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タイヤの換装 [フジミ SPINNER 製作記]

タイヤをゴム製に換装しました。
トランクのすり合わせも調整しています。

キットのタイヤは今時オールプラで、スジ彫りを追加してはみましたが、質感に不満がありました(-_-;)
moonbusさんのブログで他のキットのタイヤと交換する製作が紹介されておりましたが、kita777pさんにも勧められて部品請求してみました(^^♪
取り寄せるタイヤは、アオシマさんのマッドマックス・インターセプター用のタイヤで、アオシマさんのHPから部品請求できます(^^)/

シリーズ名:1/24 ザ・ロードウォーリア マッドマックス
シリーズナンバー:01
商品名:インターセプター
パーツ名:ホイール 600円、タイヤ小袋 600円+送料 200円

合計1400円で、代金は到着後に郵便局から振り込みます(^_^;)
約1週間程で、タイヤとホイール、ポリキャップのセットが到着しました。
タイヤ部品請求.jpg
ちゃんと前輪と後輪で太さが違っており、サイズもほぼ合っています(^^♪
予備だと思いますが、前輪用のパーツ一式も付いていて、テストするのに好都合でした(^^)/
スピナー用としてこれ以上の代替パーツは無いと思います。
数あるタイヤパーツの中から、この組み合わせを検証して公開してくれたmoonbusさんに感謝ですm(__)m

さて、サイズはピッタリで、ゴムの質感もバッチリなのですが、サスガにホイールの形状は違っています(^_^;)
スピナーのホイールそっくりに自作する事になります。
当初はキットのホイールから型を取って複製してみましたが、キットのホイール径が若干大きいため、組み合わせると違和感があります(-_-;)
仕方無く、プラ板で自作してみる事にしました。
まずは大きなくぼみをヒートプレスしました。
くぼみの自作.jpg
A 丸いくぼみの型として、直径3センチのLED電球を利用しました。
  表面がガラス製なので、熱いプラ板を押し付けても安心です(^^♪
B 0.3ミリのプラ板をライターであぶって押し付け、ヒートプレスしたものです。
  くぼみは一部分で充分なので、無理に全体をプレスする必要はありません。
  ホイールにハマる直径で、コンパスで線を書いて置きました。
C 100均で「マンドリル」という名称で売られているリューター用のアダプタです。
  本来は丸ノコ等を取り付けて使うものですが、今回は真円を削り出すために使用します。
  コンパスの針の穴を中心に、3ミリの穴を開けてネジで取り付け、リューターで回転させて
  円を削り出しました。
D 仕上がったくぼみパーツです。
  中心に穴が開いていますが、後で塞ぎます(^_^;)
E ホイールにハメてみました。
  ホイールの内径よりもちょっぴり小さくしてありますので、リムから一段低い位置からくぼみ
  が出来る事になります(^^♪
  なお、パーツのホイールナットが干渉してしまうので、削り取ってあります。

次に、中央が膨らんでいますので、こちらも同様にヒートプレスで自作します。
ふくらみの自作.jpg
A 今度は径が小さくなるので、ビー玉を型に使いました(^_^;)
  0.3ミリのプラ板をライターであぶり、ヒートプレスしています。
B 出来たパーツにコンパスで円を書き、ちょっと大きめに切り出して、リューターで削り出し
  ます。
  大きなくぼみを作った時と同じ工程ですね(^^♪
C 2つのパーツを組み合わせたものです。
  くぼみとふくらみが上手く組み合わされました(^^)/

最後に、中央のバー部分を製作します。
タイヤセンター部分.jpg
A プラ部分にリップクリームを薄く塗って、エポパテを盛り付けました。
  どうせ削り出すので、太さはテキトーです(^_^;)
B リップクリームを塗っておいたので、パテが簡単に外せます。
  ヤスリでエッジを削り出し、センター部分を作って元に戻します。
  戻す角度がわかる様に、予め線を書いて置きました。
C 中央に棒2本のディテールを加え、ホイールが完成しました(^^♪

