手乗りデススターⅡ掲載 [VCデススターⅡ製作記]
今月のModelGraphix誌 2018-09 No.409 へ、ビークルコレクション デス・スターⅡを掲載して頂きました!

今月は艦コレ特集ですから、また売り切れちゃうかも^^
お早めに本屋さんにGOです
そんな中、ひっそりとデススターⅡを掲載して頂きました。

驚愕の縮尺で再現されたデススターは、手の平サイズながら精密なディテールで、きっとご満足頂けるでしょう
今回は90本の光ファイバーを植え、白色LED1個をボタン電池で発光させています。
それだけじゃつまんないので、ついでに回しておきました^^
詳細は紙面でご確認下さい!
よろしくお願いします
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1日1回、応援のワンクリックをぜひお願いしますm(__)m


今月は艦コレ特集ですから、また売り切れちゃうかも^^
お早めに本屋さんにGOです
そんな中、ひっそりとデススターⅡを掲載して頂きました。

驚愕の縮尺で再現されたデススターは、手の平サイズながら精密なディテールで、きっとご満足頂けるでしょう
今回は90本の光ファイバーを植え、白色LED1個をボタン電池で発光させています。
それだけじゃつまんないので、ついでに回しておきました^^
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2018-07-25 20:14
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ディテールアップ [VCデススターⅡ製作記]
ちょっと遅くなってしまいましたが、ModelGraphix誌に掲載中のビークルコレクション・デススターⅡの製作記を連載したいと思います^^
まずは仮組みしてみます。
6センチ程度の手の平サイズなのに、精密なディテールに驚きます^^

しかも、パーツ分割が絶妙で、パズルの様な組み立ての面白さも楽しめます。

塗装などしなくても、十分に楽しめるキットですね!
裏側の建造途中の部分も、しっかり作ってあって素晴らしいのですが、今回は電飾するので、あまりスカスカですと光ファイバーが見えてしまったりするので、もう少し床を追加して密度をアップさせたいと思います。

北極に近い付近が、かなり空いてしまっているので、プラ板で床を追加します。
0.3mmプラ板に建造途中のカットを入れ、1mmプラ板で壁を作って積み上げていきます。
カットは、中心から放射状になるラインを意識してカットしています。
北に行く程小さくなっていきますが、カットのパターンが上手く組み合わさる様に、下書きしながらカットしています。
1mmの壁は、光ファイバーを通すための壁になります。
エッジは薄々にしました。

サイズが小さいので、ちょっとしたプラの厚みが気になります^^
リューターで壁の境目を薄く削りますが、ディテールが複雑なので程々です。
建造途中の部分も巧みなパーツ分割で再現されていますが、直線的なカット部部が目立つと感じたので、プラ板で床を追加します。

光ファイバーで電飾するので、あまりスカスカですと光が見えてしまいます。
追加するのは、表面を覆うような感じで工作しました。
このような感じになりました。

元々のパーツも活かし、隙間を塞いだような感じです。
南半球にもディテールを加えます。

こちらはプロップでも建造が遅れている部分で、ちょっとスカスカです。
ファイバーを隠す事が出来れば良いので、床をあまり延長しないで、直線的になっている断面をディテールアップしました。
次回は電池の組み込みをご紹介したいと思います。
よろしくお付き合い下さいね^^
まずは仮組みしてみます。
6センチ程度の手の平サイズなのに、精密なディテールに驚きます^^

しかも、パーツ分割が絶妙で、パズルの様な組み立ての面白さも楽しめます。

塗装などしなくても、十分に楽しめるキットですね!
裏側の建造途中の部分も、しっかり作ってあって素晴らしいのですが、今回は電飾するので、あまりスカスカですと光ファイバーが見えてしまったりするので、もう少し床を追加して密度をアップさせたいと思います。

北極に近い付近が、かなり空いてしまっているので、プラ板で床を追加します。
0.3mmプラ板に建造途中のカットを入れ、1mmプラ板で壁を作って積み上げていきます。
カットは、中心から放射状になるラインを意識してカットしています。
北に行く程小さくなっていきますが、カットのパターンが上手く組み合わさる様に、下書きしながらカットしています。
1mmの壁は、光ファイバーを通すための壁になります。
エッジは薄々にしました。

サイズが小さいので、ちょっとしたプラの厚みが気になります^^
リューターで壁の境目を薄く削りますが、ディテールが複雑なので程々です。
建造途中の部分も巧みなパーツ分割で再現されていますが、直線的なカット部部が目立つと感じたので、プラ板で床を追加します。

