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曲が完成したよん [楽しい作曲]

コブクロ系の曲のボーカルとコーラスをレコーディングしました。
ボーカルさんは今回初めてレコーディングをしたので、初めは緊張していたのですが次第に慣れて来て本領を発揮してきました。
ボクもそうなんですが、ボーカルのレコーディングはせいぜい5テイクくらいで喉が限界になります。
せっかく調子が出てきたボーカルさんも限界に達してしまい、満足な出来とはいかなかったみたいです((+_+))
このへんがカラオケとは違うところなんですよね。
ボクはコンプレッサやショートディレイを録音時にかけてしまいますが、録音したばかりの声は自分の声じゃないように聞こえますし、残響が全く無いので歌唱力がストレートに出てきます。
エフェクト前のミックスを聞くと、みんな大抵ガッカリしますが、そのへんもカラオケとは根本的に違うところです。
さて、ボーカル、コーラスとレコーディングが終了してからがボクの仕事です。
まずはUSB経由でパソコンに移して、両パートへソフト的にレベル調整とコンプレッサーをかけて音量を均一にしておきます。
まずはボーカルパートです。
初めに空間系のエフェクトを加えますが、今回はコブクロ系なのでリバーブはROOM系を薄くかけて済ませ、代わりにディレイで広げます。
音質を変えてしまうコーラスは入れず、イコライザーで2KHzを少し上げて400Hzをさげ、仕上げにディエッサーを加えて歌詞を聞き取りやすくします。
次にコーラスパートは、ショートディレイでダブリングっぽくして厚みを出してからフランジャーみたいなコーラスをかけてウネリを付けておきます。
それをイコライザーで高音を強調してサラサラした感じにしておき、短めのホール系のリバーブで広げます。
両パートをデジタル・レコーダーに戻して、他の音源とバランスを取りながら細かな修正を加えて完成です。
ちょっと前までテープで編集していたのですが、便利な世の中になったものです(-_-)
全てデジタルで行えるので音質の劣化もなく、余計な心配をせずに製作に没頭できます。
レコーディングが終わってからCD完成までが驚くほど早くなりました。
音質だって、そこら辺に売っているCDと変わらないレベルまで持っていけます。
テープでピンポンしながら多重録音していた時代と比べると、恐ろしさすら感じますねぇ(ーー;)


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