ディテールアップ [1/48 X-WING製作記]
このブログでは、こっそりトップ画像でのみ告知しておりましたが、今月のModelGraphix誌2015.06 No.367 に、バンダイの1/48 X-WINGの作例を掲載して頂きました(^^)/
今回はキットレビューという事で、電飾の変更や追加工作はしていません。
そもそも、こちらのキットはエンジンやコックピットが点灯し、効果音付きで電動でウィングが開閉したり、プロトン魚雷の発射が楽しめるというギミックが標準で付いてきます(^^♪
思い起こせば2009年の静岡ホビーショーにて、ヤタさんと合作でファインモールドの1/48X-WINGを製作した際、ウィングを電動開閉に改造しましたっけ(^_^;)
その時は散々苦労したのですが、今では誰でも作れちゃう時代がやってきたんですね。
しかも、ユニット化されたモーターBOXをポンッと入れれば出来上がり(^^♪
プロポーションも1/72X-WINGより更に考証が進み、現在手に入るプラモデルとしては最高の仕上がりになっています(^^)/
が、しかし。
あまりにカンペキ過ぎていじるところが無いという、作例としては困ったりんなキットになります。
気になった細部に手を入れ、塗装を頑張ってみる事にしました。
まずは仮組みです。
写真では大きさが伝わりにくいのですが、やはり1/48は迫力があります(^^♪
ディテールやモールドも細かくなっているので、サイズ的な制約で省略されるディテールがありません。
ベースはデザイン的にちょっとアレですけど、単三電池3本を内蔵させるためには致し方無いところでしょう。
製作したのがテストショットだからだと思いますが、エンジンの電飾が透けていますので、塗装で何とかしなくちゃですね。
電動開閉やプロトン魚雷の発射など、ついつい遊んでしまって製作が進まなかったのですが(^_^*)、プロポーションは限りなくプロップに近いと思いました。
仮組みした事で、少しだけ気になった点が見えてきましたので、少々手を入れてみます(^^♪
A エンジンノズルの穴は開口されていて、赤いLEDの光もバッチリ発光してくれます。
ただ、一箇所丸い穴になっているモールドが、ダボの関係で塞がっていました。
B ピンバイスで開口しました。
まっすぐ穴を開ける程度であれば、裏のダボも壊さないで済みます。
C 発光させてみました。
今度は丸い穴の部分まで発光してくれています。
裏のダボが残っているので、ちょっと影が見えますけど、全く発光していないより
随分とマシになってくれたと思います。
D こちらはプロトン魚雷発射口です。
ここもテストショットのためなのか、穴が角張っていました。
丸棒ヤスリでコリコリして、丸い発射口に成型しています。
R2はちょっとカサ上げしました。
A フィギュアはAT-STの時にはガッカリでしたが、今度のルークはまぁまぁです。
手が操縦桿を持っているらしいのですが、もうちょっと動きを付けてみたいので、
後程改造してみようと思います(^_^;)
B R2は首まで機体に入り込んでいますが、実際には胸から上が出た状態です。
C R2の底にプラ板を貼り付けて、約2ミリ程カサ上げしました。
今回はR2を電飾しませんので、加工はラクチンです(^_^*)
D これで劇中の収納状態に近づきました(^^♪
ちょっとした改造ですけど、R2は必ず目が行く部分ですから、効果はあるかも
です。
レーザーを加工しました。
A レーザー基部の横には、2本のパイプが通っているのですが、一体でモールド
されていて、立体感が足りないと感じました。
B 一度パイプのモールドを削り取ってしまいました。
C 電子パーツの切り取った足を使って、パイプを再現しています。
これでくぼんだ部分の裏に空間が出来ますので、立体感がアップしてくれたと
思います(^^♪
でもコレ、4本全部やらなくちゃの割には効果が薄いので、メンドクセーという方
は別にやらなくても良い改造部分ですね(^_^;)
D レーザー先端が太過ぎると感じたのでカットしてしまいました。
根元の半円状のパーツも厚みがあり過ぎると感じたので、削り込んで薄く成型
しています。
どうせパーティングラインを処理しなくてはならない部分ですので、先端を切り取
ってしまった方が成型がやりやすいです(^_^;)
先端は微妙にテーパーが入っているのですが、今回は1.4ミリの真鍮パイプに
交換してみました。
テーパーはほとんど判らない程度ですが、先端に穴が開いている事の方が効果
が大きいです。
っていうか、このレーザー先端がシャキーンとしていると、全体のイメージも違っ
てくると思いますので、ここはお勧めの改修ポイントですね(^^)/
キャノピーとモールドです。
キットのキャノピーは、枠のパーツに透明パーツを組み合わせた、風防ナシでも組めちゃうよん♪的なパーツと、クリアー成型の分割されたパーツが付属しています。
クリアーパーツの方は、ハメ込むだけで開閉可能なキャノピーになりますので、今回はこちらを選択しました。
