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頭蓋骨の製作 [アオシマT-800 制作記]

ベースのための、頭蓋骨を製作しました。

本体完成の目処が付いたので、そろそろベースの製作の準備をしたいと思います(^_^;)
冒頭のシーンといえば、瓦礫の野原に無数にころがる頭蓋骨が印象的です。
なんで他の骨が無くて頭蓋骨ばっかりなんだろうというツッコミはせず、頭蓋骨を製作してみました(^_^;)
頭蓋骨を造型.jpg
1/9サイズの頭蓋骨フィギュアって、どうせ探しても見付からないとおもうので、自作する事にしました(^^♪
100円ショップのパテでおおよその形を作り、タミヤのエポキシパテで形を整えます。
頭蓋骨の画像をネットで拾って参考にしましたけど、以外と複雑な形をしているんですね(自分も持ってるクセに)
ベースのアクセントですので、それらしく見えれば十分ですからテキトーです(^_^*)
余ったパテで作ったうんこの方が出来が良いですね(+_+)

出来上がった頭蓋骨は、複製して数を増やします(^^♪
久し振りに「型想い」を使用しました。
型想い.jpg
半透明の寒天みたいなものが型想いです(^_^;)
沸騰したお湯に2分入れておくとグニャグニャになりますので、これで原型を包んで水で冷やすと型が取れるという優れものです(^^♪
用意する道具も、お湯を沸かすナベ、取り出す時に使う網のひしゃく、やけど防止の軍手程度です。
しかも、煮込めばまた使えるというエコなアイテムですヽ(^。^)ノ
あまりカッチリした型は取れませんが、今回のように手軽に複製したい時には重宝します
最近は使う機会が無くて、ずっとご無沙汰でしたけど、久し振りに使ってみてその便利さを改めて認識しちゃいました(^_^;)

型想いが固まったら、カッターで半分に切って分割します。
型が出来た.jpg
目や鼻の穴など、気泡が出来そうな部分にはしっかりと詰め込んでおくのがコツです(^_^)v
もし失敗しても、また煮込めば使えますので納得行くまで型作りが出来るのも魅力ですね

型取り材を何にするかですが、手軽に扱えるポリパテを使用しました(^^♪
ポリパテで複製.jpg
型の半分にポリパテを詰めて、少しだけはみ出させて置きます。
それを合わせるとはみ出して合わせ目も塞がるという方法です(^_^;)
中を空にする事で、パテも節約できますし、踏み潰された頭蓋骨も再現できると思います(^_^;)たぶん
ポリパテはどうしても気泡が出来てしまうパテなのですが、次のポリパテを詰めた時に余ったパテで気泡を塞いで置くと効率的です(^^♪

最後に成型して、サフを吹いた状態です。
8個製作.jpg
Aが原型の頭蓋骨です。
Bは目をくり貫いてみましたが、中身が丸見えでイマイチなので、他は目の奥を作りました(^_^;)
今日は、8個複製しました(^^♪
ひとつ作るのに、パテの硬化時間として10分程度は必要なので、段々と飽きてきます(+_+)
もっと欲しかったらまた複製すれば良いので、とりあえずこれでオッケーという事で(;一_一)

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三輪車を作ろう 1 [アオシマT-800 制作記]

ベースのテクスチャーとして、瓦礫を製作してみます。
それから、焼け焦げた三輪車も製作してみたいと思います

冒頭の登場シーンでは、背景に核戦争による廃墟が広がっています(^^♪
場所は公園ですけど、死の灰が降り積もるガレキの山という、恐ろしい世界です(ーー;)
公園という事もあり、ほとんどが平らな地面なんですが、アクセントとして壊れた壁を製作してみたいと思います。
マズは型を用意してみました。
ガレキの製作.jpg
大きさがちょうど良かったので、塗料を買った時にまとめて入っていたブリスターパックのフタを利用します(^^♪
A ステンレスの網を切り取って、ちょっと浮かせて型枠にしました。
B 窓や入り口を連想させる四角の穴を作るため、発泡スチロールで型を作りました。
ほとんどが吹き飛んでいて、鉄骨が見える壁の一部として製作するつもりです(^^♪
後から本当に壊して、鉄骨をむき出しにしたり、割れたカベを表現してみようと思っていますヽ(^。^)ノ
ここに、石膏を流し込むつもりだったのですが、時間が無くて今日は入手できませんでした(+_+)
仕方が無いので、100円ショップで買ったタイルの補修用セメントを使ってみます。
石膏の代わり.jpg
タイルの目地に塗ってあるアレですね(^_^;)
この素材は初めて使用するのですが、完全硬化すると石膏みたいにカチンコチンになるので、もしかしたら上手く行くかも知れません。
指定の割合で水を加え、型に流した状態です。
硬化待ち.jpg
石膏とは違って、水を加えた状態ではネチネチのアイスクリームみたいな状態です(ーー;)
画像では、トントンと振動を加えて平らに均してあります。
使い勝手が石膏とは全然違うので、もしかしたら大失敗になるのかも知れませんね(;一_一)どきどき
硬化には24時間掛かるので、後ほど結果をご報告します(^_^;)

