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ファルコン 1 [CA3 エコー基地 制作記]

今回から数回に渡り、キャラクターエイジVol03に掲載させて頂いた、エコー基地ジオラマの制作記を公開致しますヽ(^。^)ノ
前回のホス&トレンチの制作記では、だいぶ急ぎ足での紹介だったので、今回はより詳しく製作過程をご紹介して行きたいと思っています(^_^;)

今回の元キットとなっているのは、かなり昔のmpcキット「REBEL BASE」です。
キット外観.jpg
箱は大きくて、箱絵もカッコ良いのですが、シュリンクパックされていて、当時は手に取って眺めるだけの憧れのアイテムでした(ーー;)
ファルコン・スノースピーダー4機・X-Wing3機・Y-Wing3機に、フィギュア多数とメカ数点、それにペラペラの基地ベースが付きます。
中身を知ったら買わなかったと思いますが、パーツはかなりヘボい部類に入ります(^_^;)
当時は、佐藤直樹氏が作例を製作された事がありましたが、この話を頂いた時には、アレだけのクォリティに持って行けるのか、ヒジョーに不安になりました(>_<)
マズはファルコンの製作からご紹介しますが、仮組みするとやる気のフォースが吸い取られていきます(^_^;)
ファルコン仮組み.jpg
パネルラインは凸だし、レーダーはデカイし、足はただの棒だし、メカモールドはしょぼいです(+_+)
でも、全体のバランスは良好で、同社の5フィートモデルがそのまま縮小された感じです。
途方に暮れていても進まないので、まずはスジ彫りの彫り直しから始めました。
ファルコンスジ彫り.jpg
キット自体が小さい上、曲線が多いのでスジ彫りは大変です(ーー;)
ところどころ間違っているラインを修正しながら、円盤部分だけをスジ彫りし直しました。
くちばし部分やドッキングポート周辺は、小さ過ぎてスジ彫りし直しても汚くなって逆効果になると判断しました(^_^;)
画像ではかなり失敗しているラインがありますが、この後瞬間接着剤で埋めて彫り直しています。
製作時間が無いので、治具を作るよりも手を動かした方が早い場合がありますです(^_^;)
次に、穴メカですが、一体成型されているので、穴の内部の空間が表現されていません。
一度切り離して、周りにプラ板を貼り付け、再接着する事で精度を上げています。
穴メカ切り取り.jpg
上側の穴メカはよく見えるので、更にパイピングやメカの追加も行い、観賞に耐えられるレベルに仕上げています(^_^;)
穴メカのディテールアップ.jpg
画像ではパイプがヨレている部分がありますが、後から伸ばしランナー等で置き換えてあります。
装甲とメカの間にスキマを付けるだけで、かなり精度がアップしますヽ(^。^)ノ
メカはいい加減でも、どうせ小さくて気になりません。
プロップに忠実よりも、この場合は雰囲気を重視した方が見た目の印象が良くなります(^^♪
タラップも切り取りました。
タラップ切り取り.jpg
やはりファルコンのタラップは、この形になっていて欲しいです(^_^;)
今まで発売されたキットは、ファインさんのも含めて直線的な板になっているだけです(+_+)
ここは後ほど電飾しますので、内部の壁もプラ板で製作して置きました。
切り取った事によって出来てしまった穴は、エポパテで塞いであります。
また、右の方にはタダの棒の足が生えるための穴がありましたので、こらも塞いでおきます。
次に気になったのは、コックピットの窓枠です。
枠はありますが全て塞がっており、黒く塗装するだけでは納得行きません(+_+)
窓枠を製作.jpg
モールドを切り取り、0.3ミリのプラ板で窓枠をスクラッチしました。
かなり細かい作業になりますので製作は大変でしたが、精度が格段に良くなったので加工して正解だったと思います(^^♪
まぁ、おかげでコックピット内部も作る事になりましたが(;一_一)
それから、ダメージ痕も加工しています。
ダメージ痕.jpg
ドリルで穴を開けたのですが、そのままでは溶けた装甲の感じが出ません(+_+)
そこで、ドリルの削りカスを穴に詰め、接着剤で溶かして表現してみました。
ただの穴よりも焼けた感じが出て、良い雰囲気になったと思います(^^♪

うーん、ここまで書いて、かなりの長文になってしまいました(ーー;)
今日の記事はここまでと致しますm(__)m
まだファルコンのディテールアップが続きますが、第一回からこのペースではいつ終わるか判りませんね(^_^;)
すみませんが、しばらくお付き合い頂ければ幸いです。

次回へつづくのじゃ

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ファルコン 2 [CA3 エコー基地 制作記]

ファルコンの製作 2回目です。

前回の作例制作記よりも、詳しく紹介したいのですが、あまり長い文章では読みにくい気がします(^_^;)
ここはディアゴスティーニ感覚で、飽きの来ない長さでの記事でお送りしたいと思います。
消してサボっているワケではありませんので、念のため(^_^;)

機体上部の丸い穴メカも、一度切り取ってから周囲にプラ板を巻き、再接着して装甲とのスキマを作っています(^^♪
丸穴メカ.jpg
更にメカの追加やパイピングも行っていますが、手を入れたのは上側の丸穴だけです(^_^;)
どうせ下側は見えないので、ここは納期優先で見送ってしまいました。

左右のドッキングポートにも手を入れています。
ドッキングポート.jpg
左がキットのままですが、ほとんどモールドが無くて、こんなではドッキングなんてマズ無理でしょう(^_^;)
フチを残して円形にくり貫き、奥にプラ板を貼ってゴチャメカを追加したのが右側の画像です。
小さくてメカの再現がイマイチですけど、キットのままよりは数段立体的になりました(^^♪

このファルコンはエピソードⅣ「A NEW HOPE」版を元にキット化されています。
なので、脚は3本しかありません(+_+)
今回製作するエコー基地に停泊しているファルコンは7本脚ですので、着陸脚の収納ボックスを追加しました。
ランディングギア ボックス.jpg
プラ板を切り出して、箱組みしたものを取り付けるだけなのですが、機体側は微妙なカーブをしているし、角がたくさんあって面取りがとても難しいです(>_<)
この辺は、ノクラフさんが素晴らしい工作をされていますが、ボクにはトーテー無理なので少しずつ削ってスリ合わせました(^_^;)
ちなみに、高さは既にある後ろの大きなボックスとツライチになります。
また、着陸脚も自作するしか無いので、すでにカバー部分は切り取ってあります。

横メカもキットのままではディテールが全然足りないので、追加しました。
カベを作ってゴチャメカ.jpg
キットの側面を切り取り、奥にプラ板でカベを作ってジャンクパーツで埋めました。
プロップと似たようなパーツを貼り付けて行きますが、そんなに都合の良い形をしたパーツなんて滅多に見付かりませんので、ある程度似たような形に加工して貼り付けました(^_^;)
横メカ.jpg
出来るだけ立体感を出して、影が細かくたくさん出来るようにレイアウトして行きます(^^♪
実際のプロップとは形状が違ってしまいましたが、キットのままよりは随分とメカらしくなりました。
くちばし先端のパーツは、一つだけちょうど良いパーツが見付かったのですが、もう一つが無いのでプラ板でそっくりに自作したものを貼り付けています(^_^;)

