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カリ城FIATの製作(^^♪ [カリ城FIAT 製作記]

カリオストロの城に登場するフィアットの製作を開始しました(^^♪

ボクはいー歳コイて、宮崎アニメが大好きです(^_^*)
特に、「カリオストロの城」は、何度見直したかわからない程観ています(^_^;)
そんなに好きなアニメでしたので、当時グンゼ産業さんから発売されていた、ルパン関係のプラモはほとんど作っていましたヽ(^。^)ノ
今はもう手元に無いので、何かしら作って置きたいなーと思っていたんです。
今月末にビークルコレクションが発売されますので、それまでの短い期間に「つなぎ」的に作れるものを探していたら、罪キットの中にコレを見つけました。
これも良い機会だと思い、製作してみることにします(^^♪

グンゼ産業さんから発売されていたキットはたくさんありますが、今回はフィアットの「追跡」を選びました(^^♪
パッケージ.jpg
古いキットですので、もう店頭でみかける事は少ないと思います(^_^;)
キットには、レジン製のルパンと次元が付きます
フィギュア付き.jpg
他にもスーパーチャージャーのパーツが付きますけど、これが無かったらただのフィアットのキットです(^_^;)
実際、仕切りに1/24名車シリーズって書いてあるし。

以前製作した事があると言っても、エアブラシも持っていなかった頃ですから、仕上がりには全く満足できませんでした(+_+)
今回はその経験も活かしつつ製作したいと思っていますが、今回も電飾はしません(^_^*)

さて、キットのエンジンルームは後ろにありますが、恐らくルパンが改造したと思われるスーパーチャージャーが飛び出してきます。
そのため、後ろのハッチを開口しました。
エンジンルーム開口.jpg
キットにはあらかじめ切り込みが入っていて、ハッチが開いた状態に作る準備が出来ています(^^♪
でも、このキットのプラ材は硬めなので、エッチングソーで慎重に切り離した方がよろしいかと思います。
実際、サンルーフの余分ゲートを切り離したら、余計な部分まで割れてキズが残ってしまいました(+_+)

次に、窓枠を成型してみました。
窓枠の成型2.jpg
キットのままですと、窓枠のゴムの部分の太さが揃っていません(+_+)
しかも、かなり太くて、後から塗装すると異様に太いゴムが入った窓枠になります。
そこで、内側から削り込んで、太さが均一になるように成型しました(^^♪
不思議ですねぇ。これだけで車らしくなっちゃいます(^_^;)

それから、今回は劇中のポロボロになった状態で製作したいと思っています(^^♪
色々と壊れた部分があるのですが、特にボンネットはボコボコですので、一度切り離しました。
ボンネットも開口.jpg
劇中ではありえない壊れ方をしていて、一部がめくれていたりします(^_^;)
再現するには一度切り離した方がやりやすいと考えました。
加工はPカッターで彫りを深くしていき、最後にエッチングソーで切り取っています。
角が丸い部分は、0.3ミリのドリルで幾つも穴を開け、慎重に切り離しました(^_^;)
たぶん、これで加工がやりやすくなったと思います。

ビーコレが出るまでの「つなぎ」的な製作ですが、ずっと作りたかったキットなので念願かなって嬉しいです(^^♪
実はそんなキットが他にもあるのですが、これからもスキマ的に消化していきたいと思います。
よろしくお付き合い下さいm(__)m

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ダメージ加工 [カリ城FIAT 製作記]

車体にダメージを加えました。

劇中では、手榴弾を食らってボンネットがボロボロになり、窓ガラスも全て割れてしまいます(^_^;)
しかも、近道をするためにガケを登り、森の中を走り抜けたために、車体もキズだらけになってしまいました(-_-;)
そんなメチャクチャなフィアットを再現するため、ダメージを加えました。
ボンネット変形.jpg
ボンネットは切り離してありましたが、中央の突起ラインはルパンのフィアットにはありませんので削り取りました。
それからライターの火であぶって、やわらかくなった部分を曲げてダメージを表現しています(^^♪
このキットのプラ材が硬いので、割れたり歪んだりしてしまったので、パテを盛ってなだらかな曲がりに成型しました。
特にボンネットの中央は、飛んできたクラリスのCVのボンネットが当たって、大きくへこんでいますので、パテで裏打ちして削り込んでみました(^_^;)
車体に取り付けてみた様子です。
ヘッドライトとキズ.jpg
ボンネットの他、車体にもダメージを加えています(^^♪
左側のヘッドライトは取れちゃってますので、開口しました。
森の中を走ったので、車体のあちこちに引っ掻きキズを追加しました。
あと、一応、ドアとフェンダーの合わせ目はスジ彫りし直しています(^_^;)いちおーね

