灯火類の電飾 [MG 72トムキャット 製作記]
久し振りのトムキャット製作です(^_^*)
戦闘機といえども、実はあちこちに発光している部分があります。
実物のトムキャットに光っている部分があるなら、模型でも光らせてみたくなりますよねー(^^♪
先日フォーメーションライトを点灯させてみましたが、ほかの発光する部分も再現してみたいと思います。
1/72というサイズで、どこまで再現できるのか、失敗を覚悟でチャレンジしてみる事にしました。
翼端灯を点灯させてみます。
キットには翼端灯のモールドがありますが、透明化されているワケではありません。
しかも、主翼は薄いのに翼端灯はかなり明るく点灯します。
チップLEDを直接埋めてみることにしました(^^)/
A 翼端灯の部分をカットして、底に四角の穴を掘り、チップLEDを収めます。
LEDは1608というサイズで、横1.6mm、奥行き0.8mm、高さ0.4mmという、
超小型のLEDです。
配線を2本ハンダ付けするだけでも難しいのですが、このサイズになると配線の
取り付け方向まで気を使わないといけません(ーー;)
B LEDは穴の中に完全に納まる様に取り付けます。
そうしないとクリアー部分を密着出来ないし、光りが直接見えて明る過ぎてしまう
からです。
んで、クリアーパーツのランナーを接着して、元の形状に削り出しました。
クリアー部分の周辺にモールドがありますので、そこは残して削り出す、ちょっと
面倒な工作となります(^_^;)
C 主翼の先端にも、フォーメーションライトがあります。
モールドを削り取り、やはりチップLEDが収まる四角の穴を掘って、その中に
白色LEDを収めました。
幸い、主翼は上下貼り合せになっていて、内部に空間が出来ますから、配線を
通す穴をそこまで開ければワイヤリングは楽に出来ます。
削り取ってしまったカバーは、0.2ミリの透明プラ板を曲げてカバーを作り、
元に戻します。
曲げたときに白濁しますけど、後からデカールを貼るので大丈夫です。
D 発光させた状態です。
翼端灯はとても明るく、実機に近いイメージに出来ました(^^♪
フォーメーションライトは、逆にもっと暗くしたいので、後で減光する必要がありそう
です。
工作方法が場所によって違うので、同じ明るさに調整するのが大変そうですね。
左側にも赤の翼端灯がありますので、全く同じ工作をしています。
垂直尾翼にも、たくさんの灯火があります。
A キットのパーツです。
さすがにこちらは左右貼り合せにはなっていません(^_^;)
パーツはとても薄く、一番厚い部分でも1.8ミリ程度です。
通常なら、このような部分にはファイバーを使いますが、実機の衝突防止灯はとても
明るいので、出来るだけチップLEDを直接取り付けたいところです。
チップLEDを縦に配置すれば0.8ミリで収まるので、ちょっとスキルが高いのですが
思い切って埋め込んでみる事にしました。
B ここにもフォーメーションライトがありやがります(ーー;)
片側にしか無いのですが、掘ってどうこう出来る厚みではありませんね。
完全に貫いてしまって、下側にチップLEDを置き、プラ板を詰めて透過させる作戦に
出ました。
恐らく端まで光りが届かず、真ん中部分が光るだけになってしまうと思われますが、
元々ボーッとした光り方なので、とりあえず光ってくれればヨシ的なニュアンスです。
後ろ側には衝突防止灯がありますが、やはり1608チップがそのまま収まるサイズで
はありません。
モールドは削り取り、更に穴を開けてチップLEDを潜り込ませます。
配線は穴を開けて下側に逃がしてから埋めることにしました。
C 配線は0.3ミリのチゼルで掘った溝に埋めます。
尾翼の中央に補強板が通っているので、それを避けて平面部分を通しました。
溝を彫るのは内側にして、出来るだけ工作した部分が外側に出ない様にしています。
パテ埋めして整形しますが、フォーメーションライトの裏側はプラ板をツライチに整形
して貫いた傷跡を残さないようにします。
D 衝突防止灯にはエポキシ接着剤を盛ってクリアー部分を作りました。
光る部分をマスキングして、つや有りブラックでしっかりと遮光した後、とりあえず
No.306を吹いて置きました。
発光させてみたら、あら。意外と良いじゃん(^^♪
こちらの衝突防止灯はコンソールに点滅の切り替えスイッチがあるので点滅させる
事が可能みたいです。
