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CA6 1/48TIE FIGHTER 製作記 ブログトップ

ディテールアップ [CA6 1/48TIE FIGHTER 製作記]

好評発売中のキャラクターエイジVOL.06に掲載された1/48タイ・ファイターですが、先日の静岡ホビーショーで初披露させて頂きました(^^♪
おかげさまで、たくさんの方々に見て頂き、モデラーとして嬉しい限りですm(__)m
特に、ランダムな溶接の閃光を再現した電飾への質問が多かったのですが、ランダムな発光は他の作品にも応用できるかも知れませんね。
キャラクターエイジ誌も、発売されてだいぶ経ちましたので、そろそろ製作記を公開させて頂こうと思います。
製作過程は、出来るだけ詳しくご紹介していこうと思っておりますので、数回に分けて記事にして行きたいと考えています。
最後まで、よろしくお付き合い下さいヽ(^。^)ノ

まずはキットのご紹介です。
パッケージ.jpg
ファインモールドさんからは、既に1/72サイズでキット化されていて、ボクも一度製作したことがあります(^^♪
とっても組みやすく、プロポーションも良好なので、気軽に組んで塗装を楽しむ好キットです。
それが今回は1/48サイズとなってリニューアルしましたヽ(^。^)ノ
1/48X-Wingと合わせて揃えれば、ナカナカ良いサイズとなりますね(^^♪
パーツ構成.jpg
パーツは、良くも悪くも1/72と大差ありません。
組みやすさを重視したパーツ構成となっていますが、せっかくサイズアップしたのに細部のディテールはそのまま拡大されただけですね(+_+)
その代わり、ソーラーパネルの黒い部分が別パーツ化されました。
塗装の際のマスキングが面倒だったので、このパーツ構成はとっても嬉しいです(^^♪
それから、コックピットの窓枠もクリアーパーツを挟み込む構成になりました。
これで窓枠をくり貫く必要が無くなったので、こちらも大変ありがたいですヽ(^。^)ノ
その他、スタンドが新デザインになり、帝国軍将校のフィギュアも付属しました。

仮組みしてみました。
仮組み.jpg
今までの1/72は小さすぎて、完成してもイマイチ感動が薄い感じがしていましたけど、1/48となってちょうど良いサイズになったと思います(^^♪
これなら、部屋に飾ってじっくり観賞するにも良いサイズだと思います。
タイ・ファイターはザコキャラな印象がありますけど、丸いコックピットに多角形のパネルという、一度見たら忘れられない特徴的なデザインが素晴らしいです(^^♪

仮組みしてみて、真っ先に気になったのは、パネルラインの湾曲です。
スジ彫り直し.jpg
Aがキットの状態ですけど、正面から見た時に直線に見える様に、パネルラインが湾曲している部分があります。
この部分はヤタさんも指摘しており、CADでの設計による落とし穴なのかも知れません(+_+)
また、アーム部分のパネルラインも彫が浅く、別のパネルがハマっている感じがしません。
そこで、Bの様にパネルラインを彫り直しました。
伸ばしランナーと瞬間接着剤で元のラインを埋め、成型後にスジ彫し直したものです(^_^*)
これでプロップと同様のパネルラインとなりました(^^♪
ちょっとラインがズレてしまっている部分がありますが、後で開口してしまうので問題なしです(^_^*)
また、アーム部分のラインも軽く彫り直し、画像Cの様に後ろ側のパネルラインも直線に修正しています。

今回はメンテナンス中の様子として製作するつもりなので、パネルの一部を開口しました。
ハッチ開口.jpg
ピンバイスで穴を沢山開けて、ニッパでつないで不要部分を取り出し、成型する方法です。
切り口はプラの厚みがモロに出てしまいますので、うすうす攻撃をしてあります(^^♪
キットは前後で合わせる構造になっていますが、前3箇所、後ろ1箇所を開口しています。

続いて、細部をディテールアップしました。
ディテールアップ.jpg
A 前面の上方のディテールが潰れてしまっているので削り落とし、自作したパーツに
  置き換えました。
  0.3ミリのプラ板をカットしたものや、プラパイプを伸ばして製作した小円を使用して
  います。
B 前面の下方も不足しているディテールを追加工作しました。
C アームの付け根部分も、ちょっとした小片を追加しています。

1/48サイズなので、1/72ではあきらめた細部のディテールアップもやりやすいです(^^♪
この辺は換装すると密度感がアップしますので、是非手を加えたい部分ですね。

下ハッチのパーツにも若干手を入れました。
下ハッチ.jpg
A キットの元パーツです。
  とても良く再現されていますが、本来平らである部分が凸になっていてりします(+_+)
B 平面であるべき部分を削り取ってラインを掘りなおしました。
  プロップではリベットもあるのですが、0.3ミリのドリルで穴を開けて再現しています。
C 仕上げにサフを吹いた状態です。
  そんなに大きな差ではありませんが、自己満足の世界ですね(^_^*)

下ハッチはほとんど見えない部分となりますので、そんなに拘る必要は無かったかも知れません。
でも、今回はここに溶接光を再現するので、どうしても視線が集まりやすい部分であるため、敢えて加工してみました(^_^*)

上のハッチも若干の手を加えています。
上ハッチ.jpg
左がキットの元パーツです。
完全にディテールが不足していますので、プラペーパーなどを利用して、四角モールドを追加したり、リベット穴を追加したりしています。
こちらも些細なディテールアップですが、せっかくの1/48なので精密感を出してあげました(^_^;)

このキットのコンセプトは、気軽に組んで塗装を楽しむスタイルだと思いました。
作例という事もあり、プロップの再現はあまり深く追求していません(^_^;)キリがねーし
ストレート組みでも、十分に楽しめるキットだと思います。
今回はどうしても気になった部分だけ手を加えてみましたヽ(^。^)ノ

と、言うわけで、次回へつづくのじゃ(^^♪

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コメント(12) 

ソーラーパネルとコックピット [CA6 1/48TIE FIGHTER 製作記]

