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電飾準備と改修 [VM Y-WING 製作記]

今月のHobbyJapan誌 2016.12 No570 へ掲載して頂いている、ビークルモデル Y-WINGの製作記を連載開始したいと思います(^^)/

ずっとビークルモデルを作ってきましたけど、今回もまた再現度がすごいですね。
P1250800.JPG
10センチくらいしか無いのに、1/72と見間違う程の再現度で、クラクラしますわ
P1250799.JPG
作例としては困ってしまうのですが、今回も精度をよりアップさせ、電飾を仕込む方向で行きます。
更に、どうせ作るなら、3機使ってGOLD中隊を再現してみようと思います。
誌面をご覧になった方はご存知だと思いますが、GOLDリーダーとGOLD5機を作りワケ、GOLD2は爆破されているシーンのジオラマに仕立てました(^^♪

まずは細部の改修からです。
P1250809.JPG
A キャノピーをくり貫きました。
  こちらは比較的フレームが太いので、ポーX-Wingに比べたら全然楽チンです。
  出来るだけ薄く見える様に、内側に角度を付けて開口しました。
B 機体後部のガードは、抜きの関係でシャープになっていません。
  均一な太さに削り出してあげました。
C 凄い成型技術ではありますが、やはり配管が板になってしまった部分があります。
  目立つ配管は削り取って、真鍮線に取り替える準備をしました。
  配管の下のディテールに、違和感が出ない様に削り取りますが、なーに、そんなに
  神経質にならなくても、小さいので大丈夫です(^_^;)
D ゴールドリーダー機の場合は、機体横に走る配管はそのまま使えそうです。
  キットでは断面がカマボコ型になっているので、円に成型してあげました。

コックピットを作り込みます。
P1250823.JPG
A コックピット内部が平面になっていますので、切り取って空間を作りました。
  エッジの部分はキャノピーパーツが付くので、少しだけ残してあります。
B パイロットには、waveの1/144汎用フィギュアを使いました。
  ちょうど、座っているポーズがあったのでラッキーです。
C コンソールをプラ板で組んで、後部にメカやパイピングを加え、パイロットを乗せて
  みました。
  1/144ではちょっと大きかったみたいですが、これ以上小さくしようとすると1/150
  となって、今度は小さ過ぎます。
D GOLDリーダーとGOLD5の2機分のコックピットを作りました。
  工作の内容は同じです。

エンジン電飾のための準備をしておきます。
P1250884.JPG
A エンジンを発光させたいのですが、キットのエンジンパーツには、噴射口にモールド
  が入っていて、これを壊したくありません。
  内部から5mmのドリルで削り、薄々にしています。
B ドリルでは、底がすり鉢状になるので、彫刻刀で平面にしました。
C 左の未加工に比べて、薄くなった分、明るく発光してくれました。
  モールドもシルエットになってくれたので、狙い通りです。
  今回はジオラマにするので、光の強さが弱くてもOK(強すぎると後ろの機体が
  ピンク色になる)でしたが、強い光が欲しい場合は、別のアプローチが必要に
  なってくると思います。
D 船体下の、スタンドが付く部分に、2Pのコネクタを取り付けました。
  穴を広げて、エポキシ接着剤で固定します。

主翼の上の配管も、一部を削り取りました。
P1250901.JPG
主翼のほぼ中央に走る細い配管は、宙に浮いているのが正解ですので、板状になった配管を削り取り、後から真鍮線に置き換えます。
羽の前で下に落ちる配管も、板になっているのがバレバレですので、削り取ってしまいました。
GOLD5の場合は、更にほとんどの配管を削り取る必要があります。

配線してしまいます。
P1250912.JPG
エンジンの半分を接着して、機体からエンジンへと配線を通しました。
幸い、下側に別パーツが付く構造ですので、段落ちモールドを彫る治具で溝を彫り、配線を通すスペースを確保しています。

GOLD5の違いを工作します。
キットはGOLDリーダー機を再現していますので、そのまま組めばGOLDリーダー機になりますが、GOLD5として製作するには、ちょっと加工しなくてはならない部分が出てきます。
P1250923.JPG
首の部分は、GOLD5機では左右に同じ部品が使われています。
破壊予定のGOLD2機から、パーツの一部を切り取って貼り付け、左右を同じパーツにしました。
他にも細かいパーツが追加されている部分もありますが、このサイズでは再現は無理とあきらめています。

一部のパーツの向きを変えます。
P1250929.JPG
赤四角部分のパーツは、GOLD5の場合は右へ90度回転させた状態で取り付けられています。
キットからパーツを慎重に削り取り、回転させて再接着します。

機首のモールドを貼り替えます
P1250939.JPG
GOLD5では、機首の四角モールドも違っています。
キットのモールドを削り取り、0.1mmプラペーパーで再現しました。
黄色ラインの通り道も、リーダー機より少し後ろにズレているので、キットのモールドは埋めてしまっています。

配管は、金属線に置き換えます。
P1250943.JPG
GOLD5の場合、ほとんどの配管が置き換えになります。
塗装で若干太くなる傾向があるので、細めの真鍮線で作りました。
0.2mmと0.4mmが中心になると思います。
GOLD5の特徴として、機首の後ろの配管がポイントです。
P1250945.JPG
支える様な形状で太めの配管があります。
これは他の機体には無い特徴なので、GOLD5として作るなら外せないポイントです。

真鍮線への置き換えが終了しました。
P1250955.JPG
GOLDリーダー機は、板状になってしまっている部分のみ、真鍮線に置き換えていますが、GOLD5の場合は通り道や太さがちょっと違う部分があるため、ほとんどを置き換える必要があります。
パッと見、違いなんてわかんないですけどね(^_^*)

次回は細部の改修の続きと、塗装をご紹介したいと思います。

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コメント(4) 

コメント 4

しばいつん

こんばんは。
ただでさえ小さいのに電飾ってすごいです。
最近、ビークルモデルのスターデストロイヤーを
買いましたが本当に小さいですね。
電飾とはいかないので塗装で陰影の練習を
しようと考え中です。
by しばいつん (2016-11-02 22:31) 

ぴろんちょ

「もう、やめてくれぇ〜」
って言うヂヂールアップです^_^
キット素組と対峙して困っちゃってまス^_^
by ぴろんちょ (2016-11-03 02:12) 

どろぼうひげ

しばいつん さん、こんばんは(^^♪
小さいけど電飾が入っていたら、楽しいと思いまして(^_^*)
ビークルモデルは、どれも完成度が高くて、簡単な塗装でも充分に楽しめますよね
練習にももってこいです!
by どろぼうひげ (2016-11-03 17:08) 

どろぼうひげ

ぴろんちょ さん、こんばんは(^^♪
このキットも素晴らしい再現度ですので、素組みでも全然OKだと思いますよ
自分はいじっちゃったけど(^_^*)
あ、台湾まぜそば頂きました!
メッチャ辛かったけど、美味しかったです
by どろぼうひげ (2016-11-03 17:11) 

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