エンジンの電飾 [シュデルグ 製作記]
エンジンを電飾します。
ガイペロン級は、第三甲板の延長に2基の巨大なエンジンと、第四甲板の延長に5基のサブエンジンを持っています。
劇中ではピンク色の噴射で描写されていてカッコイイですね(^^♪
ここはもちろん電飾したいポイントですので、ピンク色のLEDを仕込み、PICマイコンで明減させてみました。
まずはサブエンジンです。

噴射口は、モールド付きのクリアーパーツとなっています。
パーツを取り付けるガイド部分は、ちょっと3ミリのLEDを加工すれば楽にハマりますので、5個のピンクLEDを直接取り付けています。
エンジンはただ光るだけではなく、PICマイコンを使って高速に明減させ、噴射の様子を再現してみました。
点く/消えるを繰り返す点滅ではなく、消える事無く明るさを連続的に変化させる事でリアルな噴射を表現しています(^^♪
サブエンジンの下には安定翼があり、先端が光っていますので、ここはファイバーを使いました。

A 翼の裏側に溝を彫り、0.25ミリの光ファイバーを埋め込んで置きます。
BNCタガネでファイバーにストレスを掛けないカーブの溝を彫り、0.3ミリのチゼルで彫り
を深く掘り込んでいます。
ファイバーは先端をライターの火で炙り、出来た玉にペーパーをかけて横方向にも光が
拡散するように工夫しています。
この後、溝をパテ埋めして塗装もしてしまい、何事も無かったかの様に取り付けて置きま
す(^_^*)
引き込んだファイバーは、グリーンのLEDで発光させています。
エンジンのPIC用に5Vが来ていますので、330Ωの保護抵抗を入れて光らせました。
LEDは熱収縮チューブで遮光しており、先端に開けた穴からファイバーを差し込んでいます。
それから、エンジンに仕込んだピンクのLEDですが、おしりをパテで包んで固定して、ブラックを吹いて遮光して置きました。
ちょっと遮光が甘いのですが、この上に甲板のパーツが付けば充分に遮光できています。
エンジンと安定翼先端の発光の様子です。

エンジンは力強く、翼端灯は繊細に発光してくれました(^^)/
0.25ミリのファイバーでも、先端を大きく加工しておく事で、充分に強い光を作ることが出来ました。
続いて、メインエンジンの電飾です。

キットではエンジンの側面が別パーツの一部となっており、上下に目立つ合わせ目が来ます(-_-;)
合わせ目は仕方が無いとしても、電飾を仕込むには側面パーツが分割されているのは都合が悪いです。
そこで、エンジン部分だけ切り離して接着してしまい、後ハメできる様に加工してみました。

これで合わせ目を消したエンジンパーツを後ハメできる様になります(^^♪
切り離した分、長さが足りなくなるので、プラを継ぎ足して合わせ目のスキマを埋めています。
また、内部の光がスキマから見えてしまう恐れがあったので、内側にプラ板を貼り付けて遮光もして置きました。
エンジンノズル内はスモーククリアーとなっていますが、こちらも後ハメできるように、パーツの一部を切り取っています。
カットした事で、設定には無い合わせ目が出来ますけど、そんなにひどい違和感はありませんし、上下に成型できない合わせ目があるよりはマシになったと思います(^^♪
LEDを取り付けます。

A エンジンは合わせ目を消して、噴射口のリングモールドも彫りを深く成型しました。
LEDはスモーククリアーの噴射口パーツに直接取り付けています。
3ミリのピンクLED1個ですが、わざわざプラ板を使ってLEDを出来るだけ奥に配置して、噴射面全体を照らす位置にしています。
LED周辺にアルミテープも巻いてみましたが、こちらはそんなに効果は無かったです(^_^*)
メインエンジンもPICマイコンで明減させました。
でも、たった2個のLEDを明減させるためだけにPICを使うのは勿体無い感じです(-_-;)
そこで、第四甲板の後部にある柱に設置されてる誘導灯らしきランプも点滅させてみました。

A 柱の内側、ほぼ天井に近いところにランプが二つ並んでいて、赤と黄色に点灯しています。
このパーツに0.5ミリのファイバーを通して、天井から内部に引き込んで置きました。
B 内部でファイバーを2方向に分け、黄色(電球色)と赤のLEDへと導きます。
C LEDは黄色と赤を用意しましたが、それぞれのプラス端子はPICマイコンへと繋いであり
ます。
D 2つのLEDは熱収縮チューブで遮光し、先端の穴にファイバーを差し込んで置きました。
エンジンの明減用のPICマイコンのプログラムを書き換え、明減の合間に黄色と赤のLED
を交互に点滅させています。
明減のルーチンを擬似的にマルチタスク処理させて、点滅のためのカウンタと同時に処理
させるプログラムにより、ひとつのPICで両方の電飾を実現できています(^^)/
この辺りはプログラマとしての腕の見せ所ですね(^^♪
点滅の様子は動画にしたいところですが、そんなにスゴイ電飾でもありませんので、今回は画像のみで失礼します(^_^*)

