Galactica 製作記 1 [Battlestar Galactica 製作記]
ご無沙汰していますm(__)m
今日から数回に渡って、ModelGraphix 2014.01 No.350 に掲載して頂いた、BattleStar Galacticaの製作記を連載したいと思います(^^)/
まだ書店で手に入ると思いますので、誌面と合わせてお楽しみ頂ければと思います(^^♪
今月はファインモールド製の1/72三菱九試単座戦闘機付きとなっていますので、風立ちぬのファンの方にもお楽しみ頂けるスペシャル版となっていますよ(^^)/
よろしくお願いしまーす(^^♪
さて、今回製作したのはリメイク版のギャラクティカとなります。

オリジナルTV版のギャラクティカの設定を踏まえつつ、新たな解釈が加えられて登場人物やメカニックも一新されています。
特に、人間の心の葛藤や勇気・弱さにスポットが当てられていて、メカやテクノロジーよりもヒューマンなドラマに仕上がっています。
もちろん、CGを駆使したリアリティー溢れるメカニックも魅力的で、先日掲載して頂いたViper Mk.Ⅱや今回のGalactica等、初めて見る方にもきっと満足していただける迫力のバトルシーンも満載です。
機会があったら、ぜひ一度ご覧下さいね(^^)/
キットはメビウスさんから発売中のものです。

1/4105という中途半端なスケールですが、完成すると30センチくらいの大きさになり、手応えは充分です。
劇中のCGデータから立体化されているので、プロポーションも問題ありません。
旧モノグラム製のようなガッカリ感は無いです(^_^*)
とても良く出来たキットなのですが、成型の都合からちょっと残念なディテールとなっている部分があります。

ここは船首の上側になるパーツですけど、抜きの関係で垂直方向に段差が無くなっている部分が目立ちます(+_+)
本来はフレームの上に装甲が貼り付けられているので、この段差は非常に不自然です。
船首は顔となる部分ですから、ここは組み立てやすさよりも、別パーツ化して欲しかったですねぇ(;一_一)
しゃーないので、モールドを全て削り落とします。

フレームと装甲を根こそぎ削り取ってしまいました(^_^*)
一部穴が開いてしまいましたが、それでも平面を優先して削り取っています。
船首には一部、パネルラインが省略されていましたので、スジ彫りを加えて置きました。
今度はフレームを再現して行きます。

0.5ミリのプラ板を細切りにしたものを、元々あった位置に貼り付けて行きました。
横方向のフレームも再現して装甲の下のフレームを全て再現してあげます。
手間はかかりますが、キットの状態よりも細かいディテールとなりますので、それなりに効果的な工作だと思います。
更に、装甲を貼り付けてリメイク終了です。

装甲は0.3mmのプラ板を貼り付けて、フレームの上に乗っている状態に仕上げています。
下にスキマがある事が重要で、だいぶ劇中の様子に近付いてくれたと思います(^^♪
プラペーパーの細切りでディテールも追加してみましたけど、0.14ミリのペーパーでは表現不足でした。
後程0.3ミリプラ板や伸ばしランナーなどで、更にディテールを加える事になります。
船首にはサンドイッチされた居住区と思われる階層がありますが、ここはちょっとオリジナルなディテールを加えました。

ここは小さな光点がたくさんあるのですが、今回は構造的な問題から電飾をあきらめます(^_^;)
少しでも説得力を出したかったので、階層にプラ板で変化を付けて見ました。
そのため、ちょっと大袈裟な変化を加えています(^_^;)
キットを仮組みしてみると、船首が上がっている事に気付きます。

そのままでは上を向いてしまうので、船首のつなぎ目にプラ板を挟み、水平になる様に調整しました。
追加したプラ板はテキトーな段差を付けて、デイテールの一部に見える様にしてみましたが、ちょっと不自然ですね(^_^;)
もうちょっと上手くディテールを作れば良かったかと思います。
船体の方も、抜きの関係でパネルが一体化していますので加工してみました。

A キットの元の状態です。
フレームと装甲が繋がってしまっているので、メカニック感が半減です(+_+)
こうなるとさすがに塗装ではカバー出来ないので、ここは彫り込んでみる事にしました。
B まず、装甲とフレームの間に切り込みを入れます。
0.3ミリのチゼルで直線的な溝を彫りました。
C 装甲の分、段差を作るため0.1ミリほど削り取りました。
D フレームの溝を彫り込んで行きます。
幸い、キットのプラが厚いので、彫り込んでも裏に抜けてしまう事はありません。
精密ドライバーのマイナスを使って、カンナかけの要領で削っていきました。
ドライバーの先はフレームの幅に合わせ、先端も削って平ノミの様に加工しています。
100円ショップのものを使って、この加工のためだけに自作しました(^_^;)
加工前後の比較です。

キットの元パーツでは横のフレームが装甲と一体化していて不自然でしたが、削り込んだ事でリアルなディテールとなりました(^^♪
このフレームと装甲の組み合わせは、ギャラクティカの特徴ともいえるポイントですので、手間を掛けて加工した甲斐があったと思います。
船体中央のカタパルトが収納される部分には、ディテールを追加しました。

このくぼみは、ハイパードライブ時にカタパルトが収納される部分なのですが、なぜかここにはディテールが一切入っていませんでした(+_+)
劇中では赤い照明で照らされる部分であり、どうしても目が行く部分です。
プラ板やテキトーな厳選したジャンクパーツで、ディテールを加えてみました(^_^*)
収納されるときに邪魔になってはイケナイので、あまり高さの無いパーツ構成にしてあります。
さて、だいぶ長くなってきたので、この辺で一旦区切りますね(^_^;)
ギャラクティカの製作記は数回に渡って連載させて頂きますが、ちょっと今は立て込んでおりまして、不定期な更新となりそうです。
インターバルのある製作記となってしまいそうですけど、誌面と合わせてお楽しみ頂ければ幸いですm(__)m
つづくのら~
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今日から数回に渡って、ModelGraphix 2014.01 No.350 に掲載して頂いた、BattleStar Galacticaの製作記を連載したいと思います(^^)/
まだ書店で手に入ると思いますので、誌面と合わせてお楽しみ頂ければと思います(^^♪
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さて、今回製作したのはリメイク版のギャラクティカとなります。

オリジナルTV版のギャラクティカの設定を踏まえつつ、新たな解釈が加えられて登場人物やメカニックも一新されています。
特に、人間の心の葛藤や勇気・弱さにスポットが当てられていて、メカやテクノロジーよりもヒューマンなドラマに仕上がっています。
もちろん、CGを駆使したリアリティー溢れるメカニックも魅力的で、先日掲載して頂いたViper Mk.Ⅱや今回のGalactica等、初めて見る方にもきっと満足していただける迫力のバトルシーンも満載です。
機会があったら、ぜひ一度ご覧下さいね(^^)/
キットはメビウスさんから発売中のものです。

