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サンダーバード3号 製作記 [TB博 3号 製作記]

サンダーバード3号の製作記を連載します。

ずぅーっと更新が無くてごめんなさい(>_<)
作例のピークは過ぎたのですが、まだ別の作例がありますし、DORO☆OFF展示会の準備も重なって、とてもヤマトの製作どころでは無い状態です(+_+)
でも、全く更新が無いのも申し訳ないので、現在お台場で開催されているサンダーバード博に展示して頂いているTB3号の製作記を連載してみたいと思います(^_^;)
サンダーバード博も9月23日で終了ですが、ナカナカ好調な動員数だと聞いています(^^♪
たくさんの方に作品を見て頂ける機会をもらえて、大変光栄です(^^)/

さて、サンダーバードの大きなイベントが企画されており、そこに何か展示しませんか?とだいぶ前に打診はされていました。
何を作ろうかと思案していた頃、静岡ホビーショーで3号が発表されて、コレだ!と思いました(^_^;)
アオシマの担当者の方に無理やりお願いして、テストショットを送って頂きましたが、予定外の動きがあって急に締め切りが間近に迫ってしまいました(>_<)
残された時間は2週間。何とか形にしなくてはなりません。
当初は地下の格納庫を再現しようと考えていたのですが、アオシマさんからジオラマ完成品として販売していた事があるので却下です。
実際にサンダーバード博にそれが展示されているので、モロカブリにならなくて良かったです(^_^*)あぶねー
と、いう訳で、3号のラウンドハウスから発射しているシーンを製作する事にしました。

まずは3号ですけど、パーツ構成はこんな感じです。
パーツ構成.jpg
思った程パーツ数が多くありません。
ロケットですから、円筒ばっかりなのは当然ですけどね(^_^*)
細かいパネルラインが入っていて、今までの3号キットとは明らかに違います。
ちゃんとした3号のキットが無かったので、こうして発売されたことに感謝です。

ただ、テストショットのためか、表面がザラザラの状態でしたので、全体にペーパーを掛けています。
表面処理.jpg
全てのパーツにペーパーを当てなくてはなりませんので、この作業だけで丸一日かかりました(+_+)
右手には力が入らなくて、箸が持てなくなった程です。

何とか仮組みまで出来た状態です。
仮組み.jpg
おぉっ!カッコイイ!(^^♪
プロポーションは全く問題ありません。
プライズ品の3号よりスッキリした感じで、実際のプロップに限りなく近いですね。
ドッキングリングは3種類から選択式となっておりますが、ボクは「危険な遊び」で3号の周りをグルリと回るシーンの形を使いました。
コーンの先端はかなり尖っていますので、小さなお子さんがいる方は気を付けましょう(^_^)b刺さります
仮組みする事で、僅かですが改修したい部分が見えてきましたけど、どうやら3号の製作はスムーズに行きそうです。
3号本体の製作は後回しにして、面倒そうなラウンドハウスの製作から進める事にしました(^^♪

まずはベースの大きさを決めます。
ベースから着手.jpg
DVDを何度も見直し、3号に対してラウンドハウスの大きさを算出しましたが、自分が思っていたより遥かにデカイです(^_^;)
中央の穴を3号が通り抜けるのですから、そりゃデカイですよね。
B4のプラ板1枚を丸々使って地面を作り、そこからちょっぴり飛び出した感じでラウンドハウスを置く事にしました。

