ダメージ塗装 [グフカスタム 製作記]
少々ディテールアップをして、ダメージ塗装をしました。
最近のガンプラは良く出来ていて、素組みでも充分にカッコイイですね。
作例としては困ってしまうのですが、そのままというワケにもいきませんので、簡単なディテールアップをしてみました(^_^;)
A 足のスカートに合わせ目が出来ます。
プラ板で裏打ちしてから接着して、完全に硬化してから消しました。
B ジャンプしているポーズにするので、右ヒザを上げたいのですが、スカートが
邪魔をして、ほとんど上がりません(ーー;)
正面のスカートは、ガンプラ工作の基本である軸切断を行い、左右分離して
右側だけ上に上げました。
動力パイプを保持するブラケットは、一度切断してからスカートに接着します。
穴をプラ板でふさぎ、そこへ接着しています。
これで横のスカートも大きく開く様になりました。
C 足を曲げると、ひざの裏が丸見えになります。
ひざのガードは塗装のために外せる状態のまま、ジャンクパーツでメカを追加
してみました。
狭いので、エッチングパーツなども利用してデッチアップしています。
D これらの加工のおかげで、だいぶ足が上がる様になりました(^^♪
本当はもっと上げたいところですが、これ以上はスカートを変形させないと無理
です。
バックパックを加工して、動力パイプを交換しました。
A キットのランドセルです。
すごくシンプルなデザインですね(^_^;)
B 上の四角にへこんでいる部分が寂しいので、開口してみました。
エッチングのメッシュを貼ってやろうと思ったのですが、スケール的に変な感じが
しましたので、プラ板でフィンを付けてみました。
こういったフィンって、ピッタリ長さを合わせるのが難しいですよね。
ボク独自の方法ですが、フィンの奥行きの幅を大きめにしておき、両端はほんの少し
テーパーを付けておきます。
ピッタリ合うところで流し込み接着剤で固定して、ニッパで余分な部分をカットします。
完全に硬化してから、ペーパーを当てれば、ツライチで両端もピッタリのフィンが
出来ます(^^♪
C 動力パイプは、コトブキヤさんのです。
中に配線のビニール線を通して、曲がりクセを付けました。
形が決まったら、ビニールの被服を剥いて、金属の線を露出させ、瞬着で固定します
塗装がはがれ易いので、後からコリコリすれば、簡単にビニールの色が出てきます
ので、黒い配線を使っておけばバッチリですね(^_^;)
支柱を取り付ける加工もしておきます。
A 支柱には、丈夫な真鍮製のパイプを使いました。
これ一本でグフの全体重を支えますので、外径4ミリのものを使っています。
中に配線を通しますので、パイプにしました。
先端に穴を開け、90度ひねった位置にも穴を開けています。
直接ドリルで開けるのは大変なんですけど、見えない部分ですから、金ノコで
切り込みを入れてからドリルを使うと簡単に穴を開けられます。
B おしりのスカートに取り付ける事にしました。
重量バランスは良く無い位置ですが、このパーツは腰にガッチリ接着されるので、
強度としては良い位置になります。
下から先端の穴にビスを通して、支柱が回転してしまわないようにします。
C 固定した様子です。
水平位置がズレてしまったので、プラ板を挟んで水平を微調整しました。
もうひとつの穴から配線を通して、ベースへと引き伸ばしています。
途中のスキマでパテで固定していますが、最終的にはエポキシ接着剤で固めて
しまいます。
ベース側で間違って配線を引っ張ってしまう事故があっても、配線が断線して
しまわない様に予防しておきます(^_^)b
さて、ディテールアップはこのくらいにして、塗装に進みます。
今回のグフカスタムは、ビルの中をくぐり抜けたり、高速道路を持ち上げちゃったりするヤンチャ坊主です(^_^*)
当然、体中キズだらけになっているハズです。
最近のガンプラの作風とはかけ離れてしまうかも知れませんが、ダメージはガッチリと加える事にしました。
A まず、リューターであちこちキズを付けて行きます。
B 腕にもどんどんキズを付けて行きますが、裏になる部分にはキズが付かないハズ
だよなーとか、手の甲はかなりキズだらけだよなーとか、考えながら加えていきます。
C 身体にもダメージを加えます。
胸のせり出した部分はかなりキズが付くよね。
スカートもパイプ周辺は無傷だけど、先端はボロボロかも。
なんて、実際の様子を考えながら加えています(^^♪
D 下地を塗装しました。
はがした時に露出する色になります。
メタリックなMSグレーと、黒い部分はシルバーを塗装しています。
剥がした時に下地らしい色にしたつもりですけど、この辺りは好みですよね(^_^;)
そもそも、塗装がはがれるのかも怪しいし。
シリコンバリアで塗装します。