使用したパテは100均のもので、あまり精度の良いパテではありませんが、早く硬化するし、どうせあまり見えない部分なのでクォリティを下げました(^_^*)
とりあえず雰囲気だけは再現できたのではないかと思います。

車体への取り付け部分も改造が必要です。
取り付けのダボ.jpg
前輪は飛行状態と走行状態に差替え出来るようにしたいので、キットの構造をそのまま再現する必要があります。
A パーツのダボを削って、ちょうど良い太さのランナーを瞬間接着剤で取り付けました。
  ハメた時の合いを調節したので、磁石は必要無くなりました(-_-;)
後輪はそのままではリーチが届かなくて取り付けできません。
B 2ミリのプラ板を貼り合わせて接着して、3.2ミリの穴を開けました。
  こちらはそのまま車体にハメ込む事が可能になりました。

塗装して完成です。
タイヤ塗装して完成.jpg
ホイールはシルバーですが、ブラックから立ち上げて、ダーク気味のシルバーに仕上げました。
実物大のスピナーは、たぶんアルミだとは思いますがホイールキャップなのかも知れません(^_^;)
一見すると軽そうに見えるので、今回はブラックを残し気味にして重量感を出してみました。
チラ見えした時に、アルミなのかガンテツなのか判らないような仕上がりにしてあります(^_^*)

車体に取り付けてみた状態です。
タイヤ換装.jpg
おぉっ!やはりゴムの質感は車らしさのひとつでもあるのですね(^^♪
プラのタイヤの時より、グッと車らしくなってくれたと思いますヽ(^。^)ノ
1400円というパーツは、キットの値段からすると決して安い買い物ではありませんけど、これだけ効果的なら部品請求してみてよかったと思います。
ちゃんとタイヤのパターンがあるだけでも換装する意味があったと思います(^^♪
トランクのスリ合わせ.jpg
この組み合わせを調査・公開してくれたmoonbusさん、勧めてくれたkita777pさんに感謝ですヽ(^。^)ノ

さて、タイヤが仕上がったところで、トランク部分のすり合わせを調整してみました。
上の画像では、すでにもう一枚1ミリのプラ板を足して、すり合わせの調整を行っています。
電池交換とボリュームアップのためにトランクを分割したのですが、まだ少々合いの悪い部分が残っていましたので、ここで調整する事にしました。
すり合わせの作業は、削って合わせてまた削るの繰り返しで、根気と時間の要る作業です(-_-;)
頑張って調整しましたけど、完全にピッタリとは行かない状態になってしまいました。
これ以上手を入れても、良くなる気がしないので妥協しています(^_^*)
トランクの受け部分.jpg
トランクを合わせた時に、ズレが出ないように受け部分を追加しました。
縦と横方向にも組み合わせが出来るようにダボを作り、1点でしか合わない組み合わせになるように工夫しています(^^♪
最終的には磁石で固定できる様にするつもりですが、スラスターの電飾がまだ済んでいないので、そちらの工作が終わったら追加したいと思っています(^_^;)

ほんのちょっと合いが悪いのですが、パッと見た目ではわからない程度までは調整できました。
トランク合いの具合.jpg
おしりにボリュームを持たせたいと欲張ったため、調整に苦労してしまいました(+_+)
もうちょっと足してあげたいところですが、これ以上やっても良い方向に行かないだろうと判断して終了としました。
こんな時、ボクにもうちょっと技術があればなぁと思います(;一_一)

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スラスターとタイヤカバー [フジミ SPINNER 製作記]

