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効果音とベース [デロリアン製作記]

メインのマイコン回路を作ろうと思いますが、効果音は付けたいです。
効果音に合わせて電飾を点灯させるため、まずは効果音作りから入ります。
効果音は、電飾と連動する音に細かく分けて割り振っていきます。
サウンド編集.jpg
ボクはCyberLink AudioDirector 11を使って、効果音をトラック単位に分け、鳴り始める時間を把握しておきます。
どの音が何秒後から鳴るのか判るので、微調整で何度も試す方法より少ない手間でプログラムが出来ます。
もちろん、スピーカーやアンプの特性にあわせた調整や、ベースに仕込んでからの鳴りの調整も出来ますので、サウンド編集ソフトは1本持っていた方が良いですね。

サウンドは、BGMと効果音を組み合わせます。
デロリアン サウンド回路.PNG
MP3プレーヤーDFPlayer mini を2個使って、SDカードに収めたMP3サウンドをPICで制御します。
PICとDFPlayerは2本の信号線でシリアル通信を行い、かなり自由にコントロールが可能です。
DFPlayerの詳しい使い方は、以前記事にしておりますので、こちらをどうぞ
https://dorobou.blog.ss-blog.jp/2019-12-29
今回はBGM用とタイムトラベル時の効果音用に分けています。
普段は映画のサントラがずっと鳴っていますが、タイムトラベル再現モードになったら、BGMの音量を絞り、効果音が再生されて、タイムトラベルが終わったらBGMの音量を戻します。
映画のシーンみたいに、バックにテーマ曲が流れている感じにしたいのです。
2つのDFPlayerからの音声出力は、33kΩの抵抗でミックスされてアンプへ出力されます。
パッシブミキサーという、とても簡単な合成方法ですが、ミキサー回路を組むほどでもない合成に便利な方法です。

組み立てた回路です。
サウンド回路.jpg
BGMを担当しているPICが、スイッチの入力を検知して効果音を担当しているPICに指令を出し、更にデロリアンのメインPICにもスイッチが押された事を知らせます。
BGM担当PICのプログラムを簡単にですがご紹介しておきますね。
BGM プログラム.jpg
初期設定部分は省略しています。
まずAで、DFPlayerをコントロールする関数を宣言しています。
この関数に引数をセットして呼び出すだけで、DFPlayerをコントロールできます。
コマンド表.jpg
このコマンド表の水色部分の、左から4番目と、7番目の値をセットして呼び出します。
例えば再生(PLAY)したいなら、DFP(0x0D,0x00); と書きます。
B でシリアル通信の設定をしています。
C DFPlayerが立ち上がるのを待ちます。
  どうもDFPlayerはロットによって立ち上がり時間に差があるみたいなのですが、
  とりあえず2秒にしておけば大丈夫だと思います。
  DFP()でコマンドを送った後も100msの待ち時間が必要になる場合があります。
D ベースのボタンが押されたら、効果音担当PICやメインPICに信号を送ります。
E BGMのDFPlayerにボリューム命令を送って、音量を下げます。
F タイムトラベルイベントが終わるまで待ちます。
G 音量をもとに戻します。

さて、サウンドはアンプで音量を上げるわけですが、会場によっては音が低すぎる場合があります。
やはり周辺に合わせてボリューム調整が出来る方が便利ですよね。
そこで、100均のUSBスピーカーに付いていたアンプを流用しようとしました。
USBスピーカーのアンプ.jpg
ところが、再生させてみると低音はスカスカ、音も薄くてイイマイチです。
BGMはBack to the Futureのオーケストラサウンドなので、迫力が欲しいです。
そこで、アンプを自作しました。
TA7368.jpg
TA7368Pを使った簡単なアンプですけど、比較にならない程、音質が改善されました。
ただ、USBスピーカーのスピーカー自体はかなり高性能です。
300円なので1個150円だとしても、秋葉で同額で買ったスピーカーよりメッチャ良い音で鳴りますので、スピーカーだけは採用です。

