何とか体裁を整えています。
A 内部がアッサリしていたので、ジャンクパーツでメカを貼り付けてみました。
  逆さまにしないと見えないけどね(;一_一)ふっ
B バイパーは発進する時、空母の発艦みたいにシャトルで引っ張られて強制的に射出さ
  れます。
  劇中でも確認出来ますので、プラ板で前脚に牽引フックを追加しました。
C キットの脚の裏には四角の穴が開いています。
  本来は発進する時に使う車輪が付くのですが、今回は穴のままにして置いて、ベース
  に置く時のガイドとして使いたいと思います(^^♪
  左後ろの脚だけは、この穴を利用してコネクタを付けて置き、ベースから電源を供給し
  てもらう事にしました。
  そのため、3本の脚の位置はしっかり定位置に収まる必要があったんです。

メカにワイヤリングしました。
ワイヤリング.jpg
エンジン両脇に開いている穴から、メカが露出していてカッコイイのですが、キットでは造形がイマイチなので手を入れました。
A キットの状態です。
  劇中で見られるパイプ類は一切入っていません。
  この潔さは、「自分で工作する方の邪魔はしないよ」って事かもしれません(^_^*)
B 小さなタンク状のメカを中心としてパイピングされていますが、劇中の映像を見ると圧力
  調整用のレギュレーターに見えます。
  ジャンクパーツから似たような形の部品を探し出し、金属線を使ってパイピングしました。
C 一番上にあるエンジンのディテールにもパイプが一切無いので、金属線で追加しました。

本体の改修ポイントはまだありますが、後は塗装後に手を加えた部分となります。
このまま塗装工程まで書いちゃうと、かなり長くなってしまいそうなので、ここで一旦区切りますね(^_^*)
次回は塗装と残りの改修部分となります。
もう次月のモデルグラフィックス誌が発売されちゃいますね(>_<)
製作記の方はもうちょっと続きますので、よろしくお付き合い下さい(^^)/

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コメント(2) 

コメント 2

tezno

さっきモデルグラフィクス誌買ってきました。
お三人さんの作品拝見しました。次元潜航艦かっこいいです!
来年のどろおふはすごい数の艦隊がそろいそうな予感!!
by tezno (2013-10-25 23:12) 

どろぼうひげ

tezno さん、こんにちは(^^♪
告知が遅れてすみません(>_<)
今月は竹下さんを中心にフクイさんと共に掲載して頂きました(^^)/
ボクの担当した次元潜航艦はオマケですが、コアなファンも多いと思いますので簡単な製作記を書いてみたいと思います(^^♪
よろしくです!

by どろぼうひげ (2013-10-26 12:43) 

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