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VM スタデ、X-WING 掲載! [VMスタデ・X-WING製作記]

今月のHobbyJapan誌 2016.06 No.564へ、バンダイのビークルモデル、スターデストロイヤーとX-WINGを掲載して頂きました(^^)/
HJ2016-06.jpg
いよいよ今月29日に、バンダイからビークルモデルが発売になりますね(^^♪
わずか10センチ程度なのに、驚愕のディテールが刻み込まれていて、手にした方はきっと驚くと思います。
価格が648円と、コレクション性も高いのもサスガはバンダイ。夢を売る企業です(^_^;)

今回はスターデストロイヤーを電飾してみました。
後ろから 1.jpg
わずか10センチの模型を電飾するために、LEDを19個使いました(^_^*)
パーツをクリスタルレジンで複製して、塗装後に虫ピンの先で穴を開け、小さな光点を作っています。

もうひとつはX-WING RED5です。
斜め前から 1.jpg
こちらも素晴らしい再現度で、スケール感覚が麻痺してきます(^_^;)
キャノピーを開口して、コックピット内部とルークのフィギュアを自作しました。
塗装もプロップを出来るだけ再現してみたつもりです。

どちらも、頃合を見て製作記を連載したいと思っていますので、よろしくお願いします(^^)/

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側面の電飾 [VMスタデ・X-WING製作記]

まだちょっと早いかも知れませんが、キットは発売になったし、連休という事で、今回からビークルモデルの製作記を連載したいと思います(^^)/
まずはスターデストロイヤーですが、すでに購入した方は、フタの箱を開けた瞬間、あまりの精密さに驚いた事でしょう(^_^*)
素組み 前.jpg
わずか10センチくらいのサイズなのに、プロップがそのまま造型されており、写真で接写したら大きさが判らないくらいの精密さです。
素組み 後.jpg
これを電飾するには、光ファイバーなんて太過ぎて使えない事がすぐに判ります(^_^;)
パーツを透明レジンで複製したものに置き換え、中からLEDの光を入れて、塗装してから小さな穴を開けて光の点を作るしか無いと思いました。
しかも、このサイズでは、光点はかなり小さくなりそうなので、強力な光じゃないと充分な光量が出ないと思います。
複製するレジンは透明度の高いものを使い、LEDも出来るだけたくさん使わないといけませんね(ーー;)

まずはサンドイッチされた側面を電飾してみたいと思います。
レジン複製.jpg
とりあえず試しに、おゆまるを使って型を取り、クリスタルレジンNEOを流してみました。
おゆまるは意外と検討してくれて、複雑なディテールにちゃんと追従してくれています。
クリスタルレジンは、普通のレジンより硬化時間が遅くなっていて、気泡が抜けやすくなっているのですが、爪楊枝の先を使って気泡を追い出したつもりでも、抜け切れていない部分が出来てしまいました。
でも、修正が必要な部分はちょっぴりだったので、後からパテで修正すれば大丈夫な感じです。
テスト用に複製したものでしたが、せっかくなのでこれはそのまま使っちゃう事にします(^_^*)

チップLEDを取り付けていきます。
LED取り付け.jpg
船体に取り付けられる様に成型した後、後ろ側にチップLEDを取り付けていきます。
内部のダボに干渉しないように、配線を取り回した部分もあります。
LEDは2個単位で並列に繋ぎました。
12VのACアダプタなら、並列で3個までつなげることが可能ですけど、もしかしたら9Vの電池を使うかも知れないので、2個単位にしています。
後で電池では無理な事が判明するのですが、その場合でも発熱を抑えるために2個単位で並列つなぎにしておいた方が安全です(^_^;)
CRDは余計に使う事になりますけど。

LEDは密封してしまいます。
LEDを密封.jpg
LEDは、パーツにへこみを作ってエポキシ接着剤で覆ってしまい、密封しておきます。
パーツの中から光る方が、より広範囲に光が充満してくれるからです。
チップLEDは、光の出る角度(照射角)が120度と広いので、今回の様に光が広がってほしい場合に効果的です。
エポキシ接着剤で覆ってしまうのは、LEDを固定するのが目的ですが、その他にもメリットがあります。
・透明なので、パーツとLEDの隙間を埋めてくれること。
 へこみを作った時の、断面の白濁も無くしてくれます。
・配線が外れてしまわない様に固定してくれること。
 ちょっと引っ掛けて外れてしまった場合、やり直すのは大変手間がかかります。
・端子も密封されるので、アルミテープで遮光してもショートしないこと。
 アルミテープを反射板に使いたいので、ショートしない構造は助かります。

LEDの周辺には、アルミテープを貼って、点灯させてみました。
片面で4個.jpg
透明度の高いクリスタルレジンのおかげもあって、LEDの光が綺麗に拡散してくれました(^^♪
でも、点灯させていない部分は、あっという間に光が減衰しているのがわかります。
側面の場合、充分な光量を得るには、片面で4個のLEDが必要になりそうです。
気持ちとしては5個付けたいのですが、2個単位での配線という縛りがあるので、4個にしてみました。

塗装して、穴を開けていきます。
虫ピンで穴あけ.jpg
発光させたまま、まずはブラックを吹いて、全く光が出てこない状態になるまで塗りつぶします。
それからグレーを吹いていますが、一方向から吹いてディテールに影が出来る様にしています。
軽くスミ入れ後、虫ピンの先で小さな穴を開けてみました。
虫ピンはバイスに取り付けて、ブレない様にしっかり持てるようにして作業しています。
内部の光が強力なので、ほんのちょっと穴を開けただけで充分な光が出てきます。
光点を並べて開ける場合は一発勝負なので、ちょっと緊張しました(^_^*)