A 開閉可能なのはありがたいのですが、風防が付いてきます(^_^;)
やはりSWファンとしては風防が無いモデルを作りたいので、テストショットで
代替が利かない恐怖と戦いながらくり貫きました(^_^*)
クリアーパーツは割れやすいので、ピンバイスでたくさん穴を開けて繋いで
行って抜くという、オーソドックスな手法でくり貫いています。
ついでに、枠も細く成型して、精度をアップさせてみました。
B キットに取り付けて開閉テストです。
合いが悪いという事も無く、ちゃんと開閉が出来る様になりました(^^♪
コックピット内部も非常に良く再現されていますので、見せ場として活かせる
様になってルンルンです♪
C 側面のモールドはプロップを忠実に再現されています。
しかし、モールドのエッジがダルくて、スケールが大きいだけに目立ちます。
削り取ってプラ板に貼り替えようと思うのですが、削ってしまう前にモールド
をプラ板でコピーして置きました。
D 反対側のモールドも、削り取ってしまう前にコピーしておきました。
こうして置けば、キットと同じ大きさのモールドを後から貼り付ける事が出来
ますよね(^^)/
ちなみに、貼り付け位置は、写真を撮っておけばバッチリです。
次回はコックピットの製作になる予定です(^^♪
ModelGraphixの写真は、スゲーカッコ良く撮影して頂いたので、ぜひご覧下さいね(^^)/
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今回はキットレビューという事で、電飾の変更や追加工作はしていません。
そもそも、こちらのキットはエンジンやコックピットが点灯し、効果音付きで電動でウィングが開閉したり、プロトン魚雷の発射が楽しめるというギミックが標準で付いてきます(^^♪
思い起こせば2009年の静岡ホビーショーにて、ヤタさんと合作でファインモールドの1/48X-WINGを製作した際、ウィングを電動開閉に改造しましたっけ(^_^;)
その時は散々苦労したのですが、今では誰でも作れちゃう時代がやってきたんですね。
しかも、ユニット化されたモーターBOXをポンッと入れれば出来上がり(^^♪
プロポーションも1/72X-WINGより更に考証が進み、現在手に入るプラモデルとしては最高の仕上がりになっています(^^)/
が、しかし。
あまりにカンペキ過ぎていじるところが無いという、作例としては困ったりんなキットになります。
気になった細部に手を入れ、塗装を頑張ってみる事にしました。
まずは仮組みです。
写真では大きさが伝わりにくいのですが、やはり1/48は迫力があります(^^♪
ディテールやモールドも細かくなっているので、サイズ的な制約で省略されるディテールがありません。
ベースはデザイン的にちょっとアレですけど、単三電池3本を内蔵させるためには致し方無いところでしょう。
製作したのがテストショットだからだと思いますが、エンジンの電飾が透けていますので、塗装で何とかしなくちゃですね。
電動開閉やプロトン魚雷の発射など、ついつい遊んでしまって製作が進まなかったのですが(^_^*)、プロポーションは限りなくプロップに近いと思いました。
仮組みした事で、少しだけ気になった点が見えてきましたので、少々手を入れてみます(^^♪
A エンジンノズルの穴は開口されていて、赤いLEDの光もバッチリ発光してくれます。
ただ、一箇所丸い穴になっているモールドが、ダボの関係で塞がっていました。
B ピンバイスで開口しました。
まっすぐ穴を開ける程度であれば、裏のダボも壊さないで済みます。
C 発光させてみました。
今度は丸い穴の部分まで発光してくれています。
裏のダボが残っているので、ちょっと影が見えますけど、全く発光していないより
随分とマシになってくれたと思います。
D こちらはプロトン魚雷発射口です。
ここもテストショットのためなのか、穴が角張っていました。
丸棒ヤスリでコリコリして、丸い発射口に成型しています。
R2はちょっとカサ上げしました。
A フィギュアはAT-STの時にはガッカリでしたが、今度のルークはまぁまぁです。
手が操縦桿を持っているらしいのですが、もうちょっと動きを付けてみたいので、
後程改造してみようと思います(^_^;)
B R2は首まで機体に入り込んでいますが、実際には胸から上が出た状態です。
C R2の底にプラ板を貼り付けて、約2ミリ程カサ上げしました。
今回はR2を電飾しませんので、加工はラクチンです(^_^*)
D これで劇中の収納状態に近づきました(^^♪
ちょっとした改造ですけど、R2は必ず目が行く部分ですから、効果はあるかも
です。
レーザーを加工しました。
A レーザー基部の横には、2本のパイプが通っているのですが、一体でモールド
されていて、立体感が足りないと感じました。
B 一度パイプのモールドを削り取ってしまいました。