さて、カベが硬化するまでヒマなので、もうひとつのアイテムを製作したいと思います(^^♪
おかげさまでアクセスランキングが好調なので、モチベーションが上がっちゃってます(^_^*)えへっ
劇中にも登場する、焼け焦げた三輪車を製作したいと思います。
本当はブランコを作ろうと思っていたのですが、どうしてもベースが大きくなってしまうので、そちらはあきらめました(+_+)
でも、やっぱりここがかつて幸せ溢れる公園であった事を表現してみたいので、このアイテムに挑戦してようと思います。
1/9サイズの三輪車なんて、キットなんて無いし、フィギュアだって無いと思うので、こちらもスクラッチになりますね(^_^;)
一番の難関は車輪だと思うので、まずはそこから製作してみました。
銅箔を切り出して、棒状のもので雨どいのような半円を作り、リムを製作します。
前輪の製作.jpg
爆風で吹き飛ばされた車輪なので、キッチリ円になっていない方がソレらしいです(^_^;)
等間隔で穴が開いていますが、ここにスポークを差し込むつもりです。
形を作ってから穴を開けるのは難しいので、予め開けて置きました(^^♪
ここに真鍮線でスポークを差し込んで行きます。
スポークの製作.jpg
Aの車軸は、2ミリのプラ棒に金属ワッシャーを接着したものです(^^♪
Bは0.5ミリの真鍮線です。わざとランダムに曲げて爆発のショックを表現しています
Cはマスキングゾルです。熱で溶けたゴムタイヤを表現してみました。
こうして見ると、なにやら面倒臭そうな形ですけど、意外と簡単に形になりましたヽ(^。^)ノ
出来るだけ質感を出そうと、金属で製作していますけど、加工自体はすんなりと進みました。
最後にサフを吹いた状態です。
前輪完成.jpg
初めはどうやって製作しようかと悩んでいた車輪ですが、意外と簡単に前輪が出来上がりました(^^♪
キッチリ円を出さなくても良い事が幸いしていますね(^_^;)
もうちょっと変形させた方がリアルかなー♪
まだ前輪しか完成していないので、引き続き三輪車の製作を続けてみたいと思います。
さて、上手く出来るのかなぁ(;一_一)

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三輪車を作ろう 2 [アオシマT-800 制作記]

タイルの補修用セメントで瓦礫を製作してみました。
三輪車の製作も続いています。

石膏が手に入らなくて、仕方無く100均で買ったタイルの補修用セメントを使用した瓦礫の製作です(^_^;)
もう完全に硬化していたので、型から外してみました。
型から取り出した.jpg
固まってしまうと、石膏と同じような質感になりましたヽ(^。^)ノ
ちょっと重い事と、水を加えた時点ではネリネリなので、気泡が入りやすいのが難点ですね
やはりちゃんとした石膏の方が綺麗に仕上がると思います(^_^;)
でも、質感そのものはコンクリートに近くて、石膏と同じ加工方法で行けます
表面をならして、ペンチ等で端をこわし、瓦礫に見立ててみました。
ガレキに変身.jpg
埋めておいた針金が飛び出してきて、鉄筋コンクリートらしくなります(^^♪
1本だけ、ベースに固定するための足として活用するつもりです。
また、鉄筋に支えられて浮いているコンクリートも表現してみましたヽ(^。^)ノ
もうちょっとダメージを加えますが、使ってみた感触では十分イケますねー(^^♪
ちなみに、壊した破片も取っておいて、別の空間にも撒いてみたいと思っています。

