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ModelGraphix誌に掲載 [シュデルグ 製作記]

今月のModelGraphix誌(2014.03 No.352)に、ガイベロン級多段航宙母艦「シュデルグ」の作例を掲載して頂きました(^^)/
187470352.jpg
紫色のランベア、緑色のバルグレイ、そして青色のシュデルグと、多段空母は3隻ありますが、シュデルグは一番最後の5月に発売予定で、まだテストショットすら無い状態でした。
ダロルドと合わせて、多段空母も3隻揃えたいという事で、今回はランベアのキットからシュデルグに改造して製作しています(^^)/
一応、設定資料集の図面を元に立体化していますが、実際にシュデルグがキット化されたら、細部に違いがあるかも知れません。
特に、艦載機のドルシーラは、テストショットすら無い状態で、スクラッチする時間も無かったため、止む無くスヌーカを載せました(^_^;)
後程、ドルシーラがパーツ化されたら、載せ替えたいと思っています。
もちろん、落ち着いたら製作記を順次公開して行きたいと思っていますので、よろしくお願いします(^^)/

今回はランベアをフクイさんが製作しています。
上品な色使いで、現用空母のテイストを織り交ぜたリアリティー溢れる完成度の高い作品に仕上がっています。
バルグレイはジルさんこと高橋卓也さんが製作しました。
甲板のサイドをスタデの様なゴチャメカサンドイッチに仕上げ、自由な遊び心満載の作例となっています。
そして1/500ヤマトは竹下さんが製作しています。
リアリティー溢れる汚しと細部の徹底的な作り込みで、巨大感とリアティーが融合した最高の作例に仕上がっています。
作例はこれに留まらず、高橋浩二氏のメ号作戦セット、全25隻が並んだ壮観な作例(お疲れ様ですっ)
WildRiver荒川直人さんの芸術作品の様な美しきゼウスーラⅡ世・コアシップの作例も必見です!
他にも玉盛氏や出渕監督のインタビューや有名ライター陣の記事など、超豪華な特集記事となっていて、ヤマトファン必読の内容となっています(^^)/
是非手にとってご覧下さい!決して損はさせませんゼ!

更に今回、表紙にはこちらで製作記を公開していた1/1000ヤマトを掲載して頂きました(^^♪
表紙に作品をこんなに大きく掲載して頂いたのは始めてです(^_^*)
実はこのヤマト、急遽完成させる事になりまして、先日の「とりあえず完成」の作業は2日間の出来事でした。
竹下さんの素晴らしい1/500ヤマトを初め、たくさんの過去作例があるのに、こんな急いで仕上げた作品を掲載して頂いて、ちょっと申し訳ない気持ちです(>_<)
表紙は書店では手に取らなくても目にするワケですから、ボクにとっては夢とも言える別次元の出来事だと思っています。
ちょっと後ろめたい気持ちはありますけど、今回は素直に喜びを噛みしめたいと思っています(^^♪
だってー、額縁にいれて飾っておきたいくらい嬉しいですもん(^_^*)

んで、今月号では、「私にとって作らずに死ねないとっておきのプラモデルの話」として、毎月連載されている「最後の晩餐」にて、モノグラム版のギャラクティカを紹介させて頂きました(^^)/
作らずに死ねないキットはたくさんあったので、どれにしようか迷いに迷いましたが、メビウスさんからリニューアルされたキットが発売される事もあって、今が旬のこのキットを選択させていただきました。
全国誌に顔が出ちゃったので、もう悪い事が出来なくなりましたね(^_^*)

そんなわけで、今月のModelGraphix誌は、ボクにとって一生の宝物になりました(^^)/
たくさん売れて欲しいので、書店で見かけたらぜひ買ってください!
よろしくお願いしまーす(^^♪

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艦橋の製作 [シュデルグ 製作記]

艦橋の製作からスタートです(^^)/

しばらく間が空いてしまいましたが、シュデルグの製作記をスタートさせて頂きます(^^)/
ランベアからの改造で製作した作例ですが、ランベアは既に発売されておりますので、同型艦であるこちらの製作記も参考にしてもらえれば幸いです
さて、まずは艦橋の製作からスタートです。
艦橋の窓は電飾したいところですが、モールドされているだけで開口されていないため、単純にLEDを入れるだけとは行きません(+_+)
窓のくり貫き.jpg
窓をくり貫いてみました(^^)/
裏側からリューターで少しずつ削って行き、薄々になったところでピンバイスで穴を開けてカットする事で開口しています。
窓枠のモールドと段差が少ししか無いので、あまり削り過ぎるとカットする時に壊してしまいますから、どのくらい削るかはとても微妙になります。
表側からLEDの光を当てて削ると、今どのくらい削れているのかわかり易いと思います(^_^)b
失敗したら終わりですので(しかもテストショットだし)かなり慎重に作業しました。

各部のディテールアップです。
シェイプアップ.jpg
A 回転しているレーダーは、セラミックナイフでカンナかけをして薄くしました。
  ウィングやトンガリの先端も削り込んでシャープに成型しています。
  左側はキットのままで、右側は加工後になります。
B 後ろにある尾翼みたいな羽は、高さが足りないと感じたのでプラ板で延長しました。
C 最後尾のしっぽは、設定画では左右で長さが違っていて、右側だけ形も違います。
  プラ板を継ぎ足して形状を変更しました。
  前方にはアンテナが伸びていますが、こちらも長さが違っていて先端が光ります(^_^;)
  透明な伸ばしランナーにファイバーを差し込んだものを取り付けて置きました。
  でも、この方法では明るさが足りない事がわかり、後ほど素のファイバーに置き換える
  事になります(-_-;)
D 上に付くブレードは別パーツですが、こちらもカンナでシャープに成型しました。
  小さいパーツですが、精度を上げるには効果的な加工になると思います。

レーダーの下にファイバーを通します。
ファイバー通し.jpg
レーダーの下にあるトンガリの先端は、グリーンに光っています。
ここは是非発光させたいところですが、先端にファイバーを通すのはかなり難易度が高いです(+_+)
止む無く先端をあきらめて、横にファイバーを通しました(赤矢印)

シェイプアップが終わった艦橋です。
艦橋の改修終わり.jpg
キットのパーツも頑張っていて、複雑な形状を簡単な組み立ててで再現できるようになっていてスゲーです(^^♪
各部をちょっとシャープにしてあげるだけで、カッコイイ艦橋になりますね

首の部分にディテールを追加しました。
首の改修.jpg
首の中間に平らになった部分がありますので、ここは通路だと解釈して手すりを加えました。
劇中では後部にメカが見えましたので、それらしく追加しています。
それから、艦橋に仕込んだファイバー用のLEDは船体に納めたいので、ファイバーや配線の通り道を首の中に作りました。
でも、船体の壁が薄くてファイバーや配線を通す空間がありません(-_-;)
ファイバーの通り道.jpg
パーツの一部を切り取って、ファイバーや配線が通る空間を作ってあげました。
これで約3ミリの穴になりますが、それでも空間が足りないので、内部の壁にパーツを追加しています。
内部に壁を追加.jpg
1/700艦船パーツから、戦艦の壁っぽいパーツを選んで貼り付けてみました。
ここだけガミラスっぽく無くなりますが、キットの内壁がアッサリしているので、ちょうど良いアクセントになりました。
これで余裕を持ってファイバーや配線を通す事ができます(^^♪
艦橋取り付け1.jpg