エンジングリルは、キットのままではただの平面になっていますので、切り取ってフィンを自作しました。
エンジングリル.jpg
はじめはエッチングパーツでも貼り付ければそれらしくなるだろうと、安易に構えていたのですが、とんだ甘ちゃんでした(+_+)
ナカナカ良いエッチングパーツが見付からなかったので、結局プラ板の細切りを格子状に組み立てました。
精度がイマイチですけど、なんとなくそれらしいディテールに仕上がったと思います。
停泊状態なのでエンジンは電飾しません。
その代わり、格子のスキマから内部が丸見えになってしまうので、円状にプラ板でカベを作って、1/700の3連砲を貼り付けてエンジンらしくしてみました(^_^;)
ほとんど見えませんけど(ーー;)

着陸脚は、キットには用意されていませんのでスクラッチしています。
着陸脚を自作.jpg
赤い四角のパーツを組み合わせて、脚をひとつずつ製作しています(^_^;)
ウェーブのバーニアでエイリアン返しの傘を作りましたが、サスガにザルの形状には出来なかったのでそのまま流用しています(^^ゞ
かなり細かい作業(画像の升目一つが5ミリです)なので、こちらも製作には苦労しました(+_+)
機体に取り付けた状態です。
脚の取り付け.jpg
赤い矢印部分には穴が開いていますが、ここにLEDを取り付けて足元照明を再現しようと考えています(^^♪
まだハッチや油圧パイプ等のディテール追加をしていませんが、7本足になった事でファインさんのファルコンみたいになりましたヽ(^。^)ノ
しかし、気になる部分はまだまだあります(+_+)
ファルコンの製作から進みませんけど、もう少しお付き合い下さいm(__)m

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ファルコン 3 [CA3 エコー基地 制作記]

ファルコンの製作の3回目です。
ごめんなさい。まだ完成しません(^_^;)

コックピットの窓枠を自作したので、中身が丸見えになりました(^_^;)
コックピット内部を作り込んでいます。
コックピット.jpg
プラ板を小さく切り刻んで、コックピット内部を製作してみました(^^♪
どうせほとんど見えなくなっちゃうんだろうなーと思いながら製作していましたが、やっぱり見えない事が後に判明します(>_<)ちっくしょぉ
後部座席や入り口も作ったのですが、かなり覗き込まないと見えません(ーー;)
なお、後ほど電飾したいと思いますので、コンソールは広く取ってあります(^_^;)
船体の上下を合わせた時にピッタリ収まる様にする、スリ合わせが一番苦労しました。

レーザーも作り直しました。
レーザー.jpg
上がキットのパーツですが、完全にナメているとしか思えません(-_-メ)
1/700艦船パーツや、プラ板などで自作したものに置き換えました。
塗装後に取り付けたいので、金属線で軸を作ってあります(^_^;)
ちなみに、下側のレーザーは作りませんでした。
ここよりもっと他の部分に手を入れたいので、納期優先での省略です(^_^*)

レーダーも結局自作しました。
キットのレーダー.jpg
キットのレーダーパーツを付けるとこんな感じです。
大きすぎるし、台形の基部もありません(+_+)
0.3ミリのプラ板をヒートプレスして「おわん」を作り、置き換えました。
レーダー自作.jpg
中心のコーンは1/72戦闘機の燃料タンクの先を流用しています(^_^;)
内側のモールドは小さ過ぎて再現出来ないので、0.14ミリのプラペーパーの細切りを貼りました。
台形の基部もプラ板で作り起こしています(ーー;)
サフを吹いた状態です。
レーダー完成.jpg
かなり手間は掛かりましたけど、このレーダーとレーザー砲は精密感をアップさせる重要なアイテムなので、この二つの製作に1日を当てました(^_^;)
おかげで、ファルコンらしさが相当アップしたと思っています(^_^*)

後部エンジンのディテールにも手を入れました。
エンジン.jpg
プロップとはかなり違ったディテールになっているのですが、そこまで追求してしまうと雰囲気を壊してしまいそうです。
適当なジャンクパーツを貼り付けてメカらしさを強調する程度にしています(^_^;)
この時、ペタペタと貼り付けるよりもワザとスキマを作って浮いている感じに貼り付けています。
意識的に影を付ける事によって、よりメカらしさを強調しています(^^♪

着陸脚のハッチも追加してみました。
ハッチを追加.jpg
0.3ミリのプラ板を使用したので、キットのサイズからすればオーバースケールなのですが、これが付くと劇中の様子の再現度がアップするような気がします(^_^;)
この時点でギアとタラップは、塗装の関係でまだ接着していません。

まだ細かいディテールアップは残っていますが、ここで塗装してしまいます(^^♪
塗装されていく様子は、工程毎に同じ角度から撮影してありますので、順を追ってご紹介しますねヽ(^。^)ノ
まずは遮光のため、ブラックを全体に吹き付けました。
1 ブラック.jpg
スタジオの撮影用ライトはとても強力で、しっかり遮光処理していないと透けてしまいます(+_+)
それと、ブラックはこの後のベースカラーを載せる時のシャドー効果としての役割もあります。
スミ入れでエナメル塗料がチレてしまわない様に、ツヤ有りのブラックを吹いています。

次に、ベースカラーのFS36495を吹き重ねます。
2 FS36495.jpg
エッジやメカのデコボコには、下地のブラックがうっすらと発色している程度に残して、シャドー効果を出しています(^^♪
ほんのりと青味があるグレーなので、ブラックとの相性も良いですね。
次に、パネルラインを塗り分けて行きます。
3 グレーパネル.jpg
小さくてもパネルラインはキッチリ塗り分けないといけましぇん(+_+)
わざわざマスキングして、濃いグレーと薄いグレーを塗り分けました。
濃いグレーはニュートラルグレーを、薄いグレーはニュートラルグレーとフラットアースを5:5で混色したものを吹いています。
わざとランダムにムラを作って、均一なベタッとした感じが出ないように吹いてあります(^_^;)

赤いパネルも塗り分けました。
4 赤パネル.jpg
赤いパネルも細かい塗り分けが多いので苦労しました(+_+)
でも、この塗り分けをちゃんとしておかないと、メカらしさと巨大感が出ません。
パネルの塗り分けは一番手間の掛かる塗装ですが、一番大事な工程かも知れませんね(^_^;)

ここで、FS36495を薄く吹いて、退色表現を加えます。
5 退色表現.jpg
ファルコンは使い古された貨物船ですので、パネルの色も退色しています。
様子を見ながら少しずつ、ランダムに吹いて、色褪せた感じを表現しました。

次に、汚れを加えます。
6 ブラックグレー.jpg
5倍に薄めたブラックグレーで、少しずつスス汚れを加えます(^^♪
機首先端、穴メカ周辺、エンジン排気口、被弾痕などを重点に吹いて、最後にあちこちにランダムに吹いて汚れを表現しました。
ブラックグレーは黄色系のグレーなので、機体全体に黄ばみも出てきますけど、この後のウォッシングでちゃんとした黄ばみを加えます。

エナメル塗料で黄ばみを加えます。
7 ウォッシング.jpg
エナメルのフラットアースとニュートラルグレーを4:6で混合したものでウォッシングします(^^♪
パネルラインが浮かび上がり、ディテールがカッチリします。
船体の中央から外側へ同心円方向にふき取って、スジ状の流れを付けていますヽ(^。^)ノ
この工程で黄ばみ具合が決まるので、様子を見ながらふき取ります。

最後に、雨だれ表現を加えました。
8 汚しと雨だれ.jpg
タミヤのウェザリングマスターBの「スス」を使い、こちらも放射線状に書き込んで行きます(^^♪
機体が小さいので、時には鉛筆を使って書き込んだ部分もあります(^_^;)
同様にサビも加えて、塗装終了ですヽ(^。^)ノ

