誘導灯 [シュデルグ 製作記]
各部をディテールアップしています。
誘導灯を点灯させました。
キットはガイベロン級の勇姿をとても良く再現していますが、細部にディテールが不足している部分があったので手を入れてみました。
A 第二甲板の左壁です。
劇中で確認すると、ここには複雑なパネルラインとオレンジに光る管制室らしき部屋が
あります。
スジ彫りとプラ材で軽くディテールアップして置きました。
でも、この部分は第一甲板の影になってしまって、ほとんど見えないんですよね(-_-;)
B 側面には、33ミリ四連装陽電子速射砲塔が4基並んでいますが、パーツの抜きの関係
で砲身がイマイチとなっています。
砲身をカットして、金属線に置き換えてみました。
C 艦載機発進時のデフレクターは、裏のアームによって開閉していますが、キットのパーツ
では精度がイマイチだったので、自作したアームに置き換えています。
ジャバラ的なディテールが欲しかったので、ドリルの削りカスで再現してみました。
D 第二甲板の右壁には内壁パーツとの合わせ目が来ます。
ここは目立つ部分になりますのでパテ埋めをして、劇中の映像を参考にディテールを
加えてみました。
続いて誘導灯の電飾です。
劇中でも艦載機の発進直前に誘導灯がパパッと点灯して、メッチャかっこいいですね(^^)/
ここはぜひとも点灯させてみたいのですが、甲板はとても薄く、内部の空間は1ミリ程度しかありません。
しかも、天井照明も設置したので、益々内部の空間はシビアになります(+_+)
通常のLEDでは収まりませんので、チップLEDを使いました。
A ファイバーを植えて行きます。
0.25ミリを使いましたが、弾力によってパーツを浮かせようとしますから、押さえ付け
ながらまとめて行く仕掛けが必要になります。
内部の補強の一部をカットしてファイバーを通して行くのですが、カットした部分にプラ板
を付けてファイバーを押さえ付ける仕組みを作りました。
B 光源には極小の1608(1.6mm×0.8mm)イエローチップLEDを使いました。
プラ板で両脇に壁を作って、一番奥にチップLEDを収めています。
その中にファイバーをまとめフタをする事で、高さを抑えたLEDボックスを作っています。
0.5ミリのプラ板を使っているので、フタと合わせても高さは1ミリで済みます(^_^;)
ちなみに、第一甲板だけは厚みが極端に薄いので、フタを0.3ミリにして更に薄く仕上げ
ています。
C 無事に誘導灯が点灯してくれました。
今回は甲板を塗装してからファイバーを植えましたが、塗装前に植えて後からカットする
方法でも問題無いと思います。
ちなみに誘導灯は点灯するだけで、ダロルドの様に流れる点滅にはしていません。
別に不可能では無かったのですが、4枚の甲板にファイバーを植えていくだけでも大変
な作業ですので見送りました(^_^*)
D 第四甲板の着艦側にも誘導灯を植えました。
ただ、ここは発光位置が内部の補強と微妙に重なっていたので、補強リブそのものに
穴を開けてファイバーをまとめています。
かなり急角度でファイバーを曲げているのですが、意外と綺麗に点灯してくれました。
配線は、各階層ごとにまとめて行きます。
配線は階層ごとにまとめ、後は電源に繋ぐだけという感じでまとめてしまいます(^^♪
最終的な結線が電源だけになるので、後から楽になりますし点灯テストもやりやすいです。
第一甲板と第二甲板は、黄色のほかにブルーの光点がありますので、LEDは別々に用意します。
A 内部の補強リブを取り去り、ファイバーの通り道をつくって置きます。
B ファイバーを植えました。
この後、押さえを利用してファイバーをまとめて行きます。
C プラ板で囲んだボックス内にまとめ、奥にチップLEDを取り付けます。
ブルーのファイバーは、更に別のボックスにまとめて別々のLEDで点灯させます。
D 配線も済んで、発光させてみた状態です。
薄い甲板の内部に、天井照明や誘導灯を組み込むのは大変です(+_+)
やり方は難しくありませんけど、同じ工作を4回繰り返すので、メッチャ面倒です。
第一甲板のエッジには、航行灯も点灯しています。
ここは強く発光して欲しかったので、0.5ミリのファイバーを使いました。
黄緑色のチップLEDをボックスに収めて発光させています。