1/4105という中途半端なスケールですが、完成すると30センチくらいの大きさになり、手応えは充分です。
劇中のCGデータから立体化されているので、プロポーションも問題ありません。
旧モノグラム製のようなガッカリ感は無いです(^_^*)
とても良く出来たキットなのですが、成型の都合からちょっと残念なディテールとなっている部分があります。

ここは船首の上側になるパーツですけど、抜きの関係で垂直方向に段差が無くなっている部分が目立ちます(+_+)
本来はフレームの上に装甲が貼り付けられているので、この段差は非常に不自然です。
船首は顔となる部分ですから、ここは組み立てやすさよりも、別パーツ化して欲しかったですねぇ(;一_一)
しゃーないので、モールドを全て削り落とします。

フレームと装甲を根こそぎ削り取ってしまいました(^_^*)
一部穴が開いてしまいましたが、それでも平面を優先して削り取っています。
船首には一部、パネルラインが省略されていましたので、スジ彫りを加えて置きました。
今度はフレームを再現して行きます。

0.5ミリのプラ板を細切りにしたものを、元々あった位置に貼り付けて行きました。
横方向のフレームも再現して装甲の下のフレームを全て再現してあげます。
手間はかかりますが、キットの状態よりも細かいディテールとなりますので、それなりに効果的な工作だと思います。
更に、装甲を貼り付けてリメイク終了です。

装甲は0.3mmのプラ板を貼り付けて、フレームの上に乗っている状態に仕上げています。
下にスキマがある事が重要で、だいぶ劇中の様子に近付いてくれたと思います(^^♪
プラペーパーの細切りでディテールも追加してみましたけど、0.14ミリのペーパーでは表現不足でした。
後程0.3ミリプラ板や伸ばしランナーなどで、更にディテールを加える事になります。
船首にはサンドイッチされた居住区と思われる階層がありますが、ここはちょっとオリジナルなディテールを加えました。

ここは小さな光点がたくさんあるのですが、今回は構造的な問題から電飾をあきらめます(^_^;)
少しでも説得力を出したかったので、階層にプラ板で変化を付けて見ました。
そのため、ちょっと大袈裟な変化を加えています(^_^;)
キットを仮組みしてみると、船首が上がっている事に気付きます。

そのままでは上を向いてしまうので、船首のつなぎ目にプラ板を挟み、水平になる様に調整しました。
追加したプラ板はテキトーな段差を付けて、デイテールの一部に見える様にしてみましたが、ちょっと不自然ですね(^_^;)
もうちょっと上手くディテールを作れば良かったかと思います。
船体の方も、抜きの関係でパネルが一体化していますので加工してみました。

A キットの元の状態です。
フレームと装甲が繋がってしまっているので、メカニック感が半減です(+_+)
こうなるとさすがに塗装ではカバー出来ないので、ここは彫り込んでみる事にしました。
B まず、装甲とフレームの間に切り込みを入れます。
0.3ミリのチゼルで直線的な溝を彫りました。
C 装甲の分、段差を作るため0.1ミリほど削り取りました。
D フレームの溝を彫り込んで行きます。
幸い、キットのプラが厚いので、彫り込んでも裏に抜けてしまう事はありません。
精密ドライバーのマイナスを使って、カンナかけの要領で削っていきました。
ドライバーの先はフレームの幅に合わせ、先端も削って平ノミの様に加工しています。
100円ショップのものを使って、この加工のためだけに自作しました(^_^;)
加工前後の比較です。

キットの元パーツでは横のフレームが装甲と一体化していて不自然でしたが、削り込んだ事でリアルなディテールとなりました(^^♪
このフレームと装甲の組み合わせは、ギャラクティカの特徴ともいえるポイントですので、手間を掛けて加工した甲斐があったと思います。
船体中央のカタパルトが収納される部分には、ディテールを追加しました。

このくぼみは、ハイパードライブ時にカタパルトが収納される部分なのですが、なぜかここにはディテールが一切入っていませんでした(+_+)
劇中では赤い照明で照らされる部分であり、どうしても目が行く部分です。
プラ板や
収納されるときに邪魔になってはイケナイので、あまり高さの無いパーツ構成にしてあります。
さて、だいぶ長くなってきたので、この辺で一旦区切りますね(^_^;)
ギャラクティカの製作記は数回に渡って連載させて頂きますが、ちょっと今は立て込んでおりまして、不定期な更新となりそうです。
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2013-12-04 22:00
コメント(2)
Galactica 製作記 2 カタパルト [Battlestar Galactica 製作記]
製作記2回目は、カタパルトの製作です。
今月のModelGraphix誌に掲載して頂いているGalactica、今回はカタパルトの製作です。
まずは船首と同様に、抜きの関係でフレームが消えてしまっている部分を再現して置きます。

ここも自作のノミを使って、フレームを削り取り、プラ板で作りなおしました。
他の部分も作り直した方が良かったと思うのですが、製作時間があまり無かったので見送りです(^_^;)
もし、この製作記を参考に製作される方がいたら、ぜひ挑戦して頂きたいです(^^♪←他力本願
カタパルトの内部も、ちょっとだけ自作しました。

内部はキットのままでは筒抜けになっていて、何も無い状態です。
ここは覗きたくなるポイントですので、入り口と出口の周辺にのみ、ちょっとしたフレーム状の柱を付けました。
開口部が狭いので、どうせ奥までは見えないと思ったので、入り口付近だけに留めています。
後ろ側の着艦側は、装甲が一体モールドされていましたので、手を入れてみました。

ここは誘導灯も点いて目立つポイントなのに、装甲が一体成型されていてイマイチです。
モールドを一度削り取って、フレームと装甲を作り直してみました。
ちょっとした部分ですけど、ルックスが大きく変わってくれたと思います(^^♪
右側のカタパルトは、閉鎖されています。

カタパルトは左右にありますが、ギャラクティカは退艦寸前の空母だったので、博物館になる事が決定しており、右側のカタパルトは閉鎖されています。
A 1/700艦船用エッチングパーツから、カタパルトの部分を切り出して利用しました。
B 格子の合いを見ながら、必要な大きさになる様に切り出して接着して行きます。
C 開口部に収まる様に切り出して貼り付け、封鎖された格子を再現してみました。
格子の模様が実物とはちょっと違っているのですが、アフターパーツとして販売されているエッチングパーツでも形状が違っており、ここはちょっと遊んでみた部分です(^_^*)
表面にはちょっとだけディテールを追加しています。

伸ばしランナーやプラペーパーでモールドを貼り付けてみました。
でも、プラペーパーでは立体感が乏しく、後になって0.3ミリのプラチップを追加する事になります(^_^;)
後部の着艦口には、誘導灯が動きながら点滅していますので、これはぜひ再現してみたいです。