まだ細かいディテールアップが残っていますが、塗装がひと段落した状態です。
塗装終了1 前から.jpg
使い古されたポンコツ貨物船ですが、塗装でそれを表現するのは難しいです(+_+)
今回も満足のいく仕上がりではありませんが、それなりに表現できたかなーと思います(^_^*)
後ろからの様子です。
塗装終了2 後ろから.jpg
いいわけがましいのですが、小さいのでプロップを再現出来なかった部分がたくさんあります(+_+)
コの字の切り欠きや、サイドのゴチャメカ、パイピングなどがそうですけど、パッとみた感じでファルコンに見えてくれればいいかなぁ(;一_一)
今回は特に、機体の厚みを薄くしたかったのですが、上下張り合わせのこのキットを加工しようとすると、かなりの大改造になってしまいます(+_+)
納期のある製作ですから、危ない橋は渡らずに手を加えませんでした(ーー;)無念じゃ
最後に、下面の様子です。
塗装終了3 下面とチューブ.jpg
ここでランディングギアを接着しましたので、ボックスから垂れ下がっているオイルチューブみたいなディテールを加えました(^^♪
理想的な素材が見付からなかったので、伸ばしランナーを曲げて製作しています(^_^;)
ここに電飾が付くので、このチューブが照らされて劇中の雰囲気が出る…ハズです(^_^;)

塗装がひと段落しましたけど、まだディテールアップが不足しているところもあるし、電飾も加えています。
今日は調子こいて長文になってしまったので、ここで一旦区切ります(^_^;)
未だにファルコンから進みませんけど、よろしくお付き合い下さいm(__)m

ごめんなさい。明日は仕事の都合で更新できませんm(__)m

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ファルコン 4 [CA3 エコー基地 制作記]

ファルコンの製作、やっと完成です(^_^;)

タラップは劇中と同じ形状で切り出しましたが、床とシリンダーを付けなければなりません。
タラップ.jpg
真鍮線とプラ板の小片で自作しましたが、かなり小さいので製作に苦労しました(ーー;)
特に、シリンダーは正確に平行を出してあげないと、小さくても非常に目立ちます(+_+)
画像では既に塗装されていますが、ここも使い古されたポンコツに仕上げています。

次に、足元の照明を製作しました。
タラップと足元照明.jpg
3ミリの白色LEDを取り付け、パテで遮光処理しています(^^♪
CRDを使って、電池でもACアダプタでも点灯できるように工夫しています。
CRDは、1本で3個の白色LEDをドライブできますが、足元5個と、搭乗口の照明で合計6個となり、CRD2本でちょうど良かったです(^^♪
また、赤いポジションライトも点灯させてみましたヽ(^。^)ノ
ポジションライト.jpg
赤色LEDをアルミパイプに取り付け、反対側の穴に差し込んだファイバーで各所に赤い光を配給します(^^♪
遮光のため、両端はパテで塞ぎましたが、この後ブラックで塗装して、遮光をカンペキにしてあります(^_^)v
なお、このLEDと、コックピットの電飾用LEDでCRDを1本使用しました。

コックピットもファイバーで電飾してあります。
コックピット電飾.jpg
操縦席の両脇や後ろの壁に、着色した0.25ミリのファイバーを差し込んであります。
カベの両脇には、帯状になった照明もありますが、ファイバーをカッターで削ると細長く光る部分が出来ますので、それを利用しています。
点灯した様子です。
コックピット点灯.jpg
かなり小さい空間に無理矢理電飾したのでリアル感はイマイチですけど、コックピットが電飾されているとスケール感がよくなるかと思い仕込んでみました(^^♪
どうせほとんど見えないんですけどね(ーー;)

その代わり、足元の電飾は良い効果を出してくれました。
下面点灯の様子.jpg
ランディング・ギア周辺の照明は、小さくて効果は薄いかと思っていましたけど、意外にも良い効果となりました(^^♪
油圧チューブやハッチも、狙い通りのシルエットとなっていますヽ(^。^)ノ
赤いポジションライトも、0.25ミリの光では弱いかと思っていましたけど、しっかりと存在感を出してくれました(^^♪
ファインモールドさんのファルコン製作で電飾した部分を、ほとんど同様に電飾できたので、ボクとしては満足しています。
エンジンもやっちゃえばよかったかな(^_^*)なんちって

ここで船体の上下を接着しました。
両脇のエンジン.jpg
両脇のくちばし付け根には、ポルシェエンジンの格子状メカがありますけど、これはパテを盛ってマイナスドライバーの先でくぼみを作って再現してみました。
成型が上手くいかず、いかにもパテで作りましたって仕上がりになってしまいました(+_+)
それでも、キットのままよりは良くなったと思います(^_^;)
それと、電源を供給する端子も工作しました。
電源差込口.jpg
出来るだけモールドを崩さないように、2箇所開けた穴にピンを差し込む方式にしています(^^♪
このピンは電子パーツの足をハンダ付けしたリード線で、パテでコーティングしてあります。
単体でも電飾を点灯できるように、電池を使えるようにしてありますが、同じピンを作っておけばどちらの電源でも使えますヽ(^。^)ノ

さて、これでやっとファルコンが完成しましたヽ(^。^)ノ
定番の前から見た様子です。
完成画像 1.jpg
今回の作例は、エコー基地がメインであり、ファルコンは停泊しているビークルのひとつにしか過ぎませんけど、サスガにキットのまま塗装して置いてもイマイチです(^_^;)
このキットのファルコンは、小さいのに良く出来ていますから、細部に手を入れるだけでとてもカッコ良くなりますね(^^♪
完成画像 2.jpg
このくらいのサイズでディテールのカッチリしたファルコンが出てくれると嬉しいですヽ(^。^)ノ
エフトイズさん辺りが頑張ってくれるといいなぁ(^_^;)
今回は欲張って電飾も施したので、製作には2週間掛かりました(+_+)
完成画像 3.jpg
納期のある仕事なのに、つい夢中になってしまう悪いクセです(^_^;)
でも、とても楽しく製作できました(^^♪
完成画像 4.jpg
エコー基地のファルコンを再現するために足りない部分を、どうやって追加して行くかを考えているだけで楽しかったです。
機会があったら、今度は納期を気にせず徹底的にいじってみたいアイテムですね。
完成画像 5.jpg
さて、これでファルコンは完成しました。
次回からはツナ・シップの製作をお届けしようと思っています。
出来るだけ詳しく製作過程を紹介して行きたいと思いますので、よろしくお願いしますm(__)m

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ツナ・シップ 1 [CA3 エコー基地 制作記]

今回から、ツナ・シップの製作に入りますヽ(^。^)ノ

反乱軍の中型輸送船 Rebel transport、通称ツナ・シップの製作です(^^♪
確かにツナ=まぐろみたいな形状ですが、ボクはこのデザインが大好きですヽ(^。^)ノ
結構、ファンもたくさんいると聞いていますが、キットには恵まれておらず、プラモデルではこのREBEL BASEに付属するキットのみと聞いています(ーー;)
もうちょっと、大きいサイズでキットがあると良かったのになぁ

さて、そのツナ・シップですが、唯一のキットなのに造型としてはイマイチとなっております(^_^;)
ツナ 元パーツ 1.jpg
ツナ 元パーツ 2.jpg
このビークルも上下張り合わせればほぼ完成という、モナカキットです(+_+)
しかも、表面の装甲パターンはプロップと全く合っていません。
特徴的な下面のコンテナも一体成型となっていてポヨヨンです(-_-メ)
他にもエンジンノズル、シールド発生装置、どれも微妙にピントがずれている感じです(^_^;)
全てスクラッチしてしまうのが一番確実ですが、それではキットの作例では無くなってしまうので、このキットを使って何とかツナ・シップを再現してあげなければなりません。