これでサウンド関係の目処が立ちました。
サウンド完成.jpg
BGMと効果音を同時に流したいとか、音質が気に入らないなどと言わなければ、すぐに完成していました。
全然プラモ製作とは関係ない話で恐縮です。

デロリアンは、リモコンをやめました。
ホバーモードの切り替えを、ダイソーのリモコンライトを使って遠隔操作可能にしていましたが、そもそもリモコン化する意味があるのか?と疑問に感じてしまいました。
そのために回路は複雑化して、パーツを増やし電力を食うわけです。
別に、ベースのスイッチを押せば変形するだけで十分だろうと思い、取り外してしまいました。
ホバーリモコンやめた.jpg
車体のスイッチは有効なので、そのスイッチを配線で引き延ばして、ベースのスイッチで操作できる様にします。
シンプルイズベストです。

タイムトラベルの開始もベースのスイッチで起動させます。
信号はベースのBGM担当PICからメインPICに伝えます
上下接続端子.jpg
メインPICには電源とタイムトラベル信号が伝われば良いので、接続コネクタは3ピンです。
とてもシンプルな構成になりました。

ベースとの接続部分は、4ピンになります。
車体接続端子.jpg
電源の5VとGNDの他、タイムトラベル信号とホバーモード切替信号の計4ピンです。
支柱にセットすれば接続される様にレイアウトしました。

ベースには、スイッチとサウンド再生回路が収まります。
100均のフタ付きケースを逆さまにして、底に1mmプラ板を貼って平面にしました。
ベース 底にプラ板.jpg
支柱はネジ留めでガッチリ支えてもらいます。
スイッチ用の穴、スピーカー用の穴、背面に電源供給用のUSB Type-C端子を付けました。
このケースは元々フタが付いていたので、前面と背面にスキマが出来ます。
そこから音が漏れて、バスレフとしても効果があります。

スイッチを2個取り付けます。
ベース 操作スイッチ.jpg
プッシュスイッチをプラ板の支えに固定して取り付けました。
塗装後に、PCで印刷したラベルを貼り付けてレタリングしています。
デロリアンの操作は、たった2個のスイッチで操作する事になります。
あとはマイコンがやってくれるわけですね。

100均のミラーを用意しました。
ベース ミラーシール.jpg
ベースの上面には、100均で見付けた、ミラー型タイルシールを貼ろうと思います。
6角形で未来的ですし、飛行状態で車体下の電飾も良く見える様になります。

完成するとこんな感じです。
ベース 完成予想図.jpg
これからベース内部にサウンド回路を仕込みますので、ミラータイルはまだ貼っていません。
表面の保護シートも剥がしていません。
もうちょっとカッコ良く作りたかったのですが、機能としては十分ですかね。
とりあえずベースが形になったので、これでやっとメインPICの製作に移れます。

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内装の組み込み [デロリアン製作記]

ボディーに配線を這わせ、内装を組み込みました。

デロリアンのボディー表面には、フロントのフラックス・バンドへとホイールアーチを通る配線が取り付けられています。
キットにもモールドされていたのですが、実車に近く立体的に作り直そうと思ったので、モールドは削り取ってありました。
配線は、リアのタイムマシンメカから、ドアの下で一度メッシュホースを通ってフロントまで続きます。
配線を固定する位置を決めるためにも、まずはメッシュホースを固定するところから製作します。
メッシュホースは、以前にも使ったMFH(モデルファクトリーヒロ)のメタルメッシュホース1.5mmを使います。
前後2か所を紫色のバンドで固定されていますが、このサイズでしっかり固定出来るバンドを自作しなくてはなりません。
ボディー配線 抑え.jpg
耐熱ワイヤーAWG32の被覆を途中まで剥いて、ハンダを流します。
被覆部分をエッチングペンチで軽く潰して平たくします。
潰し過ぎると曲げた時に破れてしまうので、力加減を調整します。
ドリル等に巻いて、アーチ型にして完成です。
車体に0.6mmの穴を開けて、メタルホースを締め付けて固定しました。
ボディー配線 メッシュ.jpg
実は、これでもオーバーサイズですが、バンドで固定されている雰囲気は出せたと思うので、この方法で進めようと思います。
メタルホースの両端は、1.2mmの穴を開口してあります。