光ファイバーで電飾するので、あまりスカスカですと光が見えてしまいます。
追加するのは、表面を覆うような感じで工作しました。
このような感じになりました。

元々のパーツも活かし、隙間を塞いだような感じです。
南半球にもディテールを加えます。

こちらはプロップでも建造が遅れている部分で、ちょっとスカスカです。
ファイバーを隠す事が出来れば良いので、床をあまり延長しないで、直線的になっている断面をディテールアップしました。
次回は電池の組み込みをご紹介したいと思います。
よろしくお付き合い下さいね^^
2018-08-11 13:09
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電池組み込みと影付け [VCデススターⅡ製作記]
今回は、電池の組み込みと、建造途中部分の塗装です。
デススター本体の電飾は、ベースから電源をもらう方式ではなく、電池で独立した回路を組みます。
回転させたいので、電源の供給が難しくなってしまうからです。
ブラシ式にして、回転しても給電できる装置を作る事は可能ですが、複雑になればそれだけトラブルが発生しやすくなりますので、出来るだけシンプルな方法にすることが、長く楽しめるコツですね^^
電池を内蔵させるため、本体内部に電池ボックスとスイッチを作ります。

A 銅箔(ホームセンターでナメクジ除けとして販売されています)を
カットして、リード線をハンダ付けしました。
B プラ板で電池がちょっとハミ出る大きさを箱組みして、電極とスイッチ
を取付けました。
電極は穴をを開けて折り返し、電池の抜き差しで外れてしまわない様に
しておきます。
C 本体のパーツの一部をカットして取付けます。
電池ボックスの厚みは、電池と同じサイズになっていて、電極の厚みの
分で押さえ付けられて接触不良を防ぎます。
パーツ側にマイナスの電極を取付けますが、ここでも銅箔を折り返して
外れてしまうトラブルを防いでいます。
D スイッチのための穴も開口して、電源装置が出来ました。
今回は3Vの電池1個(CR2032)で、5mmLED1個を発光させます。
計算上の駆動時間は18時間です^^
遮光と陰影を付けるため、ブラックで塗装します。

光が透けてしまうのを防止する事と、立体感を強調するシャドー吹きをするため、全パーツをブラックで塗装しました。
モデルカステンの新塗料「遮光ブラック」を、ガイアの溶剤T-01hで2.5倍に希釈して吹いています。
こちらは遮光を目的として開発されただけあって、薄い塗膜でもバッチリ遮光してくれますので、電飾モデラーにはオススメの一品です。
完成した状態になりますが、アクセスパネルの様子です。

パーツの一部を取り外して、電池交換やスイッチのオンオフを行います。
合わせ目が気にならない精度を持つ、バンダイならではの方法ですね。
続いて、建造途中部分をグレーで塗装します。

グレーは、青味がある338 FS36495を使いました。
上から下に向かって吹きつけ、段差に影を作って立体感を増加させています。
元々緻密なモールドが入っていますが、この塗装で更に密度感がマシマシになってくれます。
建造途中から表面に繋がる部分は、ブラックを残します。

完成している表面部分へ、建造途中のディテールが潜り込んでいくのですが、境目にはブラックが残る様にグレーを吹き付けています。
横方向から見た時、奥がふさがっているのが見えない様に、暗くして目立たなくしています。
表面パーツにもグレーを吹きつけ、仮組みしてみました。

建造物の段差に影を付けたことで立体感が増し、表面との境目は徐々に暗くなって、リアルになったと思います。
こうなると、もう追加した部分がどこなのか判りませんね^^
表面へのグレーの吹きつけも、上から下へと吹き付けています。

こちらも下地のブラックを活かして、影を作ることで立体感を増加させています。
わずかな明暗ですが、特に建造途中との境目には効果的です。
これはスミ入れでは表現できない効果ですので、この段階で塗装しておきます。
次回は塗装の様子をご紹介したいと思います。
デススター本体の電飾は、ベースから電源をもらう方式ではなく、電池で独立した回路を組みます。
回転させたいので、電源の供給が難しくなってしまうからです。
ブラシ式にして、回転しても給電できる装置を作る事は可能ですが、複雑になればそれだけトラブルが発生しやすくなりますので、出来るだけシンプルな方法にすることが、長く楽しめるコツですね^^
電池を内蔵させるため、本体内部に電池ボックスとスイッチを作ります。

