オルタの製作 [AU-O9アナライザー 製作記]
オルタの製作の様子です。
今回はオルタとの別れのシーンをジオラマ化したいので、オルタをスクラッチしなくてはなりません(^_^;)
シーンとしては、オルタがほとんど宙に浮いている状態になりますので、全てパテで作ってしまうと重くなってしまい、保持するのが難しくなります(-_-;)
せっかく完成しても、壊れやすい作品では困りますし(;一_一)
そこで、建築材料で断熱材に利用されている、軽量なスタイロフォームで芯を作って、そこにパテを追加していく方法で製作してみる事にしました。
A スタイロフォームの小片に形をスケッチして切り出していきます。
正面だけでなく、側面から見た形もスケッチして、それを元にカッターで切り出しています。
B ある程度形が出たら、80番(だったかな?)のペーパーで形を整えます。
C 身体もおおまかに形をカットしてから形を出します。
D ペーパーで整えました。
スタイロフォームの状態で、だいたいの形状が決まってしまいますので、この段階で納得の行くまで成型して置きます(^_^;)
少ない経験からですが、人型をスクラッチする時は、よく顔から作ってしまいがちで、細かい顔の部分は知らず知らずのうちに大きくなってしまいます(^_^*)
こうして全体から作ればバランスを崩す事も無いと思います。
と、いいつつ。実は顔が大きくなってしまって、後から作り直しています(^_^*)ぎゃふん!
パテで包みます。
スタイロフォームのままでは塗装も成型も出来ないので、薄く延ばしたエポパテで包みました。
出来るだけ均一に貼り付けて、スタイロフォームの原型の形を壊さない様に気を付けています。
ここで形を追加したくなりますが、ポージングが決まるまでガマンです。
手足の芯を追加して、ポーズを決めます。
成型後、プラ棒を差し込んで手足の芯を作りました。
幸い、オルタの手足は逃避行でちぎれてしまっているので、肘やひざまででオッケーです(^^♪
穴を開けて瞬着を塗ったプラ棒を差し込んだだけですけど、意外としっかり固定出来ました。
オルタには顔の表情が無いので、このポージングだけで悲しさを表現しなくてはなりません。
全体的に力が抜けた状態にして、首を僅かに傾けています。
パテでディテールを追加しました。
ここからがやっと造形になります(^_^*)
オルタは人間ではありませんので、筋肉や骨がちょっと違った感じになります。
全体的にやせ型で、手足や首もあり得ない程細いですね(^_^*)←うらやましい
お尻も人間みたいに作ってみたら、そこだけ生々しくなってしまったので、あえてペッタンコに戻しました。
細かいディテールは、設定資料集を参考に造形しています。
ちぎれた部分には、プラ材や配線などを埋め込んで、オルタがヒューマノイドである事を表現しています。
右足は人工筋肉が露出していますので、伸ばしたパテを組み合わせて造形しています。
全体にペーパーを当てて、成型しました。
パテで造形していますので、全体にペーパーを当てて滑らかな表面に仕上げます。
造形している段階で表面がデコボコにならない様に気を付けていますが、ヒューマノイドであるオルタには滑らかな表面が絶対必要です。
ペーパーが届かない部分もありますので、リューターも使って効率的に作業してます(^_^*)
コネクタやスジ彫りを加えました。
身体に入っている模様は後から塗装するのですが、スミ入れをしたいのでスジ彫りしました。
フリーハンドでタガネを使いましたけど、ちゃんとガイドを作らなかったのでヨレヨレです(-_-;)
背中には接続コネクタがありますので、コトブキヤさんの市販モールドを貼り付けてみました。
手を作ります。