光が強い部分も作ります。
光の強いところ.jpg
プロップでは、光が強い照明が当たった様な部分がありますので、そこは穴をたくさん作って再現しています。
船体に取り付けてから、上下のひさしへの反射具合を見ながら作業しました。
ひさしに当たった光も発光部分となるので、単品で見た様子より明るくなるからです。
普通サイズの模型なら、そんな事は気にしなくても良いのですが、このサイズの電飾となると反射光が大きく影響してきます(^_^;)
実際、予定よりも明るくなり過ぎた部分が出来てしまいました。

次回は艦橋ブロックの電飾です
よろしくお付き合い下さいね(^^)/

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艦橋の複製 [VMスタデ・X-WING製作記]

艦橋ブロックをクリアーレジンで複製します(^^)/

無数の窓の光を再現するため、艦橋周辺をクリアーレジンで複製します(^^)/
と、その前に、パーツに手を加えています。
パテでブロックに.jpg
パーツの裏側はカラッポですけど、そこにパテを盛って削り出し、ブロック状に成型しました。
安価で硬化の早い100均のパテを使っています。
わざわざこの形にしたのは、シリコン型から抜く時に抜きやすくするためですが、LEDの光をレジンの中で拡散させる効果も狙っています。
隅々まで光を行き渡らせたいので、レジンの塊にしておいた方が都合が良いのです。
透明プラ板の断面から光を入れ、表面にキズを付けるとそこだけ光る現象に似ています(^^)/

これを原型にして、シリコンで型を作ります。
原型の固定.jpg
プラ板に両面テープで原型を固定して、型取り用ブロックで湯船を作りました。
底になる方向がレジンを注入する面になります。
抜く方向を考えてパーツを配置します(^_^)
シリコンを流しました。
シリコン注入.jpg
はじめにパーツの表面に垂らして、爪楊枝で気泡を追い出してから、ゆっくりとシリコンを流し込みます。
このブロックは、シリコン用として売っているものですけど、隙間からタダ漏れします(ーー;)
予め、テープをぐるりと貼って、隙間を塞いでおきます。
もちろん、隙間から漏れる分も計算してシリコンの量を調整しておきます。
硬化には夏でも丸一日掛かりますが、ボクは大抵2日以上は放置します(^_^;)

型が出来ました(^^♪
シリコン型完成.jpg
キットのパーツは、恐ろしい程繊細な造型がされていますが、どうやら上手く型取りできたみたいです(^^♪
すごく細かいので、レジンが流れてくれるのか、メッチャ不安になる原型です(^_^;)

シリコンを流す前に、シリコンバリアを塗ります。
シリコンバリア.jpg
シリコンとレジンがくっついてしまわない様に、剥離剤としてシリコンバリアを塗りました。
いつもはベビーパウダーを使うのですが、今回はあまりに細かい原型なので、基本に帰ってこちらを使いました(^_^*)恐いのだよ
筆を使って、原型の奥までしっかりと塗りますが、塗り過ぎると形が変わってしまうので程々にします。

そしていよいよ、クリアレジンを流します。
クリスタルレジンNEO.jpg
使用したのは、クリスタルレジンNEOという、非常に透明度の高いものです。
値段は張りますが、ボクが使った事があるクリアレジンの中で、一番透明度が高いです(^_^;)
硬化後の収縮も少なく、変色も無いので、価格相応の性能を発揮してくれます。

レジンは少しずつ流し込みました。
レジン注入.jpg
レジンは、A液とB液を混ぜて、化学反応で硬化する樹脂ですけど、混合には紙コップを使います。
かき混ぜると気泡がいっぱい入ってしまうのですが、ドライヤーで温めると粘度が下がり、気泡が抜けやすくなります。
加熱するとポリ製のコップでは変形してしまうため、紙のコップを使います。
ちなみに、原型も乾燥機に1時間くらい入れておいて温めてから作業しています(^^♪
さて、はじめにレジンを少しだけ流して、爪楊枝で気泡を追い出します。
クリスタルレジンは、通常のレジンと違ってすぐに硬化しませんので、ゆっくりと作業できます。
それから少しずつ加えては爪楊枝で気泡を掻き出し、また少し加える作業を繰り返します。
これだけ気を遣っても、細かい気泡は抜け切れません。あきらめます(ーー;)
型の表面から、ほんの少し表面張力で膨らんだくらいまで注入して、硬化待ちとなります。
表面にパーツとの合わせ目が来る向きに型を作ったので、後から平らに成型するために少し削りシロを作っておきます。
ただし、ドック内部のパーツだけは横から光を入れるので、出来るだけレジンを多くするために大盛りにしています(^_^;)
注入後もドライヤーで過熱して、出来るだけ気泡を追い出します。
硬化には2日程掛かりますので、その間X-WINGを製作していました。
結局、4~5日放置しちゃっています(^_^*)

型から取り出します。
クリアー化完成.jpg
写真では半透明に見えますけど、実際には綺麗な透明です。
細部までレジンが行き渡って、とても綺麗に複製できました(^^)/
環境ブロック.jpg
艦橋ブロックの4方向をクリアー化出来ました(^^♪
あと、艦橋正面とドック内部も上手く抜けてくれています。
このクリアー複製が電飾のキモでしたので、大きな山をひとつ越えたって感じです(^_^*)

次回は電飾を仕込む作業をご紹介します(^^)/

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窓の発光 [VMスタデ・X-WING製作記]

