マンションと小物 [はしご車 製作記]
今回はマンションを製作します。
火災の表現や小物の製作もご紹介します。
ベースとして、当初はたくさんのやじうまが取り囲む、火災現場を想定していました。
でも、レイアウトしてみると、かなり巨大なサイズになりそうです。
火災現場に絞り込んで、コンパクトなベースに変更となりました。

A ベースは25cm×24cmと、コンパクトです。
2mmのプラ板に、道路とマンション建設予定地をレイアウトしました。
歩道のインターロッキングとコンクリート壁を、ややナナメに配置して、
カッコ付けています。
B コンクリート壁の裏は、マンション1階の庭になります。
サンディブラウンで土らしく塗装してから、グリーンのパウダーで芝生に
して、フォーリッジで草を生やしました。
C 歩道のインターロッキングは、正方形にスジ彫りしておきましたので、
マスキングで濃い部分を作っています。
道路や壁も、基本的な色を付けてから汚しを加えました。
D 主にエナメル系の塗料で表情を付けました。
単色よりもリアリティが増していると思います。
道路の白線は、単純にマスキングです。
路側帯は、駐停車禁止にしてありますが、消防車が構わずに駐車する
情景にして、緊急車両である事を表現します。
マンションを作ります。
まずは部屋の窓を作っていきました。

A 部屋のベランダ側の壁を切り出しました。
同じサイズ、同じデザインの壁をたくさん切り出します。
電飾した部屋の場合は、少しでも隙間が出来ると光が漏れてしまいますので、
カンナをかけてピッタリ幅を揃えておきます。
B 部屋の仕切りの壁を箱組みして、前後の壁を接着していきます。
灯りを点ける部屋には、内部にアルミテープを貼って、光を拡散させています。
C 初めは部屋の内装まで作る予定でしたが、時間的な都合があって見送りました。
ドアはペーパーで曇らせてしまい、マスキングで枠をブラックに塗装しました。
D LEDを取り付けて発光させてみました。
1個でも充分な光り加減です。
当初は電球色にしてみたのですが、現代の照明は白色LEDの方が似合ってい
る感じがします。
マンションが完成しました。

オールプラ板による、マンションが完成しました。
ちょっとナナメに配置したので、寸法の計算が面倒臭かったです。
はしご車が出動するなら、高層マンションにするべきだったかも知れませんが、サイズが大きくなってしまうので4階建てに抑えました。
実際に火災に遭ったことがある方が、この作品を見たら不快に感じると思いまして、マンションのデザインは実在しないけど、どこにでもあるような、一目でマンションだとわかるデザインにしました。
炎のエフェクトを仕込みます。

A 透明プラ板をギザギザに切り出して、クランク状に曲げました。
窓から炎が噴出しているイメージです。
B ホットボンドを盛り付けて、炎のかたちを作りました。
ボンドが温かいうちに爪楊枝で引っ張り、とがった先端をいくつも作っています。
C 炎の光はマイコンで制御します。
PIC12F675に、5個のLEDを違ったタイミングで明減させるプログラムを
書き込みました。
上の3つがオレンジ、下の2つがイエローです。
D 部屋の壁には、クチャクチャにしたアルミテープを貼って、光を乱反射させてい
ます。
煙のエフェクトを加え、火災現場の完成です。

A 変化する光のおかげで、だいぶ炎らしくなりましたが、やはり煙が無いと不自然
ですよね。
B 手芸用の綿に、ブラックをランダムに吹き付けて噴煙を作りました。
実際の煙は、白い煙の方がたくさん発生しています。
C 煙は延ばしながら炎に貼り付け、光が煙の奥から出てくる様に配置します。
ベランダの天井に一旦溜まり、あふれてくる感じで外へ出てきます。
外にでると、一気に広がっていく形状で貼り付けていきました。
D 遠くから見ると、本当に燃えているみたいに作る事ができました。
自分で言うのもナニですが、あまりにリアル過ぎて、実際に火災に遭った方
がこのジオラマを見たら、不快に感じてしまうのでは?と心配になりました。
もし、そのような気持ちになってしまった方がおられましたら、申し訳なく思い
ます。
マンションには、生活している住人がおりますので、小物を製作します。

