しんかいディテールアップ1 [しんかい6500 製作記]
HobbyJapan誌 2018.02 No.584 へ、アルカディア号と共に掲載して頂いた、X-BASE with ハセガワ1/72しんかい6500の製作記をスタートしたいと思います(^^)/
X-BASE(クロスベース)といえば、配線不要の置くだけで発光させる事が出来る、革命的な電飾装置です。

↓ナニソレ、美味いの?って思った方は、こちらをチェック!
http://www.x-base.jp/
配線不要で電池いらずと、今まで電飾したいけど無理だとあきらめていたモデラーには、大変魅力的なアイテムですね。
HobbyJapan誌では、X-BASEを使った作例を数回に渡って紹介してきました。
可動を殺さず発光可能とか、豊富なカラーバリエーションを紹介してきましたが、どうせなら、水中でも光らせる事が出来るという利点を活かして製作してみたいと思います。
水中で光るアイテムといえば、しんかい6500に決まりですo(^_^)o

A しんかい6500のキットは、バンダイとハセガワから出ていますが、今回はジオラマ
として製作する関係上、コンパクトな1/72のキットをチョイスしました。
ハセガワから数種類発売されているしんかい6500のうち、今回はエッチングパーツ
付きで、ダイオウイカとダイオウグゾクムシが付属した、ハイディテールVer.
を使います。
B 海底で採取したサンプルを収納するカゴは、エッチングパーツになっています。
これだけでもスケール感が出て効果的ですね。
C ダイオウイカはレジン製です。4パーツあります。
ちょっと小さいのですが、再現度は高く、雰囲気作りに活躍してくれそうです。
D ダイオウグゾクムシもレジン製ですが、やはり小さいです
爪楊枝の先にチョコンと乗ってしまいますが、ディテールは良好です。
伸ばしランナーで、ヒゲを追加してみました。
船体のリベットを目立たせます。

船体には、無数のリベットが凸モールドで入っているのですが、このままスミ入れしても消えてしまって実物と見た目が違ってしまいます。
そこで、リベットは全て削り落とし、0.3mmのドリルで穴を開けました。
スミ入れによって、リベットを目立たせる戦法ですね(^_^*)
センサーカバーを自作しました。

カバーの留め枠がデカールなので、立体感がイマイチなため、プラペーパーで立体的にディテールを追加しました。
キャラクターイエローにオレンジを少々足した色で塗装しています。
ここもボルトは削り取って穴を開け、浅いパネルラインを彫り直しました。
今回は水中に沈めるので、出来るだけ開口しています。

船体はつやありのホワイトで、上面はデカールを使わず、レドームをマスキング塗装しています。
水中に沈めるので、出来るだけデカールは使用しないようにしました。
船体に開いているたくさんの穴も開口して、内部に空気溜まりが出来ない様に抜け道を作っています。
それでも、どうしても空気が抜け切れない部分が出来てしまいますので、浮力に負けない様にベースを重くしないとダメですね。
穴の内部を作りました。

A 側面のパネルには、ちょっとだけ黄色になっている部分がありますので、レドーム
を薄く吹いています。
スミ入れは薄いニュートラルグレーで、ちゃんとリベットも浮き出てくれました。
B 穴を開けた部分は、暗いグレーで塗装しました。
プラの厚みが見えてしまうので、暗く塗装することで目立たなくしています。
C 開口した部分には、手動で操作できるバルブなどが配置されていいる部分がありま
す。
内部にプラ板をあてがいフタをして、適当なジャンクパーツでバルブ等を再現しま
した。
ここも空気が溜まらない様に、閉じてしまわない工作が必要です。
D 表面から見ると、メカがチラ見えしてくれます。
ついでに、シルバーな部分も塗装しておきました。
船体後部にある、ピンガー(位置情報センサー)をディテールアップしました。