艦橋ブロックにLEDを仕込み、窓を発光させます。

複製したレジンパーツは、中央の四角パーツを取り囲む様に配置します。
LEDをプラパーツ側に取り付けました。
LED2個で.jpg
中央の四角パーツに、チップLEDを取り付けました。
レジンパーツは、四角パーツに密着するように成型してから、LEDが収まる空間を彫り込んでいます。
透明な部分全てに満遍なく光が行き渡る位置を色々と検討したのですが、結局一番下に2個のLEDとなりました(^_^;)
前後は面積が小さいので、1個づつで間に合いそうです。

首のパーツは、合わせ目が目立つので修正しました。
うなじの合わせ目.jpg
首は3枚のパーツでサンドする構成ですが、うしろのうなじ?部分に合わせ目が出来ます。
はじめはチマチマと合わせ目を消してみたのですが、格子状のパーツがあって上手く成型できません(ーー;)
途中でイヤになって、全部削ってから、伸ばしランナーで作り直しました。
この工作は、ディテールの大半が失われますので、あまりオススメは出来ません。
合わせ目を消す事を優先させるのか、ディテールを優先させるのか、製作者の一存だと思います(^_^;)

パーツを組み合わせて、発光テストです。
発光状態.jpg
スリ合わせたパーツを船体に収めてみて、発光テストをしてみました。
船体にちゃんと収まるのか、光の届き具合や漏れはないかを確認しています。
ここだけで6個のLEDを使いましたので、光量は充分です(^^♪

レジンパーツを接着します。
レジン接着.jpg
レジンパーツを接着して、合わせ目を消しました。
あまりに隙間が大きい部分は、パテを使いましたが、基本的にエポキシ接着剤で埋めて成型しています。
スケールが小さいので、ちょっとした合わせ目も目立ちますから、しっかりと埋めておきます。
LEDとレジンパーツの隙間にもエポキシ接着剤を詰め込んで密封し、光の損失が最小限になるようにしています(^^♪

失われたディテールを再現して、塗装します。
合わせ目消しと塗装.jpg
A 合わせ目周辺の四角や、複製がイマイチなひさし部分をプラペーパー
  で再現しています。
  ここでサフを吹いて、白に近いグレーの下地を作り、ブラックよりも内部で光が
  反射しやすい色にしています。
B 全体をブラックで塗装して、遮光します。
  画像ではLEDを点灯させているのですが、光がほぼ見えない状態まで完全に
  塗り潰しています。
  本当は塗料でディテールが潰れてしまうので、多く吹き付けたくないのですが、
  光漏れしてしまうよりマシです(^_^;)
C グレーFS36495で塗装しました。
  せっかく下地をブラックにしたので、ムラやシャドーを気持ち残して吹きました。
  合わせ目消しが上手く行っていれば、ここでスミ入れもしちゃいます(^^♪
D レジンの底になる部分にもブラックを吹いて遮光しておきます。
  CRDは4個使いましたが、全てこの中に収めてしまって、後は電源さえ繋げば
  点灯可能な状態まで工作しています。

最後に、窓の光を作ります。
光点開口.jpg
LEDを点灯させたまま、虫ピンの先で小さな穴を開けて、光点を作っていきます(^^♪
内部の光が強力なので、小さな穴でも充分に存在感を発揮してくれます。
開ければ開けただけ光点を作れますが、調子に乗って開けすぎるとリアリティーが無くなります。
点灯していない部分があるから、光が引き立つ事もあります(^_^)b
一発勝負なので、綺麗に並べて穴を開けるのは緊張しますが、ディテールをガイドに少しずつ開けていけば、意外にちゃんとそろいます(^_^;)
わずか4センチ程度のパーツに、小さな光点を無数に作りたいという無謀な挑戦でしたが、どうやら願いは達成出来ましたので、とても満足です(^^♪

次回は艦橋正面とドックの電飾をご紹介したいと思います(^^)/

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ドックと艦橋の電飾 [VMスタデ・X-WING製作記]

連投です(^_^*)
今回はドックと艦橋の電飾です。

船体下面にある係留ポートですが、ここも複製したパーツに置き換えました。
ドックにLED.jpg
ここを別パーツにしてくれたバンダイさんに感謝です(^^♪
おかげで、複製したパーツに置き換えるだけでクリアー化出来ました。
取り付けダボとして一部が欠けていますので、そこを利用してチップLEDを取り付けました。
パーツの側面から光を入れる事になります。
チップの位置をテープで固定して、エポキシ接着剤で包み込んでしまいました。
塗装して遮光しても、アルミテープを貼ってもOKです。

LEDを点灯させてみました。
ドックLED点灯.jpg
LEDの光がドック内部の隅々まで行き届いていますね(^^♪
正直、LEDがある側のスミは暗くなるだろうと思っていたのですが、レジンの透明度が高いおかげでしょうか、綺麗に発光してくれました。
レジンにちょっとふくらみを持たせて硬化させたので、その効果もあるのかも知れません。
シメシメなので、この上にアルミテープを貼って、完全に遮光しておきました。

ドック内部を塗装します。
両脇から光.jpg
ドックの照明は、両脇のスキマが光っています。
メモ紙を距離を置いてフチのギリギリに置き、エアブラシでボカシながら天井を塗装しました。
ブラックを吹いてからFS36495ですが、ブラックの遮光が上手く行っていません。
造型が深いところに塗料が届かず、いくら吹いても光漏れが収まりませんでした(ーー;)
これ以上ブラックを吹くと、ディテールがどんどん崩れていってしまうので、あきらめました。
どうせ真下から見る事は少ないので、斜めから見れば目立たないし、この下に付くブロケを照らしてくれる効果があるかも知れないので(^_^;)←逃げた