モチベがルンルンなので、三輪車の方も進めています(^^♪
しかし、T-800の製作で、なんで三輪車を作っているのか「?」な方もおられるかも知れませんので、T2冒頭シーンのキャプチャ画面を掲載します(^_^;)
PDVD_003.JPG
この廃墟の中に放置されている三輪車を製作しようとしています(^_^;)
日本で見かけるものと違って、実にアメリカンライクな形状をしていて、ほとんどが金属で出来ているタイプなので、ちゃんと形が残っているのだと思います。
これをスクラッチで製作して、ベースのアクセントとして飾りたいワケなんですね(^^♪
と、いうわけで、ペダルを製作しました。
ペダル.jpg
2ミリのプラ棒を、ライターでちょっと炙って少し曲げ、更に炙って…と、少しずつ変形を加えて前輪を支える骨組みを製作しました。
最後に先端を炙って潰し、前輪の車軸が通る穴を開けて、ペダルを取り付けてあります。
ペダルは1.5ミリのアルミ線を使用しましたが、足を置く部分は蒸発してしまって跡形もありません(^_^;)

次に、サドルを製作しました。
サドル.jpg
本体のフレームは、3ミリの真鍮線を加工しています。
ペンチで少しずつ曲げてアールをつけました(^_^;)
そこへ、100均のパテで作ったサドル(A)を付けましたが、映像ではサドルの後ろに何かあります(ーー;)
たぶん、これは振動を抑えるスプリングだろうと勝手に判断して、真鍮線を巻いたスプリング(B)を取り付けてみました(^_^;)

ルンルンなどろぼうは、更に後輪が付く後部の足場板も製作してみました(^^♪
後ろの板.jpg
初めは、プラ板を加工して製作するつもりでしたが、やってみるとイマイチ形状が出せません(+_+)
プラ板による製作はあきらめ、銅箔を加工して製作してみました。
適当な長さで切り出した銅箔に、先の丸いものでくぼみを付けていく方法です。
下に厚目の新聞紙をひいて、クッションを持たせると上手く行きます(^^♪
最後はエッジをペンチで曲げて、実際のプレス加工された鉄板のような雰囲気を出してみました。
これを瞬間接着剤でフレームに取り付け、横の板のみプラ板で製作しています。
どうせ爆風で吹き飛ばされた三輪車ですから、ボコボコになっていても構いません。
っていうか、その方がリアルです(^_^;)
今日の進捗状況です。
形が出来てきた.jpg
随分と三輪車らしくなってきました(^^♪
後は後輪とハンドルを付ければ完成ですね
あと1回で三輪車の製作も完了できる…かな?(^_^;)

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三輪車がでけた(^^♪ [アオシマT-800 制作記]

三輪車が完成しました。

ベースのテクスチャーとして製作している三輪車ですが、引き続き後輪を製作しました。
後輪.jpg
前輪と全く同じ製作方法です(^^♪
ただ、前輪の半分の大きさなので、スポークの接着には手間取りました(+_+)
A スポークの1本を切らずに飛び出させて置き、ベースへの固定線として利用します。
B 後輪にも爆風で溶けたゴムがあると思うので、マスキングゾルで再現しています。
車軸は1.5ミリのアルミパイプを通しました(^^♪
これを足場板に接着します。

最後に、ハンドルも製作しました(^^♪
ハンドル.jpg
2ミリのプラ棒をライターで炙って変形させて製作しています(^^♪
爆風で吹き飛ばされたダメージを受けて、ぐにゃりと曲がっています。
基部には、3ミリの真鍮パイプを取り付け、前輪とスキマ無く繋げています。

さて、これでやっと三輪車が完成しましたヽ(^。^)ノどんどんひゃらら♪どんひゃらら~♪
三輪車完成.jpg
大きさの比較に、1円玉くんにも登場して頂きました(^^♪
前輪の直径を27センチと仮定しているので、1/9で3センチあります。
車高は7センチあって、意外と大きいモデルとなりました(^_^;)車検通るかな~
また、前輪には、矢印部分をヘコませてダメージを加えてみました(^_^;)
前から見ると、こんな感じです。
別角度.jpg
今回は爆風でダメージを受けた三輪車だったので、かなりラフに製作してもオッケーという、楽しい工作でしたヽ(^。^)ノ
フルスクラッチとなりましたけど、あーでもないこーでもないと無い知恵を絞って製作するのがとても楽しかったです(^^♪
ベースに使用するアイテムですので、あくまで背景の一部ですけど、瓦礫といっしょにT-800を引き立ててくれると嬉しいです。
さて、アイテムがほぼ出揃ったので、ベースの製作に移らなくちゃですね。
と、いいつつ(;一_一)

