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目とカメラアイの電飾 [ガンダム F91 製作記]

突然ですが、F91の製作記をスタートします^^
一年半程前に、マスターグレードのF91を店頭で見かけました。
その時箱絵を見て、あまりのカッコ良さに衝動買いしちゃいました(^_^*)
F91パケ.jpg
ビジュアルがカッコ良いのはもちろんですが、電飾が似合いそうなMSだな~と思った事も、購入した動機です。
とにかく素組みで良いから光らせてみたくて、勢いだけで製作して、すでに完成しています。
先日、久しぶりにツイッターへ動画を上げたところ、ありがたい事に、大きな反響を頂きましたので、製作記としてブログで記事にすることにしました。
ガンダムは一番売れているプラモですので、電飾したいだけで製作した(しかも素組)なんて、ガンプラモデラーさんに笑われてしまうかも知れませんが、ガンプラを電飾してみたいと思っている方のお役に立てれば幸いです。

さて、まずは素組みしました。
F91前後.jpg
電飾したいキットは、一度組み立ててみます。
配線をどう通したら良いのか、LEDはどこにどんな向きで取り付ければ良いのか、電源はどうするか、どんな加工が必要になるのか・・・
電飾は説明書に書いていない改造工作になりますので、おおよそのプランを練っておかないと後で思い掛けないトラブルになります。
特に電源をどうするのかをこの時点で決めておかないと、CRDを使うのか抵抗で済ませるのか、後で変更できない仕様となりますので、最初のプランニングは大事です。
あ、もちろん、ダボは短くして分解しやすくしておくのも大切ですね^^

まずは目を発光させてみます。
目にLED.jpg
A キットの状態です。
  目のパーツはクリアーなので、電飾しやすいですね。
  パーツがはまる部分の一部(赤い部分)をカットすれば、チップLEDが収まり
  そうです。
  ガンプラを電飾したい場合、サイズ的にどうしてもチップLEDを使う必要が
  あります。
  普通の3mmの砲弾型LEDでは、大きくて収まらない場合がほとんどです。
B 目のクリアーパーツをブラックで塗装して、目の部分だけ塗装を剥がします。
  ブラックは表面だけ吹き付けて、裏側はクリアーのままに仕上げます。
  時々裏からLEDで照らしてみて(この時は3mmLEDをボタン電池で挟んだ
  ライトを使います)充分に遮光できているか確認します。
  コツは薄く何度も重ねる事で、塗装膜を薄く仕上げる事ですね^^
  乾燥したらサンドペーパーで目の部分だけ削りますが、余計な部分まで削って
  しまうと光が漏れてしまうので、マスキングテープを貼って保護しておくと良い
  かも知れません。
  目の部分だけマスキングして塗装すれば?と思うかも知れませんが、表面が綺麗
  な状態だとLEDの光が丸見えになります。
  ペーパーで削ることで細かいキズが付き、光を拡散してくれるので、目の部分
  全体が光ってくれるメリットがあります。
  ちなみに、ペーパーは#400くらいが最適だと思います。
C ダボを削って出来た空間へ、チップLEDを仕込みます。
  このLEDは1608タイプと言うもので、1.6mm×0.8mmと米粒みたいな大きさ
  です。
  これにポリウレタン線という極細の配線をハンダ付けするのですが、ごめんなさい
  初めてハンダ付けする方にはかなりの難易度となります。
  ここでハンダ付けの方法を書いていたら製作記が進みませんので、宣伝になって
  しまって恐縮ですが「電飾しましょっ!」という本を参考にして下さい(^_^*)
  目は薄い青に発光して欲しいので、白色LEDにクリアーブルーで着色しました。
  配線はすぐ後ろに穴を開けて裏側へと逃がしています。
D 発光させてみた様子です。
  LEDは両目の間(こめかみ?)に設置しましたので、1個のLEDで両目を発光
  させる事ができました。
  目の表面に細かいキズがあるので、光が全体に行き渡り、LEDの位置も判らなく
  してくれています。
  ただ光れば良いわけではなく、ちょっとした手間をかけてあげれば、もっとカッコ
  良く光ってくれますので、電飾の面白い部分ではないかと思います。

ガンダムに限らず、ロボは目が光るとイケメンになります。
目の発光状態.jpg
ハッキリ言って、電飾は面倒くさい工作ですけど、ちゃんと効果は返ってきます。
まぁ、工作全般に言えることなんですけどね(^_^*)

