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LEDの取り付け [メカコレヤマト&ランベア 製作記]

今月のHobbyJapan誌 2016.03 No.561へ掲載して頂いた、メカコレのヤマト、ランベアの製作記を開始したいと思います(^^)/
obbyJapan2016-03.jpg
とてもカッコイイ写真を掲載して頂いていますが、波動砲の発射や電飾の様子を、これまたカッコイイ動画でもご紹介頂いています(^^♪
誌面からAR動画でご覧頂けますので、ぜひご覧下さいね(^^)/
ちなみに、今月号限りの公開ですので、25日以降はアクセス出来なくなります。

さて、製作記はヤマトからスタートします。
今回使用したのは、劇場限定販売のリミテッドクリアVer.で、透明な成型を活かしてフル電飾に挑戦しています。
透明な艦橋.jpg
ここにチップLEDを埋め込んで、塗装してから剥がせば小さな窓でも発光できるんじゃね?的な発想で電飾しています(^_^;)
でも、キットは小さいので、チップLEDでさえ埋め込むとなると割りと大変です。
LEDの取り付け.jpg
艦橋は第一艦橋の奥に、窓の方向を向けてグリーン1608チップLEDを取り付けました。
内部はチップLEDの分削り取って、収納空間を作っています。
この光で艦長室も光らせたいのですが、前向きにしか取り付けスペースが確保できず、真上の艦長室まで光が届くのか、ちょっと不安になります(ーー;)
第二艦橋も奥にLEDを取り付けましたが、こちらも後部展望室まで光が届いて欲しいところです。

仮組みして、光の広がり具合を確認してみました。
光が回る.jpg
あれま。バッチリではありませんか(^^♪
やや光は弱くなるものの、艦長室も後部展望室も、バッチリ光が回ってくれています。
これなら塗装後のカリカリで発光させる事ができますね(^^)/
もしかして航行灯も行けるか?なんて考えが頭をよぎりましたが、多分無理なのでヤメました。
艦長室の上にある3本のウィングは、あとから作り直す事が決定です。
遮光塗装の邪魔になるので、この時点で削り取ってしまいました。

ほかの部分も、遮光塗装の前に成型しておきます。
フェアリーダー.jpg
フェアリーダーはちょっと厚みがあってスケール感を損なうので、薄々攻撃しています。
ヤマトの工作では、定番工作ですね(^_^;)
他にも、ウィング先端を尖らせたり薄くしたり、ボテッした部分をシャープに成型しています。
パルスレーザーの砲身は、全部真鍮線に置き換えようと思っていたのですが、これだけの数をビシッと揃えて打ち込むのは難しく、逆に精度を落とす事になり兼ねないので見送りです(^_^;)

エンジンも電飾の準備です。
コーン切り取り.jpg
エンジンのパーツはウィング(スタビライザ?)まで一体成型されていて、噴射口にはコーンが付いています。
裏から3ミリのドリルで穴を開けていきますが、ちゃんと中心が取れているとコーンがポロリと取れます。
コーンは取っておいて、後からLEDの先端に貼り付ければ、ディテールを壊さずに電飾が可能になる作戦です。

次はいよいよ波動砲ですが、こちらは特殊なLEDを使いました。
フルカラーLED.jpg
チップなのにフルカラーなLEDです。
秋月電子通商で、20個入りで350円 OSTB0603C1C-A 2.3mm×1.6mm でした。
ひとつのチップに赤・緑・青(RGB)のLEDが入っていて、それぞれの光量を調節すればどんな色も作れるスグレモノです。
3つのLEDは内部で繋がっていて、大抵はマイナスが共通(カソードコモン)なのですが、このチップはプラス側(アノードコモン)となっているので、プログラムでは1を出力すると消えて、0を出力すると点灯する逆の動作になります。
裏に緑のドットが付いている端子がコモンですけど、かなり小さいのでハンダ付けは大変です(ーー;)
各色発光.jpg
A ポリウレタン線は、端子に対して垂直にハンダ付けしました。
  波動砲口のサイズも小さいので、こうしないと配線が邪魔になって収まりません。
  ただでさえハンダ付けが難しいのに、縦にしっかりとハンダ付けするのは大変
  でした(ーー;)
B~D 赤・緑・青がちゃんと発光する事を確認しています。
     光量に差がありますけど、全部を同時に発光させた時、人間の目で
     白に見える様に調整されているからです。
     たまにこの配慮がされていないフルカラーLEDがあって、抵抗値で調整が
     必要になる場合がありますから、ちゃんと確認しておかないといけま千円。

艦首に取り付けてみます。
遮光塗装.jpg
裏から穴を開けてフルカラーLEDを差込み、エポキシ接着剤で閉じ込めました。
工作しているうちに配線を引っ張ってハンダ付けした部分が外れてしまったら大変ですから、この時点で配線を固定してしまっています。
エポキシ接着剤を使ったのは、白化しないし透明だからです。
点灯させながら、つや有りブラックを吹き付けて遮光しています。
一番光を強く感じる赤を点灯させながら、完全に光を遮断出来るまで吹き付けました。
これで波動砲のためのLEDも取り付け完了です(^^)/

側方展望室もLEDを取り付けます。
展望室へ.jpg
パーツの裏にグリーンのチップLEDをエポキシ接着剤で取り付けました。
接着剤は、LEDと配線を完全に覆いつくし、窓を完全にカバーできる範囲まで広げて、たっぷりと使っています。
これによってLEDの光は透明な樹脂の中で広がるので、遮光のために塗装しても窓全体が光ってくれる事になります(^^♪
表面にも遮光のためのブラックを吹いてから船体色を吹き、窓部分だけを剥がせばそこだけ光ってくれます。
BNCタガネを使って、少しずつ様子を見ながら剥がしました。
ここで失敗したら遮光からやり直しになるので、全神経を集中して一発勝負です(^_^*)
艦橋の窓を光らせるための実験として、まずはここから塗装を剥がしてみましたが、コレなら上手く行く自信が付きました。
遮光の具合も、光る部分以外もしっかり遮光しないとダメな事がわかり、おおよその検討が付きました。
電飾は、光るべきところだけが光っているからカッコイイのです(^^)b

つづく

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コメント(4) 

コメント 4

don

「そーか!クリアモデルか!その手が有ったか!」
と喜んだのも束の間…
ちっさ過ぎる…
多分俺の視力と指先にはムリ…

あーやっぱすげーなー!(。´Д⊂)
と少し悲しくなりましたが
もう少し大きな奴に応用したいと思いました(^_^;)
by don (2016-02-17 12:54) 

どろぼうひげ

don さん、こんばんは(^^♪
クリア成型なら電飾が可能になる場合が多いので、もっと色々な種類のキットをクリアー化して欲しいですねー(^_^;)
メカコレは流石に小さくて、チップLEDでも何とか?みたいな感じでしたけど、成功出来たのは、たくさんの模型を電飾してきた経験が大きいと思います。
そんなに悲しまないで、いつか挑戦して頂きたいと思います(^^♪
by どろぼうひげ (2016-02-17 23:24) 

オシ

メカコレサイズもコンプリートされたんですね~
さすがですね
今年も楽しみです
by オシ (2016-02-20 00:12) 

どろぼうひげ

オシさん、こんばんは(^^♪
ありがとうございます!
メカコレのヤマトは以前製作した事があったのですが、その時不満に思っていた部分をリカバリーする事が出来ました(^^♪

by どろぼうひげ (2016-02-20 19:39) 

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