でも、点滅している動画がほとんど見付かりませんので、点滅はさせない方が良い
のかも(^_^;)
左の尾翼は、更に厄介な工作となります。
A こちらの衝突防止灯は、更に薄い先端側にあります。
モールドを削り、チップLEDを収めてみると、横幅はピッタリサイズです(^_^;)
配線は穴を開けて下へ逃がしました。
フォーメーションライトは、やはり貫いてしまってプラ板を詰める工作です。
チップLEDを一番下に置いて、スキマは透明なエポキシ接着剤で塞いでおきます。
尾灯も発光するのですが、それは別に工作します。
B 尾翼の一部を四角にくり貫いて、衝突防止灯の配線を一旦通しておきます。
フォーメーションライトの配線も一度ここに集めてから付け根まで彫った溝を通して
配線を埋めました。
発光部分の周辺に、小さなカバーがたくさんあるので、そのモールドを壊さない様に
こんな工作になりました。
C 尾灯は無理だと思って電飾をあきらめたのですが、たぶん後からスゲー後悔すると
思ったので点灯させる事にしました。
実はこの部分、周辺のディテールを壊さないと電飾できません。
ギミックのために形状を壊すのは、ボクの中ではご法度なんです(^_^;)
スケールモデルなら尚更なのですが、今回ばかりはわがままさせてください。
こちらは元の棒を削り取り、0.75ミリのファイバーに換装しました。
根元を掘り込んで、電球色のチップLEDを埋めています。
配線は別に溝を彫ってパテ埋めしました。
D やはりマスキング、ブラック、306と塗装しました。
点灯させてみると、ナカナカ良い感じです(^^♪
尾灯はやっぱり光らせて良かったなー
尾翼の電飾が完了です(^^)/
実機と同様に明るい衝突防止灯にする事ができました。
光ファイバーでは、ここまでの発光は出来なかったと思います。
フォーメーションライトは、やはり光の強い部分が出来てしまいましたが、これは致し方ないですね。
続いて、ナビゲーションライトも電飾しました。
こちらは主翼の付け根付近にある、右が青緑、左が赤の航空灯です。
小さい上に、上下にあるので面倒な部分です。
A ナビゲーションライトは、ここにあります。
左右と上下の4箇所にありますので、LEDを4個使用するのですが、今回はちょっと
工夫して、2個で済ませました。
B この部分には、D型では使用しなくなったグラブベーンが付きます。
このパーツに穴を開けてチップLEDを仕込み、上下を1個で電飾しようという計画です
C チップLEDを仕込み、ブラックから306で塗装しました。
機体下側のパーツに接着してしまいました。
D レンズ部分は開口して、エポキシ接着剤を充填してクリアー化しました。
多少盛り上げて置いて、ツライチになるまで整形しています。
ナビゲーションライト点灯です。
右は青のチップLEDを使いました。
本当は緑なんですけど、実機では完全に緑ではなくて青緑なんですよね(^_^;)
後からクリアー部分をクリアーグリーンで塗装すればOKだと思っていたら、緑に塗ってもあんまり変化しなくて青になってしまいました(+_+)
今更グリーンのチップに変えるのは面倒なので、このままバックレます(^_^*)
全部を点灯させてみました。
光りが強過ぎたかと思いましたが、こうして遠目で見るとこんなもんです(^_^;)
1/72というサイズで、どこまで電飾できるのか試しているような感覚があって、とても面白かったです(^^♪
これで電飾の大きな山は越えたかな(^_^*)
てなワケで、またいじったら記事にしまーす(^^)/
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戦闘機といえども、実はあちこちに発光している部分があります。
実物のトムキャットに光っている部分があるなら、模型でも光らせてみたくなりますよねー(^^♪
先日フォーメーションライトを点灯させてみましたが、ほかの発光する部分も再現してみたいと思います。
1/72というサイズで、どこまで再現できるのか、失敗を覚悟でチャレンジしてみる事にしました。
翼端灯を点灯させてみます。
キットには翼端灯のモールドがありますが、透明化されているワケではありません。
しかも、主翼は薄いのに翼端灯はかなり明るく点灯します。
チップLEDを直接埋めてみることにしました(^^)/
A 翼端灯の部分をカットして、底に四角の穴を掘り、チップLEDを収めます。