次に、フラックス・バンドへの配線を製作します。
ボディー配線 取り付け.jpg
配線は太くて黒い配線と、色とりどりの細い複数の配線が一緒に配線されています。
まずは太い配線ですが、0.7mmのラッピングワイヤーを使って通り道を決めました。
この線は中に銅線が入っているので、形がしっかり決まります。
通り道に留めバンドを付ける位置をマーキングしておき、0.6mmの穴を2個づつ開けておきます。
細い配線は、0.18mmのポリウレタン線を着色したものです。
これをまとめながら這わせて、留めバンドで固定していきます。
実は、細い線はインシュロックタイ(結束バンド)で細かくまとめられているのですが、サイズ的に表現することが無理なので省略しています。
最後に、つや消しクリアーを塗って、表面を保護しておきます。

これで配線も完成しました。
この配線は、デロリアンを表現する記号みたいなものですので、キットのモールドでは満足できませんでした。
仕上がりはイマイチかも知れませんが、やりたかった事が出来て満足です。
ボディー配線完成 全体.jpg
フロントはフラックス・バンドへ無理矢理方向を変えて接続されている感じを再現しました。
ボディー配線完成 前.jpg
リアはハッチメカの奥から配線が伸びていくメカニカルなイメージです。
ボディー配線完成 後.jpg

それから、フロントのELワイヤーの配線は、ボディーの中を通して固定しました。
フラバン配線.jpg
ホイールアーチを避ける様に、ボディーの内側を這わせて固定しています。
表面の配線を固定する留めバンドの穴を開ける都合から、作業の順序が今になりました。

さて、これで外装がほぼ仕上がりましたので、内装を組み込んでいきます。
まずはルーフ部分です。
ルーフ取り付け.jpg
ルーフ部分を取り付け、配線はリアピラーの中を通して後部へと逃がしています。
仮組の時はピッタリだったのに、アチコチ干渉して調整が必要でした。

次に内装を組み込もうと思ったのですが、なんと目覚まし時計がありません。
どうやら、先日の地震で落下した際に、どこか別の次元に飛ばされたみたいで、いくら探しても見つけられませんでした。
仕方無く、もう一つのキットから、目覚まし時計のパーツを拝借して作り直しです。
時計作り直し.jpg
元々良く出来たパーツで、ちゃんと落雷があった10時4分になっています。
どうせ作り直すので、今度は文字盤にUVレジンをしっかり盛って、ガラスを表現しました。

フロントガラスをはめ込みます。
フロントガラス.jpg
フロントガラスも歪みがあってピッタリとハマらなくなっていました。
どうせ汚れや傷も付いてしまっていたので、作り直しました。
ガラスはツメにハメ込む様にして固定されています。
こうすると接着剤を使わなくて済むので、汚れやはみ出しを気にしなくて済みます。

いよいよ内装を組み込みました。
内装組み立て 前.jpg
内装組み立て 後ろ.jpg
やはり歪んでしまっているらしく、ドアの締まりが悪くなりました。
これは現物合わせで調整する必要がありそうです。
ともあれ、やっと内装が組み込まれて、デロリアンの姿が見えてきました。
フロントガラスを新調したおかげで、内装も良く見えます。
内装組み立て ダッシュボード.jpg
ちなみに、ルームミラーは無いようです。
シリーズすべて見直しましたが、取り外されているみたいですね。

メインコントロール回路やベースなど、まだまだ完成出来ませんが、静岡HSには展示したいと思っています。
よろしくお付き合い下さい。

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フラックス・バンドの電飾 [デロリアン製作記]