着艦専用の第四甲板にありそうな、黄色と赤の交互点滅を作る事ができました(^^♪
天井近くにあるので、よほど覗き込まないと見えない位置にある隠しアイテム的な電飾です(^_^*)
実物を見る機会がありましたら、ぜひ覗いてみて下さいね(^^)/
次回は最終回、艦載機とベースの製作をご紹介する予定です(^^♪
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ガイペロン級は、第三甲板の延長に2基の巨大なエンジンと、第四甲板の延長に5基のサブエンジンを持っています。
劇中ではピンク色の噴射で描写されていてカッコイイですね(^^♪
ここはもちろん電飾したいポイントですので、ピンク色のLEDを仕込み、PICマイコンで明減させてみました。
まずはサブエンジンです。

噴射口は、モールド付きのクリアーパーツとなっています。
パーツを取り付けるガイド部分は、ちょっと3ミリのLEDを加工すれば楽にハマりますので、5個のピンクLEDを直接取り付けています。
エンジンはただ光るだけではなく、PICマイコンを使って高速に明減させ、噴射の様子を再現してみました。
点く/消えるを繰り返す点滅ではなく、消える事無く明るさを連続的に変化させる事でリアルな噴射を表現しています(^^♪
サブエンジンの下には安定翼があり、先端が光っていますので、ここはファイバーを使いました。

A 翼の裏側に溝を彫り、0.25ミリの光ファイバーを埋め込んで置きます。
BNCタガネでファイバーにストレスを掛けないカーブの溝を彫り、0.3ミリのチゼルで彫り
を深く掘り込んでいます。
ファイバーは先端をライターの火で炙り、出来た玉にペーパーをかけて横方向にも光が
拡散するように工夫しています。
この後、溝をパテ埋めして塗装もしてしまい、何事も無かったかの様に取り付けて置きま
す(^_^*)
引き込んだファイバーは、グリーンのLEDで発光させています。
エンジンのPIC用に5Vが来ていますので、330Ωの保護抵抗を入れて光らせました。
LEDは熱収縮チューブで遮光しており、先端に開けた穴からファイバーを差し込んでいます。
それから、エンジンに仕込んだピンクのLEDですが、おしりをパテで包んで固定して、ブラックを吹いて遮光して置きました。
ちょっと遮光が甘いのですが、この上に甲板のパーツが付けば充分に遮光できています。
エンジンと安定翼先端の発光の様子です。

エンジンは力強く、翼端灯は繊細に発光してくれました(^^)/
0.25ミリのファイバーでも、先端を大きく加工しておく事で、充分に強い光を作ることが出来ました。
続いて、メインエンジンの電飾です。

キットではエンジンの側面が別パーツの一部となっており、上下に目立つ合わせ目が来ます(-_-;)
合わせ目は仕方が無いとしても、電飾を仕込むには側面パーツが分割されているのは都合が悪いです。
そこで、エンジン部分だけ切り離して接着してしまい、後ハメできる様に加工してみました。

これで合わせ目を消したエンジンパーツを後ハメできる様になります(^^♪
切り離した分、長さが足りなくなるので、プラを継ぎ足して合わせ目のスキマを埋めています。
また、内部の光がスキマから見えてしまう恐れがあったので、内側にプラ板を貼り付けて遮光もして置きました。
エンジンノズル内はスモーククリアーとなっていますが、こちらも後ハメできるように、パーツの一部を切り取っています。
カットした事で、設定には無い合わせ目が出来ますけど、そんなにひどい違和感はありませんし、上下に成型できない合わせ目があるよりはマシになったと思います(^^♪
LEDを取り付けます。

A エンジンは合わせ目を消して、噴射口のリングモールドも彫りを深く成型しました。
LEDはスモーククリアーの噴射口パーツに直接取り付けています。
3ミリのピンクLED1個ですが、わざわざプラ板を使ってLEDを出来るだけ奥に配置して、噴射面全体を照らす位置にしています。
LED周辺にアルミテープも巻いてみましたが、こちらはそんなに効果は無かったです(^_^*)
メインエンジンもPICマイコンで明減させました。
でも、たった2個のLEDを明減させるためだけにPICを使うのは勿体無い感じです(-_-;)
そこで、第四甲板の後部にある柱に設置されてる誘導灯らしきランプも点滅させてみました。

