艦載機と甲板 [ミランガル 製作記]
艦載機の複製と甲板の差し替え機構の製作です。
艦載機は、劇中ではツヴァルケが配備されており、一斉に発艦していく様子がカッコ良かったですよね(^^♪
が、しかし。
使用したダロルドのキットには、ツヴァルケは付属していません。
どうしようかと思っていたら、タイミングバッチリで発売された「1/1000 宇宙戦艦ヤマト2199 コスモリバースVer.」に、ツヴァルケが1機だけ付いています(^^♪
これを複製して搭載すれば、劇中の様子も再現できそうですね。
A まずはコスモリバースVer.のツヴァルケをシリコンで型取りして、レジンで複製を
してみました。
でも、ツヴァルケの細く尖った部分にレジンが回り切れず、パテで修正ばっかしで
ちっともはかどりません(ーー;)
今回は製作期間が短いので、複製でモタモタしている時間は致命的です。
思い切って、エポパテによる複製に切り替えました(^_^*)
100均のおゆまる(品質的にオススメは出来ません)で型取りして、エポパテを
ギューッとして、プラ板で挟んで、クリップで押さえながら硬化させます。
型は2つ用意して、効率的に回しました。
バリがひどいので、成型にはそれなりの手間が掛かりますが、レジンで失敗する
より断然早く仕上がります(^^)/
早く出来る代償として、出来はイマイチですけど、今回はスピード優先です(^_^*)
B 何とか8機を複製出来ました。
硬化させている間は他の製作を進めています。
どうせなので、原型のツヴァルケよりシャープに成型してみました。
C 塗装しました。
上面はガミラスグリーンで、下面はガイアのNグレーⅠにガミラスグリーンを少量
混ぜたグレーです。
とても小さいのですが、上面は微妙に色違いのグリーン迷彩なので、他の部分も
含めて筆塗りで塗り分けています。
D 原型にはギアがありませんので、甲板に置くとペッタリ張り付いているみたいです。
0.2ミリの真鍮線でギアを作り、伸ばしランナーを輪切りにしたタイヤを付けてみ
ました。
その分、機体が浮きますので、小さいながらもリアルになってくれたかな(^^♪
ツヴァルケを配置してみます(^^♪
塗装が済んでからですが、ツヴァルケをレイアウトしてみました。
飛行甲板とオープンデッキに、外から見た時に一番カッコ良く見える位置に接着しています。
元々複製の精度がイマイチでしたので、エヘヘな部分は裏側になる様に置いています(^_^*)
今回は特に、照明も入れていますので、シルエットが綺麗に出る様に気を付けていたりします。
今更ですが、ギアのハッチも追加するべきでしたね(^_^;)
作っている時には、こんなに良く見えると思っていなかったです。
続いて、甲板の製作です。
キットでは、回転式の砲台が差し替えで楽しめます。
ダロルドの時は回転可能に改造しましたが、今回はそのまま差し替え式にしました(^_^*)
それは良いのですが、ダロルドからミランガルに改造する場合、デフレクターの問題があります。
劇中では、ツヴァルケ発艦のシーンで、デフレクターがせり上がっていましたが、ダロルドにはモールドすらありません(ーー;)
簡単に、ガイペロン級のデフレクターを移設すれば済むと思っていたら、サイズが大き過ぎて全く使えない事が判明しました。
仕方がないので、プラ板で自作しています。
A 甲板の一部を開口して、プラ板でデフレクターを自作しました。
0.3ミリのプラ板に縦のスジ彫りをして切り出しています。
V字のモールドは、切り出した0.3ミリのプラ板を貼り付けました。
B デフレクターの昇降アームには、ドリルの削りカスを使いました。
1ミリ(だったかな)のピンバイスで、ランナーに同じ力を加えて穴を開けると
同じ間隔で丸まった削りカスが出てきます(^^♪
三角錐が重なった形状になるので、劇中のアームにソックリな形を作れます。
C 塗装した状態です。
フチはホワイトで、V字は黄橙色で筆塗りです。
D 内部はダークエッググリーンで筆塗りしました。
よく見るとアームがガタガタですけど、スケール的にこれ以上の精度を出す
のが難しかったので、妥協しました(^_^*)
甲板パーツは磁石で密着させます。
ただ乗せただけでは逆さまにすると外れてしまいますし、パーツの反りによって浮いてしまう部分が出来ちゃいます。
ちょうどキットには3箇所に穴が開いていましたので、それを利用して船体内部に鉄板を取り付けました。
これは缶コーヒーから切り出した鉄片で、塗装とコーティングがされていますから、後でサビちゃう事も無く安心です(^^♪
取り外しには、別の磁石を使います。
A 通常甲板のパーツです。
裏側3箇所に磁石を接着してあり、これが船体の鉄片に吸い付いて密着します。
落ちないためなら1個の磁石で充分なのに、3個使ったことにより甲板が段差無く