A 銅箔(ホームセンターでナメクジ除けとして販売されています)を
カットして、リード線をハンダ付けしました。
B プラ板で電池がちょっとハミ出る大きさを箱組みして、電極とスイッチ
を取付けました。
電極は穴をを開けて折り返し、電池の抜き差しで外れてしまわない様に
しておきます。
C 本体のパーツの一部をカットして取付けます。
電池ボックスの厚みは、電池と同じサイズになっていて、電極の厚みの
分で押さえ付けられて接触不良を防ぎます。
パーツ側にマイナスの電極を取付けますが、ここでも銅箔を折り返して
外れてしまうトラブルを防いでいます。
D スイッチのための穴も開口して、電源装置が出来ました。
今回は3Vの電池1個(CR2032)で、5mmLED1個を発光させます。
計算上の駆動時間は18時間です^^
遮光と陰影を付けるため、ブラックで塗装します。

光が透けてしまうのを防止する事と、立体感を強調するシャドー吹きをするため、全パーツをブラックで塗装しました。
モデルカステンの新塗料「遮光ブラック」を、ガイアの溶剤T-01hで2.5倍に希釈して吹いています。
こちらは遮光を目的として開発されただけあって、薄い塗膜でもバッチリ遮光してくれますので、電飾モデラーにはオススメの一品です。
完成した状態になりますが、アクセスパネルの様子です。

パーツの一部を取り外して、電池交換やスイッチのオンオフを行います。
合わせ目が気にならない精度を持つ、バンダイならではの方法ですね。
続いて、建造途中部分をグレーで塗装します。

グレーは、青味がある338 FS36495を使いました。
上から下に向かって吹きつけ、段差に影を作って立体感を増加させています。
元々緻密なモールドが入っていますが、この塗装で更に密度感がマシマシになってくれます。
建造途中から表面に繋がる部分は、ブラックを残します。

完成している表面部分へ、建造途中のディテールが潜り込んでいくのですが、境目にはブラックが残る様にグレーを吹き付けています。
横方向から見た時、奥がふさがっているのが見えない様に、暗くして目立たなくしています。
表面パーツにもグレーを吹きつけ、仮組みしてみました。

建造物の段差に影を付けたことで立体感が増し、表面との境目は徐々に暗くなって、リアルになったと思います。
こうなると、もう追加した部分がどこなのか判りませんね^^
表面へのグレーの吹きつけも、上から下へと吹き付けています。

こちらも下地のブラックを活かして、影を作ることで立体感を増加させています。
わずかな明暗ですが、特に建造途中との境目には効果的です。
これはスミ入れでは表現できない効果ですので、この段階で塗装しておきます。
次回は塗装の様子をご紹介したいと思います。
2018-08-13 11:27
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塗装 [VCデススターⅡ製作記]
今回は塗装の様子をご紹介します
ブラックで立ち上げ、338(FS36495)で影を付けました。
これが一番明るい部分になります。
ここから3段階で濃淡の違うグレーを重ねていきます。

太い溝だけをマスキングしました。
小さな四角を少々と、レーザーの皿の内部も少しだけマスキングしています。
全部で3回重ねるので、最終的なイメージの1/3程度のマスキングとなります。
重ねるのは、こちらのグレーになります。

一番明るい部分は338、マスキングして307、更にマスキングして305と重ねて、濃度の違う四角パターンを表現します。
ただ、最終的には338を重ねて調整しますので、このサイズでは濃淡の違いはほとんど判別できません^^
今更ですけど、2段階でも充分だったと思います。
2段目、307を重ね吹きしました。

一気に青になりました^^
このサイズでも諧調の違いを出すため、敢えて色調の違うグレーを使っています。
よく見ないと判りませんが、ちいさな四角のマスキングをテキトーに貼り付けています。
最後のグレー305を吹き付けました。

建造途中のディテールがある場合は、一応マスキングしてグレーを重ねています。
また、せっかく影を付けた部分も、塗り重ねてしまわない様に吹き付ける方向を意識しています。
マスキングを剥がしてみます。

マスキングは2回行ったので、最後のグレーと合わせれば3段階の塗りワケとなります^^
予想通り、小さな四角の諧調の違いはほとんど判りませんね
全体の色調を338グレーで調整します。

ランダムなムラを付けて吹き付けています。
ここでも、せっかく付けた影の部分を残す様に吹いています。
小さな四角は、ほとんど塗り潰されてしまいますが、全体の雰囲気が優先です。
それに、よーく見ると塗りワケされてる!くらいがちょうど良いと思います。
ホワイトでスミ入れします。

エナメルのホワイトを、パネルラインに流します。
ホワイトは発色が悪いので、乾燥したらまた流すを3回くらいだったかな?行っています。
ただ、これもキッチリ発色させてしまうとオモチャっぽくなりますので、周辺から浮かない程度で充分だと思います。
パステルで濃淡を加えます。