A シリコンバリアです。
レジンで複製する時、シリコンの型からはがれやすくするために使います。
最近ベビーパウダーを使う様になったので、ずっと使っていませんでした(^_^;)
B これを原液のまま、パーツに筆塗りします。
均一でなくても、きれいじゃなくても構いませんが、塗り忘れた部分があると、
そこだけはがれませんので全体に満遍なく塗ります。
C あとは普通に塗装します。
塗装する塗料が弾かれるという事はありません。
一応、下地を活かして影を作ってみたりしてますが、基本的には均一に塗装した
方が、はがれ方が安定するので無難ですね。
D 先の尖ったもので簡単にはがれていきます。
ボクは爪楊枝を使いました。
剥がす時もダメージを受ける方向を意識していますよ(^_^*)
方向に規則性を持たせるとリアリティが増すと思います。
例えば足ですけど、つま先はいつもぶつかってボロボロです。
足は前後に動きますから、横には擦り切れたスジが何本も出来るはずです。
先端や突起がある部分は、角にキズが集中しますよね。
でも、へこんでいるところには、ほとんどキズは付かないでしょう。
当たり前の事なんですけど、剥がす部分と無傷の部分にメリハリを付けるとリアルに仕上がると思います。
簡単に剥がれるので、ついやり過ぎてしまうんですよね(^_^;)
つづく
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最近のガンプラは良く出来ていて、素組みでも充分にカッコイイですね。
作例としては困ってしまうのですが、そのままというワケにもいきませんので、簡単なディテールアップをしてみました(^_^;)
A 足のスカートに合わせ目が出来ます。
プラ板で裏打ちしてから接着して、完全に硬化してから消しました。
B ジャンプしているポーズにするので、右ヒザを上げたいのですが、スカートが
邪魔をして、ほとんど上がりません(ーー;)
正面のスカートは、ガンプラ工作の基本である軸切断を行い、左右分離して
右側だけ上に上げました。
動力パイプを保持するブラケットは、一度切断してからスカートに接着します。
穴をプラ板でふさぎ、そこへ接着しています。
これで横のスカートも大きく開く様になりました。
C 足を曲げると、ひざの裏が丸見えになります。
ひざのガードは塗装のために外せる状態のまま、ジャンクパーツでメカを追加
してみました。
狭いので、エッチングパーツなども利用してデッチアップしています。
D これらの加工のおかげで、だいぶ足が上がる様になりました(^^♪
本当はもっと上げたいところですが、これ以上はスカートを変形させないと無理
です。
バックパックを加工して、動力パイプを交換しました。
A キットのランドセルです。
すごくシンプルなデザインですね(^_^;)
B 上の四角にへこんでいる部分が寂しいので、開口してみました。
エッチングのメッシュを貼ってやろうと思ったのですが、スケール的に変な感じが
しましたので、プラ板でフィンを付けてみました。
こういったフィンって、ピッタリ長さを合わせるのが難しいですよね。
ボク独自の方法ですが、フィンの奥行きの幅を大きめにしておき、両端はほんの少し
テーパーを付けておきます。
ピッタリ合うところで流し込み接着剤で固定して、ニッパで余分な部分をカットします。
完全に硬化してから、ペーパーを当てれば、ツライチで両端もピッタリのフィンが
出来ます(^^♪
C 動力パイプは、コトブキヤさんのです。
中に配線のビニール線を通して、曲がりクセを付けました。
形が決まったら、ビニールの被服を剥いて、金属の線を露出させ、瞬着で固定します
塗装がはがれ易いので、後からコリコリすれば、簡単にビニールの色が出てきます
ので、黒い配線を使っておけばバッチリですね(^_^;)
支柱を取り付ける加工もしておきます。
A 支柱には、丈夫な真鍮製のパイプを使いました。
これ一本でグフの全体重を支えますので、外径4ミリのものを使っています。
中に配線を通しますので、パイプにしました。
先端に穴を開け、90度ひねった位置にも穴を開けています。
直接ドリルで開けるのは大変なんですけど、見えない部分ですから、金ノコで
切り込みを入れてからドリルを使うと簡単に穴を開けられます。
B おしりのスカートに取り付ける事にしました。
重量バランスは良く無い位置ですが、このパーツは腰にガッチリ接着されるので、
強度としては良い位置になります。
下から先端の穴にビスを通して、支柱が回転してしまわないようにします。
C 固定した様子です。
水平位置がズレてしまったので、プラ板を挟んで水平を微調整しました。
もうひとつの穴から配線を通して、ベースへと引き伸ばしています。
途中のスキマでパテで固定していますが、最終的にはエポキシ接着剤で固めて