ついでに、頭頂部のメインカメラも発光させてみます。
メインの光.jpg
ここもクリアーパーツがハメ込まれますので、裏から照らせば上手く行きそうです。
丁度四角のパーツ構成になっていますので、その中に1608チップLEDを収めました。
白いボディは光を透過しやすいので、一応遮光の塗装もしています。
別のパーツでフタをしてくれるので、配線は後ろへ逃がしてパーツに穴を開けて首まで通しました。
こうしておかないと、配線の太さの分でヘルメットパーツが組めません。

あと、このキットは顔の両サイドが開きますので、内部にメカを追加しました。
カバー内にメカ.jpg
隙間はそんなに無いのですが、ビークルコレクションのY-Wingからメカを切り出してハメ込んでみました。
カバー内側には、エッチングの格子を貼り付けてみたりして(^_^*)
ここだけは塗装する必要が出てきちゃいましたけど、ちょっとした遊び心です。

両方光らせたの図
目とカメラ発光.jpg
塗装やシールではなく、本当に光っているので、周辺も照らされてリアル感マシマシです。
この景色が見たくて電飾しちゃうんですよね(^_^;)

次回はシールドの電飾をご紹介したと思います。
よろしくお付き合い下さい(^^)/

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ビームシールドの電飾 [ガンダム F91 製作記]

今回はビームシールドの電飾の様子をご紹介します^^

ビームシールドはグリーンの透明パーツが付属していて、シールドを出していない時は取り外す仕様になっています。
ビームを発生させる装置らしきダクトがパーツ化されていますので、ここにチップLEDを仕込みます。
LEDの分削る.jpg
ダクトの裏にLEDを収めるへこみを彫りました。
表面になる部分は残して、光が横方向にしか出ない様にしています。
裏側からは光が出ちゃいますけど、肉厚がそんなに無いので仕方ありませんね^^

六角形なので、LEDは6個取り付けます。
LEDの配置.jpg
LEDは外側に向けて配線は裏側へと逃がしました。
シールドパーツの断面から光を入れて、シールド全体を光らせる作戦です。
LEDはエポキシ接着剤でガッチリ固定しました。
今回はスペースの都合でチップLEDを使いましたが、実はチップLEDは光の照射角度が120度くらいあるものが多いです。
普通の砲弾型LEDは30度、あっても60度~80度と、光が直線的に出てくるので、今回の様に光が広がって欲しい場合は、チップLEDを使った方が効果的な場合があります。
例えば、部屋の照明とか、街灯とかですが、逆にサーチライトとか、エンジン噴射などは照射角が狭い方が効果的ですね。
場面に合ったLEDをチョイスするのも、電飾を効果的に見せる工夫の一つです。

シールドを開口して、光を入れる断面を作ります。
シールド開口.jpg
元のパーツ状態は、パーツをしっかり保持するために、ほぼ塞がっています。
光が出てくるダクトに断面を作るため、ピッタリハメ込める様にカットしました。
断面といっても1mmくらいしか厚みが無いので、出来るだけ多くの光を取り込めるように、パーツの形状にピッタリと合わせます。

裏に抵抗を付けて、配線をまとめます。
抵抗.jpg
保護抵抗はLED1個に対し、1本必要です。
今回は電源電圧が5Vなので、3Vが必要な白色LEDは1個しかドライブできません。
なので、5Vを均等に配分する並列つなぎで配線します。
回路図のように、5Vからタコ足のように並べていく繋ぎ方で、全部のLEDに5Vが行き渡ります。
これに対し直列つなぎという方法もあって、それぞれ向き・不向きがあります。
直列つなぎについては、また別の機会に解説しますね。
保護抵抗330Ω(オーム)ですが、今回はスペースが小さいので、チップ抵抗を使いました。
鬼の様に細かいハンダ付けですので、要求される工作スキルは高いです^^
自信のない方は、配線だけ引き伸ばして、腕の中で抵抗をハンダ付けしてもよろしいかと思います。
ただ、こんな狭い場所で、なんでわざわざハンダ付けしているかというと、最終的に5Vとマイナスの2本だけにしたかったからです。
シールドはシリンダーで出し入れできたり、角度を変える事ができるので、出てくる配線は出来るだけ少なくしないとかっちょ悪いんですよね。
どうせ裏側なので、そんなに見えないから、たくさんの配線が見えても仕方無いと言う選択も、ボクは全然OKだと思います。
んで、チップ抵抗はハンダ付け部分が小さいので、外れやすいです。
発光テストが済んだら、すぐにエポキシ接着剤で固めてしまいます。