時間が無いので簡単な図を描いて寸法を決め、プラ板でどんどん組み立てて行きます。
一番問題になったのがラウンドハウスを支える足でした。
ラウンドハウスはカギ穴みたいな形をしていますが、円盤部分は完全に空中に浮いている状態で、四角の部分にある2本の足で支えているという、耐震構造を全く無視した未来的デザインです(^_^;)
今回は、加工しやすく強度が出せる素材として、木材をチョイスしました(^^♪
足の製作.jpg
A ゴミ捨て場にあった木の板をジグソーで切り出し、グラインダーで成型して
  足を2本作りました。
  布ヤスリは当てましたけど、表面処理はテキトーです(^_^;)
  複雑な曲面をしているので、シンメトリーに成型するのが大変でした。
B ラウンドハウスの床にビスで固定します。
  ベースにもビスで固定して、ガッチリと円盤を支えてもらいます。
  実際に取り付ける時には、万能ボンドを使って接着もしますので、かなり丈夫に
  固定する事が出来ました。
C ベースに固定した状態です。
  足には配線を通すための穴も開けてあります。
  ビスだけでもガッチリ固定されましたので、これで安心して工作できます(^^♪

ラウンドハウスは2階建てなので、更に階層を増やして行きます。
2階建てラウンジ.jpg
一番上には扇形のくぼみがありますので、切り抜いて裏からプラ板を当てました。
ラウンドハウスは円形だと思われがちですが、大きなプロップは多角形です(^_^;)
内部の部屋の壁は、多角形の頂点になる様に配置して、部屋割りをしておきました。

床下部分は円錐台の形をしています。
床下は円錐台.jpg
DVDから採寸すると、79°の角度が付いた円錐になっています。
円錐台の側面を計算で割り出して、カットしたプラ板をグルリと貼り付けました。
内部には補強も入れましたが、重くなってしまうので最低限必要な部分だけです(^_^;)

これでやっと全体像が見えてきました。
自重に負けない.jpg
複雑な形なのに図面は一切残っていないので、相当苦労するとわかっていましたが、形が出るまでかなり難航しました。
予定では3日と見ていた作業工数が5日掛かってしまい、大きな遅れが出てしまいました(>_<)14日しかないのにっ
でも、おかげでかなり劇中に近いプロポーションになったと思います(^^♪

感慨に浸っているヒマはありませんので、塗装に移ります(^_^;)
黒立ち上げ.jpg
内部の部屋を電飾したいので、ブラックで立ち上げてFS36495を吹きました。
まだ各階層はバラせる状態にしてあったので、奥までキッチリ遮光しておきます。
僅かに黒を残す部分をつくって立体感を加えてみました。

内部の小物を製作して行きます。
装飾追加.jpg
A 四角部分の両脇には、石を積み上げた壁の部分があります。
  0.5ミリのプラ板に接着剤を塗って、その上で60番のヤスリでプラ棒を削ってカスを落とし、
  ザラザラの表面を作りました。
  それを細く切り出して貼り付けてから、石積みの壁らしく塗装しています。
  右側には煙突がありますので隠れてしまう部分は作る必要はありません。
B 3号が抜けていく中央の穴には、内壁として0.3ミリのプラ板をテンションを
  掛けて貼り付けました。
  スキマはパテで埋めて、何事も無かったかの様にバックレています(^_^;)
C 部屋の内部には、電球色のLEDを入れてみました。
  実際のプロップでは部屋の明かりが点いているシーンは一切ありませんが
  何となくやってみたかったんです(^_^*)
D 内部の小物は、映像ではサッパリ読み取れなかったのでテキトーです。
  AFV系のメカなのか家具なのか判別しにくい形状のものを選んで貼り付け
  てみました。
  カラフルなカーテンは、折り紙に軽くヒダをつけたものを貼り付けています。
  こちらは見える角度の部屋は実物と色を合わせました。

窓枠を取り付けます。
窓枠追加.jpg
透明な窓枠がついていますので、ホワイトで枠を塗装した透明プラ板を取り付けて行きました。
カーテンで全て塞がっている部屋もありますが、そこにはブラインドらしきディテールが入っていたので、スジ彫りで表現してみました。
本当は板が取り付けられているのかも知れません。
映像しか資料がないので確認すらできないです(;一_一)