今回はソーラーパネルとコックピットの電飾です。

タイの特徴でもある左右6角形のソーラーパネルですが、パネル部分とフレームが別パーツとなり、塗装がとてもやり易くなりました(^^♪
でも、キットのままでは厚みがあり過ぎます(+_+)
分厚いパネル.jpg
フレームで、黒いパネルパーツを挟み込む構造になっていますが、この黒いパネル部分が無くなれば薄く出来ると考えました(^^♪
そこで、ソーラー部分の接着面を切り離し、フレームに後ハメする方法を取っています。
後ハメ.jpg
フレームパーツは、中心の6角形の部分だけ接着してしまい、パネルをスキマから滑り込ませる仕組みです。
これによって塗装してからパネルをハメられそうですね(^^♪
でも、実際にはパネルの塗膜にキズが付くし、外枠が3枚のサンドイッチになっているので追加工作しなくてはならず、塗装してからの後ハメは出来ませんでした(+_+)
後でマスキングが面倒になりそうですが、仕上がりを見ると効果は歴然です。
加工前との比較.jpg
下がキットのまま仮組みしたもの。
上が今回薄く加工したもので、既に外枠へプラ板で3枚になる様に加工してあります(^^♪
ちょっと面倒な加工でしたが、キットのままよりもかなり薄く仕上げることが出来ましたヽ(^。^)ノ

続いて、コックピットの製作です。
キットのコックピットは、どんな資料を参考にしたのか、劇中のものとは全く違ってしまっています(+_+)
コックピット.jpg
A キットのパーツで仮組みしたものです。
  囲むように配置された壁の内側には、デカールを貼る仕様になっています。
  でも、実際の劇中では三角形が組み合わされた複雑な面取りがされています。
B そこで、床とイスだけを残して、内壁を全てプラ板で作り起こしました。
  一部が透明プラ板になっていますが、ここは後から幾何学模様を電飾するためです。
  シートにも、ちょっとだけパイピングをしてみました。
C シート後ろの窓も開口したので、後部パーツも開口してあります。

どうせほとんど見えないと知りつつ、操縦桿やコンソールも追加してみました(^_^*)
操縦桿とコンソール.jpg
操縦桿に至っては、全く見えない方向に実物大セットに似せたディテールを追加しました(^_^;)
ただの自己満足な工作ですけど、単純にやりたかっただけです(^^ゞ
コンソールも、適当なゴチャメカを流用して、それらしくデッチアップしました。

内部の幾何学模様を電飾します(^^♪
内部を電飾.jpg
A 内部にブラックを吹いて遮光し、幾何学模様があるパネルをマスキングしました。
B 内装はミディアムブルーを吹いて、劇中の紫っぽい暗がりを再現しています。
C ブラックの三角形部分は透明パーツですので、内側から先の細いもので引っ掻きキズ
  を作ります。
  キズの部分だけ光を通すので、幾何学模様が浮かび上がる仕組みです(^^♪
D 裏側へクリアーレッドを筆塗りして着色します。
  この透明部分をプラ板で箱組みして、内部にLEDを仕込むワケですね(^^ゞ

幾何学模様は出来ましたけど、室内がとても暗いので、明かりを追加しました。
室内灯.jpg
画像Aの様に、金属線にチップLEDと配線をハンダ付けして、コックピットの前上の位置へ来るように調整しています(^^♪
ちょうど台形のバックミラーみたいなものがあるので、そのカゲに隠れるようになります。
CRDを通して配線しましたけど、そのままではメッチャ明るくて操縦できないので、画像Bの様にCRDの後に適当な抵抗を入れて光量を落としてあります(^_^;)
幾何学模様を照らすLEDには、ピンク色のLEDを使用し、画像Cの様にプラ板で組んだ箱の中に収めました。
ちなみに、この箱の内側にはアルミテープを貼ってあります(^^♪
完成したコックピットブロックです。
コックピット完成.jpg
天井のハッチを開けた時にスキマが出来てしまうので、丸いプラ板で目隠しを追加しています。
この段階では遮光処理が十分ではないので、まだ光が漏れているところがあります(^_^*)
内部のアップ.jpg
フリーハンドでキズを付ける事で再現した幾何学模様ですが、1/72タイ・インターセプターでも同じ方法で再現した事があります。
サイズ的に1/48の方が楽でしたが、コックピットを箱組みしてからキズを付けて行ったので、少々やりにくかったですね(+_+)
もし、やってみようという方がおられたら、模様を付けてから箱組みする事をオススメします(^_^*)

それと、キャノピー内部のメカにも手を加えました。
キャノピー内メカ.jpg
色が微妙に違っている部分が追加したパーツです。
形状の違いや不足したディテールを追加したもののほか、高さが足りないディテールをプラ板でかさ上げしたものもあります。
全体的にディテールの彫が浅いのですが、いじり始めるとキリがありませんので、この程度で済ませてしまいました(^_^;)

キャノピー内部のメカもブラックで遮光塗装しておき、コックピットを収めてみた画像です。
組み込んでみた.jpg
まだ遮光処理が完全では無いので、ピンクLEDの光がモレモレですけど、ほぼイメージ通りの電飾が出来ました(^^♪
今回の作例では、そんなに凝った工作をするつもりでは無かったのですが、どうもコックピットの電飾には時間を割いてしまいます(+_+)
どうせそんなに見えない部分なんですけどねぇ(;一_一)

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タイ 完成(^^♪ [CA6 1/48TIE FIGHTER 製作記]

塗装やメカのディテールを追加して、タイの完成です(^^♪

タイの外装はブラックから立ち上げました。
塗装 黒立.jpg
スタジオの強力な照明で透けてしまわないように、ウィノーブラックで全体を塗装しました(^^♪
この後のグレーでシャドー効果を出すための下地の意味合いもあります。
特に、タイは青味があるグレーに仕上げたいので、ブラックの下地は必要な塗装でした(^_^;)