シールドを取り付けてみます。
はめ込み.jpg
LEDの光がシールドパーツの断面に来る位置で固定します。
光らせてみると、思ったより端まで光が届いてくれて満足でした。
光ったところ.jpg
暗いところで見れば、こんな感じで光ってくれます^^
パーツそのままで何も加工していないのですが、シールドの端から光が出てきて、輪郭まで光ってくれていますね。

更に、マイコンで明減させました。
マイコン.jpg
これはPIC(ピック)という、自分でプログラムを作って書き込むことで、あとは電源を繋ぐだけでプログラム通りにLEDを制御してくれるマイコンです。
今回は特別に小さなマイコンを使いました。
これにフワッと点いてフワッと消えるプログラムを書き込んで、袖に内蔵しています。
シールドの配線を苦労して2本にまとめたのも、このマイコン制御をしたかったからでした。
えー、また宣伝になって恐縮ですが、PICマイコンの使い方をまとめた書籍「電飾しましょっ!2 PIC編」がございます(^_^*)
そこに載っているプログラムで、LEDをフワフワ明減させることが可能になります。
ただ、模型製作とは掛け離れた技術となり、読んですぐ出来るような甘いものではありません。
揚げ足を取るようで申し訳ありませんが、習得するにはそれ相当の覚悟が必要だということだけは言わせてください。
もっと簡単にPICが使えれば、光の表現に強力なアイテムになるのですがねぇ(-_-)
とはいえ、無理にPICを使わなくても、シールドが光るだけでも充分にカッコイイと思います。

次回は交換可能な腕の製作をご紹介させて頂きます。

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差し替え可能な手 [ガンダム F91 製作記]

今回は手を差し替え可能にして、ビームサーベルとビームライフルを選択可能にする工作です。

キットの手は、手の平から分割されています。
パーツの構造.jpg
サーベルの持ち手と、ライフルの持ち手を取り替えられるので、どちらを持っても自然な握り方になるナイスな構造です。

この構造を利用して、どちらの手でも電飾可能にしてみます。
コネクタ.jpg
手の甲の中に、3ピンのソケットを付けました。
真ん中のピンだけ残して、ボールジョイントに固定するための補強にします。
配線はボールジョイントに開けた穴から引き出しました。
手首を動かしても、配線に影響が一番出ない位置になります。
親指も取り付け、コネクタ部分が出来ました。
このコネクタは、サーベルとライフル共通となります。

サーベルから電飾していきますよ^^
サーベルのピン.jpg
サーベルを持った指パーツをカットして、ピンコネクタを取り付けます。
ピンコネクタのハンダ付けした部分は盛り上がりますので、指バーツの受け部分(A)にくぼみを作って、ピッタリと接着する事で強度を上げます。
ピンは3ピンで、マイコン出力、GND(マイナス)、5Vという配置になっていますが、サーベルの場合は発光させるだけなので、5VとGNDだけ使っています。
配線はサーベルの柄の中を通り、3mmのグリーンLEDに繋がっています。
元々は砲弾型でしたが、ツバを削って円筒形に加工しています。

指のパーツを取り付けました。
ビーム取り付け.jpg
サーベルのビーム部分は、3mmの穴を開けてLEDを差し込んでいます。
出来るだけ根元まで差し込みたいところでしたが、このビーム部分は軟質樹脂で出来ていて穴が開け難く、ここまでしか差し込めませんでした。

発光させてみましたよ
ビーム発光.jpg
3mmLEDは光量が大きいので、ビームの先端まで光が届いてくれました。
ちょっとだけヤスって光を拡散させています。
サーベルを持った指を差すだけで発光する仕組みが出来ました。

次はビームライフルです。
ライフルにLED.jpg
A 先端にグリーンの1608チップLEDを取り付けました。
  出来るだけ強い光で発光して欲しいので、銃口からちょっぴり飛び出した位置
  に固定しています。
  このLEDの配線はマイコンからの信号ピンに繋ぎます。
B サイトも発光させてみました。
  こちらは5Vを繋いで、取り付けたら発光する様になっています。
サスガの極小PICでもライフルの中に収納することは無理でした^^
もしマイコンが入っていたなら、コネクタが2ピンで済んだのですがね~