艦橋の窓を発光させてみます
艦橋の電飾.jpg
A 前方のアンテナは、透明な伸ばしランナーとファイバーを継ぎ足してありましたが、それで
  は光が不足してイマイチです(+_+)
  0.5ミリのファイバーを直接通して、後からカットする事で先端を光らせる方法に変えました。
B 内部にイエローのチップLEDを取り付け、窓を光らせます
  配線は0.2ミリのポリウレタン線で、固定には少量のホットボンドを使いました。
C 首の部分には船体番号が描かれていますので、そこを照らす照明を設置しました。
  白色のチップLEDを下向きに取り付けましたが、そのままでは光が丸見えで眩し過ぎ
  るので、プラ板を立てて壁を作っています。
  塗装後に様子を見ながら塗装を剥がして最適な光量に調整します(^^♪

塗装して窓にガラスを入れました。
窓の製作.jpg
シュデルグは青い船体ですけど、青そのものではオモチャっぽくなってしまいます。
劇中でもミディアムブルーな色に彩色されていますね。
ミディアムブルーもシブくて良いのですが、彩度が落ち過ぎると感じたのでパープルを混ぜ、更に蛍光ピンクで彩度を上げた色を調色しました。
ヘタすると紫色のランベアと間違われてしまうので、ちゃんと青であるポジションに落ち着かせています(^_^;)
内部にアルミテープを貼って光を前方に集約して、窓にガラスを入れました。
ガラスは0.2ミリの透明プラ板を、マウスパッドの上で先の丸いもので押し付ける事で湾曲させて自作しています。
ある程度カーブを合わせてから窓の形に切り出し、更にカーブを合わせてピッタリとフィットさせています。
すんごく手間が掛かっているみたいに感じるかも知れませんが、ヒートプレスやレジン複製よりも、遥かに短時間で作れます(^_^;)
更に、裏側をペーパーで曇らせて光を分散させ、窓全体が光る様に工夫しています。

首の部分には、船体番号を入れました。
ファイバーと配線を通す.jpg
劇中では、バルグレイのアップの時に確認出来ますが、首の部分に船体番号が描かれています。
サフ吹き後、マスキングテープの細切りでガミラス数字を作り、船体色を塗装しました。
どうせ良く見えないだろうと思っていたら、意外と良く見えやがるので、ちゃんと手書きで書けば良かったです(-_-;)ちっ
ファイバーや配線は、首の中を通して船体に引き込みます。

上下を接着して合わせ目を瞬着パテで埋め、スミ入れで完成です。
艦橋完成 1.jpg
窓もバッチリ発光してくれました(^^♪
とても複雑な形状をした艦橋ですが、その分完成すると見応えのあるディテールですね。
船体番号の照明は、塗装してからデザインナイフの先でコリコリして、塗装の一部を剥がして調整しています。
艦橋完成 2.jpg
あまり眩し過ぎず、船体番号だけを照らす様に調整するには、塗装してからの方がやりやすいと思います(^^)/
そりゃー下から見れば光が直接見えちゃいますけど、横から見る分には光源がどこにあるのか判らない照明を作る事ができました。

さて、これで艦橋は完成です(^^)/
次回は左舷レーダーの製作過程をご紹介する予定で~す(^^♪

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レーダー [シュデルグ 製作記]

レーダーの製作です(^^)/

ガイベロン級は、左舷に巨大なレーダーユニットを持っています。
アングルドデッキから艦載機が飛び立つ時には、邪魔にならない様に船体側に倒れる構造になっているらしいです。
ここにも光るところがあるのですが、どうやって細い先端を光らせるか悩みどころとなります(^_^;)
レーダー分割.jpg
A キットのパーツがちょっとディテール不足なので、自作したパーツに置き換えた部分です。
B 設定資料を元に、プラ板積層で自作しました。
  Aのパーツの側面を剥ぎ取って、こちらに貼り付けています。
C 各部は薄々カンナかけでシャープに成型しています。
  小さな羽を追加しています。
  後程、左右に伸びる小さなアンテナも数本追加しています。
D 横向きになったアンテナの先端に発光する部分があります。
  パーツに穴を開けて、0.25ミリのファイバーを通しました。
  ファイバーの先端は、ライターの火で溶かして玉を作り、ペーパーかけする事で発光する
  部分が大きくなる様に工夫しています。
E ファイバーは、第一甲板に繋がっているアームを通せば楽に感じるかも知れませんが、
  内部に空間が無いので、LEDを仕込むのが面倒になります。
  そこで、一番下の接続部分まで引き伸ばして船体へ通す事にしました。
  パーツを分割してファイバーを通す穴を貫通させます。
F パーツが長いので、ドリルが届かなくなりますから、途中で分割して穴を貫通させました。
  幸い、ジャバラみたいな形状をしているので分割の痕も目立ちません。

光る部分は、もうひとつあります。
レーダーにファイバー.jpg
一番下のウィングの先端も光りやがります(^_^;)
ここは慎重に溝を彫って、ファイバーをパテで埋めました。
出来るだけ折れない様に溝を彫りましたが、やはり急な角度で曲がる部分は光が漏れていますね。
ファイバーは船体と繋がるアーム部分を通しましたが、上から持ってきたファイバーもここから船体に引き込んでいます。

サフを吹いたの図。
レーダーサフ.jpg
各部のシェイプアップと自作パーツのおかげで、キットのパーツよりは密度感が出せたと思います。
第一甲板に繋がるアームは、設定では抜けている様に感じたので、開口してみました。

塗装してみたの図。
レーダー塗装.jpg
とても小さな光ですが、無事に2箇所を光らせる事ができました(^^♪
細かいパーツの先端が光っていると、それだけで密度感が出ますから、苦労してファイバーを通した甲斐があります(^_^;)
それから船体に取り付けた後ですが、設定画にはうっすらとワイヤーが張られている様に描かれていましたので伸ばしランナーを追加してみました。

溝を彫ってファイバーを埋める工作は、まだあります。
尾翼にもファイバー.jpg
船体後部の下にあるウィングの先端も光っています(+_+)
こちらも溝を彫って、先を丸くしたファイバーを埋め込みました。
ここの光は後ろから見た時に良く見えるので、ぜひとも光らせて欲しいポイントです。

次回は内壁の照明と甲板の製作を予定していまーす(^^)/

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シュデルグ化と壁の照明 [シュデルグ 製作記]

第一甲板を改造して、ランベアからシュデルグに改装しました。
壁の照明を製作しています。

今回はガイベロン級を3隻揃えたいという事で、まだキット化されていないシュデルグを、ランベアから改造しなくてはなりません。
元々、あまり製作期間が無い製作だったのですが、更に改造の手間が入る事になります(+_+)
とはいえ、設定資料を見ると、第一甲板からアングルドデッキを取り去り、甲板先端の形状を変更するだけで済みそうです。
もしかしたら、もっと他にも違う部分があるのかも知れませんが、この位の改造なら楽に出来そうですね(^^♪
シュデルグは5月に発売が予定されており、わざわざ改造して製作する方はいないと思いますが、一応製作記ですので記事にさせて頂きたいと思います。

第一甲板からアングルドデッキを取り去り、艦橋の後ろ側には張り出したデッキを追加しました。
甲板カット・プラ足し.jpg
アングルドデッキを取り去った部分には、プラ板で甲板のエッジを継ぎ足して綺麗に成型します(^^♪
継ぎ足した部分は2ミリのプラ板ですが、ここは元々の甲板のパーツと一緒に出来ないので、後から合わせ目を消す必要があります。