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ベースの製作 [アオシマT-800 制作記]

やっとベースの製作に入りました(^_^;)

頭蓋骨、瓦礫、三輪車と、ベースのテクスチャーを製作してきましたが、大体揃いましたのでやっとベースの製作に入れます(^_^;)
マズは、100円ショップで購入してきたトレイに、下ごしらえしました。
盛り土とビス.jpg
今回はPWM回路と、電池ボックスを内蔵させたいので、底の深いトレーを選びました。
逆さまにしてベースの基部としましすが、こういったベースに利用するトレーを選ぶ時には、材質に気を使います。
大抵がポリプロピレンで作られているので、瞬間接着剤が効きません(+_+)
ポリスチレンか、スチロール樹脂で出来ているものを選ぶ必要があります。
地面は粘土で製作するつもりです(^^♪
右足はちょっと高くなっている地面に、頭蓋骨を踏み潰しながら降ろしていますので、盛り上がった地面を作らなくてはなりません。
出来るだけ粘土を薄くして軽量化し、なおかつ乾燥を早くしたいので、プラ板で空間を作りました(^^♪
また、このプラ板に穴を開けて右足を固定する事で、固定の強度も確保できるという寸法です。
更に、粘土がベースから浮いてしまわないように、ステンレスの平ビスをランダムに埋め込んで置きます(^^♪
ちなみに、このビスはステンレスにして置かないと、後でサビが浮いてきてあっちょんぶりけになります(^_^;)
一通り粘土を盛り付けたら、表面をボコボコに仕上げます。
石を押し付け.jpg
玄関先で拾った石を押し付けて、ボコボコした地面を作りました(^^♪
今回使用した粘土は、これまた100円ショップの「ふんわりかる~い」紙粘土ですが、すぐに表面が乾いてくるので、この作業は手早く済ませておく必要があります(^_^;)
そこへ、色々なテクスチャーを埋め込んで行きますけど、その作業も出来るだけ手早く行った方が望ましいですね
マズはポリパテで複製した頭蓋骨を埋めました。
割られた頭蓋骨.jpg
実際に頭蓋骨のひとつをカチ割ってレイアウトしています(^^♪
劇中では、地面に転がっているだけの頭蓋骨が多く見られたのですが、実際には死の灰に埋もれている状態になるだろうと解釈して、結構大胆に埋め込んでしまっています。
三輪車もレイアウトしてみました。
三輪車.jpg
この三輪車で、かつてはのどかな公園であった事を表現しています(^_^;)
完成後はT-800がニョキッと立っている状態になるので、ベース全体のバランスを取る位置に置きました。
こちらは塗装を別に行いたいので、埋めてしまわずに置いただけです。
瓦礫はT-800の後ろに置きました。
瓦礫.jpg
ベースからちょっとはみ出させて、この先もずっと瓦礫が続いているんですよーって感じを表現しています(^^♪
地面のあちこちに、瓦礫の破片や銅箔の切れ端、ちぎったプラ板などもレイアウトしてみましたが、この大きな瓦礫が惨劇の大きさを物語ってくれると思います(^_^;)
全体を見ると、こんな感じになりました。
ベースのレイアウト.jpg
三輪車とT-800はまだ固定していません。
紙粘土がはみ出していますけど、あとから切り取って綺麗な面を出してあげようと思っています(^^♪
もうちょっと大きいベースにすれば、もっと色々と作り込めたのですが、主役はT-800ですから、全体のバランスとしてはこんなもんで良いかなーと思っています(^_^*)
でも、地面は、粘土だけの表現では役不足なので、もうひと工夫加えないといけませんね
今回使用した紙粘土は、乾燥に1日掛かると書いてありますが、実際は1日では不十分です(+_+)
最近天気が良いので、風通しの良いところに置けば2日くらいで乾くかもです(^_^;)
それはいいとして、塗装が大変そうだなぁ(;一_一)

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チューブを追加 [アオシマT-800 制作記]

