シュデルグ化と壁の照明 [シュデルグ 製作記]
第一甲板を改造して、ランベアからシュデルグに改装しました。
壁の照明を製作しています。
今回はガイベロン級を3隻揃えたいという事で、まだキット化されていないシュデルグを、ランベアから改造しなくてはなりません。
元々、あまり製作期間が無い製作だったのですが、更に改造の手間が入る事になります(+_+)
とはいえ、設定資料を見ると、第一甲板からアングルドデッキを取り去り、甲板先端の形状を変更するだけで済みそうです。
もしかしたら、もっと他にも違う部分があるのかも知れませんが、この位の改造なら楽に出来そうですね(^^♪
シュデルグは5月に発売が予定されており、わざわざ改造して製作する方はいないと思いますが、一応製作記ですので記事にさせて頂きたいと思います。
第一甲板からアングルドデッキを取り去り、艦橋の後ろ側には張り出したデッキを追加しました。

アングルドデッキを取り去った部分には、プラ板で甲板のエッジを継ぎ足して綺麗に成型します(^^♪
継ぎ足した部分は2ミリのプラ板ですが、ここは元々の甲板のパーツと一緒に出来ないので、後から合わせ目を消す必要があります。
不要なモールドは、パテ埋めしてしまいます。

アングルドデッキのためのモールドは不要となりますのでパテで埋めてしまいました。
甲板の先端も、シュデルグの形状に変更しています。

A 中央には、へこんだ長方形のモールドがありますので、マイナスドライバーを加工したノミ
で彫りこみました(^_^;)
全ての先端が同じ深さになる様に気を付けていますが、幅はそれぞれ微妙に違ってい
ます。
B ランベアのモールドはパテ埋めしています。
C 滑走路の先に補助板がありますので、プラ板で継ぎ足しました。
サイズはそれぞれで微妙に違っています。
先端を取り付けてみた様子です。

これでやっとシュデルグらしくなりました(^^♪
甲板には、後からパテ埋めする部分が出来てしまいました。

A 継ぎ足した部分は甲板表面のパーツとは別になるので、後から合わせ目を消す必要が
あります。
誘導灯や天井照明などの電飾を仕込むので、ここの合わせ目を消すのは本当の最後
にする必要があります。
ハッキリ言って、めんどくせーです(-_-;)
B 甲板のパーツ分割されている部分に隙間が出来ました。
でも、ここはキャットウォークを作る予定ですので、気にしないで置きます(^_^*)
シュデルグ化が終了しましたので、内壁の照明を製作します(^^)/
まずは第四デッキの内壁の照明です。

A キットではとてもアッサリしたモールドで、劇中の様子に比べると寂しい状態です(+_+)
まぁ、どうせ良く見えない部分になるので、省略されても仕方の無い壁ですが、今回は
照明を点けますのでそのままというワケには行きません(^_^;)
プラ板チップや伸ばしランナーで、なんとなーくガミラスっぽく見えるディテールを追加し
てみました。
B 壁の後半はせり出していて、ここにも照明が付いています。
光る部分をくり貫いて、裏側に仕込んだLEDの光が穴から出てくる工作をしました。
C LEDを一番後ろのスミに設置しました。
このLEDの光が開口した穴から出て来る事で発光させようという作戦です。
D LEDの先端に穴を開け、0.75ミリのファイバーを差し込んで引き出しています。
E ファイバーはモールドを作った壁の表面に貼り付け、このまま塗装してしまいます。
後から塗装を剥がせば、その部分だけが光って、ズラリと並んだ照明が作れるという
作戦です(^^)/
塗装後に発光させてみました。

A 塗装はブラックから立ち上げ、遮光してから船体色を吹いています。
スミ入れまで終わってから、デザインナイフの先で塗装を等間隔に剥がして行き、
発光する部分を作ります。
ファイバーはキズが付くとそこから光が漏れますので、それを逆手に取った電飾になり
ます(^^♪
B 使用したLEDが白色だったので、後からイエローで着色しましたが、ほぼ満足の行く
照明を作る事ができました(^^)/
根元のLEDに近いところの光が強すぎて、アンバランスなのが難点ですねぇ(-_-;)
ファイバーの部分は、先端に行く程太く削って、光量が同じになる様に調整可能です。
余談ですが、劇中ではたくさんの小さな照明がズラリと並んでおり、それと同じ照明を再現するためには、ものすごーく手間の掛かる工作しか思いつきませんでした。
どうせ良く見えない内壁の照明のために、貴重な工数を浪費するのであれば、点けない事も止む無しと考えていたのですが、ふとファイバーによる照明を思い付いてラッキーだったと思います。
これなら削るだけで幾らでも照明を増やせますし、LEDも1個で済みます(^^♪
これでデッキも明るく照らし出されてくれれば最高だなーと思ったのですが、世の中そんなに上手い話は無いもんですな(;一_一)