今回はフラックス・バンドの電飾です。

タイムトラベルの時に青く発光する、バンパーやハッチにある帯状の部分は、フラックス・バンドという時間航行の場を作り出す装置らしいです。
ぜひ発光させたい部分ですが、帯状に均一な光を作るのは難しいです。
LEDを並べても光の強い部分が出来てしまうので、劇中の様な雰囲気が出せません。
そこで、ELワイヤーという発光デバイスを使ってみます。
ELワイヤー.jpg
ELワイヤーは、チューブ状の発光体に高い電圧を掛けて発光させる仕組みで、1.4mmの自在に曲げる事が出来るチューブ自体が先端まで均一に発光します。
今回購入したのは、乾電池2本の3Vをトランスで昇圧し、120~150Vもの高電圧を発生させるものでした。
これなら理想的な発光になりそうですが、
・LEDに比べると光が暗い
・寿命が短い(2000時間で光量が4割落ちる)
・高電圧を扱うので触れたら危険
・紫外線に弱い
といった欠点があります。
特に、寿命が短いのは致命的で、今回の様に後から交換できない工作の場合は、ある程度楽しんだらオシマイになります。
それを覚悟してでも、均一な発光の魅力には勝てませんでした。

電池のままでは車体に納まりませんので、インバータ回路だけ取り出しました。
EL回路取出し.jpg
高電圧を発生させるトランスと、電源/点滅モード切替スイッチ、電源ランプLEDが付いています。
基板自体は2×3cm程度なので、これなら車体に組み込めそうです。
スイッチとLEDは取り外してしまい、出来るだけコンパクトにしました。
これをPICで制御できるのか、テストしてみます。
PICで制御テスト.jpg
3端子レギュレーターTA48033で5Vから3.3Vを作り、電源を与えています。
スイッチは、押すとマイナスに繋がるだけの仕組みなので、PICでマイナスに落としてあげるだけでOKでした。
ただ、スイッチは押す度に「点灯」「低速点滅」「高速点滅」「消灯」と動作が切り替わるため、点灯状態から消灯させるには、3回スイッチングさせなくてはなりません。
しかも、回路はアナログなので応答速度が遅く、200msくらいの間隔を置いてスイッチングしないと反応してくれません。
とりあえず点灯と消灯は出来ますし、回路を改造するのはトラブルの元になりそうなので、回路はいじらずにこのまま使用する事にしました。

ELワイヤーは、バンパーとリア部分に分けて発光させます。
また、必要な長さにカットする必要もあるので、ELワイヤーを切断しなくてはなりません。
EL配線つなぎ.jpg
【左上】ELワイヤーは、表面の透明なパイプの中に、白い発光する線と細い2本の線が入っています。
中の配線をキズ付けない様に被覆を剥がすのは、かなり難しいと思います。
もし、中の線と細い線が接触してしまったら、たぶん火花が飛ぶでしょう。
ご自分で加工される際には、十分に注意してくださいね。
【右上】白い発光線と0.26mmのラッピングワイヤーをハンダ付けしました。
高電圧なので、ポリウレタン線では不安だったため、ちょっと太い配線材料を使いました。
【左下】先程剥いた透明なチューブをハンダ部分にかぶせて絶縁します。
細い2本の線をまとめて1本にして、こちらもラッピングワイヤーをハンダ付けしました。
【右下】熱収縮チューブをかぶせて、固定・絶縁します。
くれぐれもハンダ部分をむき出しで使用しないでください。
感電どころか、ヘタすると火災の原因になる可能性があります。
また、切断した断面も高電圧の線が露出した状態ですので、触れると感電します。
最後に、テスターで2本の線に導通が無いか確認します。

出来たELワイヤーを、回路の出力端子(黄色矢印)に並列でつないでみました。
パラ接続.jpg
ちゃんと2本が発光できました。
これでバンパーとリアの2か所を点灯させることができます。

バンパー部分から製作しましょう。
おゆまるで型を取って、ELワイヤーを埋めながらUVレジンで複製しました。
UVレジンで複製.jpg
UVレジンは手で押さえながらサッと硬化させる事が出来るので、作業性が良いです。
UVを照射しているとき、青く発光しているので、ヤバイと思いながらも「ちょっとくらいなら大丈夫だろう」と作業を続けた結果・・・
EL死亡.jpg
殆ど発光しなくなってしまいました。
照射している時間はそんなに長くありませんでしたが、ELには致命傷だったみたいです。