不要なモールドは、パテ埋めしてしまいます。
甲板パテ埋め.jpg
アングルドデッキのためのモールドは不要となりますのでパテで埋めてしまいました。

甲板の先端も、シュデルグの形状に変更しています。
甲板先端.jpg
A 中央には、へこんだ長方形のモールドがありますので、マイナスドライバーを加工したノミ
  で彫りこみました(^_^;)
  全ての先端が同じ深さになる様に気を付けていますが、幅はそれぞれ微妙に違ってい
  ます。
B ランベアのモールドはパテ埋めしています。
C 滑走路の先に補助板がありますので、プラ板で継ぎ足しました。
  サイズはそれぞれで微妙に違っています。

先端を取り付けてみた様子です。
甲板先端終了.jpg
これでやっとシュデルグらしくなりました(^^♪

甲板には、後からパテ埋めする部分が出来てしまいました。
甲板できた.jpg
A 継ぎ足した部分は甲板表面のパーツとは別になるので、後から合わせ目を消す必要が
  あります。
  誘導灯や天井照明などの電飾を仕込むので、ここの合わせ目を消すのは本当の最後
  にする必要があります。
  ハッキリ言って、めんどくせーです(-_-;)
B 甲板のパーツ分割されている部分に隙間が出来ました。
  でも、ここはキャットウォークを作る予定ですので、気にしないで置きます(^_^*)

シュデルグ化が終了しましたので、内壁の照明を製作します(^^)/
まずは第四デッキの内壁の照明です。
4壁はLEDとファイバー.jpg
A キットではとてもアッサリしたモールドで、劇中の様子に比べると寂しい状態です(+_+)
  まぁ、どうせ良く見えない部分になるので、省略されても仕方の無い壁ですが、今回は
  照明を点けますのでそのままというワケには行きません(^_^;)
  プラ板チップや伸ばしランナーで、なんとなーくガミラスっぽく見えるディテールを追加し
  てみました。
B 壁の後半はせり出していて、ここにも照明が付いています。
  光る部分をくり貫いて、裏側に仕込んだLEDの光が穴から出てくる工作をしました。
C LEDを一番後ろのスミに設置しました。
  このLEDの光が開口した穴から出て来る事で発光させようという作戦です。
D LEDの先端に穴を開け、0.75ミリのファイバーを差し込んで引き出しています。
E ファイバーはモールドを作った壁の表面に貼り付け、このまま塗装してしまいます。
  後から塗装を剥がせば、その部分だけが光って、ズラリと並んだ照明が作れるという
  作戦です(^^)/

塗装後に発光させてみました。
4壁発光の様子.jpg
A 塗装はブラックから立ち上げ、遮光してから船体色を吹いています。
  スミ入れまで終わってから、デザインナイフの先で塗装を等間隔に剥がして行き、
  発光する部分を作ります。
  ファイバーはキズが付くとそこから光が漏れますので、それを逆手に取った電飾になり
  ます(^^♪
B 使用したLEDが白色だったので、後からイエローで着色しましたが、ほぼ満足の行く
  照明を作る事ができました(^^)/
  根元のLEDに近いところの光が強すぎて、アンバランスなのが難点ですねぇ(-_-;)
  ファイバーの部分は、先端に行く程太く削って、光量が同じになる様に調整可能です。

余談ですが、劇中ではたくさんの小さな照明がズラリと並んでおり、それと同じ照明を再現するためには、ものすごーく手間の掛かる工作しか思いつきませんでした。
どうせ良く見えない内壁の照明のために、貴重な工数を浪費するのであれば、点けない事も止む無しと考えていたのですが、ふとファイバーによる照明を思い付いてラッキーだったと思います。
これなら削るだけで幾らでも照明を増やせますし、LEDも1個で済みます(^^♪

これでデッキも明るく照らし出されてくれれば最高だなーと思ったのですが、世の中そんなに上手い話は無いもんですな(;一_一)
4壁光量は足りない.jpg
確かに壁の照明は綺麗に発光してくれましたが、デッキ内を照らし出してくれる程の光量はありません(+_+)
劇中でもデッキ内はそんなに明るく照らされているワケではありませんが、多段構造のデッキは絶対に覗きたくなります(^_^*)
思えば、天井にも照明を点けようと決断した瞬間でした(^_^*)

ファイバーカリカリ法(←なんだソレ)による壁の照明は、他の階でも活用しています。
3壁電飾やはり足りない.jpg
A こちらは第三デッキの壁ですが、幸い後部にスペースがありますので、電球色のLEDを
  余裕で設置できました。
  熱収縮チューブでLEDを包んでしまい遮光していますが、LEDには穴を開けてファイバー
  を差し込んであります。
同様に塗装してからカリカリと剥がして、簡単に並んだ照明を作る事が出来ました。
でも、やっぱりデッキ内は真っ暗です(-_-;)

第2デッキの壁の照明は、左右で違う工作になりました。
この階は横に開いた穴からデッキ内部が見えてしまうので、特に劇中の様子を再現したいところです。
2壁電飾仕込み.jpg
A 左側の壁は、壁の先にLEDを仕込むスペースが無いので、表面に一つLEDを置きまし
  た。
B 更に壁の内部にもLEDを置いています。
  せり出した部分の照明と、開口された部分に天井スレスレに照明がありますので、1個
  のLEDではファイバーを回し切れなかったからです。
C 表面に設置したLEDがそのままではかっこ悪いので、ドラム缶のパーツで覆いました。
  ちょうどLEDが隠れるパーツが他に見付からなくて、なぜかドラム缶です(^_^*)
D 塗装後、カリカリして照明の完成です。
  ファイバーは0.75を使いましたが、細い天井との間にでも無事に照明を並べる事が出
  来ました(^^)/

第2デッキの右側も良く見えちゃう部分です。
2壁反対側の仕込み.jpg
こちらは後方に開口された部分があり、LEDとファイバーを設置するスペースが全くありません。
でも、壁を取り付けるためのダボ穴が良い感じで開いていました。
そこで、ここだけは裏からLEDの光を当てる方法を取っています。
A 取り付けダボを切り取って、電球色のチップLEDを取り付けました。
  窓のちょうど真ん中に来る位置に、少量のホットボンドで固定しています。
B  窓は穴が開いていますが、そのままではLEDの光が直接出てきてしまいますので、
  0.3ミリのプラ板を貼りました。
  あんまり効果はありませんでしたが、直接光が出てきてしまうよりはマシになったと思
  います。
C 発光させた様子です。
  かなり強い光が出てきたので、これなら天井の照明がいらないかも?なんて思ったの
  ですが、やはり甘かったです(+_+)
  天井照明はこの階にも必要となりました。

天井の照明が点いても、壁の照明はちゃんと存在感があり、とてもノスタルジックな雰囲気になってくれます。
2壁天井あるとグー.jpg
電球色を使ったので、青い壁が紫色になってしまったのが残念ですが、白色では冷たいイメージになってしまって、こんな雰囲気には仕上がらなかったと思います。
苦労した分、報われた工作であったといえます・・・のかな?(^_^;)

次回は天井照明と誘導灯の電飾をご紹介する予定です(^^)/

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天井照明など [シュデルグ 製作記]

天井に照明を追加しました。
甲板を塗装し、キャットウォークを追加工作しています。

壁に照明を設置しましたが、階層になっている甲板は真っ暗です(+_+)
ここは絶対に覗いてみたくなると思いますので、内部が良く見えるようにして置きたいところです。
設定にはありませんが、天井に照明を追加する事にしました。