グレーを重ね、細部の塗装も仕上げて行きます。
グレー塗装.jpg
機体色はFS36495を吹きました。
エッジにほんのちょっと黒を残す事で、自然なグラデーション効果も出しています(^^♪
画像Aのパネル等に、ちょっとした塗りワケも加えてみました。
全てのタイにある塗りワケではありませんので、この辺は好みですね(^_^;)
キャノピー内部のメカは、ニュートラルグレーをチョイスしました。
まだつや消しをしていないので、テカテカですねー(^_^*)
画像Bの様に、キャノピーやハッチ等も塗装しました。
キャノピーは窓が開いた状態でパーツ化されていますので、塗装しただけで済みましたヽ(^。^)ノ
ファントムグレーに差し色としてFS36495を少々混ぜたものです。
ごめんなさい。エアブラシのカップで調色したので、正確な割合はわかりません(^^ゞ
画像Cは、ハッチの両脇に付くパーツですが、そのままでは厚みがあり過ぎるので、薄く削ってから使用しています。
ソーラーパネルも塗装してしまいました。
ソーラー塗りワケ.jpg
パネルは接着してしまったので、ブラックの下地へチマチマとマスキングして塗りワケました(-_-;)
メカモールドの一部には、濃いグレーの部分がありますので、ニュートラルグレーを筆塗りしています。

今回はメンテナンス中という事で、あちこちのハッチを開口しましたが、内部のメカを作らなくてはいけません。
パネル内のメカ.jpg
適当なジャンクパーツを切り貼りして、メカをデッチアップしました(^_^*)
ちゃんと船体に収まる様に作らなくちゃならないので、当たりの調整に苦労しました。
1/48とはいえ、コックピットとのスキマはとても狭いです(+_+)
でも、塗装しちゃえばそれらしいメカに見えるから不思議ですね(^_^*)
メカの塗装.jpg
ニュートラルグレーを筆塗りして、エナメルのブラックでスミ入れしています(^^♪
更に、サンディブラウンを遠くから軽くひと吹きしました。
ニュートラルグレー自体も黄色系ですので、ブラウンで油っぽくなります(^^♪

仕上げに軽くスミ入れしました。
スミ入れ.jpg
スミ入れは、エナメルのフラットアースとジャーマングレーを6:4に混合したものを、かなり薄くして流し込みました。
あまり強くすると黄ばんだ機体になってしまうので、パネルやメカが浮き上がってくれれば十分という程度に抑えています。
帝国軍の機体はよく整備されているので、汚しは加えていません(^_^;)
最後に船体の前後を接着して、合わせ目を消しました。
合わせ目消し.jpg
ファインモールドさんのキットはとても合いが良いので、合わせ目はほとんど目立ちませんが、誌面ではしっかり写ってしまうと思います(^_^*)
作例として、合わせ目も処理していないのはマズイと思うので、流し込みで接着したものを成型後、機体色を吹いて消しておきました(^^♪

さて、これで完成なのですが、後からメカ内部も光ったらカッコイイなーと思い付き、急遽追加工作しました。
ブルーLED追加.jpg
開口されたパネル内部に、ブルーのチップLEDを無理やり押し込みました(^_^*)
メカのシルエットが浮かび出て、良い効果が得られたと思います。
船体を接着してから追加したので、配線の取り回しに苦労しましたけど、追加して良かったと思います(^^♪

これでタイ・ファイターの完成です。
タイ完成.jpg
綺麗な機体だけど、メンテナンス中でパネルが外されたタイ・ファイターが完成しました(^^♪
ほんのりと青味があるグレーに仕上げましたが、帝国軍の冷たい感じが出せたと思います。
配線は、この時点ではどこに接続するか決まっていませんでした(^_^*)
塗装もせずにブラーンとぶら下がっている状態です。

次回からは、ベースの製作をご紹介したいと思いまーすヽ(^。^)ノ

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ベース 壁まわり [CA6 1/48TIE FIGHTER 製作記]

今回から、ベースの製作をご紹介します。

ベースを製作するに当たり、どんな構図にするか随分と悩みました(^_^;)
当初は格納庫として数機がぶら下がった状態にしようと思っていたのですが、それなら1/72で製作した方がたくさん並べられます(+_+)
1/48というサイズを活かして、より巨大に見せるため、空間を少なくしてみっちり密度感のある構成にしました。
タイを保持するアームも、いくつかのラフスケッチを描いて検討しています。
ラフスケッチから.jpg
A トラス構造をメインとした工業的な配置です。
  でも、トラスだけで全体を支えるので、強度的に不安があり、ボツです(-_-;)
B アーム部分も、当初はレール上を移動するガントリーを考えていました。
  でも、画像Cの様にガントリーが巨大になりすぎて、タイの大きさが薄れて
  しまいます。
結局、作例の様なトラスと吊り下げアームによる整備中の様子となりました(^_^*)
ベースは2ミリのプラ板で箱組みしましたが、出来るだけ空間が無くなるようにコンパクトに設計しました。
デススター内部での整備中を想定していますが、タイ以外は全て想像だけのスクラッチとなります。
自由度が高いのはありがたいのですが、全てのデザインを考え出さなくてはならないので、製作前の検討は大事です(-_-;)
今回は、タイの形状に合わせて、多角形と丸で統一したデザインにしています。
壁も角度を付け、オペレータールームも6角形にしてみました(^^♪

横の壁には角度を付けて、6角形の一部のようなデザインにしています。
横の壁の製作.jpg
壁の一部は大胆に空間を開けて、ゴチャメカを詰め込みました(^^♪
整備工場として、メカニックな雰囲気を追加するのが狙いです。
本当はパイピングだけで済まそうと思ったのですが、この方がインパクトが出たと思うので、良かったかな(^_^;)
壁の上の方には、規則的に並んだ四角がありますが、コレは100均の仕切り版です。
材質がポリプレンなので塗料のノリが悪いため、プライマーを塗ってからサフを吹いて置きました。
壁の下側は電飾を仕込みますので、今は空いている状態です。

