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レーダー [シュデルグ 製作記]

レーダーの製作です(^^)/

ガイベロン級は、左舷に巨大なレーダーユニットを持っています。
アングルドデッキから艦載機が飛び立つ時には、邪魔にならない様に船体側に倒れる構造になっているらしいです。
ここにも光るところがあるのですが、どうやって細い先端を光らせるか悩みどころとなります(^_^;)
レーダー分割.jpg
A キットのパーツがちょっとディテール不足なので、自作したパーツに置き換えた部分です。
B 設定資料を元に、プラ板積層で自作しました。
  Aのパーツの側面を剥ぎ取って、こちらに貼り付けています。
C 各部は薄々カンナかけでシャープに成型しています。
  小さな羽を追加しています。
  後程、左右に伸びる小さなアンテナも数本追加しています。
D 横向きになったアンテナの先端に発光する部分があります。
  パーツに穴を開けて、0.25ミリのファイバーを通しました。
  ファイバーの先端は、ライターの火で溶かして玉を作り、ペーパーかけする事で発光する
  部分が大きくなる様に工夫しています。
E ファイバーは、第一甲板に繋がっているアームを通せば楽に感じるかも知れませんが、
  内部に空間が無いので、LEDを仕込むのが面倒になります。
  そこで、一番下の接続部分まで引き伸ばして船体へ通す事にしました。
  パーツを分割してファイバーを通す穴を貫通させます。
F パーツが長いので、ドリルが届かなくなりますから、途中で分割して穴を貫通させました。
  幸い、ジャバラみたいな形状をしているので分割の痕も目立ちません。

光る部分は、もうひとつあります。
レーダーにファイバー.jpg
一番下のウィングの先端も光りやがります(^_^;)
ここは慎重に溝を彫って、ファイバーをパテで埋めました。
出来るだけ折れない様に溝を彫りましたが、やはり急な角度で曲がる部分は光が漏れていますね。
ファイバーは船体と繋がるアーム部分を通しましたが、上から持ってきたファイバーもここから船体に引き込んでいます。

サフを吹いたの図。
レーダーサフ.jpg
各部のシェイプアップと自作パーツのおかげで、キットのパーツよりは密度感が出せたと思います。
第一甲板に繋がるアームは、設定では抜けている様に感じたので、開口してみました。

塗装してみたの図。
レーダー塗装.jpg
とても小さな光ですが、無事に2箇所を光らせる事ができました(^^♪
細かいパーツの先端が光っていると、それだけで密度感が出ますから、苦労してファイバーを通した甲斐があります(^_^;)
それから船体に取り付けた後ですが、設定画にはうっすらとワイヤーが張られている様に描かれていましたので伸ばしランナーを追加してみました。

溝を彫ってファイバーを埋める工作は、まだあります。
尾翼にもファイバー.jpg
船体後部の下にあるウィングの先端も光っています(+_+)
こちらも溝を彫って、先を丸くしたファイバーを埋め込みました。
ここの光は後ろから見た時に良く見えるので、ぜひとも光らせて欲しいポイントです。

次回は内壁の照明と甲板の製作を予定していまーす(^^)/

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コメント(6) 

コメント 6

フクイ

このレーダーの電飾はどろぼうひげさんならではですよね。
普通は既成概念で元々1パーツの部分をど真ん中から分割しようなんて思いつきませんよ・・
エンジニアらしい合理的な考え方で本当に感心しました!
アドバイスいただかなかったらとても僕には電飾出来なかった部分です。
感謝です!

ぜひ多くの方にチャレンジして欲しいですよね!!

by フクイ (2014-02-08 01:23) 

pikapy

 各部先端に輝く緑色がチョー格好いい!
やっぱりどろぼうひげさんの制作記事はブログで読
ませて頂くのが楽しいですね。
あ、雑誌もどんどこ売れるのにこした事はありませ
ん。もちろん。
 
by pikapy (2014-02-08 13:46) 

どろぼうひげ

フクイ さん、こんばんは(^^♪
そんなーテレちゃいますぅ(^_^*)
どうしたらファイバーを通せるか、苦肉の策だったのですが、そんなに感心してもらえるとは思わなかったです(^^♪
こちらこそ、お役に立ててよかったです!
加工は難しいですが、たくさんの方にチャレンジして欲しいですねっ(^^♪

by どろぼうひげ (2014-02-08 21:35) 

どろぼうひげ

pikapy さん、こんばんは(^^♪
ありがとうございますm(__)m
誌面を見て、ここはどうやって作ったんだろ?って思いますよねー
自分がそうなので、たぶんみなさんも同じ疑問を持つと思います(^_^*)
そんな疑問が、このブログで補完できれば良いなーと思います。
もちろん、誌面でもスタジオクオリティの写真を楽しんで頂ければ最高です(^^)/
どちらもよろしくお願いしますね♪

by どろぼうひげ (2014-02-08 21:41) 

てりー

こんばんわ

これからレーダーの加工に入るのですが、0.25mmのファイバーを通す穴径は何mmのドリルを使っていますか?

0.3mmのピンバイスだと3mmくらいしか穴が明かないようなので・・・
また、写真のE、Fの穴位置を合わせるにはどうしたら良いのでしょうか?

とりあえず考えたのは
ドリルが通るだけ穴を明けて、ドリルの長さの手前でパーツを切断。
切断面に残った穴跡から再び穴を開ける・・・かなと?

下のウィングはメチャメチャ小さいですが、溝堀のコツとかありますか?
無策でやると傷だらけになりそうで・・・
ダロルドの艦橋頂部アンテナの溝もボロボロになりました(T^T)

大きいウィングだとマスキングテープで型紙作って、プラバンでゲージを作りましたが、これだけ小さいと難しそう。

アドバイスお願いしますm(u_u)m
by てりー (2014-02-28 00:51) 

どろぼうひげ

てりーさん、こんばんは(^^♪
ドリルは細い径程深く掘れません。
削ったカスを外に排出できずに、どんどん重くなって最悪ポッキリ折れます(^_^;)
もう既にウロ覚えですが、確か0.5ミリくらいのドリルを使ったと思います。
初めにジャバラのパーツはカットして置き、両方からドリルで穴を開けました。
切断面の穴の位置が合わない場合は、合わせ目部分の穴を更に大きい径のドリルで掘って遊びを作って対応したと思います(^^♪
ウィングの溝は、BMCタガネをやさしく使って、少しずつ溝を深くして彫りました。
多少キズだらけになっても、どうせパテ埋めしますので(^_^;)
コツは、焦らないで少しずつ、同じ線をキープすることかなー
ある程度「馴れ」が必要な作業ですので、段々上手くなりますよ(^^)/
頑張って下さい(^^♪

by どろぼうひげ (2014-02-28 18:00) 

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