ファイバーは溝を彫って埋め込んであり、上下パーツを合わせた時に邪魔にならない様に工作しています(^_^;)
艦橋を取り付け、ファイバーの光源を内部に作りました。
艦橋にはグリーン、薄黄色、窓や艦番号の照明が付きます。
窓と艦番号の照明はチップLEDを並列に繋いでありますので、内部でCRDを介して電源に繋げば、両方とも点灯してくれます(白矢印)
グリーンとイエロー(今回は電球色を使用)は、内部に3ミリのLEDを用意して、熱収縮チューブで覆いました。
熱収縮チューブを使うと、簡単に遮光できて省スペースに仕上がるため、最近はもっぱらこの方法でファイバーの光源を作っています(^_^*)
それでも、内部の補強を取り去ってギリギリに収まっている感じです(-_-;)
誘導といえば、劇中ではメッセージを表示するパネルが描かれていますので再現してみました。
1/1000サイズなので超極小サイズになってしまいましたが、これはぜひ再現してみたかったアイテムです(^^♪
設置されている場所は、キットの少しへこんだモールドの位置だと思ったので、キャットウォークの先に取り付けてみました。
よーく見ないと気付かない程小さなパーツですけど、わかる人にはわかるちょっとした遊び心です(^_^*)
このようなキットでは省略されてしまう劇中のアイテムを再現するのは楽しいです(^^♪
さて、次回はエンジンの電飾をご紹介したいと思います(^^)/
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誘導灯を点灯させました。
キットはガイベロン級の勇姿をとても良く再現していますが、細部にディテールが不足している部分があったので手を入れてみました。
A 第二甲板の左壁です。
劇中で確認すると、ここには複雑なパネルラインとオレンジに光る管制室らしき部屋が
あります。
スジ彫りとプラ材で軽くディテールアップして置きました。
でも、この部分は第一甲板の影になってしまって、ほとんど見えないんですよね(-_-;)
B 側面には、33ミリ四連装陽電子速射砲塔が4基並んでいますが、パーツの抜きの関係
で砲身がイマイチとなっています。
砲身をカットして、金属線に置き換えてみました。
C 艦載機発進時のデフレクターは、裏のアームによって開閉していますが、キットのパーツ
では精度がイマイチだったので、自作したアームに置き換えています。
ジャバラ的なディテールが欲しかったので、ドリルの削りカスで再現してみました。
D 第二甲板の右壁には内壁パーツとの合わせ目が来ます。
ここは目立つ部分になりますのでパテ埋めをして、劇中の映像を参考にディテールを
加えてみました。
続いて誘導灯の電飾です。
劇中でも艦載機の発進直前に誘導灯がパパッと点灯して、メッチャかっこいいですね(^^)/
ここはぜひとも点灯させてみたいのですが、甲板はとても薄く、内部の空間は1ミリ程度しかありません。
しかも、天井照明も設置したので、益々内部の空間はシビアになります(+_+)
通常のLEDでは収まりませんので、チップLEDを使いました。
A ファイバーを植えて行きます。
0.25ミリを使いましたが、弾力によってパーツを浮かせようとしますから、押さえ付け
ながらまとめて行く仕掛けが必要になります。
内部の補強の一部をカットしてファイバーを通して行くのですが、カットした部分にプラ板
を付けてファイバーを押さえ付ける仕組みを作りました。
B 光源には極小の1608(1.6mm×0.8mm)イエローチップLEDを使いました。
プラ板で両脇に壁を作って、一番奥にチップLEDを収めています。
その中にファイバーをまとめフタをする事で、高さを抑えたLEDボックスを作っています。
0.5ミリのプラ板を使っているので、フタと合わせても高さは1ミリで済みます(^_^;)
ちなみに、第一甲板だけは厚みが極端に薄いので、フタを0.3ミリにして更に薄く仕上げ
ています。
C 無事に誘導灯が点灯してくれました。
今回は甲板を塗装してからファイバーを植えましたが、塗装前に植えて後からカットする
方法でも問題無いと思います。
ちなみに誘導灯は点灯するだけで、ダロルドの様に流れる点滅にはしていません。
別に不可能では無かったのですが、4枚の甲板にファイバーを植えていくだけでも大変