続いて、トラス構造を自作しました。
トラスを自作.jpg
既製品のトラスではサイズが合わなかったし、仕上がりに納得出来なかったので、プラ角棒を使ってトラス構造を自作しました(^_^;)
Aは3ミリ、Bは2ミリ、Cは1.5ミリです。
少しずつサイズの違う角材を使う事で、精密感を出してみました(^^♪
ナナメの部分は当初ピッタリの長さに切り出すのが大変でしたが、慣れとは恐ろしいもので、次第にちゃんと切り出せる様になります(^_^*)
プラ棒はフニャフニャしているものですが、トラス構造にするとサスガにガッチリして、かなりの強度になりました(^_^;)←ったりめーだ
3本のトラスが完成しました。
3本のトラス.jpg
このトラスを製作するだけで、2日掛かっています(-_-;)
ちょっと時間を掛けすぎでしたが、自分としては満足の行く仕上がりになりました。

クレーンを操作したり、作業指示を出すオペレータールームを製作しました。
オペレータールーム.jpg
こちらも画像Aの様に、多角形をモチーフにデザインしてみました(^^♪
Bの飛び出している部分は、タイへ搭乗するときの通路に設定しています。
タイの近くまでスライドして伸びていく構造を想定しており、横にガイド溝も作ったのですが、じぇんじぇん見えませんね(+_+)
コンソールや手摺りを追加しました。
コンソールや手摺り.jpg
コンソールは、デススターで良く見かける扇形に開いたデザインを頂きました(^_^*)
画像Aの様に、2枚のプラ板を貼り合わせて曲げたものを成型し、放射状に貼り付けています。
ここも電飾しようと思ったのですが、このデザインで箱組みするのは大変だし、ファイバーを入れると厚みが出てしまい、デザインが崩れてしまうので見送っています(+_+)
手摺りは画像Bの様に銅線をハンダ付けしました。
プラ棒よりも直線がカッチリ出たので、金属を使って正解でした。
搭乗ゲートのCの部分にも、銅線による手摺りを追加しています(^^♪
裏側はメカやパイピングでデッチアップしました。
裏側.jpg
実はここにも床を照らす照明を付けようと思ってメカを貼り付けたのですが、デススター内部ってどこも暗いので、照明を付けたら全体のイメージを壊してしまうかも知れません。
電飾は効果的なギミックですが、何でも光らせれば良いワケでは無いと思います(-_-;)
暗い帝国軍のイメージを壊すようなら、電飾はしない方が良いと判断しました(^_^;)

続いて、奥の壁の製作です。
壁面の下地とシークレット.jpg
デススター内部の壁は、ゴミ捨て場に至るまで細かいパネルモールドがあります。
まずは壁一面にパネルを表現するため、プラ板を貼り付けて行きました(^_^;)
この時点で大きめのメカを貼り付けてしまっています。
オペレータールームの後ろ側の壁には、円形にデザインしたモールドを作りましたが、実はこの部分だけ外れるように(赤四角)してあります(^_^*)
オペレーター目線から整備中の様子を見られるようにしたものですが、この仕組みは誌面でも一切触れられていないシークレットギミックとなります(^_^;)
完成画像を公開する時に、この位置から撮影した画像も掲載したいと思っています(^^♪

さて、壁のベースができたので、そこへゴチャメカを貼り付けて行きます。
ゴチャの貼り付け.jpg
整備工場らしいメカというと、工具ボードや部品を並べた棚などが思いつきますが、スターウォーズの世界ではそんなリアル感はあまり表現されていません。
それならばと、好きなメカを思いつくまま貼り付けてみました(^_^*)
スケール感が無くなってしまうのは困るので、1/48のハンドルなんか付けて見たりして(^^ゞ
一番右の大きな箱は電飾する予定だったので、ゴチャメカも貼り付けていない部分があります。
オペレータールームの上にも照明を付ける予定なので、ひさしを付けました。
オペレータの屋根.jpg
こちらも多角形を基調としたデザインですが、内部にLEDを仕込みオペレータールームを照らし出す構造にしました。
当初の予定では、もっと薄暗い別の照明を予定していたのですが、オペレーターはちゃんと照らし出して欲しいので、この形に急遽変更しています(^_^*)

タイを置いてみて、レイアウトのチェックです。
タイを置いてみた.jpg
2面を囲まれた、整備工場のイメージが仕上がってきました(^^♪
壁との距離を狭くしたので窮屈なイメージとなりましたが、これによってタイが巨大な戦闘機である事を表現できると思います。
実際、フィギュア等を配置すれば、決して空間が狭く感じるという事はないので、程よい密度だと思います。
あ。汚い消しゴムが写っていますが、気にしないで下さい(;一_一)

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ベース 塗装と電飾 [CA6 1/48TIE FIGHTER 製作記]

ベースの電飾と塗装です。

オペレータールームには、上から照明を当てたいと思います(^^♪
前回製作した屋根の裏へ、配線を通しています。
OP配線.jpg
配線は、矢印の様に壁を伝うパイプの中を通し、天井へ持って来ました。
別に壁の裏を通せば簡単に配線できるのですが、後ろ側を綺麗に仕上げたいので、わざわざパイプを使って配線しています(^_^*)
電飾としてもう一箇所、パイプ自体を光らせる電飾も組み込みたいので、もう一本配線を通しました。
パイプと配線.jpg
画像Bの位置に、もう1つの電飾をするための配線を通しました(^^♪
ここは後程、ブルーに発光するパイプを仕込みたいと思っています。
以前、ホームワンのジオラマで、アクリルパイプを使った同様の電飾をしたのですが、撮影当日にLEDが切れるトラブルがあり、誌面に載った画像では発光していない状態になっていました(-_-;)
今回はそのリベンジも含めて、是非実現したいと思っていた電飾です(^_^;)
また、画像Aの位置に、ホームセンターで購入した塩化ビニルのパイプを立てました。
巨大な建造物の一部であることを表現したかったので、ちょっと太めのパイプにしています(^_^*)

これである程度のディテールが仕上がったので、塗装に移りました。
黒立上.jpg
やはり強力なライトの光でも透けてしまわない様に、ブラックから立ち上げました(^^♪
定番のウィノーブラックを全体に吹いています。
画像にはありませんが、壁の裏側にもキッチリ吹いてあります(^_^;)
ブラックの塗装だけで、塗料1ビン半を使い切りました(-_-;)

