エンジン発光と偏向版 [Y-WING GOLD2 製作記]
細かな改修とエンジンの発光、それと偏向版の作り直しです。
キャノピーは枠が太く感じたので、薄く削りました。
ほんの少しの差なんですけどね(^_^;)
ここが薄くなるとスケール感が出てくれるので、オススメの工作ポイントです。
エンジンにLEDを仕込みます(^^)/
A キットのパーツは開口されていませんので、ピンバイスとナイフで開口します。
1つだけ丸い穴になっていますので、形を壊さない様に気を付けます。
B 基部のパーツに穴を開けて配線を通します。
LEDは底に直接固定してしまいました。
出来るだけリーチを稼いで噴射口全体を均一な光にしたかったのですが、その分
暗くなりますので、この辺りは好みですね(^_^;)
C 発光させた状態です。
パーツの遮光性は良好ですが、一応内側をシルバーで筆塗りしておきました。
発光はマイコンで明減させます。
光っているだけより、高速に明減していた方が噴射っぽく見えますので、PICマイコンで高速に明減させました(^^♪
ただ、内部が狭くて、通常サイズのPICでは収まりませんので、極小タイプのSOPパッケージのPIC12F1675を使用しました。
抵抗もチップを使い、PICに直接ハンダ付けしています。
エンジンの明減だけでマイコンを使うのは勿体無いので、ついでにコックピットのコンソールを交互点滅させてみました。
明減とは別のカウンタを持たせて、擬似的なマルチタスク処理をさせています。
A エンジンへの配線はウィングの一番太い部分を使い、内部のダボを削り取って
通り道を確保しています。
B マイコンを収めてみました。
極小のPICを使ったおかげで余裕で収まっています(^^♪
これなら、多少無理すれば普通サイズのPICでも大丈夫かも知れませんね。
エンジンの結線は最終組み立ての時に行います。
エンジンポッドへの配管などを工作してから、最終的に結線しています。
最後に上部パーツを閉じますが、ダボに配線をはさんで断線してしまわない様に気を付けます(^_^;)←実はやっちまった
パイピングしつつ、更に改修を加えます。
A ドロイドの両脇には一段段差がありますので、プラペーパーを貼っています。
GOLD2には下にこんな形のパーツがついていますので追加しました。
B ポッドの一部の配管がGOLD2にはありません。
スジ状のモールドの上なので、消すのが大変なのですが、無いものは無いので
消しておきます(^_^;)
C ポッドの一部の配管が、GOLD2は途中で消えています。
こんな僅かな違い、どーでもえーのですが、見付けてしまったので修正します。
D ポッドの側面にも面倒な位置のパイプが付いていません。
スジを消さないようにパイプだけ削り取ります。
ドームにも手を入れています。
抜きの関係で、モールドがカッチリしていない部分が出来ています。
デザインナイフで、モールドを彫り直してあげて、本来の形状にしてあげました。
ドーム表面のモールドは、GOLD2の場合ほとんどありません。
削り取って綺麗に整形してあげました。
偏向版は自作したパーツに置き換えました。
A キットの素組み状態です。
複雑な偏向版の形状が見事に再現されていますよねー(^^♪
普通に組み立てるだけで、誰でもプロップを再現できる事の意義は大きいです。
贅沢かも知れませんが、リング外周に厚みがあるし、リングも太過ぎます(+_+)
偏向版全体の精度をもうちょっと上げたいので、思い切って作りなおす事にしま
した。
B 内部を削り取って、細切りしたプラ板でリングを作ります。
リングの断面は正方形なので、プラ板の細切りを使っています。
キットのパーツに合わせて、正確な円で同じ大きさになる様に作りました。
元のリングと比べると、かなりシャープになったと思います(^^♪
C 内部の板はある程度キットのパーツを使いました。
例えば、穴が開いた板は、キットのパーツを使っています。
穴の位置が微妙にズレているのですが、キットではちゃんと再現されています。
これを正確に再現するのは大変なので、キットのパーツを削り込むことで薄く
加工して使いました。
後ろの小さなメカは切り取って再利用し、板そのものは0.3ミリプラ板で作り直し
ています。
D 元のパーツとの比較です。
リングや板が薄くシャープになったと思います。
外周も削り込んだおかげで精度が出てくれましたし、Y-WINGの見所である