円盤と四角部分の境目には木が植えられています。
木を植えた.jpg
たぶん、境目を隠すための苦肉の策だったのでしょう。
Nゲージ用の情景テクスチャーを使って、樹木を茂らせてみました。
なお、窓枠の境目には、テーパーの付いた枠を取り付けています。

と、いうわけで、そろそろ長文になってきたので一旦終わります(^_^;)
ラウンドハウスの工作は、もうちょっと続きます。
3号はマイナーなメカなので、あんまり楽しみにしてくれる人は少なそうな気がしますけど、もうしばらくお付き合いくださいm(__)m

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サンダーバード3号 製作記 2 [TB博 3号 製作記]

しばらく間が空いてしまいましたが、サンダーバード3号の製作記 その2です。

ホビージャパン誌にダロルド、モデルグラフィック誌にバイパーMk.Ⅱを掲載して頂きましたが、サンダーバード3号の製作記が途中でしたので、こちらを先に記事にさせて頂きますm(__)m

お台場で開催されていたサンダーバード博は9月23日で終了し、延べ11万人の来場者と大盛況だったとの事です(^^)/
そんなにもたくさんの方に作品を見ていただけるなんて、大変ありがたい事ですね。
2週間で作った作品では失礼だったかも知れませんが、時間いっぱい一生懸命製作したつもりです(^_^;)
3号はまたどこかでお目に掛かるかもしれませんので、この製作記を思い出しながら見て頂ければと思います。

さて、確か、ラウンドハウスの製作の続きからでした(^_^;)←うろ覚え
窓枠は透明プラ板で製作しましたが、合わせ目には木製の仕切りがありますので追加しています。
窓の仕切り.jpg
2ミリのプラ板を13枚切り出し、ダークエッググリーンで塗装して貼り付けています。
幅が狭いので、そろえて一気に削り出す方法が使えず、ひとつひとつ製作する苦行でした(+_+)

四角の部分にある煙突は、スタイロフォームで製作しています。
煙突の製作.jpg
A スタイロフォームで煙突の形を作ります。
  壁に埋まっている部分は薄くなってしまうので、結局2分割にしました。
B マイナスドライバーで石積みらしく分割してから壁の補修剤を塗って、石の質感を加えて
  います。
  スタイロフォームのままでは、細かい気泡がたくさんあって石に見えないもので(^_^;)
C タンやブラウン系で塗装しました。
  ラッカー系ですけど、スタイロフォームが溶けるという事はありません。
  煙突内部には、フラットブラックをエアブラシで吹き付けました。
D 最後に、黒の色鉛筆を削って作った粉を目地に筆でこすり付けて、立体感を加えました。
  更に白の粉をハイライトとしてこすり付け、トップコートして完成です。

なんとなーく、石に見えてくれればオッケーです(^^♪

ベースの表面には、パネルラインを加えました。
穴とパネル.jpg
ラウンドハウスの位置を決め、中央の穴の位置をコンパスカッターで開口しました。
ここを3号が通り抜けて行くワケですね(^^♪
地面には四角のパネルをスジ彫りしました。
もうちょっと大きく作れば、周りのガケやヤシの木を追加する事が出来たのですが、今回は時間が無いので見送りました。
地面がパネルだけになってしまったのが、今回の製作で一番の心残りでしたねぇ(;一_一)

パネルはコンクリートの板を敷き詰めたような感じです。
パネル塗装.jpg
劇中では微妙な色の違いも再現されていましたので、紙を組み合わせて四角の穴を作り、それをマスキングとして塗りワケました。
パネルが全部同じ大きさだったので使えたワザですね(^_^;)

穴の周辺には石が敷き詰められています。
敷き石.jpg
3号が出てくる穴の周辺には、丸く石が敷き詰められています。
スタイロフォームを薄く切って丸く配置し、ドライバーの先で石の模様を付けてから、壁の補修剤を塗りました。
はみ出した補修剤は、歯ブラシでこすると簡単に落とせます(^_^;)
それらしく塗装して完成ですが、ここはほとんど見えない部分になりますので、思いっきり手抜きした部分です。

