ペラの回転制御 [FM タイガーモス 製作記]
今月のModelGraphix誌 2017.04 No.389へ掲載して頂いた、ファインモールド「タイガーモス」の製作記をスタートします(^^)/
タイガーモスは、スタジオジブリの名作「天空の城 ラピュタ」に登場する海賊船ですが、鳥の様な親しみのあるデザインで、多くのファンから支持されていたにも関わらず、立体物には恵まれていませんでした(-_-)
ボクもガマン出来ずに、2013年にフルスクラッチで製作しています。
タイガーモス製作記(全18ページ)
http://dorobou.blog.so-net.ne.jp/archive/c2303776086-1
それが遂に、ファインモールドさんからキット化されるとは!
これからは、誰でも手軽にタイガーモスを手にする事が出来るのです!
ファンの長年の夢を叶えてくれたファインモールドさん、ありがとうです(^^)/
さて、まずは仮組みしてみます。
とても組み立て易くて、プラモデルを作った事が無い方でも製作できるようにパーツ分割されています。
ラピュタのファンだけど、プラモデルは作った事が無いという方でも、ニッパとヤスリと接着剤があれば、このタイガーモスを手にする事ができるのは喜ばしい事ですね。
特徴的な船首も、見事に立体化されています。
操舵室の内部もパーツ化されていますので、窓から覗き込んで楽しむ事が可能です。
今回は電飾して、内部にも手を入れてみたいと思います。
首の複雑な渡り廊下部分は、なんと一体成型で、デッキの手すりも一体成型されている事もあり、プラモ初心者への配慮が感じられます。
4連反転プロペラもリアルに再現されています。
ここは組み立てが一番難しい部分だと思いますが、金属棒と真鍮パイプの組み合わせで、信じられないくらい簡単に組み立てられます(^_^;)←自分はかなり苦労した
今回は気嚢部分を取り外して船室内部を見れる様にしたいと思いますが、この4連ペラがバラバラになってしまうので、ちょっと分割方法を工夫しています。
全体のプロポーションの解釈も面白いです。
自分が描いた図面と比較すると、解釈の違いが発見できて面白いです。
アニメではカットによってコロコロと形が変わるので、正解はありません(^_^;)
キットでは、前後にスラリと長いタイガーモスに仕上がっていて、これもまたカッコイイですねー
さて、キットレビューが長くなってしまいましたが、製作に入ります。
まずは船体下部の貨物室ですが、キットでは固定することになっています。
リブが底板の裏にはまり、固定される構造ですね。
この中には、フラップターが4機収納され、ちゃんと内部のディテールも再現されていますので、閉じてしまうのは勿体無いです。
リブを切り取り、磁石で取り外し可能にしました。
小さな磁石を3個取り付け、簡単に取り外し可能にしています。
格納庫側には、缶コーヒーから切り出した鉄片を「く」の字型に曲げたものを貼り付けて吸い付けています。
今回ここも電飾しますが、LEDは船体側に取り付ける事になります。
船首の分割を加工しました。
A 船首は前後に分割されていますので、取り外し可能にして操舵室内部の様子
を楽しめる仕様にしたいです。
でも、上の見張り台まで前後分割になっているので、取り外した時にカッコ
悪くなりそうです(-_-)
見張り台を残して分割できるようにして、その下にLEDを取り付けられる
ようにしてみます。
B 0.3ミリのピンバイスで、たくさん穴を開けました。
丸いものを綺麗に切り出すのは難しいので、この方法が一番確実です。
C デザインナイフで穴を繋いでいき、パーツを分離しました。
切断面はデコボコになりますので、綺麗に成型します。
D 見張り台の前後を接着して、切り出した分スキマが開いてしまった部分には
プラ板を貼り付けてふさぎました。
これで見張り台はそのままで、前部分だけ取り外す事が出来ます(^^♪
プロペラを回したいです。
やはりプロペラは回してみたいので、モーターを仕込んでみる事にしました。
スマホのバイブに使われる、超小型のモーターを組み込んでみました。
こちらは秋月電子通商で販売されているもので、カバーやアダプタを取り外すと3.5ミリ径のモーターが取り出せます。
使用したモーターはこちら(2017.03現在)
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-06782/
オモリを取り外すには色々な方法がありますが、ネットでググれば検索できます。
力任せに外すと軸が曲がってしまうので、お勧めしません(-_-)b
パーツの一部を切り取り、内部もギリギリまで削って、何とか内臓させる事ができました。
配線はポリウレタン線で、翼の補強の裏側に溝を彫って通しています。
モーターはパテで埋めてしまい、元の形に成型してしまって、何事も無かったかのようにバックレます(^_^*)
本当はモーターの熱を放熱できるようにした方が良いのですが、ビジュアルを優先しました。
長時間回転させていれば、確実に寿命が短くなるでしょうね。
ペラに軸を打ちます。
キットでは3ミリ径のダボにプロペラをはめますので、モーターの軸に対して大き過ぎます。
3ミリのプラ棒の中心に穴を開け、プロペラへ接着して軸を作りました。
ちょうど中心に軸を打つのは難しく、何度か失敗しながらベストなパーツをチョイスしています。
プロペラに無事にモーターが仕込めたのは良かったのですが、ブンブン回って危険です。
あまりにも回転数が高く、もしかしたら外れて手裏剣になって飛んでいくかもしれません(^_^;)
こちらは静岡ホビーショーでも展示すると思いますが、会場では小さな子供もたくさん来場します。
子供は予期できない行動を取りますから、たとえ顔に当っても停止するくらいの回転数が理想です。
モーターの回転をギリギリまで落とす回路を組みました。
ダーリントントランジスタを使った、モータースピードコントロール回路です。
ボリュームで停止からフル回転まで調整できます。
2SD560は、タマタマ手持ちにあったTrを使いましたが、現在は生産中止品で、入手困難ですけど、2SD1828でも代用可能です。
12Vでも動作しますので、Nゲージでも使えるはずですが、脱線した時の事を考えてヒューズかポリスイッチは必ず入れてください。
あと、フル回転にすると電源電圧がそのままモーターへ流れますから、たとえば3V仕様のモーターに5V電源で使用する場合、ボリュームをフルまで回さない様に気をつけて下さいね。
実際に組み立てた回路です。
この回路は、気嚢の中に仕込みますので、出来るだけ小さく作りました。
左右のモーター別々に同じ回路を2セット組んでいます。
ひとつだけ作って2つのモーターを同時に制御しようとしても、モーターの個体差で同じ回転数にはなりません(-_-)b
本来は放熱板も必要ですが、今回は5Vから1.5~2.2V程度の調整で、発熱が少ないので付けていません。
プロペラ回転ギミックの完成です。
やっと上手く回転させることが出来ました(^^♪
回転数が低いので、軸のブレが目立ってしまいましたが、とりあえず満足です。
ちなみに、プロペラは左右で逆回転で、正面から見て右が反時計回り、左は時計回りになっています。
次回は内部の製作の様子をご紹介したいと思います。
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タイガーモスは、スタジオジブリの名作「天空の城 ラピュタ」に登場する海賊船ですが、鳥の様な親しみのあるデザインで、多くのファンから支持されていたにも関わらず、立体物には恵まれていませんでした(-_-)
ボクもガマン出来ずに、2013年にフルスクラッチで製作しています。
タイガーモス製作記(全18ページ)
http://dorobou.blog.so-net.ne.jp/archive/c2303776086-1
それが遂に、ファインモールドさんからキット化されるとは!