まずは、表面のモールドを全て削り取りました。
モールド削り.jpg
ホームセンターで購入した、40番の布ヤスリにあて木をして、ガシガシ削ります(^^♪
あれだけたくさんのモールドがあった表面ですが、元々木工用の強力なヤスリを使えばガンガン削れます。
その後、600番のペーパーである程度表面を整えてあります。
多少のキズが残っても、この後でプラ板を貼り付けるので心配はナッシングです(^_^;)

次に、サブエンジンの噴射口を切り詰めました。
サブエンジンカット.jpg
キットの形状は、噴射口が後ろまで伸びすぎているので、プロップの画像を参考に途中でカットしています。
噴射口の周辺は、円形にくぼんでいるので、後ほどパテで成型するつもりです。
それから、後部の盛り上がった3つの山は、プロップに比べると角張った形状に感じたので、丸く削りました。
開口とエッジ丸め.jpg
本当はもうちょっと丸みを付けたかったのですが、これ以上削るとプラの厚みが無くなってしまうので、この辺でやめました(^_^;)
最後尾には穴が開いていて、どうやらメカモールドが詰まっているみたいなのですが、手持ちの資料ではどんなメカが詰まっているのか判りません(+_+)まっくらなんだもん
とりあえず、フチは一段高くなっているみたいなので、プラ板を貼り付けてエッジを強調してあります。

次に、メカが飛び出している穴をあけました。
メカの穴.jpg
この穴の位置も、プロップの画像から拾うしかなくて、実際のプロップとは微妙にズレている可能性があります(^_^;)
この穴から顔を出したメカが、いかにも後から付け足したって感じがして、カッコイイです(^^♪
穴はほとんど装甲でふさがれてしまうものもあるので、予定よりも大き目に開口しています。

次に、装甲を貼り付けて行きます。
ヒートプレス.jpg
表面モールドを削り取った船体パーツを使って、0.3ミリのプラ板をヒートプレスしました。
微妙な曲面で構成されているので、同じ形をしたプラ板から切り出さないと、接着面にスキマが出来てしまいます(ーー;)
前・中間・後部と、3枚に分けて2枚ずつ、ヒートプレスしたプラ板を使っています。
途中まで進んだ様子です。
貼り付けの様子.jpg
貼り付ける装甲の形状はとても複雑です(+_+)
長さや幅だけでなく、切り欠きもあるし、重なっている部分もありますので、プロップの画像とにらめっこしながら、同じような位置に貼り付けて行きました。
プロップでは、左側のモールドが簡素化されており、撮影の角度が限定されているみたいです(^_^;)
そのまま再現すると、手抜きしたみたいに見られちゃう気がして、左側もちゃんとモールドを作ってあげました。
なお、0.14ミリのプラペーパー、0.5ミリのプラ板等も使って、高さに変化を付けています。
たった0.5ミリの間での高低差ですが、これによりスケール感が出せると信じて作業しています(^_^*)
かなりめんどくせー作業なので、根気との戦いです(+_+)
この装甲の再現のため、ツナ・シップの製作のおよそ半分の時間を持っていかれました(ーー;)

最後尾ですが、プロップの画像と比べると、どうも長さが足りないようです(+_+)
おしりの延長.jpg
プラ板でおしりの装甲を延長してみました(^^♪
現物合わせで切り抜いたプラ板ですが、どうしても出来てしまう隙間には、表面モールドを削った時のカスを詰めて、流し込み接着剤で固めました(^^♪
それから、サブエンジンの噴射口の部分は、装甲が楕円形に切り取られているので、パテで造型しています。

ここまで成型が終了した状態です。
サフ状態.jpg
装甲の端も不ぞろいで、あちこち穴も開いていて、補修を重ねたポンコツ輸送船の感じが出てきたと思います(^_^;)
プロップの装甲パターンを全てコピーできたわけではありませんが、似たような雰囲気にはなったと思っています(^_^*)

装甲の貼り付けはまだ終わっていませんが、だいぶ長くなってきたので、今日はこの辺で一旦区切りますm(__)m
つづくのら

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ツナ・シップ 2 [CA3 エコー基地 制作記]

ツナ・シップ製作の2回目です。
ごめんなさい。長文です(^_^;)

上側の装甲は、後部の3山が残っていましたので、こちらにもプラ板などで装甲を再現しています。
山の装甲.jpg
この部分は曲面では無く、平行のアーチになっていますので、普通のプラ材をしごいて曲げたものを貼り付けています(^^♪
それから、後部の穴の中にどんなメカが詰まっているのか不明でしたが、海外のサイトでノズルを付けた作例があったので真似っ子してみました(^_^*)
両サイドの穴には、フィンのようなモールドを入れてみましたが、実際のプロップがどうなっているのか、現在でも不明です(+_+)

次に、サブエンジンを電飾しました。
サブエンジン電飾.jpg
LEDを埋め込んで、パテで成型しています(^^♪
噴射口の部分もパテで成型して、LEDは塗装のためにマスキングして置きました。
電飾は、単体で移動出来るように乾電池で駆動する予定ですが、保護抵抗による点灯では電圧の低下に不安があるので、CRDを使っています。
プラスとマイナスがわからなくなって、マーキングがメチャクチャです(^_^*)
点灯テストしてみました。
サブエンジン点灯.jpg
LEDは、3ミリの電球色を使いました(^^♪
劇中ではブルーの光になっていますが、スカルプの画像では電球色だったので、青い光は後から映像に着色したものだと判断しました(^_^;)たぶん
もし、やはり青にしたいと思ったら、後からクリアーブルーで着色すればいいやーと思っていたのですが、エコーベースでは停泊しているので点灯させる機会が無く、結局そのままです(^_^;)

続いて、下面のメインエンジンに着手しました。
メインエンジン 箱組み.jpg
まずはパテ埋めした裏側にプラ板を貼り付けて天井を付け、メインエンジンのユニットを箱組みしました(^^♪
このメインエンジンですが、正確な形状がサッパリわかりません(+_+)
色々な資料をかき集めて、判明した面を繋ぎ合わせてこんな形だろうと推測しています(^_^;)
プロップとは違った形状になっている可能性が高いので、そのまま信じないで下さいね(>_<)
ここにメインエンジン3基が付きます。
メインエンジンを自作.jpg
こちらも憶測で製作しました(^_^*)
ツナ・シップは下面の詳細な様子がほとんどわからないので、自分でアレンジして製作するしかありませんでした(+_+)
ノズルは、ボールペンの先を流用しています。
プロップのノズルと似たような形をしたボールペンを探しまくりました(^_^;)
LEDを仕込み、エンジンブロックを取り付けます。
メインエンジン出来た.jpg
エンジン周辺にはゴチャメカを貼り付けて、それらしくデコレーションしています(^^♪
プロップの画像で、わかっている部分には似たようなゴチャメカを貼り付けていますが、ほとんどはわからないので勝手にアレンジして製作しています(^_^;)
点灯テストもしてみました(^^♪わくわく
メインエンジン点灯.jpg
ノズル内部のネジ溝が良いアクセントになっています(^^♪
船体への光の当たり方も、実際のプロップと同じ感じになるように調整していますヽ(^。^)ノ
ほとんど停泊中で電飾の活躍する機会は無いのですが、やはり光る模型は楽しいです(^^♪