ベースを箱組みしました。
ベースの塗装.jpg
周りにプラ板を貼り付けて、ベースの完成です(^^♪
内部で3本の透明プラ棒を支えなくてはならないので、4センチの高さにしなくてはなりませんでした(+_+)
ちょっと壁の部分が大きくなるので、表面にヘアライン処理をして誤魔化してみましたけど、あんまり効果はありませんでしたね(^_^*)
すっごく不満が残るベースでしたが、そろそろ主役の3号を仕上げないとヤバかったので、ベースはこれで完成としました(>_<)

3号はとても良く検証されていますが、ちょっとディテールの足りない部分があったので追加しています。
機体のディテールアップ.jpg
A 2段目?の部分に、映像を参考にディテールを追加しました。
  一度表面にペーパーを当てているので、削り取ってしまったディテールも再現しています。
B キットでは形が違うディテールもあったので、プラ板で作り直した部分もあります。
  余程のマニアじゃないと気付かないと思いますが(^_^;)一応です。
C ドッキングリングの下には、姿勢制御なのかノズル型のディテールがあります。
  キットでは省略されていたので、綿棒をライターの火であぶって伸ばし、ラッパ状の形を
  作って接着しました。
D こちらのリングには、逆噴射用のノズルがあるのですが、中央を開口しました。
  プロップでは開口されていませんので、キットが正しいのですが、穴があった方がそれら
  しいと思ったので工作しています。
E 最下段の部分にも、映像を参考に四角チップを貼り付けました。
  矢印部分にはドーナツ状のディテールがあるのですが、ここも伸ばし綿棒をカットしたもの
  を貼り付けています。

3つのエンジンへと伸びるアームも手を入れました。
ゼブラ模様.jpg
A キットでは、長丸のパーツを溝にハメていく事でヒダヒダを再現していますが、実際には
  薄い板が巻きついたディテールとなっています。
  まずは溝にプラ板を接着してツラいちにしました。
B 成型した状態です。
  溝が全てなくなって、綺麗なゼブラ模様が浮き出てきました。
  なお、ボクが使ったのはテストショットなので、成型色は黒です(^_^;)
C ここに、カットした銅箔を巻き付けてディテールを自作しました。
  ほんのちょっとの事ですけど、これでプロップと同じ形状が再現されました。
D 塗装した状態です。
  黒い部分はマスキングが面倒だったので筆塗りです(^_^;)
  手間が掛かったワリには、あんまり目立たない改造ですけど、個人的には満足しました。

機体の塗装です。
パネルっぽく.jpg
機体は赤が若干強いオレンジですので、シャインレッドとイエローFS13538で調色しました。
明るいパネルは2:8、暗いパネルは4:6と、混合比を変えて塗り分けたのですが、ほとんど差がわかりませんね(^_^;)
更に、紙絆創膏で簡単なマスキングをして、フラットブラックを薄く吹き付けてパネルごとの色の違いを表現してみました。
実際のプロップでもこんな感じの塗装がされていましたので、真似してみた塗装です(^_^*)

噴射口は開口しました。
噴射口開口.jpg
各部を塗り分けました。
A ドッキングリングは、下の部分はオレンジになるので塗り分けています。
  エッジはホワイトなので注意が必要ですけど、上手くパーツ分割されていたので助かり
  ました。
B エンジンも組み立て、合わせ目を消した後、塗り分けました。
  噴射口は開口して、後程透明プラパイプを差し込める様にしておきます。
  今回、LEDはエンジンの中では無く、透明プラ棒に仕込む事になります。

シルバーの部分も塗りワケました。
細部の塗りワケ.jpg
意外とシルバーの部分がたくさんありますので、チマチマと筆塗りです(^_^;)
放熱板の塗りワケ.jpg
放熱板も紫が入ったグレーで塗装して、下端をイエローで塗りワケました。
数が多いので、一気にマスキングして一気に吹く作業で効率アップです。