指パーツを取り付けます。
ライフルにもピン.jpg
こちらも3ピンの端子を取り付け、サーベルと同じ方法で指を付けました。
ライフルピン完成.jpg
ちゃんと引き金を引いているような感じに仕上がってシメシメですが、3ピンの端子も何とか収まってよかったです。
試しに点灯させてみたら、LED直出しのおかげで充分な明るさです。
ライフルLED直出し.jpg

手の甲にある3ピンはライフルとサーベルで共通ですので、差し替えても電飾が楽しめます。
共通コネクタ.jpg

でも、ライフルを撃ちっぱなしでは変ですよね^^
普段は消えていて、時間が経つと撃つように、マイコンでコントロールしてみました。
マイコンは袖.jpg
マイコンを内蔵させる空間が無いので、腕のフレームの一部を削って無理矢理押し込みました。
保護抵抗は1/6W(ワット)の小型のタイプで330Ωを詰め込んでいます。
なんでこんな狭いところにマイコンを置くのか?胴体に置けば楽なのに!と思う方がおられるかも知れませんが、ここにマイコンを置くことで、配線が5VとGNDの2本に減らせます。
稼動する肘の中に配線を通すので、出来るだけ本数を減らして置きたかったワケです。
腕に配線.jpg
二重関節となる肘の、カバーになるパーツは裏側に隙間が大きくあるので、その中を通すことで可動と電飾を両立させています。
電飾したから動かすことが出来ないというのは、ちょっと残念ですよね。
出来るだけ可動と電飾を両立させる工作をしておくと、ポージングが自由になりますから、見た目は大きく違ってくると思います。

さて、これで差し替え可能で電飾とマイコン付きのウェポンが完成しました。
差し替え可能に.jpg
手軽で確実に差し替え可能にするには、それなりの面倒臭い工作が必要になりますが、展示会でオタオタしたくないし、故障やトラブルも少なくなりますから、苦労した分の見返りは大きいです。

実際の動作の様子は、製作記の最後に動画で上げてみますね。
次回は胸と電源供給の工作をご紹介させて頂きます^^

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胸と電源供給 [ガンダム F91 製作記]

今回は胸の電飾と電源供給コネクタの製作です。

このキットは電飾に対応していて、別売の電飾ユニットを組み込めば胸とバックパックが発光します。
標準で電飾が楽しめるのは大歓迎で、誰でも失敗することなく電飾が楽しめる意義は大きいですね^^
ただ、別売りの「発光ユニット(白)2灯式」の価格は2200円と、高過ぎませんかね(^_^;)
100均のライトを組み込んだ方が、もっと明るいしお安いって・・・

さて、まずは背中の扇子みたいなバックパックですが、ディテールが少ないと感じたので、ちょっと追加しました。
せなかの.jpg
パネルラインをスジ彫りして、プラ板で小さなダクトを追加してみました。
でも、なんかイマイチ(^_^;)
何もないよりはマシかな?って感じです。
そもそもこのフイゴみたいなバックパック、あんまりカッコイイとは思えないのは、ボクだけでしょうか^^

胸は鳥かごみたいな格子になっています。
胸のカゴ.jpg
ココは電飾ユニットで発光しますが、全部の格子が開口されていないので、ナイフでホジホジして開口部を増やしました。
内部にはメタリックオレンジのメカが入って、隙間から漏れてくる光で発光します。
でも、ボクのイメージでは格子全部が発光して欲しいので、オレンジのパーツは使わないで強力な光にしてみます。
ただ裏にLEDを置いても、LEDがある部分だけ強力に発光して、周りはイマイチとなります。
そこで、裏側に「おゆまる」をムギュッと押し付けて、光を拡散してくれる半透明なフィルターを作りました。
これで少しは光が拡散してくれるはずです。

スタンドとの接続部分にLEDを取り付けます。
胸のLED.jpg
スタンドはF91の腰あたりに差込み、ここにLEDを取り付ける仕様になっていますね。
LEDを3mmのアイスブルーにして、胸の格子用に1個と、背中のバックパック用にもう1個、計2個のLEDを取り付けました。
LEDは熱収縮チューブを使って、先端だけ光るようにしてから取り付けています。

