コンテナと塗装 [サンダーバード2&4 製作記]
コンテナの製作と塗装です(^^)/
コンテナは内部まで再現されていて、このキットの萌えポイントと言えます。
4号のカタパルトは、前にせり出して傾斜が付くギミックが付いており、発進シーンを再現できます。
パーツボックスも色分けされたパーツで再現されていますが、ほぼグリーンの成型色なので、ここは綺麗に塗装してあげたいところです。
また、ハッチを開けても奥の方は暗くて全く見えませんので、内部には照明を点けたいと思います。
内部を塗装しました。
A 左右の壁面です。
壁のディテールは、コンテナの内壁に一体成型されておらず、別パーツになって
いますので、塗装がメッチャ楽です。
全体をガミラスグリーン1で塗装して、明るめに振りました。
マスキングで白い部分をFS17875で塗装しています。
オレンジは、ガイアのピュアオレンジです。
スミ入れ後、付属のデカールを貼りました。
B 奥の壁も別パーツなのはありがたいです。
こちらも同様に塗り分けました。
ディテールにメリハリがあるので、塗り分けてあげるだけで、雰囲気がとても良く
なります。
C 床はちょっと記録が無いのですが、たぶんエクストラダークシーグレーだと思いま
す(^_^*)
カタパルトにはトラマークが付きますが、こちらは4号がスライドする部分ですので
デカールでは無く、付属のシールの方を使いました。
D 塗装が済んで、組んでみた様子です。
始めの無塗装状態より断然カッコ良くなりましたよね。
まぁ、どうせ4号に隠れて、ほとんど見えなくなると思いますが。
ここで、2号本体と一緒に塗装しちゃいます。
A まず、パネルラインや段差の下に、ブラックでシャドーを吹きました。
特にコックピット周辺は、遮光のためにキッチリと吹いてあります。
B 次に、シャドーを残しながら、ガミラスグリーン2を吹きました。
カーキーグリーンに近い色なので、これだけでも良い仕上がりです。
でも、劇中ではフルCGで描かれていますので、もうちょっと手を加えてみます。
C 劇中ではもっと明るいグリーンですので、ディトナグリーンを重ねます。
グリーンだけでは、重量を感じられないので、ブルーを少々加えました。
マスキングテープを使って、簡易的にパネルラインを加えながら、部分的に
吹き付けています。
シャドーの効果を残しながら、そして均一なベタ塗りにならない様に調節します。
そこへ更にディトナグリーンを重ねて、色の差をやっと感じる程度まで塗りつぶ
しました。
模型的には、パネルの色違いがハッキリ見えた方が見栄えが良いのですが、
映像ではそんなに明度の差が無いので、ほとんど塗りつぶしています。
D コンテナのハッチには、ディテールは一切入っていないのですが、映像では中
のフレームを感じさせる濃度の差が表現されていますので、マスキングで塗り
ワケをしました。
同様に、後からディトナグリーンを重ねて、判別できるギリギリを狙います。
インテークの内側は、赤で塗装しておきます。
インテークは赤いパーツになっていますが、実際にはパーツ以外の部分も赤いです。
今のうちに、インテークの見える部分を赤で塗装しておきました。
デカールを貼って、もう少し色を調整します。
A デカールは、ものすごい数が付いてて、 貼るだけで半日掛かりました。
薄くて発色も良く、切れにくい、とても貼りやすいデカールです。
ただ、台紙の色が白なので、切り出して貼る際にはちょっと見難いかな?