これからは、誰でも手軽にタイガーモスを手にする事が出来るのです!
ファンの長年の夢を叶えてくれたファインモールドさん、ありがとうです(^^)/
さて、まずは仮組みしてみます。
とても組み立て易くて、プラモデルを作った事が無い方でも製作できるようにパーツ分割されています。
ラピュタのファンだけど、プラモデルは作った事が無いという方でも、ニッパとヤスリと接着剤があれば、このタイガーモスを手にする事ができるのは喜ばしい事ですね。
特徴的な船首も、見事に立体化されています。
操舵室の内部もパーツ化されていますので、窓から覗き込んで楽しむ事が可能です。
今回は電飾して、内部にも手を入れてみたいと思います。
首の複雑な渡り廊下部分は、なんと一体成型で、デッキの手すりも一体成型されている事もあり、プラモ初心者への配慮が感じられます。
4連反転プロペラもリアルに再現されています。
ここは組み立てが一番難しい部分だと思いますが、金属棒と真鍮パイプの組み合わせで、信じられないくらい簡単に組み立てられます(^_^;)←自分はかなり苦労した
今回は気嚢部分を取り外して船室内部を見れる様にしたいと思いますが、この4連ペラがバラバラになってしまうので、ちょっと分割方法を工夫しています。
全体のプロポーションの解釈も面白いです。
自分が描いた図面と比較すると、解釈の違いが発見できて面白いです。
アニメではカットによってコロコロと形が変わるので、正解はありません(^_^;)
キットでは、前後にスラリと長いタイガーモスに仕上がっていて、これもまたカッコイイですねー
さて、キットレビューが長くなってしまいましたが、製作に入ります。
まずは船体下部の貨物室ですが、キットでは固定することになっています。
リブが底板の裏にはまり、固定される構造ですね。
この中には、フラップターが4機収納され、ちゃんと内部のディテールも再現されていますので、閉じてしまうのは勿体無いです。
リブを切り取り、磁石で取り外し可能にしました。
小さな磁石を3個取り付け、簡単に取り外し可能にしています。
格納庫側には、缶コーヒーから切り出した鉄片を「く」の字型に曲げたものを貼り付けて吸い付けています。
今回ここも電飾しますが、LEDは船体側に取り付ける事になります。
船首の分割を加工しました。
A 船首は前後に分割されていますので、取り外し可能にして操舵室内部の様子
を楽しめる仕様にしたいです。
でも、上の見張り台まで前後分割になっているので、取り外した時にカッコ
悪くなりそうです(-_-)
見張り台を残して分割できるようにして、その下にLEDを取り付けられる
ようにしてみます。
B 0.3ミリのピンバイスで、たくさん穴を開けました。
丸いものを綺麗に切り出すのは難しいので、この方法が一番確実です。
C デザインナイフで穴を繋いでいき、パーツを分離しました。
切断面はデコボコになりますので、綺麗に成型します。
D 見張り台の前後を接着して、切り出した分スキマが開いてしまった部分には
プラ板を貼り付けてふさぎました。
これで見張り台はそのままで、前部分だけ取り外す事が出来ます(^^♪
プロペラを回したいです。
やはりプロペラは回してみたいので、モーターを仕込んでみる事にしました。
スマホのバイブに使われる、超小型のモーターを組み込んでみました。
こちらは秋月電子通商で販売されているもので、カバーやアダプタを取り外すと3.5ミリ径のモーターが取り出せます。
使用したモーターはこちら(2017.03現在)
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-06782/
オモリを取り外すには色々な方法がありますが、ネットでググれば検索できます。
力任せに外すと軸が曲がってしまうので、お勧めしません(-_-)b
パーツの一部を切り取り、内部もギリギリまで削って、何とか内臓させる事ができました。
配線はポリウレタン線で、翼の補強の裏側に溝を彫って通しています。
モーターはパテで埋めてしまい、元の形に成型してしまって、何事も無かったかのようにバックレます(^_^*)
本当はモーターの熱を放熱できるようにした方が良いのですが、ビジュアルを優先しました。
長時間回転させていれば、確実に寿命が短くなるでしょうね。
ペラに軸を打ちます。
キットでは3ミリ径のダボにプロペラをはめますので、モーターの軸に対して大き過ぎます。
3ミリのプラ棒の中心に穴を開け、プロペラへ接着して軸を作りました。
ちょうど中心に軸を打つのは難しく、何度か失敗しながらベストなパーツをチョイスしています。
プロペラに無事にモーターが仕込めたのは良かったのですが、ブンブン回って危険です。
あまりにも回転数が高く、もしかしたら外れて手裏剣になって飛んでいくかもしれません(^_^;)
こちらは静岡ホビーショーでも展示すると思いますが、会場では小さな子供もたくさん来場します。
子供は予期できない行動を取りますから、たとえ顔に当っても停止するくらいの回転数が理想です。
モーターの回転をギリギリまで落とす回路を組みました。
ダーリントントランジスタを使った、モータースピードコントロール回路です。
ボリュームで停止からフル回転まで調整できます。
2SD560は、タマタマ手持ちにあったTrを使いましたが、現在は生産中止品で、入手困難ですけど、2SD1828でも代用可能です。
12Vでも動作しますので、Nゲージでも使えるはずですが、脱線した時の事を考えてヒューズかポリスイッチは必ず入れてください。
あと、フル回転にすると電源電圧がそのままモーターへ流れますから、たとえば3V仕様のモーターに5V電源で使用する場合、ボリュームをフルまで回さない様に気をつけて下さいね。
実際に組み立てた回路です。
この回路は、気嚢の中に仕込みますので、出来るだけ小さく作りました。