A 洗濯物を作りました。
色紙をカットして、真鍮線をよじって作ったハンガーに取り付けています。
どうせほとんど見えない代物ですので、シャツにはポケットなどを書き込んで
誤魔化しています。
B 物干し竿を支える、引き出し式のラックを製作しました。
0.3ミリのプラ板に穴を開けてからカットして、取り付け基部を付けたものです。
C 1階の庭には、ガーデンセットを置いてみます。
プラ板で机とイスを製作してみました。
1/72サイズの小物はほとんど売っていませんので、自作するしかありません。
D ガーデンセット、縁台、物干し台、バケツやジョウロなど、小物を作っています。
植物なんかも作ってみたりして。

A プランターも作ってみました。
プラ材の箱組にパテを詰め、コースターフやグリーンパウダーを轢いて、
着色した小石を撒いています。
小石は、川から集めた砂を洗ってから茶こしでふるい、粒を揃えてアクリル絵の具
で着色したものです。
買うと高いのですが、自分で作れば安価で作れます。
B 植木も必要かな?と、オランダドライフラワーに、スプレーのりでコースターフ
を接着して自作しました。
C 庭とベランダの様子です。
物干しにはハンガーも掛けておきました。
洗濯物も、ほとんど見えないけど良いエフェクトになってくれたと思います。
D となりの1階は、ガーデンセットを置きました。
もう少し、ガーデニングを楽しんでいる感じにしても良かったですね。
部屋の電気を消す暇もなく、逃げ出したという設定です。
次回は、フィギュアとレイアウトをご紹介したいと思います。
よろしくお付き合い下さい。
現在、2つのブログランキングへ参加しています。
1日1回、応援のワンクリックをぜひお願いしますm(__)m

火災の表現や小物の製作もご紹介します。
ベースとして、当初はたくさんのやじうまが取り囲む、火災現場を想定していました。
でも、レイアウトしてみると、かなり巨大なサイズになりそうです。
火災現場に絞り込んで、コンパクトなベースに変更となりました。

A ベースは25cm×24cmと、コンパクトです。
2mmのプラ板に、道路とマンション建設予定地をレイアウトしました。
歩道のインターロッキングとコンクリート壁を、ややナナメに配置して、
カッコ付けています。
B コンクリート壁の裏は、マンション1階の庭になります。
サンディブラウンで土らしく塗装してから、グリーンのパウダーで芝生に
して、フォーリッジで草を生やしました。
C 歩道のインターロッキングは、正方形にスジ彫りしておきましたので、
マスキングで濃い部分を作っています。
道路や壁も、基本的な色を付けてから汚しを加えました。
D 主にエナメル系の塗料で表情を付けました。
単色よりもリアリティが増していると思います。
道路の白線は、単純にマスキングです。
路側帯は、駐停車禁止にしてありますが、消防車が構わずに駐車する
情景にして、緊急車両である事を表現します。
マンションを作ります。
まずは部屋の窓を作っていきました。

A 部屋のベランダ側の壁を切り出しました。
同じサイズ、同じデザインの壁をたくさん切り出します。
電飾した部屋の場合は、少しでも隙間が出来ると光が漏れてしまいますので、
カンナをかけてピッタリ幅を揃えておきます。
B 部屋の仕切りの壁を箱組みして、前後の壁を接着していきます。
灯りを点ける部屋には、内部にアルミテープを貼って、光を拡散させています。
C 初めは部屋の内装まで作る予定でしたが、時間的な都合があって見送りました。
ドアはペーパーで曇らせてしまい、マスキングで枠をブラックに塗装しました。
D LEDを取り付けて発光させてみました。
1個でも充分な光り加減です。
当初は電球色にしてみたのですが、現代の照明は白色LEDの方が似合ってい
る感じがします。
マンションが完成しました。