偏向版として、満足できる仕様となりました(^^♪
偏向版の加工は、もうちょっと続きます。
GOLD2には前方に飛び出た角フレームがありませんのでカットします。
更に、その基部にあるトラス部分を伸ばしランナーで組み直しました。
ここも精度が出て欲しい部分ですので、キットのパーツに比べるとかなり改善できたと思います。
左右両方を製作し、サフを吹いて確認です。
外縁の内側にロッドの合わせ目が出来ますので、それを消してから内部の偏向版を取り付けます。
外側に四角のディテールを追加していますが、一部判明していない部分があったのでイメージで加えています(^_^*)
また、ロッドの先にある小さな突起が省略されていましたので追加しています。
次回はコックピットの製作をご紹介します(^^)/
現在、2つのブログランキングへ参加しています。
1日1回、応援のワンクリックをぜひお願いしますm(__)m
キャノピーは枠が太く感じたので、薄く削りました。
ほんの少しの差なんですけどね(^_^;)
ここが薄くなるとスケール感が出てくれるので、オススメの工作ポイントです。
エンジンにLEDを仕込みます(^^)/
A キットのパーツは開口されていませんので、ピンバイスとナイフで開口します。
1つだけ丸い穴になっていますので、形を壊さない様に気を付けます。
B 基部のパーツに穴を開けて配線を通します。
LEDは底に直接固定してしまいました。
出来るだけリーチを稼いで噴射口全体を均一な光にしたかったのですが、その分
暗くなりますので、この辺りは好みですね(^_^;)
C 発光させた状態です。
パーツの遮光性は良好ですが、一応内側をシルバーで筆塗りしておきました。
発光はマイコンで明減させます。
光っているだけより、高速に明減していた方が噴射っぽく見えますので、PICマイコンで高速に明減させました(^^♪
ただ、内部が狭くて、通常サイズのPICでは収まりませんので、極小タイプのSOPパッケージのPIC12F1675を使用しました。
抵抗もチップを使い、PICに直接ハンダ付けしています。
エンジンの明減だけでマイコンを使うのは勿体無いので、ついでにコックピットのコンソールを交互点滅させてみました。
明減とは別のカウンタを持たせて、擬似的なマルチタスク処理をさせています。
A エンジンへの配線はウィングの一番太い部分を使い、内部のダボを削り取って
通り道を確保しています。
B マイコンを収めてみました。
極小のPICを使ったおかげで余裕で収まっています(^^♪
これなら、多少無理すれば普通サイズのPICでも大丈夫かも知れませんね。
エンジンの結線は最終組み立ての時に行います。
エンジンポッドへの配管などを工作してから、最終的に結線しています。
最後に上部パーツを閉じますが、ダボに配線をはさんで断線してしまわない様に気を付けます(^_^;)←実はやっちまった
パイピングしつつ、更に改修を加えます。
A ドロイドの両脇には一段段差がありますので、プラペーパーを貼っています。
GOLD2には下にこんな形のパーツがついていますので追加しました。
B ポッドの一部の配管がGOLD2にはありません。
スジ状のモールドの上なので、消すのが大変なのですが、無いものは無いので
消しておきます(^_^;)
C ポッドの一部の配管が、GOLD2は途中で消えています。
こんな僅かな違い、どーでもえーのですが、見付けてしまったので修正します。
D ポッドの側面にも面倒な位置のパイプが付いていません。
スジを消さないようにパイプだけ削り取ります。
ドームにも手を入れています。
抜きの関係で、モールドがカッチリしていない部分が出来ています。
デザインナイフで、モールドを彫り直してあげて、本来の形状にしてあげました。
ドーム表面のモールドは、GOLD2の場合ほとんどありません。
削り取って綺麗に整形してあげました。
偏向版は自作したパーツに置き換えました。
A キットの素組み状態です。
複雑な偏向版の形状が見事に再現されていますよねー(^^♪
普通に組み立てるだけで、誰でもプロップを再現できる事の意義は大きいです。
贅沢かも知れませんが、リング外周に厚みがあるし、リングも太過ぎます(+_+)
偏向版全体の精度をもうちょっと上げたいので、思い切って作りなおす事にしま
した。
B 内部を削り取って、細切りしたプラ板でリングを作ります。