次に、暗いグレーを吹き重ねています。
ファントムグレー.jpg
デススター内部は、ほとんど黒と白ばかりのモノトーンの冷たい世界です(^_^;)
しかも、どこも照明不足で薄暗いところばかりですねぇ(-_-;)
でも、劇中では黒い部分は真っ黒な訳では無く、わずかに紫が入ったグレーに映っています。
奥まった部分にはブラックを残して、浮き上がっている部分を中心にファントムグレーを吹きました。
ファントムグレーは、微妙に紫の入った黒に近いグレーなので、質感を持った黒を表現するのに便利なグレーです(^^♪
これによって、メカ等のディテールが浮き上がってきましたヽ(^。^)ノ

更に、メカ部分は明るいグレーを吹きました。
メカはグレー.jpg
メカを明るくする事で、そこだけが浮き上がってきます(^^♪
メカ部分をキッチリマスキングすると、メカだけがカッチリと浮いてしまいますので、今回はわざとマスキング無しで吹き、境目をボカしています。
これによって、暗闇にぼんやりと浮かび上がるメカが表現され、キッチリ塗り分けるよりもリアルに仕上がると思いますヽ(^。^)ノ
実際には、再度ファントムグレーを吹いて、ぼかし具合を微調整しています(^_^*)

続いて、電飾を仕込みました。
LEDの仕込み.jpg
オペレータールームの天井には、Aの位置に白色LEDを1個仕込みました(^^♪
出来るだけ見えない位置という事で、ひさしの一番手前側に配置しています。
これによって、オペレータールームに照明が付き、オペレーターが浮かび上がる効果を期待していますヽ(^。^)ノ
また、このLEDによって床に多角形の影を落とすので、ビジュアル的にも効果があると思います。
Bは透明パイプの根元にブルーLEDを仕込んだものです。
ちょうどハマる透明パイプを組み合わせて、画像Cのように一段太い部分を作りました(^^♪
また、Dの様にパイプカッターで一周する溝を彫り、ブルーのリングが発光する部分を作りました。
エネルギーチューブを想定した電飾ですが、この根元の部分は大きめの箱型パーツの内部になり、スキマからブルーの光が漏れる構造になっています。
LED点灯の様子.jpg
この電飾はちょっとハデなので、デススター内部の電飾としてはあまり似合わないものですが、ホームワン・ジオラマの時のリベンジとして製作してみました(^_^*)
実際にはほのかなブルーの光となり、そんなにハデにはならなかったので、追加して良かったと思います。
それと、パイプをグレーと赤に塗装してみました。
赤は、そのままですと周りから浮いてしまいますので、グレーの差し色を混ぜてなじませています。

続いて、壁照明の電飾です。
照明の電飾.jpg
デススター内部には、長丸模様の照明が良く登場します(^^♪
プラ板をくり貫いて自作しようと思っていたのですが、100均をウロウロしていたら、ちょうど良い流用パーツを見付けましたヽ(^。^)ノ
A 水切りタッパーと呼ばれているケースです。
  野菜などを水洗いした後、水切りのために入れておくタッパーらしいです(^_^;)
  この網の模様がランダムでちょうど良いデザインでしたので、これを使って壁の照明を
  自作してみました。
B 底の部分だけを切り抜きましたが、材質がポリプロピレンなので、塗料が乗りません。
  メタルプライマーをたっぷり塗って、サフを吹くことで定着を良くしてみました。
  数年経ったら、塗装がハゲてしまうかも知れませんねぇ(-_-;)
C 裏には、プラ板で箱組みして、内部にアルミテープを貼ったボックスを取り付けました。
  白色LEDを6個取り付けて、間接照明としています。
  網の部分には、0.3ミリのプラ板を貼り付けて、光をやわらかく拡散させました(^_^;)

塗装後、実際に発光させてみた画像です。
照明点灯.jpg
LEDを直接網の方に向けず、箱の中で拡散させる事で全体が光っているように見えます(^^♪
それでも、肉眼では光の強弱が少々感じられるのですが、網目模様のおかげもあって全体が光っている感じが再現できたと思いますヽ(^。^)ノ
この模様がある壁の照明は、デススターらしさを表現するために、非常に効果的だったと思います(^^♪

オペレータールームにあるコンソールのスイッチ類は、シールで再現しました。
コンソールにシール.jpg
DVDを参考に、赤四角の様なデザインを描いて、ラベル用紙に印刷したものです(^_^;)
これをコンソールに貼っただけという、お手軽ディテールですが、小さすぎてスイッチ類の再現が難しかったので、仕方ありませんでした(-_-;)
でも、実際にフィギュアを置いてみると、まあまあの雰囲気です(^^♪
フィギュア48.jpg
上前からの照明によって、コンソールに影を落とす事もなく兵士を照らし出してくれましたヽ(^。^)ノ
初めは下からの照明を考えていたのですが、上からにして良かったと思います。
なお、フィギュアはタミヤの1/48ドイツ兵を流用しています。
キットに付属のフィギュアは、ちょっと大きめになっているので、そのままでは使えませんでした(+_+)

床にラインを引きました。
安全帯のマーク.jpg
床のラインも実際に劇中に登場したワケでは無く、自分で勝手にデザインしたものです(^_^;)
タイが停留する位置には、進行方向を表した円を描いてみました。
ソーラーパネルが移動する両側には、モノを置かない様に注意するためのラインを引いています。
それと、この床の下には資材倉庫があり、そこからエレベーターで出し入れするという設定で、四角いエレベーター位置のラインを引いてみました(^_^*)
整備工場では、もっとたくさんのラインが引かれていると思いますが、あまり描き込むと人間世界の臭いがしてきます(>_<)
ライン引きはこの程度で抑え、シンプルな床面としました。