照明を埋め込むためのスリットを開口します。
天井にスリット.jpg
こちらは第四甲板の天井(第三甲板の床下)になります(^^♪
ちょっとカッコつけてひし形のスリットを開口しました。
裏側の補強を避けて開口する位置を決めているので、等間隔にはなっていません。

ただ開口しただけでは照明の雰囲気が出ないので、プラ板で簡単なディテールを付けました。
天井にディテール.jpg
あまり突出したディテールは避けて、空間を圧迫しないようにしています。
どうせ下から覗かないと見えない部分ですので、そんなに凝ったディテールにはしませんでした。

ここにチップLEDを取り付けて行きます。
天井にLED.jpg
A 0.5ミリのプラ板に電球色のLEDを取り付け、ポリウレタン線で配線しています。
  キットの補強モールドの枠を利用して、プラ板でフタをする事でボックスにしています。
  この補強のモールドは、高さが0.5ミリ程度しかありませんので、チップLEDは開口した
  スリットへ飛び出すかたちになります。
B LEDは2個を並列に繋ぎ、それぞれCRDを付けて置きます。
  今回は電池でも駆動できるハイブリッド仕様にしますので、電圧の変化にも柔軟に
  対応してくれるCRDを使いました。
  ただ、CRDの太さが内部の空間よりちょっと大きいので、パーツ側を少々削って収めて
  います。
C 点灯させてみました。
  ボックス内に光が回って、プラ板全体が発光しています。
D このままでは甲板側も光ってしまいますので、ブラックを吹いて遮光しました。
  完全に遮光できていませんけど、この上に甲板パーツが付くので、この程度の遮光でも
  充分です。

発光している状態です。
天井発光の様子.jpg
ひし形全体が均一に発光してくれるのが理想ですが、空間が狭いのでマージンを取れませんから、どうしてもLEDのある位置が強く発光してしまいます。
0.3ミリのプラ板をひし形ギリギリに接着して、出来るだけ光を分散させてみました。

分散させた効果はまずまずで、甲板を広い範囲で照らし出してくれました。
天井発光の様子2.jpg
床だけではなく、空間全体を照らしてくれていますし、壁の照明を消してしまう事もありません。
思った以上に理想的な照明に仕上がってくれました(^^♪

第三甲板の天井照明も、同様の工作です。
第三甲板の天井も同様.jpg
A 横が抜けている部分には天井照明が無くても良いだろうと考え、こちらは2列のみ照明
  を追加しています。
  天井には、オマケ程度のディテールを付けて置きました。
B 内部の補強を利用してLEDのボックスを作りますが、補強が無い部分にはプラ板で補強
  を追加して、無理やりボックスを作れる様にしています。
C 同様にチップLEDをプラ板に取り付け、スリットが照明になる様に配置しています。
D ボックスを作った部分は、甲板パーツの補強部分と干渉しますので、削り取っています。
  照明をどの位置に作るのかは、パーツの補強の位置をよく考えてから決めないと、余計な
  手間が増える事になります(-_-;)
  甲板がとても薄いので、ギミックを上手く収めるために苦労します。

第二甲板の天井も同様ですが、こちらは天井のディテールに違いが出ます。
第二甲板の天井にはエレベーター.jpg
こちらはエレベーターがあって、第一甲板へと艦載機を移動させています。
どうやって支えも動力も無い巨大なエレベーターが上下移動するのか、劇中からは読み取れません(^_^;)
でも、エレベーターの存在はアピールして置きたいので、プラ板を貼り付けて置きました。
ここは横にオープンとなった部分がありますので、エレベーターのディテールは表現して置きたかったです。

白線は塗装で表現しました。
白線は塗装で.jpg
最下層の第四甲板は着艦専用となっています。
マーキングも特殊な形状のものが多いのですが、全て塗装で表現しました。
甲板はNo.301のグレーでムラムラ塗装をしてあります。
艦載機が発進する時にせり上がるデフレクターには、黄色のV字がありますが、これはデカールを使いました。

甲板の塗装は、これだけではリアリティに欠けるので、更にエフェクトを加えています。
ザラザラの甲板.jpg
実際の空母の甲板はミューが高いザラザラした状態ですので、パステルで粒状感を付けてみました。
更に、エナメルのニュートラルグレーで進行方向にスジを付け、荒れた表面を作ってみました。
ただ、1/1000スケールなので、見た目にはほとんど平面な感じです(^_^;)

着艦位置にはタイヤ跡を書き込んでみました。
着艦の跡.jpg
着艦専用である第四甲板の最後尾には、着艦の時に付いた無数のタイヤ跡を書き込んでみました。
照明も届かないし、隙間から覗いた時にしか見えないので、ほとんど気付かれる事は無いでしょうけど、やって見たかったんですよね(^_^*)

甲板のサイドには、キャットウォークを作ってみました。
キャットウォーク.jpg
劇中では、甲板の脇にキャットウォークが描かれていて、現用空母みたいでカッコイイですね(^^♪
でも、遠目になるとどこにも描かれていなくて、キャットウォークがどこにあるのかサッパリわかりません。
外観を壊したく無かったので、甲板脇の一部を削り取り、内側にキャットウォークがあると解釈してみました。
甲板脇をカットすると、外周との間に隙間が出来ますので、内側にメカのディテールを付け、外側にはクッション材らしいディテールを付けてみました。
第一、第二甲板の両脇に作ってみましたけど、1/1000サイズなのでよく見ないとわからない程の隙間です(^_^;)
キャットウォーク塗装後.jpg
小さくて目立ちませんので、今思えば床はリノリウムっぽく仕上げれば良かったかな(^_^;)
甲板の両脇全てには作らなかったので、余計目立たないのかも知れませんが、劇中で見た風景は再現できると思いますので、やってみてよかったと思っています。

さて、前回誘導灯の製作も紹介する予定と書きましたが、ちょっと長くなってしまったので一旦区切ります(^_^;)
最後に、天井照明の効果をご覧下さい。
天井照明の効果1.jpg
まるでショッピングセンターの立体駐車場です(^_^*)
時間があれば、もっと内部を作り込みたかったですねー
天井照明の効果2.jpg
内部が照らし出されることで、構造がわかりやすくなったと思います。
色も電球色にしたので、生活感が感じられてノスタルジックな雰囲気になってくれたと思います。
この天井照明の工作はすごーく手間が掛かるのですが、そのぶん効果的な電飾になってくれて、自分では満足しています(^^♪

次回こそ誘導灯の電飾をご紹介しますね。
出来れば、エンジンの電飾も紹介したいと思っています(^_^*)

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誘導灯 [シュデルグ 製作記]

各部をディテールアップしています。
誘導灯を点灯させました。

キットはガイベロン級の勇姿をとても良く再現していますが、細部にディテールが不足している部分があったので手を入れてみました。
各部のディテールアップ.jpg
A 第二甲板の左壁です。
  劇中で確認すると、ここには複雑なパネルラインとオレンジに光る管制室らしき部屋が
  あります。
  スジ彫りとプラ材で軽くディテールアップして置きました。
  でも、この部分は第一甲板の影になってしまって、ほとんど見えないんですよね(-_-;)
B 側面には、33ミリ四連装陽電子速射砲塔が4基並んでいますが、パーツの抜きの関係
  で砲身がイマイチとなっています。
  砲身をカットして、金属線に置き換えてみました。
C 艦載機発進時のデフレクターは、裏のアームによって開閉していますが、キットのパーツ
  では精度がイマイチだったので、自作したアームに置き換えています。
  ジャバラ的なディテールが欲しかったので、ドリルの削りカスで再現してみました。
D 第二甲板の右壁には内壁パーツとの合わせ目が来ます。
  ここは目立つ部分になりますのでパテ埋めをして、劇中の映像を参考にディテールを
  加えてみました。