A カタパルト先端にファイバーを通すための溝を彫りました。
ラインチゼルで彫り、0.25ミリのファイバーをエポパテで埋めています。
B 動く点滅には、PICマイコン12F675を使いました。
5個のLEDを、順番に点灯させるプログラムを書き込んでいます。
チップはリューターで裏側を削り、出来るだけ高さを低くして滑走路下に設置しました。
LEDの保護抵抗も高さがあって収まらないので、リューターで削っています。
そのため抵抗値が変わりますが、LEDの保護としては充分な抵抗値に収まっています。
C 横が光るタイプのチップLEDに熱収縮チューブを被せ、遮光したものにファイバーを
差し込んでいます。
もうちょっと先端を長く出来ればファイバーを光る面にピッタリ当てられるのですが、
スペースが足りなくて短くなっています。
それでも充分な光量で光ってくれたので、結果オーライです(^_^;)
なお、配線には、0.2ミリのポリウレタン線を使っています。

床下はあまりスペースが無いのですが、何とかPICを収めることが出来ました。
ファイバーを船体まで引き伸ばして船体内部にLEDを置けば楽なのですが、カタパルト部分に回路を集中させたおがげで電源を供給するだけで済みます。
ユニット毎に完結させて置くのは、組み立てやすさだけでなくトラブルを防ぐ事にもつながりますので、いつも心掛けている工作手順です(^_^*)
天井に照明を入れました。

覗いてみると真っ暗で、せっかく貼った滑走路のデカールも全然見えませんので、内部に照明を入れました。
といっても、チップLEDを3個天井に貼り付けただけです(^_^*)
赤四角の様に照明が点灯して「わーい」なのですが、これでは明る過ぎて劇中のボワーッとした感じになりません。
チップLEDにブラックを薄く吹き付けて、照明が点灯しているのかな?程度まで光量を落としました。
明るく点灯していた方が、模型としては見映えがするのですが、ここは劇中の光量に合わせた格好です。
船名のライトアップも電飾しています。

カタパルトの前方にはGALACTICAの船名がライトアップされていてカッコイイですよね。
ここはぜひとも電飾したいポイントなのですが、劇中のライトはとても小さくてLEDでは大きすぎです(+_+)
ファイバーを使ってみたら光量が足りなくてダメダメでしたので、仕方無くチップLEDを取り付けました。
使ったLEDは1608という極小タイプの白色ですけど、これでも全然大きいです。
A チップLEDにポリウレタン線をハンダ付けして、船名の上に開けた穴から配線を逃が
して取り付けています。
B LEDをプラ板などで覆ってしまうと、それだけで更に大きくなってしまいますので、
エポパテでフード状の形を作りました。
C 点灯させながらブラックで塗装して、具合を見ながら遮光しています。
簡単な図を書いてみましたが、LEDはナナメ下向きに取り付けてあり、出来るだけ光が
直接見えないようにしています。
一番照らしてくれる角度では、LEDの光が強すぎて船名が見えなくなってしまうため、
このような角度を付けて反射光になる様に取り付けています。
誌面のP131やP132の写真では光が飛んでしまって、船名が見えないのですが、
実際に肉眼で見た時はP133の「3」や「4」の様に綺麗に船名が確認出来ます。
ちなみに、これはカメラマンのせいでは無く、どうしても光が飛んでしまうんです(+_+)
配線はアームの中を通し、本体へと引き込みました。

前のアームから電源ラインを直接引いて、天井照明と船名ライトに使っています。
後ろのアームからはPIC用に5Vの電源を引き込みました。
右側のカタパルトには誘導灯が無いので、前のアームから電源を引き込んだだけになります。
完成した状態の画像です。

誘導灯は小さくて、ヘタすると気付かれない程度の点滅なのですが、小さな光がピコピコと動くのは見ていて楽しいです(^^♪
この楽しさを味わうために苦労してでも電飾を仕込んでしまうんですよね(^_^;)
実際の動きは動画でお伝えしたいところですが、ちょっと動画を作成している時間がありませんので、今回は画像だけでご容赦下さいm(__)m
何かの展示会の時にでも、実物を見て頂ければ幸いです(^^)/
つづくんだってばよ
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今月のModelGraphix誌に掲載して頂いているGalactica、今回はカタパルトの製作です。
まずは船首と同様に、抜きの関係でフレームが消えてしまっている部分を再現して置きます。

ここも自作のノミを使って、フレームを削り取り、プラ板で作りなおしました。
他の部分も作り直した方が良かったと思うのですが、製作時間があまり無かったので見送りです(^_^;)
もし、この製作記を参考に製作される方がいたら、ぜひ挑戦して頂きたいです(^^♪←他力本願
カタパルトの内部も、ちょっとだけ自作しました。

内部はキットのままでは筒抜けになっていて、何も無い状態です。
ここは覗きたくなるポイントですので、入り口と出口の周辺にのみ、ちょっとしたフレーム状の柱を付けました。
開口部が狭いので、どうせ奥までは見えないと思ったので、入り口付近だけに留めています。
後ろ側の着艦側は、装甲が一体モールドされていましたので、手を入れてみました。

ここは誘導灯も点いて目立つポイントなのに、装甲が一体成型されていてイマイチです。
モールドを一度削り取って、フレームと装甲を作り直してみました。
ちょっとした部分ですけど、ルックスが大きく変わってくれたと思います(^^♪
右側のカタパルトは、閉鎖されています。

カタパルトは左右にありますが、ギャラクティカは退艦寸前の空母だったので、博物館になる事が決定しており、右側のカタパルトは閉鎖されています。
A 1/700艦船用エッチングパーツから、カタパルトの部分を切り出して利用しました。
B 格子の合いを見ながら、必要な大きさになる様に切り出して接着して行きます。
C 開口部に収まる様に切り出して貼り付け、封鎖された格子を再現してみました。
格子の模様が実物とはちょっと違っているのですが、アフターパーツとして販売されているエッチングパーツでも形状が違っており、ここはちょっと遊んでみた部分です(^_^*)
表面にはちょっとだけディテールを追加しています。

伸ばしランナーやプラペーパーでモールドを貼り付けてみました。
でも、プラペーパーでは立体感が乏しく、後になって0.3ミリのプラチップを追加する事になります(^_^;)
後部の着艦口には、誘導灯が動きながら点滅していますので、これはぜひ再現してみたいです。

A カタパルト先端にファイバーを通すための溝を彫りました。
ラインチゼルで彫り、0.25ミリのファイバーをエポパテで埋めています。
B 動く点滅には、PICマイコン12F675を使いました。
5個のLEDを、順番に点灯させるプログラムを書き込んでいます。
チップはリューターで裏側を削り、出来るだけ高さを低くして滑走路下に設置しました。
LEDの保護抵抗も高さがあって収まらないので、リューターで削っています。
そのため抵抗値が変わりますが、LEDの保護としては充分な抵抗値に収まっています。
C 横が光るタイプのチップLEDに熱収縮チューブを被せ、遮光したものにファイバーを
差し込んでいます。
もうちょっと先端を長く出来ればファイバーを光る面にピッタリ当てられるのですが、
スペースが足りなくて短くなっています。
それでも充分な光量で光ってくれたので、結果オーライです(^_^;)
なお、配線には、0.2ミリのポリウレタン線を使っています。