しまいます。
ベース側で間違って配線を引っ張ってしまう事故があっても、配線が断線して
しまわない様に予防しておきます(^_^)b
さて、ディテールアップはこのくらいにして、塗装に進みます。
今回のグフカスタムは、ビルの中をくぐり抜けたり、高速道路を持ち上げちゃったりするヤンチャ坊主です(^_^*)
当然、体中キズだらけになっているハズです。
最近のガンプラの作風とはかけ離れてしまうかも知れませんが、ダメージはガッチリと加える事にしました。
A まず、リューターであちこちキズを付けて行きます。
B 腕にもどんどんキズを付けて行きますが、裏になる部分にはキズが付かないハズ
だよなーとか、手の甲はかなりキズだらけだよなーとか、考えながら加えていきます。
C 身体にもダメージを加えます。
胸のせり出した部分はかなりキズが付くよね。
スカートもパイプ周辺は無傷だけど、先端はボロボロかも。
なんて、実際の様子を考えながら加えています(^^♪
D 下地を塗装しました。
はがした時に露出する色になります。
メタリックなMSグレーと、黒い部分はシルバーを塗装しています。
剥がした時に下地らしい色にしたつもりですけど、この辺りは好みですよね(^_^;)
そもそも、塗装がはがれるのかも怪しいし。
シリコンバリアで塗装します。
A シリコンバリアです。
レジンで複製する時、シリコンの型からはがれやすくするために使います。
最近ベビーパウダーを使う様になったので、ずっと使っていませんでした(^_^;)
B これを原液のまま、パーツに筆塗りします。
均一でなくても、きれいじゃなくても構いませんが、塗り忘れた部分があると、
そこだけはがれませんので全体に満遍なく塗ります。
C あとは普通に塗装します。
塗装する塗料が弾かれるという事はありません。
一応、下地を活かして影を作ってみたりしてますが、基本的には均一に塗装した
方が、はがれ方が安定するので無難ですね。
D 先の尖ったもので簡単にはがれていきます。
ボクは爪楊枝を使いました。
剥がす時もダメージを受ける方向を意識していますよ(^_^*)
方向に規則性を持たせるとリアリティが増すと思います。
例えば足ですけど、つま先はいつもぶつかってボロボロです。
足は前後に動きますから、横には擦り切れたスジが何本も出来るはずです。
先端や突起がある部分は、角にキズが集中しますよね。
でも、へこんでいるところには、ほとんどキズは付かないでしょう。
当たり前の事なんですけど、剥がす部分と無傷の部分にメリハリを付けるとリアルに仕上がると思います。
簡単に剥がれるので、ついやり過ぎてしまうんですよね(^_^;)
つづく
現在、2つのブログランキングへ参加しています。
1日1回、応援のワンクリックをぜひお願いしますm(__)m
2016-01-07 00:34
コメント(6)
あけましておめでとうございます
今年も、すばらしい作品楽しみにしています
by オシ (2016-01-07 09:12)
オシ さん、あけましておめでとうございます(^^♪
ありがとうございます!
今年もガンガン作りたいと思っていますので、よろしくお願いします(^^)/
by どろぼうひげ (2016-01-07 22:40)
あけましておめでとうございます。
ついにガンプラもですか、今年もすごい作品を期待しています。
僕は早速〇ィアゴスィーニのファルコン号に浮気してしまいましたが、どろぼうひげさんには色々な作品を制作して欲しいです。
by TOMY (2016-01-09 21:35)
TOMY さん、あけましておめでとうございます(^^♪
ついにガンプラに手を出してしまいました。
スゴ腕のモデラーさん達がたくさんおられるので、ボクは変化球で製作してみたいと思っています。
あぁ、ディアゴのファルコン。良いですよねー
ホクも本音は欲しいのですが、置き場所が無い事と、100号続けられる自信が無いので見送りました。
今年は色々なジャンルに製作の幅を広げたいとおもっていますので、よろしくお願い致します!
by どろぼうひげ (2016-01-09 23:26)
シリコンバリアーによる剥がし塗装、
いい感じにできていますね!
以前に挑戦したことがあるのですが
うまく剥がせなくて・・・(+_+)
塗り方が薄かったのかな?
傷のできる場所を意識した剥がし方、ナイスです♪
by ぴあにしも (2016-01-10 22:03)
ぴあにしもさん、こんにちは(^^♪
ありがとうございます!
シリコンバリアーが薄いと、はがしにくくなりますよね(^_^;)
それに、すぐに乾いちゃうので、どこを塗ったかわからなくなったりします。
この表現はガンプラ以外にも応用できそうですね(^^♪
by どろぼうひげ (2016-01-11 11:04)