な作業ですので見送りました(^_^*)
D 第四甲板の着艦側にも誘導灯を植えました。
ただ、ここは発光位置が内部の補強と微妙に重なっていたので、補強リブそのものに
穴を開けてファイバーをまとめています。
かなり急角度でファイバーを曲げているのですが、意外と綺麗に点灯してくれました。
配線は、各階層ごとにまとめて行きます。
配線は階層ごとにまとめ、後は電源に繋ぐだけという感じでまとめてしまいます(^^♪
最終的な結線が電源だけになるので、後から楽になりますし点灯テストもやりやすいです。
第一甲板と第二甲板は、黄色のほかにブルーの光点がありますので、LEDは別々に用意します。
A 内部の補強リブを取り去り、ファイバーの通り道をつくって置きます。
B ファイバーを植えました。
この後、押さえを利用してファイバーをまとめて行きます。
C プラ板で囲んだボックス内にまとめ、奥にチップLEDを取り付けます。
ブルーのファイバーは、更に別のボックスにまとめて別々のLEDで点灯させます。
D 配線も済んで、発光させてみた状態です。
薄い甲板の内部に、天井照明や誘導灯を組み込むのは大変です(+_+)
やり方は難しくありませんけど、同じ工作を4回繰り返すので、メッチャ面倒です。
第一甲板のエッジには、航行灯も点灯しています。
ここは強く発光して欲しかったので、0.5ミリのファイバーを使いました。
黄緑色のチップLEDをボックスに収めて発光させています。
ファイバーは溝を彫って埋め込んであり、上下パーツを合わせた時に邪魔にならない様に工作しています(^_^;)
艦橋を取り付け、ファイバーの光源を内部に作りました。
艦橋にはグリーン、薄黄色、窓や艦番号の照明が付きます。
窓と艦番号の照明はチップLEDを並列に繋いでありますので、内部でCRDを介して電源に繋げば、両方とも点灯してくれます(白矢印)
グリーンとイエロー(今回は電球色を使用)は、内部に3ミリのLEDを用意して、熱収縮チューブで覆いました。
熱収縮チューブを使うと、簡単に遮光できて省スペースに仕上がるため、最近はもっぱらこの方法でファイバーの光源を作っています(^_^*)
それでも、内部の補強を取り去ってギリギリに収まっている感じです(-_-;)
誘導といえば、劇中ではメッセージを表示するパネルが描かれていますので再現してみました。
1/1000サイズなので超極小サイズになってしまいましたが、これはぜひ再現してみたかったアイテムです(^^♪
設置されている場所は、キットの少しへこんだモールドの位置だと思ったので、キャットウォークの先に取り付けてみました。
よーく見ないと気付かない程小さなパーツですけど、わかる人にはわかるちょっとした遊び心です(^_^*)
このようなキットでは省略されてしまう劇中のアイテムを再現するのは楽しいです(^^♪
さて、次回はエンジンの電飾をご紹介したいと思います(^^)/
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2014-02-16 01:08
コメント(4)
御無沙汰しております。スマホから投稿してます。
放送終了から随分経ちましたが、模型誌では盛り上がっているようですね。
相変わらずのご活躍、また拝見させていただきます。
by しぐ・じ・えいぷ (2014-02-16 18:29)
精密な作業の連続で素晴らしい作品が生まれてるんだなぁと改めて実感です!
そして遊び心を忘れない制作スタイル、憧れます^_^
by ピコ (2014-02-16 21:43)
しぐ・じ・えいぷ さん、こんにちは(^^♪
こちらこそ、すっかりご無沙汰してしまって申し訳ないですm(__)m
ヤマトのTV放送は終わってしまいましたが、今後もどんどんキットが発売されていくので、モデラーとしては楽しみが続きそうです(^^)/
これからも応援よろしくお願いしますね(^^♪
by どろぼうひげ (2014-02-17 09:58)
ピコ さん、こんにちは(^^♪
恐れ入ります(^_^*)
普通はこんな面倒臭い工作はしないですよね(^_^;)
仕上がった時の達成感はハンパ無いですけど、どこかに遊びを入れて自分的にも盛り上がらないとね(^^♪
by どろぼうひげ (2014-02-17 10:02)