塗装したトラスを取り付け、整備工場の外観がほぼ仕上がりました。
クレーン以外完成.jpg
サンダーバードやスターウルフの秘密基地みたいですが、多角形と丸で統一したデザインと照明、ゴチャメカなどによって、スターウォーズの世界が持つ雰囲気を再現できたかな(^_^*)
まだクレーンやフィギュアを配置していませんが、この一角だけ実物大の撮影セットみたいな仕上がりを目指しました(^^♪
はじめのスケッチからちょっと外れた部分もありますが、大部分はイメージ通りに仕上がったと思います。
次はいよいよ鯛を釣って(ん?)みたいと思います(^_^*)

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ベース クレーンとフィギュア [CA6 1/48TIE FIGHTER 製作記]

今回はクレーンの製作、フィギュアと作業台の製作です。

タイはクレーンで吊り下げる構造にしましたので、支持アームの部分を作ります(^^♪
クレーン クロー.jpg
カニのハサミの様に、タイの腕を挟む装置を作りました。
こちらも多角形を基調にデザインしています(^_^*)
2ミリのプラ板2枚を張り合わせて厚みを出しましたが、この部分は構造的に頑丈な素材で出来ている必要があります。
硬い金属を表現するために、エッジは丸みを持たせてみました。
また、タイのアームの形状に合わせて、内側はBの様に切り込みを入れてあります(^^♪
ここは何度も挟んで削りを繰り返し、入念にすり合わせをしました(-_-;)

クロー部分は、ただ挟むだけではタイの重量で脱落してしまいます(+_+)
磁石でホールド.jpg
これまた100均のマグネットピアスを使って、先端に磁石を埋め込みました(^^♪
みみたぶを挟んでも離れない、協力な磁石ですので、ガッチリとホールドされてタイを余裕で支持してくれますヽ(^。^)ノ
タイが無い状態でもディスプレイできる様に、クロー部分は開閉可能となっています。
開閉可能に.jpg
基部も多角形で箱組みして、金属線を通して可動するようにしました(^^♪
これで自由にタイを取り外す事が可能となりました。
って、別に取り外す事なんて無いんですけどね(;一_一)←やってみたかっただけ

アームを取り付ける、移動基部を製作します。
移動基部.jpg
レールの上を移動する構造にしました(^^♪
やはり基部も多角形のデザインで統一しています(^_^*)
レールにちょうどハマる様に、3ミリの角棒で釣り下がる構造にしています。
トラスでつなぎ、レールを邪魔しない範囲でメカを詰め込みました(^_^;)
塗装した状態です。
基部の塗装.jpg
出来るだけモノトーンにしたかったので、初めはグレーのみで塗装したのですが、やはり工場には黄色の工作機械が似合いますので、塗装し直しました(^_^*)
また、多角形のカバーはプラ板一枚だったので、強度的に不安があったので、適当なディテールを追加して変形強度を上げています(^^♪

レールは市販のドアモールドを使うつもりだったのですが、ディテールが納得出来なかったので、結局プラ板で自作しています(-_-;)
レール.jpg
レールはプラ板を組み合わて製作していますが、3ミリのプラ棒へ0.3ミリのプラ板を貼り付けたものへガイド板を貼り付けてあります。
つまり、移動基部の受け部分より、0.3ミリの余裕が出来ているので、スムーズにレール上を移動出来る様にしているワケですね(^^♪
トラスへY字のサポートを取り付け、このレールを天井から吊り下げましたが、奥はオペレータールームのひさし部分へ接着しています。
実は、ひさし部分の横幅は、このレールの寸法で製作して置きました(^_^*)

クレーン自体は、移動基部へクロー部分を取り付けて完成です。
クレーン完成.jpg
クロー部分はシリンダーで上下移動も可能としました。
実は、タイファイターの搭乗口は、上のハッチからなのか、後ろが開いて乗り込むのかハッキリしておりません(+_+)←当社調べ
パイロットは、オペレータールームの前にある板から乗り込みますが、このシリンダーを下げれば上から乗り込む事になり、シリンダーを上げれば後ろから乗り込む事になります。
どちらの搭乗口からでも乗り込める構造にする事で、どちらかを明確に決め付けない設定としました(^_^;)
シリンダーは、ブルーのエネルギーチューブの電飾に使った透明パイプを使いました(^^♪
Aの細いパイプには、アルミテープを貼り、チューブをBの様にたるませて取り付け、油圧シリンダーの様に見せかけています。
基本的にファントムグレーで塗装しましたが、クロー部分には明るいグレーで軽くグラデーションを入れました。
これによって、とても頑丈で硬い金属で出来ているように見える効果を狙っています(^^♪
鯛を釣ってみました(^_^*)
鯛を釣る.jpg
今回は上から搭乗する高さで固定してみました(^_^*)
オペレーターが見えなくなっちゃうもので(^^ゞ

タイが釣り下がる事で、ベースの全体像が見えてきました。
ここから小物のの製作へと突入します(^^♪
まずはフィギュアの製作です。
フィギュア.jpg
タミヤの1/48ドイツ兵から製作しました。
画像Aの様に、帽子の形状を整え、手足のポーズ変えをしています。
将校は服のモールドを削り落とし、帝国軍の軍服らしく成型しました(^^♪
画像Bの様に、作業員もポーズ替えをしていますが、服は動きやすい作業着にしています。
服の塗装ですが、将校はフィールドグレーと深い緑色なので、階級の低い作業員は薄い緑になるようにエッググリーンにしてみました(^_^*)
ちなみに、一番左側はキットに付属のフィギュアです。
一応塗装してみましたけど、同じ1/48なのに明らかにデカイですよね(^_^;)