左右のモーター別々に同じ回路を2セット組んでいます。
ひとつだけ作って2つのモーターを同時に制御しようとしても、モーターの個体差で同じ回転数にはなりません(-_-)b
本来は放熱板も必要ですが、今回は5Vから1.5~2.2V程度の調整で、発熱が少ないので付けていません。
プロペラ回転ギミックの完成です。
やっと上手く回転させることが出来ました(^^♪
回転数が低いので、軸のブレが目立ってしまいましたが、とりあえず満足です。
ちなみに、プロペラは左右で逆回転で、正面から見て右が反時計回り、左は時計回りになっています。
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2017-03-19 14:22
コメント(0)
操舵室と船室 [FM タイガーモス 製作記]
今回は操舵室や船室の製作です
操舵室の内部は、キットでも再現されていますが、せっかく船首を取り外し可能にしたので、もう少し手を加えてみたいと思います。
A キットの内装パーツは使わず、プラ板で床を作りました。
少しでも内部の空間を大きく取りたかったためです。
この床の上に、インテリアを作成していく事になります。
B ジャンクパーツを貼り付けて、それっぽい室内を作りました。
操舵席や通信機など、アニメで描かれていた機器を配置しましたが、その
まんまの形とまではいきませんでした。
雰囲気だけは出せたかな?って感じです(^_^*)
C 後ろの壁にもジャンクパーツを貼り付け、ゴチャゴチャした室内に仕上げ
ています。
前後パーツの合わせ目にはプラ板を貼って、電飾した光が漏れ出さない様
にしました。
D 組み合わせると、こんな感じです。
狭くてゴチォゴチャした操舵室を再現してみました。
ここで、塗装してしまいます。
遮光と質感を出すため、ブラックで下地を作りました。
プロペラなど、薄いパーツが多くありますので、透け防止のためでもあります。
気嚢は左右貼り合せですが、合わせ目処理のついでに、ダボの位置に若干のヒケがありましたのでパテ埋めしました。
ブラウンで塗装します。
ブラックをエッジに残しつつ、ブラウンを吹きました。
これは以前フルスクラッチしたタイガーモスを塗装した時の色です。
今回はあまり凝った塗装をしないで、シンプルでスッキリした仕上がりとしました。
フィギュアを製作します。
A いつもお世話になっている、秋葉原のYFSさんから、1/200のフィギュア
を入手しました。
プライザー製などと比べると精度は落ちますが、元々建築模型で使用する事を
想定したフィギュアなので、安価で手軽に使えます。
B ポージングを変えたり、パテを追加したりしてクルーを7人製作してみました。
ただ、かなり小さいので、どうにもならない部分が出来てしまいます。
C 塗装してみました。
操舵手、通信士、キッチンを覗くルイ、ドーラとじっちゃん、シータ、パズー
を製作しています。
ちなみに、貼り付けられているのは、爪楊枝です(^_^;)
D 操舵室を塗装しました。
個人的に、ビークルはコックピットが一番の見所だと思っています。
緑ばっかしですけど、気合をいれて塗装しました。
フィギュアを配置してみます。
操舵室には、操舵手と通信士を置きました。
室内が狭いからでしょうか、通信士はいつもしゃがんで機器を操作していました。
ちなみに、こうして写真で見ると大きく見えますが、実際の大きさはこんなもんです。
1円玉が大きいわけではありません(^_^*)
2.5センチくらいでしょうか?ちょっとくらいディテールが甘くても大目に見て下さい(^_^)
船室にフィギュアを配置して、壁を取り付けました。
A 船長室には、ドーラとじっちゃんを配置しました。
二人でチェスをしている、ヤキが回ったシーンです。
インテリアには、ベットにティッシュで布団と枕を追加し、チェス盤を置く
丸テーブルを追加しただけで、あとはキットのまま塗装で塗り分けただけで
す。
こんなに素晴らしい再現度の室内を閉じてしまうのは勿体無いですよねー
壁の絵は、ドーラの若い頃の姿らしいです。
アニメからキャプチャーした画像を平面に加工して印刷したものを貼り付け
ました。
B 台所にはシータを置きました。
こちらも室内にはフライパンや包丁がモールドされており、塗装しただけで
キッチンが出来上がります。
シータは真上からしか見えないので、ホント適当でお恥ずかしいです。
C 外壁を取り付けますが、ペラ回転のための電源を供給しなくてはなりません。
しかも、気嚢と羽は取り外し可能にして、室内の様子も楽しめる仕様にした
いです。
2Pのコネクタを取り付けて、電源を接続できる仕組みを作ってから壁を取り
付けました。
D 更に手すりを取り付けました。
手すりはハシゴまで一体成型で、本当に組み立て易くて助かります。
ただ、若干太いので、気になる方は作り直してもよろしいかと思います。
操舵室には、照明を点けました。
見張り台の下に、電球色チップLEDを取り付けました。
わざわざ見張り台を切り離したのは、このためでもあります。
壁に取り付けられた丸いドーナツは、メーターのつもりです。
ビニール線の被覆のみを輪切りにしたもので自作しました。
点灯させた様子です。
電球色を使って温かい色にしたおかげで、ノスタルジックな感じになりました。
これだから電飾はやめられません(^_^*)
次回は貨物室の製作と電飾の様子をご紹介します。
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操舵室の内部は、キットでも再現されていますが、せっかく船首を取り外し可能にしたので、もう少し手を加えてみたいと思います。
A キットの内装パーツは使わず、プラ板で床を作りました。
少しでも内部の空間を大きく取りたかったためです。
この床の上に、インテリアを作成していく事になります。