C 電子パーツの切り取った足を使って、パイプを再現しています。
これでくぼんだ部分の裏に空間が出来ますので、立体感がアップしてくれたと
思います(^^♪
でもコレ、4本全部やらなくちゃの割には効果が薄いので、メンドクセーという方
は別にやらなくても良い改造部分ですね(^_^;)
D レーザー先端が太過ぎると感じたのでカットしてしまいました。
根元の半円状のパーツも厚みがあり過ぎると感じたので、削り込んで薄く成型
しています。
どうせパーティングラインを処理しなくてはならない部分ですので、先端を切り取
ってしまった方が成型がやりやすいです(^_^;)
先端は微妙にテーパーが入っているのですが、今回は1.4ミリの真鍮パイプに
交換してみました。
テーパーはほとんど判らない程度ですが、先端に穴が開いている事の方が効果
が大きいです。
っていうか、このレーザー先端がシャキーンとしていると、全体のイメージも違っ
てくると思いますので、ここはお勧めの改修ポイントですね(^^)/
キャノピーとモールドです。
キットのキャノピーは、枠のパーツに透明パーツを組み合わせた、風防ナシでも組めちゃうよん♪的なパーツと、クリアー成型の分割されたパーツが付属しています。
クリアーパーツの方は、ハメ込むだけで開閉可能なキャノピーになりますので、今回はこちらを選択しました。
A 開閉可能なのはありがたいのですが、風防が付いてきます(^_^;)
やはりSWファンとしては風防が無いモデルを作りたいので、テストショットで
代替が利かない恐怖と戦いながらくり貫きました(^_^*)
クリアーパーツは割れやすいので、ピンバイスでたくさん穴を開けて繋いで
行って抜くという、オーソドックスな手法でくり貫いています。
ついでに、枠も細く成型して、精度をアップさせてみました。
B キットに取り付けて開閉テストです。
合いが悪いという事も無く、ちゃんと開閉が出来る様になりました(^^♪
コックピット内部も非常に良く再現されていますので、見せ場として活かせる
様になってルンルンです♪
C 側面のモールドはプロップを忠実に再現されています。
しかし、モールドのエッジがダルくて、スケールが大きいだけに目立ちます。
削り取ってプラ板に貼り替えようと思うのですが、削ってしまう前にモールド
をプラ板でコピーして置きました。
D 反対側のモールドも、削り取ってしまう前にコピーしておきました。
こうして置けば、キットと同じ大きさのモールドを後から貼り付ける事が出来
ますよね(^^)/
ちなみに、貼り付け位置は、写真を撮っておけばバッチリです。
次回はコックピットの製作になる予定です(^^♪
ModelGraphixの写真は、スゲーカッコ良く撮影して頂いたので、ぜひご覧下さいね(^^)/
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2015-05-02 01:23
コメント(4)
これ、紙面で穴が開くほど読みました(笑)購入前でラッキーでした、きっと作例が載るだろうと(^-^)案の定載ったけどまさかどろぼうひげさんだったとは(゚o゚;このキットを買えば過去のあの電動Xウイングと同じ感じの物が手には入るんですね(^-^)もしかしてバンダイの人はここを見てたりして(笑)
何はともあれ作る時の参考にさせて貰いますね(^-^)
by ひこいち (2015-05-02 03:47)
ひこいち さん、こんばんは(^^♪
モデグラを見て頂き、ありがとうございます(^^)/
誰でも簡単に電動X-WINGが手に入るとは、良い時代になりましたね(^_^;)
バンダイさんには感謝しなくちゃ(^^♪
ぜひ製作してみてくださいね(^^)/
by どろぼうひげ (2015-05-02 20:28)
買いました(^-^)さっそく作ってますがやはりどろぼうひげさんのブログは為になります、1/72を作った時の塗料はここを参考にしましたらから(^-^)
さて1/48はred5なのでここは改造してred3にしようと考えてます、過去の記事にあったモールド再現を参考にさせて頂くつもりです(笑)やはり1/48だと0.5mmプラ板が妥当ですかね?0.3mmでもいいかなぁって思ってますがやってみないとわからないですね(^-^)しかしこれだけのキットなんでR2の電飾やコクピット周りの電飾もしてみたいです(^-^)
by ひこいち (2015-05-05 15:50)
ひこいち さん、こんばんは(^^♪
参考にして頂き、ありがとうございます(^^)/
RED3ですか!ボクも1/72でRED5からRED3を作りましたが、1/48で作ればカッコイイと思います。
モールドは0.3ミリでちょうど良いと思います。
ただ、モールドの上に更にモールドが付いているところは、プラペーパーにしないとオーバースケールになると思います。
ボクは電飾無しでしたが、ぜひ電飾も組み込んで下さい(^^♪
by どろぼうひげ (2015-05-06 01:12)