続いて、作業台を製作しました。
ボツ作業台.jpg
マズは戦車のグリル部分を使って網目の床を作り、Aの様に銅線のハンダ付けで手摺りを付けました(^^♪
んで、最初の予定では反重力で浮いて移動する作業車を作るつもりでした。
わざわざBの様な反重力コイルまで自作して、パンタグラフや配線まで仕上がっていました(^_^;)
でも、反重力で浮き上がるなら、パンタグラフは必要無いという事に気付き、ボツとなりました。
せっかく作ったのですが、現実的では無い仮想メカですので、ここはアッサリ切り捨て、普通のやぐら形式に変更となりました(+_+)
新・作業台.jpg
床部分だけはそのまま使い、溶接作業の高さまである高所作業台を製作しました(^^♪
エバーグリーンのL型プラ棒を使ってアングルを組んでいます。
作業台まではハシゴで登るというレトロさです(^_^*)
なお、この作業台を置く位置は、溶接の光の位置を決めるのに重要ですので、床の裏に磁石を仕込み、作業台にも磁石を付ける事で、いつも決まった位置に固定できる様にしました。
塗装後、作業台の上にも小物を置いています。
小物の配置.jpg
取り外したか、これから取り付ける部品、計測機器、それと圧縮ボンベ(画像A)をくくりつけました(^^♪
ボンベの色は、赤い方はアセチレンの色にしてみました。
もう1本が酸素なら黒になるべきですが、そこまで合わせてしまうと人間世界のにほひがしてきます(^_^*)
窒素でも、炭酸ガスでもない、灰緑色にして異世界の配色にしてみました(^^♪
また、溶接棒の先端には、チップLEDを取り付けました。
アーム部分は真鍮線で、それ自体が電線の役目となっています。
フィギュアに持たせて、作業台に配置してみました。
溶接工の完成.jpg
配線は0.26ミリのラッピングワイヤーを使用して、作業台のアングルの裏を通してコネクタへと繋がっています(^^♪
ボンベまでの配線はダミーで、足元から作業台のスリットの間を通り、配線を逃がしています。
作業台の足元には、タイヤを模した円形の磁石を取り付けました。
先程工作した、床の裏の磁石によって、いつも決まった位置に置く事ができます(^^♪

製作記も終盤を迎えてきました(^_^;)
次回で最終回になるかも知れません(^^♪
よろしくでーすヽ(^。^)ノ

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ドロイドと閃光回路 [CA6 1/48TIE FIGHTER 製作記]

最終回の今回は、ドロイドと溶接光再現回路の製作です。

SWのドロイドといえば、R2-D2とC-3POが有名なコンビですが、この二人は反乱軍に従事していますので帝国軍にはいません(^_^;)
帝国軍に従事しているドロイドという事で、まずはR3-O1を製作してみました。
R3-O1.jpg
R3-O1なんて出てたかなー?と思われる方もおられるでしょうが、デススター内部にてダースベイダーの後ろでチラリと写っているシーンがあります(^_^*)
超マイナーなドロイドですが、ちゃんとフィギュアも発売されている小粋なヤツです(^_^;)
ファインモールドさんの、1/48X-Wingに付いていたR2を改造します(^^♪
キットでは足元のケーブルなどが省略されていますので、画像Aの様なケーブルとボックスを追加しました。
R3-O1は、R2とカラーリングが違っているだけでは無く、頭が透明になっています。
透明プラ板をヒートプレスして、半球の頭部を作りました(^_^;)
ドロイドが一人ではかわいそうなので、同じ1/48X-WingのC-3POをシルバーに塗装して、E-3POを製作しました。
ドロイド.jpg
E-3POは反乱軍にもいますが、クラウドシティで3POとハチ合わせたり、帝国軍にいてもおかしくないので採用です(^_^*)
ドロイドはSWのジオラマを作る時に製作すると、ちょっとマニアックな感じがしますね(^_^*)
特に今回は超マイナーなドロイドなので、初めて見る方には新鮮に感じるかも知れません。

さて、タイファイターや溶接光のための配線は、どこかに繋がなくてはいけません。
ビジュアル的に自然な配線にしたいので、故障箇所診断装置を作って、そこにコネクタを付けました(^^♪
不良箇所診断装置.jpg
A ジャンクパーツの中から、規則的に並んだボックス状のパーツを選び、プラ板の箱組みに
  取り付けています。
  E-3POに監視役として立ってもらう事にしました(^_^;)
B 内部にはタイ用と溶接用の、二つのコネクタを設置しています。
  オスとメスにして、間違えて差し込まない様に予防しています。
C 診断箇所の良/不良を表示するLEDを内蔵させます。
  緑と赤のLEDを、アルミパイプへ通して置きました。

電飾を仕込み、外回りにはちょっしたメカを付け足しました。
電源供給とファイバー.jpg
内部で赤と緑のLEDから、ランダムにファイバーを引きました。
塗装してからカットする方法で発光させています(^^♪
診断装置 完成.jpg
ファイバーは0.25ミリを使用しましたが、ちょっと光が弱くてよく見えなかったですね(+_+)
誌面でも発光している様にはみえません(-_-;)がくーん
でも、これでタイと溶接光への電源供給が可能になったので、役目は十分果たしてくれていますヽ(^。^)ノ

溶接が光る位置が確定しましたので、タイの下側ハッチを作りこみます(^^♪
点検ハッチの中.jpg
下ハッチは、ちょうど円形をしているので、戦車の転輪を貼り付けてゴチャメカを詰め込みました(^_^;)
こちらもニュートラルグレーで塗装した後、ブラウンをサッと吹いて油汚れを再現しています。

ここでちょっと遊び心が(^_^*)
メッセージドロイド.jpg
デススター内で、足元をチョロチョロ走り回る、メッセージドロイドも製作してみました(^^♪
とても小さい上に、コレといった資料も無く、出来はイマイチです(+_+)
デススター内部を連想させるアイテムとして、ちょっと製作してみました(^_^*)

スイッチ類は、独立してON/OFFが可能としました。
スイッチ類.jpg
部屋の電飾、タイの電飾、溶接光の電飾をそれぞれON/OFFできます(^^♪
スイッチやACアダプタのコネクタは、壁に直接付けると梱包の時に非常に邪魔になります(+_+)
一段引っ込ませてスイッチやコネクタ類を設置してみました(^^♪