んで、ドックの下にブロケを付けてみたくなって、自作してみました。
ブロケ自作.jpg
全長9ミリくらいかな?スタデが小さいので、ブロケはもっと小さいです(^_^;)
伸ばしランナーやプラペーパーなどを組み合わせて、似たような形に作ってみましたけど、ブロケに見えるか心配になる出来です(ーー;)
何度か作り直してみたのですが、どうやらボクの技術では精一杯らしいので、またしてもあきらめました(^_^*)

0.2ミリの真鍮線でドックにぶら下げてみました。
ブロケ取り付け.jpg
EP.4のオープニングシーンの再現です(^_^*)
こんだけ拡大してもディテールに違和感が無いのですから、本当にすごいキットですよね。
あと、ドック内にはエッチングパーツを流用して、係留フックを追加してみました。
どうせ見えないと思いますけど(ーー;)

完成したドックです。
ブロケ電飾.jpg
ドックの両脇から照明が出ていて、ブロケも照らし出してくれています(^^♪
予想以上に上手く電飾する事ができました。
真下から見られると光漏れが見えちゃうので、ちょっとマズイのですが、ベースに取り付けちゃえばバレないでしょう(^_^*)

続いて、艦橋の電飾です。
艦橋は正面のパーツをクリスタルレジンで複製してあります。
ダボ削り.jpg
パーツの内部に大きなダボがありますので、LEDは中央に1個しか内蔵できそうもありません。
LEDの光が干渉しない様に、ダボを斜めに削ってあります。
艦橋にLED.jpg
組んでみると、光は中央付近だけ強くて、端の方にはあまり届いていませんね(ーー;)
でもまぁ、何とか発光してくれるレベルではありますので、LEDは中央に1個としました。

塗装して、スミ入れします。
塗装とスミ入れ.jpg
LEDを点灯されたまま、サフを吹いてクリア部分の下地をグレーにしてから、ブラックで完全に遮光しました。
パーツの合いは良いのですが、僅かに光漏れしている部分がありましたので、瞬着パテで塞ぎながら塗装しています。
画像はグレーFS36495を吹いて、スミ入れして、塗装を終わらせた状態です。
レジンによる複製と、遮光のための塗料を重ね吹きした影響で、ディテールが甘くなっていますよね(ーー;)
仕方ありませんけど。

窓の光を作ります。
虫ピンで開口.jpg
虫ピンでひとつひとつ、小さな穴を開けて窓の光を作りました。
意外と端まで光が届いていて、綺麗に発光してくれたと思います(^^♪
ただ、これは艦橋ブロックの時にも思ったのですが、開けた穴の奥にLEDがある場所は、どうしても光が強くなります。
レジンが透明過ぎたため、LEDの光が直接見えちゃう場所が出来るのです。
スケールが小さいために起きてしまう現象なのですが、これは仕方ありませんね(ーー;)
透明度を落とすと、光が届かない場所が出来てしまいますからねー

【追記 2016.05.24】
艦橋の後ろに貼り付いたファルコンも作ったのですが、出来がイマイチでしたのでご紹介していませんでした(^_^*)
ありがたい事に、見たいというご要望を頂きましたので掲載してみます。
スミ入れ途中の汚い画像ですが、お楽しみ頂ければ幸いですm(__)m
ファルコン.jpg

次回はエンジンの電飾の様子をご紹介します(^^)/

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エンジンの電飾 [VMスタデ・X-WING製作記]

エンジンを電飾してベースに取り付け、完成です(^^♪

エンジンは3つの巨大なメインエンジンと、4つのサブエンジンが装備されています。
サブエンジンに穴.jpg
サブエンジンは小さくて光ファイバーじゃないと収まらない感じです。
幸い、中央にもノズルがあるので、1ミリの穴を開けて光ファイバーを飛び出させれば、光らせながらも似たような形状に出来そうです(^^♪
メインノズルは、強力な光が欲しいので、チップLEDを直接付けちゃおうと思います。

キット内部に、配線の通り道を作りました。
配線の通り道.jpg
4本の光ファイバーや、LEDへの配線が通る溝を彫っておきました。
んで、塗装します。
塗装とスミ入れ.jpg
ノズルはバラした状態でブラックを吹いて、完全に遮光しておきます。
取り付けるひし形パーツも、充分に遮光してからグレーを吹いて、スミ入れまで終了しています。
しかし、本当にすごいディテールですね(^_^;)

メインノズルには、チップLEDを直接取り付けました。
メインにはチップ.jpg
メインノズルは、強力に発光して欲しいので、LEDを直接取り付けてみます。
噴射口の奥に0.4ミリの穴を二つ開け、チップLEDの配線を通しました。
ギリギリですけど、1608タイプのLEDが、何とか収まりました。

サブエンジンは、光ファイバーになります。
サブエンジンの光.jpg
サブエンジンは、サスガにチップLEDが収まりませんので、光ファイバーになります。
ちょっと飛び出させて固定すれば、元々のディテールに近くなってくれそうです(^^♪
光ファイバーの先端は、ペーパーで一皮むいて、先端だけでなく円筒形に発光する様に加工しました。
こうする事で光が周辺にも拡散して、ノズルの内側全体を光らせてくれます(^^)

内部で配線しました。
内部配線.jpg
ここもLEDを2個単位で直列につなぎ、CRDを入れておきます。
エンジン2つにCRD、エンジン1つとサブエンジンにCRDを使っています。
サブエンジンのLEDは、通常の3ミリ砲弾型を使い、熱収縮チューブでファイバーの差込口を作っています。
また、内部には、CRDの足を使って、プラスとマイナスのハンダ付け部分を作っておきました。これからたくさんのCRDをハンダ付けする事になるので、作業しやすい端子を作っておきます。