スラスターとタイヤカバーの電飾を加工しました。

後部のスラスターは、5つの長方形が並んだ形をしています。
ここも白く発光させたいのですが、それ程明るく発光させる必要も無いので、ひとつひとつの穴にLEDを仕込んでしまうと、消費する電力がもったいないです(^_^;)
特に、今回は9Vの角型電池1個で全ての電力をカバーしようとしているので、省電力化は大事なコンセプトになっています(-_-;)
そこで、今回もプラ板の箱組みにLEDを取り付け、ボックスによる点灯方法にしました。
スラスターの加工.jpg
A プラ板でボックスを作り、内側にアルミテープを貼りました。
  このすぐ後ろには電池が来るので、出来るだけコンパクトに製作しています(^_^;)
  本当はボックスを使った電飾の場合は、出来るだけリーチを取った方が均一な発光に
  なります(^^♪
B LEDは2個に抑え、スラスターの穴と穴の間に来るように設置しました。
  他の部分と同様に、CRDにより定電流化してあります。
C LEDの足側はパテで包んで遮光しました。
  すぐ上にトランクカバーがくるので、高さもギリギリに抑えてあります。
  なお、トランクを固定する磁石もここに付くので、そのためのスペースも確保してあります。
D 発光面は0.3ミリのプラ板そのまんまです(^_^*)
  マスキングしてからブラックで遮光の塗装をしました。

発光させてみた状態です。
スラスター点灯.jpg
思ったよりも綺麗に、全ての噴射口が発光してくれました(^^♪
でも、塗装する時にマスキングが面倒になるので、まだ接着はしていません。
電飾をすると、塗装の段取りまで考えなくてはならないので面倒ですね(-_-;)

続いて、タイヤカバー部分の電飾も加工して置きました。
タイヤカバーの加工.jpg
タイヤカバーにも、突起部分とリング状に発光する部分がありますので、電飾したいと思います(^^♪
内部のスペースがあまり無いのですが、こちらもLEDを2個使ったボックス照明になると思います。
A リング状の部分には透明パーツが付くのですが、開口はされていません(+_+)
  光が出てくるための穴を開口しました。
  ピンバイスでたくさん穴を開けて繋いで行くオーソドックスな方法で開口しています。
B 開口した穴から出てきた光が、透明パーツへと分散する様に、アルミテープを貼るつも
  りです。
  透明パーツの接着面積も欲しいので、内径28ミリ、外径35ミリをコンパスカッターで切
  り出しました。
  このパーツも塗装してから工作したいので、今回はテスト的に貼り付けただけです。
C キットの透明パーツです。
  合いは良いのですが、そのままでは内部のアルミテープが丸見えです。
D 600番のペーパーで均一な曇りを入れました。
  これで内部が見えにくくなるし、光も分散してくれると思います(^_^;)

発光させてみた状態です。
タイヤカバー点灯.jpg
まだ全く遮光処理をしていないので、パーツがスケスケですけど、発光面は上手くいったと思います(^_^*)
もうひとつのリング状の発光部分にもLEDを仕込み、後ろから漏れて来た光で中央の穴を発光させる計画です(^^♪
ただ、やはりマスキングが面倒になるので、車体色を塗装してから電飾を仕込みたいと考えています(^_^*)
実験では成功しまたが、ちゃんと電飾できるのか、ちょっと不安な感じです(;一_一)

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WILDな個展、開催中 [展示会]

ギリギリ今日からですが、WildRiver荒川直人氏の個展が、今日から開催されております(^^)/
荒川さんのブログへ飛びます
<期間>
2012年7月5日(木)~12日(木)
時間:10:00~20:00  金・土のみ21:00まで

2012年7月7日(土)七夕ナイトトーク
18:00 ~ 著名モデラーを交えたトークショーを開催予定

<展示会場>
コトブキヤ 秋葉原館 5F <コトブキヤベース・アキバ>
http://main.kotobukiya.co.jp/store_info/akihabarakan.html

各模型誌で感動を与えてくれた作品の数々、その実物を直接見ることが出来るチャンスです(^^♪
もちろん、ボクも7日の七夕トークショーの日に出掛けるつもりです(^_^*)
職場からは冷たい視線を微妙に感じていますが、このチャンスを逃したら一生後悔すると思います(^_^;)

みなさんもこの機会に、是非足を運んで下さいねヽ(^。^)ノ

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コメント(14) 

WILDな個展レポート [展示会]