これでは使い物になりませんので、エポキシ接着剤で複製することにしました。
ホルダー追加.jpg
エポキシ接着剤は、硬化に時間がかかるので、ELを埋めてクリップで押さえながら少しずつ流しては硬化させるしかありません。
バンパーを複製するだけで2日掛かりましたが、仕上がりはご覧の通り、大変満足のいく光になりました。
成型して気泡を埋め、バンドを車体に固定するホルダーを追加しました。

塗装します。
バンパー塗装.jpg
バンパーの前面と、裏面をマスキングして、ブラックで遮光塗装してからシルバーを塗装しました。
裏面からも光を出して、車体をブルーに照らしてくれる効果を狙っています。
前面にエッチングのメッシュを貼り付け、車体へと引き込む部分にはアルミテープを巻いて遮光しました。

車体に取り付けます。
バンパー配線引き込み.jpg
配線を通す穴を開けて、内部へと引き込んでいます。
大きな穴が開いてしまいますが、ここにはボックスが付くので隠れます。

フラックス・バンドが繋がるボックスを塗装しました。
フラックス・ボックス塗装.jpg
配線を追加したりバンド部分をカットしたり、車体にぴったり密着する様にスリ合わせをしてから塗装しています。

これでやっと思い描いた発光を実現できました。
バンパー発光状態.jpg
均一な棒状の光で、車体も照らされ、青白い柔らかい光です。
写真では綺麗な面発光に見えますが、実際はELワイヤーがハッキリ見える光り方です。
光量が低いので、目の大きいメッシュを使った効果も大きいと思います。

とりあえず、これで工法が確立できたので、次はリア部分のフレックス・バンドも発光させてみましょう。
やり方はバンパーと同じですが、今度は形状が複雑なので、手間が倍増します。
リアのフラバン複製.jpg
【左上】やはりおゆまるで型を取り、ELワイヤーを埋めながらエポキシ接着剤を少しずつ流していきます。
ELワイヤーは1.4mmですが、バンドは1mm厚なので裏に盛り上がった感じで仕上がります。
僅かでもワイヤーが浮いてしまうと車体に収まらなくなり、作り直しになります。
かといって、あまり押し付けると今度は型が変形して、やはり車体に収まらなくなります。
何度も何度も失敗して、やっと片側だけ出来ました。
【右上】反対側もおゆまるで型取りします。
複雑なカーブで、車体にピッタリ追従した形状なので、わずかな狂いも許されません。
【左下】反対側もエポキシ接着剤で複製します。
タキオンパルス発生器が付く部分はスキマが出来ない様に間を開けて複製しています。
【右下】成型して、車体に取り付けるホルダーを追加しました。
ホルダーには、0.6mmの真鍮線を埋めて、車体にしっかり固定できる様にしています。
出来るだけ薄く複製しているので、型から取り出すときに折れてしまったり、気泡が出来てしまった部分は、型をカットしてもう一度ハメ込んで修復します。
タキオンパルス発生器が付く部分は、アルミテープを巻いて遮光して、パーツの中を通過させました。
先端まで均一に光るELワイヤーだから出来る技ですね。

バンドの表面にエッチングのメッシュを貼ります。
フレバンエッチング.jpg
バンドの表面には、ハセガワのモデリングメッシュ43を貼りました。
実車ではもっと穴が少ないパンチングメタルが使われていますが、ELの光量が少ないので目の大きなメッシュを使いました。
しかもこれ、丸穴ではなく6角形のメッシュなのですが、他に適当なエッチングが見付からなかったので、止む無く使用しています。
貼り付ける面は#240で荒らして光の拡散を狙ったのですが、エッチングを瞬着で貼った際に透明になってしまいました。
リアフレバン取り付け前.jpg
塗装した状態です。
こちらも裏に光が漏れる様にマスキングしているので、一部が裏まで見えていますね。
取り付けは、車体に出来るだけ密着する様に真鍮線で固定します。
リアフレバン取り付け.jpg
車体に開けた穴にホルダーの真鍮線を差し込んで固定します。
固定しておかないと動いてしまって折れたりドアが開かなくなったりしちゃいます。