長い直線は位置合わせが難しいので、何度も水で浮かせて微調整する必要が
あり、徐々に糊が無くなってしまうので、マークセッターは必需品です。
ここまでツヤツヤの塗面をキープさせていたのは、デカールのシルバリング防止
のためでもあります。
B デカールを貼ったあと、スミ入れしました。
なーんにも考えていなくて、エナメルのブラックです。
C CG映像では、表面に微妙な色の変化がテクスチャーとして加えられている
みたいです。
エナメルのデザートイエローを筆でラフに塗って、進行方向にふき取り、細かいスジ
状の変化を付けてみました。
D イエローはトップコートすると、薄くなる傾向があります。
消える具合を考慮して、強めに残しておくと、ちょうど良い仕上がりになります。
どのくらい残すかは、下地の発色にも影響されるので、やってみるしか無いです
ボクは画像の程度まで残してみましたが、これでもちょっと薄かったかな(^_^;)
コンテナに電飾を加えます。
A ハッチが閉まった時にOFFになる位置にスイッチを取り付けました。
とても小さくて薄いマイクロスイッチです。
メインスイッチ等に使ったものと違い、今度は押されると切れる端子を持っている
スイッチでなくてはいけません。
B 白色のチップLEDを天井に取り付けました。
省電力を出来るだけ抑えたかったので、入り口付近の1個で済まそうと思っていた
のですが、実際には奥の方が真っ暗でしたので、止む無く2個にしました。
正面入り口から覗いた時に、直接LEDの光が見えない位置に取り付けています。
C 4号はカタパルトに取り付けて、一緒に前後する様にしましたが、配線が届かない
と大変ですので、長さにだいぶ余裕を持たせています。
D 電飾を点灯させてみました。
奥や天井のトラスまで照らされて、予想以上に良い雰囲気になりました。
後は電源ですね。
コンテナは単独で電池を内蔵させました。
コンテナは、本体から外れてしまうので、単体で電源を持つ必要があります。
単なる箱であるコンテナに、どうやって電池を仕込めば良いものかと、探してみたらありました!
床の下に、ボタン電池がソケット付きで収まる空間があります。
A コンテナの底のパネル一枚を切り抜いておきました。
切り抜いたパネルは、そのままフタに使おうと思ったのですが、閉じた時に
ノコ歯分のスキマが出来るので使えません。
B 内部に3Vのボタン電池CR2032を仕込みました。
ちゃんと電池交換が出来る様に、ソケットを使っています。
フタは磁石で固定するので、缶コーヒーから切り出した鉄片を貼り付けて
おきました。
コンテナは3個のLEDが点灯しますが、配線は全て並列つなぎで、抵抗や
CRDは付けていません。
C フタはプラ板で自作しました。
片方のツメを引っ掛けて、もう片方の磁石で固定される方法です。
D 閉じてしまうとピッタリで、開けるのが難しくなってしまうので、他の磁石で
取り外し可能にしました。
磁石をフタ側に固定したのはこのためで、鉄片より磁石同士の方が引き
合うため、取り外しが簡単に出来ます。
コンテナが完成しました。
ハッチのフレームが微妙に浮き上がっていて、明るいグリーンであるにも関わらず、頑丈そうに仕上がったと思います。
デカールが大き過ぎる気がしないでもありませんが、映像でもこんな感じですので、再現性は高いです。
電飾も塗装も、理想的に仕上がったと思います。
次回は内部の配線などの仕上げを行い、いよいよ完成です(^^♪
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コンテナは内部まで再現されていて、このキットの萌えポイントと言えます。
4号のカタパルトは、前にせり出して傾斜が付くギミックが付いており、発進シーンを再現できます。
パーツボックスも色分けされたパーツで再現されていますが、ほぼグリーンの成型色なので、ここは綺麗に塗装してあげたいところです。
また、ハッチを開けても奥の方は暗くて全く見えませんので、内部には照明を点けたいと思います。
内部を塗装しました。
A 左右の壁面です。
壁のディテールは、コンテナの内壁に一体成型されておらず、別パーツになって
いますので、塗装がメッチャ楽です。
全体をガミラスグリーン1で塗装して、明るめに振りました。
マスキングで白い部分をFS17875で塗装しています。
オレンジは、ガイアのピュアオレンジです。
スミ入れ後、付属のデカールを貼りました。
B 奥の壁も別パーツなのはありがたいです。
こちらも同様に塗り分けました。