胸LEDスタンドへ.jpg
差し込み部分の横に、2ピンのコネクタを取り付け、スタンドに取り付けると5Vの電源が接続されるようにしました。
背中に取り付け.jpg
このスタンドを取り付けてから、バックパックを取り付けるのでコネクタや配線は見えなくなります。
胸とバックパックのLEDの他、電源も供給出来るようになりました。
スタンドが付いていないとダメですけど^^

LEDを強力にした事もありますが、首の付け根からも光が漏れてしまいます。
首の遮光.jpg
顔が下から照らされると、肝試しみたいになっちゃうので、プラ板で穴を塞ぎました。
首のボールジョイントは、このプラ板に接着すればOKです。

パーツが透けてしまうので、遮光の塗装をしました。
胸 黒で遮光.jpg
今回は塗装しないで仕上げるクセに、遮光の塗装はしっかり行います^^
電飾は綺麗に光るとカッコ良いのですが、パーツがスケスケではガッカリです。
ちゃんとマスキングして、意地でも表面は塗装しないでおきました^^

組んで発光させたの図
胸発光.jpg
胸は「おゆまる」を使っても、光の強弱を無くすこたは出来ませんでした。
均一に光らせるには、もっと「おゆまる」を足せば良いのですが、当然光は弱くなります。
後から開口した部分も綺麗に光ってくれているので、これでヨシとしました。
背中発光.jpg
背中も細かい隙間まで綺麗に光ってくれたので満足です^^
今回はアイスブルーを使いましたが、別の色でもカッコ良いでしょうね。

次回は最終回、ふくらはぎとベースを予定しています。

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ふくらはぎとベース [ガンダム F91 製作記]

今回は最終回、ふくらはぎの電飾とベースの製作です^^

ふくらはぎにはスリットがありますが、ここも発光させたいと思います。
普通にLEDを仕込めば発光出来ますが、どうせなら裏のルーバーと連動させてみようとTRYしてみました。
足 スイッチ.jpg
A 超小型のスイッチです。
  秋月電子通商のディテクタスイッチ(2020.02現在)
  http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-05031/
  押されるとONになるタイプですが、小さい上に耐久性が高くてお気に入りです。
B 3枚のルーバーは連動して開きます。
  内部のリンク部分にプラ板を貼って、スイッチを押せる分、増量しました。
C スイッチ側も受け動作に支障が出ないように、作動部分を延長しています。
D 発光するスリット部分には、ヤスって曇らせた透明プラ板を挟みました。
  LEDの光を拡散させ、全部のスリットを均一に光らせるためです。

ルーバーが開くとスイッチが押される仕組みです。
足 LED.jpg
アイスブルーのLEDを仕込んだ状態です。
3mmのLEDがそのまま、ギリギリ入りました。
ルーバーが開くと、スイッチが押されてLEDが発光する位置関係になっています。

保護抵抗は足の付け根です。
足 抵抗.jpg
保護抵抗は330Ω。
足の中はフレームでキツキツなので、配線だけを引き伸ばして、抵抗はこんなところに取り付けました。
発光したところです。
足 発光.jpg
スリットから光が漏れている感じで、狙い通りに発光してくれました。
光が周辺も照らしてくれて、幻想的な感じです。

頭部に仕込んだ目とメインカメラのLEDの保護抵抗も、エリの裏に追いやられました^^
首 抵抗.jpg
足もそうですが、首も途中でまとめてしまって、5VとGNDの2本だけにしています。
内部を引き回すには、配線の本数は少ない方が助かります。
ここもまとめてしまったら、エポキシ接着剤で配線や抵抗を固定してしまいました。
不意に触って断線!なんてトラブルを予防するためです(何度もやって学習したんよ)

最後に、スタンドの製作です。
スタンド化粧.jpg
スタンドが無いと電源を供給できないので、ワリと重要な部分です。
スタンドの支柱の一番下にプラ板を貼り、USBコネクタを取り付けました。
この支柱はアチコチ穴があって強度が不足しており、F91を取り付けるとフラフラします。
電飾ユニットを基部に内蔵させる構造なので、工作のやり易さから仕方無かったのでしょう。
ちょっと不安だったので、プラ板を貼って補強しました。
F91は塗装しないのに、スタンドは塗装するヘンテコな事になっています^^

USBコネクタが出来ました。
USBは出来たけど.jpg
ここにUSBケーブルを差し込めばF91に給電できます。
USBなら、コンセントからUSB付きのアダプタが使えるし、パソコンやTVからでもOKです。
モバイルバッテリーも使えるので、コンセントの無い展示会でも大丈夫ですね。
規格品って素晴らしい(^^)
んで、このベース、六角形なのは良いけど、穴が開きすぎていてカッコ悪いです。

