SSブログ

コンソール電飾と塗装 [レイズナーヘッド 製作記]

今回は、コンソールの電飾と塗装です。

コンソールのモニター部分を発光させるために、裏にLEDを仕込みます。
上のモニター.jpg
まずは、一番高いところにあるモニターを電飾します。
パネルはモニター部分を開口してありましたが、裏側には0.3ミリのプラ板を貼り付け、プラ板で箱を作って、中にLEDを仕込む事で開口部分を発光させています。
箱組みしたボックスは、LEDを仕込んだあとにブラックで塗装して、完全に遮光してしまいます。
作り直したプラ板とインパネに、僅かな隙間があったとしても、光漏れしない構造にしました。
ここのLEDは、アイスブルーのチップで、光量としてはかなり明るいです。
この光で、エイジやコックピット内部を照らし出す様に、大きくて明るいLEDを使いました。

2段目のパネルには、ちょっと変化球を仕込みました。
メインモニター.jpg
A ここもブラックで遮光してからパネル色を塗装し、裏側から0.3ミリ
  のプラ板を貼り付けて、それぞれのモニター部分にLEDを仕込み、
  発光させます。
  でも、全部同じ方法の電飾では、ちょっと単調ですよね。
  中央のメインモニターのみ、違う電飾を組み込んでみようと思います。
B 透明プラ板にキズを付けて、板の断面から光を入れると、キズだけが
  発光する現象を利用します。
  今回はレーダーの様な円と、文字の様なキズを入れてみました。
C 断面からLEDの光を入れると、ほとんどの光はプラ板の中を素通り
  していきますが、キズの部分のみ、行き場を失った光が飛び出して来ま
  す。
  本当は直進性の高い赤色が一番効果的ですが、全体の配色バランスから
  緑色の発光にしました。
D これを開口した部分に取り付け、裏にブラックで塗装したプラ板を当て、
  透明エポキシ接着剤で隙間を埋めました。
  発光させながらブラックで塗装して遮光です。
メインモニター点灯.jpg
ちょっと透明プラ板の断面を隠し切れず、エッジが光ってしまっている部分がありますが、まるで空中に円が浮かんで光っている様な電飾になりました(^^♪
他の発光部分とは違う、面白い効果に出来たと思います。

さて、各モニター画面は、様々な色で発光させて、V-MAXモードの時は、めまぐるしく点滅させたいと思っています。
でも、通常モードでは、単純に光っているだけになるので、ちょっとつまらないですね。
そこで、マイコンを使って光に動きを与えてみようと思います。
サブマイコン.jpg
A サブマイコンとして、PIC12F675を使用します。
  コンソールの裏に取り付けるので、特別に小さいパッケージを使いました。
B メインコンソールの裏のスペースに取り付けました。
  LEDの保護抵抗もチップを使用して、出来るだけコンパクトに仕上げてい
  ます。
  左側の3本の縦ラインを順番に点灯させ、同時に右側の2本を交互に点灯さ
  せるプログラムを組みました。
  プラ板の仕切りにチップLEDを取り付け、となりまで発光しないように
  分別しています。
  更に、メインマイコンからの信号で、V-MAX時は、動作が速くなる様に
  プログラミングされています。
C 他のモニターにもLEDを仕込み、プラ板でフタをしました。
  光は閉じ込められ、余計な部分に出てこない構造です。
D 更に、最下段のパネルにも、サブマイコンを仕込みました。
  こちらは5段階のバーグラフがカウントダウンするプログラムです。
  PICの出力端子からは5Vしか出てきませんが、2Vで発光する赤色LED
  を使う事で、1本の出力から左右で2個のLEDを点灯させています。
  こちらは配線が汚いのですが、実は接続を失敗してしまい、やり直したため
  です(^_^*)

実際の点灯の様子ですが、完成してすぐに発送してしまったので、動画を撮影していません。
アークライトモデルズさんが、ツイッターで動画を公開されていますので、是非ご覧下さい。
https://twitter.com/satotadahiro/status/845419818467708928

配線は一箇所に集めて、スプリングを通します。
配線まとめ.jpg
コックピット内で、配線がグチャグチャしていたらかっこ悪いですよね。
まとめてスプリングの中を通して、スッキリとした配線にしました。
どれが何の線なのか、タグを付けておきます。

スイッチゃコネクタを取り付けます。
スイッチやコネクタ.jpg
ACアダプタのコネクタ、電源スイッチ、V-MAXモード切替スイッチを取り付けました。
ここなら目立ちませんので、都合が良いです。

電飾の目処が付いたところで、塗装に移ります。
シート.jpg
まずはシートを塗装してみました。
パーツの精度が高いので、合わせ目や気泡の処理もほとんど無く、すぐに塗装できます。
今回はサフを吹かずに、シャドーをいれてから、立体感を持たせた仕上げにしました。
シャドー吹き.jpg
本塗装.jpg
マスク部分と頬の部分は、微妙に色が違っていて、それぞれクールホワイトとニュートラルグレーⅡで塗装しています。
耳はクールホワイトに、微量のパープルを加えました。
アゴはシャインレッド、青はキャラクターブルー、メカ部分はファントムグレーです。
ビン生が多いのですが、ブラックのシャドー吹きにより、単色でも立体感を持たせる事ができます。

パネルを取り付けました。
パネル取り付け.jpg
まとめられた配線は、スプリングでひとつになり、シレっと床下へと伸びています。
このキットのレジンは、柔らかさがちょうど良くて、加工もやりやすかったです。
配線は全て裏側へと集められました。
次回はメインマイコンとエイジの製作をご紹介したいと思います(^^)/

現在、2つのブログランキングへ参加しています。
1日1回、応援のワンクリックをぜひお願いしますm(__)m
人気ブログランキングへ にほんブログ村 その他趣味ブログ 模型へ

コメント(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

電飾の準備レイとエイジ ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。