B ジャンクパーツを貼り付けて、それっぽい室内を作りました。
操舵席や通信機など、アニメで描かれていた機器を配置しましたが、その
まんまの形とまではいきませんでした。
雰囲気だけは出せたかな?って感じです(^_^*)
C 後ろの壁にもジャンクパーツを貼り付け、ゴチャゴチャした室内に仕上げ
ています。
前後パーツの合わせ目にはプラ板を貼って、電飾した光が漏れ出さない様
にしました。
D 組み合わせると、こんな感じです。
狭くてゴチォゴチャした操舵室を再現してみました。
ここで、塗装してしまいます。
遮光と質感を出すため、ブラックで下地を作りました。
プロペラなど、薄いパーツが多くありますので、透け防止のためでもあります。
気嚢は左右貼り合せですが、合わせ目処理のついでに、ダボの位置に若干のヒケがありましたのでパテ埋めしました。
ブラウンで塗装します。
ブラックをエッジに残しつつ、ブラウンを吹きました。
これは以前フルスクラッチしたタイガーモスを塗装した時の色です。
今回はあまり凝った塗装をしないで、シンプルでスッキリした仕上がりとしました。
フィギュアを製作します。
A いつもお世話になっている、秋葉原のYFSさんから、1/200のフィギュア
を入手しました。
プライザー製などと比べると精度は落ちますが、元々建築模型で使用する事を
想定したフィギュアなので、安価で手軽に使えます。
B ポージングを変えたり、パテを追加したりしてクルーを7人製作してみました。
ただ、かなり小さいので、どうにもならない部分が出来てしまいます。
C 塗装してみました。
操舵手、通信士、キッチンを覗くルイ、ドーラとじっちゃん、シータ、パズー
を製作しています。
ちなみに、貼り付けられているのは、爪楊枝です(^_^;)
D 操舵室を塗装しました。
個人的に、ビークルはコックピットが一番の見所だと思っています。
緑ばっかしですけど、気合をいれて塗装しました。
フィギュアを配置してみます。
操舵室には、操舵手と通信士を置きました。
室内が狭いからでしょうか、通信士はいつもしゃがんで機器を操作していました。
ちなみに、こうして写真で見ると大きく見えますが、実際の大きさはこんなもんです。
1円玉が大きいわけではありません(^_^*)
2.5センチくらいでしょうか?ちょっとくらいディテールが甘くても大目に見て下さい(^_^)
船室にフィギュアを配置して、壁を取り付けました。
A 船長室には、ドーラとじっちゃんを配置しました。
二人でチェスをしている、ヤキが回ったシーンです。
インテリアには、ベットにティッシュで布団と枕を追加し、チェス盤を置く
丸テーブルを追加しただけで、あとはキットのまま塗装で塗り分けただけで
す。
こんなに素晴らしい再現度の室内を閉じてしまうのは勿体無いですよねー
壁の絵は、ドーラの若い頃の姿らしいです。
アニメからキャプチャーした画像を平面に加工して印刷したものを貼り付け
ました。
B 台所にはシータを置きました。
こちらも室内にはフライパンや包丁がモールドされており、塗装しただけで
キッチンが出来上がります。
シータは真上からしか見えないので、ホント適当でお恥ずかしいです。
C 外壁を取り付けますが、ペラ回転のための電源を供給しなくてはなりません。
しかも、気嚢と羽は取り外し可能にして、室内の様子も楽しめる仕様にした
いです。
2Pのコネクタを取り付けて、電源を接続できる仕組みを作ってから壁を取り
付けました。
D 更に手すりを取り付けました。
手すりはハシゴまで一体成型で、本当に組み立て易くて助かります。
ただ、若干太いので、気になる方は作り直してもよろしいかと思います。
操舵室には、照明を点けました。
見張り台の下に、電球色チップLEDを取り付けました。
わざわざ見張り台を切り離したのは、このためでもあります。
壁に取り付けられた丸いドーナツは、メーターのつもりです。
ビニール線の被覆のみを輪切りにしたもので自作しました。
点灯させた様子です。
電球色を使って温かい色にしたおかげで、ノスタルジックな感じになりました。
これだから電飾はやめられません(^_^*)
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2017-03-20 13:31
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格納庫と照明 [FM タイガーモス 製作記]
今回は、格納庫の製作と室内照明を工作して、完成です
船体最下部にある格納庫ですが、取り外し可能にしたので、内部もちゃんと作らないといけませんね。
デッキへと上がる階段は、キットにもパーツが付属しますが、より劇中の様子に近付けるために自作してみました。
伸ばしランナーを組み合わせて自作していますが、これはビニール袋の上で流し込み接着剤を使って接着して製作しました。
プラモ用の接着剤はビニールを接着できない事を、逆に利用した接着方法です。
接着剤は微量で済ますのがコツでしょうか(^_^;)
んで、フラップターを収納します。
キットにも4機のフラップターが付属していますので、塗装して並べてみました。
透明プラ板で羽を追加しています。
後ろのハッチも開閉可能ですので、取り付けた状態でも中を覗いて楽しめますね
窓は全て開口しました。
この後の照明の追加で、窓から光が漏れだしてくれるはずです。
実は格納庫内には、工具やオイル、予備の羽などが壁にかけてあるのですが、今回は時間が無くて工作出来ませんでした(-_-)
格納庫に照明を点けてみます。
A 格納庫の天井になる面に、電球色のチップLEDを取り付けました。
別に3ミリの砲弾型LEDを付けた方が工作は楽なのですが、チップLED
の方が光の照射角(広がる角度)が大きいので、スポットが出来ないのです。
B こちらは操舵室の照明に使ったLEDの保護抵抗です。