インバータには、レギュレーターを乗せました。
インバータ.jpg
3端子レギュレータTA48033で、5Vから3.3Vを作りますが、ちょうどスイッチを取り外した空間が空いていたので、そこに電源回路を組み込んでしまいました。
これで「この回路は3.3Vだ」と意識しないで工作をすすめる事ができます。

さて、これでやっとフレックス・バンドの発光が実現できました。
時間と手間が掛かりましたけど、発光した姿をみると苦労も吹き飛びます。
タイムマシン部分を乗せて悦に浸ります。
フラックス・バンド完成.jpg
フラックス・バンド出来た2.jpg
最後になりましたが、この製作の途中である3月16日23:36に福島県沖でM7クラスの地震がありました。
被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。

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塗装と灯火類の取り付け [デロリアン製作記]

ちょっとザク作っていましたが、デロリアンの製作に戻ります。

2022.04.20 読み返していたら、ボディーの塗装作業を記事にしていない事に気付きましたので追記しておきます。

塗装する前に、内装を組み込んで仮組みしてみたら、なんとドアが閉まりません。
ドア閉まらない.jpg
ダッシュボードのエアコン接続の穴に入っていく配線が、ドアの内張に干渉してしまったみたいです。
ここは仕方なく内張側を削って当たらない様にしました。

ドアの隙間も開き過ぎているので、目立つ部分をパテ埋めしています。
パテ埋めと補強.jpg
また、ピラー両側の細い部分が、やはりポッキリ逝ってしまったので、0.3mmの穴を開けて、金属線で補強しておきました。

ボディーの塗装ですが、デロリアンは表面に細かいヘアライン処理がされていますので、ペーパーでキズを付けて再現してみたいと思います。
ヘアライン.jpg
サフを吹いてから、フロントとリアのウレタン部分をマスキングして、#320のスポンジやすりで前後方向に細かい傷を付けていきます。
そのあと#600のスポンジやすりで表面を整える方法でヘアラインを作りました。
削ったカスが残っていると汚くなるので、水を含ませたティッシュでふき取っています。
水でふき取り.jpg

まずはガイアのステンレスシルバーを吹きました。
ステンレスシルバー.jpg
本当にジュラルミンの様な金属感が出ましたが、デロリアンはこんなにギラギラしていません。
つや消しクリアーを少しずつ吹き付けて、ツヤをコントロールしました。
ツヤ調整.jpg
今度はしっくりと落ち着いて、デロリアンらしい輝きになりました。
フロントやリヤ、サイドモールを塗り分けています。
更に、ほんの少し、クリアーイエローを重ねてみました。
イエロー追加.jpg
更に鈍い輝きとなり、ステンレスっぽい重さが出てきました。
仮組してみます。
組んでみた1.jpg
塗装することで、やっとデロリアンらしくなってきました。
ーーー ここまで追記部分です ーーー

灯火類を電飾しました。

テール LED.jpg
テールランプやヘッドライト、ウインカーなどの灯火類は、LEDの工作まで終了していましたが、ボディーを塗装するまでオアズケしていました。
「灯火類の電飾」過去記事はこちら
https://dorobou.blog.ss-blog.jp/2021-05-04
テールランプは、ストップランプとウインカーを分離して、プラ板で仕切りを作り、赤と黄色の光が干渉しない様に工作していました。
また、LEDの配置を工夫して、面全体が発光する様に仕込んでいます。