ピッタリと固定されます。
B 取り外す時には、別の磁石で吸い付けて持ち上げます。
船体内部は鉄片にしてあるので、磁石同士の方が強く引き合いますから、簡単に
取り外す事が可能です。
C 回転砲台にも磁石を仕込みましたが、こちらは1個多いです。
表面の砲台が邪魔をして、他の磁石の磁力が届かないので、別の場所に取り外し
専用の磁石を付けました。
D 砲台パーツを取り外す時には、この位置に磁石を吸着させて持ち上げます。
「ピッタリと段差無く差し替え可能にしたい」というわがままのために、たくさんの
磁石を使用するハメになりました(ーー;)
ちなみに、これらの磁石は100均の10個入りのポーン型で、単価が安いので気兼
ね無く使えました(^_^;)
それなりの効果は出てくれたみたいで、看板は段差無く収まってくれます(^^♪
差し替えパーツは、ワリと複雑な形状をしているのですが、境目が気にならない程ピッタリと密着してくれました(^^♪
欲張って、誘導灯も・・・なんて思ったのですが、ここはガマンして他の部分に注力しています(^_^;)
塗装と簡単な電飾でというお約束だったのに、勝手に工作を追加していますからねー(^_^*)
やはり艦載機があると引き締まります(^^♪
出来がポンコツなツヴァルケでも、あった方が断然引き締まります(^^)/
緊迫した発艦シーンを再現することができて、とっても満足しています。
ツヴァルケが無かったらちょっと寂しかったでしょうね。
次回は電飾の様子をご紹介したいと思います(^^)/
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艦載機は、劇中ではツヴァルケが配備されており、一斉に発艦していく様子がカッコ良かったですよね(^^♪
が、しかし。
使用したダロルドのキットには、ツヴァルケは付属していません。
どうしようかと思っていたら、タイミングバッチリで発売された「1/1000 宇宙戦艦ヤマト2199 コスモリバースVer.」に、ツヴァルケが1機だけ付いています(^^♪
これを複製して搭載すれば、劇中の様子も再現できそうですね。
A まずはコスモリバースVer.のツヴァルケをシリコンで型取りして、レジンで複製を
してみました。
でも、ツヴァルケの細く尖った部分にレジンが回り切れず、パテで修正ばっかしで
ちっともはかどりません(ーー;)
今回は製作期間が短いので、複製でモタモタしている時間は致命的です。
思い切って、エポパテによる複製に切り替えました(^_^*)
100均のおゆまる(品質的にオススメは出来ません)で型取りして、エポパテを
ギューッとして、プラ板で挟んで、クリップで押さえながら硬化させます。
型は2つ用意して、効率的に回しました。
バリがひどいので、成型にはそれなりの手間が掛かりますが、レジンで失敗する
より断然早く仕上がります(^^)/
早く出来る代償として、出来はイマイチですけど、今回はスピード優先です(^_^*)
B 何とか8機を複製出来ました。
硬化させている間は他の製作を進めています。
どうせなので、原型のツヴァルケよりシャープに成型してみました。
C 塗装しました。
上面はガミラスグリーンで、下面はガイアのNグレーⅠにガミラスグリーンを少量
混ぜたグレーです。
とても小さいのですが、上面は微妙に色違いのグリーン迷彩なので、他の部分も
含めて筆塗りで塗り分けています。
D 原型にはギアがありませんので、甲板に置くとペッタリ張り付いているみたいです。
0.2ミリの真鍮線でギアを作り、伸ばしランナーを輪切りにしたタイヤを付けてみ
ました。
その分、機体が浮きますので、小さいながらもリアルになってくれたかな(^^♪
ツヴァルケを配置してみます(^^♪
塗装が済んでからですが、ツヴァルケをレイアウトしてみました。
飛行甲板とオープンデッキに、外から見た時に一番カッコ良く見える位置に接着しています。
元々複製の精度がイマイチでしたので、エヘヘな部分は裏側になる様に置いています(^_^*)
今回は特に、照明も入れていますので、シルエットが綺麗に出る様に気を付けていたりします。
今更ですが、ギアのハッチも追加するべきでしたね(^_^;)
作っている時には、こんなに良く見えると思っていなかったです。
続いて、甲板の製作です。
キットでは、回転式の砲台が差し替えで楽しめます。
ダロルドの時は回転可能に改造しましたが、今回はそのまま差し替え式にしました(^_^*)
それは良いのですが、ダロルドからミランガルに改造する場合、デフレクターの問題があります。
劇中では、ツヴァルケ発艦のシーンで、デフレクターがせり上がっていましたが、ダロルドにはモールドすらありません(ーー;)