A キットのまま組み立てると、ピンガーのガードが抜けていなのでイマイチです。
スケールを考えると仕方ないのですが、パイピングなども省略されていますね。
B ガード部分を切り取り、ピンガーをプラパイプで再現しました。
ポリウレタン線で自作したガードを用意します。
C ガードは、プラパイプを丸く成型した型を作って、その表面に組み立てました。
完成したら足をカットして取り外します。
ポリウレタン線なので、ちょっと力を加えると変形してしまうのですが、スケー
ルを考えると出来るだけ細いガードにしたかったので採用しています。
D 塗装して取り付けてみました。
パイピングも加えましたので、だいぶリアルになってくれたと思います。
次回は、ディテールアップの続きをご紹介したいと思います。
よろしくお願いします(^^)/
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X-BASE(クロスベース)といえば、配線不要の置くだけで発光させる事が出来る、革命的な電飾装置です。

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A しんかい6500のキットは、バンダイとハセガワから出ていますが、今回はジオラマ
として製作する関係上、コンパクトな1/72のキットをチョイスしました。
ハセガワから数種類発売されているしんかい6500のうち、今回はエッチングパーツ
付きで、ダイオウイカとダイオウグゾクムシが付属した、ハイディテールVer.
を使います。
B 海底で採取したサンプルを収納するカゴは、エッチングパーツになっています。
これだけでもスケール感が出て効果的ですね。
C ダイオウイカはレジン製です。4パーツあります。
ちょっと小さいのですが、再現度は高く、雰囲気作りに活躍してくれそうです。
D ダイオウグゾクムシもレジン製ですが、やはり小さいです
爪楊枝の先にチョコンと乗ってしまいますが、ディテールは良好です。
伸ばしランナーで、ヒゲを追加してみました。
船体のリベットを目立たせます。

船体には、無数のリベットが凸モールドで入っているのですが、このままスミ入れしても消えてしまって実物と見た目が違ってしまいます。
そこで、リベットは全て削り落とし、0.3mmのドリルで穴を開けました。
スミ入れによって、リベットを目立たせる戦法ですね(^_^*)
センサーカバーを自作しました。

カバーの留め枠がデカールなので、立体感がイマイチなため、プラペーパーで立体的にディテールを追加しました。
キャラクターイエローにオレンジを少々足した色で塗装しています。
ここもボルトは削り取って穴を開け、浅いパネルラインを彫り直しました。
今回は水中に沈めるので、出来るだけ開口しています。

船体はつやありのホワイトで、上面はデカールを使わず、レドームをマスキング塗装しています。
水中に沈めるので、出来るだけデカールは使用しないようにしました。
船体に開いているたくさんの穴も開口して、内部に空気溜まりが出来ない様に抜け道を作っています。
それでも、どうしても空気が抜け切れない部分が出来てしまいますので、浮力に負けない様にベースを重くしないとダメですね。
穴の内部を作りました。

A 側面のパネルには、ちょっとだけ黄色になっている部分がありますので、レドーム
を薄く吹いています。
スミ入れは薄いニュートラルグレーで、ちゃんとリベットも浮き出てくれました。
B 穴を開けた部分は、暗いグレーで塗装しました。
プラの厚みが見えてしまうので、暗く塗装することで目立たなくしています。
C 開口した部分には、手動で操作できるバルブなどが配置されていいる部分がありま
す。
内部にプラ板をあてがいフタをして、適当なジャンクパーツでバルブ等を再現しま
した。
ここも空気が溜まらない様に、閉じてしまわない工作が必要です。
D 表面から見ると、メカがチラ見えしてくれます。
ついでに、シルバーな部分も塗装しておきました。
船体後部にある、ピンガー(位置情報センサー)をディテールアップしました。