エンジン点火です
エンジン点火.jpg
とても強力なエンジン光となりました(^^♪
ただ、内部の光ファイバーからの光漏れがすごいので、後で何らかの対策が必要ですねー

側面やドックの配線をつなぎます。
チップCRD.jpg
側面のパーツを取り付け、やはりLED2個に1個のCRDで繋いでいきました。
ただ、内部が狭いので、CRDが収まらなくなってきました。
途中から、チップタイプのCRDを使って、スペースを有効に使っています。
ちょっと見にくいのですが、プラスの端子にズラリとハンダ付けされているのがチップCRDです。

ベースを作ります。
ベース.jpg
キットに付属のベースでは、小さくて電源が確保できませんので、ベースを自作しました。
100均のフィギュアケースを、プラ板で箱組したボックスに貼り付けています。
透明カバーをかぶせれば持ち運びや郵送が楽チンになるので、小さな作品の時には、この方法が助かっています。

電源は、ちょっと電圧を下げました。
電圧降下.jpg
全てのLEDは2個単位で直列にしてCRDを入れていますが、しばらく点灯させたままにしておくと発熱してくる事がわかりました(ーー;)
細いポリウレタン線に12V1Aを流すと、配線の断面抵抗が大きくなってしまって、発熱してしまいます。
触れない程発熱するワケではありませんが、夏場で長時間展示する場合は不安になります。
パーツを閉じてしまうと、内部で密閉されてしまいますから、発熱量は更に大きくなると思います。
ところが、ためしに9Vの電池で発光させてみると、ほとんど発熱しないみたいです。
それならばと、12V1AのACアダプタの入力を、7809レギュレーターで9V1Aに落としてみました。
コレが大成功で、7809の放熱版も熱くなりませんし、スタデのLEDの発熱も抑える事ができました。
今回はLEDが19個、CRDは10本使用していますので、このサイズの模型に仕込むLEDの数としてはありえない本数になっています。
通常では考えられない問題が起きてしまうんですよね。
発熱の問題が解決できてよかったです(^^♪

ベースを塗装して、支柱を立てました。
スイッチと軸.jpg
ベースはなーんにも考えずにつや消しブラックで塗装しました(^_^*)
支柱は内部に電源供給のための配線を通しますので、3ミリの真鍮パイプを使っています。
抜け落ちと回転を防止するため、小さなネジを打ち込んでおきました。
ベース内部でパテで固定してしまえば、かなりガッチリと固定できます(^^♪

船体を閉じて完成です
ファイバー遮光.jpg
船体の上面と下面を配線して閉じます。
光ファイバーから漏れた光が、合わせ目から見えてしまうので、アルミテープで遮光しました。
ブラックで塗装しちゃっても遮光は出来ますが、発光色の青が強くなってしまうので、見栄えは悪いのですが、アルミテープを使っています。

ビークルモデル スターデストロイヤーの完成です(^^♪
後ろから 1.jpg
10センチくらいしかありませんけど、可能な限りの電飾を仕込んでみました。
本当に電飾できるのか不安なスタートでしたが、何とか形になってくれてホッとしています(^_^*)

次回はX-WINGの製作に移ります(^^)/

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コックピットの電飾 [VMスタデ・X-WING製作記]

今回から、X-WINGの製作記となります。

X-WINGの方も、サイズを感じさせない素晴らしいディテールが刻まれています(^^♪
素組み.jpg
プロポーションはおろか、細部の形状やディテールまで、プロップが完コピされています。
大きさも手頃だし、何と言っても安いので、色々なバリエーションで作ってみたくなりますね。
ファンとしては嬉しいのですが、作例となるといじるところが無くて困ってしまいます(^_^;)

やっと手を入れられそうな部分を見付けました(^_^;)
スリットを筋彫り.jpg
ウィングの後端には、1本の溝があるはずですが、キットでは省略されています。
上がキットのまま、下が加工後です。
筋彫りして、溝を作ってあげました。

んで、もうひとつの改修ポイントとしては、やはりコックピットですよね(^_^;)
キャノピーをくり貫いてみました。
キャノピーくり貫き.jpg
小さくて細いので、くり貫きは大変かと思ったのですが、意外とプラが厚いので難無くくり貫けました。
超音波カッターを持っていれば楽なのでしょうけど、ドリルで穴を開けて繋ぎ、ナイフで成型していくやり方です(^_^*)
出来るだけフレームが細く見える様に削り込んでみました。

更にコックピットを作り込んで、フィギュアも準備します。
コンソールとフィギュア.jpg
A コックピットを更にくり貫き、操縦席を作りました。
  後ろにダボが付いたバックヤードがありますけど、ここにはメカが付くので
  穴を塞ぐ事ができます。
B 0.3ミリプラ板でコンソールを作りました。
  小さなプラ板を組み合わせて、ボックス状にしています。
  両脇のコンソールも作っていますよ(^_^;)
  後ろのバックヤードには、ジャンクパーツでメカを追加しました。
  パイプは伸ばしランナーです。
C ルークのフィギュアを乗せたいですよね(^_^*)
  バンダイのビルダーズパーツHDより、MSフィギュア01を使って、着席した
  ルークを作ってみました。
  フィギュアは、機体下面パーツに高さを調節しつつ接着しています。
  ポージングを変え、操縦桿を持たせて、ヘルメットにプラペーパーで突起を
  追加しています。
D 機体上下を組んでみたところです。
  フィギュアは1/144ですが、スケール的に違和感無く搭乗できたと思います。

