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電飾の工作 [RO X-WING RED1 製作記]

今回は1/72 X-WingRED1への電飾の工作です。

電飾には、変化を持たせたかったので、PICマイコンを使用しました。
72_X-Wing 電飾回路.PNG
こちらは、以前1/72 X-Wingを電飾した時の回路を、そのまま使用しています。
PIC12F675を使って、4基のエンジン光を高速に明減させて噴射の様子を再現しています。
同時に、コンソールを赤と緑の交互点滅させたいのですが、12F675の出力端子が1本しか空いていません。
そこで、1本の出力が+5Vと0Vになる度に、片方ずつ点灯するように回路を工夫してみました。
GP5が5Vの時は、マイナスに接続されている緑のLEDが点灯します。
5Vに接続されている赤のLEDは、電圧差が無いので点灯しません。
GP5が0V(マイナス)になると、今度は5Vに接続されている赤のLEDが点灯します。
マイナスに接続されている緑のLEDは、やはり電圧差が無いので点灯しません。
GP5がHIの時とLOの時で、2個のLEDを交互に点灯させる事が出来ます(^^♪

コンソール用のLEDは、設置スペースを無理矢理確保するため、チップLEDを使います。
光ファイバーを差し込むための穴も自作するしかありませんなぁ(-_-)
P1270576.JPG
A 赤と緑のチップLEDを配線しました。
  抵抗もチップを使って、約5ミリの幅で仕上げています。
  先の回路図の、赤四角の部分になります。
B キットのコックピットの下にある、僅かなスキマに光源を作ります。
  チップLEDの発光面を挟み込む様に、プラ棒で仕切りを作り、ファイバーを
  差し込めるスリットを作りました。
C チップ部分とプラ板をブラックで塗装します。
  Cは緑が点灯しているところ、Dは赤が点灯しています。
  小さいけど、光ファイバーを数本差し込むには充分な光源が出来ました。

光ファイバーを植えちゃいます
P1270582.JPG
サイドと正面のコンソールに穴を開け、0.25ミリの光ファイバーを植えて、光源へと接続して行きます。
コンソールにはデカールを貼ってあるので、それらしい位置に光点を作ってみました。

マイコンを取り付け、ドロイド用のLEDも取り付けました。
P1270591.JPG
A PICマイコン12F675です。
  普通のパッケージでは収まらないので、基盤実装用のSOPタイプを使いました。
  チップLEDを足へ直付けし、エンジン発光LEDを制御しています。
  とにかく内部が狭いので、何でもミニサイズです(^_^*)
B ドロイド用LEDは3ミリの砲弾型ですが、内部に納めつつドロイドの方を向かせる
  ために、こんなナナメの取り付け方になりました。
  熱収縮チューブで遮光して、先端に0.3ミリの穴を3つ開けて、ドロイドのカメラアイ
  を点灯させています。
  こちらは5Vを直接入れれば自動的に色が変化するLEDなのですが、そのまま5V
  を与えたら発熱しやがりましたので、10mA程度に落とす抵抗を入れました。
C ここにコンソール用のチップLEDが2個入っています。
  反対側には、10数本の光ファイバーが差し込まれています。

実際の点灯動作の様子を動画にしてみましたのでご覧下さい(^^)/

※BGMはありません

自動変化LEDは、ゆっくりと色が変わっていくタイプなので、ちょっと再生時間が足りないのですが、まぁ、何となく雰囲気はわかって頂けると思います(^_^*)

エンジンも高速に明減させる事が出来て、満足です
P1270618.JPG

さて、これで1/72 X-WingRED1が完成です。
次回はセットになっている1/144X-WingRED1の製作をご紹介したいと思います。
P1270443.JPG
次の号の発売に間に合わなくてすみません(>_<)
製作記は、もうちょっとだけ続きます!

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コメント(6) 

コメント 6

凄いですね。相変わらず、大阪日本橋では、神様です。

電飾レベルが、高すぎて、手が届きません。部品揃えるのも大変。最近は、百均の部品で代用してます。
by 凄いですね。相変わらず、大阪日本橋では、神様です。 (2017-01-25 09:09) 

どろぼうひげ

凄いですね。相変わらず、大阪日本橋では、神様です。 さん、こんばんは(^^♪
恐れ入ります(>_<)
本当は、読者がやってみたいと思ってくれるのが理想なので、あんまりややこしい工作は避けたいと思っています。
でも、いざ製作に取り掛かると、自分の能力以上の事をしてみたくなります(^_^*)
部品も、もっと身近に買える様になると良いのですがねぇ
ボクは田舎に住んでいるので、通販で買うのが面倒です(+_+)
by どろぼうひげ (2017-01-26 01:57) 

tezno

高度な技の連続でなかなか頭のなかに
講義がはいってきません!
(笑)
いつだかおしえて頂いたあかとみどりで
同一線上だとあかにひっぱられるよ。
っていうあれを応用って事であっていますかね?
もうぼくには、すごすぎて
想像力の範疇を越えてます。頭のなかで
反芻してちょっと気になったのですが
緑の端子は、
出力端子の番号がGP2では?
ないかとおもうんですが、どうでしょう?
by tezno (2017-01-26 07:01) 

どろぼうひげ

tezno さん、こんばんは(^^♪
かなり駆け足の文章で、説明が足りなくてすみません。
例の、LEDの消費電流による吸い込みとは違います。
あれは赤や緑のLEDの方が流れやすいため、そちらに電流がどんどん流れてしまって、青や白のLEDが光らなくなる現象です。
PICの出力がHI(5V)の時は、普通にLEDを接続しているのと同じですから、緑が点灯しますよね。
この時、PICの出力は5Vで、赤のLED側も5Vだから、電圧の差が無いため流れず、赤のLEDは光りません。
そもそも、LEDもダイオードの一種なので、逆向きに電流は流れないのです。
出力がLO(0V)の時は、PIC内がGNDになって、5Vから赤LED、PICへと流れて、赤LEDが点灯します。
PICの出力は0V(GND)で、緑のLED側も0V(GND)ですから、緑のLEDへは電流は流れず、光らない事になります。
それと、PICの端子ですが、足の番号は2番ですけど、I/Oの端子としては、GP5になります(この辺りもややこしい)
プログラム的には、GP5を1か0にする事でHI/LOを制御します。
GP2は5番端子になります。
by どろぼうひげ (2017-01-26 17:41) 

tezno

ご丁寧にありがとうございました。
あほなのに凄く理解できました。
(笑)
奥が深いですねー♪
by tezno (2017-01-26 20:29) 

どろぼうひげ

tezno さん、こんばんは(^^♪
ご理解頂けてよかったです!
説明が足りなかったようで、申し訳ないです
by どろぼうひげ (2017-01-28 22:20) 

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