A キットのまま組み立てると、ピンガーのガードが抜けていなのでイマイチです。
スケールを考えると仕方ないのですが、パイピングなども省略されていますね。
B ガード部分を切り取り、ピンガーをプラパイプで再現しました。
ポリウレタン線で自作したガードを用意します。
C ガードは、プラパイプを丸く成型した型を作って、その表面に組み立てました。
完成したら足をカットして取り外します。
ポリウレタン線なので、ちょっと力を加えると変形してしまうのですが、スケー
ルを考えると出来るだけ細いガードにしたかったので採用しています。
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2018-01-17 08:18
コメント(2)
LEDの仕込み [しんかい6500 製作記]
その他のディテールアップを進め、LEDを仕込みます。

A ソナーの隣にあるCTD(深度・塩分計)をディテールアップしました。
注射器の様な部分や、チューブ類がたくさん付いていて、何がどう機能するのか
サッパリ判らないのですが、とりあえず画像を真似て追加工作しています。
B 尾翼にデカールを貼りました。
今回は実際に水中に沈めてしまうので、出来るだけデカールを使用しないで製作
していますが、流石にマークはデカールを使うしかありません。
C このデカールは、ナナメになっている水平がわかりにくい尾翼にあります。
予めマスキングテープで水平のガイドを作って、キッチリと水平に貼りました。
D デカールはそんなに多くありませんが、浮いてしまわない様に気をつけています
水中で剝がれてきちゃったら大変ですからね(^_^;)
マニピュレータもディテールアップしています。

キットの素組みでも十分に高い再現度ですが、マニピュレータは見所のひとつなので、ちゃんと作ります(笑)
油圧や圧縮空気のチューブを追加しました。
バラストもスジ彫りしなおして、ブロック状に分割しています。
8番シルバーに、エナメルブラックでスミ入れです。
レジンパーツも塗装して、光ファイバーを仕込みました。

A ダイオウグゾクムシは、薄いパープルにちょっと目を描いた程度で完成です。
もう少し透明感を出したかったのですが、たぶん小さくて見えません。
B ダイオウイカは、NHKの特番の映像を参考に塗装しました。
あちこち白くはがれた部分があったので、それを真似しています。
こんなのに出会ったら、さぞビックリするでしょうねぇ
C ライトはたくさん付いていますが、どれもX-BASEのLEDを収めるには
小さすぎて無理です。
貫通する穴を開けて、0.5mmの光ファイバーを通しました。
D カメラ等もありますが、しんかいには6個の照明が付いています。
これでも光が足りないので、マニピュレーターの後ろにも左右2個ずつ追加し
て、合計8個のライトを作りました。
LEDを取り付けていきます。

A 一番先頭にあるメインのライトは、穴を開けて直接LEDの光が出てくる構造
にしました。
X-BASEのLEDは、何の防水対策も無く、直接取り付けています。
電気をかじっている者にとっては、大丈夫なのか?と心配になります(^_^;)
B ファイバーを仕込んだライトは、エポキシ接着剤でレンズを追加しました。
C LEDは、遮光のため、熱収縮チューブでとじています。
光ファイバーを仕込んだライトは、点灯させてみるとものすごく光が弱い事
が判明しました(+_+)
そこで、両脇に追加したライトは、出来るだけ強力に発光してくれる様に、
1mmの光ファイバーにしました。
D 光ファイバーは1つのlEDへ集めています。
両脇に追加したライトには、専用のLEDを付けました。
メインの照明と合わせて、計4個のLEDを使用しています。
配線が不要なので、好きな位置に取り付けられるのは便利ですね。
船体を支える支柱は金属パイプを使用して、内部でプラ板にはさんでガッチリ
固定しました。
全てのパーツを取り付けたしんかいです。

