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電池内蔵 [デロリアン製作記]

電池を内蔵可能にして、電源無しでもOKにしました。

電飾する模型を作る時は、まず最初に電源をどうするか決めなくてはなりません。
それによって、LEDの数に制限が出来たり、LEDを抵抗で保護するのか、CRDを使うのか、回路の設計だって違ってきます。
途中まで進んでしまってから電源が変わってしまうと、最初から設計をやり直さなくてはならなくなります。
今回は飛行状態の電動化が出来るのか、やってみなくちゃ判らなかったので、そこから手を付けていますが、本当は電源を決めてから着手する工作です。
幸い、上手く動いてくれたので、電源は5Vに決定です。
5VならUSB端子を作れば簡単に電源を確保できますが、常にケーブルが刺さったデロリアンでは、ちょっとカッコ悪いですよね。
そこで、電池を内蔵させる事にしました。
電池BOX.jpg
電池は5V以上で大きい方がありがたいので、9Vの角型電池にしました。
モバイルバッテリーを分解して仕込むことも検討しましたが、サイズと容量から断念しています。
キットのリア部分をカットして、プラ板で箱を作り、電池が収まるスペースを作りました。
飛行状態へのギミックをフロント部分へギュウギュウに詰め込んで、リア部分には一切手を出さなかったのは、この電池を仕込むスペースを取って置きたかったからです。

電池は9Vなので、マイコンやモーターで使う5Vにコンバートしなくてはなりません。
USBアダプタ.jpg
百円ショップの、車用シガーライターソケットからUSB電源を取り出すアダプタを使います。
ちゃんとしたスイッチング電源なので、3端子レギュレーターの様な発熱がありませんので、ボクは良く使わせてもらっています。

でも、これでもちょっと大きいので、USBコネクタやLEDを外したり、基板をカットして更に小さくしました。
コンバータ.jpg
約2cmまで小さくなりました。
こんなに小さくても、12Vや9Vから安定した5V/1Aを作ってくれます。
スイッチング式は必要な電力分しか変換しないため、電池の持ちも良くなります。

この電圧コンバータを取り付けてみました。
電池のスイッチ.jpg
リアの僅かな空間に、逆さまにして取り付けています。
電源スイッチは、車体下の窪んだ部分を利用して、スライドスイッチを取り付けています。
なんでこんな操作しにくい場所に仕込んだのかは、後で説明しますね。


電池の接点部分です。
電池接点.jpg
シガーライターUSBアダプタを分解した時に余る、バネになる金属を使って電池の接点を作りました。
電池をハメ込んだ時に、ちょうど良いテンションになる様に調節して、M1.4のビスで固定しています。
タイヤボックスのおかげでマイナス端子の位置がずれてしまいましたが、電気的には問題ありませんので、ま、いっか。

電源はシャーシ側だけではありません。
ボディー用電源.jpg
ボディー側も電飾します(むしろコッチが重要)ので、電源を引き出す端子を作っておきました。
まだじぇんじぇん作っていませんけど、ここから2Pのソケットで5Vを供給します。

配線は埋めています。
配線埋めとその他の電源.jpg
ここはすぐ上に密着して内装パーツが乗るので、配線は溝を彫って埋め、ツライチになる様にしています。
また、まだシャーシ側にも電源が必要な部分が残っていますので、ポリウレタン線で電源を引き出して置きました。

これでリア部分もパンパンです。
電池パンパン.jpg
このすぐ上にメカが乗るボードが乗りますが、ホントにギリギリです。
まだ追加したい回路があるのに、本当に収まるのか不安しかありません。

だいぶ長くなってしまったので、ここで一旦区切ります。
次回もシャーシ部分の加工の続きになります。
よろしくお付き合い下さい。

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