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エンジンの発光 [1/500 ヤマト2199 製作記]

エンジンを電飾しました(^^♪

久し振りの製作記です(^_^*)
1/500ヤマトは、イベントや作例の合間に、チョコチョコと進めていました。
だいぶ記事が溜まってしまっているのですが、今回はエンジンの電飾です(^_^;)

キットでは、クリアーパーツにコーンを取り付ける方法で、別売の発光ユニットを使えば誰でも簡単に発光させる事ができる仕様になっています。
エンジンのパーツ.jpg
でも、実際に組み立てて裏からLEDの光を当てても、発光面積が小さくてイマイチですね(ーー;)
普通に電飾すると.jpg
もちろん、劇中と同様にリング状に発光してくれるので、これでも充分だとは思います。
でも、ここは劇中のように力強い噴射を再現してあげたいですよね(^_^*)

光量を上げるため、LEDを大量に投入してみました。
LEDの組み込み.jpg
A コーンの根元を削って、テーパーを付けてあげました。
  これだけでも光の通る面積が増えて、光量がアップしてくれます(^^♪
B アクリルパイプに、LEDをぐるりと一周取り付けました。
  直径3ミリのイエローLEDが12個収まっています。
  LEDはCRDを通して、対角線のLED同士で直列につながっています。
  そのため、LEDは12個ありますけど、配線は6本で済んでいます(^^♪
  固定には、ホットボンドを使いました。
C クリアーパーツの内部のリブを切り取りました。
  ここにLEDブロックがスッポリと収まります。
D CRDの配線はひとつにまとめ、12Vへとつなぎます。
  6本の配線のうち、マイナスになった対角線のLEDのみ発光するワケですね。

更にエンジンの加工は続きます。
エンジンの加工いろいろ.jpg
A クリアーパーツには、アルミテープを巻いて遮光しました。
  発光する部分が小さいので、出来るだけ拡散して欲しいです(^_^;)
B 船体の取り付け部分に穴を開け、配線の通り道を作りました。
  ホットボンドで固定したLEDのおしり部分は、ブラックで遮光しています。
C 発光はPICマイコン16F88で制御しました。
  トランジスタでスイッチングして、12Vの高電圧をON/OFFさせます。
  今回も高速で明減させますが、6個のトランジスタをPWMさせて明るさを変化
  させ、同時に回転しているように見える様に、1箇所だけ消えている部分を
  シフトさせています。
  ついでにサブエンジンも明減させましたが、こちらはメインエンジンより明るい
  のはおかしいので、明減させつつ暗く光る様に調整しています。
  色々なPWMを同時に制御しており、マルチタスクの様に動作しますが、
  順番にプログラムを実行しているだけです(^_^;)
D サブエンジンの方は、直径3ミリのイエローLEDを直接差しただけです(^_^*)
  塗装の便を考慮して、まだ完全にハメ込んでいません。
  こちらは普通に穴を開けてLEDを挿し、配線を通しただけですね(^_^;)

発光させた様子です。
エンジン発光.jpg
さすが12個のLEDです。
明減させて、消えているLEDまで作っているのに、かなりの明るさになりました(^^♪
噴射している感じも出せたし、回転している感じも出せたので満足です。
特に回転は、いかにも回転してまっせー!な感じより、「ん?回ってる?」くらいのニュアンスにしたかったので、じっくりと時間を掛けて調整しました。
そんなエンジン発光の様子は、文字で書くより動画で見てもらった方がわかりやすいと思ったので、いつものYoutubeにアップしてみました。

ただエンジンが発光している様子を撮影しただけなので、30秒程度の短い動画です(^_^;)
サブエンジンもまだ繋いでいない状態です。
良かったら見てくださいね(^^)/

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コメント(8) 

コメント 8

チキンモデラー

シャングリ・ラーの時と同じ発光制御ですよね。
この発光制御は本当に噴射してるように見えて素晴らしいと思います
特許を申請してもいいくらいだと思います。

最近、コメントしておりませんでしたけど、ちゃんと拝見させて頂いてますよ~




by チキンモデラー (2014-11-20 00:32) 