元々ゴチャゴチャしているので、綺麗に塗り分けてあげるだけで、良い雰囲気になります。
最新機器のカタマリですね。
しんかいの表面はツルツルです。

実物もそうですが、デカールが水中で剝がれてしまわないように、クリアーでテカテカにトップコートしています。
研ぎ出しはしていませんが、5層くらいは重ねています。
今回の製作で、一番時間が掛かったのが、クリアーの乾燥だったりします(^_^*)
次回はベースと水槽のご紹介で最終回とさせていただきますね。
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A ソナーの隣にあるCTD(深度・塩分計)をディテールアップしました。
注射器の様な部分や、チューブ類がたくさん付いていて、何がどう機能するのか
サッパリ判らないのですが、とりあえず画像を真似て追加工作しています。
B 尾翼にデカールを貼りました。
今回は実際に水中に沈めてしまうので、出来るだけデカールを使用しないで製作
していますが、流石にマークはデカールを使うしかありません。
C このデカールは、ナナメになっている水平がわかりにくい尾翼にあります。
予めマスキングテープで水平のガイドを作って、キッチリと水平に貼りました。
D デカールはそんなに多くありませんが、浮いてしまわない様に気をつけています
水中で剝がれてきちゃったら大変ですからね(^_^;)
マニピュレータもディテールアップしています。

キットの素組みでも十分に高い再現度ですが、マニピュレータは見所のひとつなので、ちゃんと作ります(笑)
油圧や圧縮空気のチューブを追加しました。
バラストもスジ彫りしなおして、ブロック状に分割しています。
8番シルバーに、エナメルブラックでスミ入れです。
レジンパーツも塗装して、光ファイバーを仕込みました。

A ダイオウグゾクムシは、薄いパープルにちょっと目を描いた程度で完成です。
もう少し透明感を出したかったのですが、たぶん小さくて見えません。
B ダイオウイカは、NHKの特番の映像を参考に塗装しました。
あちこち白くはがれた部分があったので、それを真似しています。
こんなのに出会ったら、さぞビックリするでしょうねぇ
C ライトはたくさん付いていますが、どれもX-BASEのLEDを収めるには
小さすぎて無理です。
貫通する穴を開けて、0.5mmの光ファイバーを通しました。
D カメラ等もありますが、しんかいには6個の照明が付いています。
これでも光が足りないので、マニピュレーターの後ろにも左右2個ずつ追加し
て、合計8個のライトを作りました。
LEDを取り付けていきます。

A 一番先頭にあるメインのライトは、穴を開けて直接LEDの光が出てくる構造
にしました。
X-BASEのLEDは、何の防水対策も無く、直接取り付けています。
電気をかじっている者にとっては、大丈夫なのか?と心配になります(^_^;)
B ファイバーを仕込んだライトは、エポキシ接着剤でレンズを追加しました。
C LEDは、遮光のため、熱収縮チューブでとじています。
光ファイバーを仕込んだライトは、点灯させてみるとものすごく光が弱い事
が判明しました(+_+)
そこで、両脇に追加したライトは、出来るだけ強力に発光してくれる様に、
1mmの光ファイバーにしました。
D 光ファイバーは1つのlEDへ集めています。
両脇に追加したライトには、専用のLEDを付けました。
メインの照明と合わせて、計4個のLEDを使用しています。
配線が不要なので、好きな位置に取り付けられるのは便利ですね。
船体を支える支柱は金属パイプを使用して、内部でプラ板にはさんでガッチリ
固定しました。
全てのパーツを取り付けたしんかいです。

元々ゴチャゴチャしているので、綺麗に塗り分けてあげるだけで、良い雰囲気になります。
最新機器のカタマリですね。
しんかいの表面はツルツルです。

実物もそうですが、デカールが水中で剝がれてしまわないように、クリアーでテカテカにトップコートしています。
研ぎ出しはしていませんが、5層くらいは重ねています。
今回の製作で、一番時間が掛かったのが、クリアーの乾燥だったりします(^_^*)
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2018-01-20 18:44
コメント(2)
しんかい完成 [しんかい6500 製作記]
最終回の今回は、ベースを製作して完成です。
作品は水中に沈めますが、そのまま水に入れてもプカプカ浮いてしまいますよね。
しんかいの浮力に負けない様に、しっかりと沈めてくれるベースが必要になります。
重くて水に溶けず、腐食もしない素材となると、コンクリートが最適かな?