アナライザーに握られる手ですが、簡単に済ませようと思っていたらトンデモ無いッス(^_^*)
とても表情が出てくる部分で、指の曲げ具合、開き加減で実に様々な感情が表現出来ます。
オルタは顔に表情が無いので、手の表現が大変重要だという事に気付きました。
あーでもない、こーでもないと試行錯誤を繰り返し、10回は作り直しています(^_^*)
結局、満足の行くものは作れませんでしたが、オルタの気持ちを込める事は出来たような気がします(^_^;)
手だけでこんなに苦労するんだから、原型師さんってスゴイですよね(;一_一)
これでやっと原型が完成しました。
塗装に入ります。
まずはMr.color No.307で軽くシャドーを吹きました。
オルタは白いので、事前のシャドー吹きは効果的です(^^♪
全体をグレーで塗装して、細部を塗り分けて行きます。
全体に ホワイト + ライトグレー を吹き付けてから、細部を筆塗りしています。
グレーは No.317 FS36231 + フィールドグレー + ブラック少々
耳や模様 フレッシュ + ピンク
一応、設定資料のカラーに合わせています。
筋肉を ブラウンで塗装してピンクでドライブラシした後、全体にスミ入れしました。
スミ入れしたら造形の甘い部分が浮き彫りになって、メッチャ恥ずかしいのですが、ココまで来て作りなおすのはシンドイのでバックレています(^_^*)
単純に塗り分けただけではフィギュアな感じですので、紫色とグレーの色鉛筆を削ってブレンドしたパステルで軽くボカシを入れました。
これでオルタの完成です(^^)/
アナライザーより製作時間が掛かったような(^_^;)
ポージングだけで悲しさを表現するのが難しかったです。
ボクは普段あまり造形はしないので、本格的なスクラッチをしてみて難しさを痛感しました。
でも、何も無いところから作り出す作業は、創造力全開で楽しいですね(^^♪
出来はイマイチですが、とっても楽しかったです。
最後に、アナライザー目線の図。
一気にオルタの製作記事を書いてしまいました。
長文になってしまってすみません(^_^;)
毎回長文なので、後はベースの製作だけになってしまいました。
製作記が3回で終了なんて、いいのかな(^_^;)←いままでねーぞ
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今回はオルタとの別れのシーンをジオラマ化したいので、オルタをスクラッチしなくてはなりません(^_^;)
シーンとしては、オルタがほとんど宙に浮いている状態になりますので、全てパテで作ってしまうと重くなってしまい、保持するのが難しくなります(-_-;)
せっかく完成しても、壊れやすい作品では困りますし(;一_一)
そこで、建築材料で断熱材に利用されている、軽量なスタイロフォームで芯を作って、そこにパテを追加していく方法で製作してみる事にしました。
A スタイロフォームの小片に形をスケッチして切り出していきます。
正面だけでなく、側面から見た形もスケッチして、それを元にカッターで切り出しています。
B ある程度形が出たら、80番(だったかな?)のペーパーで形を整えます。
C 身体もおおまかに形をカットしてから形を出します。
D ペーパーで整えました。
スタイロフォームの状態で、だいたいの形状が決まってしまいますので、この段階で納得の行くまで成型して置きます(^_^;)
少ない経験からですが、人型をスクラッチする時は、よく顔から作ってしまいがちで、細かい顔の部分は知らず知らずのうちに大きくなってしまいます(^_^*)
こうして全体から作ればバランスを崩す事も無いと思います。
と、いいつつ。実は顔が大きくなってしまって、後から作り直しています(^_^*)ぎゃふん!