確かに壁の照明は綺麗に発光してくれましたが、デッキ内を照らし出してくれる程の光量はありません(+_+)
劇中でもデッキ内はそんなに明るく照らされているワケではありませんが、多段構造のデッキは絶対に覗きたくなります(^_^*)
思えば、天井にも照明を点けようと決断した瞬間でした(^_^*)
ファイバーカリカリ法(←なんだソレ)による壁の照明は、他の階でも活用しています。

A こちらは第三デッキの壁ですが、幸い後部にスペースがありますので、電球色のLEDを
余裕で設置できました。
熱収縮チューブでLEDを包んでしまい遮光していますが、LEDには穴を開けてファイバー
を差し込んであります。
同様に塗装してからカリカリと剥がして、簡単に並んだ照明を作る事が出来ました。
でも、やっぱりデッキ内は真っ暗です(-_-;)
第2デッキの壁の照明は、左右で違う工作になりました。
この階は横に開いた穴からデッキ内部が見えてしまうので、特に劇中の様子を再現したいところです。

A 左側の壁は、壁の先にLEDを仕込むスペースが無いので、表面に一つLEDを置きまし
た。
B 更に壁の内部にもLEDを置いています。
せり出した部分の照明と、開口された部分に天井スレスレに照明がありますので、1個
のLEDではファイバーを回し切れなかったからです。
C 表面に設置したLEDがそのままではかっこ悪いので、ドラム缶のパーツで覆いました。
ちょうどLEDが隠れるパーツが他に見付からなくて、なぜかドラム缶です(^_^*)
D 塗装後、カリカリして照明の完成です。
ファイバーは0.75を使いましたが、細い天井との間にでも無事に照明を並べる事が出
来ました(^^)/
第2デッキの右側も良く見えちゃう部分です。

こちらは後方に開口された部分があり、LEDとファイバーを設置するスペースが全くありません。
でも、壁を取り付けるためのダボ穴が良い感じで開いていました。
そこで、ここだけは裏からLEDの光を当てる方法を取っています。
A 取り付けダボを切り取って、電球色のチップLEDを取り付けました。
窓のちょうど真ん中に来る位置に、少量のホットボンドで固定しています。
B 窓は穴が開いていますが、そのままではLEDの光が直接出てきてしまいますので、
0.3ミリのプラ板を貼りました。
あんまり効果はありませんでしたが、直接光が出てきてしまうよりはマシになったと思
います。
C 発光させた様子です。
かなり強い光が出てきたので、これなら天井の照明がいらないかも?なんて思ったの
ですが、やはり甘かったです(+_+)
天井照明はこの階にも必要となりました。
天井の照明が点いても、壁の照明はちゃんと存在感があり、とてもノスタルジックな雰囲気になってくれます。

電球色を使ったので、青い壁が紫色になってしまったのが残念ですが、白色では冷たいイメージになってしまって、こんな雰囲気には仕上がらなかったと思います。
苦労した分、報われた工作であったといえます・・・のかな?(^_^;)
次回は天井照明と誘導灯の電飾をご紹介する予定です(^^)/
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壁の照明を製作しています。
今回はガイベロン級を3隻揃えたいという事で、まだキット化されていないシュデルグを、ランベアから改造しなくてはなりません。
元々、あまり製作期間が無い製作だったのですが、更に改造の手間が入る事になります(+_+)
とはいえ、設定資料を見ると、第一甲板からアングルドデッキを取り去り、甲板先端の形状を変更するだけで済みそうです。
もしかしたら、もっと他にも違う部分があるのかも知れませんが、この位の改造なら楽に出来そうですね(^^♪
シュデルグは5月に発売が予定されており、わざわざ改造して製作する方はいないと思いますが、一応製作記ですので記事にさせて頂きたいと思います。
第一甲板からアングルドデッキを取り去り、艦橋の後ろ側には張り出したデッキを追加しました。

アングルドデッキを取り去った部分には、プラ板で甲板のエッジを継ぎ足して綺麗に成型します(^^♪
継ぎ足した部分は2ミリのプラ板ですが、ここは元々の甲板のパーツと一緒に出来ないので、後から合わせ目を消す必要があります。
不要なモールドは、パテ埋めしてしまいます。

