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電飾準備と塗装 [エリシオン&VF31J+フレイア 製作記]

すっかり遅くなってしまいましたが、今月(と、言ってもすぐ来月号ですが)のHobbyJapan誌に掲載して頂いた、メカコレ マクロスエリシオンと、VF-31J+フレイアの製作記をスタートしたいと思います。

まずは、メカコレのマクロスエリシオンです。
メカコレなので、10センチ程度しかありませんが、驚愕のディテールによって、細部まで忠実に再現されています。
てのり.jpg
手乗りエリシオンですね(^_^;)
今回は細部のディテールアップと、大小多数のエンジン口の電飾に挑戦してみました。

まずは、キットの内部構造を見てみると、何とか3mmの砲弾型LEDが収まりそうです。
エンジンの発光は無数の光ファイバーで行う事にして、内部にファイバーを納めるための空間を作りました。
キットのダボや仕切りを、容赦なく切り取ってしまいます。
P1250358.JPG
どのくらいのファイバー量になるのか判らないので、出来るだけ大きく通り道を作ってあげました。

サブエンジン?の部分も、ファイバーをLEDへと集めるために、途中から船体内部へと引き込む穴も開けています。
P1250360.JPG
実際に工作してみたら、こんな小さな穴では足りませんでしたが、とりあえず、どうやってファイバーを集めるか、方法だけは確立しておきます。

一番問題になるのは、つま先の部分です。
P1250361.JPG
ここは悩んだ末、途中に溝を彫って、そこに貫通する穴を開ける事でファイバーを通すことにしました。
全部溝にしてしまうと、パテで戻すのが大変ですし、弾力のあるファイバーを固定できる部分が必要ですので、途中だけ溝を彫っています。

噴射口は大小様々なサイズです
P1250362.JPG
無数の噴射口はキットでも再現されていて、径が微妙に違います。
今回は3段階に分け、1mm、0.5mm、0.25mmと、光ファイバーの径にあわせて開口しました。
ものすごい量のファイバーになる事が予想されますが、もう後には戻れません(-_-)

このキットは素晴らしい再現度ですが、艦橋のデルタ型アンテナがちょっと残念です。
P1250367.JPG
アンテナは切り取ってしまいました。
艦橋の窓は電飾したいので、穴を開けて裏側を彫り込みます。
ここにチップLEDを収めて、窓からファイバーを差込み、パテで埋めてしまって光らせる計画です。
小さいけど、ノミを使えば何とか彫れます(^_^;)

切り取ったデルタアンテナは、このサイズで文句を言うのは失礼ですが、どうしても抜けていない事が目立ってしまうので、自作のものに置き換えました。
P1250369.JPG
手持ちのエッチングパーツから、3本マストの真ん中を切ったV字を作り、そこへ機銃等を貼り付けてディテールとしています。
もち手にしているのは爪楊枝で、プラ板の細切りなどでは再現できないサイズなので、エッチングの力を借りました(^_^;)

さて、ここで塗装してしまいます。
光ファイバーを植えてから塗装しても、カットできるサイズではないので、塗装してからファイバーを植えることにします。
P1250373.JPG
各所にある砲身も一体成型になっていたので、塗装する前にカットしてしまいました。
塗装は、遮光のためにブラックをキッチリ吹いて、ガイアのAT-04パープルグレーにガイアのニュートラルグレーⅤを8:2で混色しています。
シーンによってコロコロ色が変わるので、平均的な自分の好みで調色しました。
画像では、細部を良く見せるためにコントラストを高くしてありますが、実際はもう少し暗い色です。

つま先部分は筆塗りです。
P1250375.JPG
つま先部分のみ、ブラウンの部分がありますので、サンディブラウンを筆塗りしています。
そのままでは明る過ぎて違和感がありますので、船体色を軽く吹き付けて馴染ませました。
空気感も出て、巨大に見えてくれる効果もあります。

細部も筆で塗り分けています。
P1250382.JPG
滑走路の脇に、黄色の帯があるので塗装しました。
それと、映像ではココが赤いので塗装しています。
赤といえば、腕のアイテールとへーメラーの艦底部分も赤で塗装しています。
P1250385.JPG
Mr.Color327で筆塗りですが、下地がパープルグレーなのでなかなか発色せず、何度も重ね塗りしています。

スミ入れもしました。
P1250387.JPG
エナメルのフラットブラックですが、どちらかというとウォッシングに近く、全体に薄くのせてトーンを落としてから、通常のスミ入れをしています。
広い面が単色のままでは大きく見えないので、ムラやくぼんだところのトーンを落とすために、一度ウォッシングしています。
バンダイのキットにエナメルを使うと割れてしまって危険なのですが、エナメルのじわ~っとした表情が欲しくて危険を冒しました。
エアブラシでどうこうできるサイズではありませんので(^_^*)

次回は電飾の組み込みをご紹介します
すみません。次号が発売されちゃってからの連載になりますm(_ _)m

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コメント(2) 

コメント 2

しばいつん

初めまして。
うさともさんとこから来ました。
ツイッターではフォロバありがとうございました。
「エリシオン」手のひらサイズでとても小さいのに
電飾できちゃうんですね。
とてつもなく細かい作業に脱帽です・・・。
自分の知ってるブロともさんも最近電飾してますが
ここまで小さいのはないですね。

by しばいつん (2016-10-24 15:41) 

どろぼうひげ

しばいつん さん、こんにちは(^^♪
ツイッターでもお世話になっています
小さくて、電飾を仕込むのは大変ですけど、逆に燃えてくるものがあります(^_^*)
エリシオンは、一時期ショップから消えてしまう程、人気があるみたいですね。
そんなキットを作らせてもらえて光栄です(^^♪
by どろぼうひげ (2016-10-25 10:49) 

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