WildRiver荒川直人氏の個展へと行って来ましたヽ(^。^)ノ
個展は大盛況で、いつも大変な賑わいとなっていました(^^♪
同じ場所で、我々DORO☆OFFも展示会を開催させて頂きましたが、それとは比較にならない程の来場者です。
個展全景.jpg
この写真は、ほんの一瞬、人が途切れた時を狙って撮影したものです(^_^*)
矢印に荒川さんが写っていますが、ほとんどは来場者への説明に対応されており、こうして立っているだけの時間はほとんど無かったと思います。
どの作品も見る側を楽しませようという気持ちが表れているのですが、来場者への配慮にもそれが表れていて、サスガだなぁと感じされられました。
この個展のために、わざわざ海外から来た方もいるとか(^_^;)
格の違いを見せ付けられた感じでしたが、それもそのはず。展示されている作品は、どれも素晴らしいものばかりでした。

今月の電撃ホビー誌の作例と、ModelGraphix誌の作例は、特別にショーケースに展示されていました(^^♪
最新作1.jpg
最新作2.jpg
個展の準備で、かなり忙しかったハズなのに、これだけのクォリティで作例を製作されるバイタリティに驚きです(-_-;)

また、会場の一角には照明を落とした空間があり、そこに電飾を駆使した作品が効果的に展示されていました。
ゴッグ.jpg
作例2.jpg
しんかい.jpg
グフカスタム.jpg
作例4.jpg

過去の作品や、初めて拝見する作品もあり、見応えは充分です。
今更説明の必要は無いと思いますので、画像を出来るだけ貼り付けてみます。
作例ETC5.jpg
作例8.jpg
作例6.jpg
作例10-2.jpg
作例 12.jpg
作例13-2.jpg
作例15-3.jpg
作例18-1.jpg
どの作品も、ものすごい情報量ですので、1度見ただけでは消化し切れず、3回も見に行ってしまいました(^_^*)
まだまだ紹介していない作品がたくさんありますが、とても勉強になりました。
誌面で全てを見たつもりになっている方は要注意です(-_-)b
実物は、写真でみるよりも何百倍も魅力的です。
技術的な、どんな材料でどうやって作っているのかという事に加えて、どこに力を注いでいるのか、どうしたら人をひき付ける事ができるのかといった、感性とも言える力は実物を見ないとわかりません。
今週の木曜日まで開催されておりますので、この貴重なチャンスを逃さないようにしましょう(^^)/

さて、コトブキヤさんから「よつばと!」に登場するダンボーがキット化されました(^^♪
コトブキヤ社内「ダンボープラキット コンペ」が行われており、作品が展示されておりました。
ダンボー1.jpg
ダンボー2.jpg
実はツイッターで、DORO☆OFF展示会にてそれぞれが作ったダンボーを集めよう!という話が盛り上がっております(^_^*)
来週辺りからDORO☆OFF展示会参加者の募集を正式に行いますので、そのときに詳しい内容をお知らせ致します。
ボクもダンボーをゲットして参りました(^^)/
個展の七夕ナイトトークショーの後、中間打ち上げがありましたが、その席におられたダンボーのボックスアートを手掛けられた天神英貴氏に、サインもらっちゃいましたー(^_^*)
天神さんのサイン.jpg
しかし、コトブキヤさんのコンペ作品で、やろうと思っていたアイディアが全てやられちゃっていて、どうしよう?って感じ(+_+)
まぁ、今回の個展でたくさんの刺激を受けましたので、そのうちたぶん何とかなるんじゃないかな(^_^;)

とにかく、とても楽しくて充実した1日でした。
また個展を開催する事があれば、何があっても出掛けたいと思います(^^)/
しつこい様ですけど、まだ見に行っていない方は、絶対に行くべきですよっ(^^♪

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PICの導入 [フジミ SPINNER 製作記]

パトランプの再現に、PICを導入しました。

スピナーには、ルーフに14個のパトランプが光っています。
下面にも点滅しているランプが6個あり、合計で20個のLEDが点滅している事になります(-_-;)
これらのLEDひとつひとつに、点滅回路を作るのはものすごく大変な作業ですね。
故障も多くなりますし、消費電力もバカになりません。

