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細部の工作 1 [護衛艦あきづき 製作記]

細部の工作を進めます。

自動膨張式筏(イカダ)の工作です。
自動膨張式筏.jpg
A キットのパーツでは、筏を支える支柱が太く感じたので、真鍮線にしました。
  ダクト口にカブっていますが、この高さじゃないと人が通れないので、へんな
  状態になる事を承知で取り付けました。
B 筏はキットのパーツを使いました。
  ただ、横幅があり過ぎるので、ちょっぴりカットしてから取り付けています。
C キットのパーツより、格段に精度が出せました。
  ダクトにカブっているけど、そんなに違和感は無いのではなかろうか
D 反対側にも筏がありますので取り付けました。
  こちらは支柱が短いので、キットのパーツをそのまま使っています。
  ただ、資料では筏の後ろに立ち入り禁止のついたてがありましたので追加
  しています。

白線には切り込みを入れました。
白線に切り込み.jpg
ヘリポートの白線にはレールがありますが、レールをまたいで白線があるのはおかしいですよね(^_^;)
デザインナイフで切り込みを入れ、再度マークセッターで押し付けて、レールを明確にしました。
こんな些細な事でも、積み重ねればスケール感をアップしてくれるかもね(^_^;)

消火設備を追加しました。
消火設備.jpg
A オレンジで浮き輪などの赤い消火設備を筆塗りしました。
  ホースリールは、伸ばしランナーを輪切りにした円盤に着色したものです。
B この赤い部分は、グレー一色の船体にとても良いアクセントになります。
  筆塗りなのでバッチィのですが、ここは無理をしてでも書き込むべきでしょう。
C ところどころに、消火栓があります。
  どうやって再現するか悩みましたが、エッチングの電柵の一部を切り取って
  貼り付けてみました。
  なんとなく消火栓に見えてくれればOK!
D 柵と手すりの取り付け開始です。
  落下防止柵はキット付属のエッチングについていますが、手すりは無いので
  手持ちのエッチングから切り取って貼り付けています。

手すりが付くと、一気に精密感が出ます。
手すりの取り付け.jpg
あきづきには、うるさいくらい手すりが付きまくっています(^_^;)
ちゃんと曲がり角を合わせてキッチリ貼り付けていくと、精度アップにはかなり有効ですね
調子に乗って、格納庫の上に照明と監視カメラを追加してみました。
手すりは、納得行くまで曲がりの形を合わせ、プライマーを塗って、船体色を吹き付けてから瞬着で接着しています。
手すりは効果的.jpg
決して上手い工作ではありませんけど、小物が付いてきてミニチュアを作っているんだ!という実感がありますね(^^♪
シャドーを入れて、高さや面を表現する塗装は、艦船模型ではあまり見られないと思うのですが、ボクがいつも行っている塗装ですので、違和感バリバリかも知れませんね(^_^*)

他の部分も精度を上げる工作をしています。
旗竿の追加.jpg
A 旗竿は、キットにパーツが付いていますけど、あまりに太くて使えません。
  そもそも、一段高くなった足場に手すりが付いて、そこに旗竿が立っているはず
  ですので、キットのパーツは使用せず、エッチングや真鍮線を使って自作しました。
B 塗装後です。
  汚くて、正直見せたく無い部分ですけど、初心者が作ったらこうなるんだよ~ん
  という例として、恥を凌いで掲載します(^_^*)
C 12.7mm機銃は、エッチングパーツに付いています。
  格納庫の上にも取り付け可能みたいですけど、あきづきは艦橋前が定位置みた
  いです。
  てるづきは逆に格納庫の上が定位置みたいですね。
D 手すりもほぼ仕上がり、かなりゴチャゴチャしてきました。
  宇宙船にゴチャメカを追加する場合、艦船の機器配置がとても参考になります。
  無駄なものは何一つ無いのに、ゴチャゴチャしている感じが堪りません(^_^*)

細部の工作は、もうちょっと続きます(^^)/

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コメント(6) 

