ヤマト&ランベア完成画像 [メカコレヤマト&ランベア 製作記]
HobbyJapan誌2016.03 No.561へ掲載して頂いた、メカコレヤマトとランベアの完成画像です(^^)/
キットは、映画「星巡る方舟」の劇場で限定販売された、ヤマトとランベアがセットになったリミテッドクリアーVer.を使用しています。
クリアー成型を活かして、内部にチップLEDを埋め込み、塗装後にキズを付けてそこだけ発光させるという技法で、電飾を実現しています。
12センチのメカコレに、どれだけ電飾やギミックを内蔵できるのか、自分自身でも楽しみな製作でした。

キットは完成しても小さいので、市販のケースに支柱を立てて固定しています。
ベースには電池を内蔵するため、ボックスでカサ上げしました。
ヤマトには波動砲の発射スイッチも取り付けてあります。
ヤマトの通常航行状態です。

キットには、メカコレサイズとはいえ繊細なモールドが入っていて、スミ入れするだけでも充分にリアルです。
フェアリーダーの精度を上げ、ウィング類をシャープに成型したり、艦長室上のウィングを作り直したりする事で密度を上げています。
塗装は少しでも巨大に見える様に、コントラスト差を強調してふくらみや高さを加えました。
塗装後に剥がす電飾です。

クリアー素材は、ワリと良く内部で拡散してくれて、一部を剥がすだけで綺麗に発光してくれました。
艦橋の窓、艦長室、後部展望室の他、大展望室も点灯させています。

エンジンには3ミリのLEDが丁度収まります。
中央のコーンをLEDの頭に戻すことで、リアルな噴射光を再現出来ました。
サブエンジンは、メインエンジンの光をファイバーで引き伸ばして発光させています。
ヤマトの勇姿を見事に再現しています。

パーツの合わせ目を消した位ですが、キット自体のプロポーションは良好で、1/500と比べても遜色無い成型技術に驚かされます。
波動砲が発射可能です。

キットに取り付けたLEDは、全て内蔵したPICマイコンに接続されていて、波動砲発射のシーケンスを再現します。
ベースのスイッチを押すと、
1.機関停止 (エンジンがスッと消えます)
2.再起動に備え、艦内の電源を非常電源に切り替え (照明が消えます)
3.波動砲薬室圧力上昇 (波動砲口が黄色・青・白へと変化)
4.波動砲発射 (一瞬閃光が光り、白色で高速に点滅)
5.発射終了 (点滅しながら徐々に減衰)
6.照明が戻る
7.機関再起動 (エンジンがフワッと点灯して、高速明減に戻ります)
といった、波動砲発射の様子をプログラミングしました。
こちらは文字で説明するより、動画を見て頂いた方が一発でわかって頂けると思いましたので、YouTubeに動画を用意しました。
製作の様子も合わせてご紹介しておりますので、ぜひご覧下さいね(^^)/
ランベアも、メカコレとは思えない繊細な仕上がりになっています。

多段空母は、ほとんど壁と床しかありませんので、1/1000を電飾した時にも苦労した経験があります。
ヤマト同様、チップLEDを埋め込み、塗装の膜内で拡散させて、キズを付けた部分だけを発光させる方法で電飾しています。
天井照明や艦橋の窓、エンジンに加え、誘導灯も発光させたフル電飾となりました。
エンジンはピンクの力強い発光です。

クリアー成型を活かして、ピンクのチップLEDを直接埋め込みましたので、強力な発光となりました。
デッキ内部の照明も良い効果を出してくれたと思います。
こちらも巨大感を出したくて、明るめの紫にメリハリを付けた汚しを加えています。
甲板の様子です。

キットにはデカールは一切付属しておりませんので、白線は全てマスキング塗装で仕上げています。
出来れば艦載機も乗せたかったのですが、さすがにこのサイズでクォリティの高い自作は無理とあきらめました。
誘導灯は、一応点灯しています。

薄い甲板にチップLEDを埋め込み、塗装後に虫ピンで穴を開けて発光させています。
真上から見れば、一応全ての誘導灯が発光してくれていますが、光の強さにムラがありますので、「綺麗に」とはいきませんでした。
でも、決して不可能では無いと確信できましたので、この方法は今後色々なキットで役に立ってくれると思います(^_^*)
メカコレサイズでフル電飾は、ずっとトライしてみたいテーマでしたので、今回の製作は苦労はしたものの、楽しく製作させて頂きました。
バンダイさんから次々とメカコレシリーズが発表されていますので、機会があればまた可能な限りの電飾に挑戦してみたいと思います。
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キットは、映画「星巡る方舟」の劇場で限定販売された、ヤマトとランベアがセットになったリミテッドクリアーVer.を使用しています。
クリアー成型を活かして、内部にチップLEDを埋め込み、塗装後にキズを付けてそこだけ発光させるという技法で、電飾を実現しています。
12センチのメカコレに、どれだけ電飾やギミックを内蔵できるのか、自分自身でも楽しみな製作でした。