そこで、今回はPICマイコンを使ってみる事にしました。
PIC(ピックと読みます)とは、ワンチップの中にCPU・メモリ・I/Oが納まっており、プログラム次第で色々な制御が出来るマイコンです。
用途に合わせて実に様々なPICが販売されていて、メモリ容量や扱える制御ピンの数などで、最適なチップを選べます。
A/D変換機能付きやUSB制御まで搭載されたものまであります。
プログラム次第で、電飾以外でもモーターの制御や音を作る事だって出来ちゃいます。

大変便利なPICですが、残念ながら誰でも簡単に出来るものではありません(-_-;)
それなりの開発環境やPICにプログラムを書き込む専用のライター、そして最大の難関であるプログラミングの知識が必要になります。
幸い、ボクはZ80という8ビットのマイコンでプログラムを組んでいた経験がありましたので、割とスムーズに環境が整いました(^^♪
PIC開発環境.jpg
まず、自分の用途に合ったPICを選択して、データシート(英文)から初期設定のパラメータを解読します。
パソコンを使って、アセンブラやC言語でプログラミングを行います。
出来たプログラムを、パソコンでコンパイルしてPICが理解できるコードに変換します。
PICライタを使って、PICにプログラムを書き込みます。
書き込んだチップを基盤に差して動作確認して完成です。

開発ソフトは制約はありますがフリーソフトで手に入りますし、PICライタも通販で入手可能です。
多少のコストは掛かりますが、環境は割りとすぐにそろえる事ができると思います。
でも、PICの使い方を理解してプログラムを作る事は、未経験者には相当困難な事になると思います(-_-;)
プログラミング言語を習得するという事は、新たに英語やフランス語を覚えるようなもので、文法やセオリーを知らないと1行も書けません。
PICの話題だけや、プログラムの話題だけでそれぞれ専用のサイトが作れるほど、膨大な知識と経験が必要になります。
よく、フォトショップやエクセルのマクロ、ホームページデザインと同じ様なものと勘違いされる方がおりますが、それはアプリケーションが用意した書式を使っているだけです。
PICのプログラムはハードウェアと直結しており、OSやアプリケーションそのものを作る様なものだとお考え下さい(ちょっと大げさかも)

今までこのブログでは、みなさんがすぐに応用出来る様な回路を紹介してきましたが、今回ばかりは詳しい解説を省略せざるを得ませんm(__)m
こんな便利なデバイスがあるという事を紹介するだけに留めさせて頂きます。
もし、興味がある方は、ネットに情報がたくさんありますので覗いてみて下さい。
PICの持つ可能性に、きっと驚くと思います(^_^*)

さて、PICを使えばLEDの制御は全てプログラムで行いますから、回路はとっても簡単になります。
PIC LED回路.jpg
今回は18ピンのPIC、16F88を使用しました。
9Vの電源から5Vの電圧をレギュレーターで作っている他は、I/OピンにLEDを繋ぐだけという、とってもシンプルな回路となります。
PICは内部でCPUとメモリが完結していますので、ピンは電源以外全てI/Oに使えます(設定は必要です)。
実際に製作した、実験回路です。
P1100526.JPG
部品点数が少ないので、消費電力も低く抑えられます(^^♪
電源の最大容量に問題がありますが、ちゃんと動作してくれたので結果オーライです(^_^*)
こんなシンプルな回路でパトランプが再現できるのか、不安に思うかも知れませんが、複雑な動作のほとんどはソフトウェアで行う事になります。
今回はプログラムでPWM(パルスワイズモジュレーション)制御を行い、ふわっと点いてスーッと消える動作を行います。
しかも、14個全てが別々のタイミングで光ってくれないと、常に同時に光るLEDが出来てしまいますので、わざと同期させないようにします。

実際の点灯の様子は、YouTubeに動画としてアップしました。
同じ実験基盤に、違うプログラムが入ったPICを差替えています。
プログラム次第で、どんな点滅も作れる事が伝わって頂ければ幸いです(^^♪

こんなに素晴らしい、無限の可能性を秘めたPICを、詳しくご紹介できないのは大変残念なのですが、ここは模型の製作ブログですので、あまりに専門的な解説は避けたいと考えました。
ご質問や導入の方法、プログラミングに関する質問もお受けできませんのでご了承下さい。
ご理解の程、よろしくお願い致しますm(__)m

