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あきづきの製作 [護衛艦あきづき 製作記]

ModelArt別冊、艦船模型スペシャル誌 2016 SPRING No.59 へ掲載して頂いた、護衛艦「あきづき」の製作記をスタートしたいと思います(^^♪

艦船模型スペシャル 表紙.jpg
ボクは元々、小さなものを作るのが好きなので、1/700艦船模型にはずっと興味がありました(^_^*)
それに、スケールモデルには電飾を加えて製作した例が少ないと感じていて、とても残念に思っていました。
スケールモデルにも、電飾を加える事で一層リアリティが加わる場面がたくさんあると思います。
誌面では、簡単な電飾するための知識と、光の効果的な使い方についてご紹介しておりますので、今まで電飾したいけどナカナカ手を出せないでいた方に、ぜひとも挑戦して頂きたいです(^^♪

まずはキットを開封してみましたが、近年の艦船模型の精度はスゲーですね(^_^;)
極小パーツ.jpg
艦船模型は久し振りの製作なのですが、こんなに細かいパーツ構成になっているんですね(^_^*)
床に落としたら二度と見付からないレベルです。
しかも、シャープでバリひとつありません。
1/700の艦船パーツは、ゴチャメカを作る時に多用していたので、ある程度覚悟はしていましたが、それでもパーツの小ささには驚きました(^_^*)

今回はエッチングパーツ付きのキットを製作しています。
付属のエッチング.jpg
作例となると、やはりいい加減なモノは作れません。
硬派のスケールモデル専門誌「ModelArt」さんに掲載されるとなれば尚更です(ーー;)
まぁ、頑張っても自分のレベルなんてタカが知れているのですが・・・
少しでも精度を出したかったので、エッチング付きのキットを指定させて頂きました。
ただ、一番精度に効果的な手すりは付属していませんので、手持ちのエッチングから流用したいと思います。

いきなりですが、窓を開口しました。
窓開口.jpg
今回は電飾工作がメインですので、まずは艦橋の窓を光らせるための工作です。
艦橋の窓を光らせたいので、開口しちゃいます。
ピンバイスで穴を開け、デザインナイフで四角の穴に広げています。
小さい上に数が多いので、ちょっと大変かも知れませんが、窓が光る事で「そこに人がいる」事を感じさせてくれますので、ぜひ点灯させたいところです(^^♪
開口したら、遮光のための塗装が必要になりますので、塗装するまで他の工作を進めます。

艦橋周辺の製作を進めます
艦橋周辺の組み立て.jpg
A 窓の上には、ワイパーの動力ボックスを追加してみました。
  ただのプラ小片ですけど、なんとなく雰囲気が出ます(^_^*)
  両脇に張り出しているウィングは別パーツですが、合わせ目を消しています。
  ついでに、下にある航行灯などが付くスキマを、プラペーパーで追加しました。
B 表面にモールドされているラッタルは削り落とし、エッチングに置き換えています。
  プラ小片を挟んで、ちょっと浮かせて取り付けてみました。
C 階段やステーなど、流石純正品だけあってピッタリ収まります。
  多少合わない部分があっても、上手く調整して取り付けていきます。
D ボートハンガーには、配線用ビニール線を輪切りにしたプーリーを追加しました。
  中央に穴が開いていますので、本物に近いディテールです。
  手すりなんかも加えちゃったりなんかしてます(^_^*)

ボートを乗せてみましょ
ボート周辺.jpg
実物に比べると、ゴチャゴチャ感が全然足りていませんけど、雰囲気は出てきて盛り上がります(^_^*)
このボートは一発抜きの1パーツですが、素晴らしい再現度ですね。

ステルスマストの製作です。
ステルスマスト.jpg
マストは「あきづき」の大きな見所のひとつですよね~
エッチングパーツだけでなく、プラ材で自作したパーツに置き換えたり追加したりして、情報量をアップさせています。
手すりは塗装してから接着するより、接着して置いて一度に塗装した方が綺麗に仕上がると思ったので、エッチングで追加しています。
と゜うせ単色だし、かなりゴチャゴチャした部分ですので、たぶん正解じゃないかな(^_^;)

シャドーを吹きました。
シャドー吹き.jpg
後のパーツは塗装しながら取り付ける事にして、ここでシャドーを入れました。
艦橋を遮光のためにブラックでベタ塗りするので、そのついでです(^_^;)
ためしに艦橋の窓を光らせてみましたが、LEDに近い窓の光が強く、離れるほど暗くなります。
全部の窓を均一に光らせるための工夫が必要になりそうですね(^_^;)
艦船模型では、あまりシャドーを入れないのかも知れませんが、実物の写真を見ると全て均一な色である事は少なくて、たとえば建物の低いところは暗くなっています。
面が変わる部分も微妙な明るさの違いがありますので、それを塗装で表現してみたいと思います(^_^*)
小さなものをより大きく見せるためのエフェクトみたいなものですね。

甲板色と船体色を塗装しました。
甲板色.jpg
甲板色として305番を吹きました。
それから船体色としてガイアカラーのライトグレーを吹いています。
実際のあきづきでは、甲板色と船体色が良く見ないと判らない程度の色の差ですね(^_^;)
こんな微妙な色の差を、一発で発色させるのは難しいですよねー
なので、甲板色をハッキリ違う色にしておいて、後から船体色を薄く吹き重ねて近づける方法にしました。
これなら、様子を見ながら少しずつ色の差を作る事が出来るので、失敗するリスクが小さいと思います。

甲板の色を調整します
デカール.jpg
A シャドー吹きしておいたおかげで、エッジに自然な影が出来ます。
  例えばフェアリーダー部分は、ヘコんでいる形状がより強調されています。
  洋上にいる艦船は、宇宙船と違って上からしか光が当たりませんから、影の出来る場所
  をある程度特定しても問題無いんじゃなかろうか(^_^;)
B 甲板上の小物をライトグレーで筆塗りしました。
  これから船体色を重ねても存在感を出して頂きます(^^♪
C 戦闘通路はデカールが付属していますが、明る過ぎて違和感バリバリです。
  かといって、こんな複雑な線を塗装するのも面倒なので、吹き重ね調整で何とか
  してみようと思います。
D 薄めた船体色を少しずつ吹き付けて馴染ませました。
  発色が抑えられて違和感も無くなったと思います(^^♪
  甲板色と船体色の微妙な色の差も調整しました。
  塗り分けた小物もシレッと馴染んでくれたと思います(^^)/

初心者マークであるのをいい事に、普通は行わない方法で作っているかも知れません(^_^*)
今まで色々な模型を作ってきた乏しい知識を総動員してチャレンジしています。
「なんだコイツ?」なんて言わずにお付き合いくださいね(^_^*)

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