各所の改修 [HGUCガンタンク 製作記]
新年、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたしますと共に、1/1に発生した能登半島大震災に遭われてしまった皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
自分も東日本大震災に遭い、原発事故の被害を被った一人であることから、ブログの更新が出来る心境ではございませんでしたが、被災したみなさんが少しでも元気な気持ちになってくれる事を願って活動していきたいと思います。
一日も早い復興をお祈りしております。
さて、今回は改修部分と仕上げになります。
腕のスリット部分を開口しました
ポップミサイルランチャーの基部にあるスリットは、キットではふさがっているので開口しました。
元々前後に接着する構造なので、開口して合わせ目を消すくらいの簡単な工作です。
ただ、開口した穴から向こう側の穴が丸見えになるので、中に適当なメカを仕込んで塞いでおきました。
コックピットは、内部をディテールアップしました。
キットのパーツはパイロットの頭部が球になっていて、後ろの壁はツンツルリンです。
全部削り取って、MSフィギュアからパイロットを、ジャンクパーツでメカ等を作り直しました。
塗装してスミ入れすれば、まぁ見れる程度にはなったと思います。
キャノピーを被せてみました。
外から丸見えの操縦席なので、モビルスーツというより戦車としての位置づけなのかも知れません。
コアファイターから操縦した方が絶対安全だと思うのですが、そこがガンタンクらしいカッコ良さだと思います。
車体の丸部分は円パーツに置き換えました。
車体の前方に丸く飛び出したモールドが二つありますが、成型の都合でしょうか真円になっていません。
それが正解なのかも知れませんけど、ちゃんと丸くなっていないのが気になったので、削り取ってしまいました。
穴が開いてしまいますが、コトブキヤの丸モールドを被せて塞いでしまえばOKです。
ギリギリで穴が隠れ切れずスキマが開いてしまいましたが、そこはパテで塞いでおきました。
スジボリを加えています。
古いHGですので、全体的にアニメ寄りで情報量が不足しているため、スジ彫りを加えています。
新たに加えたスジ彫りの他、黄色矢印の様に後からスミ入れした時に線になって欲しい部分にも軽くスジ彫りしておくと仕上がりが違ってきます
赤矢印の部分はダクトっぽい形状でしたので、艦船用エッチングパーツの手すりを使って格子モールドを付けてみました
マイナスモールドに変更したり、ヒケを消しておくだけで、仕上がり時の印象が違ってきます
キャノンにLEDを仕込みます
キャノンは左右貼り合わせですが、内径がほぼ3mmなので、砲弾型LEDが使えます。
チップLEDより砲弾型LEDの方が指向性(正面に光が集まる)が良く、光量も高いので助かります。
内側を黒く塗って遮光してから、LEDのツバを削って円筒にしたものを、ちょっと奥に配置しました。
かなり明るく発光してくれたので良かったです。
バックパックも少しだけ手を入れました
フィンが付いたパーツを組むだけですが、それを利用してプラ板の細切りを挟み、通気口を作ってみました。
これも簡単な加工で情報量が増しますので、よかったらお試しください。
胸のダクトを開いた状態にしてみました。
どうやらガンタンクの胸ダクトは上下に開くみたいな形状をしています。
あまりココを開けている作例を見掛けないのですが、今回は開状態にして、中にエッチングのメッシュを貼ってみました。
開閉させるためのダンパーも伸ばしランナーで追加しています。
また、この胸パーツにもスジ彫りを追加して情報量を上げています。
塗装してスミ入れしました
キャノンやコックピットは合わせ目を消してから塗装しています。
腕・キャノン・バックパック ED209の時調色したグレー(エアスペがベース)
青 EXAMブルー1
赤 ガルントで調色したオレンジっぽい赤
白 FS17875
黄色 FS13538
あまり参考にならないレシピですみません。
ボクは調色した色をサンプル瓶に保管しているので、数年前の塗料でも劣化無く使えるため、こんなレシピになっています。
ただ、青だけは満足できる色が無くて、初めてEXAMブルーを使ってみましたが、とても鮮やかなのに深みもあって、良い色ですね。
スミ入れはエナメルのフラットブラックです。
穴や、先程のエッチングを使ったダクトなどは、ほぼ原液のまま流して真っ黒に発色させています。
デカールを貼りました
デカールも情報量アップには重要なアイテムですが、あまり貼り過ぎるとうるさくなるだけで逆効果ですね。
戦車にデカールなんてほぼありませんので、外す時に操作する場所、熱くなる部分、回転方向など、必要最低限の表記に留めています。
デカールを貼ったら一晩乾燥させてから、つや消しでトップコートしました。
車体上下はピンで接続されます
砲口のLEDとキャノン上下のモーター配線は、車体上下を合わせた時に接続される2Pのコネクタでラジコン基板と繋がります。