ちょうどクルーの詰め所の机部分がヘコんでいるので、ここに収めました。
今回は5Vの電源を使うので、100Ωです。
C こちらは格納庫の照明LED用の保護抵抗です。
電源が5Vなので、電球色LEDの使用電圧3.2Vを2個直列では使用出来ま
せん。
LED1個ごとに抵抗を付けてあげる必要があります。
D 電源供給のためのコネクタは、パーツの一部をカットして2Pのものを取り
付けました。
ガッチリと接着してから、パテでスキマを埋めています。
デッキの厚さが薄いので、真ん中に支柱を立てる事が出来ませんでした。
船室の照明も追加しました。
各船室の天井になる部分へ、部屋ごとに電球色のチップLEDを取り付けました。
A この部分から上が取り外し可能になります。
プロペラが付いた主翼もいっしょに外れてしまうので、電源供給のための
ピンを取り付けました。
ここから5Vの電源をモーターや照明に供給します。
B 船尾の機関室は、こちら側に接着しました。
機関室の壁が一緒になって外れる変な分割ですが、これによって尾翼と
機関室に繋がっている4連ペラも一体で外れるので、ペラがバラバラに
ならずに済みます。
気嚢の中で照明の配線をします。
今度はひっくり返って、気嚢が付く面です。
3つの船室用の照明は、やはり100Ωの保護抵抗3個で電源に配線しました。
ここにモーター回転数制御回路が乗ります。
随分と高さがあるパーツが並びましたが、気嚢の中に余裕で納まります。
ボリュームで回転数を調整したら、気嚢を取り付けてしまいますので、これで見納めですなぁ
無事に照明が点きました
船室の窓も開口していましたので、窓から光が漏れてきて、ノスタルジックな感じです。
電球色は昭和の温かい感じが出て良いですねぇ(^^♪
完成後も、分割して内部の様子を楽しむ事が可能です。
流石にペラの回転は止まってしまいますが、こんな感じで分割されます。
機関室は壁が無くなって、動力がむき出しになりますが、壁と4連ペラが一緒になって外れるためには、この分割にするしかありませんでした。
おかげで、内部もよく見えます。
上からしか見られませんけど、内部のアニメのシーンを再現した様子を楽しめます。
キットでは内部のインテリアまで再現されているので、このまま閉じてしまうのは勿体無いですよねー
今回は塗装してフィギュアも乗せた事ですし(^_^*)
ルイとパズーのフィギュアも追加しました。
ルイはキッチンの窓から、中の様子を伺っているシーンを再現しています。
小さいので、たぶん言われないと判らないかも知れません(^_^;)
パズーは船外でメンテナンス作業中のシーンにしてみました。
こんな危ないところで、ハンマーで力いっぱい叩きまくって、怖くないのでしょうか(-_-)
さて、これで船体は完成です。
キットに付属のスタンドに置いています。
これで完成でも良いのですが、どうせならベースも製作してみたいと思います。
つーわけで、次回はベースの製作です。
もしかしたら、ドーラのフィギュアまで紹介して、最終回になるかも知れません。
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船体最下部にある格納庫ですが、取り外し可能にしたので、内部もちゃんと作らないといけませんね。
デッキへと上がる階段は、キットにもパーツが付属しますが、より劇中の様子に近付けるために自作してみました。
伸ばしランナーを組み合わせて自作していますが、これはビニール袋の上で流し込み接着剤を使って接着して製作しました。
プラモ用の接着剤はビニールを接着できない事を、逆に利用した接着方法です。
接着剤は微量で済ますのがコツでしょうか(^_^;)
んで、フラップターを収納します。
キットにも4機のフラップターが付属していますので、塗装して並べてみました。
透明プラ板で羽を追加しています。
後ろのハッチも開閉可能ですので、取り付けた状態でも中を覗いて楽しめますね
窓は全て開口しました。
この後の照明の追加で、窓から光が漏れだしてくれるはずです。
実は格納庫内には、工具やオイル、予備の羽などが壁にかけてあるのですが、今回は時間が無くて工作出来ませんでした(-_-)
格納庫に照明を点けてみます。
A 格納庫の天井になる面に、電球色のチップLEDを取り付けました。
別に3ミリの砲弾型LEDを付けた方が工作は楽なのですが、チップLED
の方が光の照射角(広がる角度)が大きいので、スポットが出来ないのです。
B こちらは操舵室の照明に使ったLEDの保護抵抗です。
ちょうどクルーの詰め所の机部分がヘコんでいるので、ここに収めました。
今回は5Vの電源を使うので、100Ωです。
C こちらは格納庫の照明LED用の保護抵抗です。
電源が5Vなので、電球色LEDの使用電圧3.2Vを2個直列では使用出来ま
せん。
LED1個ごとに抵抗を付けてあげる必要があります。
D 電源供給のためのコネクタは、パーツの一部をカットして2Pのものを取り
付けました。
ガッチリと接着してから、パテでスキマを埋めています。
デッキの厚さが薄いので、真ん中に支柱を立てる事が出来ませんでした。
船室の照明も追加しました。
各船室の天井になる部分へ、部屋ごとに電球色のチップLEDを取り付けました。
A この部分から上が取り外し可能になります。
プロペラが付いた主翼もいっしょに外れてしまうので、電源供給のための
ピンを取り付けました。
ここから5Vの電源をモーターや照明に供給します。
B 船尾の機関室は、こちら側に接着しました。
機関室の壁が一緒になって外れる変な分割ですが、これによって尾翼と
機関室に繋がっている4連ペラも一体で外れるので、ペラがバラバラに
ならずに済みます。
気嚢の中で照明の配線をします。
今度はひっくり返って、気嚢が付く面です。
3つの船室用の照明は、やはり100Ωの保護抵抗3個で電源に配線しました。