胸の内部や肩のチューブを追加しました。
T-800本体は完成です(^^♪

ベースの紙粘土はもうほとんど乾燥していますが、あと一日置いて完全に乾燥させたいと思います。
その間に、先送りになっていたチューブ類を追加工作しました(^^♪
チューブは、肩の部分のみスプリングがキットに付属しています。
でも、太すぎるしディテールも違っているので別の素材を探していました。
結局、決定版といえる素材は見付かりませんでしたが、まぁコレならいいかなぁという素材を使って仕上げる事にしました(^_^;)←妥協ともいいます
パイピング.jpg
画像左 肩から胸の中に続くチューブです。
     これは、電熱線の被覆に使われるガラス繊維を織り込んだパイプです。
     内径が1ミリのものをやっと見つけました(^_^;)
     腕が可動するので、フレキシブルに動くものが必要でした。
画像中 腕の付け根にあるチューブです。
     出来るだけ細いスプリングという事で、回転軸のスキマからの漏れを
     防止する、メカニカルシールという部品から取り出しました。
     内部に真鍮線を通して曲がりを付けています。
画像右 胸の突起から腰へと伸びるチューブです。
     0.6ミリの針金にビニール配線の被覆を繋いだものです。

どのチューブも実際のプロップよりも太過ぎるため、もっと細いものを探していたのですが、結局モールドの良さを優先してしまいました(ーー;)
塗装して、実際に組み込んでみた様子です。
パイプの取り付け.jpg
A 肩からのチューブは、腕の可動に合わせて伸縮するように、2ミリの真鍮パイプに
  差し込んであります。
  ガラス繊維ですのでフレキシブルに動くのですが、引っ張られている感じが気にな
  ったのでちょっと工夫してみました(^_^;)
B スプリングを利用したチューブは、この先肩甲骨の裏側へと続いていますけど、ど
  こに繋がっているのかわかりませんでした(+_+)
  視界から消えた部分で切断してあります(^_^;)
C 胸の内部で、突起から腰へと続くチューブです。
  本当はこのチューブもモールドがあるのですが、チューブばかりでうるさくなってしま
  うので、あえてツルツルのビニール線でアッサリ済ませました。

胸の中で3本のチューブがひしめき合う事になりますので、取りまわしを工夫してうるさくならないように配線しました。
胸のパーツを被せた、完成状態です。
T-800完成.jpg
やっぱりチューブが太過ぎて、スカスカ感が随分と損なわれてしまいました(+_+)
その代わり、各チューブのモールドが活きているので、仕方無いのかなー
キットのままのスプリング1本だけよりは良くなったと思うので、ボク的には満足しています(^_^*)
さて、これでT-800自体は完成となりましたヽ(^。^)ノ
お約束の前後の全体像です。
T-800完成 前後.jpg
どうも写真に撮ると白っぽくなってしまって、金属感が出てきませんね(+_+)
といっても、実物もアルミの色なので、全体が1円玉で出来ているみたいな感じですが(^_^;)
完成したら、ちゃんとライティングして撮影したいと思います。

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ベースの塗装 [アオシマT-800 制作記]

ベースを成型して、塗装しました。
今回は塗装の詳細をより詳しく紹介してみます(^_^*)
ちょと長文ですのでご注意ください。

ベースは紙粘土で製作しましたが、紙粘土だけでは表現不足です(+_+)
やはり死の灰が降り積もった、ザラザラな感じが欲しいです。
そこで、重曹を使って砂っぽい感じに仕上げてみました(^^♪
重曹で埋める.jpg
水に溶いた木工ボンドに重曹を加え、筆で表面に塗布して行きます。
今回は粒状感を出したかったので、いつもよりボンドをユルユルにしてサラサラ感を出してみました(^_^;)
この配合を良く聞かれるのですが、いつも感覚的に調合しているのでハッキリお伝え出来ません(+_+)
思ったより水は少なく、ドロドロした感じになれば大丈夫だと思います(^_^*)
粘土に埋める事で、オブジェの周辺がへこんでしまっていましたが、本来は砂に埋もれているものなので、重曹を盛ってスキマを埋めています(^^♪
瓦礫のカベにも軽く塗布して、砂にまみれた感じを表現してみました。
カベも処理.jpg
カベは斜めに傾いているので、砂も低いほうへ流れていると解釈し、一応流れを付けて塗っています(^_^;)
これで粘土だけだった情景が、砂っぽいディテールに生まれ変わりましたヽ(^。^)ノ
いつもは重曹を雪の表現として使っていましたけど、このスケールなら砂としても表現できますね(^^♪
木工ボンドは意外と短時間で乾くので、はみ出した紙粘土も処理しました。
ハミ出しをカット.jpg
ベースのエッジに沿ってカッターで切り取り、劇中のワンシーンを切り取った感じに仕上げます(^^♪
でも、そのままですと、粘土の断面が丸見えでボソボソになります。
そこで、パテの代わりとして、断面にしっくい調に仕上がる風合い塗料を塗り、乾燥後にヤスリで平面を出しますヽ(^。^)ノ
このしっくい塗料は、今回キャラクターエイジの作例で床の雪の表現にも使用しました。
細かいザラザラ感が、ちょうど良い断面の感じを出してくれました(^^♪