LEDは1608というサイズで、横1.6mm、奥行き0.8mm、高さ0.4mmという、
超小型のLEDです。
配線を2本ハンダ付けするだけでも難しいのですが、このサイズになると配線の
取り付け方向まで気を使わないといけません(ーー;)
B LEDは穴の中に完全に納まる様に取り付けます。
そうしないとクリアー部分を密着出来ないし、光りが直接見えて明る過ぎてしまう
からです。
んで、クリアーパーツのランナーを接着して、元の形状に削り出しました。
クリアー部分の周辺にモールドがありますので、そこは残して削り出す、ちょっと
面倒な工作となります(^_^;)
C 主翼の先端にも、フォーメーションライトがあります。
モールドを削り取り、やはりチップLEDが収まる四角の穴を掘って、その中に
白色LEDを収めました。
幸い、主翼は上下貼り合せになっていて、内部に空間が出来ますから、配線を
通す穴をそこまで開ければワイヤリングは楽に出来ます。
削り取ってしまったカバーは、0.2ミリの透明プラ板を曲げてカバーを作り、
元に戻します。
曲げたときに白濁しますけど、後からデカールを貼るので大丈夫です。
D 発光させた状態です。
翼端灯はとても明るく、実機に近いイメージに出来ました(^^♪
フォーメーションライトは、逆にもっと暗くしたいので、後で減光する必要がありそう
です。
工作方法が場所によって違うので、同じ明るさに調整するのが大変そうですね。
左側にも赤の翼端灯がありますので、全く同じ工作をしています。
垂直尾翼にも、たくさんの灯火があります。
A キットのパーツです。
さすがにこちらは左右貼り合せにはなっていません(^_^;)
パーツはとても薄く、一番厚い部分でも1.8ミリ程度です。
通常なら、このような部分にはファイバーを使いますが、実機の衝突防止灯はとても
明るいので、出来るだけチップLEDを直接取り付けたいところです。
チップLEDを縦に配置すれば0.8ミリで収まるので、ちょっとスキルが高いのですが
思い切って埋め込んでみる事にしました。
B ここにもフォーメーションライトがありやがります(ーー;)
片側にしか無いのですが、掘ってどうこう出来る厚みではありませんね。
完全に貫いてしまって、下側にチップLEDを置き、プラ板を詰めて透過させる作戦に
出ました。
恐らく端まで光りが届かず、真ん中部分が光るだけになってしまうと思われますが、
元々ボーッとした光り方なので、とりあえず光ってくれればヨシ的なニュアンスです。
後ろ側には衝突防止灯がありますが、やはり1608チップがそのまま収まるサイズで
はありません。
モールドは削り取り、更に穴を開けてチップLEDを潜り込ませます。
配線は穴を開けて下側に逃がしてから埋めることにしました。
C 配線は0.3ミリのチゼルで掘った溝に埋めます。
尾翼の中央に補強板が通っているので、それを避けて平面部分を通しました。
溝を彫るのは内側にして、出来るだけ工作した部分が外側に出ない様にしています。
パテ埋めして整形しますが、フォーメーションライトの裏側はプラ板をツライチに整形
して貫いた傷跡を残さないようにします。
D 衝突防止灯にはエポキシ接着剤を盛ってクリアー部分を作りました。
光る部分をマスキングして、つや有りブラックでしっかりと遮光した後、とりあえず
No.306を吹いて置きました。
発光させてみたら、あら。意外と良いじゃん(^^♪
こちらの衝突防止灯はコンソールに点滅の切り替えスイッチがあるので点滅させる
事が可能みたいです。
でも、点滅している動画がほとんど見付かりませんので、点滅はさせない方が良い
のかも(^_^;)
左の尾翼は、更に厄介な工作となります。
A こちらの衝突防止灯は、更に薄い先端側にあります。
モールドを削り、チップLEDを収めてみると、横幅はピッタリサイズです(^_^;)
配線は穴を開けて下へ逃がしました。
フォーメーションライトは、やはり貫いてしまってプラ板を詰める工作です。
チップLEDを一番下に置いて、スキマは透明なエポキシ接着剤で塞いでおきます。
尾灯も発光するのですが、それは別に工作します。
B 尾翼の一部を四角にくり貫いて、衝突防止灯の配線を一旦通しておきます。
フォーメーションライトの配線も一度ここに集めてから付け根まで彫った溝を通して
配線を埋めました。