ところが、ヘッドライトの穴やめくれたボンネットのスキマから、内部がチラ見えします(-_-;)
何も無いのはちょっとマズイので、ちょっとした内装品を追加して置きました。
前トランクの中身.jpg
どうせほとんど見えない部分ですので、スペアタイヤと燃料タンクを配置して、後はテキトーです(^_^*)
ライトの穴の裏には電装関係があるので、配線を絡ませてみました(^^♪

劇中よりもハデにダメージを加えるつもりでしたが、ボンネット中央の穴はちょっと大きすぎました(+_+)←調子に乗りすぎた
ここは劇中のイメージに近くするため、もう少し控えめに加工しなおしたいと思っています(^_^*)

ごめんなさい。明日は仕事の都合で更新できませんm(__)m

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内装の製作 1 [カリ城FIAT 製作記]

内装を製作しました。
今回はシートと内張りです(^_^;)

ダメージを受けたボンネットですが、調子に乗り過ぎて正面のめくれた部分を大きくし過ぎてしまいました(^_^*)
劇中ではこんなにめくれていないので、車体側のヘコミを修正しました。
ヘコミの修正.jpg
エポキシパテを盛って、元通りの形に成型しただけです(^_^;)
でも、これでボンネットだけが変形しているように見えるので、よりダメージが強調されたと思います(^^♪
劇中とおなじ壊れ方にもなったので、修正して良かったですヽ(^。^)ノ

次に、内装の製作に移りました。
まずはシートですが、キットのシートは軟質素材で出来ていて、塗装が乗らないし質感もイマイチです(+_+)
かといって、イチからプラ材で作るのは大変なので、前席は複製してみました。
シートの複製.jpg
画像Aの左がキットのパーツです。
ポリキャップみたいな軟質素材で、プライマーやサフを吹いても塗料が乗らない、困った素材で出来ています(-_-;)
中央は「型想い」で型取りしたものに、100円ショップのパテを詰めた状態です。
内部はそんなに見えないし、パテを大量に使うので安価な100均のパテを使いました(^_^;)
右が硬化後に取り出したものです。
アチコチにパテが行き渡っていない部分があるので、更にパテを盛って成型しました。

画像Bは前列の2つのシートが完成した状態です。
あまり綺麗に仕上がらなかった事もあって、シートに縦じまのシームを彫りました(^_^;)
右がキットの元パーツですが、中央をもっとへこませたり、後ろの反りも大きくして、よりイタリア~ンにデザインしてみました(^^♪

後部座席も軟質素材だったので、2ミリのプラ板で普通に作り直しました(^_^;)
ここには荷物がぎゅうぎゅう詰めになるので、作り込んでもどうせ見えませんので手抜きしています(^_^*)

ところが、このキットにはドアの内張りがありません(+_+)
完成後はかなり見え難くなるとはいえ、内張りが無いのは見えるハズですので、シブシブ自作しました。
内張りを自作.jpg
とりあえずあれば良い程度の工作で恥ずかしいのですが、開閉のヒンジ・ウィンドウ開閉ハンドル・ドア開閉ノブ、それにオマケで内ポケットを付けてみました(^^♪
現代ではパワーウィンドウが当たり前ですが、ハンドルを回して窓を開ける仕組みは懐かしい感じがします(^_^;)
仕方無く工作したのですが、こうして仕上がってみると見栄えが全然違うので、工作して良かったと思います(^_^*)←チョーシいいなぁ

全体で見ると、こんな感じになりました。
今日の状態 2.jpg
まだフィギュアは製作していませんけど、かなり小さな車体であることが伺えますね(^^♪
かわいくて、とっても魅力的な車だと思います。
今の技術でこんなエコな車を作ったら、きっと売れると思うんだけどなぁ(^_^*)

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内装の製作 2 [カリ城FIAT 製作記]