タミヤのウェザリングマスターBセットの「スス」を、ティッシュに取って、なでる様にこすり付けます。
エッジが引き立ち、輪郭が浮き出てきます。
ティッシュは円を描く様にしたり、ポンポン置いたり、変化を付けて乗せて、ランダムな粒状感が出るようにしています。
このサイズで粒状感を出すには、パステル系で表現するしかありませんでした。
最後につや消しでトップコートして完成です。

最終的な仕上がりのグレーを意識して、マスキングやスミ入れ、汚しは全て控え目で仕上げています。
せっかく手間と時間を掛けて塗り重ねて来ましたが、巨大感を出すために大事なのは、全体として統一された仕上がりだと思います。
なんて、ちょっと偉そうですかね^^
次回は、光ファイバーの組み込みをご紹介したいと思います。
ブラックで立ち上げ、338(FS36495)で影を付けました。
これが一番明るい部分になります。
ここから3段階で濃淡の違うグレーを重ねていきます。

太い溝だけをマスキングしました。
小さな四角を少々と、レーザーの皿の内部も少しだけマスキングしています。
全部で3回重ねるので、最終的なイメージの1/3程度のマスキングとなります。
重ねるのは、こちらのグレーになります。

一番明るい部分は338、マスキングして307、更にマスキングして305と重ねて、濃度の違う四角パターンを表現します。
ただ、最終的には338を重ねて調整しますので、このサイズでは濃淡の違いはほとんど判別できません^^
今更ですけど、2段階でも充分だったと思います。
2段目、307を重ね吹きしました。

一気に青になりました^^
このサイズでも諧調の違いを出すため、敢えて色調の違うグレーを使っています。
よく見ないと判りませんが、ちいさな四角のマスキングをテキトーに貼り付けています。
最後のグレー305を吹き付けました。

建造途中のディテールがある場合は、一応マスキングしてグレーを重ねています。
また、せっかく影を付けた部分も、塗り重ねてしまわない様に吹き付ける方向を意識しています。
マスキングを剥がしてみます。

マスキングは2回行ったので、最後のグレーと合わせれば3段階の塗りワケとなります^^
予想通り、小さな四角の諧調の違いはほとんど判りませんね
全体の色調を338グレーで調整します。

ランダムなムラを付けて吹き付けています。
ここでも、せっかく付けた影の部分を残す様に吹いています。
小さな四角は、ほとんど塗り潰されてしまいますが、全体の雰囲気が優先です。
それに、よーく見ると塗りワケされてる!くらいがちょうど良いと思います。
ホワイトでスミ入れします。

エナメルのホワイトを、パネルラインに流します。
ホワイトは発色が悪いので、乾燥したらまた流すを3回くらいだったかな?行っています。
ただ、これもキッチリ発色させてしまうとオモチャっぽくなりますので、周辺から浮かない程度で充分だと思います。
パステルで濃淡を加えます。

タミヤのウェザリングマスターBセットの「スス」を、ティッシュに取って、なでる様にこすり付けます。
エッジが引き立ち、輪郭が浮き出てきます。
ティッシュは円を描く様にしたり、ポンポン置いたり、変化を付けて乗せて、ランダムな粒状感が出るようにしています。
このサイズで粒状感を出すには、パステル系で表現するしかありませんでした。
最後につや消しでトップコートして完成です。

最終的な仕上がりのグレーを意識して、マスキングやスミ入れ、汚しは全て控え目で仕上げています。
せっかく手間と時間を掛けて塗り重ねて来ましたが、巨大感を出すために大事なのは、全体として統一された仕上がりだと思います。
なんて、ちょっと偉そうですかね^^
次回は、光ファイバーの組み込みをご紹介したいと思います。
2018-08-14 19:44
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電飾 [VCデススターⅡ製作記]
今回は電飾の組み込みで、本体が完成です
建造途中の部分には、光ファイバーで無数の光点を作ってみようと思います。
光ファイバーは、最小のサイズでも0.25mmまでしかありませんので、このデススターでは完全にオーバーサイズです^^
組み込むべきか悩みましたが、紙面でのインパクトを考え、加えてみる事にしました。
追加で工作した階層には、1mmの厚みで壁を作っておきましたので、そこへ0.3mmドリルで穴を開け、光ファイバーを植えていきます。