コンソールを電飾してみます。
LEDとCRD.jpg
プラ板で作ったコンソールの裏に、チップLEDを埋め込んでいきました。
LEDは2個単位で直列つなぎとしましたので、3個のLEDを光らせるためにはCRDが2個必要になります。
CRDは、可動するウィングの邪魔にならないように、コックピットの後ろに納めました。
配線して点灯を確認したら、エポキシ接着剤でLEDをコーティングしてしまいます。
発光させたい部分全てを完全に密封して、このあとブラックを吹いて遮光してしまっても光が届く様に密封してしまいました。

塗装して、点灯させてみます。
塗装・点灯.jpg
A LEDを点灯させてみると、プラ板で作ったコンソールなんてスケスケです(^_^*)
  機体側面からも光が透けていますね。
  まずは光らせた状態でブラックを吹き付け、光が完全に見えなくなるまで遮光します。
B 更にコックピット内部の色として307を吹きました。
  画像はLEDを点灯させた状態ですが、コンソールの裏まで遮光しているので、
  光がほとんど出てきていません。
C 次に、コンソール内部のパネルをブラックで色分けしました。
  メチャクチャ小さいので、ヘタにマスキングするより、手書きの方が精度を出せました
  正面のコンソールに緑の四角がありますが、実はここだけマスキングしてありました。
  ここから緑の光を強く出して、コックピット内部を照らす計画です(^^♪
D 正面の四角はクリアーグリーンとブラックを混ぜた色で塗装しています。
  何度重ね塗りをするかで光の強さを調節しました。
  スイッチ類は、虫ピンで開けた小さな穴です。
  さすがに色分けは出来ませんでしたが、かなり小さな光を作る事が出来ました。

ルークもメイクアップです。
フィギュア塗装.jpg
見える範囲で、反乱軍らしく塗装してみました。
ルークかどうかなんてわかりません(^_^*)
コックピットに座らせた時、なんとなくルークにイメージしてもらえればOKです。
コンソール正面からの光でルークが照らされて、ほぼ良い感じに電飾できました(^^♪
コックピット完成.jpg

次回はエンジンの電飾をご紹介したいと思います(^^)/

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エンジン電飾と塗装 [VMスタデ・X-WING製作記]

エンジンを電飾し、塗装開始です。

エンジンももちろん電飾します。
小さいので、ファイバーかな?と思ったら、チップLEDなら余裕で収まりそうです。
エンジンにlED.jpg
A キットの素の状態です。
  噴射口のディテールをあきらめれば、直接チップLEDを仕込めそうです。
  配線を通す溝も彫らないとダメそうですね。
B 噴射口に穴を開けました。
  パーツを組み合わせれば、中央にくぼみが出来るので、中心を出すのは
  楽チンです(^^♪
  2ミリ、2.5ミリと広くしていき、最終的に噴射口ギリギリの穴を開口しました。
C チップLEDを収めてみました。
  色は赤にするか悩みましたが、映像に近いピンクにしてみました。
  配線はダボをよけて、溝を彫った部分を通し、合わせ目が浮かない様に
  気をつけています。
D そのままでは、LEDの光が丸見えとなり、エンジンの中央だけが明るく
  光っているように見えます。
  噴射口全体を光らせたいので、曇らせた透明プラ板をポンチで抜いて
  ハメ込むことにしました。

遮光して接着します。
ブラックで遮光.jpg
内部をブラックで塗りつぶし、LEDをエポキシ接着剤で固定しました。
パーツを接着して点灯テストです。
接着の時に流し込み接着剤を使うと、遮光で吹いたブラックが溶け出し、合わせ目を塞いでくれます(^^♪
ボタン電池で点灯させてみたらバッチリでしたが、もしやと思って12V+CRDで点灯させてみたら透けてしまいました(ーー;)
CRDを使った方が光が強くなるので、ボタン電池では遮光が不十分であった事に気付かなかったみたいです。
仕方が無いので、合わせ目処理してから表面にもブラックを吹いて、完全に遮光しました。
ここだけブラックですと塗装で色味が違ってしまうかも知れないので、捨てサフを吹いています。
気付いてよかった(^_^*)

配線は下に集めました。
配線は下へ.jpg
エンジンポットから翼の付け根に貫通する穴を開け、配線を引き込んでいます。
配線は全て回転軸の下に集めました。
翼を開閉する時に干渉しそうな部分は、溝を彫って配線を逃がし、固定してしまっています。
ここをちゃんとしておかないと、開閉しているうちに断線してしまうので、ワリと重要な工程です(^_^;)

さて、電飾のための配線はほぼ終了です(^^♪
最終的な結線は後からするとして、ここで塗装に移ります。
グロスブラック.jpg
まずはブラックで立ち上げました。
つや有りのウィノーブラックを、ワリときっちり吹いています。
電飾した部分の遮光は済んでいるのですが、微妙なシャドーを加えたい事と、全体を青に振りたいこと、そしてプロップも黒立ち上げで塗装されているので、少しでもプロップに近付きたいという、切ない願いが込められています(^_^*)

グレーを吹きました。
グレー.jpg
グレーはFS36495で、シャドーを残しつつランダムに吹きました。
キャノピーとその周辺は307です。
ブルー1.jpg
レーザーのスパイラルと、エンジンポットの円周も、マスキングで307を吹きました。
ブルー2.jpg
小さいので、ちょっとした幅の違いがとても目立ちます(^_^;)