車体の上下は必ずこの位置で接続される様になりますし、しっかり保持されますので磁石より確実です。
外すのは電池を交換する時だけになりますが、サッと外してスッと閉じれるスマートな交換作業になりました。
コントローラーはそのまま利用します
送信機は、ラジコンに付属のコントローラーがカッコイイので、そのまま使いました。
シールだけ自作したものに貼り換えています。
操作方法は特に説明しなくても、みなさんすぐに使いこなしてくれるので、遊ぶ事に集中してもらえて嬉しい限りです。
以上、たったの4回ですけど、製作記にお付き合い頂き、ありがとうございました。
完成画像は別記事でアップさせて頂きます。
今年もよろしくお願いいたしますと共に、1/1に発生した能登半島大震災に遭われてしまった皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
自分も東日本大震災に遭い、原発事故の被害を被った一人であることから、ブログの更新が出来る心境ではございませんでしたが、被災したみなさんが少しでも元気な気持ちになってくれる事を願って活動していきたいと思います。
一日も早い復興をお祈りしております。
さて、今回は改修部分と仕上げになります。
腕のスリット部分を開口しました
ポップミサイルランチャーの基部にあるスリットは、キットではふさがっているので開口しました。
元々前後に接着する構造なので、開口して合わせ目を消すくらいの簡単な工作です。
ただ、開口した穴から向こう側の穴が丸見えになるので、中に適当なメカを仕込んで塞いでおきました。
コックピットは、内部をディテールアップしました。
キットのパーツはパイロットの頭部が球になっていて、後ろの壁はツンツルリンです。
全部削り取って、MSフィギュアからパイロットを、ジャンクパーツでメカ等を作り直しました。
塗装してスミ入れすれば、まぁ見れる程度にはなったと思います。
キャノピーを被せてみました。
外から丸見えの操縦席なので、モビルスーツというより戦車としての位置づけなのかも知れません。
コアファイターから操縦した方が絶対安全だと思うのですが、そこがガンタンクらしいカッコ良さだと思います。
車体の丸部分は円パーツに置き換えました。
車体の前方に丸く飛び出したモールドが二つありますが、成型の都合でしょうか真円になっていません。
それが正解なのかも知れませんけど、ちゃんと丸くなっていないのが気になったので、削り取ってしまいました。
穴が開いてしまいますが、コトブキヤの丸モールドを被せて塞いでしまえばOKです。
ギリギリで穴が隠れ切れずスキマが開いてしまいましたが、そこはパテで塞いでおきました。
スジボリを加えています。
古いHGですので、全体的にアニメ寄りで情報量が不足しているため、スジ彫りを加えています。
新たに加えたスジ彫りの他、黄色矢印の様に後からスミ入れした時に線になって欲しい部分にも軽くスジ彫りしておくと仕上がりが違ってきます
赤矢印の部分はダクトっぽい形状でしたので、艦船用エッチングパーツの手すりを使って格子モールドを付けてみました
マイナスモールドに変更したり、ヒケを消しておくだけで、仕上がり時の印象が違ってきます
キャノンにLEDを仕込みます
キャノンは左右貼り合わせですが、内径がほぼ3mmなので、砲弾型LEDが使えます。
チップLEDより砲弾型LEDの方が指向性(正面に光が集まる)が良く、光量も高いので助かります。
内側を黒く塗って遮光してから、LEDのツバを削って円筒にしたものを、ちょっと奥に配置しました。
かなり明るく発光してくれたので良かったです。
バックパックも少しだけ手を入れました
フィンが付いたパーツを組むだけですが、それを利用してプラ板の細切りを挟み、通気口を作ってみました。
これも簡単な加工で情報量が増しますので、よかったらお試しください。
胸のダクトを開いた状態にしてみました。
どうやらガンタンクの胸ダクトは上下に開くみたいな形状をしています。
あまりココを開けている作例を見掛けないのですが、今回は開状態にして、中にエッチングのメッシュを貼ってみました。
開閉させるためのダンパーも伸ばしランナーで追加しています。
また、この胸パーツにもスジ彫りを追加して情報量を上げています。
塗装してスミ入れしました
キャノンやコックピットは合わせ目を消してから塗装しています。
腕・キャノン・バックパック ED209の時調色したグレー(エアスペがベース)
青 EXAMブルー1
赤 ガルントで調色したオレンジっぽい赤
白 FS17875
黄色 FS13538
あまり参考にならないレシピですみません。
ボクは調色した色をサンプル瓶に保管しているので、数年前の塗料でも劣化無く使えるため、こんなレシピになっています。
ただ、青だけは満足できる色が無くて、初めてEXAMブルーを使ってみましたが、とても鮮やかなのに深みもあって、良い色ですね。
スミ入れはエナメルのフラットブラックです。
穴や、先程のエッチングを使ったダクトなどは、ほぼ原液のまま流して真っ黒に発色させています。
デカールを貼りました