A 壁に穴を開け、光ファイバーを植えていきます。
表側から差込み、最後まで押し込んでから、裏へ瞬間接着剤で固定します。
接着した部分から光が漏れますので、瞬着は極少量です。
B 光ファイバーは、本体に開けた穴から裏へと逃がし、階層床は接着します。
C 裏では、パーツに開けた穴などを通して、ある程度まとめていきます。
元々キットのパーツだった部分にも、ファイバーを加えていきます。

A キットのパーツも、厚みのある部分に穴を開け、ファイバーを通しています。
ファイバーが表面からみえてしまう部分は、出来るだけ避けました。
B やはり本体に開けた穴から、裏側へと逃がして行きますが、接着面が上になる
場合は、一度下に通してから裏へと通しています。
C ファイバーは、パーツごとに1箇所にまとめてから、裏へ逃がしています。
その方が、ファイバーが見えてしまうリスクが少なくて済むからです。
D ファイバーを通したパーツは、接着してしまいます。
ファイバーの弾力でパーツが浮いてしまうのを防ぐためです。
後から追加する事が出来ませんので、光点のバランスを確認しながら作業を
進めています。
北半球の作業が進んでくると、LEDの位置が見えてきます。

ファイバーを植え始めた頃は、まだLEDを何処に設置するか決められませんでしたが、進んでくるとこの辺かな?という位置がわかってきます。
ここからは、プラパイプを設置したり、パーツに穴を開けたりして、ファイバーを集めながら通していきます。
このとき、パーツの合わせ目にファイバーを挟んでしまわない様に、通り道は慎重に選びます。
残りの建造途中部分にも、どんどん光ファイバーを植えていきます。

A 光ファイバーは、多ければ良いというわけではなく、ある程度間隔があった
方が光が引き立ちます。
また、横に並べたり、奥に作ったりと、変化を付けた方がリアルになります。
B パーツに穴を開け、まとめて裏に逃がす方法で、どんどん追加していきます。
C たまに外郭を取り付けてみて、影になってしまう部分には光ファイバーを植え
ません。
どうせ見えなくなってしまうなら、見える部分にファイバーを植えます。
D 南半球の長く延びた部分は、外郭まで繋がっていなかったので延長しています。
そこに光点があるとカッコイイので、無理にファイバーを取り回してみました。
光源には、LEDを1個使用しました。
電源がボタン電池1個なので、消費電力を抑えるためにLEDは1個にしたいです。
でも、ファイバーはたくさん使いたいので、口径の大きな5mmの白色LEDを使いました。

使ったのは砲弾型ですが、先端が丸いと隅に差し込まれたファイバーへ光が届きにくくなります。
先端を平らに削って平面にする事で、どこに差し込まれても光が行き渡る様に加工しました。
6mmの熱収縮チューブを被せて、お尻側だけ閉じ、遮光しつつファイバーの差込口を作りました。
裏側は大騒ぎです^^

大量の光ファイバーが1箇所に集まるので、取り回しが大変です。
プラパイプを追加したり、チューブでまとめたりしながら、LEDの位置へ誘導します。
そろそろチューブの口径くらいの量になってきたので、一度LEDへと繋いでみます。

ファイバーをカットして、LEDのチューブへと差し込んでいきますが、LEDの先端よりもちょっとだけ長くカットして、ファイバーにテンションを持たせています。
他のファイバーをいじっている時に、緩んで抜けてしまう場合があるので、LEDへ押し付ける力を付けておきます。
南半球もほぼファイバーを通し終えましたが、チューブにはまだ少しだけ余裕がありました。
残ったパーツで、チューブがほぼいっぱいになるように、本数を調節しながら仕上げます。
全てのファイバーを接続しました。

LEDと電源を繋ぎ、発光させてみました。
抵抗は使わずに、直接3Vを繋いでいます。
チューブは、ほぼいっぱいになっていますが、実は、光ファイバーを何本使ったのか数えていません。
チューブの径と、ファイバーの径から計算した本数は、約90本です。
そんなに植えたのに、光が少なく感じるのは、いつもの事です^^

それでも、光点の量としてはバランス良くちりばめられたと思います。
少ないとイマイチだし、多すぎるとうるさいし、効果としてバランスは大事です。
光が強く発光している部分がありますが、これはLEDの位置のせいではなく、断面がこちらを向いているから明るく見えるだけです。
これは、後の回転している映像でわかると思います。
外郭のパーツを取り付けて、本体の完成です。