赤を吹きました。
赤1.jpg
パネルが白い部分がありますので、マスキングしてから赤を吹いています。
マスキングといっても、1ミリくらいしか無いんですけどね(^_^;)
主翼のラインは重要なマーキングですので、左右の幅が違ってしまわない様に、慎重にマスキングして塗装しました。
赤2.jpg
小さいけど、塗装する色や工程は1/48と同じですので、超メンドクセーです(ーー;)
散々時間を掛けてマスキングしても、色を吹くのは一瞬です。
そしてまたマスキング・・・しかも、小さいので、ちょっとマスキングがズレると、とても目立ちます。
とても根気の要る塗装ですが、作品の完成度を決めるのは、電飾なんかより塗装が最も重要です(^_^*)
気合を入れて塗装していきました。

次回は塗装の続きと配線、そして完成です(^^)/

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仕上げ・完成 [VMスタデ・X-WING製作記]

塗装の続き、ベースの製作、そして完成です(^^)/

塗装の続きです。
今度はグレーの部分を塗装します。
グレー塗りワケ1.jpg
グレーには濃いグレーと薄いグレーがあり、薄いグレーは少し緑が入った色みたいです。
厳密には単純な2種類ではありませんが、後から機体色を重ね吹きする事によって色調をコントロールして変化を付けます(^^♪
薄いグレーはダークシーグレーで、画像では緑の矢印部分です。
濃いグレーはニュートラルグレーで、画像では灰色の部分になります。
マスキングで塗り分けていますが、段々と薄くなっている部分もありますので、キッチリと吹いていない部分があります。

グレーの部分は機体にもたくさんあります。
グレー塗りワケ2.jpg
あまりハッキリ吹かないで、薄く色が付いたかな?程度で抑えて置くのがコツです(^_^;)
後から機体色を重ねるのですが、小さいので他の部分まで塗料が飛んで、余計な部分まで消えてしまいます。
プロップの画像を見て、明らかにグレーの部分には強く、何となくグレーかな?というところは薄く吹いてあります。

続いて、イエローを塗装します。
イエロー塗りワケ.jpg
イエローは、発色を良くするために下地にホワイトを吹いてから塗装するのが一般的ですが、今回は細かくてやってらんないので、濃いイエロー、FS13538を直接吹きました。
イエローの部分はそんなにたくさんありませんが、例えばエンジンポットの部分はマスキングが必要になります。
1ミリも無いディテールにマスキングするので、ズレないように気を付けます(^_^;)

機体色を軽く吹き付けて退色を表現し、ハゲチョロを描きました。
退色と剥げチョロ.jpg
機体色を5倍程度に薄めて、細吹きで重ね、退色した様子を加えました。
これによって、赤いマーキングはグレーの機体に馴染んでいき、グレーの部分は存在感を無くしていきます。
どのくらい残して、どのくらい発色させておくのか、微妙なコントロールが必要になります。
ハゲチョロは、機体色を爪楊枝の先に付けて、チョンチョンと置いていく事で描き込みました。
一度描いたくらいではちゃんと発色しませんので、それを利用してかすれた様子を表現しています。
ごめんなさい。小さくてアップのちゃんとした写真が撮れませんでした(ーー;)
それと、濃いグレーとブルーの部分を追加しています。

機体にも同様の塗装をします。
退色と剥げのアップ.jpg
退色で色分け部分が馴染んで、浮いた感じが無くなります。
ハゲチョロは出来るだけ解像度を高く、小さな点をたくさん打つ感じで仕上げています。
一見、筆で塗ったみたいに見える部分も、小さなドットの集合になっています。
剥げた部分も同じ色で塗りつぶされていないところがミソですね(^_^*)
と書くと、メチャクチャメンドクセー感じですけど、実際にはチャッチャとフィーリングで書き込んじゃってます。

スミ入れします
スミ入れ.jpg
スミ入れはエナメルで、ニュートラルグレーとフラットアースを6:4で混色したものです。
今回は小さいので、ディテールをハッキリ表現するために、いつもより濃い目に流しました。
エンジンやメカ部分には、薄いブラックを更に流してメリハリを付けています。
エンジン部分などは、ふき取りも雑にして、他よりトーンを落としたりしています。

汚しを加えました。
汚し.jpg
汚しには、色鉛筆の黒と茶色を適当に混ぜた粉を筆でこすり付けて表現しています。
普段はブラックグレーをランダムに吹き付けて表現するのですが、小さくてエアブラシが使えません(ーー;)
あまり汚し過ぎず、白い機体であることに充分注意して汚します。
油断すると、すぐに真っ黒になってしまいます(^_^;)

最後に、ダメージを描き込みました。
ダメージ.jpg
ダメージはエナメルのジャーマングレーで、爪楊枝の先でチョン置きしています。
やはり解像度を上げたいので、小さな点の集まりで表現しています。

つや消しでトップコートして塗装が終了です(^^♪
今度は配線を繋いでいきます。
CRD結線.jpg
エンジンを点灯させるためのCRDを結線しました。
エンジン2基にひとつのCRDです。
今回はPICマイコンで高速に明減させ、噴射の様子を再現してみようと思います。
さすがにマイコンは機体内部には納まりませんので、ベースに設置するしかありません。
配線は支柱の中を通しますが、4本の配線を引き回すのは故障の原因になりそうです。
そこで、マイコンの出力1個からエンジンを4つ点灯させる回路を組みました。
エンジン明減.jpg
PICの出力は5Vしかないので、4つのLEDを点灯させることが出来ません。
そこで、9Vや12Vの高い電圧をトランジスタでスイッチングして、直接LEDを点灯させてしまいます。
4基のエンジンが全て同じタイミングで明減してしまいますが、支柱の中を通す配線は、9or12V・マイナス・エンジン明減の3本で済みます。
もっと大きなキットなら、PICマイコンを内蔵させる事ができるのですが、小さいが故に配線にも工夫が必要になりました(ーー;)