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コメント(30) 

光センサ [フジミ SPINNER 製作記]

ヘッドライトを光センサ内蔵にしました。

先日、とある会合に参加させて頂きましたので、今まで工作した電飾を全て点灯できるように仮組みしてありました(^^♪
せっかくなので、その画像を掲載してみます。
電飾仮組み 1.jpg
電飾仮組み 2.jpg

パトランプはPICを使うとお知らせしたのですが、点滅する部分は塗装の後に工作した方が良さそうなので、他の電飾部分も進めました。
キットでは省略されていますが、下面には前後に点滅するランプがあります。
点滅灯の穴.jpg
ランプは、ちょうど円筒形をしていますので、先端が平らなLEDをそのまま取り付けています(^_^*)
ここも点滅しているので、PICを使い前後で交互に点滅させてみようと思っています。
また、電源は9Vの角型電池の他にもACアダプタでも駆動出来る様にしたいと思っています。
展示会等の一日中点灯させて置きたい場合に、電池駆動だけでは持たないかも知れないので(^_^;)
ジャックは、内部のスペースの都合や、電池を内蔵した時の重心を考慮して、画像の位置に取り付けました。
飛行状態でもディスプレィ出来るようにしたいと考えています(^^)/

さて、これで塗装前の電飾はほぼ終了したのですが、もう一つギミックを追加してみたいと思います。
暗くなると自動的にヘッドライトが点く様にしてみます(^^♪
回路は、以前クレーテのサーチライトで使った回路をそのまま使用しました。
光センサ LED点灯回路 for SPINNER.jpg
オペアンプ358をコンパレータとして使い、ヒステリシス特性を利用したスイッチング回路です。
少ない部品で安定して動作しますので、模型に組み込むには最適です(^^♪
実はPICでも光でON/OFFするプログラムを書く事が可能なのですが、この程度の用途ならアナログ回路を組んでしまった方が楽です(^_^;)
今回はセンサのCdSが小さいものしか手に入らなかったので、変化する抵抗値も小さくなってしまいました。
コンパレータ用の抵抗を75kΩから100kΩに変更して、調整範囲を底上げしています(^^♪
また、LEDは白色を2個点灯させますが、出力が3.8Vしか無いので多少暗くなると思います。
実際に組み立てた光センサ回路です。
光センサ 実物.jpg
A スピナーに内蔵させたいので、基盤は出来るだけ小さくしました。
B 光センサCdS(硫化カドミウム)です。
  100均の暗くなると点灯するフロアライトから取り出しました(^_^;)
  かなり小さいので、模型に内蔵するには都合が良いです。
C 感度調整用のボリュームです。
  今回は取り付け位置が基盤から離れた位置になりますので引き伸ばしました。
D ライト部分です。
  CRDで並列繋ぎになっていたものを、今度は単純な並列に繋ぎ直しました。

スピナーに取り付けた画像です。
光センサ 取り付け.jpg
基盤は、ダッシュボードの裏側に取り付けました。
ボリュームやセンサーは、離れた位置まで配線で引き伸ばしてあります。
各パーツの固定には、ホットボンドを使いましたが、ヘッドライトだけは塗装のマスキングが面倒なので、まだ固定していません(^_^;)

コントローラ部分です。
コントロール部分.jpg
光センサーは、前輪のアーム部分に幾つかある穴のひとつを使いました(^^♪
0.7ミリの穴を開けて、CdSへ光が当るようにしています。
塗装してしまうワケにはいかないので、爪楊枝の先を詰めて置きました(^_^*)
感度調節のボリュームは、右の前輪の後ろに設置しました。
精密ドライバーのプラスを差し込んで感度を調整します。
これで、周りの明るさに対応してON/OFFを調整できます(^^♪
実験した限りでは、昼間でも蛍光灯の光でも、手をかざすとパッと点く様に調整できました(^^)/
光センサ 発光状態.jpg
もっとLEDが暗くなると思っていたのですが、意外と遜色無く点灯してくれました(^^♪
電源電圧に5Vが必要になりますが、幸いPIC用に5Vを作るので、そこから電源を頂くつもりです(^_^;)
手をかざすとパッと点灯する様子は、模型をコントロールしているような気分になって気持ちが良いです(^_^*)
もし展示会等で見掛けたら、手をかざして遊んでみて下さいね(^^)/