コメント 6

まうんてんし~ぷ

どろぼうひげさん、こんにちは。細かい作業の成果が作品の密度感をアップさせていて、流石の工作精度だなぁと感嘆しきりです。こんなにも素敵な作品見てると、自分でも艦船模型作りたいなぁと思うのですが、脳内妄想でお腹いっぱいになってしまい、結局手が出せないで終わってしまうんですよねぇ~(T_T)思いきって、チャレンジしてみようかと思ってます!(^_^;)))
by まうんてんし~ぷ (2016-03-09 14:31) 

どろぼうひげ

まうんてんし~ぷ さん、こんばんは(^^♪
ありがとうございます!
本格的に艦船模型を作っている方から見れば、本当にお恥ずかしい出来で申し訳ないです。
でも、初心者が作ったらこんな感じですよーという目安にはなって頂けるのではないかと思います。
スケール模型は実物が存在するので、一切のごまかしが効きませんけど、その代わりそっくりに再現するという楽しみ方があります
最初から上手く出来るワケがありませんから、気軽に作ってみてはいかがでしょうか(^^♪
すっごく楽しいですよ(^^)/
by どろぼうひげ (2016-03-09 17:41) 

ひがし

こんにちは。
いつも電飾の参考にさせていただいています。
本も買いました

艦船模型は人生かけているエッチング使いの超マニアがいるので、張り合おうとするとなかなか手が出しにくいのですが。
楽しめる程度の程よいところでディテールを入れながら作るくらいだと、エンジンとお城と宇宙船が混ざった“メカ+ジオラマ”みたいな独特な感覚で楽しいですよね。

もう完成しているのでアドバイスでもないのですが。
筏の支柱は、形状的にはあれで正解だと思います。
実際は逃げる形でそこだけダクトの形が変わっているので、キットの設計漏れかと。
もっとも、あまりにも情報量が多過ぎてキットに全てを反映するのは不可能なので、情報の取捨選択は仕方ないと思いますが。
キット化の際に捨てられた情報をいかに補完していくかというのも、艦船模型の楽しみ方かもしれませんね。

参考までに。外部リンクNGでしたら消しちゃってください。
ttp://blogs.yahoo.co.jp/dfm92431/GALLERY/show_image.html?id=66321816&no=14

あとこれはもう本当に見かけ上は同じでどうでもいいことで揚げ足を取るようで申し訳ないのですが。
あきづきが搭載しているのはハープーンではなく、SSM-1B(90式艦対艦誘導弾)かと。

ではでは。
by ひがし (2016-03-10 10:13) 

どろぼうひげ

ひがし さん、こんにちは(^^♪
いつもブログを見て頂き、また、本も買って頂いてありがとうございます!
艦船模型は奥が深いですね。
簡単に雰囲気だけを楽しむ作り方もあれば、徹底的に再現に拘ることも可能です
今回は2週間程度しか製作時間が無かったので、随分とテキトーな工作になってしまいましたが、時間があればじっくりと時間を掛けて作り込んでみたいです。
筏の支柱について、画像付きのアドバイスをありがとうございます。
確かに情報が多過ぎて、全てをキットに反映するのは無理ですよね。
1/350の方なら、もっといじり甲斐があるのですが。
SSM-1Bのご指摘もありがとうございます。
今回製作するに当たって、可能な限り調べてはいたのですが、にわか仕込みの知識で全てを知ることなんて出来るワケも無く、お恥ずかしい限りです。
今後ともよろしくお願いします。
by どろぼうひげ (2016-03-11 15:59) 

ぴあにしも

な、なんて細かい工作・・・!!(>_<)
短い制作期間の中で艦船模型をここまで作りこまれるなんて
さぞかし大変だったでしょう。
ぐるりと張り巡らされた手すりも繊細で
これのどこが初心者なの~?と言いたくなりますよ(笑)
by ぴあにしも (2016-03-11 21:43) 

どろぼうひげ

ぴあにしも さん、こんばんは(^^♪
ありがとうございます!
工作そのものより、あきづきの事を知るのが一番大変でした(^_^*)
まあ、工作自体も汚くなってしまって、艦船模型を専門に作られている方から見れば、ひどい出来なんだと思います。
今回はLEDの使い方の例として製作しましたので、大事なのは電飾工作の部分なんですけどね(^_^*)
でも、作っていて楽しかったです!
また作ってみたいなー(^^♪←すぐ調子に乗るタイプ
by どろぼうひげ (2016-03-11 23:08) 

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