発光部分の周辺に、小さなカバーがたくさんあるので、そのモールドを壊さない様に
こんな工作になりました。
C 尾灯は無理だと思って電飾をあきらめたのですが、たぶん後からスゲー後悔すると
思ったので点灯させる事にしました。
実はこの部分、周辺のディテールを壊さないと電飾できません。
ギミックのために形状を壊すのは、ボクの中ではご法度なんです(^_^;)
スケールモデルなら尚更なのですが、今回ばかりはわがままさせてください。
こちらは元の棒を削り取り、0.75ミリのファイバーに換装しました。
根元を掘り込んで、電球色のチップLEDを埋めています。
配線は別に溝を彫ってパテ埋めしました。
D やはりマスキング、ブラック、306と塗装しました。
点灯させてみると、ナカナカ良い感じです(^^♪
尾灯はやっぱり光らせて良かったなー
尾翼の電飾が完了です(^^)/
実機と同様に明るい衝突防止灯にする事ができました。
光ファイバーでは、ここまでの発光は出来なかったと思います。
フォーメーションライトは、やはり光の強い部分が出来てしまいましたが、これは致し方ないですね。
続いて、ナビゲーションライトも電飾しました。
こちらは主翼の付け根付近にある、右が青緑、左が赤の航空灯です。
小さい上に、上下にあるので面倒な部分です。
A ナビゲーションライトは、ここにあります。
左右と上下の4箇所にありますので、LEDを4個使用するのですが、今回はちょっと
工夫して、2個で済ませました。
B この部分には、D型では使用しなくなったグラブベーンが付きます。
このパーツに穴を開けてチップLEDを仕込み、上下を1個で電飾しようという計画です
C チップLEDを仕込み、ブラックから306で塗装しました。
機体下側のパーツに接着してしまいました。
D レンズ部分は開口して、エポキシ接着剤を充填してクリアー化しました。
多少盛り上げて置いて、ツライチになるまで整形しています。
ナビゲーションライト点灯です。
右は青のチップLEDを使いました。
本当は緑なんですけど、実機では完全に緑ではなくて青緑なんですよね(^_^;)
後からクリアー部分をクリアーグリーンで塗装すればOKだと思っていたら、緑に塗ってもあんまり変化しなくて青になってしまいました(+_+)
今更グリーンのチップに変えるのは面倒なので、このままバックレます(^_^*)
全部を点灯させてみました。
光りが強過ぎたかと思いましたが、こうして遠目で見るとこんなもんです(^_^;)
1/72というサイズで、どこまで電飾できるのか試しているような感覚があって、とても面白かったです(^^♪
これで電飾の大きな山は越えたかな(^_^*)
てなワケで、またいじったら記事にしまーす(^^)/
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1日1回、応援のワンクリックをぜひお願いしますm(__)m
2015-08-09 19:45
コメント(6)
すげースゲー!!
この仕込み、いつか何かでやりた!
でも、腕前を1000倍上げなくちゃ、、、
by ぴろんちょ (2015-08-09 20:40)
尾翼主翼端の編隊灯はカッコイイなあ。
私もいつかやりたいです。
ただし・・・1/48で。
そんなら腕前500倍ぐらいで大丈夫っしょ(^^;
by ちょうぎ (2015-08-09 23:23)
ぴろんちょ さん、こんばんは(^^♪
この記事がいつか何かのお役に立ってくれたら幸いです(^^)/
腕前は大丈夫でしょっ
失敗を恐れず、やってみる勇気が重要かも?
やっちゃえば、きっと何とかなります(^^♪
by どろぼうひげ (2015-08-10 20:12)
ちょうぎさん、こんばんは(^^♪
編隊灯はかなり無理しています(^_^*)
やるなら1/72はオススメ出来ませんねー
腕前は0.5倍で大丈夫です(^^)/
by どろぼうひげ (2015-08-10 20:13)
おそらくここは皆光らせたいと思ってもなかなかやらない部分かも?ですよね
でもやはり光るとかっこいいです!
(*^^*)
by SOL (2015-08-12 07:38)
SOLさん、こんばんは(^^♪
1/72では電飾するのはキツイ部分ですね(^_^;
失敗覚悟で挑戦する気持ちでやってみました(^^)/
by どろぼうひげ (2015-08-13 00:01)