デカールも情報量アップには重要なアイテムですが、あまり貼り過ぎるとうるさくなるだけで逆効果ですね。
戦車にデカールなんてほぼありませんので、外す時に操作する場所、熱くなる部分、回転方向など、必要最低限の表記に留めています。
デカールを貼ったら一晩乾燥させてから、つや消しでトップコートしました。
車体上下はピンで接続されます
砲口のLEDとキャノン上下のモーター配線は、車体上下を合わせた時に接続される2Pのコネクタでラジコン基板と繋がります。
車体の上下は必ずこの位置で接続される様になりますし、しっかり保持されますので磁石より確実です。
外すのは電池を交換する時だけになりますが、サッと外してスッと閉じれるスマートな交換作業になりました。
コントローラーはそのまま利用します
送信機は、ラジコンに付属のコントローラーがカッコイイので、そのまま使いました。
シールだけ自作したものに貼り換えています。
操作方法は特に説明しなくても、みなさんすぐに使いこなしてくれるので、遊ぶ事に集中してもらえて嬉しい限りです。
以上、たったの4回ですけど、製作記にお付き合い頂き、ありがとうございました。
完成画像は別記事でアップさせて頂きます。
2024-01-06 21:24
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ガンタンク完成画像 [HGUCガンタンク 製作記]
HGUCガンタンクの完成画像です。
画像はクリックで1280×720サイズで閲覧可能です。
HGUCガンタンクに、市販のラジコンを組み込みました。
キャタピラはタミヤの楽しい工作シリーズから、ラジコンは京商の戦車から流用しています。
長年の夢だったガンタンクのラジコン化が実現出来て嬉しいです。
キャタピラを駆動するためのギアが車体からハミ出すため、ギアカバーを追加していますが、全体のシルエットを崩す事なく組み込めたので、とても満足しています。
古いキットなので、スジ彫りやデカール等で情報量をアップさせる工作を加えています。
胸のインテークを開状態にしてみました。
内部にメッシュを貼っています。
コックピットもガンタンクのシンボル的な部分ですので、フィギュアやメカを作り直しています。
車体の丸モールドの置き換え、腕のダクト開口なども手を入れています。
電源スイッチは車体の裏です。
白い点の方に動かせばONになります。
走行音や発砲音のためのスピーカーもこの位置にあります。
車体上下を取り外して電池交換を行います。
電池は単四電池2本ですが、製作してからかなり遊んでもまだ交換しなくて済んでいます。
余程ラジコン受信機の消費電力管理が上手く設計されているのでしょう。
砲塔の旋回チャンネルを利用して、砲身の上下もラジコンでコントロール可能です。
受信機からはモーターの正転/逆転しか信号が出て来ませんので、リミット制御やスピードコントロールは独自に回路を組んでいます。
送信機はとてもカッコイイので、シールを変えた程度でそのまま使っています。
操作方法を特に説明しなくても、みなさんすぐに習得して遊び倒してくれるので、製作者としては大変嬉しいです。
実際に動いている様子は、YouTubeに公開しました。
ぜひお楽しみください。
画像はクリックで1280×720サイズで閲覧可能です。
HGUCガンタンクに、市販のラジコンを組み込みました。
キャタピラはタミヤの楽しい工作シリーズから、ラジコンは京商の戦車から流用しています。
長年の夢だったガンタンクのラジコン化が実現出来て嬉しいです。
キャタピラを駆動するためのギアが車体からハミ出すため、ギアカバーを追加していますが、全体のシルエットを崩す事なく組み込めたので、とても満足しています。
古いキットなので、スジ彫りやデカール等で情報量をアップさせる工作を加えています。
胸のインテークを開状態にしてみました。
内部にメッシュを貼っています。
コックピットもガンタンクのシンボル的な部分ですので、フィギュアやメカを作り直しています。
車体の丸モールドの置き換え、腕のダクト開口なども手を入れています。
電源スイッチは車体の裏です。
白い点の方に動かせばONになります。
走行音や発砲音のためのスピーカーもこの位置にあります。
車体上下を取り外して電池交換を行います。
電池は単四電池2本ですが、製作してからかなり遊んでもまだ交換しなくて済んでいます。
余程ラジコン受信機の消費電力管理が上手く設計されているのでしょう。
砲塔の旋回チャンネルを利用して、砲身の上下もラジコンでコントロール可能です。
受信機からはモーターの正転/逆転しか信号が出て来ませんので、リミット制御やスピードコントロールは独自に回路を組んでいます。
送信機はとてもカッコイイので、シールを変えた程度でそのまま使っています。
操作方法を特に説明しなくても、みなさんすぐに習得して遊び倒してくれるので、製作者としては大変嬉しいです。
実際に動いている様子は、YouTubeに公開しました。
ぜひお楽しみください。
2024-01-06 22:06
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