ベースの造型がほぼ終了しましたので、塗装に移ります
いつもは塗装のレシピ程度しか説明しませんでしたが、今回はより詳しく、どんな色をどう重ねて仕上げているのか、詳しく説明してみたいと思います(^_^;)
長文になってしまいますが、よろしくお付き合い下さいね(^^ゞ
まず、つや消しブラックを影になる部分を中心に吹きます。
1 ブラック.jpg
細かい砂にも立体感を与えたいので、ほとんど真っ黒になるくらいに吹いています(^_^;)
いつもはツヤアリのブラックを使用するのですが、今回はザラザラ感を強調したいのでフラットブラックをチョイスしています。
次に、307番グレーFS36320を吹いて、全体を青白くします。
2 307.jpg
明るい部分を重点的に吹いて、コントラストをつけています(^^♪
劇中のイメージが青を基調としたハイコントラストな風景ですので、ここで全体を青に振ってディテールを浮かび上がらせました。
劇中のイメージにかなり近くなり、基本的な色調はここで大体決まりました。
ここからはディテールを引き立てる塗装になってきます。
FS36495を使って、ハイライトを作ります。
3 FS36495.jpg
頭蓋骨や瓦礫など、本来は白である部分に吹いて、存在をハッキリさせます(^^♪
次に、ガイコツの目の中や瓦礫の焼けた感じを表現するため、ブラックに近い青FS15044を細吹きします。
4 FS15044.jpg
これで更にトーンが落ち、青に寄りました(^^♪
ランダムに色が重なってきて、どの部分にも色味の変化が出てきましたヽ(^。^)ノ
更に細かいディテールを引き立てるため、エナメルのフラットブラックで軽くスミ入れを行います。
5 スミ入れ.jpg
瓦礫の割れた部分や壊れた面にコントラストが付いて、ディテールがハッキリしてきます(^^♪
これでほぼ完成ですが、沢山の色を重ねた事により、トーンが予定よりも暗くなってしまいました(+_+)
仕上げとして、もう一度307番グレーFS36320を薄く全体に吹いて、トーンを調整しました。
最終的にはブラックとFS36320で仕上げた感じになりますが、今まで吹いてきた色が微妙な色味の隠し味になっています(^^♪

これで塗装が完了ですヽ(^。^)ノ
アップで見るとこんな感じに仕上がりました。
アップ画像 1.jpg
パテで自作した頭蓋骨は、本当はもっと複雑な形をしているのですが、複製するので抜き易く簡易的なディテールにしてしまいました(^_^;)
ちょっとイマイチな仕上がりでしたけど、ほとんど砂に埋もれさせてしまったので上手く誤魔化せた気がします(^_^*)
別の角度からです。
アップ画像 2.jpg
劇中の暗く、青白いオドオドした風景が再現できたと思いますヽ(^。^)ノ
作っておいてナニですが、本当にこんな世界になったらイヤですねぇ(ーー;)

いつもは塗装の手順をこんな詳しく説明しないのですが、ちょっと偉そうに詳細をご紹介してみました(^_^*)
あんまり大袈裟にご紹介するのは、何だか上から目線で説明しているような気分になるからです(>_<)
今も書いていて、あまり気持ちの良い感じがしていませんので、こんなに詳しく説明するのは今回限りになると思います(^_^;)
ボクはいつもこんなふうに沢山の色を重ねて表現しています。
各色の吹き加減が難しいのですが、自然界の色って単一の色になっているものなんて無いからです(^_^;)
すごくこっぱずかしいのですが、みなさんの塗装の参考に少しでも役立てて頂けると嬉しいです(^_^*)
しかし、いい加減完成させないとなぁ(;一_一)

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三輪車の塗装 [アオシマT-800 制作記]