今日はちょっと用事があって、更新が遅れてしまいましたm(__)m
内装を仕上げて塗装し、仮組みしてみました。

センターコンソールを製作しました。
コンソール.jpg
A キットのコンソールパーツです。
  なぜか透明パーツで成型されていますが、電飾を考慮したのかな(^_^;)
  デザイン的に?なところがありますけど、このまま仕上げてしまいます。
B 1 灰皿を開口してフタを付けました。
    やはりアニメ通りに吸殻でいっぱいにしたいです(^_^*)
  2 劇中ではグローブボックスが付いていますので追加しました。
    後で地図か雑誌みたいなものを詰め込んでみたいと思います。
  3 配線がチラ見えしている部分を追加しました。
    ビニール配線をバラしたものを適当に這わせただけです(^_^;)
C 吸殻を製作しました。
  伸ばしランナーを曲げて、フィルターにサンディブラウンを筆塗りしたものです。
  ちょっとオーバースケールにして強調しちゃいましたぁ(^_^*)
D サフを吹きました。
  透明パーツなので、サフを吹いてディテールを確認しています。

塗装して、コンソールが仕上がった状態です。
コンソール 完成.jpg
ミディアムブルーを吹いて、キットに付属のメーターデカールを貼りました(^^♪
細部を塗り分けて、灰皿に吸殻を盛り付けてあります。
フラットブラックでスミ入れして、コンソールの完成ですヽ(^。^)ノ

床と内張りも塗装してみました。
床と内張り.jpg
床はネービーブルーで、中央のコンソールは、ミディアムブルーで塗装しました。
ドアの内張りは劇中ではグレー一色なのですが、チンクらしさが欲しかったので、内側をブラウンで塗り分けてみました(^^♪
ウィンドウハンドル等をシルバーで塗りワケ、エナメルのフラットブラックでスミ入れして完成ですヽ(^。^)ノ

他の内装品も塗装して、パーツが揃いました(^^♪
内装の塗装.jpg
シートはブラウンを吹いて、エナメルのブラックでスミ入れしました。
後部シートは平らのままですので、エナメルを線状に残して縞模様にしてみました(^_^;)
ピラーや天井の内張りは、レッドブラウンです。
劇中ではもっと暗いブラウンなのですが、イタリアンな雰囲気に近付けたいのでそのまま吹いてみました。
パーツを仮組みしてみた様子です。
内装カリ組み.jpg
シートは半つやにして、レザーらしさを出してみましたけど、テカテカしてイマイチですね(-_-;)
もうちょっとつやを調整する必要がありそうです。
前席のシートはフィギュアを載せてみないと位置が決まらないので、仮止めになっています。

リアから覗いた五右衛門視点です(^_^*)
リアから覗いた.jpg
こうして内装が組みあがってみると、劇中の雰囲気に近付けたような気がします(^^♪
やはり灰皿にテンコ盛りの吸殻が効いていますね(^_^;)
ドアの内張りも「なんちゃって」ですが追加して良かったと思います。
でも、メーターのスピードが0kmなんだよなぁ(;一_一)←追跡してないじゃん

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エンジン乗せ換え [カリ城FIAT 製作記]

インパネに小物を加え、エンジンを乗せ換えました。

ダッシュボードには、スーパーチャージャーの起動レバーがあります(^^♪
劇中でも使用していますので、それを追加して、グローブボックスに雑誌を追加工作しました。
雑誌とチャジャーレバー.jpg
劇中でもチラッと写るグローブボックスには、2~3冊の雑誌が入っています(^^♪
地図なのか、えっちな本なのか不明ですが、プラ板で再現してみました。
A プラ板の表紙にだけプラペーパーを貼って「めくれた表紙」を作ってみました(^_^*)
  赤とグリーンに塗装して、見えにくい車内でも主張してくれる配色にしています。
B スーパーチャージャーの起動レバーを追加しました。
  既に起動していますのでレバーは伸びた状態です(^^♪
  ほとんど見えないと思いますが、これも再現してあげたいポイントですね。

内装はほとんど仕上がったので、エンジンの製作に着手しました。
キットにはエンジン部分のパーツが付属しています(^^♪
一体成型のパーツ1つなのに、よく再現されているとは思いますが、チンクのエンジンルームはもっとスカスカですし、マフラーの位置がオリジナルとは違っているので、おそらくエンジンを乗せ換えていると思います。
このエンジンもキットの大きな見せ場だと思うので、気合を入れて自作エンジンに乗せ換える事にしました(^^♪
エンジンカット.jpg
A キットの元パーツです。
  エアーインテークは劇中のディテールそっくりで、素晴らしい再現度です(^^♪
  でも、肝心のエンジンは奥行きが浅くて、塗装やパイピングでは表現に限界があると
  思います(+_+)
B んで、インテークを残してエンジン部分をカットしました(^_^;)
  代わりに自作したエンジンをマウントしたいと思います。
C エンジンルームの床は抜けている状態にしたいので、オイルパンとシャフト部分
  を残してカットしてしまいました。
  空冷2気筒ですから、出来るだけ外気が入りやすい構造を再現してみました。