放熱板が付く部分は青で、しかも赤く細い線が入っています。
放熱板が付く部分.jpg
A まず、機体色で全体を塗装した後、赤になる部分をマスキングしました。
B ホワイトを下地に吹いてから、コバルトブルーを吹きます。
C マスキングを剥がすと、青と赤のストライプとなりました。
D 放熱板を取り付けて、ブロックの完成です(^^♪

3号って、オレンジだけだと思われがちですが、実に細かい塗りワケポイントがあるんですよね(^_^;)

スミ入れしました。
スミイレ.jpg
スミ入れは、エナメルのブラックとフラットアースで作ったこげ茶色です。
ブラックだけではハッキリしすぎてリアリティが無くなると思います。
特に、今回はオレンジ地なので、ブラウン系と相性が良く、上手くなじんでくれました(^^♪

デカールを貼りました。
デカール.jpg
デカールは透けも無く、薄くて良かったのですが、テストショットでしたので、自分で切り出す必要があります。
しかも、最後にトップコートしたらエッジがシワシワになって浮いてきてしまいました(+_+)
もちろん製品版では改良されていると思いますが、トップコートを水性にして、少しずつ何回も吹いて慎重に定着させました。

汚しを加えます。
汚し.jpg
ウエザリングマスターのススで汚しを加えました。
あんまり汚し過ぎると逆にリアルさが無くなるので、ほんの少し、ポイントを絞って書き加えています。
汚し2.jpg
特に、サンダーバードメカは、汚しのリアリティと作り物らしさのバランスが特徴ですので、汚しすぎるのは厳禁です(^_^;)
プロップの画像をよーく見ながらサジ加減を調節しました。

さて、これでサンダーバード3号の完成です(^^♪
3号完成.jpg
大きさも手頃でプロポーションも良く、現時点で最高の3号である事は間違いありません(^^)/
ボクはついこだわって、細かい部分に手を入れてしまいましたが、素組みで塗装するだけで充分にカッコイイ3号を手にする事ができます。
アオシマさん、良い仕事してますね(^^♪

さて、また長くなってしまったので、製作記はもう1回続きます(^_^;)
次回は電飾とベースを仕上げ、完成までをレポートする予定です。
よろしくお付き合い下さいm(__)m

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サンダーバード3号 製作記 3 [TB博 3号 製作記]

サンダーバード3号の製作記、今回で最終回です。

3号本体が完成しましたので、いよいよベースに取り付けとなります(^^♪
透明プラ棒.jpg
プラ板を2段に組み上げ、透明プラパイプを差し込んで固定します。
この棒で3号を持ち上げつつ支えることになりますので、ベースへはガッチリ固定しなくてはなりません。
そのため、2枚のプラ板の間隔を大きく取る必要がありますので、ある程度ベースの高さが必要になりました。
出来れば、ベースの高さは低い方がスマートでカッコイイのですがね(^_^;)
透明プラパイプは、ペーパーでヤスって曇らせてあります。
光を拡散して欲しいのと、内部に仕込んだLEDや配線が見えない様にするためです(^_^;)

パイプの中に、LEDを仕込みました。
LEDの仕込み.jpg
A 3ミリの黄色LEDです。
  180度向きを変えて、下方向に光が行くように配線しました。
B パイプの中で光らせると、光がLED付近では最大光度で光り、自然なグラデーションで
  消えていく光になります。
  配線も光で全く見えなくなります。
C LEDの位置は、3号を差し込んだ時に最大光度になる位置に固定しました。
  これによって、エンジンから物凄い勢いでジェット噴射が出ているみたいに見えます。