次に、下面のディテールアップへと移行します。
フレーム自作.jpg
下面にプラ板で床を作り、そこへフレームやメカを貼り付けて行きました(^^♪
メインフレームには、レオポルドのパーツが使われているという事で、似たような形状をプラ板で組みました(^_^;)
どうせほとんど見えなくなってしまうので、あまりディテールを追求していません。
フレームの周りには、大きめのメカを積み重ねるように貼り付けて行きましたが、このパーツ達はキャベツ太郎さんから頂いたものがほとんどですヽ(^。^)ノ
本当はデススターⅡの製作にと頂いたものだったのですが、今回の製作では大活躍して頂きました。
キャベツ太郎さん、ありがとうございましたm(__)m

これを船体に組み合わせると、こうなります。
フレーム合体.jpg
内部に空間を作り、乾電池を内蔵させる事ができます(^^♪
もちろん、取り外し可能にしておき、電池の交換やメンテナンスが出来るように製作するつもりです。

更に、下の両側にある装甲も製作しなくてはいけませぬ(^_^;)
今回はヒートプレスの様子もご紹介してみます。
下面もヒートプレス.jpg
装甲のモールドを削り取り、ガムテープで木片にガッチリ固定します。
プラ板を押し付けるので、下に空間が無いと端までキッチリ押し付けられなくなります(ーー;)
割り箸に0.3ミリプラ板を挟み、こちらもビニールテープでガッチリ固定しました(^^♪
こうしておかないと、熱くて持っていられなくなります(+_+)
ガスコンロで炙って、フニャフニャになったところで一気に押し付けます。
4枚作った.jpg
すぐに冷えて固まりますが、念のため10秒くらいはそのままキープです(^_^;)
ヒートプレスは、このようにとても簡単なので、機会があったら是非挑戦してみる事をオススメしますヽ(^。^)ノ
前と後ろを2枚ずつ、計4枚のプラ板をヒートプレスしました(^^♪

このプラ板を使って、下側の装甲を再現していきます。
切り取って貼り付け.jpg
キットの装甲部分は大きいので、鉛筆で下書きしたラインでカットしました。
それをベースにヒートプレスしたプラ板を切り貼りして行きます(^^♪
またしてもチョーめんどくせー装甲の貼り付けですが、上側を経験しているので意外とスムーズに作業が進みました(^_^;)
仕上がった左右2枚の装甲です。
下の装甲も出来た.jpg
プロップでは下の装甲も、右側の装甲がちゃんと作られているのに、左側はアッサリでした(ーー;)
左側はある程度は手を加えましたが、モールドは控えめに仕上げています。
それでも、キットのままよりは数段ディテールアップされたと思います(^_^*)

さて、電飾のための電源は乾電池としましたが、そのための配線も済ませました。
電池とスイッチ.jpg
内部に電池ボックスを作って収めています(^^♪
単三電池ですと、電圧の関係で3本必要になるので、それならスペースを取らない006P角型電池の方が有利です(^_^)v
電圧は9Vになりますが、CRDを使っているので問題ありません。
LEDは全部で7個同時に点灯しますが、この電池なら1日中点灯させていても大丈夫だと思います(たぶん)
角型なので固定しやすいのも利点ですね(^^♪
スイッチは押すとONになり、もう一度押すとOFFになるプッシュスイッチです。
内部で位置を調整して、飛び出したメカモールドの一部がスイッチになるように工夫していますヽ(^。^)ノ
出来るだけ外観を損ねないようにスイッチを作るのも楽しい作業です。

装甲を取り付けた全体の様子です。
下装甲取り付け.jpg
まだメカモールドが詰まっていなくてスカスカですね(^_^;)
下側の装甲は、キットの状態よりも寝かせて取り付けてあり、船体の厚みを少しだけ薄くしました。
プロップと比べると、船体の厚みがありすぎるように見えたんです(^_^;)
ほんの少しの差ですが、幾分かスマートになった印象になり、ちょっとだけカッコ良くなったかな(^^♪

ツナシップは、人気のビークルなのですが、資料がほとんど無くて困りました(+_+)
特に、下面の資料なんてほとんど無いので、自分なりのアレンジが要求されると思います。
でも、裏を返せばオリジナリティを発揮できる魅力的な部分だと感じました。
この製作記を見て、自分も作ってみたいと思って頂けたなら嬉しいですヽ(^。^)ノ
ってなワケで、つづきます。

ごめんなさい。明日は仕事の都合で更新できませんm(__)m

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ツナ・シップ 3 [CA3 エコー基地 制作記]

ツナ・シップの製作3回目です。
今回で完成となります(^^♪

船体の両脇には、装甲のスキマから内部のゴチャメカがチラ見えしています。
これがカッコイイったらありゃしない(*^_^*)
サイドのゴチャメカ.jpg
プラ板で作ったカベに、1/700艦船模型や、AFV系のパーツを流用して、ゴチャメカを貼り付けています。
いつも1/700艦船パーツばかり使っているので、AFVも取り混ぜてバリエーションを付けてみました(^_^;)
表面にしか貼り付けていないけど、中身が全部メカらしく見える様にレイアウトしています(^^♪

次に、下面をディテールアップします。
コンテナ取り付けアーム.jpg
コンテナの取り付けアームをたくさん用意しました(^^♪
プロップの画像でも、アーム状のフレームにコンテナがたくさん取り付けられています。
戦車のフレームや、泥除け、艦船のクレーンなど、アーム状に見えるパーツを組み合わせてみました。
この後にコンテナを取り付けるので、その分のスペースも考慮して置かないとポヨヨンになります(^_^;)
それと、ランディング・ギアはハセガワの1/72F-14トムキャット ジョリー・ロジャースから流用しました。
前輪が沈んでいる状態と伸びている状態の2本が付いているので、後部の2輪と合わせると1つのキットから4本の脚が流用できますヽ(^。^)ノ
必要な部分だけ切り出して流用しましたが、プロップの画像で明確なものが少なく、本当にこんな形をしているのか、イマイチ自信はありませんです(^_^;)
それから、下面部分は、ビスで固定しておき、後から電池交換やメンテナンスが出来るようにしてあります。
装甲の内側には、0.14ミリのプラペーパーを細切りにしたものを貼り付け、フレームのようなルックスにしてあります。

シールドジェネレーターは、自作しました。
シールド発生装置.jpg
ボクははじめ、これがコックピットだと思っていたのですが、シールドの発生装置らしいです(^_^*)
左がキットのパーツですが、デカイし形もイマイチなので、いちからパテで自作しました(+_+)
実際にはもうちょっと細々したパーツが付くのですが、逆にスケール感を失いそうな感じがしたので敢えてそのまま再現していません。
ただ、首に付くパイプ状のディテールは、精密感が発揮できそうなので取り付けてみました(^_^;)

これでディテールはほぼ出来上がったので、塗装に入ります。
1 ブラック.jpg
マズは遮光の意味も兼ねたブラックを全体に吹きました(^^♪
装甲のエッジは簡単に光を透過させてしまうので入念に吹いています。
下面のメカモールドは特に満遍なく吹いて、この後のベースカラーで立体感を出すための準備をして置きます。

続いて、ベースカラーとパネル塗り分けです。
2 FS16440と塗り分け.jpg
いつもはグレーFS36495から立ち上げますが、ツナシップは黄ばみが強い機体のようなので、黄色系のグレーFS16440から立ち上げました。
その後、サンディブラウンを少々混ぜたものと、ウッドブラウンを少量加えた、黄色に寄った2種類のグレーでパネルを塗り分けました。
キッチリマスキングして吹いたわけではなく、メモ紙を当てた程度でマスキングしています。
細かい切り欠きなんて無視です(^_^;)
微妙な色の差なので、それ程神経質になる必要が無いし、ランダムに濃淡を付けて吹くので境界がキッチリ出ていなくても然程問題になりません。
むしろ、その方がリアリティが増すかも知れません(^_^;)なんてね