続いて誘導灯の電飾です。
劇中でも艦載機の発進直前に誘導灯がパパッと点灯して、メッチャかっこいいですね(^^)/
ここはぜひとも点灯させてみたいのですが、甲板はとても薄く、内部の空間は1ミリ程度しかありません。
しかも、天井照明も設置したので、益々内部の空間はシビアになります(+_+)
通常のLEDでは収まりませんので、チップLEDを使いました。
誘導灯はチップ.jpg
A ファイバーを植えて行きます。
  0.25ミリを使いましたが、弾力によってパーツを浮かせようとしますから、押さえ付け
  ながらまとめて行く仕掛けが必要になります。
  内部の補強の一部をカットしてファイバーを通して行くのですが、カットした部分にプラ板
  を付けてファイバーを押さえ付ける仕組みを作りました。
B 光源には極小の1608(1.6mm×0.8mm)イエローチップLEDを使いました。
  プラ板で両脇に壁を作って、一番奥にチップLEDを収めています。
  その中にファイバーをまとめフタをする事で、高さを抑えたLEDボックスを作っています。
  0.5ミリのプラ板を使っているので、フタと合わせても高さは1ミリで済みます(^_^;)
  ちなみに、第一甲板だけは厚みが極端に薄いので、フタを0.3ミリにして更に薄く仕上げ
  ています。
C 無事に誘導灯が点灯してくれました。
  今回は甲板を塗装してからファイバーを植えましたが、塗装前に植えて後からカットする
  方法でも問題無いと思います。
  ちなみに誘導灯は点灯するだけで、ダロルドの様に流れる点滅にはしていません。
  別に不可能では無かったのですが、4枚の甲板にファイバーを植えていくだけでも大変
  な作業ですので見送りました(^_^*)
D 第四甲板の着艦側にも誘導灯を植えました。
  ただ、ここは発光位置が内部の補強と微妙に重なっていたので、補強リブそのものに
  穴を開けてファイバーをまとめています。
  かなり急角度でファイバーを曲げているのですが、意外と綺麗に点灯してくれました。

配線は、各階層ごとにまとめて行きます。
配線は階層ごとまとめる.jpg
配線は階層ごとにまとめ、後は電源に繋ぐだけという感じでまとめてしまいます(^^♪
最終的な結線が電源だけになるので、後から楽になりますし点灯テストもやりやすいです。

第一甲板と第二甲板は、黄色のほかにブルーの光点がありますので、LEDは別々に用意します。
誘導灯組み込みの工作.jpg
A 内部の補強リブを取り去り、ファイバーの通り道をつくって置きます。
B ファイバーを植えました。
  この後、押さえを利用してファイバーをまとめて行きます。
C プラ板で囲んだボックス内にまとめ、奥にチップLEDを取り付けます。
  ブルーのファイバーは、更に別のボックスにまとめて別々のLEDで点灯させます。
D 配線も済んで、発光させてみた状態です。
  薄い甲板の内部に、天井照明や誘導灯を組み込むのは大変です(+_+)
  やり方は難しくありませんけど、同じ工作を4回繰り返すので、メッチャ面倒です。

第一甲板のエッジには、航行灯も点灯しています。
航行灯の工作.jpg
ここは強く発光して欲しかったので、0.5ミリのファイバーを使いました。
黄緑色のチップLEDをボックスに収めて発光させています。
ファイバーは溝を彫って埋め込んであり、上下パーツを合わせた時に邪魔にならない様に工作しています(^_^;)

艦橋を取り付け、ファイバーの光源を内部に作りました。
艦橋のLEDは本体内.jpg
艦橋にはグリーン、薄黄色、窓や艦番号の照明が付きます。
窓と艦番号の照明はチップLEDを並列に繋いでありますので、内部でCRDを介して電源に繋げば、両方とも点灯してくれます(白矢印)
グリーンとイエロー(今回は電球色を使用)は、内部に3ミリのLEDを用意して、熱収縮チューブで覆いました。
熱収縮チューブを使うと、簡単に遮光できて省スペースに仕上がるため、最近はもっぱらこの方法でファイバーの光源を作っています(^_^*)
それでも、内部の補強を取り去ってギリギリに収まっている感じです(-_-;)

誘導といえば、劇中ではメッセージを表示するパネルが描かれていますので再現してみました。
メッセージボード.jpg
1/1000サイズなので超極小サイズになってしまいましたが、これはぜひ再現してみたかったアイテムです(^^♪
設置されている場所は、キットの少しへこんだモールドの位置だと思ったので、キャットウォークの先に取り付けてみました。
よーく見ないと気付かない程小さなパーツですけど、わかる人にはわかるちょっとした遊び心です(^_^*)
このようなキットでは省略されてしまう劇中のアイテムを再現するのは楽しいです(^^♪

さて、次回はエンジンの電飾をご紹介したいと思います(^^)/

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エンジンの電飾 [シュデルグ 製作記]

エンジンを電飾します。

ガイペロン級は、第三甲板の延長に2基の巨大なエンジンと、第四甲板の延長に5基のサブエンジンを持っています。
劇中ではピンク色の噴射で描写されていてカッコイイですね(^^♪
ここはもちろん電飾したいポイントですので、ピンク色のLEDを仕込み、PICマイコンで明減させてみました。

まずはサブエンジンです。
サブエンジンにPIC.jpg
噴射口は、モールド付きのクリアーパーツとなっています。
パーツを取り付けるガイド部分は、ちょっと3ミリのLEDを加工すれば楽にハマりますので、5個のピンクLEDを直接取り付けています。
エンジンはただ光るだけではなく、PICマイコンを使って高速に明減させ、噴射の様子を再現してみました。
点く/消えるを繰り返す点滅ではなく、消える事無く明るさを連続的に変化させる事でリアルな噴射を表現しています(^^♪

サブエンジンの下には安定翼があり、先端が光っていますので、ここはファイバーを使いました。
翼端灯.jpg
A 翼の裏側に溝を彫り、0.25ミリの光ファイバーを埋め込んで置きます。
  BNCタガネでファイバーにストレスを掛けないカーブの溝を彫り、0.3ミリのチゼルで彫り
  を深く掘り込んでいます。
  ファイバーは先端をライターの火で炙り、出来た玉にペーパーをかけて横方向にも光が
  拡散するように工夫しています。
  この後、溝をパテ埋めして塗装もしてしまい、何事も無かったかの様に取り付けて置きま
  す(^_^*)
引き込んだファイバーは、グリーンのLEDで発光させています。
エンジンのPIC用に5Vが来ていますので、330Ωの保護抵抗を入れて光らせました。
LEDは熱収縮チューブで遮光しており、先端に開けた穴からファイバーを差し込んでいます。
それから、エンジンに仕込んだピンクのLEDですが、おしりをパテで包んで固定して、ブラックを吹いて遮光して置きました。
ちょっと遮光が甘いのですが、この上に甲板のパーツが付けば充分に遮光できています。