やはり0.25mmの光点ではオーバースケールですが、全く光が無いよりはリアルに仕上がってくれたと思います。
手の平サイズのデススターに、小さな光が無数にある光景は、見ているだけで楽しくなります^^
次回は、ベースの製作をご紹介します。
建造途中の部分には、光ファイバーで無数の光点を作ってみようと思います。
光ファイバーは、最小のサイズでも0.25mmまでしかありませんので、このデススターでは完全にオーバーサイズです^^
組み込むべきか悩みましたが、紙面でのインパクトを考え、加えてみる事にしました。
追加で工作した階層には、1mmの厚みで壁を作っておきましたので、そこへ0.3mmドリルで穴を開け、光ファイバーを植えていきます。

A 壁に穴を開け、光ファイバーを植えていきます。
表側から差込み、最後まで押し込んでから、裏へ瞬間接着剤で固定します。
接着した部分から光が漏れますので、瞬着は極少量です。
B 光ファイバーは、本体に開けた穴から裏へと逃がし、階層床は接着します。
C 裏では、パーツに開けた穴などを通して、ある程度まとめていきます。
元々キットのパーツだった部分にも、ファイバーを加えていきます。

A キットのパーツも、厚みのある部分に穴を開け、ファイバーを通しています。
ファイバーが表面からみえてしまう部分は、出来るだけ避けました。
B やはり本体に開けた穴から、裏側へと逃がして行きますが、接着面が上になる
場合は、一度下に通してから裏へと通しています。
C ファイバーは、パーツごとに1箇所にまとめてから、裏へ逃がしています。
その方が、ファイバーが見えてしまうリスクが少なくて済むからです。
D ファイバーを通したパーツは、接着してしまいます。
ファイバーの弾力でパーツが浮いてしまうのを防ぐためです。
後から追加する事が出来ませんので、光点のバランスを確認しながら作業を
進めています。
北半球の作業が進んでくると、LEDの位置が見えてきます。

ファイバーを植え始めた頃は、まだLEDを何処に設置するか決められませんでしたが、進んでくるとこの辺かな?という位置がわかってきます。
ここからは、プラパイプを設置したり、パーツに穴を開けたりして、ファイバーを集めながら通していきます。
このとき、パーツの合わせ目にファイバーを挟んでしまわない様に、通り道は慎重に選びます。
残りの建造途中部分にも、どんどん光ファイバーを植えていきます。

A 光ファイバーは、多ければ良いというわけではなく、ある程度間隔があった
方が光が引き立ちます。
また、横に並べたり、奥に作ったりと、変化を付けた方がリアルになります。
B パーツに穴を開け、まとめて裏に逃がす方法で、どんどん追加していきます。
C たまに外郭を取り付けてみて、影になってしまう部分には光ファイバーを植え
ません。
どうせ見えなくなってしまうなら、見える部分にファイバーを植えます。
D 南半球の長く延びた部分は、外郭まで繋がっていなかったので延長しています。
そこに光点があるとカッコイイので、無理にファイバーを取り回してみました。
光源には、LEDを1個使用しました。
電源がボタン電池1個なので、消費電力を抑えるためにLEDは1個にしたいです。
でも、ファイバーはたくさん使いたいので、口径の大きな5mmの白色LEDを使いました。

使ったのは砲弾型ですが、先端が丸いと隅に差し込まれたファイバーへ光が届きにくくなります。
先端を平らに削って平面にする事で、どこに差し込まれても光が行き渡る様に加工しました。
6mmの熱収縮チューブを被せて、お尻側だけ閉じ、遮光しつつファイバーの差込口を作りました。
裏側は大騒ぎです^^

大量の光ファイバーが1箇所に集まるので、取り回しが大変です。
プラパイプを追加したり、チューブでまとめたりしながら、LEDの位置へ誘導します。
そろそろチューブの口径くらいの量になってきたので、一度LEDへと繋いでみます。

ファイバーをカットして、LEDのチューブへと差し込んでいきますが、LEDの先端よりもちょっとだけ長くカットして、ファイバーにテンションを持たせています。
他のファイバーをいじっている時に、緩んで抜けてしまう場合があるので、LEDへ押し付ける力を付けておきます。
南半球もほぼファイバーを通し終えましたが、チューブにはまだ少しだけ余裕がありました。
残ったパーツで、チューブがほぼいっぱいになるように、本数を調節しながら仕上げます。
全てのファイバーを接続しました。

LEDと電源を繋ぎ、発光させてみました。
抵抗は使わずに、直接3Vを繋いでいます。
チューブは、ほぼいっぱいになっていますが、実は、光ファイバーを何本使ったのか数えていません。
チューブの径と、ファイバーの径から計算した本数は、約90本です。
そんなに植えたのに、光が少なく感じるのは、いつもの事です^^