アングルドデッキのためのモールドは不要となりますのでパテで埋めてしまいました。
甲板の先端も、シュデルグの形状に変更しています。

A 中央には、へこんだ長方形のモールドがありますので、マイナスドライバーを加工したノミ
で彫りこみました(^_^;)
全ての先端が同じ深さになる様に気を付けていますが、幅はそれぞれ微妙に違ってい
ます。
B ランベアのモールドはパテ埋めしています。
C 滑走路の先に補助板がありますので、プラ板で継ぎ足しました。
サイズはそれぞれで微妙に違っています。
先端を取り付けてみた様子です。

これでやっとシュデルグらしくなりました(^^♪
甲板には、後からパテ埋めする部分が出来てしまいました。

A 継ぎ足した部分は甲板表面のパーツとは別になるので、後から合わせ目を消す必要が
あります。
誘導灯や天井照明などの電飾を仕込むので、ここの合わせ目を消すのは本当の最後
にする必要があります。
ハッキリ言って、めんどくせーです(-_-;)
B 甲板のパーツ分割されている部分に隙間が出来ました。
でも、ここはキャットウォークを作る予定ですので、気にしないで置きます(^_^*)
シュデルグ化が終了しましたので、内壁の照明を製作します(^^)/
まずは第四デッキの内壁の照明です。

A キットではとてもアッサリしたモールドで、劇中の様子に比べると寂しい状態です(+_+)
まぁ、どうせ良く見えない部分になるので、省略されても仕方の無い壁ですが、今回は
照明を点けますのでそのままというワケには行きません(^_^;)
プラ板チップや伸ばしランナーで、なんとなーくガミラスっぽく見えるディテールを追加し
てみました。
B 壁の後半はせり出していて、ここにも照明が付いています。
光る部分をくり貫いて、裏側に仕込んだLEDの光が穴から出てくる工作をしました。
C LEDを一番後ろのスミに設置しました。
このLEDの光が開口した穴から出て来る事で発光させようという作戦です。
D LEDの先端に穴を開け、0.75ミリのファイバーを差し込んで引き出しています。
E ファイバーはモールドを作った壁の表面に貼り付け、このまま塗装してしまいます。
後から塗装を剥がせば、その部分だけが光って、ズラリと並んだ照明が作れるという
作戦です(^^)/
塗装後に発光させてみました。

A 塗装はブラックから立ち上げ、遮光してから船体色を吹いています。
スミ入れまで終わってから、デザインナイフの先で塗装を等間隔に剥がして行き、
発光する部分を作ります。
ファイバーはキズが付くとそこから光が漏れますので、それを逆手に取った電飾になり
ます(^^♪
B 使用したLEDが白色だったので、後からイエローで着色しましたが、ほぼ満足の行く
照明を作る事ができました(^^)/
根元のLEDに近いところの光が強すぎて、アンバランスなのが難点ですねぇ(-_-;)
ファイバーの部分は、先端に行く程太く削って、光量が同じになる様に調整可能です。
余談ですが、劇中ではたくさんの小さな照明がズラリと並んでおり、それと同じ照明を再現するためには、ものすごーく手間の掛かる工作しか思いつきませんでした。
どうせ良く見えない内壁の照明のために、貴重な工数を浪費するのであれば、点けない事も止む無しと考えていたのですが、ふとファイバーによる照明を思い付いてラッキーだったと思います。
これなら削るだけで幾らでも照明を増やせますし、LEDも1個で済みます(^^♪
これでデッキも明るく照らし出されてくれれば最高だなーと思ったのですが、世の中そんなに上手い話は無いもんですな(;一_一)

確かに壁の照明は綺麗に発光してくれましたが、デッキ内を照らし出してくれる程の光量はありません(+_+)
劇中でもデッキ内はそんなに明るく照らされているワケではありませんが、多段構造のデッキは絶対に覗きたくなります(^_^*)
思えば、天井にも照明を点けようと決断した瞬間でした(^_^*)
ファイバーカリカリ法(←なんだソレ)による壁の照明は、他の階でも活用しています。

A こちらは第三デッキの壁ですが、幸い後部にスペースがありますので、電球色のLEDを
余裕で設置できました。
熱収縮チューブでLEDを包んでしまい遮光していますが、LEDには穴を開けてファイバー
を差し込んであります。
同様に塗装してからカリカリと剥がして、簡単に並んだ照明を作る事が出来ました。
でも、やっぱりデッキ内は真っ暗です(-_-;)
第2デッキの壁の照明は、左右で違う工作になりました。
この階は横に開いた穴からデッキ内部が見えてしまうので、特に劇中の様子を再現したいところです。