回路は、このようになります。
灯火類電飾回路.PNG
全てのLEDは光度を調整する抵抗を介して5Vに直結しています。
ヘッドライトは、片側1個だけ点灯させるつもりでしたが、2個ずつ(計4個)点灯させることにしました。
一番明るく光って欲しいので、抵抗値を220Ωにしています。
点灯はPICからコントロールしますので、マイナスに繋がれば4灯全部が点灯する回路になっています。
ウインカーは、フロントとリア、リアサイドにありますが、右なら右側のウインカー全部が同時に点滅しなくてはなりません。
こちらはハンドルを切ると切った方向が点灯する様にPICへプログラムしてありますので、左右別々にコントロール線をまとめてあります。
リアサイドウインカーだけオレンジにしたので、光量を揃えるために1kΩと大きめの抵抗を入れています。
テールランプは、常時点灯にするのでGND(マイナス)に接続されています。
ブレーキをかけた時ほどの明るさは無いので、こちらも1kΩの抵抗で光量を落としてあります。
この様に、灯火類の電飾は光れば良い訳ではありません。
1/24というスケールに合った光量にしないとリアリティーが無くなってしまいます。
ヘッドライトとウインカーが同じ光量でピカピカ光ったら変ですよね。

テール部分の抵抗は、バンパーの裏に集中させました。
テール 抵抗.jpg
内部の空間を出来るだけ確保するために、薄くコンパクトに工作しています。
抵抗は5Vを真ん中につないで、左右対称に配置しました。
こうしておくと、つなぐ時にわかりやすいし、トラブルが起きても原因が掴みやすいです。
プラス・マイナス・右ウインカー・左ウインカーの4本の配線が出てきます。

発光させた様子です。
テール 発光.jpg
ストップランプより、ウインカーの方が若干明るいです。
右側のウインカーは点灯していませんが、赤い光はウインカー部分に漏れていません。
サイドのウインカーとの光量バランスもバッチリです。

続いて、フロント部分です。
ヘッドライトにLEDを仕込みます。
ヘッド LED.jpg
ヘッドライトのリフレクター部分は、ガンダムメッキシルバーを塗りました。
本物みたいなメッキ感が出てくれるので、電飾しない場合でもオススメですね。
LEDは電球色の方が当時のライトっぽくなるのですが、ここはイメージで1608の白色にしました。

レンズは遮光が必要です。
ヘッド マスキング.jpg
レンズがレンズカバーと一体なので、そのまま取り付けたらメッチャ広く点灯してしまいます。
発光面と裏側をマスキングして、ブラックで遮光してから、ガイアのステンレスシルバーでメッキ調に仕上げました。
実はココの形状は実車とは全然違いますが、もしかしたらこの形状のデロリアンも実在していたかも知れません。
ボクは面倒臭いので、キットのまま組んでしまいました。

抵抗はボンネットの裏に取り付けました。
ヘッド 抵抗.jpg
フロント部分には、飛行形態に変形するモーターや制御回路がありますので、ボンネットとの僅かなスキマに抵抗をまとめました。
こちらも5Vから左右対称に抵抗を配置しています。
プラス・ヘッドライト・右ウインカー・左ウインカーの4本の配線が出てきます。

ヘッドライトは、この様になりました。
ヘッド 点灯.jpg
上が点灯していない時です。
ダサイメッキ調にした事で、当時のレトロな雰囲気に仕上がったと思います。
下は点灯したところですが、抵抗値を落として強力な光にしたおかげで、かなりの明るさです。
リフレクターのおかげでレンズ全体が発光して、しかもライト部分だけが綺麗に分離して光るため、リアルなヘッドライトになってくれました。

最後に、フロントのDMCマークも塗装しました。
DMCマーク.jpg
ここはシルバーだと思っていたら、白なんですね。
まずは周辺をマスキングして、#400ペーパーで黒の塗装を落とします。
それから綿棒にホワイトを染み込ませてコロコロ転がし、少しずつ色を乗せていきました。
ホワイトは真っ白では周辺から浮くので、グレーが少し入ったMSグレーを使っています。
自然な違和感の無い白文字になったと思います。

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回路 完成画像&動画 [HG オリジンZAKUII C6 製作記]

今回でZAKUの製作記は最終回です。
完成画像と動画も掲載しました。

サーボモーターで、上半身のリコイル動作を再現します。
動かすためのロッドは、もうベース内に引き込んでありますので、サーボモーターと接続します。
サーボモーター.jpg
サーボモーターは、秋月電子通商のGWSサーボ PICO/STD/F です。
トルクは0.7kg/10oz スピードは0.12sec/60deg このサイズにしては高性能です。
端子はフタバ基準です。
これをロッドの先端に合う高さになるように、プラ板で設置台を作り、ベースに固定しました。
動く角度としては10度くらいなので、マイコンで制御できる分解能で十分です。