それでも、光点の量としてはバランス良くちりばめられたと思います。
少ないとイマイチだし、多すぎるとうるさいし、効果としてバランスは大事です。
光が強く発光している部分がありますが、これはLEDの位置のせいではなく、断面がこちらを向いているから明るく見えるだけです。
これは、後の回転している映像でわかると思います。
外郭のパーツを取り付けて、本体の完成です。

やはり0.25mmの光点ではオーバースケールですが、全く光が無いよりはリアルに仕上がってくれたと思います。
手の平サイズのデススターに、小さな光が無数にある光景は、見ているだけで楽しくなります^^
次回は、ベースの製作をご紹介します。
2018-08-15 20:40
コメント(4)
回転付きベースの製作 [VCデススターⅡ製作記]
今回は、ベースの製作をご紹介します。
キットのベースでも飾るには充分ですが、今回はモーターで自転させてみたいと思います。
映画では回転しておりませんが、ゆっくりと回転していれば、ビジュアル的に面白いからです^^
デススター本体が6センチ程度しかありませんので、手持ちの小さなプラケースを使いました。

A アキバで買ったMP3プレーヤーが入っていたプラ容器を、逆さまにして
使いました。
何でも取っておく貧乏性が、こんなときに役立ちます^^
B 回路を構成するパーツが収まるのか、レイアウトを検討します。
やってみたら収まらなかった!では笑えません
ボリュームのツマミは、瞬間接着剤のキャップだったりします。
C ギヤードモーターは中央に取り付け、ネジで固定します。
これだけ空間が余っていれば、調整回路も収まりそうです。
D ブラックで塗装して、レタリングしました。
こすって転写できるレタリングシートは、段々と入手困難になってきまし
たね
モーター速度をコントロールする回路です。

2SD1828は、普通のトランジスタの記号を使っていますが、ダーリントン型です。
他の型番でも使えると思いますが、モーターを扱いますので、間違っても2SCシリーズ等は使わないで下さい。
電源は5Vを使用しましたが、モーターの耐圧以下であれば、12Vでも使えます。
回路で使用したパーツは、必要最低限の構成です。省略しないで下さい。
この構成なら、若干の発熱はありますが、ヒートシンクを付ける程ではありません。
この回路に、正転・停止・逆転機能も付けてみました。
単純に、モーターへの出力をトグルスイッチで切り替える回路です。
配線するだけで切り替えスイッチが出来るので、簡単ですね。

画像は、「渓鉄 - KeitetsuWorks」さん(http://keitetsu.ninja-web.net/)から引用させて頂きました。
連絡方法がわからず、無断で掲載してしまい、失礼しております。
もし、問題があればコメントにてご連絡下さい。
トグルスイッチは、2回路2接点というタイプで、ON-OFF-ONの中点でOFFになるものです。
秋月電子通商でも取り扱っています。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-00225/
回路を製作すると、このようになります。

配線はケースに収まる様に、適当な長さにしてあります。
この段階で回転テストしてみて、正常に動くか確認しておきます。
超低速にすると止まってしまう場合がありますが、超ゆっくりから最大速度まで、自由に調節できます。
ベースに組み込みました。

電源をUSBにしましたので、コネクタも小さく済みました。
それでも、内部はかなりの高密度です^^
操作系は、全て後ろ側にまとめてスッキリです。

ギヤードモーターの軸が約3mmで、デススターのベース取り付け穴にピッタリです。
ただ差し込んだだけでOKだっので助かりました^^
さて、これで完成となります。
完成画像は、別の記事でアップさせて頂きますね。
キットのベースでも飾るには充分ですが、今回はモーターで自転させてみたいと思います。
映画では回転しておりませんが、ゆっくりと回転していれば、ビジュアル的に面白いからです^^
デススター本体が6センチ程度しかありませんので、手持ちの小さなプラケースを使いました。

A アキバで買ったMP3プレーヤーが入っていたプラ容器を、逆さまにして
使いました。
何でも取っておく貧乏性が、こんなときに役立ちます^^
B 回路を構成するパーツが収まるのか、レイアウトを検討します。
やってみたら収まらなかった!では笑えません
ボリュームのツマミは、瞬間接着剤のキャップだったりします。
C ギヤードモーターは中央に取り付け、ネジで固定します。
これだけ空間が余っていれば、調整回路も収まりそうです。
D ブラックで塗装して、レタリングしました。
こすって転写できるレタリングシートは、段々と入手困難になってきまし
たね
モーター速度をコントロールする回路です。