次に、ブラックグレーで汚れを加えます。
3 ブラックグレー.jpg
メカが飛び出している部分を中心に、ランダムに軽く吹いて汚れを加えました(^^♪
汚れは、あまりスポット的に吹くと巨大感が失われるので、フワッと乗せる感じで吹きました。
書き忘れましたけど、下面のメカモールドはFS16440を斜めから吹いて、奥になっている部分のブラックを残しておき、立体感をつけた塗装にしています(^_^;)

次はウォッシングです。
4 ウォッシング.jpg
エナメルのフラットアースとニュートラルグレーを4:6で混合したコゲ茶色でウォッシングします(^^♪
一生懸命貼り付けた装甲のラインが浮かび上がってきましたヽ(^。^)ノ
ふき取りは縦方向を意識して、スジを残す感じで行っています。
装甲が密集している部分では効果が見えませんけど、広い部分ではスジがうっすら見える程度に仕上げています(^^♪
飛び出しているメカは、奥になった細かい部分へエアブラシが届きませんので筆塗りです(+_+)
No.301のグレーを筆塗りして、No.307で軽くドライブラシした後、フラットブラックでスミ入れしています。

最後に、雨だれというか、汚れが流れた跡を書き込みます。
雨だれ.jpg
タミヤのウェザリングマスターのBセットから、「スス」と「サビ」を使用しました(^^♪
細いラインを引きたいので、100円ショップの化粧用品売り場にある、アイライン用の筆を使いました。
毛を2ミリ程度に切り詰め、腰を強くしてから使用しています。
この仕上げには、100円玉と、女性客からの視線に負けないハガネの精神力が必要です(-_-;)

そしていよいよコンテナの取り付けです。
コンテナ取り付け前.jpg
取り付けの基部はこのような状態ですが、プロップのコンテナは縦だったり横だったり、また、奥だったり手前だったりと、多種多様な取り付けになっています。
全てを再現するのは無理なので、出来るだけ似たような雰囲気になるレイアウトを考えます(^_^;)
取り付けるコンテナは、いつもお世話になっているちょうぎさんから頂いたものです。
迷走工房 -ツナシップ製作記-
http://chogi.blog.so-net.ne.jp/archive/c2300559053-1

ポリパテで複製したコンテナを大量に頂き、おかげで作業時間がかなり短縮されましたヽ(^。^)ノ
納期のある作例だったので、本当に助かりました。
ちょうぎさん、ありがとうございましたm(__)m
頂いたコンテナを成型して、着色した状態です。
コンテナ.jpg
頂いたコンテナは、片面だけモールドが再現されていますが、取り付けの位置と角度によっては裏側のモールドも必要になります(+_+)
赤矢印のコンテナの様に、2つのコンテナを貼り合わせて両面を作ったものもあります。
着色は白・赤・緑・黄色を用意しましたけど、発色が強すぎるので、この後グレーを重ね吹きして褪せさせました。
取り付けた状態です。
コンテナ取り付け.jpg
見える部分を中心に取り付けましたが、ここもやはり不明な部分がたくさんあります(-_-メ)ったくもー
ほとんどは自己流のアレンジで取り付けるしかありませんでした。
仕上げに、エナメルのフラットブラックでスミ入れして、更にブラックを綿棒に染み込ませて、ポンポン叩いて汚れを加えています。
ウェザリングマスターの「スス」と「サビ」も使用しました(^^♪

つや消しでトップコートして、完成でーすヽ(^。^)ノ
完成 正面.jpg
ちょっとピンボケですね(^_^;)
巨大なポンコツ輸送船の感じが出てくれると良いのですが(^^ゞ
後ろからみた様子です。
完成 うしろ.jpg
しかし、本当に良いデザインです(-_-;)
とてもシンプルな図形の組み合わせで構成されていますが、装甲のフチがギザギザだったり、メカが飛び出していたりして、程よいアクセントがメカニックな雰囲気に貢献しています。
今の先端技術を駆使した映画で、こういったデザインが出てこないのは残念ですね(ーー;)
先が尖がったものがたくさん付いていればカッコイイと思っているのかな(;一_一)

エンジンのアップも、それなりに苦労したのでアップします。
完成 エンジン.jpg
何だかだんご虫がひっくりかえったみたいですね(^_^;)
でも、このエンジン部分が一番アレンジを必要としていて、やり甲斐がありました(^^♪
たぶん実物とはじぇんじぇん形が違うと思いますけど、自分的には満足しています。

最後に、電飾の様子です。
完成 電飾.jpg
ツナ・シップはキットに恵まれておらず、このキットが唯一のプラモデルみたいですね。
本当はスクラッチした方がもっと大きく作れるので、ディテールも作り込めるのですが、今回は納期があるのでそんな冒険はできません(+_+)
でも、装甲版の切り貼り以外は、オリジナリティを各所で活かせる好キットです。
このキットも大変楽しく製作できました。
いつかプライベートでスクラッチに挑戦してみたいアイテムですねヽ(^。^)ノ

さて、これでツナ・シップの製作は終了です。
次はX-Wingやスノースピーダーの製作をご紹介したいと思います(^^♪
エコーベースの製作なのに、いつまでもビークルの製作が続きますけど、よろしくお付き合い下さいm(__)m

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X-Wing [CA3 エコー基地 制作記]

今回はX-Wing の製作過程をご紹介します(^^♪

キットには、X-Wingが3機、スノースピーダーが4機、それと今回は使用しませんでしたが、Y-Wingが3機付属しています。
X-SS-Y 元パーツ.jpg
どれも上下2つのパーツを張り合わせれば完成という、ナカナカ手ごわいビークルです(^_^;)
Y-Wingが特にひどいのですが、幸いな事にエコー基地にはY-Wingがいませんので、今回の作例から外しました(^_^)ホッ
まずはX-Wingの製作から着手しましたが、かなり手直しが必要です(+_+)
Xの後ろ.jpg
A レーザーの基部が一体成型されています。この部分は全く使えないので、
  思い切ってカットしてしまいました。
B 最後尾には、メカが露出した部分があるハズなのに、塞がっています。
  ここも開口して、メカを詰め込みたいです。
C 上下の噴射口の間にプラが行き渡っておらず、スキマが開いています。
  ここはパテで塞がないといけませんね。

観賞に耐えられる形状に仕上げるだけでも、これだけの改修ポイントがあります(~_~)
更に、X-Wingらしく仕上げるために、ディテールアップしました。
ディテールポイント.jpg
A レーザーは、真鍮パイプと金属線で作り直したものに置き換えました。
B 1機のみ、キャノピーが開いている状態にしています。
  コックピットを開口して、シートなどのディテールを作り込みました。
C キャノピーはブリスターケースを切り出し、カッターで溝を付けて
  折り曲げて自作しました。
D エンジン吸気口は開口して、ストローを輪切りにしたものを接着して
  います。

後ろ側も改修ポイントがあります。
後部のディテール.jpg
A エンジンの噴射口は、ピンバイスで開口しました。
B 最後部を掘り込んで、メカを詰めてあります。

一度はこれで改修を終了したのですが、どうしても納得が行かない部分が残っていました(+_+)
それらにも手を入れた、改修工作の終了した状態です。
ディテール終了.jpg
A レーザーの先端のディテールを加えました。
  かなり細かい製作となりましたが、精度がかなりアップしたと
  思いますので、追加してよかったです。
B 着陸脚を製作しました。
  元々は1/700艦船パーツの旗が付くポールのパーツです。