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車体の塗装 [フジミ SPINNER 製作記]

車体を塗装しました。

今回はガルウィングを開閉可能にしたので、キャノピーのクリアーパーツを切断しなければなりませぬ。
0.3ミリのラインチゼルで溝を深くして行き、エッチングソーで切り離しました。
キャノピー切断.jpg
クリアーパーツは硬いので割れやすいため、切り離しには細心の注意が必要です(-_-)b
ボクもドキドキしながら作業しましたが、焦らないで少しずつ溝を深くして行けば、必ずいつか切断できます(^^♪
断面はヤスって、開いた時にも違和感の無いように仕上げて置きました。

さて、ここで車体を塗装してしまいます(^_^;)
電飾は車体の上下を接着してしまうと工作出来なくなってしまうし、電飾を先に仕込むと今度はマスキングが面倒になります(-_-;)
結局、先に車体を仕上げてから電飾を仕込み、上下を接着して合わせ目を消すという変な流れになります。
合わせ目は前輪の球体付近だけなので、この順序が一番効率が良いと考えました(^_^;)
車体の塗装は、ブラックから立ち上げます。
MB立ち上げ.jpg
今回ブラックで立ち上げるのは、単に遮光が目的ではなく、全体の色調を統一する事とシャドー効果も狙っています。
そのため、限りなく黒に近いブルーであるミッドナイトブルーから立ち上げました(^^♪
A 塗装の前に、小物も成型しています。
  画像はドアミラーですけど、平面が多いのでかなりのヒケがありました。
  他のパーツも成型していますが、ヒケってなぜか大抵は塗装してから見付かります(+_+)
B 下面には、シルバーで塗装されている部分もあります。
  スーパーシルバーを使って、レトロでいやらしいシルバーに仕上げました(^_^;)
  マスキングしてからミッドナイトブルーを吹いています。

続いて、車体色の塗装です。
キットのパッケージには、真っ青なスピナーが描かれていますが、現存する実車でもこのような色はしていません(^_^;)
ネットで画像を漁り、撮影に使われたミニチュアに合わせて調色してみましたが、フラッシュを焚いてしまっている画像が多く、本当の色は正直わかりません。
仕方が無いので、自分の理想とする色に塗装してみました。
車体色塗装.jpg
紫の入ったブルーを目指しました(^_^*)
彩度は保ったまま深みのある色で、微妙な紫の加減はデジカメでは伝わりません。
下地のミッドナイトブルーを僅かに残して、シャドー効果も付けています。
調色は難航しました(+_+)
ホワイトにブルーを足して水色を作り、蛍光ピンクで紫に振ります。
明るい紫掛かった水色が出来ますので、そこへブラックを少しずつ足して深みを加えました。
普段調色するのには、2色程度で何とかなるものですが、今回の色は難しかったです(-_-;)
これでも100%満足していいるワケでは無いのですが、この後色々いじっても悪くなるだけでした。
とりあえず、自分の理想としていた色にはなったので、これでヨシとしました(^^)/

切り離したキャノピーのピラーも塗装しています。
ピラーの塗装.jpg
まだドア窓の丸い部分は塗り分けていません(^_^;)
ピラーの塗装は、始めにミッドナイトブルーを吹いてから車体色を吹いています。
これは単純に遮光が目的では無く、Bのように断面から黒い線がチラ見えする効果を付けるためです。
キャノピーには厚みがあるので、どうしても塗装の裏側が見えてしまうので、暗い色を吹いて置くとスミ入れしなくてもビシッとラインが決まってくれます(^^♪
なお、ピラーの内側へは、内装色を吹いて置きました。
ここだけ内側も車体色だったら変ですもんね(^_^*)