A 家の基礎にある通風孔に取り付ける、メッシュ状のカバーを利用しました。
コンクリートがメッシュに入り込み、ガッチリと固定されそうです。
これに、しんかいを取り付けるための金属アングルをネジ止めしました。
このアングルは焼付け塗装してあるので、サビも出にくいです。
B ベニヤ板にスチロールで枠を取り付け、合わせ目をガムテープで塞ぎます。
調合済みで、水を混ぜるだけでOKなコンクリートを流し込みました。
コンクリートだけでは強度に不安があったので、川砂を少々加えています。
海底だけでは寂しいので、その辺にあった石を埋め込みました。
C 硬化には、この季節では最低でも3日程掛かります。
エッジが立っていて危ないので、金属ヤスリで丸めました。
D 一見、上手く行った様に見えますが、拡大して見ると細かい気泡がたくさん
出来てしまっています。
これでは、海底の感じがでませんよねー
重曹+メディウムで海底の砂を表現しました。

重曹を加えたメディウムを塗って、表面をザラザラにしました。
硬化してから水で洗うと、表面に出ている重曹の粒は溶けてしまうのですが、粒状感はしっかり残ってくれます。
タンで塗装して、ベースの立ち上がり面はブラックを塗装しました。
しんかいを取り付けて沈めてみました。

ベースの通気口のサイズにピッタリの水槽を購入しました。
安物ですが、ちゃんとガラス製です(^_^;)
色々な角度で沈めてみて、一番空気が抜けてくれる角度を探します。
キットに穴を開けている時、想定していた角度より大きな角度になりました。
最も効率よく空気が抜けていてくれないと、ちょっとしたショックで気泡が出来てしまうので、角度は大事なんです。
海洋生物を取り付けました。

ダイオウイカは、メインのライトが一番当たる位置へ、支柱をつけて取り付けました。
目の前を通り過ぎて行くシーンとしてレイアウトしています。

グゾクムシは別の岩場に仲良く3匹を取り付けました。
テキトーに取り付けている様に見えますが、実は腹に気泡が出来ない様に、角度をつけて接着しています。
これで完成です。

水を入れてから15分程度置くと、溶け込んでいた気体が水槽の壁やベースなどに気泡として表れてきますので、軽く手でかき回して気泡を取り除く必要があります。
展示会などでは、流石に水を入れて展示することは不可能でしょうね(^_^;)
水が透明過ぎるので、水彩絵の具で着色してみたら、濁るだけであまり雰囲気アップせず、ベースやキットに色が付く心配があったので着色はしない事にしました。
X-BASEの上に置くと、無事に発光してくれましたが、ちょっと光が弱いので撮影は長時間露出が必要になります。
こればかりは仕方ありませんね。
さて、完成画像ですが、実は完成してすぐ納品してしまったので、あまり撮影していません。
この記事でいくつかご紹介するかたちで完結とさせてください。
まずは全体の画像です。

海底スレスレに浮かぶしんかい6500と、暗闇に照らし出されたダイオウイカです。
しんかい自体も、ディテールアップを加えています。

水中モデルならではの工夫も必要でしたが、初めての経験で楽しかったです。
水中っぽく、フォトショでエフェクトを加えてみました。

水中でも発光するX-BASEならではの作例になったと思います。
配線も不要なので、水中のジオラマ製作にはベストアイテムですね。
正面から。

とても神秘的なジオラマになったと思います。
もっとたくさんのLEDでも、全て光らせる事が可能なので、アクアリウムに使用しても面白いものが出来そうですね。
X-BASEは、アイディア次第でいろいろと面白いものが作れそうなアイテムだと思います。
機会があれば、ぜひお試し下さい(^^)/
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作品は水中に沈めますが、そのまま水に入れてもプカプカ浮いてしまいますよね。
しんかいの浮力に負けない様に、しっかりと沈めてくれるベースが必要になります。
重くて水に溶けず、腐食もしない素材となると、コンクリートが最適かな?