A 左側の壁は、壁の先にLEDを仕込むスペースが無いので、表面に一つLEDを置きまし
た。
B 更に壁の内部にもLEDを置いています。
せり出した部分の照明と、開口された部分に天井スレスレに照明がありますので、1個
のLEDではファイバーを回し切れなかったからです。
C 表面に設置したLEDがそのままではかっこ悪いので、ドラム缶のパーツで覆いました。
ちょうどLEDが隠れるパーツが他に見付からなくて、なぜかドラム缶です(^_^*)
D 塗装後、カリカリして照明の完成です。
ファイバーは0.75を使いましたが、細い天井との間にでも無事に照明を並べる事が出
来ました(^^)/
第2デッキの右側も良く見えちゃう部分です。

こちらは後方に開口された部分があり、LEDとファイバーを設置するスペースが全くありません。
でも、壁を取り付けるためのダボ穴が良い感じで開いていました。
そこで、ここだけは裏からLEDの光を当てる方法を取っています。
A 取り付けダボを切り取って、電球色のチップLEDを取り付けました。
窓のちょうど真ん中に来る位置に、少量のホットボンドで固定しています。
B 窓は穴が開いていますが、そのままではLEDの光が直接出てきてしまいますので、
0.3ミリのプラ板を貼りました。
あんまり効果はありませんでしたが、直接光が出てきてしまうよりはマシになったと思
います。
C 発光させた様子です。
かなり強い光が出てきたので、これなら天井の照明がいらないかも?なんて思ったの
ですが、やはり甘かったです(+_+)
天井照明はこの階にも必要となりました。
天井の照明が点いても、壁の照明はちゃんと存在感があり、とてもノスタルジックな雰囲気になってくれます。

電球色を使ったので、青い壁が紫色になってしまったのが残念ですが、白色では冷たいイメージになってしまって、こんな雰囲気には仕上がらなかったと思います。
苦労した分、報われた工作であったといえます・・・のかな?(^_^;)
次回は天井照明と誘導灯の電飾をご紹介する予定です(^^)/
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2014-02-09 13:08
コメント(8)
いつも凄いとしかコメントできないけど
本当に凄いッス
こんなに細かい作業をどうすれば出来るのか・・・
憧れちゃいます!
by batora (2014-02-09 14:09)
”第一甲板を改造して、ランベアからシュデルグに改装しました。”
そんなすごいことしていたとは、全然気付いていませんでした。
デッキ内すごいかっこいいです。
脳内再生とまりませんよ!
カタパルトからガーッと飛び立っていく
戦闘機が目に浮かびます。
by tezno (2014-02-09 18:57)
batora さん、こんばんは(^^♪
恐れ入りますぅ(^_^*)
自分では、そんなに細かい作業をしているつもりは無いのですが、模型製作とは関係ない電飾の作業ばっかりなので、そう見えるのではないかと思います(^_^;)
面倒臭い作業ばっかりなんですけどね。
そういえば、元々模型製作って、面倒臭い作業ばっかりですよね(;一_一)
by どろぼうひげ (2014-02-10 17:01)
tezno さん、こんばんは(^^♪
おぉっ!気付かれないって事は成功なのかな?(^^♪
劇中では、デッキ内はこんなに明るく無いのですがね(テヘペロ)
照明を電球色にしたおかげで、人がいる雰囲気を感じるのだと思います(^^♪
これで艦載機がドルシーラだったら良かったのになー(-_-;)
by どろぼうひげ (2014-02-10 17:14)
こんちは!
壁照明の工作をしてるんですが、熱収縮チューブの加熱はどうやっていますか?
直接炙る訳にもいかないし、ドライヤー当てるにしてもプラを痛めそうなんですが・・・
by てりー (2014-03-14 13:22)
てりーさん、こんばんは(^^♪
熱収縮チューブは、そのまさかで、普通にライターで炙っています(^_^*)
もちろん、パーツを溶かさない様に角度に注意していますが・・・
あんまり勧められる方法ではありませんね(^_^;)
by どろぼうひげ (2014-03-14 21:17)
マジですか・・・
「はんだコテ当てるくらいかなぁ」と思ってたのでビックリです(@お@)/
LEDセットしてからだと厳しいですね。
by てりー (2014-03-16 23:03)
てりーさん、こんばんは(^^♪
結構トロトロに加熱して、LEDの足側をピンセットで折りたたみ、裏側も遮光したいのでムチャな加熱をしています(^_^*)
もちろん、取り付けてしまってからでは使えないテクですね(-_-;)
by どろぼうひげ (2014-03-17 02:36)