エンジンと安定翼先端の発光の様子です。
サブエンジン周辺.jpg
エンジンは力強く、翼端灯は繊細に発光してくれました(^^)/
0.25ミリのファイバーでも、先端を大きく加工しておく事で、充分に強い光を作ることが出来ました。

続いて、メインエンジンの電飾です。
キットのパーツ構成.jpg
キットではエンジンの側面が別パーツの一部となっており、上下に目立つ合わせ目が来ます(-_-;)
合わせ目は仕方が無いとしても、電飾を仕込むには側面パーツが分割されているのは都合が悪いです。

そこで、エンジン部分だけ切り離して接着してしまい、後ハメできる様に加工してみました。
後ハメ加工.jpg
これで合わせ目を消したエンジンパーツを後ハメできる様になります(^^♪
切り離した分、長さが足りなくなるので、プラを継ぎ足して合わせ目のスキマを埋めています。
また、内部の光がスキマから見えてしまう恐れがあったので、内側にプラ板を貼り付けて遮光もして置きました。
エンジンノズル内はスモーククリアーとなっていますが、こちらも後ハメできるように、パーツの一部を切り取っています。
カットした事で、設定には無い合わせ目が出来ますけど、そんなにひどい違和感はありませんし、上下に成型できない合わせ目があるよりはマシになったと思います(^^♪

LEDを取り付けます。
メインエンジンにLED.jpg
A エンジンは合わせ目を消して、噴射口のリングモールドも彫りを深く成型しました。
LEDはスモーククリアーの噴射口パーツに直接取り付けています。
3ミリのピンクLED1個ですが、わざわざプラ板を使ってLEDを出来るだけ奥に配置して、噴射面全体を照らす位置にしています。
LED周辺にアルミテープも巻いてみましたが、こちらはそんなに効果は無かったです(^_^*)

メインエンジンもPICマイコンで明減させました。
でも、たった2個のLEDを明減させるためだけにPICを使うのは勿体無い感じです(-_-;)
そこで、第四甲板の後部にある柱に設置されてる誘導灯らしきランプも点滅させてみました。
ついでに誘導点滅灯.jpg
A 柱の内側、ほぼ天井に近いところにランプが二つ並んでいて、赤と黄色に点灯しています。
  このパーツに0.5ミリのファイバーを通して、天井から内部に引き込んで置きました。
B 内部でファイバーを2方向に分け、黄色(電球色)と赤のLEDへと導きます。
C LEDは黄色と赤を用意しましたが、それぞれのプラス端子はPICマイコンへと繋いであり
  ます。
D 2つのLEDは熱収縮チューブで遮光し、先端の穴にファイバーを差し込んで置きました。
  エンジンの明減用のPICマイコンのプログラムを書き換え、明減の合間に黄色と赤のLED
  を交互に点滅させています。
  明減のルーチンを擬似的にマルチタスク処理させて、点滅のためのカウンタと同時に処理
  させるプログラムにより、ひとつのPICで両方の電飾を実現できています(^^)/
  この辺りはプログラマとしての腕の見せ所ですね(^^♪

点滅の様子は動画にしたいところですが、そんなにスゴイ電飾でもありませんので、今回は画像のみで失礼します(^_^*)
交互点滅の様子.jpg
着艦専用の第四甲板にありそうな、黄色と赤の交互点滅を作る事ができました(^^♪
天井近くにあるので、よほど覗き込まないと見えない位置にある隠しアイテム的な電飾です(^_^*)
実物を見る機会がありましたら、ぜひ覗いてみて下さいね(^^)/

次回は最終回、艦載機とベースの製作をご紹介する予定です(^^♪

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コメント(10) 

ベースと艦載機 [シュデルグ 製作記]

シュデルグの製作記は、今回で最終回です。
ベースと艦載機の製作です。

今回は製作時間があまり無かった事もあり、ベースは撮影の利便性を最優先にした質素な仕上がりです(^_^;)
100均のアクリルケースに、真鍮の支柱を立てただけです。
完成のサイズが大きいし、重量もありますから、元々キットのスタンドを刺す穴を利用して支柱は2本立てました。
電源は支柱から.jpg
A 5ミリの真鍮パイプの先端を加工して、電源を供給するためのピンを取り付けました。
  このピンはIC連結ソケットと呼ばれるもので、一般的なものより高さが低く、
  根元にテーパーが付いていて接触面積が多くなる工夫がされています。
  40ピン繋がった状態で販売されていましたが、それを2ピンに切り離して使用しました。
B リード線をハンダ付けして、熱収縮チューブで絶縁して置きます。
  膨らんでしまった分、支柱を削る必要がありました。
C 船体のスタンド用穴の一番奥を開口して、メスコネクタを取り付けました。
  支柱を一番奥に差し込んだ時に接続される位置に固定しています。
  メスのコネクタもIC用のソケットで、元々は基盤にICソケットを作るためのものです。
  船体の内部は支柱を差し込むと空間がほとんどありませんので、出来るだけ省スペース
  で確実に接続できる工夫が必要でした。
D メスコネクタの方は、配線をハンダ付けしたらパテで固定してしまいます。
  ガッチリと固定して置きたいところですが、空間が少ないのでそれほど多くのパテを
  盛れません。

支柱は元々キットのスタンドを差し込む穴を利用しています。
支柱の穴.jpg
キット付属のスタンドを差し込むための穴は、やや後ろ寄りでバランスが悪そうな印象を受けますが、船体を取り付けてみると実に絶妙な重量配分です(^_^;)
これはそのまま利用した方がスッキリと固定出来そうです。
でも、差し込み穴にはカバーが付いていて、スタンドを取り付ける時には外す事になっています。
無用に開いた穴はカッコ悪いので、カバーパーツにも穴を開けてしまいました。
この穴も支柱を支える事になるので、かなり頑丈に固定できて一石二鳥です(^^)/
そのぶん、差し込む時はナカナカ差し込めなくて苦労しますが・・・

ベースの内部を配線します。
ベース内の配線.jpg
A 今回、電池でも駆動できる様にしたかったので、ベース内に取り付ける電池ボックスを
  プラ板で自作しました。
  底面に磁石を取り付けて、ガッチリホールドしてくれる様にしています。
  長持ちさせたいので、今回も電池は006P角型電池を使用しました。
B 支柱はケースに開けた穴と、内部のプラ板の2箇所で固定します。
  垂直・水平をスコヤ等で確認しながら固定位置を決めています。
  瞬着で固定して、更にパテで固めますけど、支柱が回ってしまうと電源ピンの向きが
  変わってしまうので、精密ビスをネジ込んでからパテ盛りしました。
C 電源は電池の他、ACアダプタも使えるハイブリッド仕様です。
  12VだけならLEDは3個ごとにCRDを取り付けるのですが、今回は9V電池でも発光
  できる様にLED2個に対してCRD1個を使っています。
  全てのLEDがそうなのでCRDの使用量もバカになりません。
  また、後から変更するのも難しいので、ハイブリッド仕様にするかどうかは、製作を始
  める前から計画しておかないと大変な事になります(-_-;)
D 配線はシンプルで、電源をスイッチでON/OFFするだけです。
  ハイブリッドはACアダプタジャックの配線で出来ちゃうので、とてもシンプルな配線に
  なりました。

ベースの塗装もアッサリです。
ベースの塗装.jpg
シュデルグは青なので、今回は青系のミッドナイトブルーで塗装しました。
単純に黒で塗るよりも、落ち着いた感じに仕上がります。
緑のバルグレイだったらジャーマングレーかカウリング色、紫のランベアならブラックグレーなど、船体と同系のブラックで仕上げると統一感が出ると思います(^^)/
最後に塗膜の保護のため、つや消しを吹いて完成です。

