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電池組み込みと影付け [VCデススターⅡ製作記]

今回は、電池の組み込みと、建造途中部分の塗装です。

デススター本体の電飾は、ベースから電源をもらう方式ではなく、電池で独立した回路を組みます。
回転させたいので、電源の供給が難しくなってしまうからです。
ブラシ式にして、回転しても給電できる装置を作る事は可能ですが、複雑になればそれだけトラブルが発生しやすくなりますので、出来るだけシンプルな方法にすることが、長く楽しめるコツですね^^

電池を内蔵させるため、本体内部に電池ボックスとスイッチを作ります。
電池ボックスの製作.jpg
A 銅箔(ホームセンターでナメクジ除けとして販売されています)を
  カットして、リード線をハンダ付けしました。
B プラ板で電池がちょっとハミ出る大きさを箱組みして、電極とスイッチ
  を取付けました。
  電極は穴をを開けて折り返し、電池の抜き差しで外れてしまわない様に
  しておきます。
C 本体のパーツの一部をカットして取付けます。
  電池ボックスの厚みは、電池と同じサイズになっていて、電極の厚みの
  分で押さえ付けられて接触不良を防ぎます。
  パーツ側にマイナスの電極を取付けますが、ここでも銅箔を折り返して
  外れてしまうトラブルを防いでいます。
D スイッチのための穴も開口して、電源装置が出来ました。
  今回は3Vの電池1個(CR2032)で、5mmLED1個を発光させます。
  計算上の駆動時間は18時間です^^

遮光と陰影を付けるため、ブラックで塗装します。
ブラック.jpg
光が透けてしまうのを防止する事と、立体感を強調するシャドー吹きをするため、全パーツをブラックで塗装しました。
モデルカステンの新塗料「遮光ブラック」を、ガイアの溶剤T-01hで2.5倍に希釈して吹いています。
こちらは遮光を目的として開発されただけあって、薄い塗膜でもバッチリ遮光してくれますので、電飾モデラーにはオススメの一品です。

完成した状態になりますが、アクセスパネルの様子です。
電池で発光.jpg
パーツの一部を取り外して、電池交換やスイッチのオンオフを行います。
合わせ目が気にならない精度を持つ、バンダイならではの方法ですね。

続いて、建造途中部分をグレーで塗装します。
建造途中.jpg
グレーは、青味がある338 FS36495を使いました。
上から下に向かって吹きつけ、段差に影を作って立体感を増加させています。
元々緻密なモールドが入っていますが、この塗装で更に密度感がマシマシになってくれます。

建造途中から表面に繋がる部分は、ブラックを残します。
奥に行く程暗く.jpg
完成している表面部分へ、建造途中のディテールが潜り込んでいくのですが、境目にはブラックが残る様にグレーを吹き付けています。
横方向から見た時、奥がふさがっているのが見えない様に、暗くして目立たなくしています。

表面パーツにもグレーを吹きつけ、仮組みしてみました。
組んでみた.jpg
建造物の段差に影を付けたことで立体感が増し、表面との境目は徐々に暗くなって、リアルになったと思います。
こうなると、もう追加した部分がどこなのか判りませんね^^

表面へのグレーの吹きつけも、上から下へと吹き付けています。
上から下へ.jpg
こちらも下地のブラックを活かして、影を作ることで立体感を増加させています。
わずかな明暗ですが、特に建造途中との境目には効果的です。
これはスミ入れでは表現できない効果ですので、この段階で塗装しておきます。

次回は塗装の様子をご紹介したいと思います。

コメント(2) 

コメント 2

8764

いつも楽しく拝見しています。

ファイバーの組み込みは、次回以降の掲載ですか?

急かしているようですいません。
楽しみなもので・・・。
by 8764 (2018-08-13 14:45) 

どろぼうひげ

8764 さん、こんばんは
いつもブログを見てくださり、ありがとうございます!
ファイバーは塗装が終わってからの工程になります。
次の塗装の次になっちゃいますね^^
そんなにも楽しみにしてくださってありがたいです!
すみませんが、もう少しお待ち下さい
by どろぼうひげ (2018-08-13 23:29) 

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