床下はあまりスペースが無いのですが、何とかPICを収めることが出来ました。
ファイバーを船体まで引き伸ばして船体内部にLEDを置けば楽なのですが、カタパルト部分に回路を集中させたおがげで電源を供給するだけで済みます。
ユニット毎に完結させて置くのは、組み立てやすさだけでなくトラブルを防ぐ事にもつながりますので、いつも心掛けている工作手順です(^_^*)
天井に照明を入れました。

覗いてみると真っ暗で、せっかく貼った滑走路のデカールも全然見えませんので、内部に照明を入れました。
といっても、チップLEDを3個天井に貼り付けただけです(^_^*)
赤四角の様に照明が点灯して「わーい」なのですが、これでは明る過ぎて劇中のボワーッとした感じになりません。
チップLEDにブラックを薄く吹き付けて、照明が点灯しているのかな?程度まで光量を落としました。
明るく点灯していた方が、模型としては見映えがするのですが、ここは劇中の光量に合わせた格好です。
船名のライトアップも電飾しています。

カタパルトの前方にはGALACTICAの船名がライトアップされていてカッコイイですよね。
ここはぜひとも電飾したいポイントなのですが、劇中のライトはとても小さくてLEDでは大きすぎです(+_+)
ファイバーを使ってみたら光量が足りなくてダメダメでしたので、仕方無くチップLEDを取り付けました。
使ったLEDは1608という極小タイプの白色ですけど、これでも全然大きいです。
A チップLEDにポリウレタン線をハンダ付けして、船名の上に開けた穴から配線を逃が
して取り付けています。
B LEDをプラ板などで覆ってしまうと、それだけで更に大きくなってしまいますので、
エポパテでフード状の形を作りました。
C 点灯させながらブラックで塗装して、具合を見ながら遮光しています。
簡単な図を書いてみましたが、LEDはナナメ下向きに取り付けてあり、出来るだけ光が
直接見えないようにしています。
一番照らしてくれる角度では、LEDの光が強すぎて船名が見えなくなってしまうため、
このような角度を付けて反射光になる様に取り付けています。
誌面のP131やP132の写真では光が飛んでしまって、船名が見えないのですが、
実際に肉眼で見た時はP133の「3」や「4」の様に綺麗に船名が確認出来ます。
ちなみに、これはカメラマンのせいでは無く、どうしても光が飛んでしまうんです(+_+)
配線はアームの中を通し、本体へと引き込みました。

前のアームから電源ラインを直接引いて、天井照明と船名ライトに使っています。
後ろのアームからはPIC用に5Vの電源を引き込みました。
右側のカタパルトには誘導灯が無いので、前のアームから電源を引き込んだだけになります。
完成した状態の画像です。

誘導灯は小さくて、ヘタすると気付かれない程度の点滅なのですが、小さな光がピコピコと動くのは見ていて楽しいです(^^♪
この楽しさを味わうために苦労してでも電飾を仕込んでしまうんですよね(^_^;)
実際の動きは動画でお伝えしたいところですが、ちょっと動画を作成している時間がありませんので、今回は画像だけでご容赦下さいm(__)m
何かの展示会の時にでも、実物を見て頂ければ幸いです(^^)/
つづくんだってばよ
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2013-12-08 23:22
コメント(8)
Galactica 製作記 3 その他の電飾 [Battlestar Galactica 製作記]
ギャラクティカの製作3、今回はエンジン、照明、電池の加工です。
電飾の動画も公開してみました。
エンジンも電飾します(^^♪
幸い、キットではエンジン口のパーツがクリアー化されていましたので、内部にLEDを仕込むだけで簡単に発光させる事ができます。

ただLEDを入れただけでは余計な部分から光が漏れてしまいますので、噴射口のパーツ内部に壁を作り、そこにLEDをハメ込みました。
3ミリの白色LEDを、エンジン1基に1個内蔵させました。
壁にはアルミテープを貼って、効率よく光を拡散させようとしていますが、こんな近距離ではあまり効果は無さそうです(+_+)
エンジンパーツへ取り付けて、配線を通して置きます。

LEDのオシリや、パーツのスキマにはパテを盛って遮光して置きました。
配線はエンジンパーツと本体が密着する部分に穴を開けて、本体へ引き込んで置きます。
船体中央も噴射口らしいディテールがあって、劇中でもぼんやり光っているシーンもあったのですが、このパーツもクリアー化されているところを見ると発光する部分みたいですね。
今回はそこまで電飾する必要は無いだろうと、ブラックで塗り潰してしまいました(^_^;)
余力のある方は、電飾を仕込んでもカッコイイと思います。
エンジンの発光は、PICマイコンを使ってみました。

劇中のエンジン発光はパーッと光っているだけで、単純に光らせるだけで充分です(^_^;)
でも、カタパルトの誘導灯にPICマイコンを使ったので、5Vの電源が既にあり、せっかくなのでエンジンにもマイコンを使ってみる事にしました。
いつもエンジンの噴射は高速に点滅させて表現していたのですが、劇中の雰囲気から遠ざかってしまいそうです。
そこで、今回はユラユラと明減させる光をプログラミングしてみました(^^♪
4基のエンジンそれぞれを非同期でユラユラさせてみましたが、表現としてはイマイチかな(>_<)
誌面では光の動きはわかりませんので問題ありませんが、単純に発光させただけの方が良かったかも知れません。
背中にも船名があり、ここにも照明が点いていますので再現してみました。

A 1608チップLEDをナナメ下向きに取り付け、スキマをパテで埋めてひし形にしています。
LEDそのままではカッコ悪いし、プラ板で囲むと大きくなってしまうので、苦肉の策です。
B 光らせた状態でブラックを吹き付け、遮光しました。
照明に必要な部分だけ確認しながら遮光していくところがミソです(^_^*)
C LEDは4個使用しましたが、内部では2個単位で並列繋ぎになっています。
今回は電池で駆動するつもりだったので、2個単位にしておかないと電力不足で暗くな
ってしまうためです。
電飾を電池で行うつもりの場合は、2個単位でCRDを使うようにしておくのが基本なん
ですねー
カタパルトが収納されるくぼみに、赤い照明を入れました。