A 柱の内側、ほぼ天井に近いところにランプが二つ並んでいて、赤と黄色に点灯しています。
このパーツに0.5ミリのファイバーを通して、天井から内部に引き込んで置きました。
B 内部でファイバーを2方向に分け、黄色(電球色)と赤のLEDへと導きます。
C LEDは黄色と赤を用意しましたが、それぞれのプラス端子はPICマイコンへと繋いであり
ます。
D 2つのLEDは熱収縮チューブで遮光し、先端の穴にファイバーを差し込んで置きました。
エンジンの明減用のPICマイコンのプログラムを書き換え、明減の合間に黄色と赤のLED
を交互に点滅させています。
明減のルーチンを擬似的にマルチタスク処理させて、点滅のためのカウンタと同時に処理
させるプログラムにより、ひとつのPICで両方の電飾を実現できています(^^)/
この辺りはプログラマとしての腕の見せ所ですね(^^♪
点滅の様子は動画にしたいところですが、そんなにスゴイ電飾でもありませんので、今回は画像のみで失礼します(^_^*)

着艦専用の第四甲板にありそうな、黄色と赤の交互点滅を作る事ができました(^^♪
天井近くにあるので、よほど覗き込まないと見えない位置にある隠しアイテム的な電飾です(^_^*)
実物を見る機会がありましたら、ぜひ覗いてみて下さいね(^^)/
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2014-02-17 15:14
コメント(10)
こんな隠れ電飾を仕込むとは!
見つけちゃったら惚れてまうやろ~♪
(*^O^*)
by SOL (2014-02-18 07:51)
あっという間に本体の製作記が終わりましたね。
早速、製作にかかります。φ(..)
仮組のまま攻めあぐねてたので嬉しいです。
レーダーやエンジンの「作りやすくする為のパネル分割」とか思い付かないし、オリジナルでやる勇気が無いので助かります。
今艦橋の加工に着手したところなので、ちょくちょく質問コメ入れさせてもらいますので、ヨロシクお願いしますm(u_u)m
by てりー (2014-02-18 09:35)
SOLさん、こんばんは(^^♪
言われないと気付かない点滅になっています(^_^*)←意味あんの?
ぜひ見つけて惚れて下さい(^^)/
by どろぼうひげ (2014-02-18 22:20)
てりー さん、こんばんは(^^♪
ランベアは発売されているので、早く製作記を公開した方が良いかと思いまして(^_^;)
作例なのでテストショットしかありませんから、失敗したらオシマイで、ちょっとドキドキの加工でした(^^♪
完成すると迫力があってカッコイイです!
頑張ってください(^^)/
by どろぼうひげ (2014-02-18 22:23)
第4甲板後ろの5連ノズルの外側2基はLEDを削って嵌め込んでいるんでしょうか?
それとも部品側だけ削ってますか?
また第3甲板側の大型ノズルのクリアパーツの後ハメ加工化についてですが、
側面パネル側のダボも切り飛ばしていないでしょうか?
このダボがクリアパーツ(お椀部分)を押さえてるみたいなんですが?
by てりー (2014-03-03 00:10)
てりーさん、こんにちは(^^♪
5連ノズルの両端は、ツバが無い3ミリのLEDならそのまま収まりますが、もっと奥まで差し込みたいので、クリアーパーツ側も少々削っています。
メインエンジンの方はおっしゃる通りで、側面のダボも後ハメ可能に削りました。
実際に組み合わせてみて、臨機応変に現物合わせをしています(^_^;)
by どろぼうひげ (2014-03-03 09:14)
ちなみに手元に有るのがツバ付きLEDなんですが、ツバを削っても大丈夫ですか?
他の人(ランベア)の作例だと、甲板に砲弾型を上下(?)削って使っている様ですが・・・
中が電球みたいな空洞じゃない(?)から大丈夫と言うこと(*゜ー゜)ゞ??
by てりー (2014-03-04 11:44)
てりーさん、こんにちは(^^♪
ランベアを製作したフクイさんは、LED1個では光が足りないと判断して増量されたと聞いています。
ボクはLEDの距離を調整して、クリアー全面に光が当る様にしましたが、確かに1個では足りないのかも知れません。
そのあたりは製作者の判断ですので、ご自分でお好きにアレンジして下さい(^^)/
by どろぼうひげ (2014-03-04 12:45)
こんばんわ
本体の加工が終わりまして、いよいよ塗装に入ります。
全体をブラックサフで吹いて塗装するつもりですが、
遮光の為の内側の黒塗装はLED周りだけで良いでしょうか。
(写真を見るとそんな風に見えます)
本音を言うと外側の黒サフだけで行けないかなぁと思ってるんですが・・・
と言うのもバンダイ製品はハメ合いきついので僅かの塗料付着で嵌らなくなったりするので避けたいんですよね。
かと言って透けたら洒落になりませんし・・・
まあ、第1甲板辺りから塗装して組んで確認するつもりですが・・・
by てりー (2014-03-19 00:19)
てりーさん、こんにちは(^^♪
いよいよ塗装ですね!
バンダイのプラは比較的遮光性が高く、ブラックは必要な部分だけで済む場合が多いですね。
かといって油断すると、スキマから内部の光が見える場合がありますので、表面だけ気を付けていてもダメな時もあります(^_^;)
点灯・仮組みをしながら進めるのがオススメです(^^♪
by どろぼうひげ (2014-03-19 09:20)