全体の回路図です。
バズーカ発光&効果音回路.PNG
左のマイコン12F1822がメインマイコンです。
スイッチが押されたらバズーカを発光させ、DFPlayerのトラック1の発射音を再生する指令を出し、右のサブマイコンへ信号を送ります。
サブマイコンは、内蔵のタイマーでサーボーモーターに定位置で静止するパルス信号を送っていますが、メインマイコンから信号が来ると、サーボを10度動かすパルス信号を送り、バーニアを点灯させて、またサーボモーターを定位置に戻すパルス信号を送ります。
メインマイコンは、スイッチが押されていない間は、タイマーで秒数をカウントしており、1分経ってもスイッチが押されていない場合は自動的にバズーカを発射します。
その時だけは、モノアイをぐぽ~ん点灯させ、DFplayerのトラック2のぐぽ~ん音を再生してから、スイッチが押された時と同じバズーカ発射を行います。
もちろん、スイッチでの発射が優先で、発射後にキッカリ1分カウントを始めます。
バズーカが発砲してからリコイル動作があり、バーニアも反動を感じてから噴射しないといけません。
タイミングが微妙で調整に時間が掛かりましたが、違和感無く動く様に調整できたと思います。

ベース内の様子です。
ベース内部解説付き.jpg
メインマイコンとMP3Player、サーボ専用のサブマイコン、手動発射のトリガースイッチ、リコイル動作を作るサーボモーター、効果音を再生するスピーカーをレイアウトしています。
電源はUSBから5Vを取っています。
USB電源にしておくと、パソコンやモバイルバッテリーでも動作するので、電源として便利なんです。
巨大なスピーカーがドーンと鎮座していますが、この作品は効果音がすべてみたいなところがありますので、音質にはこだわりました。
バズーカの発射音は、元々ロケットランチャーの音でしたので、ちょっと軽かったのですが、イコライジングやコンプレッサーで音圧を上げたり、半日程かけて音色を調整しています。

さて、これで完成となりました。
長々と読んで頂き、ありがとうございました。
最後に完成画像と動画へのリンクを貼っておきます。

完成画像 まずは全体です。
全体1.jpg
ザクが空中でバズーカを構えているポーズで固定しました。
足は可動を残してありますので、少しはポーズを変えて遊べます。

ベースには、発射スイッチがあります。
スピーカーとスイッチ.jpg
スイッチを押せば、いつでもバズーカを発射できます。
スピーカーのカバーは、100均のミニスピーカーから外したものです。
見た目より大音量で鳴ります。

後ろからです。
後ろから1.jpg
この角度からでも、モノアイの光が見えます。

モノアイは、レールを付けました。
モノアイレール.jpg
ザクのモノアイはカメラであって欲しいので、内部を作り直しています。

サイトにはゲージが浮かび上がります。
サイトスコープ.jpg
サイトが光るのはヘンなのですが、光った方がカッコイイので光らせました。
サイトゲージが電飾で浮かび上がります。

バーニアは意味を持って発光します。
バーニア.jpg
バーニアも発光しますが、点灯するのは発射の反動を打ち消す時のみです。
おそらく自動的に作動する様に出来ているだろうと推測して付けました。

発砲の光は強力です。
発砲1.jpg
多分、昼間の明るいところで見たら大した事が無いかも知れませんが、部屋を暗くして発射すると結構な明るさです。
重低音の発射音でそう感じるだけかも知れませんが。

さて、これまでの製作のポイントをまとめた動画をYouTubeにアップしています。

ツイッターではサイズの制約で公開できませんので、申し訳ございませんが、直接ご覧頂くしかありません。
2分33秒 BGM&効果音あり
よろしくお願いします!
最後まで製作記を読んで頂き、ありがとうございました。



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