A くぼみになるパーツの上に四角の穴を開け、それを囲む様に箱組みしてLEDを
取り付けています。
LEDは赤を使いましたが、ここは強い光にしたくないので、20個50円の低光度
の安物をワザと使いました(^_^*)
B 背中の船名照明の時は、電池の場合はCRD1個にLED2個がベストだと説明し
ましたが、ここはCRDから3個を並列繋ぎにして、更に光量を落とそうとしたので
すが、赤のLEDは低電流でもそれなりに光ってしまって効果無しでした(^_^;)
箱組みした部分は、パテで包んでからブラックを吹いて遮光してあります。
ただし、船体とのスキマがあまりありませんので、パテは最小です。
C 発光させてみました。
スリットから出てきた光だけですが、光が当った四角部分だけが照らし出されて
しまいました(+_+)
まだ光が強すぎるし、四角に照らされるだけでは劇中の雰囲気に見えません。
そこで、塗装後にスリットへプラ板をかぶせ、光をやわらかく拡散させてみました。

赤四角内の様に、スリット部分に0.5ミリのプラ板を貼り付け、光を抑えつつ拡散させています。
今度は適度に光が拡散して、ボーッとした赤い光が表現出来ました(^^♪
ただLEDを点けただけよりも、より劇中に近い表現が出来たと思います。
砲台は自作したパーツに置き換えました。

キットに付属の砲台パーツは一体成型で、どう見ても表現力不足です(-_-;)
ここは思い切って、砲台を自作してみました。
プラ板や伸ばしランナーで砲台を作り、砲先端の丸いリングは0.1ミリの真鍮線をスプリング状に巻き付け、カットしたものを取り付けています。
かなり小さいので精度が出せず、よーく見るとガタガタな出来なのですが、キットのトホホなパーツを使うよりはマシになったと思います(^_^*)

砲台は船体の上に8基、船首の裏側にも8基ありますが、船首の裏側はどうせ見えないので、先端の4基だけしっかり作り、このうしろにある4基はキットのパーツをそのまま使ってバックレています(^_^*)
ハッキリ言って手抜きですが、作例の場合は見えないところに時間を割くより、その時間を他の部分の工作に当てた方が、結果として良い場合があります(^^♪
今回は電池で駆動させたいので、電池を内蔵させました。

A 電源としては、電圧、容量を考えると、9Vの角型電池が良さそうです。
縦にして出し入れすれば、船体の内部に何とか納まりそうです。
それに、位置的にも、ここならバランスも良さそうです。
B 開口して、内部に電池が納まる箱を作りました。
内部でカタカタ動くと困るので、底面に磁石を取り付けて保持できる様に工夫しています。
C 電池の交換は、船首を取り外して行います。
簡単に外れてしまわない様に、磁石でピッタリ付くようにしました。
この船首が外れる構造のため、船首部分の電飾はあきらめています。
D 電源スイッチは、押すとON、もう一度押すとOFFになるプッシュスイッチです。
取り付け位置の都合から先端の長さが足りなくなったので、プラ棒を継ぎ足して延長
しました(^_^;)
力の加わる部分ですので、真鍮棒を刺して強度も確保しています。
E スイッチは船首を取り外して操作します。
出来るだけ外観を変えたくなかったので、隠れてしまう合わせ目に設置しました。
さて、エンジンのユラユラ点滅、前回の誘導灯のピコピコ点滅、船名の照明などについて、ありがたいことに動画でみたいというご要望を頂きましたので、Youtubeにアップしました(^_^*)
すでにツイッターの方では告知していましたので、もうご覧になった方もいらっしゃると思いますが、こちらでも公開させて頂きます(^^)/
とても簡単な動画だし、短くて申し訳ないのですが、せめて電飾の様子は伝わってくれると思います(^_^*)
ぜひご覧下さいね(^^)/
つづくズラ
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電飾の動画も公開してみました。
エンジンも電飾します(^^♪
幸い、キットではエンジン口のパーツがクリアー化されていましたので、内部にLEDを仕込むだけで簡単に発光させる事ができます。

ただLEDを入れただけでは余計な部分から光が漏れてしまいますので、噴射口のパーツ内部に壁を作り、そこにLEDをハメ込みました。
3ミリの白色LEDを、エンジン1基に1個内蔵させました。
壁にはアルミテープを貼って、効率よく光を拡散させようとしていますが、こんな近距離ではあまり効果は無さそうです(+_+)
エンジンパーツへ取り付けて、配線を通して置きます。

LEDのオシリや、パーツのスキマにはパテを盛って遮光して置きました。
配線はエンジンパーツと本体が密着する部分に穴を開けて、本体へ引き込んで置きます。
船体中央も噴射口らしいディテールがあって、劇中でもぼんやり光っているシーンもあったのですが、このパーツもクリアー化されているところを見ると発光する部分みたいですね。
今回はそこまで電飾する必要は無いだろうと、ブラックで塗り潰してしまいました(^_^;)
余力のある方は、電飾を仕込んでもカッコイイと思います。
エンジンの発光は、PICマイコンを使ってみました。

劇中のエンジン発光はパーッと光っているだけで、単純に光らせるだけで充分です(^_^;)
でも、カタパルトの誘導灯にPICマイコンを使ったので、5Vの電源が既にあり、せっかくなのでエンジンにもマイコンを使ってみる事にしました。
いつもエンジンの噴射は高速に点滅させて表現していたのですが、劇中の雰囲気から遠ざかってしまいそうです。
そこで、今回はユラユラと明減させる光をプログラミングしてみました(^^♪
4基のエンジンそれぞれを非同期でユラユラさせてみましたが、表現としてはイマイチかな(>_<)
誌面では光の動きはわかりませんので問題ありませんが、単純に発光させただけの方が良かったかも知れません。
背中にも船名があり、ここにも照明が点いていますので再現してみました。

A 1608チップLEDをナナメ下向きに取り付け、スキマをパテで埋めてひし形にしています。
LEDそのままではカッコ悪いし、プラ板で囲むと大きくなってしまうので、苦肉の策です。
B 光らせた状態でブラックを吹き付け、遮光しました。
照明に必要な部分だけ確認しながら遮光していくところがミソです(^_^*)
C LEDは4個使用しましたが、内部では2個単位で並列繋ぎになっています。
今回は電池で駆動するつもりだったので、2個単位にしておかないと電力不足で暗くな
ってしまうためです。
電飾を電池で行うつもりの場合は、2個単位でCRDを使うようにしておくのが基本なん
ですねー
カタパルトが収納されるくぼみに、赤い照明を入れました。