オールプラ板による、マンションが完成しました。
ちょっとナナメに配置したので、寸法の計算が面倒臭かったです。
はしご車が出動するなら、高層マンションにするべきだったかも知れませんが、サイズが大きくなってしまうので4階建てに抑えました。
実際に火災に遭ったことがある方が、この作品を見たら不快に感じると思いまして、マンションのデザインは実在しないけど、どこにでもあるような、一目でマンションだとわかるデザインにしました。
炎のエフェクトを仕込みます。

A 透明プラ板をギザギザに切り出して、クランク状に曲げました。
窓から炎が噴出しているイメージです。
B ホットボンドを盛り付けて、炎のかたちを作りました。
ボンドが温かいうちに爪楊枝で引っ張り、とがった先端をいくつも作っています。
C 炎の光はマイコンで制御します。
PIC12F675に、5個のLEDを違ったタイミングで明減させるプログラムを
書き込みました。
上の3つがオレンジ、下の2つがイエローです。
D 部屋の壁には、クチャクチャにしたアルミテープを貼って、光を乱反射させてい
ます。
煙のエフェクトを加え、火災現場の完成です。

A 変化する光のおかげで、だいぶ炎らしくなりましたが、やはり煙が無いと不自然
ですよね。
B 手芸用の綿に、ブラックをランダムに吹き付けて噴煙を作りました。
実際の煙は、白い煙の方がたくさん発生しています。
C 煙は延ばしながら炎に貼り付け、光が煙の奥から出てくる様に配置します。
ベランダの天井に一旦溜まり、あふれてくる感じで外へ出てきます。
外にでると、一気に広がっていく形状で貼り付けていきました。
D 遠くから見ると、本当に燃えているみたいに作る事ができました。
自分で言うのもナニですが、あまりにリアル過ぎて、実際に火災に遭った方
がこのジオラマを見たら、不快に感じてしまうのでは?と心配になりました。
もし、そのような気持ちになってしまった方がおられましたら、申し訳なく思い
ます。
マンションには、生活している住人がおりますので、小物を製作します。

A 洗濯物を作りました。
色紙をカットして、真鍮線をよじって作ったハンガーに取り付けています。
どうせほとんど見えない代物ですので、シャツにはポケットなどを書き込んで
誤魔化しています。
B 物干し竿を支える、引き出し式のラックを製作しました。
0.3ミリのプラ板に穴を開けてからカットして、取り付け基部を付けたものです。
C 1階の庭には、ガーデンセットを置いてみます。
プラ板で机とイスを製作してみました。
1/72サイズの小物はほとんど売っていませんので、自作するしかありません。
D ガーデンセット、縁台、物干し台、バケツやジョウロなど、小物を作っています。
植物なんかも作ってみたりして。

A プランターも作ってみました。
プラ材の箱組にパテを詰め、コースターフやグリーンパウダーを轢いて、
着色した小石を撒いています。
小石は、川から集めた砂を洗ってから茶こしでふるい、粒を揃えてアクリル絵の具
で着色したものです。
買うと高いのですが、自分で作れば安価で作れます。
B 植木も必要かな?と、オランダドライフラワーに、スプレーのりでコースターフ
を接着して自作しました。
C 庭とベランダの様子です。
物干しにはハンガーも掛けておきました。
洗濯物も、ほとんど見えないけど良いエフェクトになってくれたと思います。
D となりの1階は、ガーデンセットを置きました。
もう少し、ガーデニングを楽しんでいる感じにしても良かったですね。
部屋の電気を消す暇もなく、逃げ出したという設定です。
次回は、フィギュアとレイアウトをご紹介したいと思います。
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2016-08-11 21:00
コメント(2)
プランターいいなぁ~
なごみます(一大事な現場なのに)
by ぴろんちょ (2016-08-15 23:16)
ぴろんちょ さん、こんばんは(^^♪
草花があると和みますよねー
まぁ、それどころじゃない事態になっているのですが。
もうちょっと小物を作りたかったです
by どろぼうひげ (2016-08-16 20:16)