リングの断面は正方形なので、プラ板の細切りを使っています。
キットのパーツに合わせて、正確な円で同じ大きさになる様に作りました。
元のリングと比べると、かなりシャープになったと思います(^^♪
C 内部の板はある程度キットのパーツを使いました。
例えば、穴が開いた板は、キットのパーツを使っています。
穴の位置が微妙にズレているのですが、キットではちゃんと再現されています。
これを正確に再現するのは大変なので、キットのパーツを削り込むことで薄く
加工して使いました。
後ろの小さなメカは切り取って再利用し、板そのものは0.3ミリプラ板で作り直し
ています。
D 元のパーツとの比較です。
リングや板が薄くシャープになったと思います。
外周も削り込んだおかげで精度が出てくれましたし、Y-WINGの見所である
偏向版として、満足できる仕様となりました(^^♪
偏向版の加工は、もうちょっと続きます。
GOLD2には前方に飛び出た角フレームがありませんのでカットします。
更に、その基部にあるトラス部分を伸ばしランナーで組み直しました。
ここも精度が出て欲しい部分ですので、キットのパーツに比べるとかなり改善できたと思います。
左右両方を製作し、サフを吹いて確認です。
外縁の内側にロッドの合わせ目が出来ますので、それを消してから内部の偏向版を取り付けます。
外側に四角のディテールを追加していますが、一部判明していない部分があったのでイメージで加えています(^_^*)
また、ロッドの先にある小さな突起が省略されていましたので追加しています。
次回はコックピットの製作をご紹介します(^^)/
現在、2つのブログランキングへ参加しています。
1日1回、応援のワンクリックをぜひお願いしますm(__)m
2015-08-04 22:56
コメント(6)
12F683を使い始めています。
本を見ながら高速点滅を試みましたが、
実際に点滅させてみると、
[あれ?点滅してるの?]と思えるぐらいの明るさです。
最大光量で点滅してほしいのにな・・・。
まだまだ勉強します。
by PIC勉強中 (2015-08-05 13:47)
買って来ました(^-^)箱を開けてチラッと見ましたが意外とデカいですね、これは作り甲斐ありますね。知らないでやらないのか知っててやらないのか、う~ん知ってしまった以上やりそうで怖いです(笑)
まぁせっかく作るのなら参考にして完全再現もいいかもしれませんね(^-^)
by ひこいち (2015-08-05 22:08)
PIC勉強中 さん、こんばんは(^^♪
高速点滅が暗いということでしょうか?
点灯と消灯の間隔を変えてみると改善されるかも知れません(^^♪
間隔が同じなら、点灯している時間は半分になるので、光の強さも半分になります。
人間の目は20ms程度の動体視力ですので、消灯していることを認識できるギリギリまで短くする事で点灯している時間を多くする事ができます。
ぜひお試しを(^^)/
by どろぼうひげ (2015-08-05 22:22)
ひこいちさん、こんばんは(^^♪
記事を書いておいて何ですけど、ここで紹介した改修ポイントを全て行う事も無いと思います(^_^*)
まずは楽しんで製作して頂きたいです(^^♪
ただひとつだけうるさい事を言わせてください。
プロップの解析には、通常では考えられない程の途方も無い時間と手間が掛かっています。
ボクも教えてもらった立場なので偉そうな事はいえないのですが、人知れず地道な努力を重ねている方のおかげである事を忘れない様にしたいと思っています(^^)/
by どろぼうひげ (2015-08-05 22:33)
おっしゃる通りです(^-^;プロップに近づける事が出来るのも先人たちの人知れずの努力のおかげですね、恐れ入ります。
とりあえず楽しみながら作ってみたいと考えてます(^-^)
by ひこいち (2015-08-06 00:58)
ひこいちさん、こんばんは(^^♪
プロップの解析は本当に大変で、果たして役に立つ時がくるのかわからないのに、膨大な手間と時間とお金をつぎ込まなくてはなりません。
こうしてGOLD2を再現できたのも、キットとして我々が手に出来るのも、その方々の努力があったことを忘れない様にしたいと思います(^^♪
楽しんで作る。これが一番の恩返しにもなりますね(^^)/
by どろぼうひげ (2015-08-06 17:21)