キットは完成しても小さいので、市販のケースに支柱を立てて固定しています。
ベースには電池を内蔵するため、ボックスでカサ上げしました。
ヤマトには波動砲の発射スイッチも取り付けてあります。
ヤマトの通常航行状態です。

キットには、メカコレサイズとはいえ繊細なモールドが入っていて、スミ入れするだけでも充分にリアルです。
フェアリーダーの精度を上げ、ウィング類をシャープに成型したり、艦長室上のウィングを作り直したりする事で密度を上げています。
塗装は少しでも巨大に見える様に、コントラスト差を強調してふくらみや高さを加えました。
塗装後に剥がす電飾です。

クリアー素材は、ワリと良く内部で拡散してくれて、一部を剥がすだけで綺麗に発光してくれました。
艦橋の窓、艦長室、後部展望室の他、大展望室も点灯させています。

エンジンには3ミリのLEDが丁度収まります。
中央のコーンをLEDの頭に戻すことで、リアルな噴射光を再現出来ました。
サブエンジンは、メインエンジンの光をファイバーで引き伸ばして発光させています。
ヤマトの勇姿を見事に再現しています。

パーツの合わせ目を消した位ですが、キット自体のプロポーションは良好で、1/500と比べても遜色無い成型技術に驚かされます。
波動砲が発射可能です。

キットに取り付けたLEDは、全て内蔵したPICマイコンに接続されていて、波動砲発射のシーケンスを再現します。
ベースのスイッチを押すと、
1.機関停止 (エンジンがスッと消えます)
2.再起動に備え、艦内の電源を非常電源に切り替え (照明が消えます)
3.波動砲薬室圧力上昇 (波動砲口が黄色・青・白へと変化)
4.波動砲発射 (一瞬閃光が光り、白色で高速に点滅)
5.発射終了 (点滅しながら徐々に減衰)
6.照明が戻る
7.機関再起動 (エンジンがフワッと点灯して、高速明減に戻ります)
といった、波動砲発射の様子をプログラミングしました。
こちらは文字で説明するより、動画を見て頂いた方が一発でわかって頂けると思いましたので、YouTubeに動画を用意しました。
※BGMがあります。ご注意ください
DOVA-SYNDROME endorphin G-MIYA
製作の様子も合わせてご紹介しておりますので、ぜひご覧下さいね(^^)/
ランベアも、メカコレとは思えない繊細な仕上がりになっています。

多段空母は、ほとんど壁と床しかありませんので、1/1000を電飾した時にも苦労した経験があります。
ヤマト同様、チップLEDを埋め込み、塗装の膜内で拡散させて、キズを付けた部分だけを発光させる方法で電飾しています。
天井照明や艦橋の窓、エンジンに加え、誘導灯も発光させたフル電飾となりました。
エンジンはピンクの力強い発光です。

クリアー成型を活かして、ピンクのチップLEDを直接埋め込みましたので、強力な発光となりました。
デッキ内部の照明も良い効果を出してくれたと思います。
こちらも巨大感を出したくて、明るめの紫にメリハリを付けた汚しを加えています。
甲板の様子です。

キットにはデカールは一切付属しておりませんので、白線は全てマスキング塗装で仕上げています。
出来れば艦載機も乗せたかったのですが、さすがにこのサイズでクォリティの高い自作は無理とあきらめました。
誘導灯は、一応点灯しています。