ベースが付いて、宇宙空母らしく浮いた状態のディスプレイとなりました。
ベースに固定.jpg
今回はメンバーで高さを打ち合わせしていたので、18~19ページの様なビシッと揃った画が撮れました(^^♪
撮影前もテーブルの上で高さが揃って並んでいる様には、みんなで「おーっ」と盛り上がりました。
艦隊の場合、高さが揃っているというのは重要なファクターなんですねぇ(^_^*)

エンジンの製作で、メインエンジンを後ハメできる様にしましたけど、これにはもう一つ理由がありました。
配線を集中.jpg
ガイペロン級は壁と床しか無いので、配線を通す空間がほとんどありません。
各ユニット毎に配線を完結させて、後は電源へ繋ぐだけにしていましたが、最終的な結線をするための空間も確保するのが大変です(+_+)
そこで、エンジン部分のみ外れる様にしておいて、組み立て後の最終結線をここで出来るようにしています。
配線もまとまるとスペースを取りますので、結線のための空間を確保しておく事が重要になります(^_^;)
この加工のおかげで、かなり楽に配線をまとめる事が出来ました。

続いて、艦載機の製作です。
シュデルグはまだキット化されておらず、テストショットどころか艦載機のドルシーラもパーツ化されていません。
ドルシーラはスクラッチするには複雑な形をしているし、何より数が欲しいので複製できる事が条件となり、限られた時間内ではとても揃えられそうもありません(-_-;)
艦載機の搭載はあきらめるしかないと思っていたのですが、空母に艦載機が載っていない状態は、かなりカッコ悪いです。
仕方なく、本来ランベアの艦載機であるスヌーカを載せる事にしました。
ただ、そのままでは精度がイマイチでしたので、ちょっと手を加えています。
スヌーカの改修.jpg
A 先端はもっと細くシャープなので、削り取って伸ばしランナーに置き換えました。
B 地対空ミサイルは抜きの関係で上面が平らでしたので、削って円筒形に成型しています。
C 主翼の先端のアンテナも切り取って伸ばしランナーに置き換えました。
  本当は2本づつですが、数が多いので1本に省略しています。
D 主翼と尾翼は肉厚があり過ぎるので、裏側を削って薄くしています。
  表面のモールドが生き残っていれば充分です(^_^;)
E 垂直尾翼の先端もモッサリしていたのでシャープに成型しました。
  セラミックナイフでカンナかけをしただけですけど(^_^*)
画像の右側がキットのまま、左側が加工後になります。
こんな小さな艦載機でも、細部をシャープにしてあげればちゃんと効果が出てくれますね。
加工後の方が、シャープでスマートなスヌーカに見えてくれると思います(^^)/

キットには21機のスヌーカが付きますが、全部を加工するのは大変なので11機だけ加工しました。
11機製作.jpg
どうせシュデルグがキット化されたら、このスヌーカはドルシーラと置き換えちゃう予定ですので、最低限見えるところに配置するスヌーカだけを加工しました(^_^*)

加工しなかったスヌーカは、第二デッキに配置しました。
内部のスヌーカは無改造.jpg
ガイペロン級は左右の一部がオープンデッキになっていますので、そこから見た時に一番効果的になる様に配置しました。
でも、窓からは予想外に良く見えるので、ここに配置するスヌーカもちゃんと加工した機体にすれば良かったです(+_+)
んで、加工したスヌーカは、第一甲板に配備しました。
動きを付けて配置.jpg
本当は並び方が違うし数も足りないのですが、元々ドルシーラの代役ですので「そこにあれば良い」というニュアンスです(^_^*)
一応、デフレクターが閉じているカタパルトへ向かう機体を置いて、動きを表現してみました。
機体の塗装も本来の紫より青に寄せて、シュデルグの上でも違和感の無いカラーリングにしています。

ドルシーラは用意できませんでしたが、やはり空母には艦載機が必要です(^^)/
空母には艦載機.jpg
一時は艦載機無しでもいいかなーなんて思っていましたが、製作してよかったと思います。
今からシュデルグの発売が待ち遠しいです(^^)/

さて、製作記としてはこれで終了となります。
充実した内容ではなかったかも知れませんが、工作のポイントは一通り説明したつもりです。
ModelGraphix誌は、まだ書店で手に入りますので、ぜひ手にとってご覧頂ければと思います。
最後に、完成画像をいくつか掲載したいと思いますが、それは別の記事でご紹介させて頂きますね(^^)/

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シュデルグ 完成画像 [シュデルグ 製作記]

ヤマト2199に登場するガミラス帝国の宇宙空母、ガイペロン級多段航宙空母「シュデルグ」の完成画像です。
ModelGraphix誌 2014.03 No.352 に掲載して頂いた作例になります。

が、しかし。
シュデルグはまだキット化されておらず、ようやくランベアが発売されるところだったので、おなじガイペロン級であるランベアから改造してシュデルグを製作しています。
甲板の形状とカタパルトの先端をスクラッチしましたが、もしかしたら他にも違う部分があるのかも知れません。
何より、艦載機であるドルシーラが用意できなかったので、仕方無くランベアの艦載機であるスヌーカを搭載しました。
5月にシュデルグが発売されたら、ドルシーラに換装したいと思っています(^^♪

完成画像は、今回も1280ピクセルで掲載してみました。
拡大すると粗が目立ってハズカチーのですが、お楽しみ頂ければ幸いです(^^)/
マズは全体の様子から。
全体 1.jpg
多段空母は旧作ヤマトから登場しており、幾つかキット化もされていまたけど、2199になってデザインがより洗練されて見違える程カッコ良くなりました(^^♪
アニメで活躍する時間は短いのですが、独創的なデザインで人気は高く、キット化を待ち望んでいた方も多いと思います。
全体 2.jpg
甲板は一番上の第一甲板から、着艦専用の第四甲板まであり、甲板ばっかしです(^_^;)
それぞれに発艦用のカタパルトを持っていて、機動性は高そうですね。
全体 3.jpg
シュデルグは青で、劇中ではミディアムブルーなのですが、あまりハッキリした青では兵器に見えないと思ったので、ちょっぴり紫に振った青に仕上げてみました。
ガイペロン級3隻の中では一番の老朽艦なので、汚しは強めに加えています。
後ろから 1.jpg
甲板の天井には照明を点けて、カタパルトを照らし出す電飾を加えています。
これによって、暗くて良く見えない各階層が良く見える様になりました。
電球色を使った事で、人がいる的な温かいニュアンスを感じられ、よりリアルに仕上がったと思います(^^♪
後ろから 2.jpg
第四甲板は着艦専用なので、後部が大きく開いています。
誘導灯の他、交互に点滅する信号灯も点けて、スムーズに着艦できる様にしました(^_^*)
後ろから 3.jpg
ガイペロン級は甲板と壁しかないので、電飾や配線を通す工作に苦労します(+_+)
内部の壁にある無数のライトは、ファイバーにキズを付ける事で光らせていて、出来るだけ簡単な仕組みで最大の効果が出るように工夫が必要でした。
一応、アニメで光っているところは出来るだけ忠実に再現してみたつもりです。
後ろから 4.jpg
エンジンはPICマイコンを使った高速明減です。
単純に点灯/消灯を繰り返す点滅ではなく、明るさを周期的に変化させる明減点灯により、よりリアルなエンジン光を再現してみました。
後ろから 5.jpg
後ろからのアングルは、自分でも一番気に入っています(^^♪
宇宙船は後ろから見た時に一番カッコイイ場合が多いですね。