さて、最後になりますが、ランダム閃光発生回路です(^_^*)
初めは高速点滅回路で光らせたのですが、一定の周期で光っても全然溶接の光には見えません(+_+)
ランダムな周期で、しかも光っている長さも違うタイミングを発生させる必要がありました。
そこで製作したのが、こんな回路です。
ランダム閃光発生回路.jpg
大きくブロック分けすると、3つのタイマー、スイッチング、高速点滅となります。
ランダムなタイミングを発生させる仕組みですが、とっても単純です(^_^*)
タイマー回路で一定のパルスが作れますが、周期が違う3つのタイマーを用意して、3つ全てのタイマーがONになった時だけ発光させる仕組みです。
これによって、ランダムなタイミングと長さでON/OFFが可能となりました(^^♪
タイマーはお馴染みの555を使用して、反固定抵抗の値だけを変えて周期を違ったものにして置きます。
これを74LS11という論理回路を利用してANDを取り、全ての入力がONの時だけスイッチングします。
その出力が74HC132のトリガーとなり、高速点滅がスタートします。
タイマーの同期がズレると74LS11の出力もOFFとなり、74HC132も発振を停止します。
なお、スタジオでの撮影時に発光タイミングがわからないと不便なので、強制的に出力をONにするスイッチを追加しました。
実際、このスイッチが無いとタイミングを合わせられなかったので、とても助かりました(^^♪
各タイマーの出力や、スイッチングの出力には、動作を目で確認できる様にLEDを取り付けました。
また、今回はTTL-ICを使いましたので、電源電圧は5Vになります。
三端子レギュレーター7805で12Vから5Vを供給しており、一応ヒートシンクも付けたのですが、消費電力が低いのでほとんど発熱はしません。
これなら展示会等で一日中点けっぱなしにしても大丈夫ですヽ(^。^)ノ
実際の回路です。
実際の基盤.jpg
タイマーはそれぞれ周期を調整出来るように半固定抵抗を付けています。
その下に3つ並んでいるのがタイマー出力確認用のLEDです。
更にその下にも1つLEDがありますが、こちらは出力確認用のLEDです。
チカチカ点灯しながら動作している様子は、自分がマッドサイエンテストになった気分を味わえます(^_^*)
これをベースの床下に取り付けました。
床下に取り付け.jpg
一応、基盤の裏側も画像を載せておきますね(^_^*)
静岡ホビーショーでは、ランダムな閃光をどうやって作っているのか、たくさんの方から質問がありました。
たまに裏側を見せて説明したのですが、説明がヘタッピであまり理解してもらえなかったようです(-_-;)ごめんね
そこで、簡単ですが動作原理と実際の発光の様子を動画にしてみました。
youtubeに公開させて頂きましたので、気になる方は是非ご覧下さいねヽ(^。^)ノ


直接リンク
http://www.youtube.com/watch?v=7Ebi-_zdr6w

※注 再生時、BGMが出ますのでご注意下さい。

実際の動作の様子は、文章で説明するより、動画にしちゃえば一発ですね(^^♪
このランダムな発光回路は、他のジオラマにも応用が利くかも知れません。
今回は作例としての製作だったので、回路設計までしちゃって納期が間に合うのか不安だったのですが、上手く動作するものが出来て良かったです(^^♪

さて、これで1/48タイファイターの製作記は終了です。
リアルタイムな製作記と違って、出来上がっているものを説明するので、解説が不十分な部分もあったかも知れません。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございましたヽ(^。^)ノ

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1/48 TIE FIGHTER 完成画像 [CA6 1/48TIE FIGHTER 製作記]

キャラクターエイジ VOL.06に掲載して頂いた、ファインモールド1/48タイファイターの完成画像です(^^♪
すみません。前回で終了かと思っていたら、完成画像を掲載するのを忘れていましたm(__)m

まずは全体の様子です。
全体.jpg
デススター内部で、整備中の様子をジオラマ化しました(^^♪
劇中でこんなシーンがあるワケでは無く、タイファイター以外は全て想像の産物です。
タイの形状に合わせて、壁やクレーンに至るまで、多角形と丸でデザインを統一しました。
柱や梁のトラスも自作したものです。

下から.jpg
劇中ではヤラレ役のイメージが強いタイですが、実は帝国軍の巨大な主力戦闘機です。
大きな機体である事を表現したかったので、空間を密集させて比較となるフィギュアを配置しました。
クレーンもオリジナルなデザインで、ツメの部分は開閉可能としていますが、こちらも多角形でデザインしています。

上から.jpg
メンテナンス途中の様子を再現するため、作業台や不良箇所の診断装置を配置しました。
溶接の光はランダムなタイミングと長さで発光する様に、独自設計の回路を製作しています。
ランダム閃光発生回路については、動作原理と発光の様子を動画にしてありますので、是非ご覧下さい(^^♪
http://www.youtube.com/watch?v=7Ebi-_zdr6w


コックピット.jpg
コックピット内部には、劇中の様な幾何学模様に発光する電飾を仕込みました。
あちこちのメンテナンス・ハッチを開け、メカや電飾を組み込んでいます。

作業台.jpg
作業台には、溶接のための圧縮ボンベや計測機器を置いてみました。
人間世界とは違った雰囲気になる様に製作しています。

ゴチャメカ.jpg
壁にはゴチャメカを貼り付け、壁の一部はデススターらしい模様で照明が点きます。
巨大な整備工場の雰囲気を再現してみました。

オペレーター.jpg
奥にはクレーンの操作や、整備を指示するオペレーターの部屋を作りました。
こちらも多角形のデザインで統一しています。
この画像は、後ろの壁を取り外した、オペレーター・ビューになります。

フィギュア達.jpg
ちょっとマニアックなドロイドR3-O1とE-3POを配置しました。
作業員をまばらに配置して、タイの大きさが引き立つように工夫しています。

より気味.jpg
タイ以外はすべてオリジナルにデザインしたものなので、大変楽しく製作することが出来ました。
デススター内部の雰囲気を、自分なりに再現してみたつもりです。
今回は電飾も色々な仕掛けを用意して、見ていて楽しいジオラマを目指しました。
お楽しみ頂ければ幸いです(^^♪

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CA6 1/48TIE FIGHTER 製作記 ブログトップ

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