最後に、車体色を塗装した仮組み状態を掲載してみます。
この画像は色調をいじって、実物の発色に出来るだけ近付けてみました。
車体色 仮組み1.jpg
ブルーと紫の中間で、本当に微妙な色です(^_^*)
こればかりは実物を見ていただくしかありませんねぇ(-_-;)
車体色 仮組み2.jpg
ご覧のモニターによって色が変わってしまうと思うので、それ程頑張って調整したわけではありませんが、全体の雰囲気は伝わって頂けると思います(^^)/
今回はプロップの色を参考に、自分の理想とする色を決めて塗装しましたが、劇中では暗いシーンが多いので、そのまま見るとブルーグレーです。
それもまたカッコイイので、いっそ劇中の色にしちゃうのもアリかも知れませんね(^_^;)

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明日から受付開始です(^^)/ [DORO☆OFF EXHIBITION]

お待ちになっている方も多いと思いますので、前日に予告させて頂きます。

明日から、「 DORO☆OFF EXHIBITION Ⅱ 」の、参加受付を開始させて頂きます(^^)/
先着順ですので、申し込みはお早めに(^^♪

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どろおふ展示会 参加者募集 [DORO☆OFF EXHIBITION]

たいへん長らくお待たせいたしましたm(__)m
DORO☆OFF 展示会 2 参加者の受付を開始致しますヽ(^。^)ノ
DORO☆OFFロゴ.jpg

今まではボクのブログを窓口として運営しておりましたが、今回は公式サイトをメインにさせて頂くかたちになります。
こちらでは参加の申し込みのみを受けさせて頂きますので、よろしくお願い致します。

開催の詳細などは、公式サイトに記載されておりますので、まずはそちらをご確認下さい。

DORO☆OFF EXHIBITION Ⅱ 参加者募集要項
http://www.geocities.jp/yatasith_net/dorooff/de2.html

参加を希望される方は、下記の申し込みフォームに記載の上、この記事へのコメントとして投稿して下さい。

------------------------ 申し込みフォーム -------------------------ここから

ハンドル名(グループ参加の場合は、代表者を明記して下さい)
[                               ]

参加形態 
[ 展示のみ ・ 懇親会のみ ・ 展示と懇親会 ]

展示する模型の名称(全て列記して下さい)
[                               ]
[                               ]
[                               ]
[                               ]
[                               ]

必要ブロック数
[          ]

15日 [ 参加 ・ 不参加  到着時間  :   ]
16日 [ 参加 ・ 不参加  到着時間  :   ]

コンセント [ 使用 ・不要 ]

ご意見、ご要望
[                               ]

-----------------------------------------------------------------ここまで

今回も先着順でエントリーさせて頂きますので、お早めの申し込みをお願いします。
たくさんのご応募を、スタッフ一同心よりお待ちしております(^^)/

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ありがとうございます(^^♪ [DORO☆OFF EXHIBITION]

DORO☆OFF展示会の参加受付が始まりました(^^)/

初日からたくさんのご応募、ありがとうございますm(__)m
申し込み記事は参加の申請だけにしたいので、こちらで一言お礼申し上げますm(__)m

エントリーの状況は、DORO☆OFF公式サイトにて、一覧形式でご覧になれます。
http://www.geocities.jp/yatasith_net/dorooff/de2member.html

ただし、転記は手作業ですので、更新に若干の間が生じる事をご了承下さいm(__)m

まだ空いているブロックや、懇親会の予約状況などもご覧になれますので、是非ご活用下さいね(^^♪
エントリーは先着順ですので、お早目のご応募をお願いします。

なお、今回はコトブキヤさんから発売中のダンボー(プラモデル)を作って持ち寄ろうという企画がございます。
10176370a.jpg
強制ではありませんので、作ってみようかなーという方は、自由な発想で製作したダンボーをお持ちより下さい(^^)/
ただ、専用のブースを用意するワケではなく、受付のとなりに並べようと思っているだけなので、あまり大きな作品はご遠慮下さい(^_^*)

引き続き、たくさんのご応募をお待ちしております。

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