A くぼみになるパーツの上に四角の穴を開け、それを囲む様に箱組みしてLEDを
取り付けています。
LEDは赤を使いましたが、ここは強い光にしたくないので、20個50円の低光度
の安物をワザと使いました(^_^*)
B 背中の船名照明の時は、電池の場合はCRD1個にLED2個がベストだと説明し
ましたが、ここはCRDから3個を並列繋ぎにして、更に光量を落とそうとしたので
すが、赤のLEDは低電流でもそれなりに光ってしまって効果無しでした(^_^;)
箱組みした部分は、パテで包んでからブラックを吹いて遮光してあります。
ただし、船体とのスキマがあまりありませんので、パテは最小です。
C 発光させてみました。
スリットから出てきた光だけですが、光が当った四角部分だけが照らし出されて
しまいました(+_+)
まだ光が強すぎるし、四角に照らされるだけでは劇中の雰囲気に見えません。
そこで、塗装後にスリットへプラ板をかぶせ、光をやわらかく拡散させてみました。

赤四角内の様に、スリット部分に0.5ミリのプラ板を貼り付け、光を抑えつつ拡散させています。
今度は適度に光が拡散して、ボーッとした赤い光が表現出来ました(^^♪
ただLEDを点けただけよりも、より劇中に近い表現が出来たと思います。
砲台は自作したパーツに置き換えました。

キットに付属の砲台パーツは一体成型で、どう見ても表現力不足です(-_-;)
ここは思い切って、砲台を自作してみました。
プラ板や伸ばしランナーで砲台を作り、砲先端の丸いリングは0.1ミリの真鍮線をスプリング状に巻き付け、カットしたものを取り付けています。
かなり小さいので精度が出せず、よーく見るとガタガタな出来なのですが、キットのトホホなパーツを使うよりはマシになったと思います(^_^*)

砲台は船体の上に8基、船首の裏側にも8基ありますが、船首の裏側はどうせ見えないので、先端の4基だけしっかり作り、このうしろにある4基はキットのパーツをそのまま使ってバックレています(^_^*)
ハッキリ言って手抜きですが、作例の場合は見えないところに時間を割くより、その時間を他の部分の工作に当てた方が、結果として良い場合があります(^^♪
今回は電池で駆動させたいので、電池を内蔵させました。

A 電源としては、電圧、容量を考えると、9Vの角型電池が良さそうです。
縦にして出し入れすれば、船体の内部に何とか納まりそうです。
それに、位置的にも、ここならバランスも良さそうです。
B 開口して、内部に電池が納まる箱を作りました。
内部でカタカタ動くと困るので、底面に磁石を取り付けて保持できる様に工夫しています。
C 電池の交換は、船首を取り外して行います。
簡単に外れてしまわない様に、磁石でピッタリ付くようにしました。
この船首が外れる構造のため、船首部分の電飾はあきらめています。
D 電源スイッチは、押すとON、もう一度押すとOFFになるプッシュスイッチです。
取り付け位置の都合から先端の長さが足りなくなったので、プラ棒を継ぎ足して延長
しました(^_^;)
力の加わる部分ですので、真鍮棒を刺して強度も確保しています。
E スイッチは船首を取り外して操作します。
出来るだけ外観を変えたくなかったので、隠れてしまう合わせ目に設置しました。
さて、エンジンのユラユラ点滅、前回の誘導灯のピコピコ点滅、船名の照明などについて、ありがたいことに動画でみたいというご要望を頂きましたので、Youtubeにアップしました(^_^*)
すでにツイッターの方では告知していましたので、もうご覧になった方もいらっしゃると思いますが、こちらでも公開させて頂きます(^^)/
BGM: H/MIX GALLERY 進撃の号令
とても簡単な動画だし、短くて申し訳ないのですが、せめて電飾の様子は伝わってくれると思います(^_^*)
ぜひご覧下さいね(^^)/
つづくズラ
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2013-12-16 18:30
コメント(6)
Galactica 製作記 4 塗装 [Battlestar Galactica 製作記]
Galacticaの製作、今回は塗装です(^^♪
遮光と色調を統一するため、全パーツはブラックで塗装してありました。
今度はそこにグレーを吹いて行きます。

まずはフレームが露出しているメカ部分に、エクストラダークグレーを吹きました。
パネルは明るいグレーになりますので、あんまりコントラストを付け過ぎるとパネルだけ浮いてしまいます(^_^;)
ワリと明るいグレーを下地として吹いて置いて、パネルとの違和感を無くしておきました。
パネル部分には、もう一度ブラックを吹き直して、フレーム部分を塗装します。

フレーム部分は、No.317グレーで筆塗りしたり、メカ部分をNo.301グレーで塗装したり、薄くダークイエロー吹いてみたりと、色に様々な変化を加えてみました。
塗料は薄く溶いたグレーで、出来るだけ筆塗りでムラを作って単調さを消しています。
それから軽くメモ紙などでマスキングして、パネル部分だけブラックに戻しています(^_^;)
この後のパネル塗りワケの下準備です。
ついでに、パネルとフレームの境目にブラックを軽く吹いて、浮いている感じを強調していたりします(^_^*)
パネルは微妙な色を違いを表現してみました。

A パネルの周辺をマスキングしてから、パネルごとに紙テープで簡単なマスキングをして
グレーFS36495を吹きました。
どのくらい吹くかによって、グレーの濃さに変化を付けていますが、使っている色は
FS36495だけです(^_^;)
B 最後にFS36495を全体に吹き付けて全体をグレーにそろえます。
濃淡の違いによって、パネルに変化が付きました(^^♪
どのくらい吹き付けるかによって変化が違ってきますので、加減が難しいです。
C 他の部分も簡易マスキングで濃淡を付けてから全体を統一する方法で塗装しています。
この塗り分けてから全体を調整する塗装方法は、スターウォーズでは普通に行われてい
る方法なのですが、しっかり完成形が見えていないと途中で統一感が無くなってしまう
ちょっぴり難しい塗装です(^_^;)
D パネルはブロックごとに塗装していきますが、他の部分の様子を見ながら同じ仕上がり
になる様に注意して進めています。
ちなみに、後から全体の調整を行うので、更に色を重ねる予定です。
この時点では、まだパネルとフレーム部分がチグハグな状態になっています(^_^;)
エナメルで汚しを加えました。

エナメルのジャーマングレーを薄めに溶いて、綿棒に含ませます。
それを表面でコロコロと転がして、微妙な濃淡を付けた汚しを加えました。
パネルラインもある程度意識していますが、分割が細かいところはコントロールし切れないのでテキトーです(^_^*)
時間も掛かるし面倒臭いし、根気の要る作業ですけど、これによってパネル1枚の中に変化が付きますので、情報量がグッと増します(^^♪
どのくらい変化してくれちゃうのかというと、まずはパネルを塗り分けただけの船首部分です。

これに汚しを加えることで、

このように変化してくれます(^^♪
エナメルは程好くチレてくれますし、ボカシのコントロールもしやすいので、絵を描く感覚に近いです。
色々と便利な塗料も出回っているのですが、ボクはどうしてもエナメルが一番使いやすいですねぇ(^_^*)
単に馴れているってダケかも知れませんが・・・
最終的に、全体の色調を整えます。