A 家の基礎にある通風孔に取り付ける、メッシュ状のカバーを利用しました。
コンクリートがメッシュに入り込み、ガッチリと固定されそうです。
これに、しんかいを取り付けるための金属アングルをネジ止めしました。
このアングルは焼付け塗装してあるので、サビも出にくいです。
B ベニヤ板にスチロールで枠を取り付け、合わせ目をガムテープで塞ぎます。
調合済みで、水を混ぜるだけでOKなコンクリートを流し込みました。
コンクリートだけでは強度に不安があったので、川砂を少々加えています。
海底だけでは寂しいので、その辺にあった石を埋め込みました。
C 硬化には、この季節では最低でも3日程掛かります。
エッジが立っていて危ないので、金属ヤスリで丸めました。
D 一見、上手く行った様に見えますが、拡大して見ると細かい気泡がたくさん
出来てしまっています。
これでは、海底の感じがでませんよねー
重曹+メディウムで海底の砂を表現しました。

重曹を加えたメディウムを塗って、表面をザラザラにしました。
硬化してから水で洗うと、表面に出ている重曹の粒は溶けてしまうのですが、粒状感はしっかり残ってくれます。
タンで塗装して、ベースの立ち上がり面はブラックを塗装しました。
しんかいを取り付けて沈めてみました。

ベースの通気口のサイズにピッタリの水槽を購入しました。
安物ですが、ちゃんとガラス製です(^_^;)
色々な角度で沈めてみて、一番空気が抜けてくれる角度を探します。
キットに穴を開けている時、想定していた角度より大きな角度になりました。
最も効率よく空気が抜けていてくれないと、ちょっとしたショックで気泡が出来てしまうので、角度は大事なんです。
海洋生物を取り付けました。

ダイオウイカは、メインのライトが一番当たる位置へ、支柱をつけて取り付けました。
目の前を通り過ぎて行くシーンとしてレイアウトしています。

グゾクムシは別の岩場に仲良く3匹を取り付けました。
テキトーに取り付けている様に見えますが、実は腹に気泡が出来ない様に、角度をつけて接着しています。
これで完成です。

水を入れてから15分程度置くと、溶け込んでいた気体が水槽の壁やベースなどに気泡として表れてきますので、軽く手でかき回して気泡を取り除く必要があります。
展示会などでは、流石に水を入れて展示することは不可能でしょうね(^_^;)
水が透明過ぎるので、水彩絵の具で着色してみたら、濁るだけであまり雰囲気アップせず、ベースやキットに色が付く心配があったので着色はしない事にしました。
X-BASEの上に置くと、無事に発光してくれましたが、ちょっと光が弱いので撮影は長時間露出が必要になります。
こればかりは仕方ありませんね。
さて、完成画像ですが、実は完成してすぐ納品してしまったので、あまり撮影していません。
この記事でいくつかご紹介するかたちで完結とさせてください。
まずは全体の画像です。

海底スレスレに浮かぶしんかい6500と、暗闇に照らし出されたダイオウイカです。
しんかい自体も、ディテールアップを加えています。

水中モデルならではの工夫も必要でしたが、初めての経験で楽しかったです。
水中っぽく、フォトショでエフェクトを加えてみました。

水中でも発光するX-BASEならではの作例になったと思います。
配線も不要なので、水中のジオラマ製作にはベストアイテムですね。
正面から。

とても神秘的なジオラマになったと思います。
もっとたくさんのLEDでも、全て光らせる事が可能なので、アクアリウムに使用しても面白いものが出来そうですね。
X-BASEは、アイディア次第でいろいろと面白いものが作れそうなアイテムだと思います。
機会があれば、ぜひお試し下さい(^^)/
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2018-01-23 19:28
コメント(4)