エンジンはジャンクパーツを組み合わせて自作しています。
アニメで描かれているパーツを再現しつつ、エンジンとしての機能性も考えて製作してみました(^^♪
自作エンジン.jpg
劇中の映像から、似たような形になるようにジャンクパーツを組み合わせ、エンジンをでっちあげました(^_^*)
Aのプーリーが矢印の位置に付いて完成ですが、塗装してから取り付けた方がやりやすいので、まだ取り付けていません。
設定では100馬力出るようにチューンされているみたいですけど、2気筒ではどんなに頑張ってもそれだけのパワーは出ないと思います(^_^;)
でも、劇中ではプラグコードが2本なので、不審に思いながらも2気筒に設定して、Bのプラグコードは2本にしています。
デストリビューターとプラグの位置がメチャクチャですけど、劇中の配線に合わせたらココになってしまいました(-_-;)
その辺は架空のアニメということで勘弁してください(^_^*)
マニホールドはチョークの横から左下へと続き、サイレンサーへと繋ぎました。
オリジナルのチンクエチェントは、マフラーが右側ですが、劇中では左側になっているのでこんな配置になっています(^_^;)
シロッコファンも、スーパーチャージャーを装備しているエンジンには不釣合いな感じがしますが、劇中では描かれているのでノーマル状態で使用するのかも知れないと考え、追加しました。

まだ塗装していませんが、フィアットにマウントしてみた状態です。
マウントした状態.jpg
つじつまの合わない部分がありますが、各パーツの配置は劇中に近付けたと思います(^^♪
ここもどうせほとんど見えなくなってしまう部分なんですがねぇ(;一_一)ちっ

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各部の塗装 [カリ城FIAT 製作記]

エンジンやサスペンションを終え、車体を塗装しました。

自作したエンジンを塗装しました(^^♪
エンジン塗装.jpg
エンジン本体はブラックで塗装してしまうとディテールがわかりにくくなってしまうので、ファントムグレーで塗装しました。
チョークやエキゾーストパイプ、マウントアームはシルバーで塗り分けています。
エキゾーストはクリアーオレンジをドライブラシして、焼き付きを表現してみました(^_^;)
その他、細部の塗りワケは劇中の映像を参考に塗り分けています。
エアーダクトやエンジンルーム内部は、ネービーブルーで塗装しました。
実物のエンジンルームは車体色なのですが、劇中ではグレー一色なので同様の配色にしています。
暗い部分はフラットアース、明るい部分はフラットブラックのエナメル塗料でスミ入れしてエンジンの完成です(^^♪
エンジン完成.jpg
マウントしてみると、ほとんど見えないという悲しい状態なのですが、覗き込めばちゃんと見えるのでそれなりの成果はあったと思います(^_^;)
劇中の雰囲気を壊さずにエンジンの精度をアップできたと思いますので、自分では満足しています(^^♪

サスペンションも工作しました。
サスペンション.jpg
車体の下側は、実車ではホディーカラーで塗装されているのですが、劇中では暗いグレーになっています。
よく考えるとその方が車らしいので、ファントムグレーで全面を塗装してしまいました(^_^;)
サスペンションですが、フロントは横置きリーフスプリング1本で両方の前輪を支えています(^^♪
リーフスプリングは要するに板バネの事で、構造が単純で安価な事からトラックのサスペンションに今でも使われていますね。
左右を1本の板バネで支える合理的な方法ですが、キットではただのボックスになっています(+_+)
でも、ここには金属シャフトが通るので、あまり凝った改造をすると面倒な事になるので、そのまま組み立てました。
代わりにリアのサスペンションは、セミトレーリングアーム・コイル式になっていて、こちらは左右独立しています。
キットにもそれらしい穴は開いていますが、アームが一切パーツ化されていませんので、適当な車キットから流用して自作してみました(^_^;)
実際にはもっと複雑なしくみなのですが、どうせ見えない下側なので、雰囲気だけ再現してバックレました(^_^*)
それでもキットの何も無い状態よりは、実車に近くなったと思います。

それと、フロントの外れたヘッドライトや、めくれたボンネットのスキマからチラ見えする内部のディテールも塗装しました。
チラ見えメカ.jpg
ファントムグレーを塗装してから、配線やメカを塗り分けています(^^♪
スペアタイヤは、黒いままでは全く見えないので、フラットアースで軽く着色して見やすくしてみました。
せっかく作った内部が全然見えないのは悲しすぎるので、ちょっとオーバーな表現にしています(^_^*)