2SD1828は、普通のトランジスタの記号を使っていますが、ダーリントン型です。
他の型番でも使えると思いますが、モーターを扱いますので、間違っても2SCシリーズ等は使わないで下さい。
電源は5Vを使用しましたが、モーターの耐圧以下であれば、12Vでも使えます。
回路で使用したパーツは、必要最低限の構成です。省略しないで下さい。
この構成なら、若干の発熱はありますが、ヒートシンクを付ける程ではありません。
この回路に、正転・停止・逆転機能も付けてみました。
単純に、モーターへの出力をトグルスイッチで切り替える回路です。
配線するだけで切り替えスイッチが出来るので、簡単ですね。

画像は、「渓鉄 - KeitetsuWorks」さん(http://keitetsu.ninja-web.net/)から引用させて頂きました。
連絡方法がわからず、無断で掲載してしまい、失礼しております。
もし、問題があればコメントにてご連絡下さい。
トグルスイッチは、2回路2接点というタイプで、ON-OFF-ONの中点でOFFになるものです。
秋月電子通商でも取り扱っています。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-00225/
回路を製作すると、このようになります。

配線はケースに収まる様に、適当な長さにしてあります。
この段階で回転テストしてみて、正常に動くか確認しておきます。
超低速にすると止まってしまう場合がありますが、超ゆっくりから最大速度まで、自由に調節できます。
ベースに組み込みました。

電源をUSBにしましたので、コネクタも小さく済みました。
それでも、内部はかなりの高密度です^^
操作系は、全て後ろ側にまとめてスッキリです。

ギヤードモーターの軸が約3mmで、デススターのベース取り付け穴にピッタリです。
ただ差し込んだだけでOKだっので助かりました^^
さて、これで完成となります。
完成画像は、別の記事でアップさせて頂きますね。
2018-08-18 10:26
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VCデススターⅡ 完成画像 [VCデススターⅡ製作記]
ModelGraphix誌 2018-09 No.409 へ掲載して頂いた、ビークルコレクション デス・スターⅡの完成画像です、
わずか6センチ程度のキットですが、建造途中の第二デススターが忠実に再現されており、階層で表現された精密なディテールが素晴らしいです。

パーツの分割も巧みで、立体パズルの様な組み立てる楽しさも味わえるキットです。
今回は光ファイバーを約90本植えて、建造途中の部分にたくさんの光点を作ってみました。

電源は本体に内蔵したボタン電池1個で、5mmの白色LED1個を点灯させています。
デススター単体で発光を楽しむ事が可能です。

キットのままでは、ややスカスカ感がありましたので、プラ板等を使って階層を追加しています。
複雑に入り組んだ階層が、より密度感を増してくれたと思います。

南半球にもディテールを追加しましたが、キットの持つポテンシャルが高いので、少々加えるだけでも充分に魅力を引き出してくれます。

ベースにはモーターと速度制御回路を組み込み、ゆっくりと自転させてみました。
全方位から、デススターⅡのディテールを楽しむ事が可能です。

回転の様子は、ツイッターに動画を上げていますので、こちらのリンクからお楽しみ下さい。
https://twitter.com/doro_hige/status/1022403284202487809
発光や自転なんかしなくても、素組みで充分に楽しめるキットです。
ぜひみなさんも作ってみてください^^
わずか6センチ程度のキットですが、建造途中の第二デススターが忠実に再現されており、階層で表現された精密なディテールが素晴らしいです。

パーツの分割も巧みで、立体パズルの様な組み立てる楽しさも味わえるキットです。
今回は光ファイバーを約90本植えて、建造途中の部分にたくさんの光点を作ってみました。

電源は本体に内蔵したボタン電池1個で、5mmの白色LED1個を点灯させています。
デススター単体で発光を楽しむ事が可能です。

キットのままでは、ややスカスカ感がありましたので、プラ板等を使って階層を追加しています。
複雑に入り組んだ階層が、より密度感を増してくれたと思います。

南半球にもディテールを追加しましたが、キットの持つポテンシャルが高いので、少々加えるだけでも充分に魅力を引き出してくれます。

ベースにはモーターと速度制御回路を組み込み、ゆっくりと自転させてみました。
全方位から、デススターⅡのディテールを楽しむ事が可能です。

回転の様子は、ツイッターに動画を上げていますので、こちらのリンクからお楽しみ下さい。
https://twitter.com/doro_hige/status/1022403284202487809
発光や自転なんかしなくても、素組みで充分に楽しめるキットです。
ぜひみなさんも作ってみてください^^
2018-08-18 10:47
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