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エンジン電飾と透過光 [Battlestar Pegasus 製作記]

エンジンの電飾と、船体の透過光の工作です。

エンジンは船尾の周辺を囲む様に8基あります。
ギャラクティカの時は4基だったのに、いきなり倍だし、噴射口以外にも発光している部分があるので、工作量は10倍返しくらいになっていますなぁ(^_^.)
少ない工数で、効率良く作って行く工夫が必要になります。
噴射口はクリアーパーツが付属していますが、取説のままではかなり奥の方に設置されちゃいます。
クリアパーツ取り付け位置.jpg
これでは、電飾しても発光部分以外のところばかり目立ってしまいます。
劇中ではこうなっているのかも知れませんが、ここはもっと手前に置いて、効率よく発光してくれるように変更してみます。

クリアーパーツを、もっと手前に持ってきました。
位置変更.jpg
クリアーパーツをもっと手前に移動しました。
本来は赤い点線の位置だったので、かなり手前に来た事になります。
取り付けのためのダボを切り取り、LEDを固定するための台座として利用しました。
これで噴射の光が効果的になってくれると思います(^^♪

内部を遮光して、LEDを仕込みます。
内部は遮光.jpg
A 噴射口のクリアーパーツには、フレームらしきモールドがありました。
  ここは発光した時に影になってくれるとカッコイイと思ったのですが、いちいち筆塗りして
  いたら時間が掛かります。
  そこで、サインペンでお手軽塗装してしまいました(^_^*)
  8基もあるエンジンのクリアーパーツですが、細かくて面倒な塗りワケが、あっと言う間に
  終了です。
  サインペンですから、そんなに遮光性は良くありませんけど、とりあえず発光状態でも
  フレームの存在が確認出来ますので、結果オーライです(^_^*)
B 内部はブラックで塗装して遮光しました。
  一部を削り取って、LEDの光を表面に透過させています。
  この上にある装甲のスキマから、光を漏れさせたいのですが、ちょうどエンジンの光が
  あるので、それを利用して発光させる計画です(^_^.)

エンジンを発光させてみた状態です。
エンジン発光.jpg
クリアーパーツを手前に設置したおかげで、綺麗に発光してくれました(^^♪
劇中ではほんのりとブルーが入った白色ですので、白色LEDを使いました。

エンジンには、他にも発光している部分があるので、それも再現してみます。
エンジン内部削り.jpg
発光させたい部分を、内部からリューターで削り取りました。
プラが薄くなるので、ここにLEDを仕込めば光が透過して表面が発光する仕組みです。
出来るだけ薄い方が良いので、裏側からLEDの光を当てて、様子をみながら削り込んで行きました。

LEDを取り付けます。
LED埋め込みファイバーも.jpg
削って薄くなった部分に、チップLEDを取り付けて行きます。
位置がきまったら、透明なホットボンドで埋めてしまい、配線も含めて固定してしまいます。
なんでワザワザハンダ付けの面倒なチップLEDを使ったかっつーと、
・小さいので、ホットボンドで埋めやすい。
・照射角度が120゜あるので、広範囲に照らしてくれる。
・まとめて買うと1個10円なので、コスパ最高。
という理由からです(^^♪
特に、今回は大量にLEDを使うので、安価に済むというのは重要でした。
更に、チップLEDの横にファイバーを数本置いた状態でホットボンドを流し込んでいるところもあります。
実はエンジンポッドには、光っている部分がもっとあるのですが、全て再現するとLEDの数が尋常では無くなってしまうので、ファイバーで代用させています(^_^.)
しかも、透過の光源として取り付けたチップLEDの光を利用して簡単に済ませようという、貧乏丸出し作戦です(^_^*)
エンジンのLEDを利用して表面も発光させたり、ファイバーで光を横取りしたり、出来るだけ少ないLEDで多くの発光部分を作る、涙ぐましい工夫をしています。
しかも、できるだけ簡単に済むように追加していて、8基に増えたエンジンでも短時間で仕上げる工夫になっています。
本当はちゃんとLEDを設置した方が、絶対に綺麗に仕上がるのですがねー(^_^*)

透過発光の様子です。
透過発光.jpg
薄く削った部分が、LEDの光で綺麗に発光してくれました(^^♪
A ファイバーの先端はちょっとだけ飛び出させておいて、塗装後にカットします。
B エンジンのLEDを利用した部分も、狙い通り発光してくれてシメシメです(^^♪

ブラックで塗装して、発光部分を作ります
塗装後、落とす.jpg
まだ遮光が完全ではないところがありますし、今回は金属的な表面に仕上げたいのでシルバーを使います。
下地としてブラックを吹いて置きたいのですが、せっかく作った発光ポイントが塗装で遮光されちゃいますね(^_^.)
そこで、塗装してから溶剤を含ませた綿棒でふき取り、発光状態を復活させて置きました。
パネルラインなどの細い部分は、つま楊枝の先でコリコリして塗装を落としてから、薄くブラックを吹き直しています。
ここでの光の残し具合で、どのくらいぼんやりと発光させるのかが決定しますので、ちょっと慎重に作業しています(^_^;)
A 内部には、アルミテープを貼っています。
  遮光も目的のひとつですけど、LEDの光を乱反射させることで、もっと広い範囲を発光
  させる効果を狙っています。
  アルミテープは電気を通しますが、チップLEDのハンダ付け部分はホットボンドで埋まっ
  ているので、ショートする危険もありません。

続いて、船体にも発光している部分を作って行きます。
裏側から削る.jpg
こちらも同様に、裏側からリューターで削って薄々にします。
どのくらい、どの程度の範囲で削れば良いか、エンジンの加工で大体のコツを掴んでいますので、すごく楽に加工できました(^^♪
チップLEDを取り付け、ホットボンドで固定します。
LEDを埋め込む.jpg
今回は大量にLEDを使用するので、最初から電池での駆動はあきらめています(^_^;)
12V1AのACアダプタを直で使いますので、LED3個ごとにCRDを使っています。
チップLEDをホットボンドの中に封印するので、発熱による膨張が心配でしたが、そんなに温度が上がる事も無く、取り越し苦労だったみたいです(^_^*)

船体へのLED取り付けが終了しました。
埋め込み終了.jpg
ここでも配線は出来るだけまとめてしまい、電源につなげは良い2本の配線にまとめてしまいます。
チェックが楽だしトラブルが起きた時にもそこだけ切り離して考える事ができます。
シンプルイズベストってヤツですね(^^♪
アルミテープで光を拡散させます。
アルミテープで拡散.jpg
同様にアルミテープでLEDの光を広範囲に拡散させています。
ホットボンドで埋めているといっても、配線に接触していないか良く確かめて貼り付けます。
ちなみに、アルミテープの糊って大抵弱くて、後から剥がれてしまうこともありますので、瞬着でガッチリ貼り付けています(^_^*)

船体の透過光が完成しました。
透過光の仕上がり.jpg
まだ遮光の塗装をしていないので、関係無い部分まで光っている部分がありますが、おおむね良好に仕上がりました(^^)/
ただ、キットの成型色がアイボリーなので、黄ばんだ色になってしまったのが残念です(+_+)
それに、本当はもっと多くの発光部分があるのですが、さすがに全ての部分にLEDを仕込むのは大変なのであきらめています。
劇中の雰囲気を再現するには充分な数だと思いますので、ゆるしてちょんまげな感じです(^_^*)

次回は船首部分の加工をご紹介します。
よろしくお付き合い下さいm(__)m

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