更に、LEDを高速点滅させて、よりリアルな噴射に見える演出を加えました。
電飾の配線.jpg
裏側の配線の様子です。
A PICマイコンです。
  今回は3つのLEDを点滅させるだけなので、ピン数の少ない12F675を使用しました。
  基盤は使わず、ソケットに直接抵抗を付けて、ホットボンドで固定です(^_^;)
B DCコンバータです。
  100均のシガーライター/USBアダプターをバラして使用しました。
  長期の展示会なので、3端子レギュレーターでは無く、ノイズに強く、発熱が少ない
  スイッチング電源を採用しています。
  PIC1個のためにわざわざ使うには贅沢な電源ですが、安定動作のためには仕方あ
  りません(+_+)
  まぁ、結局会場では電飾は不可となって、幻の電飾となってしまったのですが(;一_一)
C 一応、ACアダプタと電池の両方で駆動できる様にしました。
  もしかして、コンセントが準備できないという事態を想定したのですが、使われる事は
  無かったですね(^_^;)はははのは

噴射の周りに、噴煙を表現しました。
噴煙の追加.jpg
噴射に見立てた透明プラパイプの周辺に、綿を巻いて噴煙を表現してみました。
以前、Grasserさんがスペースシャトルの発射シーンで使っていた表現をパクりました(^_^*)
噴煙もLEDの光で照らされるので、とても熱い煙みたいに見えますし、プラパイプも隠してくれるので、3号が浮いているように見えてくれます(^^♪
なお、綿は自重で下がってしまうと困るので、ジェルメディウムで軽く接着してあります。

ラウンドハウスの仕上げです。
手すりを追加しました。
手すりを追加.jpg
円盤部分には、外縁に沿って手すりがあるのですが、これをプラ棒で作っていたら大変です(+_+)
とにかく時間が無かったので、植木鉢の底にひく網から、不要な部分をカットして使いました。
良く見ると変なんですけど、とりあえず手すりに見えてくれればオッケーです(^_^*)
ポリプロピレン製なので、そのままでは塗料が定着しませんから、接着剤を塗ってからサフを吹き、グレーで塗装したものを取り付けました。

階段も設置しました。
階段の設置.jpg
A プラ板で階段を作り、ブラックで立ち上げたところです。
  現物合わせで自作したので、段数は実物と合っていません(^_^;)
  ちなみに、手すりも階段も、スケール的には全く合っていなくて、とても昇れない巨大な
  階段になります(^_^*)
  実際のプロップでもそうなっているので、そちらに合わせたスケールで製作しましたが、
  何も知らない来場者は、3号って小さいんだなーと思ったかも知れません(-_-;)
B 階段の踊り場を支える柱には、ちよっとしたメカが張り付いています。
  照明なのか、何かのスイッチなのか不明ですが、プロップに付いていたので再現してみ
  ました。
C 塗装して、取り付けた状態です。
  白い手すり(D)は、ホワイトのカラー針金を曲げて製作しました。
  間の補強が全くありませんけど、実際のプロップもそうなっているので仕方ありません。
  決して手抜きではありませんので、念のため(-_-)b

さて、これでサンダーバード3号が完成しました(^^)/
完成 全体.jpg
B4のプラ板を一杯に使った、ワリと大きなセットとなりました。
3号本体よりも、ラウンドハウスのスクラッチにほとんどの時間を持っていかれました(-_-;)
完成 電飾.jpg
会場では、残念ながら安全対策の面から電飾が消えた状態で展示する事になりましたが、電飾が無くても発射のシーンを感じて頂けたと思います。
今は現物が手元に無いので、完成画像を披露する事が出来ませんけど、またどこかでご覧頂ける機会がありましたら、是非ご覧下さいね(^^)/
と、いうワケで、駆け足でのご紹介になりましたけど、サンダーバード3号の製作記でした。
この製作記が、どれだけの方のお役に立てるのか、いささか不安ではありますが、機会がありましたら、今度は電飾ONの状態でご覧頂きたいと思います(^^♪

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