だいぶ仕上がってきたので、ボディーも塗装してみる事にしました(^^♪
まずはマスキングですが、キットに付属のウィンドウパーツを使いました。
マスキング.jpg
ボロボロ状態で仕上げるので、窓ガラスはほとんど割れちゃっています(^_^;)
キットに付属している窓ガラスのパーツは使用しませんので、マスキングのために使用してみました。
エンジンのハッチもハメ込み、スキマは裏からテープでふさいでいます。
サンルーフも紙を貼り付けてふさいでしまいました(^_^;)

車体色を吹き付けた状態です。
車体塗装.jpg
車体色は薄いイエローですが、わずかに赤も発色していますね(^_^;)
黄ばみの入ったホワイト、Mr.Color No.316 ホワイトFS17875へ、ちょっとだけ赤が入った黄色、No.113 RLM04 イエローを、少しづつ加えて調色しました。
白に原色系を加える場合、わずかな量で影響が出ますので、少しずつ様子を見ながら加えるのがポイントです(^^♪
今回も竹串で5滴加えて様子を見て、また5滴加えるという手順を踏みました。
結局20滴程度で希望した色に達したので、いつもの△:△という割合では説明できませんm(__)m
一応、劇中の薄い黄色でほんのちょっぴり赤もある、希望通りの色に塗装できましたヽ(^。^)ノ
ここから細部を塗装して行きますが、森に突っ込む前に風化していた部分もあると思いますので、その辺りも考慮して塗装してみたいと思っています。
しかし、今更ですけど、もうちょっとダメージを加えておくべきだったにゃ(;一_一)

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汚れとダメージ [カリ城FIAT 製作記]

ボディーの汚れやダメージを加えました。

車体色を吹きましたけど、ルパンのフィアットは長旅を続けてボロボロになっているハズです(^_^;)
特に今回は手榴弾を受けて、更にダメージを負っていると思います。
そんな汚れやダメージは、劇中ではそんなに強く表現されていませんが、リアリティを加えるためもっと大げさに加えてみる事にしました(^^♪
スミ入れとウォッシング.jpg
まず、車体のボンネットを中心にブラックグレーを軽く吹き付け、スス汚れを加えました(^^♪
次に、エナメルのブラックとニュートラルグレーを5:5に混ぜて薄いブラックを作りウォッシングしています。
雨だれのようにスジ状に残すことで、水アカ汚れを表現しています。
また、これによって車体の下側のトーンが落ちますので、立体感も加わりました(^_^*)

次に、エナメルのハルレッドを溶剤に溶かずにチョン付けして、サビを表現してみました。
サビを追加.jpg
このサビも雨水によって下方向に垂れている様子を表現しています(^^♪
エナメルは触っていると落ちてきてしまいますので、ここで一度トップコートしてエナメルを保護します。
表面は雨風に晒されてザラザラだと思うので、つや消しでトップコートしています(^_^;)

バンパーやドアノブのメッキを落としてしまいましたヽ(^。^)ノ
めっきパーツ.jpg
メッキのギラギラした感じは、とってもゴージャスなのですが、今回の場合はハデ過ぎます(+_+)
A バンパー、ドアノブ、後部ナンバープレートの照明パーツのみ切り離し、メッキを
  落としました。
  メッキは塩素系のキッチンハイターに漬ければ、簡単に落とすことが出来ます。
B 前のバンパーは、森の中を走り抜けた際にボコボコになってしまいました。
  ライターの火であぶり、取り付け穴の寸法に注意しながらダメージを加えています。
C ヘッドライトは、レンズ部分が透明パーツで用意されています。
  ここだけはキラキラした凹面鏡を表現したかったので、中に丸いマスキングテープを
  貼り、シルバーで塗装してからレンズをハメこんでいます(^_^;)
  内部のみキラキラしたヘッドライトが完成しました。

エンブレムも塗装して、ヘッドライトと共に車体に取り付けた様子です。
エンブレム.jpg
エンブレムの内部はエナメルのレッドで塗装しました。
軽くスミ入れすることで、ちゃんとFIATの文字が読めます(^^♪