最後にダークシーグレーやFS36945を軽く全体に吹き付けて明度とコントラストを調整しました。
パネル部分とフレーム部分の違和感を無くし、全体のコントラストを上げる調整になります。
この辺りはちょっと迷走しましたが、これでやっと目的の色にたどり着きました(^_^*)
特に今回は、掲載して頂く画像が、暗い空間に浮いている感じに撮影するだろうと予測して、コントラストを調整しました(^^)/
そのため、明るいところで見るとイマイチかも知れませんが、誌面では陰影を活かした画像を掲載して頂き実物以上にカッコ良く撮影して頂きました(^^♪
トップの画像も、そんな狙いを活かしたカットになっています。

色々とエラソーに説明していますけど、途中で悩んだ部分もたくさんあったし、これが正解だとも思っていません(^_^*)
仕上がりのイメージだけはしっかり頭に焼き付けて、そうするにはどうしたら良いか試行錯誤した結果です。
もっと良い方法もきっとあると思いますので、機会があればまた色々と試しながら精進したいと思います(^^♪
自分なりに頑張ってみたつもりですので、ぜひ誌面でご確認下さいね(^^)/
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遮光と色調を統一するため、全パーツはブラックで塗装してありました。
今度はそこにグレーを吹いて行きます。

まずはフレームが露出しているメカ部分に、エクストラダークグレーを吹きました。
パネルは明るいグレーになりますので、あんまりコントラストを付け過ぎるとパネルだけ浮いてしまいます(^_^;)
ワリと明るいグレーを下地として吹いて置いて、パネルとの違和感を無くしておきました。
パネル部分には、もう一度ブラックを吹き直して、フレーム部分を塗装します。

フレーム部分は、No.317グレーで筆塗りしたり、メカ部分をNo.301グレーで塗装したり、薄くダークイエロー吹いてみたりと、色に様々な変化を加えてみました。
塗料は薄く溶いたグレーで、出来るだけ筆塗りでムラを作って単調さを消しています。
それから軽くメモ紙などでマスキングして、パネル部分だけブラックに戻しています(^_^;)
この後のパネル塗りワケの下準備です。
ついでに、パネルとフレームの境目にブラックを軽く吹いて、浮いている感じを強調していたりします(^_^*)
パネルは微妙な色を違いを表現してみました。

A パネルの周辺をマスキングしてから、パネルごとに紙テープで簡単なマスキングをして
グレーFS36495を吹きました。
どのくらい吹くかによって、グレーの濃さに変化を付けていますが、使っている色は
FS36495だけです(^_^;)
B 最後にFS36495を全体に吹き付けて全体をグレーにそろえます。
濃淡の違いによって、パネルに変化が付きました(^^♪
どのくらい吹き付けるかによって変化が違ってきますので、加減が難しいです。
C 他の部分も簡易マスキングで濃淡を付けてから全体を統一する方法で塗装しています。
この塗り分けてから全体を調整する塗装方法は、スターウォーズでは普通に行われてい
る方法なのですが、しっかり完成形が見えていないと途中で統一感が無くなってしまう
ちょっぴり難しい塗装です(^_^;)
D パネルはブロックごとに塗装していきますが、他の部分の様子を見ながら同じ仕上がり
になる様に注意して進めています。
ちなみに、後から全体の調整を行うので、更に色を重ねる予定です。
この時点では、まだパネルとフレーム部分がチグハグな状態になっています(^_^;)
エナメルで汚しを加えました。

エナメルのジャーマングレーを薄めに溶いて、綿棒に含ませます。
それを表面でコロコロと転がして、微妙な濃淡を付けた汚しを加えました。
パネルラインもある程度意識していますが、分割が細かいところはコントロールし切れないのでテキトーです(^_^*)
時間も掛かるし面倒臭いし、根気の要る作業ですけど、これによってパネル1枚の中に変化が付きますので、情報量がグッと増します(^^♪
どのくらい変化してくれちゃうのかというと、まずはパネルを塗り分けただけの船首部分です。

これに汚しを加えることで、

このように変化してくれます(^^♪
エナメルは程好くチレてくれますし、ボカシのコントロールもしやすいので、絵を描く感覚に近いです。
色々と便利な塗料も出回っているのですが、ボクはどうしてもエナメルが一番使いやすいですねぇ(^_^*)
単に馴れているってダケかも知れませんが・・・
最終的に、全体の色調を整えます。

最後にダークシーグレーやFS36945を軽く全体に吹き付けて明度とコントラストを調整しました。
パネル部分とフレーム部分の違和感を無くし、全体のコントラストを上げる調整になります。
この辺りはちょっと迷走しましたが、これでやっと目的の色にたどり着きました(^_^*)
特に今回は、掲載して頂く画像が、暗い空間に浮いている感じに撮影するだろうと予測して、コントラストを調整しました(^^)/
そのため、明るいところで見るとイマイチかも知れませんが、誌面では陰影を活かした画像を掲載して頂き実物以上にカッコ良く撮影して頂きました(^^♪
トップの画像も、そんな狙いを活かしたカットになっています。

色々とエラソーに説明していますけど、途中で悩んだ部分もたくさんあったし、これが正解だとも思っていません(^_^*)
仕上がりのイメージだけはしっかり頭に焼き付けて、そうするにはどうしたら良いか試行錯誤した結果です。
もっと良い方法もきっとあると思いますので、機会があればまた色々と試しながら精進したいと思います(^^♪
自分なりに頑張ってみたつもりですので、ぜひ誌面でご確認下さいね(^^)/
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2013-12-19 19:00
コメント(4)
Battlestar GALACTICA 完成画像 [Battlestar Galactica 製作記]
Battlestar GALACTICA の完成画像です(^^)/
ModelGraphix誌 2014.01 No.350 に作例として掲載して頂きました(^^♪
今回もエンジン、カタパルトの誘導灯、船名の照明など、たくさんの電飾を組み込みました(^_^*)
このキットを手にした方が、ここはこうしたいなーと思うであろう部分を中心に手を加えてみたつもりです。
もしご覧頂ける機会がありましたら、誌面と合わせてお楽しみ頂ければ幸いです(^^)/
まずは全体の様子から。

キットは大変組みやすくてプロポーションも良好です。
ただ、一体成型されたパーツは抜きの関係でディテールが甘くなっている部分がありましたので、削ったり彫り込んだりして精度を上げる工作を加えています。

フレームが露出している部分には、プラチップや伸ばしランナーでディテールを加え、巨大感を表現してみました。
砲台も、キットのパーツを使わずに自作したパーツに置き換えました。
元々のプロポーションが良いので、ちょっと手を加えるだけでとてもカッコ良くなる好キットだと思います(^^♪

誘導灯は、劇中では奥に向かって点滅が移動していきますので、PICマイコンを使って光の動きを再現してみました。
小さいので劇中まんまとは行きませんでしたが、雰囲気程度には再現できたと思います。