どろぼうひげ

チキンモデラー さん、こんばんは(^^♪
シャングリ・ラーの時は、ただ消えている部分が移動していただけですけど、今回は全体が明減しながら消えている部分が移動しています。
ちょっぴり進化しているんですよ(^^♪
特許は取れませんけど、PICによって実現できた効果だと思います。
いつも応援、ありがとうございます(^^)/

by どろぼうひげ (2014-11-20 17:01) 

tezno

いつものことながら、配線がとても美しいです。
6本で済んだということは、マイナス側にCRDつけたんですね。
今度参考にさせていただきます。
消えたのが動くのでないなら、PWMのタイミングを
ちょっとづつずらしながら移動しているんですか?
1~6で連続的にプログラミングなのでしょうか?
それともよーいドンで、すこしづつタイミングずれしているのでしょうか?
今回は質問ばかりですいません!どうかご指導のほどを。
by tezno (2014-11-21 22:10) 

どろぼうひげ

tezno さん、こんばんは(^^♪
6本のCRDは、プラス側でひとまとめにして分岐しています。
トランジスタでスイッチングしてマイナスに落とす事で発光します。
シャングリ・ラーの製作記に回路図を載せていますので、参照下さい(^^)/
ちなみに、2SAタイプのトランジスタでは、ベース電圧が飽和状態になってスイッチング出来ません。

プログラムで質問されるなんて嬉しいです(^^♪
回転制御ですが、まず、6個のPWMを非同期で明減させています。
LED1組ごとに、PWM用の変数を持っています。
それとは別に、1個だけ消えている部分を独立したカウンターでシフトさせています。
PWMでLEDをON/OFFする時に、消すカウンタが該当していればLEDを発光させません。
消えている間もPWMのパラメータは活きているので、明減がズレる事もありません。
ループ内で、LEDごとに変化する変数を持っているのがミソです。
今回は更に、消えているLEDがどれかという変数も持たせています。
擬似的な並列処理で、一度に制御している様に見えますが、順番に処理しているだけなんです(^_^*)
同時にたくさんのPWMをしたい場合、よく紹介される割り込みでは実現出来ないので、プログラムを工夫する事で対応しています。
ちなみに、よーいドン!では内部発信器の誤差で、少しずつズレが起きると思います(^_^;)
ちょっとややこしくてすみません。
上手く説明するのが難しいです(^_^*)


by どろぼうひげ (2014-11-22 18:10) 

tezno

連投コメント失礼します!お忙しいのにすいません。

あーっ!すげーっ。僕も、
トランジスタでLEDを一個だけ点滅とか使っていたのですが、
それをシフトさせる?できないけど概念はだいたい
分かりました。すごいなあ毎回工作でも目からうろこが落ちる
思いですが、思ってもいない切り口の回答で
びっくりするやら感心するやら、ますます尊敬いたします。
YOUTUBEでの電飾講座もまたまた拝見いたしましたが、
そのうちPICもしくは、簡単なプログラム講座が
見てみたいですね。
MG誌の発売楽しみにしております!
くわしい解説ありがとうございました。
by tezno (2014-11-22 22:34) 

どろぼうひげ

tezno さん、こんにちは(^^♪
返コメが遅くなってすみません。
プログラミングのノウハウだけで、サイトがひとつ作れるくらいのテクニックがあります(^_^;)
いづれPICについても記事にまとめて、みなさんにも活用して欲しいですねー
プログラム開発には時間と手間が掛かりますので、その辺りを簡単に済ませられる様な内容にしたいと思っています。
今月のMG誌で荒川さんがPICの事を詳しく書いて下さっていますので、ぜひ読んでみてくださいね(^^♪

by どろぼうひげ (2014-11-24 09:39) 

ヤマト2205

エンジン、主砲、パルスレーザーなどのCRDは何❲mA❳を使用しているのですか?
また、宜しければエンジンのPICマイコンの型番を教えて下さい!
by ヤマト2205 (2021-01-25 18:34) 

どろぼうひげ

ヤマト2205さん、こんにちは
CRDは15mA(E-153)を使用しています。
PICは、記事に書いてあるとおり、16F88です。

by どろぼうひげ (2021-01-30 10:27) 

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