濃いグリーン

船体両脇の半円部分と、背中の四角が組み合わさっている濃いグリーンを塗装しました。
片方の半円は、マスクゾルを細かく飛ばしてマスクするという、特殊な塗装をしています。
これもかなりスキルが高く、実は一度失敗しています＿|￣|○
マスクゾルを飛ばしすぎて、表面に薄い層が出来てしまい、あちこちペロッと剥がれてしまいました。
やり直すために剥がそうとしましたが、うまく剥がれてくれない部分が出来てしまい、表面がボコボコになってしまっています(ーー;)
気を取り直して、再挑戦した顛末を書いてみます。
これから作業される方の参考になれば幸いです(^^ゞ

ＳＴＥＰ １

まず、フィールドグレーで下地を作ります。
本当は下地は機体色なのですが、失敗したときはハッキリしすぎて不自然だった事と、画像によっては黄色に寄って見えるので、黄色味を持たせたかったのです。
次に、マスクゾルをハブラシに少し付け、指ではじいて飛散させます。
意外にイメージ通りに飛び散ってくれるのですが、よく見えない事が災いして、ボクの様についやり過ぎてしまう危険があります(+_+)b
失敗後は、あまり広がらない様に、マスクゾルは原液のまま使いました。
更にチョコチョコと剥がれを書き足して、その上に暗緑色(三菱系)(No.124)を吹きました。

ＳＴＥＰ ２

ここでマスクゾルを剥がしてしまいます。
これから重ねる色となじませるためです。
失敗した時は最後に剥がしたので、そこだけ浮いてしまい、非常に違和感があったからです。
まずは機体色を薄くかぶせて、退色表現を加えました。

ＳＴＥＰ ３

更に、エッジやモールドを黄色系のブラックグレーで強調します。
強調するといっても、ほんのりと色が付いたかな？程度で止めておきました。
船体の剥がれは、まだウォッシングすらしていない状態なので、全体の様子を見ながら黒系を乗せたかったからです。
その後、色の不均一さを出すために、フィールドグレーを、これまたうす～くかぶせました。

出来た事は出来たのですが、最初の失敗が悔やまれます(-_-)
でも、そこから学習した事も多かったので、決してムダでは無かったのかも知れません。
まぁ、結局、自分の技術はこの程度だったってコトですね(；一_一)
これから作業される方は、こんな失敗をしないように注意して下さいね。
この記事がお役に立てる事を願ってます(^_^;)
あ、明日は仕事の都合で更新できませんのでヨロシクですm(__)m