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ランベアの製作 2 [メカコレヤマト&ランベア 製作記]

ランベアの製作、今回は塗装、組み立て、そして完成です。

チップLEDを埋め込み、塗装後に剥がすことで発光させる方法で、艦橋の窓も光らせちゃいます。
艦橋の窓.jpg
実際に光らせながらBMCタガネを使い、窓の部分だけを剥がしていきます。
タガネは、先端がノミに近いので、エッジの効いた四角を削り取るには都合が良いです。
ただ、1ミリ以下の窓を、エッジを効かせて綺麗に剥がすのは難しいです(^_^*)
もし、失敗しちゃったら、遮光の塗装からやり直しになるので、慎重に作業しました。

甲板は白線を引き、艦番号を書き込んでスミ入れしました。
塗装完了.jpg
艦番号は、一応マスキングで塗装したのですが、小さ過ぎてシャキッとしたラインが出なかったため、結局ほとんど筆による手書きです(^_^*)
発艦時にせりあがるデフレクターのV字も手書きしました。
スミ入れはエナメルで、ニュートラルグレーが多い明るめ茶色です。
船体の紫部分は、組み立ててからでもスミ入れ出来ますので、後から全体の様子を見ながら加える事にしました。

いよいよ誘導灯を点灯させてみます。
虫ピンで発光.jpg
ピンバイスに虫ピンを取り付け、誘導灯の位置に穴を開けて発光させます。
あまり先の鋭い虫ピンを使うと、光点が小さ過ぎて見えませんので、ある程度先端を丸めた虫ピンで穴を開けました。
LEDの近くは光が強いので小さめの穴を開け、遠くなる程穴を大きくする事で光の強さを揃えています。
LEDを増設した成果で、今度は先端まで光が届いてくれています(^^♪
まぁ、暗いところじゃないと見えない程度の弱い光ですけどね。

組み立てて汚します。
組み立て完了.jpg
全てのパーツを組み立て、スミ入れと汚しを加えました。
やはりエナメルですけど、今度はブラックを多くした茶色でスミ入れしています。
12センチしか無い小さなキットですが、ちゃんとパネルライン等はスジ彫りされていますので、スミ入れが引き立ちます(^^♪
最終的に、飛行甲板から横に伸びているアンテナを加えるつもりだったのですが、0.2ミリの真鍮線でもオーバースケールで、伸ばしランナーでは経年劣化が心配なため、割り切って付けない事にしました。

汚しはパステルも使っています。
汚し.jpg
エナメルのぼんやりした汚れでもスケール的にはOKなんですけど、もう少し明確な汚れが欲しいと思い、パステルによる汚しを加えました。
全体に加えるのではなく、ポイントを絞ってガッツリ書きこみます。
これによって、少しは巨大感が出てくれたような気がします(^_^;)

後はヤマトと同様のベースに取り付けて完成です。
完成.jpg
明るめの紫にしたおかげで、スミ入れや汚しが引き立ち、巨大感が出てくれたと思います。
ただ、ヤマトよりも使用しているLEDの数が圧倒的に多いので、発熱も大きくなりました(^_^*)
やはり電圧差を熱に変換するレギュレータでは、LEDの数が多い作品は心配になります。
48時間連続点灯しても問題なかったので、晴れてHobbyJapanさんへ納品です(^^)/

完成画像は、ヤマトと一緒に別記事に掲載します(^^)/

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コメント(4) 

コメント 4

チキンモデラー

超絶技巧ですね~

作例をみるより、過程を見る方が改めて工作技術の高さを感じますね

塗膜に1ミリ以下四方の大きさの削り込みするなんて。。(^^;)


ランペアのクリアバージョンの存在を知りませんでした

by チキンモデラー (2016-02-22 16:09) 

まうんてんし~ぷ

どろぼうひげさん、こんばんは。いやぁ!メカコレサイズとは思えない密度感と情報量。そして、電飾によるエレガントさが加わり、まさに圧巻です。ヤマトは電飾にギミックを加えた、変化ある電飾が魅力とすれば、ランベアは電飾そのものの魅力を前面に押し出した作品ではないでしょうか。改めて、電飾模型の素晴らしさを感じさせて頂きました。有り難うございます。
by まうんてんし~ぷ (2016-02-22 23:09) 

どろぼうひげ

チキンモデラーさん、こんにちは(^^♪
ありがとうございます!
誌面ではページの都合で説明し切れなかった部分を、ブログで補完していきたいと思います(^_^;)
写真を拡大すると「あらら」な部分もありますけど、上手く行ったときには嬉しくなります(^_^*)
こちらのキットはすでに販売終了していますので、入手は難しいかも知れませんね(ーー;)
by どろぼうひげ (2016-02-23 12:08) 

どろぼうひげ

まうんてんし~ぷさん、こんにちは(^^♪
ありがとうございます!
電飾は既に特別な技法では無くなっていて、塗装や汚しと同じ表現方法のひとつだと思っています(^^♪
もっともっとたくさんの方に電飾の表現方法をご紹介していきたいです。
もちろん、模型としての仕上がりが最優先ですけどね(^_^*)
これからも模型の楽しみ方のひとつとして、ご提案できれば嬉しいです(^^)/

by どろぼうひげ (2016-02-23 12:14) 

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