ここにモーター回転数制御回路が乗ります。
随分と高さがあるパーツが並びましたが、気嚢の中に余裕で納まります。
ボリュームで回転数を調整したら、気嚢を取り付けてしまいますので、これで見納めですなぁ
無事に照明が点きました
船室の窓も開口していましたので、窓から光が漏れてきて、ノスタルジックな感じです。
電球色は昭和の温かい感じが出て良いですねぇ(^^♪
完成後も、分割して内部の様子を楽しむ事が可能です。
流石にペラの回転は止まってしまいますが、こんな感じで分割されます。
機関室は壁が無くなって、動力がむき出しになりますが、壁と4連ペラが一緒になって外れるためには、この分割にするしかありませんでした。
おかげで、内部もよく見えます。
上からしか見られませんけど、内部のアニメのシーンを再現した様子を楽しめます。
キットでは内部のインテリアまで再現されているので、このまま閉じてしまうのは勿体無いですよねー
今回は塗装してフィギュアも乗せた事ですし(^_^*)
ルイとパズーのフィギュアも追加しました。
ルイはキッチンの窓から、中の様子を伺っているシーンを再現しています。
小さいので、たぶん言われないと判らないかも知れません(^_^;)
パズーは船外でメンテナンス作業中のシーンにしてみました。
こんな危ないところで、ハンマーで力いっぱい叩きまくって、怖くないのでしょうか(-_-)
さて、これで船体は完成です。
キットに付属のスタンドに置いています。
これで完成でも良いのですが、どうせならベースも製作してみたいと思います。
つーわけで、次回はベースの製作です。
もしかしたら、ドーラのフィギュアまで紹介して、最終回になるかも知れません。
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2017-03-21 01:56
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ベースとドーラ [FM タイガーモス 製作記]
ベースとドーラのフィギュアを製作して、完成です。
ベースには支柱を立て、タイガーモスを取り付けますが、電源ピン2本では重量を支え切れません。
船体が薄いので、ピンを真下に取り付ける事が出来ず、横から挿しているのも原因です。
ピンの他、船体を乗せるサポートを追加して、面で支える構造にしました。
電源ピンと船体のクリアランスを、プラ板で微調整しています。
これで支柱の電源ピンに挿せば、板の上にタイガーモスが乗って、広い面積で支えることが出来るようになりました。
四角ではなくて「く」の字になっているのは、貨物室が飛び出ている部分を避けるためです。
ベースには、100均のトレーを使いました。
船体を支えるには、それ程大きなベースは必要ないので、100均で見付けたB5のトレーを使いました。
側面にちょっとしたタイル模様が入っているので、そのままでも充分使えます。
底のくぼんだ部分に、ピッタリはまるプラ板を切り出し、ベースの情景をその上に作ってみます。
A スタイロフォームを底板と同じ大きさに切り出し、表面をライターの火で
あぶって、デコボコの地面を作ります。
それを3つに分割して、T字型の谷を作りました。
B スタイロフォームの部分に、ジェルメディウム+水+タイルの目地補修材を
混ぜたペーストを塗って、ザラザラの表面を作ります。
更に、乾燥して粘度が高くなってきた頃合で、無数のクレーターを作って
みました。
C 谷の底には、3ミリのプラ角棒を大量に切り出した四角形を敷き詰め、炭
鉱の街を作ってみました。
アルティメットカッターでサクサクと一気にカットしました。
崖には、伸ばしランナーで、線路や橋などの生活導線を作っています。
こんなボンコツで、お恥ずかしいのですが、遠くから見れば何とかなるか
な(^_^*)
D 上から見たベースです。
切り立った崖と谷底の街(っぽいもの)が出来ました。
最後に水に溶いたメディウムを塗って、表面をカチカチに固めています。
塗装します
表面はザラザラに仕上がっていますので、塗装するだけで岩肌のようになります。
ある程度エアブラシで塗装してから、エナメルで質感を加えました。
街はプラ角材をランダムに貼り付けただけですが、なんとなくそれっぽく見えてくれたような?(^_^*)
テキトーなベースでけすど、主役はタイガーモスですので、ゆるしてちょんまげです。
パズーの家も作りました。
崖の端に、プラ板を組み合わせてパズーの家も作ってみました。
メッチャ小さいので、よく見ないと気付かないかも知れません。
タイガーモスを取り付けて、完成です。
実は、ちょっとした遊び心で、このベースからはタイガーモスのエンジン音が出ます(^^♪
安物のMP3プレーヤーと、簡単な自作アンプで、ポワンポワンというあの独特な音が流れる様にしました。
音はアニメからキャプチャーした音をループさせ、MP3に変換してSDカードに収めています。
もし、実物を見る機会があったら、聞いてみて下さいね
サウンドがあると、グッとリアリティがマシマシになります(^^♪
最後に、付属のドーラを製作します。
A 仮組みしてみました。
インジェクションキットなのに、レジン製?と思わせる程の素晴らしい
出来栄えです。
若い頃はシータそっくりなんて、絶対ウソだね。
B 顔と髪の毛、帽子の合わせ目には、ちょっとスキマが出来ているので、
バテでふさぎました。
後は身体の合わせ目を消した程度で、塗装に入ります。
C 顔の塗装は、老女らしく彫りを深く、くすんだ色で塗装しています。
ブラウンだけでなく、青系の色を加えると良いかと思います。
ちなみに、全てラッカーによる筆塗りです。
D 帽子や髪の毛も塗装して組み立てました。
アニメのまんまでオマケとは思えませんね。
このドーラのために買っても良いキットです。