ディテールにメリハリがあるので、塗り分けてあげるだけで、雰囲気がとても良く
なります。
C 床はちょっと記録が無いのですが、たぶんエクストラダークシーグレーだと思いま
す(^_^*)
カタパルトにはトラマークが付きますが、こちらは4号がスライドする部分ですので
デカールでは無く、付属のシールの方を使いました。
D 塗装が済んで、組んでみた様子です。
始めの無塗装状態より断然カッコ良くなりましたよね。
まぁ、どうせ4号に隠れて、ほとんど見えなくなると思いますが。
ここで、2号本体と一緒に塗装しちゃいます。
A まず、パネルラインや段差の下に、ブラックでシャドーを吹きました。
特にコックピット周辺は、遮光のためにキッチリと吹いてあります。
B 次に、シャドーを残しながら、ガミラスグリーン2を吹きました。
カーキーグリーンに近い色なので、これだけでも良い仕上がりです。
でも、劇中ではフルCGで描かれていますので、もうちょっと手を加えてみます。
C 劇中ではもっと明るいグリーンですので、ディトナグリーンを重ねます。
グリーンだけでは、重量を感じられないので、ブルーを少々加えました。
マスキングテープを使って、簡易的にパネルラインを加えながら、部分的に
吹き付けています。
シャドーの効果を残しながら、そして均一なベタ塗りにならない様に調節します。
そこへ更にディトナグリーンを重ねて、色の差をやっと感じる程度まで塗りつぶ
しました。
模型的には、パネルの色違いがハッキリ見えた方が見栄えが良いのですが、
映像ではそんなに明度の差が無いので、ほとんど塗りつぶしています。
D コンテナのハッチには、ディテールは一切入っていないのですが、映像では中
のフレームを感じさせる濃度の差が表現されていますので、マスキングで塗り
ワケをしました。
同様に、後からディトナグリーンを重ねて、判別できるギリギリを狙います。
インテークの内側は、赤で塗装しておきます。
インテークは赤いパーツになっていますが、実際にはパーツ以外の部分も赤いです。
今のうちに、インテークの見える部分を赤で塗装しておきました。
デカールを貼って、もう少し色を調整します。
A デカールは、ものすごい数が付いてて、 貼るだけで半日掛かりました。
薄くて発色も良く、切れにくい、とても貼りやすいデカールです。
ただ、台紙の色が白なので、切り出して貼る際にはちょっと見難いかな?
長い直線は位置合わせが難しいので、何度も水で浮かせて微調整する必要が
あり、徐々に糊が無くなってしまうので、マークセッターは必需品です。
ここまでツヤツヤの塗面をキープさせていたのは、デカールのシルバリング防止
のためでもあります。
B デカールを貼ったあと、スミ入れしました。
なーんにも考えていなくて、エナメルのブラックです。
C CG映像では、表面に微妙な色の変化がテクスチャーとして加えられている
みたいです。
エナメルのデザートイエローを筆でラフに塗って、進行方向にふき取り、細かいスジ
状の変化を付けてみました。
D イエローはトップコートすると、薄くなる傾向があります。
消える具合を考慮して、強めに残しておくと、ちょうど良い仕上がりになります。
どのくらい残すかは、下地の発色にも影響されるので、やってみるしか無いです
ボクは画像の程度まで残してみましたが、これでもちょっと薄かったかな(^_^;)
コンテナに電飾を加えます。
A ハッチが閉まった時にOFFになる位置にスイッチを取り付けました。
とても小さくて薄いマイクロスイッチです。
メインスイッチ等に使ったものと違い、今度は押されると切れる端子を持っている
スイッチでなくてはいけません。
B 白色のチップLEDを天井に取り付けました。
省電力を出来るだけ抑えたかったので、入り口付近の1個で済まそうと思っていた
のですが、実際には奥の方が真っ暗でしたので、止む無く2個にしました。
正面入り口から覗いた時に、直接LEDの光が見えない位置に取り付けています。
C 4号はカタパルトに取り付けて、一緒に前後する様にしましたが、配線が届かない
と大変ですので、長さにだいぶ余裕を持たせています。
D 電飾を点灯させてみました。
奥や天井のトラスまで照らされて、予想以上に良い雰囲気になりました。
後は電源ですね。
コンテナは単独で電池を内蔵させました。
コンテナは、本体から外れてしまうので、単体で電源を持つ必要があります。
単なる箱であるコンテナに、どうやって電池を仕込めば良いものかと、探してみたらありました!