更にウェザリングマスターBから、「スス」と「サビ」をこすり付けました。
表面の様子.jpg
これによって、エナメルでは表現できない汚れも加えられ、かなりイメージに近い仕上がりになりました(^^♪
まだ完成までは色々とやることがありますけど、車体のイメージは仕上がったので、コンソールも取り付けた全体の様子をアップしてみます(^_^*)
今日の状態 前から.jpg
うしろからです。
今日の状態 うしろから.jpg
劇中ではアニメなので、細かい汚れは描かれていないと判断して、かなりハデに汚してみました(^^♪
アニメチックに仕上げるよりも、この方がリアルになったと思うので、自分では満足していますヽ(^。^)ノ
このキットをこんなに汚して仕上げた作例はあまり見ないので、ちょっと違ったアプローチが出来たと思います。
ヘタすりゃ大失敗なのでドキドキですけどね(^_^;)

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アクセサリー類 [カリ城FIAT 製作記]

小物やアクセサリー関係を製作しました。

窓枠を塗装しました。
窓枠の塗装.jpg
窓枠はゴムなので、ブラックで塗装したくなる部分ですけど、実物のゴムは真っ黒ではありませんね(^_^;)
どちらかと言うと紫に近い色をしていると思いますので、ファントムグレーを筆塗りしてみました。
境目には溝がありますので、まずは薄く溶いたファントムグレーをエナメル塗料の様に流して、境界線をキッチリ出してから塗装しました(^^♪
溝がある境界の場合は、この方法を使うとキッチリした直線で塗装できますヽ(^。^)ノ
窓枠が塗装されることで、全体が引き締まった感じになりました(^^♪

続いて、小物やアクセサリー関係を仕上げてしまいました。
まずはワイパーですが、劇中ではほとんど描かれていません(+_+)
「どっちにつく?」「おんなぁ」の場面とか、アップになる一部のシーンのみです。
でも、やはりワイパーが無いのはおかしいので、追加してあげる事にしました。
ワイパー.jpg
ワイパーは、モデラーズのエッチングパーツを使用しました(^^♪
爆発で先が吹き飛んでしまったので先をカットし、ヨレヨレに曲げたものを取り付けています。
これでちょっとはリアリティが出たかな(^_^*)

ウィンカー類はちょっと苦労してしまいました。
ランプ類.jpg
A 初めはメッキパーツの上にクリアーオレンジとクリアーレッドを塗装しました。
  でも、ギラギラし過ぎてルパンのフィアットには似合いません(+_+)
  シルバーに塗装してからクリアー塗装もしてみましたが、それでも不釣合いな仕上がり
  になってしまいます。
B バンパーのメッキを落とした時、成型色が透明だった事を思い出し、ランプ類もメッキを
  落としてしまいました。
  クリアー素材に着色すれば、実物に近い仕上がりになると思ったのです。
C 裏側をシルバーで塗装して、表面をクリアー塗装で仕上げました。
  今度は狙い通り、実物に近い仕上がりになりましたヽ(^。^)ノ
  オレンジとレッドの色が近いので、エナメルのブラックでスミ入れして、境界線をつける
  事で明確に仕上げています。

キットの組み立て説明書では、車幅灯をオレンジに塗装するように指示されていますが、実際は透明です。
ウィンカーもですが、やはり裏からシルバーで塗装してキラキラ感をだしています。
成型色のクリアーが黄ばんでいるので、ちょうど良いヘタレ具合に仕上がりました(^^♪

ナンバープレートも製作しました。
ナンバープレート.jpg
キットのナンバープレートのパーツは厚みがあり過ぎるので、0.5ミリのプラ板へ付属のデカールを貼って仕上げました(^^♪
前のプレートは爆風でヨレヨレになっている状態を再現しています。
デカールを貼ってから、はみ出した余白をヤスリ取り、ブラックで塗装して、仕上げにつや消しでトップコートしています。
デカールが古いからなのか、文字が黄ばんでいますがそのまま使用しています。
ちなみに、「R33」というナンバーがシャレていますけど、ルパンなら「L」ですよね(^_^*)

タイヤですけど、キットに付属のタイヤはバリがひどくて修正が必要です(-_-;)
とりあえずホイールをシルバーに塗装して取り付けてみた様子です。
今日の状態 前から.jpg
まだ成型していないヘッポコなタイヤですけど、それでも取り付けると車らしくなりますね(^_^;)
なんていうか、これでやっと車になったよ みたいな。
今日の状態 後から.jpg
小物のの製作はまだまだあるので、フィギュアの製作はもうちょと先になりそうです(-_-;)
はやくルパンと次元を乗せてみたいのですがねー(^_^*)

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小物の製作 [カリ城FIAT 製作記]