100均のコレクションケースに固定しました。
カバーを被せれば持ち運びに都合が良いです。
この画像では、やさしく微笑んでいる顔に見えますが、角度を変えて上目遣いにすると、険しい表情になります。
元々の造型が良いので、黒目を打つ位置をちょっと上にするだけで、表情に変化が出てきます。
「おばさん」じゃなくて「船長」と呼ばないと怒られます(^_^*)
さて、これでタイガーモスの製作記は終了です。
完成画像は、別記事としてアップさせて頂きます。
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ベースには支柱を立て、タイガーモスを取り付けますが、電源ピン2本では重量を支え切れません。
船体が薄いので、ピンを真下に取り付ける事が出来ず、横から挿しているのも原因です。
ピンの他、船体を乗せるサポートを追加して、面で支える構造にしました。
電源ピンと船体のクリアランスを、プラ板で微調整しています。
これで支柱の電源ピンに挿せば、板の上にタイガーモスが乗って、広い面積で支えることが出来るようになりました。
四角ではなくて「く」の字になっているのは、貨物室が飛び出ている部分を避けるためです。
ベースには、100均のトレーを使いました。
船体を支えるには、それ程大きなベースは必要ないので、100均で見付けたB5のトレーを使いました。
側面にちょっとしたタイル模様が入っているので、そのままでも充分使えます。
底のくぼんだ部分に、ピッタリはまるプラ板を切り出し、ベースの情景をその上に作ってみます。
A スタイロフォームを底板と同じ大きさに切り出し、表面をライターの火で
あぶって、デコボコの地面を作ります。
それを3つに分割して、T字型の谷を作りました。
B スタイロフォームの部分に、ジェルメディウム+水+タイルの目地補修材を
混ぜたペーストを塗って、ザラザラの表面を作ります。
更に、乾燥して粘度が高くなってきた頃合で、無数のクレーターを作って
みました。
C 谷の底には、3ミリのプラ角棒を大量に切り出した四角形を敷き詰め、炭
鉱の街を作ってみました。
アルティメットカッターでサクサクと一気にカットしました。
崖には、伸ばしランナーで、線路や橋などの生活導線を作っています。
こんなボンコツで、お恥ずかしいのですが、遠くから見れば何とかなるか
な(^_^*)
D 上から見たベースです。
切り立った崖と谷底の街(っぽいもの)が出来ました。
最後に水に溶いたメディウムを塗って、表面をカチカチに固めています。
塗装します
表面はザラザラに仕上がっていますので、塗装するだけで岩肌のようになります。
ある程度エアブラシで塗装してから、エナメルで質感を加えました。
街はプラ角材をランダムに貼り付けただけですが、なんとなくそれっぽく見えてくれたような?(^_^*)
テキトーなベースでけすど、主役はタイガーモスですので、ゆるしてちょんまげです。
パズーの家も作りました。
崖の端に、プラ板を組み合わせてパズーの家も作ってみました。
メッチャ小さいので、よく見ないと気付かないかも知れません。
タイガーモスを取り付けて、完成です。
実は、ちょっとした遊び心で、このベースからはタイガーモスのエンジン音が出ます(^^♪
安物のMP3プレーヤーと、簡単な自作アンプで、ポワンポワンというあの独特な音が流れる様にしました。
音はアニメからキャプチャーした音をループさせ、MP3に変換してSDカードに収めています。
もし、実物を見る機会があったら、聞いてみて下さいね
サウンドがあると、グッとリアリティがマシマシになります(^^♪
最後に、付属のドーラを製作します。
A 仮組みしてみました。
インジェクションキットなのに、レジン製?と思わせる程の素晴らしい
出来栄えです。
若い頃はシータそっくりなんて、絶対ウソだね。
B 顔と髪の毛、帽子の合わせ目には、ちょっとスキマが出来ているので、
バテでふさぎました。
後は身体の合わせ目を消した程度で、塗装に入ります。
C 顔の塗装は、老女らしく彫りを深く、くすんだ色で塗装しています。
ブラウンだけでなく、青系の色を加えると良いかと思います。
ちなみに、全てラッカーによる筆塗りです。
D 帽子や髪の毛も塗装して組み立てました。
アニメのまんまでオマケとは思えませんね。
このドーラのために買っても良いキットです。
100均のコレクションケースに固定しました。
カバーを被せれば持ち運びに都合が良いです。
この画像では、やさしく微笑んでいる顔に見えますが、角度を変えて上目遣いにすると、険しい表情になります。
元々の造型が良いので、黒目を打つ位置をちょっと上にするだけで、表情に変化が出てきます。
「おばさん」じゃなくて「船長」と呼ばないと怒られます(^_^*)
さて、これでタイガーモスの製作記は終了です。
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2017-03-22 23:28
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タイガーモス 完成画像 [FM タイガーモス 製作記]
ModelGraphix誌 2017.04 No.389へ掲載して頂いた、ファインモールド「タイガーモス」完成画像です。
天空の城「ラピュタ」に登場する、人気の高い海賊船でしたが、ファン待望のキット化となりました。
キットの完成度はとても高く、プラモデルを作った事が無い方でも気軽に作れる様に設計されています。
たくさんのファンに作ってみて頂きたいキットです(^^♪
まずは全体から。
今回は電飾を組み込み、ペラを電動回転させて、室内のディテールアップ、ベースも製作しています。
プロペラには、スマホのバイブレータに使われる、超小型のモーターを埋め込み、左右逆回転で電動化しています。