パテで包みます。
スタイロフォームのままでは塗装も成型も出来ないので、薄く延ばしたエポパテで包みました。
出来るだけ均一に貼り付けて、スタイロフォームの原型の形を壊さない様に気を付けています。
ここで形を追加したくなりますが、ポージングが決まるまでガマンです。
手足の芯を追加して、ポーズを決めます。
成型後、プラ棒を差し込んで手足の芯を作りました。
幸い、オルタの手足は逃避行でちぎれてしまっているので、肘やひざまででオッケーです(^^♪
穴を開けて瞬着を塗ったプラ棒を差し込んだだけですけど、意外としっかり固定出来ました。
オルタには顔の表情が無いので、このポージングだけで悲しさを表現しなくてはなりません。
全体的に力が抜けた状態にして、首を僅かに傾けています。
パテでディテールを追加しました。
ここからがやっと造形になります(^_^*)
オルタは人間ではありませんので、筋肉や骨がちょっと違った感じになります。
全体的にやせ型で、手足や首もあり得ない程細いですね(^_^*)←うらやましい
お尻も人間みたいに作ってみたら、そこだけ生々しくなってしまったので、あえてペッタンコに戻しました。
細かいディテールは、設定資料集を参考に造形しています。
ちぎれた部分には、プラ材や配線などを埋め込んで、オルタがヒューマノイドである事を表現しています。
右足は人工筋肉が露出していますので、伸ばしたパテを組み合わせて造形しています。
全体にペーパーを当てて、成型しました。
パテで造形していますので、全体にペーパーを当てて滑らかな表面に仕上げます。
造形している段階で表面がデコボコにならない様に気を付けていますが、ヒューマノイドであるオルタには滑らかな表面が絶対必要です。
ペーパーが届かない部分もありますので、リューターも使って効率的に作業してます(^_^*)
コネクタやスジ彫りを加えました。
身体に入っている模様は後から塗装するのですが、スミ入れをしたいのでスジ彫りしました。
フリーハンドでタガネを使いましたけど、ちゃんとガイドを作らなかったのでヨレヨレです(-_-;)
背中には接続コネクタがありますので、コトブキヤさんの市販モールドを貼り付けてみました。
手を作ります。
アナライザーに握られる手ですが、簡単に済ませようと思っていたらトンデモ無いッス(^_^*)
とても表情が出てくる部分で、指の曲げ具合、開き加減で実に様々な感情が表現出来ます。
オルタは顔に表情が無いので、手の表現が大変重要だという事に気付きました。
あーでもない、こーでもないと試行錯誤を繰り返し、10回は作り直しています(^_^*)
結局、満足の行くものは作れませんでしたが、オルタの気持ちを込める事は出来たような気がします(^_^;)
手だけでこんなに苦労するんだから、原型師さんってスゴイですよね(;一_一)
これでやっと原型が完成しました。
塗装に入ります。
まずはMr.color No.307で軽くシャドーを吹きました。
オルタは白いので、事前のシャドー吹きは効果的です(^^♪
全体をグレーで塗装して、細部を塗り分けて行きます。
全体に ホワイト + ライトグレー を吹き付けてから、細部を筆塗りしています。
グレーは No.317 FS36231 + フィールドグレー + ブラック少々
耳や模様 フレッシュ + ピンク
一応、設定資料のカラーに合わせています。
筋肉を ブラウンで塗装してピンクでドライブラシした後、全体にスミ入れしました。
スミ入れしたら造形の甘い部分が浮き彫りになって、メッチャ恥ずかしいのですが、ココまで来て作りなおすのはシンドイのでバックレています(^_^*)
単純に塗り分けただけではフィギュアな感じですので、紫色とグレーの色鉛筆を削ってブレンドしたパステルで軽くボカシを入れました。
これでオルタの完成です(^^)/
アナライザーより製作時間が掛かったような(^_^;)
ポージングだけで悲しさを表現するのが難しかったです。
ボクは普段あまり造形はしないので、本格的なスクラッチをしてみて難しさを痛感しました。
でも、何も無いところから作り出す作業は、創造力全開で楽しいですね(^^♪
出来はイマイチですが、とっても楽しかったです。
最後に、アナライザー目線の図。
一気にオルタの製作記事を書いてしまいました。
長文になってしまってすみません(^_^;)
毎回長文なので、後はベースの製作だけになってしまいました。
製作記が3回で終了なんて、いいのかな(^_^;)←いままでねーぞ
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2014-08-06 10:35
コメント(4)
いや~ご無沙汰しております(^_^;)
毎度ながらナイスで御座いますねぇ~!!
所で今年のDORO☆OFF・・お邪魔しちゃうかもしれませんので~^^
全くの外野ファンととしてですが~~(笑
by コクイ (2014-08-08 17:57)
コクイさん、こんばんは(^^♪
ありがとうございます(^^)/
おぉっ!来てくださるのですか!
楽しみにお待ちしております~(^^♪
by どろぼうひげ (2014-08-09 01:46)
素晴らしいです!
是非とも参考にさせていただきたいです。
by ヒロ (2014-08-14 18:06)
ヒロさん、こんばんは(^^♪
ありがとうございます(^^)/
作っている時は色々と工夫しながら製作していましたので、その時考えていた事を書き綴ってみました(^_^*)
参考になって頂ければ幸いです(^^♪
by どろぼうひげ (2014-08-14 19:45)