エンジンのハッチを取り付け、荷物の製作に着手しました。

エンジンのハッチは、スーパーチャージャーが起動するとオープン状態になります(^^♪
空冷エンジンなので、少しでも外気を取り込みたいための仕組みだと思いますが、カッコイイですよね(^_^*)
ハッチをオープン状態で取り付け、シリンダーを自作しました。
ハッチのシリンダー.jpg
A エンジンルーム内にシリンダーの基部となるステーを取り付けました。
B ハッチの裏側にもステーを取り付け、それぞれ0.9ミリの穴を開けています。
C シリンダーは、ステンレス線に真鍮パイプを差し込んで自作しました。
  キットのパーツでは太すぎてカッコ悪かったもので(^_^;)
このように、ハッチとシリンダーはわざわざ車体側に固定して、完成後もシャーシーが取り外せる様に製作しました。
まだフィギュアも乗せていないので、車体とシャーシーがちゃんと外せるように作っておく必要がありました。
取り付けた状態です。
ハッチオープン.jpg
シリンダーの油圧部分は、劇中ではシルバーでしたが、ブラックに塗装してみました(^^♪
ロッドはステンレスの光沢そのままです。
しかし、この構造ではハッチの開閉は無理なんですよね(^_^;)ま、いっか。

マフラーも追加しました。
マフラー.jpg
キットにもマフラーのパーツは付属していますが、ただの棒です(+_+)
劇中ではかなり太い排気管になっていますので、プラパイプの肉厚を薄く加工したものに置き換えました。
車体側も丸く削ってマフラーが上手く収まるように加工しています。
ファントムグレーにブラックでスス汚れを追加した塗装に仕上げています(^^♪

続いて、荷物関係の製作に着手しました。
劇中でもチラホラ登場する小物がたくさんありますが、キットにはホロしか付いていませんので、ほとんどを自作する事になります(-_-;)
荷物など.jpg
A キットに付属するホロのパーツです。
  折りたたんだ状態でレジンパーツになっています。
  レッドブラウンで塗装して、ブラックでスミ入れしました(^_^;)
B テントなのか寝袋なのかわかりませんが、丸めた布を自作しました。
  カーチェイスの時には次元が車内にしまってしまうアイテムです。
  ティッシュを丸めて明灰緑に塗装して、ディトナグリーンでドライブラシしています。
  裁縫用の糸で本当に縛ってシワを表現してみました(^_^*)
  なお、小さい袋も同様の方法で製作して、ウッドブラウンで塗装しています。
C 食料品は木箱に入っていますので、バルサ材を組み合わせて自作しました。
  バルサを縦割りにして表面に使用する事で、自然な木の感じを表現しています。
  木工ボンドで接着したので、乾燥するまで塗装が出来ないでいます(^_^;)
D バケツも用意しました。
  こちらは何かのフィギュアに付いていたものですが、ちょっとへこんでいるところが
  気に入ったので、自作せずに流用しました(^_^*)
  たぶん、自作した方が精度が出せますけど、流用した方が手っ取り早いです(^^♪

実は小物はもっとたくさんありまして、カップうどん(きつね)や缶詰、ワイン、それにスコップなどもあります。
どれも自作するのはチョーめんどくせーアイテムなのですが、どうせほとんど見えないのに自作しようと思っています(^_^;)←えらいでしょ
今日はワインを製作してみました。
ワイン.jpg
こちらも食玩のペットボトルを流用しました(^_^*)
炭酸系のデザインで塗装されていましたけど、シンナーどぶ漬けで落としてから塗装しています。
ビンはワインらしくブルーFS15044で塗装して、イエローとブラックでラベルを書き込んでみました。
ルパンなのにキャッツアイのデザインです(^_^*)
同じどろぼうという事で、遊んでしまいました(^^♪
こんなところで自由に遊べるのも、プラモデル製作の魅力ですよね(^_^;)

ごめんなさい。明日は仕事の都合で更新できませんm(__)m

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荷物と次元 [カリ城FIAT 製作記]

荷物を仕上げました。次元のフィギュアも完成です。

先日製作した木箱には、主に食料品が入っています。
ワインは製作したので、カップめんのきつねうどんと缶詰を製作してみました(^^♪
劇中の映像から、パッケージのデザインを書き起こしています。
食品ラベル.jpg
きつねうどんは、「うどん」と書かれているだけですが、文字らしきものも確認できるので適当に文章を書いてみました(^_^;)
缶詰は劇中の映像をパクって自作しています。
著作権は全く主張しませんので、こんな画像でよかったら使ってください(^_^;)←ロゴ入りだけど