プラ板で囲んで、穴を隠してみました。
プラ板で囲む.jpg
ついでに、デカールを自作して貼り付けてみました。
穴だらけのベースより、いくらかマシになったと思います。

しかも、どうせ作るならと、このベースにモバイルバッテリーを収納可能にしました。
モババテ内蔵.jpg
100均で500円で売っていた3000Ahのモバイルバッテリー(20cmケーブル付き)を、ベースの下へ収納できます。
ちょっと飛び出していますが、裏側なので目立たないし、電池残量確認のスイッチも押せます。
バッテリーの重さで安定感も増しました。
ちなみに、展示会で一日中点灯させていても、残量ランプは1個消えただけでした。
これなら2日間ある静岡ホビーショーでも、安心して展示できますね。

さて、これでF91の製作記は終了です。
完成画像は別記事としてアップしますね。

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ガンダムF91 完成画像 [ガンダム F91 製作記]

ガンダムF91の完成画像です。

箱絵に一目惚れして購入したF91ですが、電飾が似合いそうなMSだった事も購入の理由でした。
塗装はせず、純粋に電飾だけを楽しもうと思ったので、大して改造らしい工作はしていません。
素組みにガンダムマーカーでスミ入れして、トップコートしただけの簡単フィニッシュです。
ガンダムを本気で作っている方々に怒られてしまうのではないかと、あまり積極的に公開していなかったのですが、ツイッターに動画を上げたところ、意外にも反響が大きかったので製作記を書いてみる事にしました。
ガンプラを電飾してみたいという方の、参考になってくれたら嬉しいです(^^)

さて、マズは全体です。
完成 全体1.jpg
目、メインカメラ、胸の格子、ビームシールド、ビームサーベル or ビームライフル、ふくらはぎのスリットを電飾しました。
キットのままでも、別売の電飾ユニットを組み込めば胸の格子が発光します。
その他の部分は全部、自分の知恵でLEDを組み込まなくてはなりません。
LEDの位置や数、配線の通り道や繋ぎ方、説明書には無い工作になりますので、メンドクセー工作になります。
それを楽しいと感じられるか、苦しいと感じるか、モデラーによって感じ方は様々でしょう。
電飾は楽しいけど、強制はしません。
面白そうだと思ったらやってみて下さい(^^)

右手首はサーベルとライフルに差し替え可能です。
ライフル.jpg
サーベルは、差し替えるだけでビーム部分が発光します。
ライフルの場合はマイコン制御でふわ~っと点灯してパッと明るくなり、ス~ッと消えていく光り方をします。

胸の格子は強力な光にしました。
胸の格子.jpg
別売の電飾ユニットでは光が弱く、昼間では光っているのか判らないトホホな状態です。
塞がっている格子も開口して、アイスブルーのLEDで強力な光にしました。

バックパックも強力です。
背中のユニット.jpg
こちらもエネルギーが満ち溢れている感じで発光させました。

ふくらはぎもオマケで発光させました。
ふくらはぎも発光.jpg
ここも光ったらカッコ良いかも?と思ったので電飾しちゃいました。
後ろのルーバーと連動して、開けると光る様にスイッチを仕込んでいます。

頭部のサイドが開きます。
ハッチオープン.jpg
ここのカバーがパカッと開くので、ちょっとしたメカを追加しました。
いや、ただそれだけなんですけどね(^_^*)

ベースはバッテリー内蔵です。
バッテリー収納.jpg
電源はUSBからの5Vですので、モバイルバッテリーが使えます。
100均のバッテリーをベースに収納できるようにしました。
コンセントの無い展示会や喫茶店でも、なんなら学校の教室でも、持ち込んで見せびらかす事ができます。
やったこと無いけど。

と、言うわけで、とても楽しく製作する事ができました。
完成 全体2.jpg
自分がやりたい事、自分の好きな事しかしていないのですから、楽しいに決まっています。
電飾が似合いそうなMSはまだたくさんありますので、また作ってみたいと思います。

最後に、動画も製作したのでYouTubeに公開しました。

ツイッターで公開したものと同じ動画ですが、こちらの方が高画質です。
ぜひお楽しみ下さい(^^)/

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