第一、第二甲板の横には、キャットウォークを作ってみました。
キャットウォーク 1.jpg
劇中でも描かれていたキャットウォークですが、遠目になると無くなってしまい、どこにあるのか判らない謎の装備です(^_^*)
甲板の一部を切り取り、内側にあると解釈して製作してみました。
キャットウォーク 2.jpg
このような現用空母の装備が描写されることで、ミニタリーマニアも納得のリアリティーが表現されている事もヤマト2199の魅力だと思います(^^♪
しかしながら、地球の技術とは明らかに異質のレーダー装置も混在していて、SF的なニュアンスも楽しめる仕上がりは本当に見事ですね(^^)/
艦載機 1.jpg
艦載機が発艦する時は、現用空母と同様にデフレクターがせり上がります。
艦橋の上のレーダーは、劇中では回転しているのですが、サスガにこのサイズでは回転させる事は出来ませんでした(+_+)
その代わり、艦橋の下に描かれている艦番号「03」には、照明を点けてみました。
艦橋の窓はくり貫き、各部のシェイプアップを加えています。
アップ 1.jpg
甲板は薄いので、内部の補強を避けつつ天井照明や誘導灯を点灯させる工作は至難の業です(^_^;)
誘導灯は0.25ミリのファイバーで再現していますが、第一、第二甲板には青っぽい白の点灯もありますので、電飾しようと思っちゃったりしたら大変です。
そのぶん、仕上がりはカッコイイんですけどねぇ(^_^;)
アップ 2.jpg
特に天井照明は、階層構造や艦載機がシルエットとなって浮かび上がるので、とても効果的な電飾になります。
時間があれば、もっと内部を作り込んでみたかったところです。
アップ 3.jpg
第二甲板の両舷には、オープン状態になった部分がありますので、そこから内部を楽しむ事が可能です。
アングルドデッキを持たないシュデルグは、更に見通しが良いので、他の2隻よりも楽しめると思います。
アップ 4.jpg
劇中では、発艦の際に案内表示版が描写されています。
とても印象に残るアイテムですので、小さくて良く見えない事を承知で自作してみました。
キットでは省略されてしまったディテールを再現して行く工作は、自分で作ったものでしか表現出来ない楽しみ方のひとつですね。
わかる人にわかってもらえれば充分という、製作者の遊び心です(^_^*)

と、いうわけで、製作期間はあまりありませんでしたが、楽しんで製作させて頂きました(^^♪
電飾しようとするとスキルの高いキットだと感じましたが、その分工作をたっぷりと楽しめます。
完成すると大きくて迫力もありますから、たくさんの方に作ってみて欲しいと思いました。
まぁ、シュデルグを作るならキットが発売されてからでしょうけど(^_^*)

最後まで製作記をご覧頂き、ありがとうございました(^^)/

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ドルシーラに換装 [シュデルグ 製作記]

シュデルグの艦載機を、ドルシーラに換装しました(^^)/

シュデルグは、製作していた時点ではまだキット化されていなかったため、ランベアから改造して製作しました(^_^;)
当然艦載機であるドルシーラも無かったので、やむを得ずスヌーカを載せた状態で誌面に掲載して頂きました。
あれから月日は流れ(そんなに大袈裟じゃないよ)、ついにシュデルグがキット化されたという事で、艦載機をドルシーラに換装した状態をアップさせて頂きます(^^)/

ドルシーラは、1/1000サイズでも大きいです(^_^;)
ドルシーラ ランナー.jpg
キットでは、機体に主翼を貼り付けるだけで完成という、お手軽なパーツ構成になっています。
だからといって、ディテールが手抜きされているなんて事も無く、しっかり特徴を捉えている辺りは、流石バンダイです(^^♪
でも、やはりディテールに不満がある部分はありますので、ちょっとだけ手直ししてみました。
精度アップ加工.jpg
A 機首のアンテナは太過ぎるので、カットして伸ばしランナーに置き換えました。
B ギアは成型の都合で一枚板になっているので、中央に切り込みを入れて左右を離し、
  先端には伸ばしランナーを輪切りにしたタイヤを2個づつ取り付けました。
  目立つ部分だから頑張って工作したのですが、完成したらあんまり目立たなかったです。
C 主翼は薄々攻撃です。
  先端のトンガリもヤスってキレキレにして置きました(^_^*)
D 銃座の砲身もおだんごなので切り離し、伸ばしランナーに置き換えています。
  銃身は本当は4本ですが、うるさくなるので2本にしてあります。

これを24機製作しました。
24機 製作.jpg
24機も作るなんて大変では!?と思われるかも知れませんが、パーツを大量に作ってから一気に取り付ける流れ作業で、すんなりと仕上がりました。
作業は時間にして1時間程度でしたが、塗装の方にメッチャ時間が掛かりました(^_^*)
塗装.jpg
機体色は設定画の色に合わせて調色しました。
シュデルグを明るめに塗装したので、違和感は少ないと思います。
それから細部を筆塗りで仕上げていくのですが、ほとんどが一体成型されているのでチョーめんどくせーです(-_-;)
特に、白は一度塗りでは発色しないので、次を塗装している間に乾燥させ、更に重ねる作業を4回ほど繰り返しています。

どうにか塗装を終え、スミ入れ+トップコートをしたら、スヌーカと置き換えて行きます。
スヌーカと入れ替え.jpg
機体が大きいので、並べるとスカスカです(^_^;)
他の艦載機と同じ滑走距離で飛び立てるのか不安になりますね。
スヌーカは全て接着してあったので、引き剥がしてからドルシーラを接着しましたが、幸いそんなに汚くなる事も無く換装できました(^^♪
換装終了.jpg
アングルドデッキを持たないシュデルグの甲板なのに、巨大な爆撃機が並びました(^_^;)
でも、やはりシュデルグにはドルシーラが似合いますね。
これでやっとシュデルグが本当の意味で完成となりました(^^)/

完成画像もいつくか掲載させて頂きます。
画像は1280ピクセルで掲載しせて頂きました。

艦橋と同じくらいの大きさのドルシーラが整然と並んでいる姿は勇ましいです(^^♪
第一甲板.jpg

後ろからのアングル。
後ろから.jpg

艦橋付近には、隊長機を置いてみました。
艦橋付近.jpg

ちょっと引いてみたの図。
勢ぞろい.jpg

最後に全体の様子です。
全体 5.jpg

ここでちょっと宣伝をば(^_^*)
ドルシーラに換装したシュデルグは、ヤマト2199原画展に展示させて頂きます(^^)/
4月に池袋で開催された原画展ですが、今度は熊谷での開催が決定しております(^^♪
main_image.jpg
■会場:熊谷八木橋8階 カトレアホール
〒360-8502 埼玉県熊谷市仲町74
■会期:2014年7月16日(水)~24日(木)午前10時~午後7時
※入場は閉場30分前までとさせていただきます。最終日は午後5時閉場。
公式HP
http://yamato2199.gengaten.com/index.html

今回もModelGraphix誌に掲載された作例の数々が一同に展示されますので、お見逃し無く!
特に、会場でのみ販売されているパンフレットは、資料的価値が高いですよ(^^)/
よろしくお願いしまーす(^^♪

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