これを印刷して切り抜いて使う作戦です。
うどんと缶詰.jpg
うどんの容器は、0.3ミリのプラ板をヒートプレスして自作しました。
先の丸いものの先端を平らにして、底を作った原型を使っています。
缶詰は他のキットから、ちょっと太めのランナーを輪切りにしたものです。
かなり小さいので、やはり文字は全く読めません(-_-;)

食料品を木箱に詰めてみました。
木箱に詰めた.jpg
木箱は、エナメルのフラットアースを塗って、レッドブラウンで木目を強調してみました(^^♪
無造作に詰め込んだ感じに接着しています。

全部の荷物を積み込んだ状態です。
荷物を積んだ.jpg
スペースの都合で、バケツは積みませんでした(-_-;)
それから、スコップやテントの部品らしき棒も、雰囲気が悪くなる感じがしたのでオミットしています。
一応、リアウィンドウから後ろが見えるように、高さを押さえて配置しています。
これで小物が揃ったので、とりあえず一安心です(^^♪

続いて、フィギュアを製作しました。
キットにはレジン製のルパンと次元が付属しています。
フィギュア パーツ.jpg
抜きも良好ですし、造型も良く再現されています(^^♪
このフィギュアのために値段が高いキットなのですが、これだけ出来が良いフィギュアが付くならお買い得といえるでしょう。
バリや湯口(ゲートのようなもの)をカットして、パーティングライン等を成型しました。
その後、クレンザーでゴシゴシ洗います(^_^;)
レジンは剥離剤が付着しているので、ちゃんと落として置かないと塗料をはじいてしまいます。
歯ブラシを使って、細かい部分までしっかりと洗浄しました。

続いて塗装ですが、まずは次元から塗装してみました。
次元の塗りワケ.jpg
A サフを吹いて成型の仕上がりを確認後、肌色の部分にホワイトを吹きました。
  その上から肌色を吹く事で発色を良くしています。
B ヒゲを書きました。
  次元は見事な黒髪ですので、ブラックで塗装しています。
C ネクタイにもホワイトを吹いて置きましたので、マスキングしてシャツのブルーを吹きました。
  ホワイトにスカイブルーを加えて、淡いブルーに調色したものです。
  ごめんなさい。エアブラシのカップで調合したので、正確な比率はわかりません(^_^*)
D 塗装はできるだけマスキングして、エアブラシで塗装しました。
  スーツとズボン、帽子は、ディテールを判りやすくするために、ブラックではなくファントム
  グレーを塗装しました。
  帽子の帯は軍艦色2、靴とマグナムはブラック、靴紐と銃のグリップはウッドブラウンで塗装しています。

スミ入れも行いました。
次元のスミ入れ.jpg
顔や手にはエナメルのクリアーオレンジとハルレッドを6:4に混合したものを筆塗りしています。
かなり薄めたものを何度も書き加える事でグラデーションを付けてみました(^^♪
口の中は、それにハルレッドを少し加えた色で塗装しています。
他はブラックでスミ入れしていますが、綿棒にエナメルのブラックを浸したものでへこんだ部分に影を加えています。
フィギュアはある程度アニメチックな方が似合うと思ったので、あまり強いグラデーションは加えませんでした。

ツヤ消しでトップコートして、更にちょっと手を入れました。
パテ埋めとタバコ.jpg
腕の付け根は、合わせ目が出来るのでパテで埋めました(^^♪
硬化後にファントムグレーを筆塗りしています。
それから、口元にタバコをくわえさせました(^^♪
灰皿に詰めたタバコが余っていたので、そのまま使用しています。
マグナムの銃口も0.7ミリのドリルで開口してみましたけど、このマグナムだけは造型がイマイチです(-_-;)

これで次元の完成ですヽ(^。^)ノ
次元の完成.jpg
変にデフォルメしているところも無く、アニメの次元を忠実に再現していますね(^^♪
今回はほとんど手を入れていませんが、塗装するだけでかなりの再現度になります。
わざわざレジンパーツにして同胞するだけの事はありますヽ(^。^)ノ

次元だけですけど、フィアットに乗せてみました。
次元を乗せてみた 1.jpg
ポージングも良いし、劇中の雰囲気がとてもよく出ていると思います(^^♪
次元もなかなかカッコイイですねー
しかし、いつも同じ服を着ているんだけど、いつ洗濯してるのかな(^_^;)←たぶん臭いね

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