薄い甲板にチップLEDを埋め込み、塗装後に虫ピンで穴を開けて発光させています。
真上から見れば、一応全ての誘導灯が発光してくれていますが、光の強さにムラがありますので、「綺麗に」とはいきませんでした。
でも、決して不可能では無いと確信できましたので、この方法は今後色々なキットで役に立ってくれると思います(^_^*)
メカコレサイズでフル電飾は、ずっとトライしてみたいテーマでしたので、今回の製作は苦労はしたものの、楽しく製作させて頂きました。
バンダイさんから次々とメカコレシリーズが発表されていますので、機会があればまた可能な限りの電飾に挑戦してみたいと思います。
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2016-02-23 12:04
コメント(12)
さすがのプロですね!O(≧∇≦)O
波動砲出てましたよ!O(≧∇≦)O
電飾仕込むのに必死で
プログラムなんて三回くらい
生まれ変わらないとダメかもしれません( ノД`)…
by don (2016-02-23 12:38)
とうとうメカコレでスタデが出ますよね。
既に計画されてるとは思いますが期待しております~♪。
by ぎゃんご・ふぇっと (2016-02-23 16:47)
始めてコメントさせていただきます。
小さなキットにあれだけの電飾を自在に組み込めるなんて、正に神業です。
私は鉄道模型とそれに付随するストラクチャーに何とかLEDを含めた電気工事をしたくて、どろぼうひげさんにたどりつきました。
これからも多彩な技を見て参考にさせていただきます。
by Gut (2016-02-23 19:22)
don さん、こんばんは(^^♪
ありがとうございます!
これで効果音も入ればもっとリアルになるかも知れませんね(^_^*)
PICを使ったおかげで波動砲の発射シーケンスも再現できましたが、もっとみんなが気軽にPICを使えるようになればと思います。
by どろぼうひげ (2016-02-23 19:40)
ぎゃんご・ふぇっとさん、こんばんは(^^♪
そうなんですよ!
今から発売が楽しみで楽しみで(^_^*)
バンダイさんなら、期待を裏切る事は無いでしょうからね(^^♪
by どろぼうひげ (2016-02-23 19:41)
Gut さん、はじめまして(^^♪
ご覧頂き、ありがとうございます!
鉄道模型の世界も、電飾が似合いそうなところがたくさんありますよね。
ボクも興味深々ですので、いつか手を出してしまうと思います(^_^;)
今後とも、よろしくお願いします(^^)/
by どろぼうひげ (2016-02-23 19:44)
本当に、これがあの小さなメカコレとは思えません(>_<)
アンビリーバブル!!
電飾と塗装の繊細さでこんなに変わるものなんですね。
小人になって中を探検してみたい気分です(*´ω`*)
by ぴあにしも (2016-02-23 21:46)
どろぼうひげさん、こんばんは。波動砲発射シーケンス、いいですねぇ。艦内の全電源を波動砲に集中し、発射する流れ
は、ヤマトファン感涙ものです。ランベアもきらびやかですねぇ!誘導灯はLEDの光に、クリヤーパーツの色も重なり、深みのある誘導灯ですね。
ぎゃんご・ふぇっとさんも仰っていましたが、スタデのメカコレはとても楽しみです。ちっちゃいのもいいですが、巨大なスタデは如何ですか?購入後、全く手付かずの96センチ・スタデ作って貰えたら嬉しいなぁ!なんて(笑)
by まうんてんし~ぷ (2016-02-24 18:34)
ぴあにしもさん、こんばんは(^^♪
ありがとうございます!
メカコレ自体の出来が良いので、かなり助かっています(^_^*)
このサイズでどこまで電飾できるのか不安いっぱいでしたけど、とても楽しかったです(^^)/
探検のフリーパス、用意しておきますね(^^♪
by どろぼうひげ (2016-02-24 19:44)
まうんてんし~ぷさん、こんばんは(^^♪
ありがとうございます!
波動砲は、発射するまでの手順にも萌える要素が詰まっていますので、セットで再現したいと思っていました。
無事に再現できて良かったのですが、ランベアの誘導灯は光の強さにムラが出来てしまったので、要改善です(^_^;)
スタデのメカコレは、ボクも楽しみにしていますよ(^^♪
今までのメカコレを見ると、かなり期待しちゃいます(^_^*)
by どろぼうひげ (2016-02-24 19:50)
はじめまして(^^)
最近、また電飾熱が再発して、ちゃんと学びたいと思って馳せ参じました!
随分前にも、ちょくちょく覗いたりさせて貰ってましたがコメントするのは始めてかも(^^;
去年は、初めてドロオフの見学も叶い、生見の迫力に惚れ惚れしてました♪
どろぼうひげさんに色々お話させてもらえたらと思っていたのですが、誰が誰やら判らず終いで(><)
今年のドロオフも是非行きたいと思ってます♪
LEDを光らすだけの技量しか無いので、こちらのサイトで勉強させてくさい!
by しぇいきんぐ (2016-02-29 02:59)
しぇいきんぐ さん、こんばんは(^^♪
いつもブログを見て頂き、また、DORO☆OFFにも来て頂き、ありがとうございます(^^)/
DORO☆OFFでは、ネームプレートが赤いオッサンがスタッフになっています。
一番かっこいいのがボクですが、ハズレでもすぐに呼んでくれますよ(^^)/
ご来場をお待ちしています!
このブログがお役に立てれば嬉しいです(^^♪
by どろぼうひげ (2016-02-29 23:06)