ベースは基本的にスタデと同じです。
ベース.jpg
100均のケースにプラ板の箱組みで土台を作り、電池を内蔵させました。
今度は電圧を落とす必要も無いので、レギュレーターは付けていません。
ACアダプタも使える様に、ハイブリッドにしました。

取り付けて完成となりますが、その前にドロイドを塗装します。
ドロイド.jpg
R2は別パーツになっていないので、塗装が大変です(^_^;)
トップコートが済んでいますので、シルバーを塗ってからロイヤルブルーで塗り分けました。
面相筆による筆塗りですが、鬼の様に小さいので、窒息して死んでしまうんじゃないか?ってほど、集中して描き込みました(^_^*)

これでX-WINGの完成です(^^)/
完成.jpg
10センチ程しかない、小さなキットですが、細部まで忠実にプロップを再現してくれているおかげで、キッチリ塗装してあげればスケール感がわからなくなる程です。
製作も塗装も手応えがあって、大変楽しく製作できました(^^♪

完成画像は、スタデと一緒に別記事にアップさせて頂きます。
すみませんが、静岡ホビーショーから帰ってからになりますので、少々お時間を下さい。

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VM スタデ&X 完成画像 [VMスタデ・X-WING製作記]

HobbyJapan誌 2016.06 No.564に掲載された、バンダイのビークルモデル、スターデストロイヤーとX-WINGの完成画像です(^^)/
画像は全て1280ピクセルで掲載しています。

まずはスターデストロイヤーです。
すでに完成された方もたくさんおられると思いますが、わずか10センチ程度の大きさなのに、プロップがそのまま再現されていて、組み立てながら思わずスゲー!と声をあげてしまったのではないでしょうか。
今までの常識を覆す程の可能性を秘めたキットであるといえます(^^♪
今回は主要なパーツをクリアレジンに置き換え、チップLEDを20個内蔵させました。
塗装してから、虫ピンの先で小さな穴を開ける事で、無数の窓の光を再現しています。

全体の様子です。
全体 1.jpg
側面のサンドイッチされた部分には、所々に明るい部分がありますので、穴の数を増やす事で光を強くしています。

艦橋周辺です。
艦橋アップ.jpg
クリアレジンによる複製や、パーツの合わせ目消しによって失われたディテールは、プラペーパー等で再現しました。
窓の光は、一番最後に開ける事になりますので、失敗が出来ない一発勝負です(^_^;)
綺麗に並べて穴を開ける作業は、とても緊張しました。

前から見た様子です。
前から 2.jpg
このキットの素晴らしいところは、EP.5以降のMk.Ⅱタイプを忠実に再現している点です。
デルタ型の縦横比や船体の厚みまで、プロップと完全に一致しています。
シンプルで美しいデストロイヤーの真の姿をこの手に出来るなんて、なんて幸せなんでしょう(^^♪

横から見た様子です。
横から.jpg
クリアレジンの透明度が高く、光の損失はほとんどありません。
おかげで煌びやかな電飾が出来ましたが、穴からLEDまで直線になる角度では、光が直接見えてしまってまぶしいくらい強く発光してしまいました(ーー;)
かといって、光を弱くするワケもいかず、小さいが故のデメリットが出てしまったといえます。

おまけとして、下面の係留ドックに、自作したブロケット・ランナーを追加してみました。
ブロケ.jpg
ブロケ自体も9ミリ程度しかありませんので、まぁ雰囲気を楽しむって感じですけど、ドックからの光に照らされて予想以上に良い感じに仕上がったと思います。

エンジンは強力に発光します。
後ろから 1.jpg
3基のメインエンジンには、直接チップLEDを取り付けました。
4基のサブエンジンはさすがにファイバーですけど、先端を削ってノズル内部を照らす工夫を加えた事で、噴射口全体が光ってくれています。

続いて、X-WINGの完成画像です。
斜め前から 1.jpg
こちらも10センチ程度とは思えない、プロップまんまのディテールが再現されていて驚きます(^_^;)
普通は小さくなると、プラが流れない部分が出来ない様に、太くなってしまう部分が出来るのですが、このキットは各部のバランスを保ったまま縮小されています。
こうして拡大して写真を撮ってしまうと、スケール感覚が麻痺してしまうほどです。

コックピットを開口して、パイロットを乗せました。
コックピット 2.jpg
キャノピーをくり貫き、コックピットの内装を再現して、ルークのフィギュアを乗せてみました。
コンソールにもチップLEDを取り付けて、塗装後に虫ピンで小さな穴を開ける事で、スイッチ類の光を再現しています。
さすがに点滅はさせていませんが(^_^*)

エンジンには直接LEDを取り付けました。
後ろから 2.jpg
色は悩みましたが、ピンクのチップLEDを直接取り付けています。
曇らせた透明プラ板を追加することで、噴射口全体が光る効果を加えています。
また、数少ない改修ポイントとして、主翼の後方にある溝を彫り込んでいます。

塗装は大変かも
前から 1.jpg
小さいけど、塗装に掛かる手間は同じです(^_^;)
マスキングも極小ですし、ハゲチョロも爪楊枝の先を使うなど、塗装には大変手間がかかりました。
小さいので、ちょっとしたズレも目立ってしまうので、慎重に塗装しています。

小さいのがタマにキズですけど、その代わり安いです(^_^;)
たくさん揃えて、バリエーション展開しても楽しいですね。
失敗しても買い直せば済む価格ですので、電飾にも挑戦されてみてはいかがでしょうか。
こんなに作り応えのあるキットは、ホント久しぶりでした。
今後のシリーズも楽しみです!

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