床の下に、ボタン電池がソケット付きで収まる空間があります。
A コンテナの底のパネル一枚を切り抜いておきました。
切り抜いたパネルは、そのままフタに使おうと思ったのですが、閉じた時に
ノコ歯分のスキマが出来るので使えません。
B 内部に3Vのボタン電池CR2032を仕込みました。
ちゃんと電池交換が出来る様に、ソケットを使っています。
フタは磁石で固定するので、缶コーヒーから切り出した鉄片を貼り付けて
おきました。
コンテナは3個のLEDが点灯しますが、配線は全て並列つなぎで、抵抗や
CRDは付けていません。
C フタはプラ板で自作しました。
片方のツメを引っ掛けて、もう片方の磁石で固定される方法です。
D 閉じてしまうとピッタリで、開けるのが難しくなってしまうので、他の磁石で
取り外し可能にしました。
磁石をフタ側に固定したのはこのためで、鉄片より磁石同士の方が引き
合うため、取り外しが簡単に出来ます。
コンテナが完成しました。
ハッチのフレームが微妙に浮き上がっていて、明るいグリーンであるにも関わらず、頑丈そうに仕上がったと思います。
デカールが大き過ぎる気がしないでもありませんが、映像でもこんな感じですので、再現性は高いです。
電飾も塗装も、理想的に仕上がったと思います。
次回は内部の配線などの仕上げを行い、いよいよ完成です(^^♪
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2016-06-19 20:41
コメント(4)
何十年も前は、4号のレールを紙で工作してがんばってたなあ。あのころのワタシは偉かったなあ。いちおう完成してたし。
今はレールついてていいなあ。
by おーた (2016-06-20 17:53)
どろぼうひげさん、こんばんは。コンテナの内部が凄いことになっていますね。ここまで再現性の高いと、普通に組むだけでも嬉しくなります。
コンテナ単独で点灯可能な電飾方法はとても参考になります。こうなると4号以外のコンテナも欲しい所ですが、今回の2号の救助メカは、コンテナ内で作られるみたいなので、昔みたいなコンテナセットは発売されないんでしょうねぇ。
by まうんてんし~ぷ (2016-06-20 19:57)
おーたさん、こんばんは(^^♪
当時は、みんなサンダーバードのプラモを作っていましたよねー
レールどころか、ただ入れておくだけだったので、コンテナの中でカラカラ音がしていましたよね(^_^*)
おーたさんなら、この製作記に食い付いてくると思っていましたよ(^^)/
by どろぼうひげ (2016-06-20 23:30)
まうんてんし~ぷ さん、こんばんは(^^♪
このキット、再現性はかなり高いです!オススメです!
今回のシリーズでは、ローダーとかエレベーターカーは、みんな現地で組み立てるみたいですね。
確かに合理的だと思いますが、あんなにコンテナを揃えておくなら、最初から組み立ててあった方が良い様な気がします(^_^;)
それとも、鉄のツメとか、磁力牽引車の様な、現地で組み立てるのが難しい救助メカが、他のコンテナに入っているのでしょうか?
コンテナセットを集めるのも、楽しいのですがねぇ(^^♪
by どろぼうひげ (2016-06-20 23:35)