そのままでは回転数が高くて危険ですので、気嚢の中にモーターの回転数をコントロール出来る回路を仕込みました。
各部屋には、電球色のLEDを仕込み、開口した窓からは、温かい光が漏れています。
室内も作り込んでいますので、船体の上部分を取り外し可能にして、内部の様子を楽しめる加工をしました。
単純に上部分だけ外れる様に分割してしまうと、機関室と尾翼の間で繋がっている4連プロペラがバラバラになってしまうので、機関室の壁まで一緒に外れるようにしています。
プロペラ回転のための電力は、2Pのコネクタで接続されます。
各部屋には、1/200フィギュアから自作した、アニメの登場人物を置いてみました。
船長室では、ドーラとじっちゃんがチェスをしているシーンを再現しました。
台所には、シータもいます。
室内の再現度は良好で、丁寧に塗り分けるだけで充分な仕上がりとなります。
アニメに登場した小物も、ちょっとだけ追加してみました。
更に、ラピュタ好きの方なら、きっと楽しんで頂けるクルー達も追加しています。
台所の窓には、覗いているルイを立たせてみました。
パズーは、船外でメンテナンス作業中です。
船首にある操舵室は、キットのパーツ分割を利用して取り外し可能にしました。
インテリアを自作して照明を点け、操舵手と通信士を配置しました。
電球色のほのかな光が、とてもノスタルジックな雰囲気を演出しています。
ベースはパズーとシータが始めて出会った、炭鉱の街を再現しています。
谷の底にひしめく街並みや陸橋を、お手軽工作で再現しています。
崖の端には、お別れしたパズーの家も作ってみました。
タイガーモスの、特徴的なエンジン音も再生されます。
ベースの裏には、MP3プレーヤーとアンプ、スピーカーを設置して、アニメから録音したエンジン音が再生されます。
模型に音が加わる事で、よりアニメの雰囲気を感じて頂けたら幸いです。
キットには、ドーラのフィギュアも付属しています。
特徴を良く捉えていて、丁寧に塗装してあげればそのまんまのドーラが再現できます。
老女らしく、彫りの深い顔立ちに塗装してみましたが、黒目の位置を工夫すると、見る角度によって表情に変化を持たせることができます。
個人的に、ラピュタは大好きなアニメですので、とても楽しみながら製作出来ました。
もっと作り込める部分もたくさんありましたので、機会があればまたリベンジしてみたいです。
組み立て易くて再現度も高いので、ジブリファンの方には特にお勧めしたいキットですね。
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天空の城「ラピュタ」に登場する、人気の高い海賊船でしたが、ファン待望のキット化となりました。
キットの完成度はとても高く、プラモデルを作った事が無い方でも気軽に作れる様に設計されています。
たくさんのファンに作ってみて頂きたいキットです(^^♪
まずは全体から。
今回は電飾を組み込み、ペラを電動回転させて、室内のディテールアップ、ベースも製作しています。
プロペラには、スマホのバイブレータに使われる、超小型のモーターを埋め込み、左右逆回転で電動化しています。
そのままでは回転数が高くて危険ですので、気嚢の中にモーターの回転数をコントロール出来る回路を仕込みました。
各部屋には、電球色のLEDを仕込み、開口した窓からは、温かい光が漏れています。
室内も作り込んでいますので、船体の上部分を取り外し可能にして、内部の様子を楽しめる加工をしました。
単純に上部分だけ外れる様に分割してしまうと、機関室と尾翼の間で繋がっている4連プロペラがバラバラになってしまうので、機関室の壁まで一緒に外れるようにしています。
プロペラ回転のための電力は、2Pのコネクタで接続されます。
各部屋には、1/200フィギュアから自作した、アニメの登場人物を置いてみました。
船長室では、ドーラとじっちゃんがチェスをしているシーンを再現しました。
台所には、シータもいます。
室内の再現度は良好で、丁寧に塗り分けるだけで充分な仕上がりとなります。
アニメに登場した小物も、ちょっとだけ追加してみました。
更に、ラピュタ好きの方なら、きっと楽しんで頂けるクルー達も追加しています。
台所の窓には、覗いているルイを立たせてみました。
パズーは、船外でメンテナンス作業中です。
船首にある操舵室は、キットのパーツ分割を利用して取り外し可能にしました。
インテリアを自作して照明を点け、操舵手と通信士を配置しました。
電球色のほのかな光が、とてもノスタルジックな雰囲気を演出しています。
ベースはパズーとシータが始めて出会った、炭鉱の街を再現しています。
谷の底にひしめく街並みや陸橋を、お手軽工作で再現しています。
崖の端には、お別れしたパズーの家も作ってみました。
タイガーモスの、特徴的なエンジン音も再生されます。
ベースの裏には、MP3プレーヤーとアンプ、スピーカーを設置して、アニメから録音したエンジン音が再生されます。
模型に音が加わる事で、よりアニメの雰囲気を感じて頂けたら幸いです。
キットには、ドーラのフィギュアも付属しています。
特徴を良く捉えていて、丁寧に塗装してあげればそのまんまのドーラが再現できます。
老女らしく、彫りの深い顔立ちに塗装してみましたが、黒目の位置を工夫すると、見る角度によって表情に変化を持たせることができます。
個人的に、ラピュタは大好きなアニメですので、とても楽しみながら製作出来ました。
もっと作り込める部分もたくさんありましたので、機会があればまたリベンジしてみたいです。
組み立て易くて再現度も高いので、ジブリファンの方には特にお勧めしたいキットですね。
現在、2つのブログランキングへ参加しています。
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2017-03-23 18:36
コメント(4)