さて、これで思い残す事も無く、塗装に移れますヽ(^。^)ノ
まずはブラックで遮光処理をしておき、グレーFS36495で立ち上げました。
塗装した状態.jpg
そこへ、赤いマーキングを筆で書き込んでいます(^_^;)
キャノピーはNo.307で、黄色い部分はFS13538、ドロイドの後ろのメカ部分はブラックグレーをドライブラシしています(^_^;)
一応、RED1、RED2と塗り分け、キャノピーの開いている機体はRED5として塗り分けました。
かなり小さいので、紙面では機体の違いが判らないかも知れません(+_+)
どれくらい小さいかというと…
大きさ比較.jpg
一円玉よりも一回り大きいくらいです(^_^;)
X-Wing を先に作ってしまったので、他の部分を製作している間は、置き場所に困りました(+_+)
ちょっとでも触ったら壊れてしまうサイズですので、当分は作業エリアから遠く離れた場所でひっそりと暮らして頂きました(^_^*)

更に汚しを加え、3機が揃った状態です。
3機揃い踏み.jpg
汚しはほとんど、ウェザリングマスターの「スス」で加えています。
更にエナメルのジャーマングレーでスミ入れをしていますが、普通のサイズの感覚でスミ入れしてしまうと過剰になってしまうので、かなり控えめに施し、白い機体のイメージを落とさない様に気を付けました(^_^;)
なお、ドロイドは、停泊中なので外れている状態にしています(^^♪
RED5、ルーク機のアップです。
汚し.jpg
サスガにこのサイズになると、ウェザリングマスターの粒子ですら大きく見えます(+_+)
あまりこすらずに、パフで乗せていく感覚で汚れを表現しました。
ただ、あまりやり過ぎると汚いだけになって逆効果ですので、程々に押さえるのがコツだと思います(^_^*)

更に、劇中に度々登場するメンテナンスに使用するブリッジを製作してみました。
補修用ブリッジ.jpg
劇中でもX-Wingにまたがるように置かれている情景がありましたし、隅っこのほうに置かれている場面もありました(^^♪
どうやら、エコー基地にはこのブリッジは1基しか無いみたいですね(^_^;)
ならば、一つ製作すれば良いので、気合を入れて自作してみました。
伸ばしランナーで脚や手すりを製作しています(^^♪
手すりはエッチングパーツを流用しようとおもっていたのですが、ちょうど良いサイズのものが見付かりませんでした(ーー;)
これも小さいものですので、製作には苦労しましたが、劇中の様子を再現するためのアクセントとしては効果的だったと思いますヽ(^。^)ノ
塗装は、FS36495で立ち上げて、スミ入れ後にウェザリングマスターで汚しを加えています。
汚して完成.jpg
こうして拡大すると、出来はイマイチですねぇ(+_+)
でも、キットには含まれていない(それっぽいパーツはありますけど)ブリッジを再現した事で、劇中のイメージには幾らか近づけたと思っています(^_^*)
ここで製作したハシゴは多目に作ってあり、X-Wing の搭乗用として活躍しています。
完成 後ろから.jpg
この組み合わせた状態でも、5センチ四方に収まるサイズです(^_^;)
とても細かい作業でしたが、元のキットパーツから比べれば、随分と見栄えも良くなったと思います。
本当はエフトイズさんのビークルコレクションから流用できれば良かったのですが、今回は作例という事で、キットのパーツを出来だけ使って再現しなくてはなりません。
っていうか、エフトイズさんのX-Wingではオーバースケールでしたので、使えませんでした(>_<)ギャフン

これでX-Wingが完成しましたヽ(^。^)ノ
残すビークルはスノースピーダーのみです。
いつになったらエコー基地そのものの製作に入るんだ!?って感じですが、もうちょっとお付き合い下さいm(__)m

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スノースピーダー [CA3 エコー基地 制作記]

最後のビークル、スノースピーダーの製作です。
小物の製作もしてみました。

キットに付属しているスノースピーダーですが、同じmpcのAT-ATにオマケとして付いているものよりもちょっとだけ小さいサイズになっています。
SS 元パーツ.jpg
小さいながら、プロポーションは良好で、レーザーが先端に行くほど幅が狭くなっているところまでちゃんと再現されています(^^♪
ただ、パネルラインは凸なので、削り取らないといけませんね。
ほとんどこのまま塗装すれば完成といっても良いくらい、出来が良いですヽ(^。^)ノ
でも、それでは作例になりませんので、それなりに手を加えてみました。
改修ポイント.jpg
A レーザーと船体の境目は、成型の都合で断面がカマボコ状になっていますので、
  カッターで削り込み、別部品らしく仕上げました。
B キャノピーを切り取り、コックピット内部を作り込みました。
  といっても、内側にプラ板を貼っただけです(^_^;)
C 背中合わせで着席するシートを追加しました。
D キャノピーは、ブリスターケースの平らな部分を切り出し、カッターで折り目を
  付けて曲げて製作しました。
E 1機のみ、メンテナンス途中でパネルが開いている状態にしてみました。
  内部のメカをプラ板上に組んで裏側から取り付けます。
F 塗装後に取り付けが出来るように、裏側を切り取っています。

改修が終了した、4機が揃った状態です。
4機終了.jpg
後部の機銃は1/700艦船パーツから流用です(^^♪
また、後部のフィンも、エッチングソーで溝を深くしています。
他にはいじる部分が無くて、本当に良く出来たパーツだと感じました(^_^;)
mpcさんのスノースピーダーは、どのキットでもイイ線行っていると思います。
ファインさんの新製品も楽しみですが、30年以上人気があるキットってスゴイですよね(-_-;)

続いて、塗装に移りました。
塗装.jpg
ベースカラーとして、FS36495を吹いて、グレーとレッドで塗り分けました(^^♪
識別帯は、マスキングテープを横方向に貼って、筆でスキマを作りながら縦に動かして塗装しています。
コックピット内部は307番、エンジンとブラスターはカウリング色、パネル内部はブラウンです。
キャノピーは、天井の四角だけマスキングして、後は恐怖の筆塗りです(^_^;)
チアノーゼが出る直前まで息を止めての作業です(ーー;)

最後に、汚しを加えます。
汚して完成.jpg
ジャーマングレーでスミ入れ後、ほとんどの汚しはタミヤのウェザリングマスターの「スス」を使用しました。
汚しというより、エッジに残して立体感を強調する役目の方が大きかったです(^_^;)
小さいので、あまり汚してしまうと全体が薄汚くなってしまうので、ポイント的に汚しています。
パネルラインは、0.3ミリのシャープペンシルで書き加えました。

続いて、他のアイテムも製作しました。
まずは劇中でもよく見かける搬送車です。
搬送者.jpg
これはキットには含まれていませんが、劇中では基地のシーンが映る度に走り回っているアイテムです(^^♪
プラ板を箱組して自作してみましたが、正確な資料が無いので映像から拾ったディテールです。
後から気付いたのですが、横のパネルは3枚ではなくて4枚でした(^_^*)
右は塗装と汚しを加えた完成状態ですが、フィギュアはNゲージのものを流用しています。
多少ポーズ変えをしていますが、そのまま使えたので助かりました(^_^;)