簡単に、ガイペロン級のデフレクターを移設すれば済むと思っていたら、サイズが大き過ぎて全く使えない事が判明しました。
仕方がないので、プラ板で自作しています。
A 甲板の一部を開口して、プラ板でデフレクターを自作しました。
0.3ミリのプラ板に縦のスジ彫りをして切り出しています。
V字のモールドは、切り出した0.3ミリのプラ板を貼り付けました。
B デフレクターの昇降アームには、ドリルの削りカスを使いました。
1ミリ(だったかな)のピンバイスで、ランナーに同じ力を加えて穴を開けると
同じ間隔で丸まった削りカスが出てきます(^^♪
三角錐が重なった形状になるので、劇中のアームにソックリな形を作れます。
C 塗装した状態です。
フチはホワイトで、V字は黄橙色で筆塗りです。
D 内部はダークエッググリーンで筆塗りしました。
よく見るとアームがガタガタですけど、スケール的にこれ以上の精度を出す
のが難しかったので、妥協しました(^_^*)
甲板パーツは磁石で密着させます。
ただ乗せただけでは逆さまにすると外れてしまいますし、パーツの反りによって浮いてしまう部分が出来ちゃいます。
ちょうどキットには3箇所に穴が開いていましたので、それを利用して船体内部に鉄板を取り付けました。
これは缶コーヒーから切り出した鉄片で、塗装とコーティングがされていますから、後でサビちゃう事も無く安心です(^^♪
取り外しには、別の磁石を使います。
A 通常甲板のパーツです。
裏側3箇所に磁石を接着してあり、これが船体の鉄片に吸い付いて密着します。
落ちないためなら1個の磁石で充分なのに、3個使ったことにより甲板が段差無く
ピッタリと固定されます。
B 取り外す時には、別の磁石で吸い付けて持ち上げます。
船体内部は鉄片にしてあるので、磁石同士の方が強く引き合いますから、簡単に
取り外す事が可能です。
C 回転砲台にも磁石を仕込みましたが、こちらは1個多いです。
表面の砲台が邪魔をして、他の磁石の磁力が届かないので、別の場所に取り外し
専用の磁石を付けました。
D 砲台パーツを取り外す時には、この位置に磁石を吸着させて持ち上げます。
「ピッタリと段差無く差し替え可能にしたい」というわがままのために、たくさんの
磁石を使用するハメになりました(ーー;)
ちなみに、これらの磁石は100均の10個入りのポーン型で、単価が安いので気兼
ね無く使えました(^_^;)
それなりの効果は出てくれたみたいで、看板は段差無く収まってくれます(^^♪
差し替えパーツは、ワリと複雑な形状をしているのですが、境目が気にならない程ピッタリと密着してくれました(^^♪
欲張って、誘導灯も・・・なんて思ったのですが、ここはガマンして他の部分に注力しています(^_^;)
塗装と簡単な電飾でというお約束だったのに、勝手に工作を追加していますからねー(^_^*)
やはり艦載機があると引き締まります(^^♪
出来がポンコツなツヴァルケでも、あった方が断然引き締まります(^^)/
緊迫した発艦シーンを再現することができて、とっても満足しています。
ツヴァルケが無かったらちょっと寂しかったでしょうね。
次回は電飾の様子をご紹介したいと思います(^^)/
現在、2つのブログランキングへ参加しています。
1日1回、応援のワンクリックをぜひお願いしますm(__)m
2015-02-16 18:23
コメント(4)
今回も細かいテクニックが満載!
削りカスまで使うとは!
スクラッチする場合、似た形の素材を探すんですがこれは気が付かない?
もっと視野を広くもたねば・・・ (;'∀')
複製もそんな方法も?
とても勉強になります (#^.^#)
by SOL (2015-02-17 14:09)
あ~!あれ使ったんですね。
なるほど~。たしかにぴゅるぴゅる~って出てきて
おもしろいですもんね!
僕も勉強させていただきました。
by tezno (2015-02-17 23:33)
SOL さん、こんばんは(^^♪
ありがとうございます!
ドリルカスは、精度はイマイチですけど、何か似た形は無いかなーと考えていたら思い付いたものです(^_^*)
コレが作りたいけど、どうやって作るか?と考えている時間は楽しいです(^^♪
何か製作のヒントになってくれたなら嬉しいです(^^)/
by どろぼうひげ (2015-02-18 00:09)
tezno さん、こんばんは(^^♪
タマタマ思い付いたから良いですけど、思い付かなかったらプラ板なんかで作っていたでしょうね(^_^*)時間も無いし
やってみたら均一の間隔にならなくて、何度も失敗しました。
でも、同じ力を加えながら回せば等間隔になる事に気付き、めでたく採用です(^^)/
どちらも咄嗟の思いつきでしたので、上手く行ったのは奇跡だったのかも(^_^*)
by どろぼうひげ (2015-02-18 00:14)