三輪車を塗装しました。

ベースのオブジェとして製作した三輪車ですが、核の炎に焼かれてすっかり炭化しています。
劇中では、やはり青白いガラクタになっていますので、他と同じようなニュアンスに仕上げたいと思います(^^♪
まずはブラックで塗装しました。
1 ブラック.jpg
今回はつやありのブラックで塗装しました。
あちこちにリップクリームを塗って、塗装後に剥がして焼けただれた感じを出そうと思ったのです(^_^;)
でも、やってみたら全然イメージと違う仕上がりになってしまったので、結局塗装を落としてしまってもう一度ブラックで立ち上げました(>_<)
こんな失敗、しょっちゅうです(^_^;)どっかーん

次に、元の色を塗装してみました。
赤い三輪車.jpg
焼け焦げる前は、赤い三輪車だったと勝手に決めています(^_^;)
かわいい赤い自転車が、地獄の炎で焼かれてしまった悲惨な状況を表現したかったのです(^_^*)
ハンドルや車輪も、シルバーで塗装しました。
どの色も薄めたものを筆塗りしており、ムラがあって、しかもハッキリと発色させないで置きました。
そこへ、ブラックでススを加えました。
黒くススけた.jpg
この後の青白色で赤やシルバーが主張し過ぎてしまうのを防ぐため、トーンを落とすのが目的です(^^♪
塗りムラを隠してなじませる効果もありますね(^_^;)
そして最後に、307番のグレー、FS36320を吹いてほとんどを青白く振ります。
青白く変化.jpg
元の色がほとんど見えなくなってしまうまでランダムに吹き付けました。
直前に吹いたブラックによりトーンが落ちているので、明るいグレーを吹いても赤やシルバーが前に出てきません(^^♪
でも、元の色が微妙に残った、理想的な状態になりましたヽ(^。^)ノ

三輪車の塗装が仕上がったので、ベースに仮置きしてみました。
ベース完成.jpg
赤い三輪車だったというニュアンスを残しつつ、他のオブジェとも上手く溶け合う事が出来たと思います(^^♪
ベースはまだ周りを塗装していませんし、電気的な配線もしていませんので、三輪車はまだ接着していません。
実は、ココまで来て、スイッチをどうするかで悩んでいます(+_+)
当初は三輪車をスイッチにしようと考えていたのですが、強度的に不安があるのでペケにしました。
何か適当な棒状のガラクタをスイッチにしてみようかな(^_^;)
最後に、劇中のイメージのライティングで撮影してみました。
劇中のイメージ.jpg
確か、こんな雰囲気だったと思います(^_^;)
しかし、本当にこんな未来になったらイヤですねぇ(;一_一)

キャラクターエイジに掲載されたエコー基地の制作記ですが、現在写真を整理しております。
このT-800が完成しましたら、製作記を順次公開したいと思いますので、もう少しお待ちくださいね(^^♪

ごめんなさい。明日は仕事の都合で更新できませんm(__)m

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チップで起動 [アオシマT-800 制作記]