ドロイドも製作してみました。
ドロイド.jpg
当初は、このくらいかなーと思って約1センチのAを製作しましたが、じぇんじぇん大き過ぎます(+_+)
Bの5ミリサイズで作り直しましたが、カメラアイや細部のディテールなんて、とても作りこめないサイズです(ーー;)
Cはキットに付属していたC-3POと思われるフィギュアです。
他のフィギュアは全然使い物にならないのに、これだけはマシでしたので、そのまま使いました(^_^;)
R2タイプは、もう一つ製作してみましたが、小さくて製作にやたら時間が掛かるので量産しませんでした(+_+)

全てを塗装して、みんなで記念撮影してみましたヽ(^。^)ノ
おそろい.jpg
どのアイテムも非常に小さいので、ディテールを再現し切れていない部分があるのはお許しをm(__)m
どちらかというと、雰囲気アップのためのアイテムという位置づけですね(^_^;)
細部をちゃんと製作してあげれば、それだけスケール感が出ますので、もうちょっと手を入れたかった部分です。
しかし、こういったキットには無いものを自作していくのは楽しいです(^^♪
納期を忘れて、ついつい没頭してしまいます(^_^*)あぶねーな


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基地の製作 1 [CA3 エコー基地 制作記]

基地の内部の壁や床といった、建造物を製作しました。

キットには、バキュームフォームで製作されたペラペラのベースが付属します。
キットのベース.jpg
劇中の基地の様子とは全く違ったレイアウトになっていて、使い物になりませんね(+_+)
出来るだけキットのパーツを使う方針でしたが、こればかりは納得出来ませんので、基地内部は全てスクラッチする事にしました。
そんな折、ヤタさんからエコー基地の図面を送って頂きました(^^♪
元となった図面.jpg
著作等の関係がありますので、図にはモザイクを入れさせて頂きましたm(__)m
こちらは、The art of Star Wars,Episode V - The Empire Strikes Back に掲載されていたとの事です。
劇中の様子と一部違う部分はありますが、これをそのまま立体化する事で、エコー基地の様子を再現する事にしましたヽ(^。^)ノ
この図面が無かったら、映像から拾って図面を起こしてから製作しなくてはならず、大変助かりました。
ヤタさん、ありがとうございます(^^♪

基地を自作する事にしたのは良かったのですが、ツナシップは別の部屋に格納されています。
劇中ではファルコンやスノースピーダーのいる部屋のみが写っていて、ツナシップのいる部屋はほんのちょっとしか写っていません(+_+)
その画像では、複数のツナが個別に格納された部屋が続いている感じですので、ツナの部屋をとなりに製作する事にしました。
マズはプラ板で箱組みして、床や壁を作っていきます。
プラ板で箱組み.jpg
図面のファルコンのサイズから採寸して、それぞれの寸法を出して組み立てています(^_^;)
左上がスノースピーダーの格納庫、右上はX-Wing、左下はファルコン、右下は地面になります。
ファルコンのいる円筒形の部分は、透明な軽量カップをさかさまにして流用しました(^^♪
別に透明で無くても良かったのですが、接着剤の効くスチロール樹脂製のものが他に見付からなかったのです(^_^;)
意外と硬くて、加工には苦労したのですが、天井のすぼまり具合がちょうど良かったです。
カベになる格納庫は1.2ミリのプラ板で製作しましたが、床は2ミリのスチレンボードを使用しました。
スタジオの強力なライトでも歪まない様に、厚みのあるプラ材を使いました(^_^;)

基本的な形が出来上がったので、更にディテールを追加して行きます。
軒を追加.jpg
エコーベースの天井は、半円を描きながら天井へと続いており、そこに電灯がぶら下がっています。
半円の部分は補強も必要ですので、画像の真ん中の様にクランプに挟んでまとめて削り出し、同じ形に仕上げています(^^♪
ファルコンの格納部分は、天井に穴を開け、窓を追加したり補強を加えたりしました。
ここまで仕上がった各ブロックを組み合わせた状態です。
組み合わせた状態.jpg
全体で横33センチ、奥行き38センチあります(^^♪
結構なボリュームとなったので、置き場所には苦労しました(+_+)
目線で見た様子です。
ここまでの内部の様子.jpg
ここまで仕上がった時点では、電飾をどうするか、小物をどうするかといった細部のイメージが出来ていませんでした(^_^;)
でも、劇中のイメージとかなり近い造型に仕上がったと思うので、この時点でワクワクしてしまいました(^_^*)

更に、劇中のイメージの感覚で細部の造型に手を入れて行きます。
奥の通路.jpg
基地の奥には、司令室やトーントーンの部屋に通じる通路があります。
一部を切り取って、紙粘土で造型しました(^^♪
惑星ホスは氷の世界ですから、氷土らしく仕上げ、ツララも製作してみました。

基地のカベは、レーザーで切り出した跡なのか、スジ状の凹凸が付いています。
カベはヤスリで.jpg
カベを40番の布ヤスリでガジガシ削り、細かいスジをたくさん付けて再現してみました(^^♪
実は、接着剤を塗ってみたり、パテを盛ってみたりと、色々と試行錯誤した結果です(^_^*)
この方法が最適かどうかはわかりませんが、イメージに一番近く仕上がった方法です。

各ブロックは、はめ込み式にしました。
はめ込み式.jpg
製作した基地は、内部は製作しますが外観は質素な仕上がりになります(^_^;)
色々な角度から内部を観察できるように、どのカベも取り外し可能に製作しました。
全て取り外すと、床しか残らないほどバラバラになります(^_^;)

入り口も製作しました。
入り口も粘土.jpg
こちらも取り外し式です(^^♪
洞窟らしく紙粘土で造型して、防護扉も付けました。
本当はただの洞窟に偽装した外側の様子も製作する予定だったのですが、ツナシップの出口まで作らなくてはならなくなるし、全体のボリュームがまた増えるので、今回は製作しない事にしました(ーー;)

ここで電飾を加える前に塗装してしまいます。
ブラック.jpg
まずは遮光のためのブラックを吹きました(^^♪
蛍光灯に透かしながら、完全に遮光できるまで吹き重ねます。
それでも、角の部分など、エアブラシが届きにくい部分は、裏側から筆で直接塗装して、完全に遮光しています(^^♪

そこへ、グレーFS36495を吹き重ねました。
塗装.jpg
元のブラックが薄く見える程度にランダムに重ねています(^^♪
劇中の様子では、真っ白ではなくて青味が掛かったグレーに見えたので、ちょっとダーク気味に仕上げています。
なお、他のブロックとの接合部となる面は、ブラックを残してあります。

天井も製作しました。
天井.jpg
天井には、どうやら落盤したような穴が開いています(^_^;)
カッターで切り抜き、ヒビ割れを掘り込んで、塗装後にフラットブラックでスミ入れしています。
納期が迫っていたので、断面の壁は作らず、奥をブラックで塗装しただけです(^_^;)

ここまで仕上がったブロックを全て組み立てた様子です。
組み立てた様子.jpg
入り口から覗いた感じで撮影してみました(^^♪
まだおおまかなレイアウトだけの状態ですけど、劇中のイメージを上手く再現できたかなーと思います(^_^*)
でも、まだ電飾もしていないし、小物の製作も残っています。
この時点で納期に間に合うのか、ちょっと不安な日々が続いていました(+_+)
当初の予定よりも大分遅れてしまっていて焦りが出ていたのですが、手を抜きたく無いという気持ちとの葛藤がありました(^_^;)
どこまで製作するか、どこを手抜きするか、自分のボーダーラインが難しいと思いました。
今更ですが、ホント。間に合って良かった(;一_一)

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