ギャラクティカは退艦寸前の老朽艦で、右側の着艦デッキは博物館やショップに改造され封鎖されていました。
エッチングパーツで格子を組み、封印された状態を再現しています。
また、カタパルトが収納される船体のくぼみ部分には、劇中同様に赤い照明を点灯させてみました。

船名はスポットライトで照らされていますので、チップLEDを4個使って点灯させています。
そのまま取り付けるとまぶし過ぎるので、一度壁に当てて間接照明にしています。
これでも眩しすぎて写真で飛んでしまうのですが、肉眼で見ればもうちょっとマシに見えます(^_^;)
文字はレタリングシートから1文字ずつ貼り付け、BS-75はキットのデカールから頂きました。

こちらは電飾が無い状態ですが、質感が良くわかる画像なので貼り付けてみました(^_^*)
パネルを塗りワケ、汚しを加えて出来るだけ劇中の様子に近づける塗装をしています。
印刷物になった時に、一番カッコ良くなる仕上がりにしたつもりです(^_^*)
フレームの上に装甲が乗っているイメージですので、その部分を改修してあげるだけでもグッと良くなってくれると思います。

微妙な曲線で構成されている表面の様子が良くわかるショットです(^^)/
キットではとても良く再現されているので、基本的なプロポーションをいじらなくて済むのは助かります。
後部のエンジン周りは、元々のディテールを崩さない程度にゴチャメカを加えています。

砲台はキットのパーツがイマイチだったため、自作した砲台に置き換えました。
小さいので、こうして写真を拡大すると粗が目立ってハズカチーのですが、少しでも密度を上げたくて自作してみました。
巨大な空母であるように感じて頂ければマンモスうれピーです(^^♪

リメイクされたギャラクティカも、設定やストーリーが良く練られていて面白いです。
オープニングで宇宙空港が襲撃されるシーンは圧巻ですよ(^^♪
機会があったら、ぜひ一度ご覧になってみて下さい!
最後に、実際の電飾の様子などは、動画でお伝えするのが一番わかり易いと思いますので、先日公開した完成品の動画を再掲載させて頂きますm(__)m
すみません。こちらの製作記は海外からのアクセスが非常に多いので、一言ごあいさつを(^_^*)
Welcome ! Thank you for comming.
I was biled Galactica for make of Moebius.
This is placed in Japanese model magazine.(ModelGraphix 2014.01 No. 350)
I include illuminations such as ship's name, blinking approach light, and engine.
Unfortunately,Japanese only...(-_-)
DorobouHige in Japan.
さて、最近ちょっと忙しくてあまり詳しい内容に出来なかったかも知れませんが、Galacticaの製作記はこれで終了となります(^_^;)
この製作記が、何かしら製作の参考になって頂ければ嬉しいです。
おわりじゃ
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ModelGraphix誌 2014.01 No.350 に作例として掲載して頂きました(^^♪
今回もエンジン、カタパルトの誘導灯、船名の照明など、たくさんの電飾を組み込みました(^_^*)
このキットを手にした方が、ここはこうしたいなーと思うであろう部分を中心に手を加えてみたつもりです。
もしご覧頂ける機会がありましたら、誌面と合わせてお楽しみ頂ければ幸いです(^^)/
まずは全体の様子から。

キットは大変組みやすくてプロポーションも良好です。
ただ、一体成型されたパーツは抜きの関係でディテールが甘くなっている部分がありましたので、削ったり彫り込んだりして精度を上げる工作を加えています。

フレームが露出している部分には、プラチップや伸ばしランナーでディテールを加え、巨大感を表現してみました。
砲台も、キットのパーツを使わずに自作したパーツに置き換えました。
元々のプロポーションが良いので、ちょっと手を加えるだけでとてもカッコ良くなる好キットだと思います(^^♪

誘導灯は、劇中では奥に向かって点滅が移動していきますので、PICマイコンを使って光の動きを再現してみました。
小さいので劇中まんまとは行きませんでしたが、雰囲気程度には再現できたと思います。

ギャラクティカは退艦寸前の老朽艦で、右側の着艦デッキは博物館やショップに改造され封鎖されていました。
エッチングパーツで格子を組み、封印された状態を再現しています。
また、カタパルトが収納される船体のくぼみ部分には、劇中同様に赤い照明を点灯させてみました。

船名はスポットライトで照らされていますので、チップLEDを4個使って点灯させています。
そのまま取り付けるとまぶし過ぎるので、一度壁に当てて間接照明にしています。
これでも眩しすぎて写真で飛んでしまうのですが、肉眼で見ればもうちょっとマシに見えます(^_^;)
文字はレタリングシートから1文字ずつ貼り付け、BS-75はキットのデカールから頂きました。

こちらは電飾が無い状態ですが、質感が良くわかる画像なので貼り付けてみました(^_^*)
パネルを塗りワケ、汚しを加えて出来るだけ劇中の様子に近づける塗装をしています。
印刷物になった時に、一番カッコ良くなる仕上がりにしたつもりです(^_^*)
フレームの上に装甲が乗っているイメージですので、その部分を改修してあげるだけでもグッと良くなってくれると思います。

微妙な曲線で構成されている表面の様子が良くわかるショットです(^^)/
キットではとても良く再現されているので、基本的なプロポーションをいじらなくて済むのは助かります。
後部のエンジン周りは、元々のディテールを崩さない程度にゴチャメカを加えています。

砲台はキットのパーツがイマイチだったため、自作した砲台に置き換えました。
小さいので、こうして写真を拡大すると粗が目立ってハズカチーのですが、少しでも密度を上げたくて自作してみました。
巨大な空母であるように感じて頂ければマンモスうれピーです(^^♪

リメイクされたギャラクティカも、設定やストーリーが良く練られていて面白いです。
オープニングで宇宙空港が襲撃されるシーンは圧巻ですよ(^^♪
機会があったら、ぜひ一度ご覧になってみて下さい!
最後に、実際の電飾の様子などは、動画でお伝えするのが一番わかり易いと思いますので、先日公開した完成品の動画を再掲載させて頂きますm(__)m
すみません。こちらの製作記は海外からのアクセスが非常に多いので、一言ごあいさつを(^_^*)
Welcome ! Thank you for comming.
I was biled Galactica for make of Moebius.
This is placed in Japanese model magazine.(ModelGraphix 2014.01 No. 350)
I include illuminations such as ship's name, blinking approach light, and engine.
Unfortunately,Japanese only...(-_-)
DorobouHige in Japan.
さて、最近ちょっと忙しくてあまり詳しい内容に出来なかったかも知れませんが、Galacticaの製作記はこれで終了となります(^_^;)
この製作記が、何かしら製作の参考になって頂ければ嬉しいです。
おわりじゃ
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2013-12-23 17:56
コメント(22)