チップを製作しました。

目の電飾と首の電動化のスイッチをどうしようかと悩んでいましたが、昨日仕事中にヒラメキました(一_☆)キラーン
T-800の心臓部、CPUチップを差し込むと起動するというアイディアですヽ(^。^)ノ
T2でも、CPUを取り出してRead-Onlyの設定を切り替えて学習可能にするシーンがありました。
チップのシーン.jpg
こんなチョコレートみたいなチップでアレだけの動作や思考をするとは、恐ろしいテクノロジーです(ーー;)
このシーンの後、チップを戻すと何事も無く起動するのですが、そんな条件も今回の作品にピッタリです。
普段は外れているチップをベースに差し込むと起動する仕掛けにしたいと思います(^^♪
でも、チップ自体に通電させてスイッチの代わりにするのは、接触不良の原因になり兼ねません。
差し込む事で内部のスイッチをONにする、単純な方法を取る事にしました(^_^;)
つまり、似たような形なら、チップじゃなくても起動しちゃいます(^_^*)
方針が決まったので、早速チップを製作してみました。
プラ板貼り合わせ.jpg
劇中のチップは、四角がたくさん並んだ形状をしています。
こんな場合は、四角を一つずつ製作するよりも、後からカットした方が断然楽です(^^♪
四角のスキマも直線になるので精度も出せますヽ(^。^)ノ
まずは6.7×3.0cmのプラ板に、厚さ2mmのスチレンボードを貼り付けました。
プラ板ではなく、スチレンボートを貼り付けたのは、チップが樹脂で成型されているので、質感を出してみようと思っただけです(^_^;)
それをカットします。
切り込み.jpg
カットした線の幅は広くしたいので、金ノコを使って1ミリ幅の切り込みを入れました(^^♪
ちょっと大きさが揃っていない部分がありますが、見なかった事にしてください(^^ゞポリポリ
それでも、四角を貼り付けていくよりも綺麗に仕上がっているハズです(^_^;)
エッジを丸めて、他のディテールを加えた画像です。
成型終了.jpg
矢印部分に、モード切替のスイッチを作ってみました(^^♪
劇中でも、スイッチみたいなディテールが入っていたので、たぶんこれがモード切替のスイッチなのだろうと勝手に決めました(^_^*)
ちなみに、裏側にはこのディテールがありません。
形が出来たので、塗装に入ります。
ダークイエローから.jpg
まず、ダークイエローで全体を塗装して、端子の部分と四角の間の溝をマスキングします。
そこへ基本塗装のブラウンを吹いて、レッドブラウンをエッジに吹いてトーンを落とし、マスキングを剥がします。
最後にブラックグレーでシャドーを吹いてエナメルブラックでスミ入れして完成ですヽ(^。^)ノ
チップが出来た.jpg
シャドー用のブラックグレーは5倍に薄めて使用し、少しずつ様子を見ながら載せて行きました。
劇中の色と合わせたつもりですが、シャドー効果を入れ過ぎたかもです(^_^;)
雰囲気は出てると思うので、ま、いっか(^^♪
今日はちょっと用事があったので、これしか製作出来ませんでした(ーー;)
今度はこのチップを差し込む側を作らなくちゃですね。
ベースはもうほとんど出来ているので、加工しにくいでしょうねぇ(+_+)
計画性の無さが浮き彫りになってしまった(>_<)ギャフン

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内部配線 [アオシマT-800 制作記]

チップの挿入口を製作し、電気配線が終了しました。
やっとT-800が完成です。

チップを挿入すると電源が入り、目の電飾と首を左右に振る仕掛けにしました(^^♪
チップは昨日完成したので、今度はベースに挿入口を付けなくてはなりませぬ。
スロット開口.jpg
スロットはベースの左側に開口しました(^^♪
右側にはT-800が立つので、バランスを考慮した配置です。
ピンバイスで穴を開け、エッチングソーで切り取って、ヤスリで仕上げました(^^♪
挿入口のエッジは斜めに面取りしてあります。
内部は単純に、プラ板での箱組みです(^_^;)
内部にクッション.jpg
ただ、そのままではチップを出し入れする度に塗装がハゲてしまうので、内部に発泡ウレタンのシートを貼ってあります。
このシートの弾力でチップが簡単に抜けないようになっています(^^♪
表面はつや消しのブラックで塗装して、レタリングもしてみました。
レタリング.jpg
ただ口が開いているだけではカッコ悪かったので、レタリングシートで書いてみました(^^♪
劇中では、チップの事をCPUと呼んでいたので、こんな表記になっています(^_^*)
最後に、T-800を取り付け、電気的な配線をします。
配線とスイッチ.jpg
A 目の電飾へと繋がる配線です。
  Bの位置にCRDを取り付け、6Vの電源でもLEDが壊れないように制御しています(^^♪
C 電源スイッチの配線です。
  基盤のスイッチをバイパスする事でスイッチが入ります。
画像右は、電源用のマイクロスイッチです。
図のように、CPUが挿入されるとマイクロスイッチのアームが押されてスイッチONとなる簡単な仕組みです。
なので、CPUじゃなくてもスイッチが入っちゃいます(^_^;)
ベースの内部は、こんな状態になりました。
内部配線.jpg
単三電池4本で駆動します(^^♪
電池をこの位置にして、チップを刺す時に少しでも重みになるようにしています。
今回はPWM回路を使用しているので、どれだけ電池が持つのか検討が付きません(+_+)
チップを刺している間は動き続けるので、そんなには持たないと思います。
ちなみに、120年は持ちません(^_^*)

さて、これでやっとT-800が完成しましたヽ(^。^)ノわーいわーい
完成画像は別の記事としてアップしますね(^^♪

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